JPH0630740B2 - 不良品検出方法および不良品検出排除装置 - Google Patents

不良品検出方法および不良品検出排除装置

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JPH0630740B2
JPH0630740B2 JP27891688A JP27891688A JPH0630740B2 JP H0630740 B2 JPH0630740 B2 JP H0630740B2 JP 27891688 A JP27891688 A JP 27891688A JP 27891688 A JP27891688 A JP 27891688A JP H0630740 B2 JPH0630740 B2 JP H0630740B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、生産ライン等の検査工程において、被検査物
品の重量や寸法を測定し、その測定値が所定の管理域の
外側部にあるとき、前記物品を不良品と判断する方法お
よび装置に関するものである。また、包装されている物
品の数量が所定数に合致しているか否かが判断されるも
のに関する。
(ロ)従来の技術 工場等の生産ライン等において生産される部品や完成品
(以下、物品と総称する。)は、一般的に1個毎若しく
は複数個毎の集積体として包装され、組立工場や一般市
場に供給される。そのため、通常は最終工程に、良品と
不良品を区別して不良品を排除する検査工程が設置され
ている。かかる検査工程は、検査される物品の種類によ
って検査対象や品質が異なるが、一般的に物品の重量や
寸法の適不適が検査されている。
物品の重量を検査する重量検査装置においては、従来か
ら、物品の標準重量を基準値にとり、実測した重量のバ
ラツキを基に、良品の許容範囲や管理域を設定するとい
う固定の基準値を用いる方法(固定基準法と略記す
る。)が採用されてきた。
しかし、この固定基準法は、基本的な思想が、無限大の
母集団を想定して統計的手法により管理域を設定するも
のであるため、そのまま適用すると、良品として許容す
る範囲が極めて広くなり、物品中に多量の不良品が混入
する結果を生ずるおそれがある。かかる問題を回避する
ため、良品が排除される程度と不良品が混入する危険性
とを考慮して、適当な管理域を設定しているが、物品の
重量にバラツキがある場合には充分な検査機能を発揮で
きないという欠点がある。
特に、製造工程に供給される原材料の物性のうち、製品
の重量や寸法に影響を与える物性が変動しやすい場合に
は、固定基準法では管理域を広くするか、頻繁に手作業
で基準値を変更設定しなおさなければならないため、物
品中に不良品の混入する可能性が増大するか、あるいは
余分に人手を要し、且つ基準値のコントロールのタイミ
ングを間違えると、不良品を良品とするミスも生じやす
い。
そこで、かかる上述のような問題点を解決する方法とし
て、「生産される物品の重量を測定してその重量が管理
域内にあるか否かを検査工程において検査し、良品と不
良品を区別して不良品を排除するに際し、上記管理域を
設定する数値として、直前に重量を測定して良品と判定
された3ないし20個の物品の重量から計算した平均値
を用い、それによって設定される管理域により物品重量
の良不良の判定を行うことを特徴とする生産ラインにお
ける不良品の検出方法。」が提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述のように、従来の技術では、管理域を、直前の、良
品と判定された複数個の物品の重量の平均値(以下、移
動平均値と略記する。)に基づいて定められているの
で、管理域を狭くしても、ある程度の検査精度は保証さ
れる。
しかしながら、生産ライン(装置)の状態や調子は、天
候、気温、湿度、機構部の馴染度等の各種の要因によっ
て変動し、特に、始業時と終業時では大きく変化するこ
とが経験的に知られている。
この変動状態を示したのが第2図に示すグラフである。
このグラフから明らかなように、始業時の管理域Aは高
い所に位置しているのに対して、終業時の管理域Bは低
いところに位置している。
従って、前日の終業時のデータは当日の始業時には役立
