JPH06306846A - ジェットグラウト式地盤改良工法 - Google Patents

ジェットグラウト式地盤改良工法

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JPH06306846A
JPH06306846A JP12089693A JP12089693A JPH06306846A JP H06306846 A JPH06306846 A JP H06306846A JP 12089693 A JP12089693 A JP 12089693A JP 12089693 A JP12089693 A JP 12089693A JP H06306846 A JPH06306846 A JP H06306846A
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pressure material
material injection
pressure
injection pipe
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Yuji Kaneko
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧硬化材Gと高圧水Wとの噴射力のバラン
スを考慮する必要がなく、また、高圧材Gを片側噴射さ
せる場合でも、高圧材注入管5が撓みを生じないように
し、地盤改良工法の省エネ化・効率化を促進する。 【構成】 モニター機構7の高圧材噴射ノズル7aの開
口側と反対側、又は高圧材噴射ノズル7a・7bのうち
噴射圧の低い側に噴射反力受け部材8を付設し、高圧材
注入管5が撓みを生じないようにする。また、高圧材噴
射ノズル7aの周囲から噴出する高圧エアAに固体粒子
を混入して地盤切削の破壊力を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、止水壁、地下連続壁、
基礎地盤の安定工事等において、基礎構造体を形成して
地盤を改良する技術に関し、さらに詳しくは、ジェット
グラウト式地盤改良工法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジェットグラウト式地盤改良工法とし
て、従来より例えば本出願人の提案に係る特公平4−4
8894号公報に開示されたものが知られている。図6
(a)〜(e)は、ジェットグラウト式地盤改良工法の
手順を示す説明図であり、同図(a)は据付工程、同図
(b)は穿孔工程、同図(c)は噴射テスト工程、同図
(d)は造成工程、同図(e)は引抜洗浄工程である。
以下、この従来技術を図6(a)〜(e)に基づき説明
する。
【0003】据付工程《図6(a)》では地上にパイル
造成装置Mを設置する。このパイル造成装置Mは、旋回
昇降駆動装置1、硬化材超高圧供給装置2、超高圧水供
給装置3及び圧縮空気供給装置4と、旋回昇降駆動装置
1に支持された三重管からなる高圧材注入管5とを備え
る。上記高圧材注入管5の上端部にはスイベル6を接続
し、高圧材注入管5の下端部にはモニター機構7を接続
する。上記スイベル6は、超高圧水Wと超高圧硬化材G
との兼用のジェット入口と、高圧エア入口と超高圧水入
口とを備えており、上記ジェット入口には、硬化材超高
圧供給装置2を、超高圧水入口には超高圧水供給装置3
を、高圧エア入口には圧縮空気供給装置4を接続する。
【0004】上記モニター機構7は、後述するように、
その周面に径方向外向きに開口された硬化材噴射ノズル
と、硬化材噴射ノズルよりも高位置で、硬化材噴射ノズ
ルの開口方向と反対向きに開口された水噴射ノズルと、
水噴射ノズルの周囲から径方向外向きにエアを噴出する
エアノズルとを備え、モニター機構7の下部には縦孔1
0aを掘削する際に水Wを噴出する水噴出孔と縦孔10
aを掘削するためのメタルクラウンが付設されている。
