JPH063066A - 焼成用セラミック棚板 - Google Patents
焼成用セラミック棚板Info
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- JPH063066A JPH063066A JP4157964A JP15796492A JPH063066A JP H063066 A JPH063066 A JP H063066A JP 4157964 A JP4157964 A JP 4157964A JP 15796492 A JP15796492 A JP 15796492A JP H063066 A JPH063066 A JP H063066A
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- JP
- Japan
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- ceramic
- plate
- area ratio
- firing
- strength
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- Withdrawn
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/60—Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes
Landscapes
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 上下面及び側面に開口部を有する円柱又は角
柱ユニットが連結して板状になった焼成用セラミック棚
板である。開口部は連結しており、各ユニットの上下面
の孔の面積比率が30〜80%、側面の孔の面積比率が
5〜50%、孔径が0.5〜4mmである。棚板の目付
は7000g/m2 以下、厚みは8mm以下である。 【効果】 本発明の棚板は、熱容量が小さく、通気性、
強度が大きい為、被焼成物を均一に焼成できる。
柱ユニットが連結して板状になった焼成用セラミック棚
板である。開口部は連結しており、各ユニットの上下面
の孔の面積比率が30〜80%、側面の孔の面積比率が
5〜50%、孔径が0.5〜4mmである。棚板の目付
は7000g/m2 以下、厚みは8mm以下である。 【効果】 本発明の棚板は、熱容量が小さく、通気性、
強度が大きい為、被焼成物を均一に焼成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焼成用セラミック棚板に
関する。さらに詳しくは、各種セラミック製品、例え
ば、セラミック系電子部品、セラミック系摺動材料、一
般陶磁器、粉末冶金で製造されるバイトなどを製作する
場合の被焼成物の支持用、敷板等の焼成治具用等に有用
なセラミック棚板に関するものである。
関する。さらに詳しくは、各種セラミック製品、例え
ば、セラミック系電子部品、セラミック系摺動材料、一
般陶磁器、粉末冶金で製造されるバイトなどを製作する
場合の被焼成物の支持用、敷板等の焼成治具用等に有用
なセラミック棚板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】焼成用セラミック棚板は、高温加熱と冷
却の繰り返しに耐える高度の耐熱性と用途に応じた機械
的強度を備えていなければならない。一方、炉使用時に
於いてそれらが消費する熱エネルギーを少なくするとと
もに昇温と冷却に要する時間を短くし、それによりエネ
ルギーコストの低減と生産性の向上をはかるため、なる
べく熱容量の小さい軽量のものが望まれていた。また、
現在では、単純な省エネルギー、生産性の向上だけでは
なく、被焼成物を均一に焼成する事により、余分な後処
理をのぞく、あるいは、軽減することで、全体の省エネ
ルギーおよびコスト低減が求められている。余分な後処
理との例として、焼成治具との接触面と周囲のガスに暴
露されている面での不均一な加熱による電気特性の違い
を修正するための処理や、被焼成物中のバインダーの分
解除去工程で上下面での不均一加熱による分解速度の異
なりにより、被焼成物の上面が収縮し被焼成物が台形
状、あるいは凸に反るのを修正するために再焼成工程が
ある。
却の繰り返しに耐える高度の耐熱性と用途に応じた機械
的強度を備えていなければならない。一方、炉使用時に
於いてそれらが消費する熱エネルギーを少なくするとと
もに昇温と冷却に要する時間を短くし、それによりエネ
ルギーコストの低減と生産性の向上をはかるため、なる
べく熱容量の小さい軽量のものが望まれていた。また、
現在では、単純な省エネルギー、生産性の向上だけでは
なく、被焼成物を均一に焼成する事により、余分な後処
理をのぞく、あるいは、軽減することで、全体の省エネ
ルギーおよびコスト低減が求められている。余分な後処
理との例として、焼成治具との接触面と周囲のガスに暴
露されている面での不均一な加熱による電気特性の違い
を修正するための処理や、被焼成物中のバインダーの分
解除去工程で上下面での不均一加熱による分解速度の異
なりにより、被焼成物の上面が収縮し被焼成物が台形
状、あるいは凸に反るのを修正するために再焼成工程が
ある。
【0003】従来の焼成用セラミック棚板としては、粉