たない。即ち、管理域Aと管理域Bとの重複部分が少な
い場合、前日の終業時の管理域Bを基準として始業する
と、本来良品とすべき物品の殆どが不良品と判定されて
しまうことになる。
なお、かかる難点を解決せんとして、管理域自体の幅を
広げれば、今度は不良品が良品と判定される危険性が増
大するおそれが生じる。
本発明は、かかる従来の技術の有する課題に鑑みてなさ
れたもので、始業時から特定数の物品の検査を行う間だ
け、管理域を固定の許容される最大幅に設定することに
より、始業時における良品の不良判定を減少させると共
に、以後は移動平均値に基づいて管理域の幅を狭く設定
することにより、不良品の良品判定を防止せんとするも
のである。
(ニ)課題を解決するための手段 第1の主要な発明は、複数の物品の重量を個別に測定し
て、当該各物品の重量が所定の管理域にあるか否かを検
出し、重量が前記管理域の外側部にある物品を相対的に
不良と判定する不良品検出方法において、重量測定動作
の開始時から2個以上の第1の特定数の物品の重量を測
定するまでは、前記管理域を許容される固定の最大幅に
設定し、前記第1の特定数の物品の重量を測定した後
は、直前に重量を測定して不良でないと判定した2個以
上の第2の特定数の物品の重量の平均値によって、順次
新たな管理域を設定することを特徴とするものである。
第2の主要な発明は、複数の物品を連続的若しくは断続
的に移送する移送手段と、当該移送手段によって移送さ
れた物品の重量を個別に測定する重量測定手段と、各物
品の重量が所定の管理域にあるか否かを検出する検出手
段と、重量が前記管理域の外側部にある物品を不良と判
定する判定手段と、不良と判定された物品を排除する排
除手段とが具備されている不良品検出排除装置におい
て、物品が固定された一定の初期管理域にあるか否かを
検出する検出手段と、重量測定動作の開始時から初期管
理域にある2個以上の第1の特定数の物品の数を計数す
る計数手段と、直前に重量が測定され不良でないと判定
された2個以上の第2の特定数の物品の重量の平均値を
算出する平均値算出手段と、前記平均値に基づいて新た
な管理域を設定する移動管理域設定手段とが具備されて
いることを特徴とするものである。
第3の主要な発明は、複数の物品の寸法を個別に測定し
て、当該各物品の寸法が所定の管理域にあるか否かを検
出し、寸法が前記管理域の外側部にある物品を相対的に
不良と判定する不良品検出方法において、寸法測定動作
の開始時から2個以上の第1の特定数の物品の寸法を測
定するまでは、前記管理域を許容される固定の最大幅に
設定し、前記第1の特定数の物品の寸法を測定した後
は、直前に寸法を測定して不良でないと判定した2個以
上の第2の特定数の物品の寸法の平均値によって、順次
新たな管理域を設定することを特徴とするものである。
第4の主要な発明は、複数の物品を連続的若しくは断続
的に移送する移送手段と、当該移送手段によって移送さ
れた物品の寸法を個別に測定する寸法測定手段と、各物
品の寸法が所定の管理域にあるか否かを検出する検出手
段と、寸法が前記管理域の外側部にある物品を不良と判
定する判定手段と、不良と判定された物品を排除する排
除手段とが具備されている不良品検出排除装置におい
て、物品が固定された一定の初期管理域にあるか否かを
検出する検出手段と、寸法測定動作の開始時から初期管
理域にある2個以上の第1の特定数の物品の数を計数す
る計数手段と、直前に寸法が測定され不良でないと判定
された2個以上の第2の特定数の物品の寸法の平均値を
算出する平均値算出手段と、前記平均値に基づいて新た
な管理域を設定する移動管理域設定手段とが具備されて
いることを特徴とするものである。
(ホ)作 用 第1の主要な発明では、重量測定動作の開始時から2個
以上の第1の特定数の物品の重量を測定するまで、即ち
第1図に示すように特定数の初期データを採取するまで
は、初期管理域を許容される固定の最大幅Cに設定し、
前記第1の特定数の物品の重量を測定した後は、直前に
重量を測定して不良でないと判定した2個以上の第2の
特定数の物品の重量の移動平均値によって、順次新たな
管理域を設定するので、前記初期管理域Cに前述の始業
時の管理域Aおよび終業時の管理域Bが含まれる。