【0005】穿孔工程《図6(b)》では、縦孔掘削工
程と注入管挿入工程とが並行して行われる。即ち、所定
の施工位置に高圧材注入管5を垂直に立て、高圧材注入
管5の管上部に接続したスイベル6のジェット入口に超
高圧水供給装置3を接続し、高圧材注入管5の管下部に
接続したモニター機構7の給水ノズルから水Wを下向き
に吐出させ、旋回・昇降駆動装置1を作動させて高圧材
注入管5を旋回させながら下降させて、縦孔10aを穿
孔するとともに、高圧材注入管5を地中の所定の深さま
で挿入する。
【0006】噴射テスト工程《図6(c)》では、スイ
ベル6のジェット入口に硬化材超高圧供給装置2を、超
高圧水入口に超高圧水供給装置3を、エア入口に圧縮空
気供給装置4をそれぞれ接続し、旋回昇降駆動装置1を
作動させて、高圧材注入管5を試行的に設定された回転
速度で旋回駆動するとともに、試行的に設定された上昇
ストローク速度で上昇させる。
【0007】造成工程《図6(d)》では、硬化材超高
圧装置2を作動させてスイベル6の硬化材入口からセメ
ントミルク等の硬化材Gを圧入するとともに、超高圧水
供給装置3を作動させてスイベル6の超高圧水入口から
超高圧水Wを圧入し、エア入口から圧縮空気を圧入す
る。これにより、高圧材注入管5の下部に組み付けたモ
ニター機構7の下段の噴射ノズルから硬化材Gを管半径
方向へ連続的に噴射させるとともに、上段の噴射ノズル
から超高圧水Wを管半径方向へ連続的に噴射させる。
【0008】そして、旋回引上げ駆動装置1を作動させ
て、高圧材注入管5を旋回駆動しながら引上げ駆動する
ことにより、下段の噴射ノズルから超高圧で連続的に噴
出する硬化材Gを、上段の噴射ノズルから連続的に噴出
する超高圧水Wを、それぞれ旋回させながら引上げて行
き、その噴出力でその周囲の地盤を切削するとともに、
その切削域11に未硬化パイルPを造成する。
【0009】引抜洗浄工程《図6(e)》では、高圧材
注入管5を地上に引き抜き、管内を清水で洗浄する。こ
の後、次の造成地点に移動し、同様の手順で土中に未硬
化パイルPを造成する。この未硬化パイルPが硬化する
ことにより地中に基礎構造体13が造成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の地盤改良工
法では、下段の噴射ノズルから超高圧硬化材Gを、これ
と反対向きに開口された上段の噴射ノズルから超高圧水
Wを噴出させることにより、両者の噴射力をバランスさ
せるように構成されているが、通常では硬化材Gの吐出
圧が強くなるので、両者をバランスさせようとすれば、
硬化材Gの噴出力を弱くする必要がある。その結果、ス
ライムと硬化材Gとの混練が不均一となり、均一な未硬
化パイルPを造成するうえで不都合が生ずる。
【0011】また、高圧材注入管5として、上記三重管
を用いるものは、複数の超高圧材供給装置2・3を使用
して複数の高圧ポンプを用いることになるが、それに伴
って消費するエネルギーも多くなり、設備も大型化す
る。この点を考慮すれば二重管を用いて、高圧材Gを片
側からのみ噴射させればよいが、硬化材Gを片側噴射さ
せる場合には噴射力の反作用で高圧材注入管5が撓み、
その結果、高圧材Gが斜め下方へ噴射するため、その飛
翔距離が低下して切削半径が小さくなる。また、三重管
を用いる場合において、高圧硬化材Gと高圧水Wの噴射
力がアンバランスの場合にも、これと同様の不都合が生
ずる。
【0012】さらに、上記水噴射ノズルの周囲から高圧
エアを高圧で連続的に噴射させることにより、水Wの飛
翔距離を大きくして切削力を大きくするように構成され
ているが、超高圧材供給装置の出力には限度があり、現
状では切削半径をある程度大きくするには、上記高圧材
注入管5の旋回速度・引上げ速度を遅くしなければなら
ず長時間を要する。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、 高圧硬化材Gと高圧水Wとの噴射力のバランスを考