体をプレス等により圧縮成型したものを焼成して得られ
る耐火物が知られている。このような焼成治具に於いて
は、被焼成物を均一に焼成するために、三角錘状の突起
を表面に成型したり、耐火物の上下面に貫通穴を開ける
ことによって被焼成物の周囲のガスおよび温度分布を均
一化するための検討が成されている。しかし、突起物等
を耐火物表面に形成しても、耐火物が加熱される速度と
周囲のガスの加熱される速度差が大きいため、被焼成物
の耐火物面と周囲のガス面の間に大きな温度差が生じ、
バインダー等の有機物の分解が均一に行われなく、さら
に、焼結を含めた不均一な加熱が被焼成物に悪影響を与
える。また、貫通穴を設けた場合、耐火物では前述と同
じ問題が起こるだけでなく、周囲のガスの自由な移動を
阻害する。例えば、窒化珪素等の焼成に於いては、周囲
のガスに窒素を使用するが、周囲のガスの置換面から、
被焼成物により貫通穴が塞がれて周囲のガスの置換が不
十分になり、被焼成物の焼成斑を起こす。
体をプレス等により圧縮成型したものを焼成して得られ
る耐火物が知られている。このような焼成治具に於いて
は、被焼成物を均一に焼成するために、三角錘状の突起
を表面に成型したり、耐火物の上下面に貫通穴を開ける
ことによって被焼成物の周囲のガスおよび温度分布を均
一化するための検討が成されている。しかし、突起物等
を耐火物表面に形成しても、耐火物が加熱される速度と
周囲のガスの加熱される速度差が大きいため、被焼成物
の耐火物面と周囲のガス面の間に大きな温度差が生じ、
バインダー等の有機物の分解が均一に行われなく、さら
に、焼結を含めた不均一な加熱が被焼成物に悪影響を与
える。また、貫通穴を設けた場合、耐火物では前述と同
じ問題が起こるだけでなく、周囲のガスの自由な移動を
阻害する。例えば、窒化珪素等の焼成に於いては、周囲
のガスに窒素を使用するが、周囲のガスの置換面から、
被焼成物により貫通穴が塞がれて周囲のガスの置換が不
十分になり、被焼成物の焼成斑を起こす。
【0004】最近、多孔セラミック体を使用することも
提案されている。多孔セラミック体は、ハニカム及びウ
レタンフォームを用いたセラミックフォーム等が広く知
られているが、押し出し可能なセラミック原料をオリフ
ィスから押し出すことによりハニカム構造を製造する方
法が、特開昭48−55960号公報に開示されてい
る。また、特開昭62−56771号公報に無機繊維で
あるアルミノシリケート繊維とセラミック原料粉末から
抄紙法によって得られるシートをハニカムフィルター状
に成型して焼成することによって得られるセラミック多
孔体が開示されている。この方法によれば、多数の貫通
穴があるセラミック多孔体が得られるが、周囲のガスの
自由な移動が前述の貫通孔と同じように阻害されるため
に問題が生じる。
提案されている。多孔セラミック体は、ハニカム及びウ
レタンフォームを用いたセラミックフォーム等が広く知
られているが、押し出し可能なセラミック原料をオリフ
ィスから押し出すことによりハニカム構造を製造する方
法が、特開昭48−55960号公報に開示されてい
る。また、特開昭62−56771号公報に無機繊維で
あるアルミノシリケート繊維とセラミック原料粉末から
抄紙法によって得られるシートをハニカムフィルター状
に成型して焼成することによって得られるセラミック多
孔体が開示されている。この方法によれば、多数の貫通
穴があるセラミック多孔体が得られるが、周囲のガスの
自由な移動が前述の貫通孔と同じように阻害されるため
に問題が生じる。
【0005】特開昭48−81907号公報及び、特開
昭52−77114号公報には、内部連通空間を有する
有機発泡体の表面にセラミックスラリーを付着させ、発
泡体を乾燥し、焼成することからなる製造方法が開示さ
れている。これらは貫通孔と比べて側面方向への周囲の
ガスの移動が自由である。しかし、上下面方向には貫通
孔がなく、一般に孔径が0.5mm以下と小さいものと
なっており、強度面からは厚みが大きくなっており、そ
の結果、空気の通気抵抗が非常に大きい。
昭52−77114号公報には、内部連通空間を有する
有機発泡体の表面にセラミックスラリーを付着させ、発
泡体を乾燥し、焼成することからなる製造方法が開示さ
れている。これらは貫通孔と比べて側面方向への周囲の
ガスの移動が自由である。しかし、上下面方向には貫通
孔がなく、一般に孔径が0.5mm以下と小さいものと
なっており、強度面からは厚みが大きくなっており、そ
の結果、空気の通気抵抗が非常に大きい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】焼成用セラミック棚板
は軽量、高強度とともに棚板付近での伝熱現象、通気現
象も考慮した最適な構造が要求されている。本発明者ら
はかかる観点から焼成用セラミック棚板の前述のような
従来技術の持つ欠点を解決するため鋭意検討した結果、
軽量で被焼成物が均一に焼成できる焼成用棚板を発明す
るに至ったものである。
は軽量、高強度とともに棚板付近での伝熱現象、通気現
象も考慮した最適な構造が要求されている。本発明者ら
はかかる観点から焼成用セラミック棚板の前述のような
従来技術の持つ欠点を解決するため鋭意検討した結果、
軽量で被焼成物が均一に焼成できる焼成用棚板を発明す
るに至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、面に開口部を
