JPH06306242A - 弗素系ゴム組成物 - Google Patents
弗素系ゴム組成物Info
- Publication number
- JPH06306242A JPH06306242A JP12063393A JP12063393A JPH06306242A JP H06306242 A JPH06306242 A JP H06306242A JP 12063393 A JP12063393 A JP 12063393A JP 12063393 A JP12063393 A JP 12063393A JP H06306242 A JPH06306242 A JP H06306242A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- fluororubber
- carbon
- fluorine
- rubber composition
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】弗化ビニリデン、テトラフルオロエチレンおよ
びプロピレンを共重合して得られる弗素ゴム、テトラフ
ルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して得られる
弗素ゴム、有機過酸化物および不飽和多官能性化合物を
含む弗素系ゴム組成物。 【効果】アミン系の添加剤等が配合された耐熱性の良好
なエンジンオイルに対しても優れた性能を有し、さらに
低温特性も良好な弗素系ゴムが得られる。
びプロピレンを共重合して得られる弗素ゴム、テトラフ
ルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して得られる
弗素ゴム、有機過酸化物および不飽和多官能性化合物を
含む弗素系ゴム組成物。 【効果】アミン系の添加剤等が配合された耐熱性の良好
なエンジンオイルに対しても優れた性能を有し、さらに
低温特性も良好な弗素系ゴムが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機過酸化物加硫可能
な弗素系ゴム組成物に関し、さらに詳しくは耐エンジン
オイル性に優れた弗素系ゴム組成物に関する。
な弗素系ゴム組成物に関し、さらに詳しくは耐エンジン
オイル性に優れた弗素系ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の高級化に伴い、そこで用いられ
るエンジンオイルの耐熱性はますます向上し、従来の弗
化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンを共重合
して得られる弗素ゴムや弗化ビニリデン、テトラフルオ
ロエチレンおよびヘキサフルオロプロピレンを共重合し
て得られる弗素ゴム材料では耐油性が十分ではなくなっ
てきている。
るエンジンオイルの耐熱性はますます向上し、従来の弗
化ビニリデンおよびヘキサフルオロプロピレンを共重合
して得られる弗素ゴムや弗化ビニリデン、テトラフルオ
ロエチレンおよびヘキサフルオロプロピレンを共重合し
て得られる弗素ゴム材料では耐油性が十分ではなくなっ
てきている。
【0003】そのなかで、弗化ビニリデン、テトラフル
オロエチレンおよびプロピレンを共重合して得られる弗
素ゴムは、他の弗素ゴムと比較してアミン系添加剤等を
含有する耐熱性の優れたエンジンオイルに対しても優れ
た性能を有することが知られているが、最近ではさらに
耐油性のよい材料が望まれるようになっている。また、
テトラフルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して
得られる弗素ゴムは、耐油性は十分ではあるものの低温
特性が不十分であった。
オロエチレンおよびプロピレンを共重合して得られる弗
素ゴムは、他の弗素ゴムと比較してアミン系添加剤等を
含有する耐熱性の優れたエンジンオイルに対しても優れ
た性能を有することが知られているが、最近ではさらに
耐油性のよい材料が望まれるようになっている。また、
テトラフルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して
得られる弗素ゴムは、耐油性は十分ではあるものの低温
特性が不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の課題を
解決すべくなされたものであり、アミン系の添加剤等が
配合された耐熱性の良好なエンジンオイルに対しても優
れた性能を有し、さらに低温特性も良好な弗素系ゴム材
料を提供する。
解決すべくなされたものであり、アミン系の添加剤等が
配合された耐熱性の良好なエンジンオイルに対しても優
れた性能を有し、さらに低温特性も良好な弗素系ゴム材
料を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(A)弗化ビニリデン、テトラフルオロエチレンおよび
プロピレンを共重合して得られる弗素ゴム、(B)テト
ラフルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して得ら
れる弗素ゴム、(C)有機過酸化物、および、(D)不