慮する必要がなく、また、高圧材Gを片側噴射させる場
合でも、高圧材注入管5が撓みを生じないようにするこ
と、 超高圧材供給装置の出力に限度がある場合でも、破
壊力を高めて切削半径をさらに大きくすることができ、
高圧材注入管5の旋回速度・引上げ速度を低下させるこ
となく、工期を速めること、 を技術課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成される。請求項1に記載
した発明は、高圧材注入管5を地表から地中の目標深さ
まで挿入し、上記高圧材注入管5の上部に組み付けたス
イベル6の高圧材入口6aから高圧材G・Wを超高圧で
圧入し、上記高圧材注入管5の下部に組み付けたモニタ
ー機構7の高圧材噴射ノズル7a・7bから高圧材G・
Wを管半径方向へ連続的に噴射させ、上記高圧材注入管
5を旋回駆動しながら引上げ駆動することにより、連続
的に噴射する高圧材G・Wの旋回噴流でその周囲の地盤
を切削するとともに、その切削域11に未硬化パイルP
を造成し、この未硬化パイルPが硬化することにより、
地中に基礎構造体13を造成するジェットグラウト式地
盤改良工法であって、以下のように構成したことを特徴
とする。
【0015】すなわち、上記モニター機構7の高圧材噴
射ノズル7aの開口側と反対側、又は高圧材噴射ノズル
(7a)・(7b)のうち噴射圧の低い側に噴射反力受け部
材8を付設し、この噴射反力受け部材8は、上記高圧材
注入管5の周囲に形成された排泥通路10a・20aの
内壁面に当接して、上記モニター機構7を受け止めるよ
うに構成したことを特徴とするジェットグラウト式地盤
改良工法である。なお、上記高圧材としては、少なくと
も硬化材G又は水Wのいずれかであれば良く、請求項2
に記載した発明においても同様である。また、上記高圧
材噴射ノズルとしては、少なくとも硬化材噴射ノズル7
a又は超高圧水噴射ノズル7bのいずれかであれば良
い。
【0016】また、請求項2に記載した発明は、高圧材
注入管5を地表から地中の目標深さまで挿入し、上記高
圧材注入管5の上部に組み付けたスイベル6の高圧材入
口6aから高圧材G・Wを超高圧で圧入するとともに、
スイベル6の高圧エア入口6cから高圧エアAを圧入
し、上記高圧材注入管5の下部に組み付けたモニター機
構7の高圧材噴射ノズル7aから高圧材G・Wを管半径
方向へ連続的に噴射させるとともに、高圧材噴射ノズル
7aの周囲から高圧エアAを高圧で連続的に噴射させ、
上記高圧材注入管5を旋回駆動しながら引上げ駆動する
ことにより、連続的に噴射する高圧材G・Wの旋回噴流
でその周囲の地盤を切削するとともに、その切削域11
に未硬化パイルPを造成し、この未硬化パイルPが硬化
することにより、地中に基礎構造体13を造成するジェ
ットグラウト式地盤改良工法であって、上記高圧エアA
に固体粒子Kを混入したことを特徴とするジェットグラ
ウト式地盤改良工法である。
【0017】
【発明の作用】請求項1の発明では、上記モニター機構
7が高圧材の噴射による反作用を受けたり、超高圧硬化
材Gと超高圧水Wの噴射力がアンバランスであっても、
モニター機構7に付設した噴射反力受け部材8が、排泥
通路10a・20aの内壁面に当接して、このモニター
機構7を受け止める。また、請求項2の発明では、高圧
エアAを、上記水噴射ノズルの周囲から高圧で連続的に
噴射させることにより、高圧水Wの飛翔距離を大きくす
るとともに、高圧エアAに固体粒子Kを混入したことに
より、高圧エアA自体の地盤の破壊力が高まる。
【0018】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明では、以下の効果を奏する。 上記高圧材注入管5で硬化材Gのみを注入・噴射さ
せる場合や、上記硬化材Gと水Wとの噴射力がアンバラ
ンスの場合にも、噴射力の反作用で高圧材注入管5が撓
むことはなくなる。 これにより、硬化材Gと水Wとの噴射力のバランス