有する円柱又は角柱のセラミックユニットが連結して成
形され、開口部が連通した板状体であって、各ユニット
の上下方向の面の孔の面積比率が30%〜80%、側面
の孔の面積比率が5%〜50%であり、孔径が0.5m
m〜4mm、板状体の目付が7000g/m2 以下、厚
みが8mm以下の構造からなる焼成用セラミック棚板で
ある。
有する円柱又は角柱のセラミックユニットが連結して成
形され、開口部が連通した板状体であって、各ユニット
の上下方向の面の孔の面積比率が30%〜80%、側面
の孔の面積比率が5%〜50%であり、孔径が0.5m
m〜4mm、板状体の目付が7000g/m2 以下、厚
みが8mm以下の構造からなる焼成用セラミック棚板で
ある。
【0008】被焼成物を均一に焼成するためには、被焼
成物付近の周囲のガス(気流)が、自由に移動すること
が必要である。そのためには被焼成物の下面において、
単一細孔を介して焼成周囲のガスと接するだけでなく、
孔の側面に於いて、他の細孔と連通し焼成周囲のガスが
自由に移動することによって全体として、焼成周囲のガ
スが均一化される。しかし、単に孔が側面に連通してい
ればいいというものではない。一定の通気抵抗以下でな
ければ気流が自由に移動できず焼成周囲のガスを均一に
することができない。即ち、孔が小さいと通気抵抗が大
きく、自由に気流が移動できない。しかし、細孔が大で
あると強度を持たせるために柱構造の部分を大きくしな
ければならず、その場合先行技術の圧縮成型品に貫通孔
を開けたのと同様に焼成斑を生じる。本発明者らはこの
問題の解決を鋭意検討した結果、上記の要求を満たす焼
成用棚板を見い出した。
成物付近の周囲のガス(気流)が、自由に移動すること
が必要である。そのためには被焼成物の下面において、
単一細孔を介して焼成周囲のガスと接するだけでなく、
孔の側面に於いて、他の細孔と連通し焼成周囲のガスが
自由に移動することによって全体として、焼成周囲のガ
スが均一化される。しかし、単に孔が側面に連通してい
ればいいというものではない。一定の通気抵抗以下でな
ければ気流が自由に移動できず焼成周囲のガスを均一に
することができない。即ち、孔が小さいと通気抵抗が大
きく、自由に気流が移動できない。しかし、細孔が大で
あると強度を持たせるために柱構造の部分を大きくしな
ければならず、その場合先行技術の圧縮成型品に貫通孔
を開けたのと同様に焼成斑を生じる。本発明者らはこの
問題の解決を鋭意検討した結果、上記の要求を満たす焼
成用棚板を見い出した。
【0009】本発明の棚板は、例えば、図1a〜dに示
すように、面に開口部を有する円柱又は角柱のセラミッ
クユニットが連結して形成された板状体である。ユニッ
トの形状は、円柱、三角柱、四角柱、五角柱、六角柱等
どのような形状でも良い。強度を上げるために図1の
c,dのように面に柱構造を付加しても良い。
すように、面に開口部を有する円柱又は角柱のセラミッ
クユニットが連結して形成された板状体である。ユニッ
トの形状は、円柱、三角柱、四角柱、五角柱、六角柱等
どのような形状でも良い。強度を上げるために図1の
c,dのように面に柱構造を付加しても良い。
【0010】本発明において、各ユニットの上下方向の
面の孔の面積比率は30%以上、80%以下である必要
があり、好ましくは40%以上、70%以下である。3
0%未満では通気抵抗が大きくなり棚板の上下面方向へ
の気流が十分自由に移動できなく均一焼成ができない。
80%を越えると強度が弱くなる。側面の面積比率は5
%以上、50%以下が必要であり、好ましくは10%か
ら40%である。5%未満では側面方向への気流の移動
が通気抵抗が大きくなり十分できなく、均一焼成となら
ない。しかし、薄く、かつ軽量でありながら強度を持た
せるには側面方向での柱部の強度が重要である。この観
点より50%を越えると強度が弱くなる。
面の孔の面積比率は30%以上、80%以下である必要
があり、好ましくは40%以上、70%以下である。3
0%未満では通気抵抗が大きくなり棚板の上下面方向へ
の気流が十分自由に移動できなく均一焼成ができない。
80%を越えると強度が弱くなる。側面の面積比率は5
%以上、50%以下が必要であり、好ましくは10%か
ら40%である。5%未満では側面方向への気流の移動
が通気抵抗が大きくなり十分できなく、均一焼成となら
ない。しかし、薄く、かつ軽量でありながら強度を持た
せるには側面方向での柱部の強度が重要である。この観
点より50%を越えると強度が弱くなる。
【0011】孔径は下記の定義に従って求める。図3に
示すように、孔1をはさむ2本の平行線の組のうち、最
小間隔をもつ組の平行線の間隔をs、この平行線に直交
した、孔1をはさむ平行線の間隔をLとし、孔径を(s
+L)/2と定義する。孔径は0.5mm以上、4mm
以下である事が必要である。より好ましくは0.8mm
以上、3mm以下である。0.5mmより小さいと通気
抵抗が大となり焼成周囲のガスを均一にすることが困難
となる。また4mmを越えると強度を考慮して成型する
とスケルトン形状の柱の径が大となり焼成斑を生じる結
果となる。
示すように、孔1をはさむ2本の平行線の組のうち、最
小間隔をもつ組の平行線の間隔をs、この平行線に直交
した、孔1をはさむ平行線の間隔をLとし、孔径を(s