従って、始業時に本来良品とすべき物品を不良品と判定
することはない。
また、初期データの採取後は移動平均値に基づいて管理
域が設定されるので、不良品が良品と判定されるおそれ
もない。
他の主要な発明の作用は、前記第1の主要な発明の作用
と実質的に異なるところはない。
(ヘ)実施例 第3図ないし第6図は本発明の第1の実施例としての不
良品検出排除装置であって、第3図は装置の概略的正面
図、第4図は全体構成の概略的ブロック図、第5図はメ
モリの詳細を示すブロック図そして第6図は動作を説明
するためのフローチャートである。
第3図において、1は装置本体で、その中央下部に重量
測定部2が設けられており、この重量測定部2の上部に
計量コンベア3が備えられている。前記計量コンベア3
には、第4図に示すようなロードセル4が接続されてお
り、計量コンベア3上に、被検査物品としての包装され
た箱入キャラメル5が1個毎に載置され移送されつつそ
の重量が測定される。
箱入キャラメル5の移送方向に沿って、前記計量コンベ
ア3の上流側には、この計量コンベア3上に未検査の箱
入キャラメル5を供給するための供給コンベア6が設け
られ、計量コンベア3の下流側には、検査後の箱入キャ
ラメル5を良品と不良品(個数不足又は個数過多)に選
別するための選別コンベア7が設けられている。
前記選別コンベア7には、不良品と判定された箱入キャ
ラメル5を側方に排出するための、不良品排出装置8が
設けられている。
前記供給コンベア6および計量コンベア3の、各々の下
流側近傍には、前記箱入キャラメル5をの存在を検出す
るフォトセンサ9、10が備えられている。また11は
計量制御部であり、12はレベルアジャスタである。
次に、制御回路につき、主として第4図および第5図に
従い説明する。
ロードセル4には、直流増幅器13が接続され、当該直
流増幅器13にはフィルタ14を介してアナログ/デジ
タル変換器(A/D変換器)15が接続されている。ま
た、A/D変換器15には入出力インタフェース(I/
Oインタフェース)16およびバスライン17を介して
マイクロプロセッサ(MPU)18が接続されている。
また、前記I/Oインタフェース16には、検査個数や
基準値等を入力設定するためのテンキー19が接続され
ると共に、不良品排出装置8や表示装置20、プリンタ
23等が接続されている。
更に、前記バスライン17には、各種のでデータが一時
的に格納されるランダムアクセスメモリ(RAM)21
および制御プログラムや固定データが格納されるリード
オンリメモリ(ROM)が22接続されている。
次いで、本装置の動作について、主として第6図のフロ
ーチャートに基づき説明する。
先ずステップS1にて運転が開始され、ステップS2に
て前記計量コンベア3によって各箱入キャラメル5の重
量が測定され、データが採取される。この際、各箱入キ
ャラメル5が第1図における初期管理域C内にあるか否
かが判断され(ステップS3)、当該箱入キャラメル5
が初期管理域C内にあるときは、そのデータがデータメ
モリDMn (RAM21)に格納され(ステップS
4)、良品の数がカウントされる(ステップS5)。
そして、商品の数nが第1の特定数n0 個(具体的には
10個)になるまで、この工程が繰り返される(ステッ
プS7)。
なお、前記ステップS3において、箱入キャラメル5が
初期管理域Cの外側部にあると判断されたとき、即ち箱
入キャラメル5の重量が初期上限値より大か若しくは初
期下限値より小である場合には、前記不良品排出装置8
が動作して、当該不良の箱入キャラメル5は外部に排除
される(ステップS6)。このとき、不良品はカウント
の対象にはならない。
そして、前記工程において良品と判断された箱入キャラ
メル5の重量の平均値mが求められ(ステップS8)、
この重量平均値mに移動管理幅bを加えたm+bを移動
管理域の上限とし、m−bを移動管理域の下限とする
(ステップS9)。即ち移動管理域の絶対値は2bとな
る。なお、前記移動管理幅bは手動設定によって固定的
に設定するか、若しくは初期データのバラツキから求め
るものとする。
そして、ステップS10にて、更に各箱入キャラメル5
の重量が測定され、データが採取される。
この際、各箱入キャラメル5が移動管理域内にあるか否
かが判断され(ステップS11)、即ちm−b<xn<
m+bなる関係が成立するか否かが判断され、箱入キャ
ラメル5が移動管理域内にある場合には、そのデータが
データメモリDMs(RAM21)に格納され(ステッ
プS12)、良品の数がカウントされる(ステップS1
3)。sはn÷n0 の余りである。
そして、良品の数nが第2の特定数n0 個になるまで、
この工程が繰り返され、この工程によって採取されたデ
ータの移動平均値が求められる(ステップS14)。
なお、本実施例では、第2の特定数n0 は前記第1の特
定数n0 と同一の10個であるが、当該第2の特定数は
第1の特定数よりも小であってもよい。
そして、前記ステップS11において、箱入キャラメル
5が移動管理域の外側部にあると判断されたとき、即ち
箱入キャラメル5の重量が管理域上限値より大か若しく
は管理域下限値より小である場合には、前述と同様にし
て不良品排出装置8が動作して、当該不良の箱流キャラ
メル5は外部に排除される(ステップS15)。このと
きも、不良品はカウントの対象にはならない。
かようにして、所定数の箱入キャラメル5の検査が終了
した後は運転が停止される(ステップS16、S1
7)。
なお、検査を再開する場合にはステップS1に戻る(ス
テップS18)。
第6図には示されていないが、第1図に二点鎖線で示す
ような、初期管理域Cの更に外側に正常域を設定し、箱
入キャラメル5の重量がこの正常域よりも更に外側にな
るような値を取った場合、装置自体が異常状態になった
と判定し、装置が異常状態にあることを報知すると共
に、装置全体を停止させるように構成してもよい。
また、本実施例は、箱入キャラメル5の重量を測定して
不良品を検出排除するものであるが、本発明を、その他
の菓子類、生理用ナプキン、生理用タンポンやポケット
ティシュ等の衛生用品、更にはボルトやナット等の工業
部品等の欠品検査にも応用できることはいうまでもな
い。
次に、第2の実施例について説明する。
この第2の実施例では、物品の重量を測定して不良品を
検出するのではなく、密封容器(具体的には罐詰)の密
封不良を、当該密封容器の変形量を測定することによっ
て検出せんとするものであって、データの処理は前記第
1の実施例と異なるところはないので、装置の構造のみ
について説明する。
第7図、第8図、第9図および第10図は第2の実施例
装置を示し、第7図および第8図は相異なる態様の要部
断面図、第9図は装置の全体構成を示す正面図で、第1
0図は装置の全体構成を示す平面図である。
これらの図において、罐詰用の罐101は、円形の回転
インデックステーブル106の周縁近傍に固着されてい
る位置決台107上に載置されており、その上方に、下
面に開口を有する偏平円筒状の吸引チャンバ108がエ
アシリンダ109にて上下動可能に備えられている。吸
引チャンバ108の内側の中央部には、静電容量型の距
離検出センサ110が固着されている。また、前記吸引
チャンバ108には、この吸引チャンバ108内の空気
を吸引して減圧するための、図示せぬ真空ポンプに接続
された空気吸引パイプ111が挿入固定されている。1
12はケースである。
而して、前記吸引チャンバ108が、第8図に示す状態
から垂下して罐101の上面に圧接され、かかる状態で
吸引チャンバ108内の空気が吸引され減圧されると、
当該吸引チャンバ108と罐101の上面にて区画され
ている空間の圧力が低下する。そうすると、罐101の
上面を上方に持ち上げる応力が生起される。
この際、罐101に大型の陥没部や密閉不良が存在しな
い場合、罐101の内部の圧力も低いので、罐101の
上面はそれ程持ち上がることはない。
しかしながら、罐101に密封不良が生起されている際
には、罐101の内部の圧力が高くなり、場合によって
は大気圧と等しくなるので、罐101の上面がlだけ持
ち上がることになる。
従って、先ず吸引チャンバ108内の空気が吸引される
以前の状態で、距離検出センサ110の下端部から罐1
01の上面まで距離を測定してその数値を記憶してお
き、次いで吸引チャンバ108内の空気が充分吸引され
減圧された状態で再度距離検出センサ110の下端部か
ら罐101の上面までの距離を測定し、その数値と前記
記憶されている数値との差を取れば、その差分が前記l
となる。
そしてこの差分の値lが予め与えられている数値以上で
あれば、当該罐101に密封不良が生起されている旨報
知される。即ち、罐101に密封不良が生起されている
と、前述のように罐101の内部の圧力が高くなり、そ
れにつれて前記差分の値lが大となるので、その値lが
所定の値以上になるということは、罐101に密封不良
が生起されていることになるのである。
また、罐101に大型の陥没部が形成されている場合に
も、罐101の内容積が減少し、それに反比例して内部
の圧力が上昇するので、前述の密封不良が生起されてい
る場合と同様に、罐101の上面がlだけ持ち上がるこ
とになる。従って、この場合も前述と同様に検出される
ことになる。
なお、罐101に密封不良が生起されているか、又は大
型の陥没部が形成されているか、は判別し難いが、何れ
にしても不良品となるので、両者を厳密に判別する必要
はない。
本実施例では、減圧時における距離検出センサ110か
ら罐101の上面までの距離と非減圧時における前記距
離検出センサ110から前記罐101の上面までの距離
との差がとられ、当該差分を所定値と比較し、前記差分
が所定値と異なる場合に、罐101に密封不良が生起さ
れているか、罐101が変形していることが報知される
ので、プルトップ罐のように罐101の上面に凹凸が形
成されていても充分検出することができる。
次に、第9図および第10図に従い、装置の全体構成に
ついて概説する。
113は装置本体で、この装置本体113の内部に駆動
部や真空ポンプ等が格納されている。前記装置本体11
3の上面に、前述の回転インデックステーブル106が
装着されている。そして前記回転インデックステーブル
106の上方にも、この回転インデックステーブル10
6と同径でかつ同期して回転するシリンダ保持テーブル
114が備えられている。
前記シリンダ保持テーブル114には、前記回転インデ
ックステーブル106に固着されている位置決台107
に対応する位置に、夫々前記エアシリンダ109が固設
され、これらのエアシリンダ109のピストンロッド1
15の先端部に前記吸引チャンバ108が固設されてい
る。
前記回転インデックステーブル106の、罐101の供
給部と排出部に各々スターホイールと称される回転テー
ブル116、117が回転可能に装着されている。11
8、119は夫々前記回転テーブル116、117の回
転軸である。前記回転テーブル116、117の周縁部
には、夫々罐101が一個ずつ入り得る凹所116a、
117aが削設されている。
また、罐101の供給部から排出部に渡って直線状のコ
ンベア102が延在しており、その上流側には、このコ
ンベア102によって搬送されて来た罐101を、前記
回転テーブル116、117の各凹所116a、117
aのピッチに合致させるための、ピッチ調整用スクリュ
ウコンベア120が備えられている。
121は制御ボックスである。
而して、前記直線状のコンベア102によって搬送され
て来た罐101は、スクリュウコンベア120にてその
ピッチが調整され、回転テーブル116に供給される。
そして、前記回転テーブル116にて約180゜回転さ
れた罐101は、前記回転インデックステーブル106
の位置決台107上に移載される。
そして、前記罐101は、回転インデックステーブル1
06の回転運動に沿って約320゜回転する間に、前述
のようにして密封不良等の有無が検出される。
なお、検出後の罐101は第2の回転テーブル117に
供給され、最後に前記直線状のコンベア102の下流側
に載置され、更に下流方向へ搬送される。この際、密封
不良等が存在し不良と判断された罐101は、不良品排
出用のエアシリンダ122にて前記直線状のコンベア1
02の外部(側方)に排出される。
次に、第11図に示すブロック図に基き、密封不良等の
検出動作につき若干説明を加える。この図において、1
23はMPUであって、このMPU123にバスライン
127を介してROM125、RAM126が夫々接続
されている。また、前記バスランイン127には、I/
Oインターフェース124を介して距離検出センサ11