を考慮する必要がなく、硬化材Gの噴出力を少し弱くす
ることも不要になる。その結果スライムと硬化材Gとの
混練が均一になり、均一な未硬化パイルPを造成するこ
とができる。 高圧材注入管5の撓みはなくなるので、二重管を用
いて高圧材Gを片側からのみ噴射させることもできる。
従ってジェット噴流の能力を低下させずに消費エネルギ
ーの省力化、設備の小型化を図ることができる。
【0019】(2) 請求項2の発明では、以下の効果を
奏する。 高圧エアAに固体粒子Kを混入したことにより、地
盤の破壊力を強化できるので、超高圧材供給装置の出力
に限度がある現状においても、切削半径をさらに大きく
することができる。これにより、高圧材注入管5の旋回
速度・引上げ速度を速めて工期を短縮することができ
る。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る高
圧材注入管の連結構造を示し、同図(A)はスイベル6と
高圧材注入管5とカップリング80とモニター機構7と
を連結する態様を示す分解図、同図(B)はモニター機構
7の縦断面図、同図(C)は図(B)のC−C線横断平面図
である。
【0021】上記高圧材注入管5の上端部には、後述す
るスライム回収器20を介してスイベル6が接続され、
高圧材注入管5の下端部にはカップリング80を介して
モニター機構7が接続される。上記高圧材注入管5は二
重管で構成され、この高圧材注入管5にスイベル6とモ
ニター機構7とを連結した状態では、スイベル6の各ジ
ェット入口6a及びエア入口6cは、それぞれモニター
機構7のジェット通路7e及びエア通路7gを介して硬
化材噴射ノズル7a及びエアノズル7dと連通する。
【0022】上記モニター機構7の硬化材噴射ノズル7
aは、その周面に径方向外向きに開口され、エアノズル
7dは上記硬化材噴射ノズル7aの周囲から径方向外向
きに高圧エアAを噴出するように形成されている。上記
モニター機構7の硬化材噴射ノズル7aの開口側と反対
側には、硬化材Gの噴射反力を受けとめる噴射反力受け
部材8が付設されている。この噴射反力受け部材8は、
後述する排泥通路20aの内壁面に当接して、上記モニ
ター機構7を受け止め、上記高圧材注入管5の撓みを防
止するように構成されている。
【0023】図2及び図3は本発明の実施例に係る実施
例装置を示し、図3(A)は本発明に係る地中パイルの
造成状態を示す図、図3(B)はスライム回収器の縦断
面図である。また、図4は本発明に係る地盤改良工法の
手順を示す説明図である。パイル造成装置Mは、図2で
示すように、旋回・昇降駆動装置1、硬化材超高圧供給
装置2、セメントサイロ2a、グラウトミキサー2b、
水槽2c、水超高圧供給装置3、水タンク3a、圧縮空
気供給装置4、固体粒子K用ホッパー4a、旋回・昇降
駆動装置1に支持された先導管10、先導管10内に挿
通される高圧材注入管5、及び先導管10の上端部に付
設されるスライム回収器20、及びスライム排出ポンプ
23を備えている。
【0024】以下本発明の地盤改良工法に係る実施例に
ついて説明する。なお、据付・穿孔工程、噴射テスト工
程、造成工程、及び引抜洗浄工程のうち、従来例と重複
する説明は省する。 a.据付・穿孔工程《図4(a)》 地上にパイル造成装置Mを設置し、高圧材注入管5によ
らずに、あらかじめ先導管10を地中の所定の深さまで
挿入する。即ち、先導管10の上端部には専用のスイベ
ル6Aが接続され、下端部には専用のメタルクラウン9
を有する下部先導管10Bが接続される。所定の施工位
置に先導管10を垂直に立て、上記スイベル6Aの泥水
入口6aにベントナイト泥水供給装置3を接続し、下部
先導管10Bから約0〜50気圧のベントナイト泥水W
を下向きに吐出させ、旋回・昇降駆動装置1を作動させ
て先導管10を旋回させながら下降させて、メタルクラ
ウン9で縦孔10aを穿孔しつつ、先導管10を地中の
所定の深さまで挿入する。