+L)/2と定義する。孔径は0.5mm以上、4mm
以下である事が必要である。より好ましくは0.8mm
以上、3mm以下である。0.5mmより小さいと通気
抵抗が大となり焼成周囲のガスを均一にすることが困難
となる。また4mmを越えると強度を考慮して成型する
とスケルトン形状の柱の径が大となり焼成斑を生じる結
果となる。
【0012】棚板が軽量であるためには目付7000g
/m2 以下を必要とする。より好ましくは4000g/
m2 である。下限については特に限定はないが強度保持
上、1000g/m2 以上が好ましい。厚みは8mm以
下が必要であり、好ましくは5mm以下である。厚みの
下限は強度保持上1mm以上が好ましい。
/m2 以下を必要とする。より好ましくは4000g/
m2 である。下限については特に限定はないが強度保持
上、1000g/m2 以上が好ましい。厚みは8mm以
下が必要であり、好ましくは5mm以下である。厚みの
下限は強度保持上1mm以上が好ましい。
【0013】本発明のセラミック棚板は繊維材料を製編
織する事によって得られる表裏2枚の編織物と表裏を相
互に連結する連結部からなる立体織編物を用い、この立
体編織物にセラミックスラリーを含浸し、コートしたも
のを焼成することによって製造される。本発明の焼成用
セラミック棚板の製造に用いる有機繊維としては、セル
ロース系繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊
維、ポリアクリル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリ
ウレタン系繊維等が上げられる。また、前記の繊維を複
合してもよい。
織する事によって得られる表裏2枚の編織物と表裏を相
互に連結する連結部からなる立体織編物を用い、この立
体編織物にセラミックスラリーを含浸し、コートしたも
のを焼成することによって製造される。本発明の焼成用
セラミック棚板の製造に用いる有機繊維としては、セル
ロース系繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊
維、ポリアクリル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリ
ウレタン系繊維等が上げられる。また、前記の繊維を複
合してもよい。
【0014】繊維の形態は、長繊維であっても良いし、
短繊維であっても良い。糸の形態は、モノフィラメン
ト、マルチフィラメント、紡績糸のいずれであっても良
いし、それらが複合されたものであっても良い。この糸
を用いた立体織編物は、経糸および緯糸で形成された表
裏2枚の織編物間と表裏を相互に連結する連結部からな
る。表裏の開口位置、開口径は、使用する編機のゲージ
および編立密度によって、開口部、開口径を設定するこ
とが可能である。開口径、開口部は、織編物の構造によ
って出来る穴(空隙)を言う。
短繊維であっても良い。糸の形態は、モノフィラメン
ト、マルチフィラメント、紡績糸のいずれであっても良
いし、それらが複合されたものであっても良い。この糸
を用いた立体織編物は、経糸および緯糸で形成された表
裏2枚の織編物間と表裏を相互に連結する連結部からな
る。表裏の開口位置、開口径は、使用する編機のゲージ
および編立密度によって、開口部、開口径を設定するこ
とが可能である。開口径、開口部は、織編物の構造によ
って出来る穴(空隙)を言う。
【0015】連結部の糸は、少なくとも表裏2枚の織編
物を立体的に保持するだけの剛性を有する糸を使用す
る。立体構造を保持する場合に於いて、通常、剛性面か
らはモノフィラメントが、後述のセラミック塗布工程に
於いて、セラミックスラリーの連結部分での保持面から
は、マルチフィラメントや紡績糸が好ましい。剛性面お
よびセラミックスラリーの連結部分での保持面から検討
を加えた結果、連結糸の糸配列をモノフィラメントとマ
ルチフィラメントを同時に用いることにより、樹脂加工
等の後加工による立体構造の保持が必要ないセラミック
基布用の立体織編物となることがわかった。つまり、連
結糸の組織を立体的に保持する剛性が必要な部分と隣合
うセルとの間を開口する骨格を形成するセラミックのセ
ラミックスリップを保持する部分を分けて、組織を設計
することにより、樹脂加工等の後加工による立体構造の
保持が必要ない立体織編物となる。また、表裏2枚の織
編物間に含まれる連結部の間に一層以上の織編物を形成
することも可能であり、これによって、より流体の制御
が可能になる。
物を立体的に保持するだけの剛性を有する糸を使用す
る。立体構造を保持する場合に於いて、通常、剛性面か
らはモノフィラメントが、後述のセラミック塗布工程に
於いて、セラミックスラリーの連結部分での保持面から
は、マルチフィラメントや紡績糸が好ましい。剛性面お
よびセラミックスラリーの連結部分での保持面から検討
を加えた結果、連結糸の糸配列をモノフィラメントとマ
ルチフィラメントを同時に用いることにより、樹脂加工
等の後加工による立体構造の保持が必要ないセラミック
基布用の立体織編物となることがわかった。つまり、連
結糸の組織を立体的に保持する剛性が必要な部分と隣合
うセルとの間を開口する骨格を形成するセラミックのセ
ラミックスリップを保持する部分を分けて、組織を設計
することにより、樹脂加工等の後加工による立体構造の