0やシリンダ122等の被制御機器が夫々接続されてい
る。
前記ROM125には、良品の罐101の前記差分の値
lに対応する所定値が格納されており、RAM126に
は、前記距離検出センサ110から転送されてきた減圧
時における前記距離検出センサ110から罐101の上
面までの距離のデータと、非減圧時における前記距離検
出センサ110から前記罐101の上面までの距離デー
タが夫々一時的に格納される。そしてMPU123によ
って両データの差をとると共に、当該差分を前記ROM
125に予め格納されている所定値と比較し、前記差分
が所定値よりも大であるときには、前述のようによう当
該罐101に密封不良等が存在することになるので、当
該罐101を排除するための信号が前記不良品排出用の
エアシリンダ122に供給される。
なお、検査結果のデータの処理は前述のように前記第1
の実施例と同様にされて、初期管理域や移動管理域の外
側部に位置するものを不良品として排除する。
(ト)発明の効果 本発明では、移動基準値を用いて管理域を順次設定する
ので、管理域を狭くすることが可能となり、不良品の良
品判定が防止される。従って、物品中に不良品が混入す
るおそれはなくなる。
また、始業時から特定数の物品の検査を行う間だけ、管
理域を固定の許容される最大幅に設定されるので、装置
の調子が変動しても始業時における良品の不良判定も減
少させることができ、検査効率の向上も企図し得る。
更に、管理域の最大幅よりも更に広い幅に正常域が設定
され、物品の重量や寸法がその正常域の更に外側にある
と判断されたときは、装置が異常状態にあることを報知
すると共に当該装置を停止させるように構成されている
と、装置の故障等、物品の良不良以外の状態をも認識す
ることが可能となる。
更にまた、検査結果を製造装置(例えば充填機)にフィ
ードバックさせれば、より正確なコントロールが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における物品の重量の変
化を示すグラフ、第2図は従来例における物品の重量の
変化を示すグラフ、第3図は本発明の第1の実施例装置
の概略的正面図、第4図はその概略的ブロック図、第5
図はメモリの詳細を示すブロック図、第6図はフローチ
ャート、第7図は本発明の第2の実施例装置の要部断面
図、第8図は第7図とは異なる態様の要部断面図、第9
図は全体構成の正面図、第10図はその平面図、第11
図はブロック図である。 1……装置本体、2……重量測定部、3……計量コンベ
ア、4……ロードセル、5……箱入キャラメル(物
品)、6……供給コンベア、7……選別コンベア、8…
…不良品排出装置、9、10……フォトセンサ、11…
…計量制御部、12……レベルアジャスタ、13……直
流増幅器、14……フィルタ、15……A/D変換器、
16……I/Oインタフェース、17……バスライン、
18……MPU、19……テンキー、20……表示装
置、21……RAM、22……ROM、23……プリン
タ、101……罐、106……回転テーブル、107…
…位置決台、108……吸引チャンバ、109……エア
シリンダ、110……距離検出センサ、111……空気
吸引パイプ、112……ケース、113……装置本体、
114……シリンダ保持テーブル、115……ピストン
ロッド、116、117……回転テーブル、118、1
19……回転軸、120……スクリュウコンベア、12
1……制御ボックス、122……エアシリンダ、123
……MPU、124……I/Oインタフェース、125
……ROM、126……RAM。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の物品の重量を個別に測定して、当該
    各物品の重量が所定の管理域にあるか否かを検出し、重
    量が前記管理域の外側部にある物品を相対的に不良と判
    定する不良品検出方法において、 重量測定動作の開始時から2個以上の第1の特定数の物
    品の重量を測定するまでは、前記管理域を許容される固
    定の最大幅に設定し、前記第1の特定数の物品の重量を
    測定した後は、直前に重量を測定して不良でないと判定
    した2個以上の第2の特定数の物品の重量の平均値によ
    って、順次新たな管理域を設定することを特徴とする不
    良品検出方法。
  2. 【請求項2】第2の特定数は、3以上20以下である請
    求項1記載の不良品検出方法。
  3. 【請求項3】第1の特定数は、第2の特定数と同一若し
    くは第2の特定数より大である請求項1若しくは請求項
    2記載の不良品検出方法。
  4. 【請求項4】複数の物品を連続的若しくは断続的に移送
    する移送手段と、当該移送手段によって移送された物品
    の重量を個別に測定する重量測定手段と、各物品の重量
    が所定の管理域にあるか否かを検出する検出手段と、重
    量が前記管理域の外側部にある物品を不良と判定する判
    定手段と、不良と判定された物品を排除する排除手段と
    が具備されている不良品検出排除装置において、 物品が固定された一定の初期管理域にあるか否かを検出
    する検出手段と、重量測定動作の開始時から初期管理域
    にある2個以上の第1の特定数の物品の数を計数する計
    数手段と、直前に重量が測定され不良でないと判定され
    た2個以上の第2の特定数の物品の重量の平均値を算出
    する平均値算出手段と、前記平均値に基づいて新たな管
    理域を設定する移動管理域設定手段とが具備されている
    ことを特徴とする不良品検出排除装置。
  5. 【請求項5】各物品の重量は、ロードセルが接続されて
    いる計量コンベア上で測定される請求項4記載の不良品
    検出排除装置。
  6. 【請求項6】物品の移送方向に沿って、計量コンベアの
    上流側に、当該計量コンベア上に物品を供給する供給コ
    ンベアが設けられている請求項5記載の不良品検出排除
    装置。
  7. 【請求項7】物品の移送方向に沿って、計量コンベアの
    下流側に、計量後の物品を前記計量コンベアから受け取
    る選別コンベアが設けられ、前記選別コンベアに不良品
    を排除する不良品排除手段が備えられている請求項5若
    しくは請求項6記載の不良品検出排除装置。
  8. 【請求項8】複数の物品の寸法を個別に測定して、当該
    各物品の寸法が所定の管理域にあるか否かを検出し、寸
    法が前記管理域の外側部にある物品を相対的に不良と判
    定する不良品検出方法において、 寸法測定動作の開始時から2個以上の第1の特定数の物
    品の寸法を測定するまでは、前記管理域を許容される固
    定の最大幅に設定し、前記第1の特定数の物品の寸法を
    測定した後は、直前に寸法を測定して不良でないと判定
    した2個以上の第2の特定数の物品の寸法の平均値によ
    って、順次新たな管理域を設定することを特徴とする不
    良品検出方法。
  9. 【請求項9】複数の物品を連続的若しくは断続的に移送
    する移送手段と、当該移送手段によって移送された物品
    の寸法を個別に測定する寸法測定手段と、各物品の寸法
    が所定の管理域にあるか否かを検出する検出手段と、寸
    法が前記管理域の外側部にある物品を不良と判定する判
    定手段と、不良と判定された物品を排除する排除手段と
    が具備されている不良品検出排除装置において、 物品が固定された一定の初期管理域にあるか否かを検出
    する検出手段と、寸法測定動作の開始時から初期管理域
    にある2個以上の第1の特定数の物品の数を計数する計
    数手段と、直前に寸法が測定され不良でないと判定され
    た2個以上の第2の特定数の物品の寸法の平均値を算出
    する平均値算出手段と、前記平均値に基づいて新たな管
    理域を設定する移動管理域設定手段とが具備されている
    ことを特徴とする不良品検出排除装置。
  10. 【請求項10】物品は密封容器であって、この密封容器
    を外部から加圧もしくは減圧した際に変形する変形寸法
    を計測することによって、不良を検出する請求項8記載
    の不良品検出方法若しくは請求項9記載の不良品検出排
    除装置。
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