JPH0630771B2 - ポリビニールアルコールの分離方法 - Google Patents
ポリビニールアルコールの分離方法Info
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- JPH0630771B2 JPH0630771B2 JP17787490A JP17787490A JPH0630771B2 JP H0630771 B2 JPH0630771 B2 JP H0630771B2 JP 17787490 A JP17787490 A JP 17787490A JP 17787490 A JP17787490 A JP 17787490A JP H0630771 B2 JPH0630771 B2 JP H0630771B2
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- Japan
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- pva
- polyvinyl alcohol
- separation
- water
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば繊維処理廃水中に含まれるポリビニー
ルアルコールを完全分離することができるポリビニール
アルコールの分離方法に関するものである。
ルアルコールを完全分離することができるポリビニール
アルコールの分離方法に関するものである。
[従来の技術] 繊維産業では、例えば製織時においては糸切れ防止のた
めの糊付け剤としてポリビニールアルコール(以下これ
をP.V.A.と称す)が広く使用されている。このP.V.A.は
布帛の特に糊抜、精練加工時の洗浄浴中に溶脱し、廃水
のCOD負荷となる。さらにこのP.V.A.はバクテリヤに
よる分解は困難であるため、未分解で海洋、河川に流す
と水中の溶存酸素が不足し、生体系のバランスが崩れて
水中生物が死滅し、死の海洋、河川となるので、P.V.A.
を含む廃水の排出にはきびしい規制がある。
めの糊付け剤としてポリビニールアルコール(以下これ
をP.V.A.と称す)が広く使用されている。このP.V.A.は
布帛の特に糊抜、精練加工時の洗浄浴中に溶脱し、廃水
のCOD負荷となる。さらにこのP.V.A.はバクテリヤに
よる分解は困難であるため、未分解で海洋、河川に流す
と水中の溶存酸素が不足し、生体系のバランスが崩れて
水中生物が死滅し、死の海洋、河川となるので、P.V.A.
を含む廃水の排出にはきびしい規制がある。
[発明が解決しようとする課題] そこで業界では廃水規制の対策として、従来では硼素キ
レート凝集分離あるいは高分子有機物及び無機物の添加
による巻込み凝集分離等による分離回収法が採られてい
るが、これらの分離回収法ではスラッヂの発生量が多
く、しかもP.V.A.の除去能率が低く、さらにCOD規制
面でも満足が得られるものではない。すなわち、従来の
硼素キレート凝集分離法においては約90%の除去効率
があるものの分離物の含水分が90%もありその量が多
く廃棄処分に問題を残し放置によりpHが変化してキレー
トが外れて糊に戻り非常に始末の悪いものとなってい
る。又高分子有機凝集剤、無機凝集剤の巻込み分離法で
は、除去率が50%程度で多量のスラッヂが出るので、
この廃棄処分にも問題を残すものである。
レート凝集分離あるいは高分子有機物及び無機物の添加
による巻込み凝集分離等による分離回収法が採られてい
るが、これらの分離回収法ではスラッヂの発生量が多
く、しかもP.V.A.の除去能率が低く、さらにCOD規制
面でも満足が得られるものではない。すなわち、従来の
硼素キレート凝集分離法においては約90%の除去効率
があるものの分離物の含水分が90%もありその量が多
く廃棄処分に問題を残し放置によりpHが変化してキレー
トが外れて糊に戻り非常に始末の悪いものとなってい
る。又高分子有機凝集剤、無機凝集剤の巻込み分離法で
は、除去率が50%程度で多量のスラッヂが出るので、
この廃棄処分にも問題を残すものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、従来の問題点に着目して成されたもので、P.
V.A.の重合度に関係なくその除去率を100%近くにまで
向上せしめると共に、スラッヂ発生を最小限に止めるこ
とができるポリビニールアルコールの分離方法の開発に
ある。
V.A.の重合度に関係なくその除去率を100%近くにまで
向上せしめると共に、スラッヂ発生を最小限に止めるこ
とができるポリビニールアルコールの分離方法の開発に
ある。
本発明者は、先に特願平2-127720号により、P.V.A.を含
有する廃水に、ペルオキソ硫酸塩を加え、さらにこれを
加熱することによりP.V.A.を完全に不溶化し、その結果
P.V.A.を100%分離回収することについての発明を提供
しているが、本発明はさらに研究を重ねた結果、先の発
明よりも更に経済的で効果的にP.V.A.の分離回収を行な
うことができるポリビニールアルコールの分離方法及び
その装置について提供するものである。
有する廃水に、ペルオキソ硫酸塩を加え、さらにこれを
加熱することによりP.V.A.を完全に不溶化し、その結果
P.V.A.を100%分離回収することについての発明を提供
しているが、本発明はさらに研究を重ねた結果、先の発
明よりも更に経済的で効果的にP.V.A.の分離回収を行な
うことができるポリビニールアルコールの分離方法及び
その装置について提供するものである。
すなわち本発明は、P.V.A.を含有する廃水に硫酸を加え
て硫酸酸性となし、これにペルオキソ硫酸塩を作用せし
めると共に該廃水を70℃以上に加熱して廃水からポリ
ビニールアルコールを分離せしめる分離方法を開発し
た。この発明によればP.V.A.を含む廃水を硫酸酸性とす
ることで、先願発明では、P.V.A.1%溶液中のP.V.A.を
分離する過硫酸アンモニアは、P.V.A.1モル:(NH4)2S2
O80.18モルであったのに対し、本発明では硫酸酸性にす
ることでP.V.A.1モル:(NH4)2S2O80.1モルで分離させ
ることができ、きわめて経済的なP.V.A.分離回収が達成
できるものである。
て硫酸酸性となし、これにペルオキソ硫酸塩を作用せし
めると共に該廃水を70℃以上に加熱して廃水からポリ
ビニールアルコールを分離せしめる分離方法を開発し
た。この発明によればP.V.A.を含む廃水を硫酸酸性とす
ることで、先願発明では、P.V.A.1%溶液中のP.V.A.を
分離する過硫酸アンモニアは、P.V.A.1モル:(NH4)2S2
O80.18モルであったのに対し、本発明では硫酸酸性にす
ることでP.V.A.1モル:(NH4)2S2O80.1モルで分離させ
ることができ、きわめて経済的なP.V.A.分離回収が達成
できるものである。
[実施例] 以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
図面は長尺布帛を連続的に前処理する前処理工程の説明
図であって、Aはその糊抜き工程、Bは精練工程、Cは
漂白工程、Dは乾燥工程を示す。これら各工程は周知で
あり、また本発明の要旨でないので、それら工程の構造
説明は省略する。
図であって、Aはその糊抜き工程、Bは精練工程、Cは
漂白工程、Dは乾燥工程を示す。これら各工程は周知で
あり、また本発明の要旨でないので、それら工程の構造
説明は省略する。
1は糊抜き工程の各洗浄槽2からの洗浄水(廃水)を受
け入れる受槽であって、この受槽1内に供給される洗浄
水内に含まれるP.V.A.濃度は不図示の濃度センサーによ
りそのP.V.A.濃度が約1.0〜1.2%となるように給水管3
からの給水量を調整することによって調整されている。
またこの受槽1内にはヒータが配設されていて受槽1内
容液が約80〜90℃近くまで加熱されるようになって
いる。
け入れる受槽であって、この受槽1内に供給される洗浄
水内に含まれるP.V.A.濃度は不図示の濃度センサーによ
りそのP.V.A.濃度が約1.0〜1.2%となるように給水管3
からの給水量を調整することによって調整されている。
またこの受槽1内にはヒータが配設されていて受槽1内
容液が約80〜90℃近くまで加熱されるようになって
いる。
4は混合器であって、この混合器4では、前記のP.V.A.
濃度である廃水に、ペルオキソ硫酸塩(S剤)と50°
Beの硫酸が、廃水1000に対してペルオキソ硫酸塩4及
び硫酸10の割合で混入される。この混合廃水はタイミ
ング槽5内において短時間で粘着性を失って、不溶性と
なり水と分離する。この分離物の水分量は極めて少な
く、先願発明により分離物の水分量が約90%であるの
に対し、この発明による分離物の水分量は、約60〜7
0となるので、この分離物を後工程で乾燥焼却するに有
利となる。このP.V.A.分離水は、中和槽6内に一時的に
貯え、この中和槽6内のP.V.A.分離水に中和剤を添加
し、P.V.A.の中和をする。この中和剤としては、前記精
練工程B及び漂白工程から排出される弱アルカリ性の総
合排液を利用(約1%の苛性ソーダを混入)すると新た
なアルカリ液の使用が省け、中和剤の節約となる。この
中和槽6内で中和されたP.V.A.分離水は、分離装置7に
よりP.V.A.と水分とが分離される。そしてこの分離され
たP.V.A.の含水率は約60〜70%であるので、次の乾
燥装置8により容易に乾燥させることができる。乾燥さ
れたP.V.A.の一部は燃料として使用することができるこ
の乾燥P.V.A.の燃焼時における発熱量は約4000〜4600ca
l/gの熱量が得られ燃料としての利用度が高い。
濃度である廃水に、ペルオキソ硫酸塩(S剤)と50°
Beの硫酸が、廃水1000に対してペルオキソ硫酸塩4及
び硫酸10の割合で混入される。この混合廃水はタイミ
ング槽5内において短時間で粘着性を失って、不溶性と
なり水と分離する。この分離物の水分量は極めて少な
く、先願発明により分離物の水分量が約90%であるの
に対し、この発明による分離物の水分量は、約60〜7
0となるので、この分離物を後工程で乾燥焼却するに有
利となる。このP.V.A.分離水は、中和槽6内に一時的に
貯え、この中和槽6内のP.V.A.分離水に中和剤を添加
し、P.V.A.の中和をする。この中和剤としては、前記精
練工程B及び漂白工程から排出される弱アルカリ性の総
合排液を利用(約1%の苛性ソーダを混入)すると新た
なアルカリ液の使用が省け、中和剤の節約となる。この
中和槽6内で中和されたP.V.A.分離水は、分離装置7に
よりP.V.A.と水分とが分離される。そしてこの分離され
たP.V.A.の含水率は約60〜70%であるので、次の乾
燥装置8により容易に乾燥させることができる。乾燥さ
れたP.V.A.の一部は燃料として使用することができるこ
の乾燥P.V.A.の燃焼時における発熱量は約4000〜4600ca
l/gの熱量が得られ燃料としての利用度が高い。
次に本発明者が行なった実施例の具体例は下記の如くで
あって、P.V.A.の完全分離に要する過硫酸アンモニアの
使用量は、先願の発明のものに比して4g/に削減す
ることができる。
あって、P.V.A.の完全分離に要する過硫酸アンモニアの
使用量は、先願の発明のものに比して4g/に削減す
ることができる。
H2SO4添加量と(NH4)2S2O8量の関係 (1)P.V.A.重合度1.700鹸化度98% 1%溶液 (2)処理条件95℃×10分間→NaOHで中和→フィルタ
ーで固液分離→スクリュー脱水 50°BeH2SO4 分離に要する(NH4)2S2O8 0 7g/(P.V.A.含有廃水) 5cc/ 5g/( 〃 ) 10cc/ 4g/( 〃 ) 20cc/ 4g/( 〃 ) 従って本考案によれば比較的高価な過硫酸アンモニアの
使用量が半減できることでP.V.A.回収のための費用が削
減でき経済性が高められるものである。
ーで固液分離→スクリュー脱水 50°BeH2SO4 分離に要する(NH4)2S2O8 0 7g/(P.V.A.含有廃水) 5cc/ 5g/( 〃 ) 10cc/ 4g/( 〃 ) 20cc/ 4g/( 〃 ) 従って本考案によれば比較的高価な過硫酸アンモニアの
使用量が半減できることでP.V.A.回収のための費用が削
減でき経済性が高められるものである。
[発明の効果] 以上のように本発明は、ポリビニールアルコールを含有
する水溶液に、硫酸を添加して硫酸酸性液となし、さら
に該液にペルオキソ硫酸塩を作用させると共に70℃以
上に加熱してポリビニールアルコールを分離させるもの
である。従って、この本発明によればP.V.A.分離に使用
される過硫酸アンモニアの使用量は比較的少量でよいこ
とから、P.V.A.回収のための費用が削減でき経済性が高
められる。さらにこの発明により分離されるP.V.A.の含
水分量は約60〜70%と低いために、この分離P.V.A.
の乾燥エネルギーが省力化でき該P.V.A.を燃料として再
使用するに有利である。
する水溶液に、硫酸を添加して硫酸酸性液となし、さら
に該液にペルオキソ硫酸塩を作用させると共に70℃以
上に加熱してポリビニールアルコールを分離させるもの
である。従って、この本発明によればP.V.A.分離に使用
される過硫酸アンモニアの使用量は比較的少量でよいこ
とから、P.V.A.回収のための費用が削減でき経済性が高
められる。さらにこの発明により分離されるP.V.A.の含
水分量は約60〜70%と低いために、この分離P.V.A.
の乾燥エネルギーが省力化でき該P.V.A.を燃料として再
使用するに有利である。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明よりなるP.V.A.分離方法に使用される装置
の説明図である。 A……糊抜き工程、B……精練工程 C……漂白工程、D……乾燥工程 1……受槽、2……洗浄槽 3……給水管、4……混合器 5……タイミング槽、6……中和槽 7……分離装置、8……乾燥装置
の説明図である。 A……糊抜き工程、B……精練工程 C……漂白工程、D……乾燥工程 1……受槽、2……洗浄槽 3……給水管、4……混合器 5……タイミング槽、6……中和槽 7……分離装置、8……乾燥装置
Claims (1)
- 【請求項1】ポリビニールアルコールを含有する水溶液
に、硫酸を添加して硫酸酸性液となし、さらに該液にペ
ルオキソ硫酸塩を作用させると共に70℃以上に加熱し
てポリビニールアルコールを分離させることを特徴とす
るポリビニールアルコールの分離方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17787490A JPH0630771B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | ポリビニールアルコールの分離方法 |
| US07/698,670 US5110481A (en) | 1990-05-17 | 1991-05-10 | Method for separation of polyvinyl alcohol from aqueous solutions thereof using peroxodisulfates |
| DE4115290A DE4115290A1 (de) | 1990-05-17 | 1991-05-10 | Verfahren zur abtrennung von polyvinylalkohol |
| KR1019910007832A KR940000558B1 (ko) | 1990-05-17 | 1991-05-15 | 폴리비닐알콜의 분리방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17787490A JPH0630771B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | ポリビニールアルコールの分離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0466188A JPH0466188A (ja) | 1992-03-02 |
| JPH0630771B2 true JPH0630771B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=16038570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17787490A Expired - Fee Related JPH0630771B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-07-05 | ポリビニールアルコールの分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630771B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5240151B2 (ja) | 2009-09-30 | 2013-07-17 | 富士通株式会社 | 画像処理装置、および画像処理制御プログラム |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP17787490A patent/JPH0630771B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5240151B2 (ja) | 2009-09-30 | 2013-07-17 | 富士通株式会社 | 画像処理装置、および画像処理制御プログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0466188A (ja) | 1992-03-02 |
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Legal Events
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