保持が必要ない立体織編物となる。また、表裏2枚の織
編物間に含まれる連結部の間に一層以上の織編物を形成
することも可能であり、これによって、より流体の制御
が可能になる。
【0016】織編物は、そのままで次のセラミックスラ
リーの塗布工程に使用しても良いし、編織物工程以前の
油剤、糊剤等を除去する工程、水等の溶剤、および、熱
に対する安定性を向上させるために、熱処理を行っても
良い。セラミック原料は、使用目的に応じて選択すれば
良い。コージェライト、アルミナ、安定化ジルコニア等
の酸化物系セラミック、窒化珪素、窒化アルミ等の窒化
物系、炭化珪素等の炭化物系が、一般に用いられるが、
金属等の粉体を含めこれらに限定されるものではない。
また、セラミック原料粉末の粒径は、使用する単繊維の
直径に応じて変化するさせることが好ましく、最密充填
するような粒度分布が更に好ましい。繊維径に対して最
大粒経は繊維径以下、好ましくは1/2以下である。セ
ラミックスラリーを作成するに当たっては、特殊織編物
への均一な含浸、付着が得られるような組成、粘度にす
る。付着率は、使用する粉体の密度によって異なるが、
アルミナの真密度を3.9g/ccとした場合には繊維
重量に対し200重量%以上、1000重量%以下であ
り、好ましくは400重量%以上、800重量%以下で
ある。粉体の嵩密度によって、付着率は変化し、例え
ば、真密度が7.8g/ccの粉体を使用するとすれ
ば、繊維重量に対し400重量%以上2000重量%以
下となり、体積が同一になるようにする。
リーの塗布工程に使用しても良いし、編織物工程以前の
油剤、糊剤等を除去する工程、水等の溶剤、および、熱
に対する安定性を向上させるために、熱処理を行っても
良い。セラミック原料は、使用目的に応じて選択すれば
良い。コージェライト、アルミナ、安定化ジルコニア等
の酸化物系セラミック、窒化珪素、窒化アルミ等の窒化
物系、炭化珪素等の炭化物系が、一般に用いられるが、
金属等の粉体を含めこれらに限定されるものではない。
また、セラミック原料粉末の粒径は、使用する単繊維の
直径に応じて変化するさせることが好ましく、最密充填
するような粒度分布が更に好ましい。繊維径に対して最
大粒経は繊維径以下、好ましくは1/2以下である。セ
ラミックスラリーを作成するに当たっては、特殊織編物
への均一な含浸、付着が得られるような組成、粘度にす
る。付着率は、使用する粉体の密度によって異なるが、
アルミナの真密度を3.9g/ccとした場合には繊維
重量に対し200重量%以上、1000重量%以下であ
り、好ましくは400重量%以上、800重量%以下で
ある。粉体の嵩密度によって、付着率は変化し、例え
ば、真密度が7.8g/ccの粉体を使用するとすれ
ば、繊維重量に対し400重量%以上2000重量%以
下となり、体積が同一になるようにする。
【0017】200重量%以下では、繊維間、および繊
維集合体表面がコートされず、強度がでなかったり、焼
成中に形状が崩れたりする。1000重量%以上では、
開口部、特に隣合うセルの間の開口部がセラミックによ
って埋められてしまう。一般的には、水等の分散媒体に
解膠剤とバインダー(例えば、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、ポリブチルセルロース、ポリビニールア
ルコール、ワックス等)と共にセラミック原料粉末を分
散させてスラリーとする。
維集合体表面がコートされず、強度がでなかったり、焼
成中に形状が崩れたりする。1000重量%以上では、
開口部、特に隣合うセルの間の開口部がセラミックによ
って埋められてしまう。一般的には、水等の分散媒体に
解膠剤とバインダー(例えば、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、ポリブチルセルロース、ポリビニールア
ルコール、ワックス等)と共にセラミック原料粉末を分
散させてスラリーとする。
【0018】セラミックスラリーの含浸方法として、織
編物をセラミックスラリーに浸漬後、マングルで搾液す
るか、遠心分離、圧縮空気等の吹き付け等で過剰のスラ
リーを除去するか、または、キッスロール、グラビヤロ
ールを用いるなどいずれの方法であってもよく、組み合
わせてもよい。要はセラミック原料が織編物を構成して
いる繊維集合体の単繊維間に含浸し、繊維集合体の空隙
をセラミック原料が充填された状態で繊維集合体表面の
セラミック原料と均一に繁る状態で繊維集合体表面をセ
ラミック原料が覆う状態を作り出すことが出来る方法で
あれば、いずれの方法であっても良い。
編物をセラミックスラリーに浸漬後、マングルで搾液す
るか、遠心分離、圧縮空気等の吹き付け等で過剰のスラ
リーを除去するか、または、キッスロール、グラビヤロ
ールを用いるなどいずれの方法であってもよく、組み合
わせてもよい。要はセラミック原料が織編物を構成して
いる繊維集合体の単繊維間に含浸し、繊維集合体の空隙
をセラミック原料が充填された状態で繊維集合体表面の
セラミック原料と均一に繁る状態で繊維集合体表面をセ
ラミック原料が覆う状態を作り出すことが出来る方法で
あれば、いずれの方法であっても良い。
【0019】このことが、従来の有機発泡体を用いた場
合と大きく異なる点である。有機質発泡体を用いた場合
はどうしても骨格を形成する有機質の側面が大きく、骨