【0025】b.注入管装着工程《図4(b)》 図4(b)及び図3で示すように、上記先導管10内に
上記高圧材注入管5を挿入して、この高圧材注入管5を
先導管10の下端及び上端より突出させ、先導管10の
上端部にスライム回収器20を付設し、このスライム回
収器20を介して上記高圧材注入管5と前記スイベル6
とを連通連結するとともに、先導管10と上記高圧材注
入管5とを一体に旋回・引上げ駆動可能に連結する。高
圧材注入管5の下端部には前記モニター機構7《図1
(B)》を連通連結する。なお、符号25はスイベル6
や高圧材注入管5等を吊持するための吊持用フックであ
り、高圧材注入管5や先導管10を継ぎたし、あるいは
旋回・昇降駆動装置1のチャック機構で先導管10を持
ち替える場合に、安全上の見地から使用される。
【0026】上記スライム回収器20は、図3(B)で示
すように、高圧材注入管5の上端部にネジ部5cを介し
て連通連結される注入管連通部5Aと、この注入管連通
部5Aの上端部に固定され、前記スイベル6の連通部6
dを回転自在に接続するボス連通部15と、このボス連
通部15に鍔部16を介して固設された先導管連通部1
0Aと、この先導管連通部10Aの上半部にアンギュラ
軸受17を介して相対回転可能に組付けられたケース本
体21と、ケース本体21の横側に突設したスライム排
出口21aとから構成されている。
【0027】即ち、旋回・昇降駆動装置1のチャック機
構で先導管10を拘束して、先導管10に回転力を付与
すると、その回転力は、先導管10からネジ部10cを
介して先導管連通部10A、鍔部16、ボス連通部1
5、注入管連通部5A、高圧材注入管5を順に介してに
モニター機構7に伝達されることになる。また、スライ
ム排出口21aはスライム排出ポンプ23に接続され、
図3で示すように、先導管10と高圧材注入管5との挿
通間隙20aに連通している。上記スライム排出ポンプ
23を作動させることにより、この挿通間隙20aを排
泥通路としてスライムを排出するように構成されてい
る。
【0028】c.噴射テスト工程《図4(c)》 前記スイベル6のジェット入口6aに硬化材超高圧供給
装置2を、エア入口6cに圧縮空気供給装置4をそれぞ
れ接続し、前記モニター機構7の硬化材噴射ノズル7a
から硬化材Gを管半径方向へ連続的に噴射させるととも
に、噴射ノズル7aの周囲のエア噴射ノズル7dから高
圧エアAを噴射させる。管旋回・昇降駆動装置1を作動
させて、先導管10を試行的に設定された回転速度で旋
回駆動する。噴射テストが順調なら造成工程へ移行す
る。
【0029】d.造成工程《図4(d)》 旋回・引上げ駆動装置1を作動させて、先導管10及び
高圧材注入管5をともに旋回駆動しながら引上げ駆動す
ることにより、超高圧で硬化材Gを連続的に噴出させ、
これを旋回させながら引上げて行き、その噴出力でその
周囲の地盤を切削するとともに、その切削域11に未硬
化パイルを造成する。
【0030】このとき、上記モニター機構7は硬化材G
の噴射による反作用を受けるが、モニター機構7に付設
した噴射反力受け部材8が、排泥通路20aの内壁面に
当接して、このモニター機構7を受け止める。つまり、
上記のように二重管を用いて硬化材Gを片側からのみ噴
射させる場合でも、噴射力の反作用で高圧材注入管5が
撓むことはなくなる。その結果、硬化材Gの噴出能力を
低下させずに消費エネルギーの省力化、設備の小型化を
図ることができる。
【0031】また、高圧エアAにはホッパー4aを介し
て砂や鉄粉等の固体粒子Kが混入される。これにより、
地盤の破壊力を強化できるので、硬化材超高圧供給装置
2の出力に限度がある現状においても、切削半径をさら
に大きくすることができる。これに伴って、高圧材注入
管5の旋回速度・引上げ速度を速めて工期を短縮するこ
とができる。ちなみに、硬化材Gの吐出圧は100〜4
00Kg/cm、吐出量は70〜150 l/min、圧縮空
気の吐出圧は6〜15Kg/cm、吐出量は1.5〜5.
0m3/min.に設定されている。
【0032】なお、破砕された地山のスライムは噴射ノ
ズル7a・7dから噴出する超高圧硬化材GとエアーA
とによって押し上げられ、一方ではスライム排出ポンプ
23により吸い上げられて、先導管10と高圧材注入管
5との間の排泥通路20aを通ってスライム回収器20
のスライム排出口21aより排出される。これにより、
深度が深くなったり、パイル造成装置を複数台設置して
同時に地中パイルを造成する場合においても、排泥通路
20aは崩れたり詰まることもないから、地中パイルの
造成工事を確実容易に施工することができる。
【0033】図5は本発明の第2の実施例に係る高圧材
注入管の連結構造を示し、同図(A)はスイベル6と高圧
材注入管5とカップリング80とモニター機構7とを連
結する態様を示す分解図、同図(B)はモニター機構7の
縦断面図、同図(C)は図(B)のC−C線横断平面図であ
る。この実施例では、高圧材注入管5は三重管で構成さ
れ、モニター機構7は、その周面に径方向外向きに開口
された硬化材噴射ノズル7aと、硬化材噴射ノズル7a
よりも高位置で、硬化材噴射ノズル7aの開口方向と反
対向きに開口された高圧水噴射ノズル7bと、高圧水噴
射ノズル7bの周囲から径方向外向きに高圧エアAを噴
出するエアノズル7dとを備えている。
【0034】上記高圧材注入管5にスイベル6とモニタ
ー機構7とを連結した状態では、スイベル6のジェット
入口6a・超高圧水入り口6b・エア入口6cは、それ
ぞれモニター機構7のジェット通路7e・超高圧水通路
7f・エア通路7gを介して硬化材噴射ノズル7a・高
圧水噴射ノズル7b・エアノズル7dと連通する。ま
た、このモニター機構7は、ジェット通路7eと連通路
71を介して連通する水噴出孔74と、連通路71を逆
止する逆止弁73と、噴射反力受け部材8と、メタルク
ラウン9aとを備えている。
【0035】上記噴射反力受け部材8は、硬化材噴射ノ
ズル7aの開口側と反対側で、噴射圧の低い高圧水噴射
ノズル(7b)の開口側と同じ側に固設されており、穿孔
工程《図6(a)》において、上記高圧材注入管5を高
圧水噴出孔71より高圧水Wを噴出させ、前記旋回・昇
降駆動装置1を作動させて高圧材注入管5を旋回させな
がら下降させることにより、メタルクラウン9aと噴射
反力受け部材8とで縦孔(排泥通路)10aを穿孔する
とともに、高圧材注入管5を地中の所定の深さまで挿入
することができるようになっている。
【0036】また、この実施例では、造成工程《図6
(d)》において、上記ジェット通路7eにボール72
を落とし込んで連通路71を閉止し、硬化材噴射ノズル
7aより硬化材Gを噴射するとともに、高圧水噴射ノズ
ル7bより高圧水Wを噴出させ、エアノズル7dより固
体粒子Kを含んだ高圧エアAを噴出させる。このとき上
記噴射反力受け部材8は、上記高圧材注入管5の周囲に
形成された排泥通路10aの内壁面に当接して、上記モ
ニター機構7を受け止める。つまり、超高圧硬化材Gと
超高圧水Wの噴射力がアンバランスの場合でも、噴射力
の反作用で高圧材注入管5が撓むことはなくなる。
【0037】上記のように、モニター機構7に噴射反力
受け部材8を設けることにより、高圧硬化材Gと高圧水
Wとの噴射力のアンバランスを考慮する必要がなく、そ
の結果スライムと硬化材Gとの混練が均一となるよう
に、圧硬化材Gと高圧水Wとの噴射力を適宜設定するこ
とが可能となり、均一な未硬化パイルPを造成すること
ができる。なお、本発明は上記実施例に限るものではな
く、モニター機構7やスライム回収器20の構造につい
ても適宜変更を加えて実施し得ることは多言を要しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る高圧材注入管の連
結構造を示し、同図(A)はスイベル6と高圧材注入管5
とカップリング80とモニター機構7とを連結する態様
を示す分解図、同図(B)はモニター機構7の縦断面図、
同図(C)は図(B)のC−C線横断平面図である。
【図2】本発明の実施例に係るパイル造成用装置Mの概
要図である。
【図3】本発明の実施例に係る排泥処理の説明図で、同
図(A)は本発明に係る地中パイルの造成状態を示す
図、同図(B)はスライム回収器の縦断面図である。
【図4】図4(a)〜(e)は本発明の実施例に係るジェッ
トグラウト式地盤改良工法の手順を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る図1に相当する図
である。
【図6】図6(a)〜(e)は従来例に係るジェットグ
ラウト式地盤改良工法の手順を示す説明図である。
【符号の説明】
5…高圧材(硬化材)注入管、 6…スイベル、6a
…スイベルの高圧材入口、 6c…スイベルのエアー
入口、7…モニター機構、 7a・7b…
高圧材噴射ノズル、8…噴射反力受け部、
10a…排泥通路、11…切削域、
13…基礎構造体、20a…排泥通路、
A…高圧エア、G…高圧材(硬化材)、 K…
固体粒子、P…未硬化パイル、 W…高圧
材(水)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】また、高圧エアAにはホッパー4aを介し
て砂や鉄粉等の固体粒子Kが混入される。これにより、
地盤の破壊力を強化できるので、硬化材超高圧供給装置
2の出力に限度がある現状においても、切削半径をさら
に大きくすることができる。これに伴って、高圧材注入
管5の旋回速度・引上げ速度を速めて工期を短縮するこ
とができる。ちなみに、硬化材Gの吐出圧は100〜4
00Kg/cm2 、吐出量は70〜300 l/min、圧縮空
気の吐出圧は6〜30Kg/cm2 、吐出量は1.5〜
5.03/min.に設定することができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧材注入管(5)を地表から地中の目標
    深さまで挿入し、 上記高圧材注入管(5)の上部に組み付けたスイベル(6)
    の高圧材入口(6a)から高圧材(G)・(W)を超高圧で圧
    入し、 上記高圧材注入管(5)の下部に組み付けたモニター機構
    (7)の高圧材噴射ノズル(7a)・(7b)から高圧材(G)・
    (W)を管半径方向へ連続的に噴射させ、 上記高圧材注入管(5)を旋回駆動しながら引上げ駆動す
    ることにより、連続的に噴射する高圧材(G)・(W)の旋
    回噴流でその周囲の地盤を切削するとともに、その切削
    域(11)に未硬化パイル(P)を造成し、 この未硬化パイル(P)が硬化することにより、地中に基
    礎構造体(13)を造成するジェットグラウト式地盤改良
    工法において、 上記モニター機構(7)の高圧材噴射ノズル(7a)の開口
    側と反対側、又は高圧材噴射ノズル(7a)・(7b)のう
    ち噴射圧の低い側に噴射反力受け部材(8)を付設し、こ
    の噴射反力受け部材(8)は、上記高圧材注入管(5)の周
    囲に形成された排泥通路(10a)・(20a)の内壁面に
    当接して、上記モニター機構(7)を受け止めるように構
    成したことを特徴とするジェットグラウト式地盤改良工
    法。
  2. 【請求項2】 高圧材注入管(5)を地表から地中の目標
    深さまで挿入し、 上記高圧材注入管(5)の上部に組み付けたスイベル(6)
    の高圧材入口(6a)から高圧材(G)・(W)を超高圧で圧
    入するとともに、スイベル(6)の高圧エア入口(6c)か
    ら高圧エア(A)を圧入し、 上記高圧材注入管(5)の下部に組み付けたモニター機構
    (7)の高圧材噴射ノズル(7a)から高圧材(G)・(W)を
    管半径方向へ連続的に噴射させるとともに、高圧材噴射
    ノズル(7a)の周囲から高圧エア(A)を高圧で連続的に
    噴射させ、 上記高圧材注入管(5)を旋回駆動しながら引上げ駆動す
    ることにより、連続的に噴射する高圧材(G)・(W)の旋
    回噴流でその周囲の地盤を切削するとともに、その切削
    域(11)に未硬化パイル(P)を造成し、 この未硬化パイル(P)が硬化することにより、地中に基
    礎構造体(13)を造成するジェットグラウト式地盤改良
    工法において、 上記高圧エア(A)に固体粒子(K)を混入したことを特徴
    とするジェットグラウト式地盤改良工法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006336256A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Eikou Sangyo Kk 噴射攪拌工法および噴射攪拌装置
JP2011127294A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Yuji Kaneko 傾斜構造物の修復方法
JP2012122272A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Ohbayashi Corp 地盤改良用注入装置
US9512587B2 (en) 2013-12-16 2016-12-06 Heisei Techno's Co., Ltd. Ground improvement method
JP2017172279A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 小野田ケミコ株式会社 地盤改良用高圧噴射撹拌装置および地盤改良方法

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