飽和多官能性化合物、を含む弗素系ゴム組成物である。
(A)弗化ビニリデン、テトラフルオロエチレンおよび
プロピレンを共重合して得られる弗素ゴム、(B)テト
ラフルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して得ら
れる弗素ゴム、(C)有機過酸化物、および、(D)不
飽和多官能性化合物、を含む弗素系ゴム組成物である。
【0006】本発明に用いられる(A)成分の弗化ビニ
リデン、テトラフルオロエチレンおよびプロピレンを共
重合して得られる弗素ゴムは、その共重合割合がそれぞ
れ2〜90モル%、5〜65モル%、および5〜50モ
ル%、好ましくはそれぞれ2〜65モル%、20〜60
モル%、および10〜45モル%、の範囲である。
リデン、テトラフルオロエチレンおよびプロピレンを共
重合して得られる弗素ゴムは、その共重合割合がそれぞ
れ2〜90モル%、5〜65モル%、および5〜50モ
ル%、好ましくはそれぞれ2〜65モル%、20〜60
モル%、および10〜45モル%、の範囲である。
【0007】(A)成分の弗素ゴムの製造には、塊状重
合、懸濁重合、乳化重合、溶液重合など各種重合方式の
採用が可能であり、フリーラジカル開始剤を使用する触
媒重合法、電離性放射重合法、レドックス系重合法など
が適宜採用され得る。
合、懸濁重合、乳化重合、溶液重合など各種重合方式の
採用が可能であり、フリーラジカル開始剤を使用する触
媒重合法、電離性放射重合法、レドックス系重合法など
が適宜採用され得る。
【0008】また、(A)成分の弗素ゴムの有機過酸化
物による加硫を容易にするために加硫部位としてポリマ
ーの主鎖に脱弗化水素により炭素−炭素二重結合を導入
したり、ヨウ素または臭素含有のモノマーを共重合させ
てもよい。また、(A)成分には、通常有機過酸化物加
硫用に行われる上記の加硫部位が導入されていなくと
も、良好な加硫特性が得られ、良好な物性を有する加硫
物を得ることができる。その際には、(E)成分および
(F)成分を添加することが必要である。
物による加硫を容易にするために加硫部位としてポリマ
ーの主鎖に脱弗化水素により炭素−炭素二重結合を導入
したり、ヨウ素または臭素含有のモノマーを共重合させ
てもよい。また、(A)成分には、通常有機過酸化物加
硫用に行われる上記の加硫部位が導入されていなくと
も、良好な加硫特性が得られ、良好な物性を有する加硫
物を得ることができる。その際には、(E)成分および
(F)成分を添加することが必要である。
【0009】本発明に用いられる(B)成分のテトラフ
ルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して得られる
弗素ゴムは、その共重合割合がそれぞれ40〜70モル
%および60〜30モル%、好ましくは50〜60モル
%および50〜40モル%の範囲である。(B)成分の
弗素ゴムの製造においても(A)成分と同様の方法が採
用される。(A)成分と(B)成分との混合割合は、要
求される特性により適宜決定されるものであるが、おお
むね95〜10/5〜90(重量比)の範囲である。
ルオロエチレンおよびプロピレンを共重合して得られる
弗素ゴムは、その共重合割合がそれぞれ40〜70モル
%および60〜30モル%、好ましくは50〜60モル
%および50〜40モル%の範囲である。(B)成分の
弗素ゴムの製造においても(A)成分と同様の方法が採
用される。(A)成分と(B)成分との混合割合は、要
求される特性により適宜決定されるものであるが、おお
むね95〜10/5〜90(重量比)の範囲である。
【0010】本発明に用いられる(C)成分の有機過酸
化物は、加硫剤として用いられ、−O−O−結合をもつ
有機化合物であり、パーオキシケタール、ジアルキルパ
ーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシエ
ステル、ハイドロパーオキサイドなどが採用される。
化物は、加硫剤として用いられ、−O−O−結合をもつ
有機化合物であり、パーオキシケタール、ジアルキルパ
ーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシエ
ステル、ハイドロパーオキサイドなどが採用される。
【0011】それらを具体的に例示すればベンゾイルパ
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、
α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ)−p−ジイソ
プロピルベンゼン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなどが挙
げられる。
ーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、
α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ)−p−ジイソ
プロピルベンゼン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンなどが挙
げられる。
【0012】これら有機過酸化物の使用量は、(A)成
分および(B)成分の合計100重量部当たり0.1〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部の範囲であ
る。
分および(B)成分の合計100重量部当たり0.1〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部の範囲であ
る。
【0013】本発明に用いられる(D)成分の不飽和多
官能性化合物は加硫助剤として用いられ、多アリル化合
物、メタクリレート化合物、ジビニル化合物、ポリブタ
ジエンなどが挙げられる。なかでもトリアリルイソシア
ヌレート、トリアリルシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート等が好ましい。これら不飽和
多官能性化合物の使用量は、(A)成分および(B)成
分の合計100重量部当たり0.5〜20重量部、好ま
しくは1〜10重量部の範囲である。
官能性化合物は加硫助剤として用いられ、多アリル化合
物、メタクリレート化合物、ジビニル化合物、ポリブタ
ジエンなどが挙げられる。なかでもトリアリルイソシア
ヌレート、トリアリルシアヌレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート等が好ましい。これら不飽和
多官能性化合物の使用量は、(A)成分および(B)成
分の合計100重量部当たり0.5〜20重量部、好ま
しくは1〜10重量部の範囲である。
【0014】また、前述のように、本発明の組成物にお
いて、(A)成分が通常有機過酸化物加硫用に行われる
加硫部位が導入されていない実質的に主鎖が飽和のポリ
マーである場合には、(E)成分の2価の金属水酸化物
および2価の金属酸化物から選ばれる少なくとも1種、
および(F)成分の有機オニウム化合物が配合されてい
ることが重要である。
いて、(A)成分が通常有機過酸化物加硫用に行われる
加硫部位が導入されていない実質的に主鎖が飽和のポリ
マーである場合には、(E)成分の2価の金属水酸化物
および2価の金属酸化物から選ばれる少なくとも1種、
および(F)成分の有機オニウム化合物が配合されてい
ることが重要である。
【0015】(E)成分および(F)成分が配合されて
いることにより、弗素系ゴムが加硫部位を有しなくと
も、有機過酸化物により優れた物性を示す加硫物が得ら
れるものである。
いることにより、弗素系ゴムが加硫部位を有しなくと
も、有機過酸化物により優れた物性を示す加硫物が得ら
れるものである。
【0016】(E)成分の2価の金属水酸化物または2
価の金属酸化物としては、マグネシウム、カルシウム、
鉛、亜鉛などの水酸化物および酸化物が挙げられる。こ
れら金属水酸化物、酸化物の使用量は、(A)成分およ
び(B)成分の合計100重量部当たり1〜20重量
部、好ましくは2〜10重量部の範囲である。
価の金属酸化物としては、マグネシウム、カルシウム、
鉛、亜鉛などの水酸化物および酸化物が挙げられる。こ
れら金属水酸化物、酸化物の使用量は、(A)成分およ
び(B)成分の合計100重量部当たり1〜20重量
部、好ましくは2〜10重量部の範囲である。
【0017】(F)成分の有機オニウム化合物は、加硫
時に弗素系ゴムからの脱弗化水素反応を促進し、加硫を
円滑に行わしめるものであり、特に炭素数1〜20の脂
肪族4級アンモニウム硫酸水素塩が好ましい。
時に弗素系ゴムからの脱弗化水素反応を促進し、加硫を
円滑に行わしめるものであり、特に炭素数1〜20の脂
肪族4級アンモニウム硫酸水素塩が好ましい。
【0018】これらの有機オニウム化合物としては、硫
酸水素テトラブチルアンモニウム、硫酸水素テトラメチ
ルアンモニウム、硫酸水素テトラエチルアンモニウム、
硫酸水素トリオクチルメチルアンモニウム、硫酸水素ト
リドデシルメチルアンモニウム、硫酸水素トリメチルベ
ンジルアンモニウム、8−ベンジル−1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]−7−ウンデセニウム・p−トル
エンスルホン酸塩、8−ベンジル−1,8−ジアザビシ
クロ[5.4.0]−7−ウンデセニウムクロライド、
テトラブチルホスホニウムクロライド、テトラブチルホ
スホニウムブロマイド等が例示される。
酸水素テトラブチルアンモニウム、硫酸水素テトラメチ
ルアンモニウム、硫酸水素テトラエチルアンモニウム、
硫酸水素トリオクチルメチルアンモニウム、硫酸水素ト
リドデシルメチルアンモニウム、硫酸水素トリメチルベ
ンジルアンモニウム、8−ベンジル−1,8−ジアザビ
シクロ[5.4.0]−7−ウンデセニウム・p−トル
エンスルホン酸塩、8−ベンジル−1,8−ジアザビシ
クロ[5.4.0]−7−ウンデセニウムクロライド、
テトラブチルホスホニウムクロライド、テトラブチルホ
スホニウムブロマイド等が例示される。
【0019】これら有機オニウム化合物の使用量は、
(A)成分および(B)成分の合計100重量部に対し
て通常0.3〜5重量部、好ましくは0.5〜3重量部
を使用する。0.3重量部以下では十分な加硫密度およ
び加硫物性が得られず、また5重量部以上ではスコーチ
現象等の成形加工性に悪影響をおよぼすとともに耐薬品
性等の加硫物の特性を低下させる。
(A)成分および(B)成分の合計100重量部に対し
て通常0.3〜5重量部、好ましくは0.5〜3重量部
を使用する。0.3重量部以下では十分な加硫密度およ
び加硫物性が得られず、また5重量部以上ではスコーチ
現象等の成形加工性に悪影響をおよぼすとともに耐薬品
性等の加硫物の特性を低下させる。
【0020】本発明の組成物には、従来加硫ゴムの製造
に際して通常使用されるカーボンブラツク、ファインシ
リカ、クレイ、タルクのごとき補強剤、その他の充填
剤、顔料、酸化防止剤、安定剤、加工助剤、内部離型剤
などを添加、配合できる。
に際して通常使用されるカーボンブラツク、ファインシ
リカ、クレイ、タルクのごとき補強剤、その他の充填
剤、顔料、酸化防止剤、安定剤、加工助剤、内部離型剤
などを添加、配合できる。
【0021】本発明の組成物の製造に際しては、弗素ゴ
ム、有機過酸化物、不飽和多官能性化合物、および必要
に応じてその他の添加剤を十分均一に混合することが望
ましい。かかる混合は、従来より通常使用されているゴ
ム混練用ロール、ニーダーまたはバンバリーミキサー等
によつて行われ得る。
ム、有機過酸化物、不飽和多官能性化合物、および必要
に応じてその他の添加剤を十分均一に混合することが望
ましい。かかる混合は、従来より通常使用されているゴ
ム混練用ロール、ニーダーまたはバンバリーミキサー等
によつて行われ得る。
【0022】混合時の作業条件は特に限定されないが、
通常は30〜80℃程度の温度で約10〜60分間混練
することによって、添加配合物を弗素ゴム中に十分分散
混合し得る。また、かかる添加配合物を適当に溶媒中に
溶解分散し、懸濁溶液とすることもできる。
通常は30〜80℃程度の温度で約10〜60分間混練
することによって、添加配合物を弗素ゴム中に十分分散
混合し得る。また、かかる添加配合物を適当に溶媒中に
溶解分散し、懸濁溶液とすることもできる。
【0023】さらに、混合を最初から媒体中で行ういわ
ゆるウェット混合も可能である。このような場合には、
ロール、ボールミル、ホモジナイザー等の混合機を用い
ることによって溶液状の配合物が得られる。また、有機
オニウム化合物の混合に際しては、弗素ゴム製造後の水
性分散液の状態で混合することにより、より効果的に分
散され得る。なお、混合時の作業条件や操作は、使用原
料および配合物の種類や目的に応じて最適条件を選定し
て行うのが望ましい。
ゆるウェット混合も可能である。このような場合には、
ロール、ボールミル、ホモジナイザー等の混合機を用い
ることによって溶液状の配合物が得られる。また、有機
オニウム化合物の混合に際しては、弗素ゴム製造後の水
性分散液の状態で混合することにより、より効果的に分
散され得る。なお、混合時の作業条件や操作は、使用原
料および配合物の種類や目的に応じて最適条件を選定し
て行うのが望ましい。
【0024】本発明の組成物は、通常の金型成形の他、
押し出し、トランスファー、カレンダー、ロールコー
ト、はけ塗り、含浸等の連続成形加工法により、シー
ト、パイプ、ロッド、チューブ、アングル、チャンネ
ル、引布、塗布板のごとき成形物などに成形加工され得
るものであり、その他各種成形加工法によつて異形品、
特殊成形品例えばスポンジ状ラバーなどにも成形加工さ
れ得るものである。このように成形加工された本発明の
組成物は、後述のごとき加硫手段によって加硫物にされ
得る。かくして、本発明の組成物から加硫ゴム製品が得
られるものである。
押し出し、トランスファー、カレンダー、ロールコー
ト、はけ塗り、含浸等の連続成形加工法により、シー
ト、パイプ、ロッド、チューブ、アングル、チャンネ
ル、引布、塗布板のごとき成形物などに成形加工され得
るものであり、その他各種成形加工法によつて異形品、
特殊成形品例えばスポンジ状ラバーなどにも成形加工さ
れ得るものである。このように成形加工された本発明の
組成物は、後述のごとき加硫手段によって加硫物にされ
得る。かくして、本発明の組成物から加硫ゴム製品が得
られるものである。
【0025】本発明において、加硫を行う際の操作は、
従来より通常使用されている操作を採用し得る。例え
ば、成形型中で加圧しながら加熱する操作が採用され、
また押し出し、カレンダーロールなどで成形した後、加
熱炉中または蒸気釜中で加熱する操作が採用され得る。
従来より通常使用されている操作を採用し得る。例え
ば、成形型中で加圧しながら加熱する操作が採用され、
また押し出し、カレンダーロールなどで成形した後、加
熱炉中または蒸気釜中で加熱する操作が採用され得る。
【0026】加硫時の作業条件などは、使用原料や配合
に応じて最適条件を選定して行うのが望ましいが、加硫
温度は通常100〜400℃程度であり、また、加熱時
間は特に限定されないが、有機過酸化物の種類や加硫温
度に応じて数秒〜数時間の範囲で選定される。なお、得
られる加硫物の再加熱処理も採用可能であり、物理的性
質の向上に役立つものである。例えば、150〜250
℃温度で、0.5〜25時間程度の再加熱処理が採用さ
れ得るなどである。
に応じて最適条件を選定して行うのが望ましいが、加硫
温度は通常100〜400℃程度であり、また、加熱時
間は特に限定されないが、有機過酸化物の種類や加硫温
度に応じて数秒〜数時間の範囲で選定される。なお、得
られる加硫物の再加熱処理も採用可能であり、物理的性
質の向上に役立つものである。例えば、150〜250
℃温度で、0.5〜25時間程度の再加熱処理が採用さ
れ得るなどである。
【0027】
(合成例1:弗素ゴム−1の合成)乳化重合法により弗
化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/プロピレンの
各単位の共重合割合が35/40/25(モル比)であ
る共重合体を30重量%含有するラテックスを製造し
た。このラテックスを凝集し、洗浄、乾燥することによ
り白色の弗素ゴムを得た。
化ビニリデン/テトラフルオロエチレン/プロピレンの
各単位の共重合割合が35/40/25(モル比)であ
る共重合体を30重量%含有するラテックスを製造し
た。このラテックスを凝集し、洗浄、乾燥することによ
り白色の弗素ゴムを得た。
【0028】(合成例2:弗素ゴム−2の合成)合成例
1で得られたラテックスをテトラブチルアンモニウムブ
ロマイドおよびKOHの存在下に80℃で1時間熱処理
し、これを洗浄、乾燥することにより主鎖に二重結合が
導入された褐色の弗素ゴムを得た。
1で得られたラテックスをテトラブチルアンモニウムブ
ロマイドおよびKOHの存在下に80℃で1時間熱処理
し、これを洗浄、乾燥することにより主鎖に二重結合が
導入された褐色の弗素ゴムを得た。
【0029】(合成例3:弗素ゴム−3の合成)乳化重
合法によりテトラフルオロエチレン/プロピレンの単位
の共重合割合が55/45(モル比)である共重合体を
30重量%含有するラテックスを製造した。このラテッ
クスを凝集し、洗浄、乾燥することにより白色の弗素ゴ
ムを得た。
合法によりテトラフルオロエチレン/プロピレンの単位
の共重合割合が55/45(モル比)である共重合体を
30重量%含有するラテックスを製造した。このラテッ
クスを凝集し、洗浄、乾燥することにより白色の弗素ゴ
ムを得た。
【0030】(実施例1〜4、比較例1、2)表1に示
す組成に従い、各種の配合材料を2ロールで均一に混合
してゴム組成物を得た。それらを170℃で10分間プ
レス加硫した後、オーブン中で230℃で24時間2次
加硫した。得られた加硫物をJIS K6301に従
い、常態物性および耐油性を測定した。結果を表1に示
した。表1中、実とは実施例を、比とは比較例を示す。
す組成に従い、各種の配合材料を2ロールで均一に混合
してゴム組成物を得た。それらを170℃で10分間プ
レス加硫した後、オーブン中で230℃で24時間2次
加硫した。得られた加硫物をJIS K6301に従
い、常態物性および耐油性を測定した。結果を表1に示
した。表1中、実とは実施例を、比とは比較例を示す。
【0031】
【表1】
【0032】*1: 有機過酸化物(日本油脂製) *2: 酸化マグネシウム(協和化学工業製) *3: 水酸化カルシウム(近江化学製) *4: 硫酸水素テトラブチルアンモニウム *5: 8−ベンジル−1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]−7−ウンデセニウム・p−トルエンスルホン酸塩 *6: トヨタモーターオイル キャッスルクリーンSG,
175℃,70hr
0]−7−ウンデセニウム・p−トルエンスルホン酸塩 *6: トヨタモーターオイル キャッスルクリーンSG,
175℃,70hr
【0033】
【発明の効果】本発明は、アミン系の添加剤等が配合さ
れた耐熱性の良好なエンジンオイルに対しても優れた性
能を有し、さらに低温特性も良好な弗素系ゴムを提供す
るものであり、その優れた加硫物性に基づき、自動車の
ラジエーター、エンジン回りのO−リング、ガスケッ
ト、シール材、ダイヤフラム、チューブ、ホース等、食
品プラントや化学プラント等の同様な部品等の広範囲の
用途において極めて有用である。
れた耐熱性の良好なエンジンオイルに対しても優れた性
能を有し、さらに低温特性も良好な弗素系ゴムを提供す
るものであり、その優れた加硫物性に基づき、自動車の
ラジエーター、エンジン回りのO−リング、ガスケッ
ト、シール材、ダイヤフラム、チューブ、ホース等、食
品プラントや化学プラント等の同様な部品等の広範囲の
用途において極めて有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08F 299/00 MRN 7442−4J (72)発明者 平井 浩之 千葉県市原市五井海岸10番地 旭硝子株式 会社千葉工場内
Claims (5)
- 【請求項1】(A)弗化ビニリデン、テトラフルオロエ
チレンおよびプロピレンを共重合して得られる弗素ゴ
ム、(B)テトラフルオロエチレンおよびプロピレンを
共重合して得られる弗素ゴム、(C)有機過酸化物、お
よび、(D)不飽和多官能性化合物、を含む弗素系ゴム
組成物。 - 【請求項2】(A)成分が主鎖に炭素−炭素不飽和二重
結合を有する請求項1の弗素系ゴム組成物。 - 【請求項3】(E)2価の金属水酸化物および2価の金
属酸化物から選ばれる少なくとも1種および(F)有機
オニウム化合物を含む請求項1の弗素系ゴム組成物。 - 【請求項4】(A)成分が実質的に主鎖に炭素−炭素不
飽和二重結合を有しない飽和ポリマーである請求項3の
弗素系ゴム組成物。 - 【請求項5】(F)成分が一般式R1 R2 R3 R4 N・
HSO4 (R1 、R2 、R3 、R4 は同一または異なる
炭素数1〜20の置換または非置換の1価の脂肪族炭化
水素基)で示される有機4級アンモニウム塩である請求
項3の弗素系ゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12063393A JPH06306242A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 弗素系ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12063393A JPH06306242A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 弗素系ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06306242A true JPH06306242A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14791058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12063393A Pending JPH06306242A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 弗素系ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06306242A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002310171A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
| JP2006299218A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Asahi Glass Co Ltd | 架橋可能な含フッ素弾性共重合体組成物および架橋ゴム |
| WO2008038682A1 (fr) | 2006-09-28 | 2008-04-03 | Asahi Glass Company, Limited | Nouveau polymère fluoré |
| US7544753B2 (en) | 2006-01-13 | 2009-06-09 | Asahi Glass Company, Limited | Process for producing elastic fluorocopolymer and crosslinked fluororubber |
| US7884166B2 (en) | 2004-08-04 | 2011-02-08 | Asahi Glass Company, Limited | Elastic fluorocopolymer, its composition and crosslinked rubber |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP12063393A patent/JPH06306242A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002310171A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
| US7884166B2 (en) | 2004-08-04 | 2011-02-08 | Asahi Glass Company, Limited | Elastic fluorocopolymer, its composition and crosslinked rubber |
| JP2006299218A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Asahi Glass Co Ltd | 架橋可能な含フッ素弾性共重合体組成物および架橋ゴム |
| US7544753B2 (en) | 2006-01-13 | 2009-06-09 | Asahi Glass Company, Limited | Process for producing elastic fluorocopolymer and crosslinked fluororubber |
| WO2008038682A1 (fr) | 2006-09-28 | 2008-04-03 | Asahi Glass Company, Limited | Nouveau polymère fluoré |
| US7947791B2 (en) | 2006-09-28 | 2011-05-24 | Asahi Glass Company, Limited | Fluorinated polymer |
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