格表面にセラミック原料を塗布するにさいして、焼成後
有機物が分解除去された後の中空部分の存在から、強度
を維持するためにある程度のセラミック被覆の厚さを確
保する必要がある。このため、一つにはセラミック多孔
体の空隙率、(骨格内の中空部分を除く)が減少する。
もう一つの問題は、セラミックの塗布が均一に行われな
いためにセラミック多孔体の連通空間を塞ぐことにな
る。
合と大きく異なる点である。有機質発泡体を用いた場合
はどうしても骨格を形成する有機質の側面が大きく、骨
格表面にセラミック原料を塗布するにさいして、焼成後
有機物が分解除去された後の中空部分の存在から、強度
を維持するためにある程度のセラミック被覆の厚さを確
保する必要がある。このため、一つにはセラミック多孔
体の空隙率、(骨格内の中空部分を除く)が減少する。
もう一つの問題は、セラミックの塗布が均一に行われな
いためにセラミック多孔体の連通空間を塞ぐことにな
る。
【0020】ついで、セラミックが含浸された編織物を
乾燥させる。乾燥の条件は、有機繊維が分解しない温度
以下で、編地の織編物の形状が崩れない温度であれば良
い。焼成は公知の方法で行うことができる。ただし、有
機物の分解除去については、分解ガスおよび溶融等によ
る多孔セラミック構造体の形状が崩れないような昇温速
度を設定する必要がある。
乾燥させる。乾燥の条件は、有機繊維が分解しない温度
以下で、編地の織編物の形状が崩れない温度であれば良
い。焼成は公知の方法で行うことができる。ただし、有
機物の分解除去については、分解ガスおよび溶融等によ
る多孔セラミック構造体の形状が崩れないような昇温速
度を設定する必要がある。
【0021】
【実施例】実施例によって本発明を具体的に説明する。 曲げ強度の測定法 長さ170mm、幅50mm、厚さtの試料1を、図4
に示すように150mmの間隔をおいて設置した支点台
2上に、試料端と支点台の先端との距離が10mmにな
るように載置する。
に示すように150mmの間隔をおいて設置した支点台
2上に、試料端と支点台の先端との距離が10mmにな
るように載置する。
【0022】試料の中央部に、50mmの間で押圧先端
を有する荷重支点台3を載置し、荷重を加えていった時
の試料破断時の強力をFとすると、曲げ強さは3F/t
2 で求められる。
を有する荷重支点台3を載置し、荷重を加えていった時
の試料破断時の強力をFとすると、曲げ強さは3F/t
2 で求められる。
【0023】
【実施例1】6枚のガイドを装備するダブルラッシェル
機を用いて立体編み物を作成した。使用編機は、18ゲ
ージ(1インチ当たり18本の針本数を有する)仕事
で、糸は1イン2アウトの糸配列とし、ガイドバーL
1、L2、L5、L6で表裏の網状物を形成し、L3、
L4で表裏を連結する連結部を形成し、かつ、表裏の網
状物の間に、隣合うセル間を連通する穴を形成させた。
L1、L6には1000d/192fのポリエステル
糸、L2、L3、L5は150d/48Fのホリエステ
ル糸、L4には180d/1Fのナイロンモノフィラメ
ント糸を用いた。得られた編地は、厚み4.5mmであ
った。途中工程での編地の安定性のため、精錬、乾熱セ
ットを行い、厚み3.5mmの編地を得た。この編地を
アルミナ原料粉末平均粒径0.5μ(昭和電工製 AL
−160SG−3)100部に、解膠剤(中京油脂社製
セルナD−305)1部、バインダー(中京油脂社製
セルナWE−518)5部、蒸留水30部をボールミ
ルを用いて、セラミックスラリーを作成した。作成した
セラミックスラリー中に編地を浸漬し、マングルで搾液
し、乾燥した後、再び、セラミックスラリー中に浸漬
し、余剰なセラミックスラリーを圧縮空気を用いて除去
した後、乾燥したものを電気炉で有機繊維を分解除去
し、アルミナの焼結温度1600℃まで昇温し、1時間
保持して焼結した。
機を用いて立体編み物を作成した。使用編機は、18ゲ
ージ(1インチ当たり18本の針本数を有する)仕事
で、糸は1イン2アウトの糸配列とし、ガイドバーL
1、L2、L5、L6で表裏の網状物を形成し、L3、
L4で表裏を連結する連結部を形成し、かつ、表裏の網
状物の間に、隣合うセル間を連通する穴を形成させた。
L1、L6には1000d/192fのポリエステル
糸、L2、L3、L5は150d/48Fのホリエステ
ル糸、L4には180d/1Fのナイロンモノフィラメ
ント糸を用いた。得られた編地は、厚み4.5mmであ
った。途中工程での編地の安定性のため、精錬、乾熱セ
ットを行い、厚み3.5mmの編地を得た。この編地を
アルミナ原料粉末平均粒径0.5μ(昭和電工製 AL
−160SG−3)100部に、解膠剤(中京油脂社製
セルナD−305)1部、バインダー(中京油脂社製
セルナWE−518)5部、蒸留水30部をボールミ
ルを用いて、セラミックスラリーを作成した。作成した
セラミックスラリー中に編地を浸漬し、マングルで搾液
し、乾燥した後、再び、セラミックスラリー中に浸漬
し、余剰なセラミックスラリーを圧縮空気を用いて除去
した後、乾燥したものを電気炉で有機繊維を分解除去
し、アルミナの焼結温度1600℃まで昇温し、1時間
保持して焼結した。
【0024】得られたセラミック棚板は、スケルトン構
造の外観を保ち、表裏の網状物を形成し、表裏を連結す
る連結部を形成し、かつ、表裏の編状物の間に、隣合う
細孔間を連通する穴を形成していた。ユニットの上下面
方向の孔の平均面積比率は64%、側面方向15%、平
均孔径2.0mmであった。板状体の目付は3300g
/m2 、厚みは3.3mmで軽量で薄い構造のものがで
きた。曲げ強度は105kg/cm2 であった。
造の外観を保ち、表裏の網状物を形成し、表裏を連結す
る連結部を形成し、かつ、表裏の編状物の間に、隣合う
細孔間を連通する穴を形成していた。ユニットの上下面
方向の孔の平均面積比率は64%、側面方向15%、平
均孔径2.0mmであった。板状体の目付は3300g
/m2 、厚みは3.3mmで軽量で薄い構造のものがで
きた。曲げ強度は105kg/cm2 であった。
【0025】
【実施例2】実施例1と同様にして焼成用セラミック棚
板を成型した。ユニットの上下面方向の平均面積比率を
20%〜90%に変化させるため編み組織をそれぞれの
仕様に合わせて形成した。ユニットの平均孔径2.0m
m、側面方向15%、板状体の厚みは3.3mmであっ
た。結果を表1に示す。
板を成型した。ユニットの上下面方向の平均面積比率を
20%〜90%に変化させるため編み組織をそれぞれの
仕様に合わせて形成した。ユニットの平均孔径2.0m
m、側面方向15%、板状体の厚みは3.3mmであっ
た。結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【実施例3】実施例1と同様にして焼成用セラミック棚
板を成型した。ユニットの側面方向の平均面積比率を1
%〜60%に変化させるため編み組織をそれぞれの仕様
に合わせて形成した。上下面方向の平均面積比率を64
%、平均孔径2.0mm、板状体の厚みは3.3mmで
あった。結果を表2に示す。
板を成型した。ユニットの側面方向の平均面積比率を1
%〜60%に変化させるため編み組織をそれぞれの仕様
に合わせて形成した。上下面方向の平均面積比率を64
%、平均孔径2.0mm、板状体の厚みは3.3mmで
あった。結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
【比較例1】市販品の焼成用セラミック棚板で結晶質ア
ルミナ短繊維を成型焼成したものを使用した。周囲のガ
スの移動するような孔のない構造ものであるため上面方
向、側面方向の面積比率は0%、平均孔径は0.1mm
以下の非常に小さいものであった。板状体の目付は10
000g/m2 、厚みは10mmであった。
ルミナ短繊維を成型焼成したものを使用した。周囲のガ
スの移動するような孔のない構造ものであるため上面方
向、側面方向の面積比率は0%、平均孔径は0.1mm
以下の非常に小さいものであった。板状体の目付は10
000g/m2 、厚みは10mmであった。
【0030】
【比較例2】比較例1に直径5mmの貫通穴を平方イン
チあたり9個開けて上下方向にガスの移動が自由に出来
るようにした。上下面方向の面積比率27%、側面方向
0%、孔径5mm、目付は7300g/m2 、厚みは1
0mmであった。
チあたり9個開けて上下方向にガスの移動が自由に出来
るようにした。上下面方向の面積比率27%、側面方向
0%、孔径5mm、目付は7300g/m2 、厚みは1
0mmであった。
【0031】
【比較例3】市販品のもので内部連通空間を有する発泡
体構造をした多孔性セラミックを用いた。材質はアルミ
ナでありポリウレタンフォームにセラミックススラリー
を浸漬して乾燥焼成されたものである。発泡体構造のた
め小さい孔を多数有しており、口径は0.2mmであっ
た。上下面方向の面積比率は50%、側面方向50%、
目付は13000g/m2 、厚みは15mmであった。
体構造をした多孔性セラミックを用いた。材質はアルミ
ナでありポリウレタンフォームにセラミックススラリー
を浸漬して乾燥焼成されたものである。発泡体構造のた
め小さい孔を多数有しており、口径は0.2mmであっ
た。上下面方向の面積比率は50%、側面方向50%、
目付は13000g/m2 、厚みは15mmであった。
【0032】被焼成物として、実施例1で用いたセラミ
ックスラリーを石膏型を用いて、5cm角厚み2cmに
成型したものを用いた。この被焼成物を本発明品、比較
例の、3種上に、同じ大きさに切断したカーボンペーパ
ーを、被焼成物を上下に挟み込む形で設置し、各々炉底
から3cmの間隔で5段棚組し、100℃/Hrで昇温
し、被焼成物の上下のカーボンペーパーの分解挙動を検
討した。
ックスラリーを石膏型を用いて、5cm角厚み2cmに
成型したものを用いた。この被焼成物を本発明品、比較
例の、3種上に、同じ大きさに切断したカーボンペーパ
ーを、被焼成物を上下に挟み込む形で設置し、各々炉底
から3cmの間隔で5段棚組し、100℃/Hrで昇温
し、被焼成物の上下のカーボンペーパーの分解挙動を検
討した。
【0033】この結果、実施例1の棚板を用いた場合、
400℃で被焼成物の上下のカーボンペーパーが分解除
去された。比較例の棚板を用いた場合、被焼成物上面の
カーボンペーパーは分解除去されたが、下面は、比較例
1は全面にわたって分解除去されず、ペーパー端面が若
干酸化分解されている程度であった。1200℃でも表
面積で約25%程度残留していた。この理由は、断熱性
が高く、また、軽量質棚板の表面との密着性が高かった
ために、酸素が十分に供給されず、分解除去されなかっ
たものと考えられる。比較例2の貫通穴タイプでは貫通
穴部分がほぼ分解除去されていたが、穴以外の部分は分
解除去されていなかった。1000℃でほぼ全面分解除
去された。比較例3はなかなか分解除去されず900℃
でほぼ全面で分解除去された。以上の結果から、判るよ
うに、本発明の焼成用治具を用いることによって、周囲
のガス(温度、ガス(この場合、空気))が十分に被焼
成物に到達する事が出来るために被焼成物の均一な焼成
が可能であることが判る。
400℃で被焼成物の上下のカーボンペーパーが分解除
去された。比較例の棚板を用いた場合、被焼成物上面の
カーボンペーパーは分解除去されたが、下面は、比較例
1は全面にわたって分解除去されず、ペーパー端面が若
干酸化分解されている程度であった。1200℃でも表
面積で約25%程度残留していた。この理由は、断熱性
が高く、また、軽量質棚板の表面との密着性が高かった
ために、酸素が十分に供給されず、分解除去されなかっ
たものと考えられる。比較例2の貫通穴タイプでは貫通
穴部分がほぼ分解除去されていたが、穴以外の部分は分
解除去されていなかった。1000℃でほぼ全面分解除
去された。比較例3はなかなか分解除去されず900℃
でほぼ全面で分解除去された。以上の結果から、判るよ
うに、本発明の焼成用治具を用いることによって、周囲
のガス(温度、ガス(この場合、空気))が十分に被焼
成物に到達する事が出来るために被焼成物の均一な焼成
が可能であることが判る。
【0034】
【発明の効果】本発明の焼成用セラミック棚板は、前述
のように構成されているので、軽量でかつ被焼成物の均
一な焼成ができる焼成用棚板として非常に有用なもので
ある。
のように構成されているので、軽量でかつ被焼成物の均
一な焼成ができる焼成用棚板として非常に有用なもので
ある。
【図1】図1は本発明の棚板を構成するセラミックユニ
ットの例を示す図である。
ットの例を示す図である。
【図2】図2は本実施例1で得られたセラミックユニッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図3】孔径の測定法を示す図である。
【図4】(a)は本発明の棚板の曲げ強さを測定する装
置の側面図、(b)はその平面図である。
置の側面図、(b)はその平面図である。
1 試料 2 支点台 3 荷重支点台
Claims (1)
- 【請求項1】 面に開口部を有する円柱又は角柱のセラ
ミックユニットが連結して形成され、開口部が連通した
板状体であって、各ユニットの、上下方向の面の孔の面
積比率が30%〜80%、側面の孔の面積比率が5%〜
50%であり、孔径が0.5〜4mm、板状体の目付が
7000g/m2 以下、厚みが8mm以下であることを
特徴とする焼成用セラミック棚板
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4157964A JPH063066A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 焼成用セラミック棚板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4157964A JPH063066A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 焼成用セラミック棚板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063066A true JPH063066A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15661297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4157964A Withdrawn JPH063066A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 焼成用セラミック棚板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063066A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103968670A (zh) * | 2014-04-28 | 2014-08-06 | 陈婷 | 一种煅烧板旋转座 |
| CN114988850A (zh) * | 2021-03-02 | 2022-09-02 | 樊静 | 一种超厚通体自然石透水板及其制备方法 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4157964A patent/JPH063066A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103968670A (zh) * | 2014-04-28 | 2014-08-06 | 陈婷 | 一种煅烧板旋转座 |
| CN114988850A (zh) * | 2021-03-02 | 2022-09-02 | 樊静 | 一种超厚通体自然石透水板及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |