JPH06307991A - 高炉耐火物残存厚計測方法 - Google Patents
高炉耐火物残存厚計測方法Info
- Publication number
- JPH06307991A JPH06307991A JP11521093A JP11521093A JPH06307991A JP H06307991 A JPH06307991 A JP H06307991A JP 11521093 A JP11521093 A JP 11521093A JP 11521093 A JP11521093 A JP 11521093A JP H06307991 A JPH06307991 A JP H06307991A
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- JP
- Japan
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- furnace
- refractory
- blast furnace
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、高炉耐火物残存厚計測方法に関す
るもので、特に温度および粉塵等の悪環境の下でも安定
して計測できる方法を提供する。 【構成】 高炉炉体外側から、複数のシース導線を内蔵
したプローブを挿入し、炉体耐火物が損耗してシース導
線先端が炉内に露出すると、炉内に存在するコークスお
よび鉄鉱石が良導体であるが故に、導線の対地絶縁度が
降下するという性質を利用し、各シース導線の対地絶縁
度を個々に評価することにより耐火物の残存厚を計るこ
とを特徴とする。
るもので、特に温度および粉塵等の悪環境の下でも安定
して計測できる方法を提供する。 【構成】 高炉炉体外側から、複数のシース導線を内蔵
したプローブを挿入し、炉体耐火物が損耗してシース導
線先端が炉内に露出すると、炉内に存在するコークスお
よび鉄鉱石が良導体であるが故に、導線の対地絶縁度が
降下するという性質を利用し、各シース導線の対地絶縁
度を個々に評価することにより耐火物の残存厚を計るこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉耐火物残存厚計測
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高炉に於ける耐火物残存厚を計測
する方法は、耐火物内部に放射性元素を埋め込んでお
き、炉外からRI検出器で放射線の有無を計る事により
耐火物残存の有無を評価していた。この方法では、放射
線管理が必要であり、また耐火物残存の有無を判定する
のみであった。また、耐火物内部に複数本の温度計を埋
め込み、炉内からの温度伝搬から残存厚を求める方法が
ある。この方法では温度計回りの耐火物の温度伝搬特性
の不均一性が計測精度に大きな悪影響を及ぼしてしまう
という問題がある。また、耐火物内に耐火導線を付設
し、該導線にパルス信号を発信し導線先端部で反射して
くるまでの時間から残存耐火物を計測する方法がある。
本方式ではパルスの計測に個人差がでるという問題があ
る。また耐火導線が耐火物の侵食と同期して摩耗する事
が必要であるが、現実には摩耗時間の遅れや導線が湾曲
するだけで摩耗しないという問題がある。更に計測は悪
環境の下で行わなければならないという問題があった。
する方法は、耐火物内部に放射性元素を埋め込んでお
き、炉外からRI検出器で放射線の有無を計る事により
耐火物残存の有無を評価していた。この方法では、放射
線管理が必要であり、また耐火物残存の有無を判定する
のみであった。また、耐火物内部に複数本の温度計を埋
め込み、炉内からの温度伝搬から残存厚を求める方法が
ある。この方法では温度計回りの耐火物の温度伝搬特性
の不均一性が計測精度に大きな悪影響を及ぼしてしまう
という問題がある。また、耐火物内に耐火導線を付設
し、該導線にパルス信号を発信し導線先端部で反射して
くるまでの時間から残存耐火物を計測する方法がある。
本方式ではパルスの計測に個人差がでるという問題があ
る。また耐火導線が耐火物の侵食と同期して摩耗する事
が必要であるが、現実には摩耗時間の遅れや導線が湾曲
するだけで摩耗しないという問題がある。更に計測は悪
環境の下で行わなければならないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、温度および
粉塵等の悪環境の下でも安定して計測でき、また、遠隔
かつ連続的に自動計測することを目的とする。
粉塵等の悪環境の下でも安定して計測でき、また、遠隔
かつ連続的に自動計測することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術の課題
を有利に解決するものであって、高炉の炉体鉄皮に外側
から、先端が露出した複数のシース導線をある間隔で取
り付けたプローブを挿入し、耐火物が損耗しプローブに
取り付けられた該シース導線先端が炉内に露出し、炉内
に存在するコークス及び鉄鉱石により導線の対地絶縁度
が下がることを、各シース導線毎に測定評価することに
より耐火物の残存厚を計ることを特徴とする高炉耐火物
残存厚計測方法である。
を有利に解決するものであって、高炉の炉体鉄皮に外側
から、先端が露出した複数のシース導線をある間隔で取
り付けたプローブを挿入し、耐火物が損耗しプローブに
取り付けられた該シース導線先端が炉内に露出し、炉内
に存在するコークス及び鉄鉱石により導線の対地絶縁度
が下がることを、各シース導線毎に測定評価することに
より耐火物の残存厚を計ることを特徴とする高炉耐火物
残存厚計測方法である。
【0005】
【作用】以下、図面に基づいて、本発明を詳述する。図
1、図2、図3は本発明による複数のシース導線を取り
付けたプローブを示すものである。プローブ1はシース
2とシース2で保護されたシース導線3、シース2を支
持固定するためのステンレス製支持パイプ4と、炉体固
定用のフランジ5からなっている。5のフランジは高炉
炉体に固定するためのもので、かつ炉内ガスの炉外漏洩
を防止し気密性を確保する。シース導線3を内蔵したシ
ース2は支持パイプ4の内部を通り検出部においてその
先端部を支持パイプ4に設けられた孔より露出する。か
くすることにより高炉炉内装入物の流動等により計測に
悪影響が及ぼされるのを防ぐ。シース導線3の先端露出
部はシース2の先端部より若干内部に引き込まれてい
る。なお検出端の分解能は、シース導線を固定する間隔
で決まる。
1、図2、図3は本発明による複数のシース導線を取り
付けたプローブを示すものである。プローブ1はシース
2とシース2で保護されたシース導線3、シース2を支
持固定するためのステンレス製支持パイプ4と、炉体固
定用のフランジ5からなっている。5のフランジは高炉
炉体に固定するためのもので、かつ炉内ガスの炉外漏洩
を防止し気密性を確保する。シース導線3を内蔵したシ
ース2は支持パイプ4の内部を通り検出部においてその
先端部を支持パイプ4に設けられた孔より露出する。か
くすることにより高炉炉内装入物の流動等により計測に
悪影響が及ぼされるのを防ぐ。シース導線3の先端露出
部はシース2の先端部より若干内部に引き込まれてい
る。なお検出端の分解能は、シース導線を固定する間隔
で決まる。
【0006】図4は、本発明による図1のプローブを高
炉炉体に設置した状態を示す。1はプローブで6は高炉
炉体鉄皮、7は高炉炉内残存耐火物である。
炉炉体に設置した状態を示す。1はプローブで6は高炉
炉体鉄皮、7は高炉炉内残存耐火物である。
【0007】図5はシース導線先端の対地絶縁度を自動
にて評価するための電気回路図である。8は定電圧源、
9はサーキットプロテクタ(フューズでも可)で3はプ
ローブに取り付けたシース導線である。
にて評価するための電気回路図である。8は定電圧源、
9はサーキットプロテクタ(フューズでも可)で3はプ
ローブに取り付けたシース導線である。
【0008】高炉炉体耐火物が損耗しシース導線3の先
端部が高炉内装入物(コークス又は鉄鉱石)に触れると
シース導線の対地絶縁度が降下し電流Iが流れる(通常
は対地絶縁度は数百〜数メグΩあるため殆んど電流は流
れない)。またシース先端の対地絶縁度が落ちると、サ
ーキットプロテクターに大きな電流(0.1A程度)が
流れ、サーキットプロテクタが作動する。
端部が高炉内装入物(コークス又は鉄鉱石)に触れると
シース導線の対地絶縁度が降下し電流Iが流れる(通常
は対地絶縁度は数百〜数メグΩあるため殆んど電流は流
れない)。またシース先端の対地絶縁度が落ちると、サ
ーキットプロテクターに大きな電流(0.1A程度)が
流れ、サーキットプロテクタが作動する。
【0009】
【実施例】図6は本発明によって検出した結果と実際に
耐火物をコアボーリングして実測した結果との比較図で
ある。その結果、厚み管理上の要求精度である±2.5
cmをほぼ満たしている。なお当然ながら原理上、検出
端の分解能を上げれば、計測精度は更に向上する。なお
図中の矢印は検出端の分解能およびコアボーリングの計
測誤差範囲である。
耐火物をコアボーリングして実測した結果との比較図で
ある。その結果、厚み管理上の要求精度である±2.5
cmをほぼ満たしている。なお当然ながら原理上、検出
端の分解能を上げれば、計測精度は更に向上する。なお
図中の矢印は検出端の分解能およびコアボーリングの計
測誤差範囲である。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、検出原理および検出端
構造が単純であるため、設備費が非常に安価となり、高
温、粉塵といった悪環境にたいしても頑強であり、安定
して計測できる。また、炉内耐火物厚を連続的かつ遠隔
にて自動計測できるため、悪環境での作業が削減でき、
人件費の削減がはかられる。従来は工場の定修時にしか
計測できなかったが、本発明では操業中でも残存厚管理
ができるので、時間遅れのない適切な炉体管理アクショ
ンを行うことができる。
構造が単純であるため、設備費が非常に安価となり、高
温、粉塵といった悪環境にたいしても頑強であり、安定
して計測できる。また、炉内耐火物厚を連続的かつ遠隔
にて自動計測できるため、悪環境での作業が削減でき、
人件費の削減がはかられる。従来は工場の定修時にしか
計測できなかったが、本発明では操業中でも残存厚管理
ができるので、時間遅れのない適切な炉体管理アクショ
ンを行うことができる。
【図1】複数のシース導線を取り付けたプローブを示し
た図
た図
【図2】図1の一部拡大図で支持パイプでシースを支持
している状態を示す図
している状態を示す図
【図3】図2の一部拡大図でシース導線先端部の状態を
示す図
示す図
【図4】図1のプローブを高炉炉体に設置した状態を示
す図
す図
【図5】シース先端の対地絶縁度を自動にて評価するた
めの電気回路図
めの電気回路図
【図6】本検出端と、実際に耐火物をコアボーリングし
て計測した結果との比較図
て計測した結果との比較図
1 プローブ 2 シース 3 シース導線 4 支持パイプ 5 フランジ 6 高炉炉体鉄皮 7 炉内残存耐火物 8 定電圧源 9 サーキットプロテクタ
フロントページの続き (72)発明者 丹後 信幸 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項1】 高炉の炉体鉄皮に外側から、先端が露出
した複数のシース導線をある間隔で取り付けたプローブ
を挿入し、耐火物が損耗しプローブに取り付けられた該
シース導線先端が炉内に露出し、炉内に存在するコーク
ス及び鉄鉱石により導線の対地絶縁度が下がることを、
各シース導線毎に測定評価することにより耐火物の残存
厚を計ることを特徴とする高炉耐火物残存厚計測方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115210A JP3016989B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 高炉耐火物残存厚計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115210A JP3016989B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 高炉耐火物残存厚計測方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307991A true JPH06307991A (ja) | 1994-11-04 |
| JP3016989B2 JP3016989B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=14657095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5115210A Expired - Lifetime JP3016989B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 高炉耐火物残存厚計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3016989B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107941135A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-04-20 | 中建材蚌埠玻璃工业设计研究院有限公司 | 一种测量玻璃熔窑易侵蚀部位池壁砖残余厚度的装置 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5115210A patent/JP3016989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107941135A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-04-20 | 中建材蚌埠玻璃工业设计研究院有限公司 | 一种测量玻璃熔窑易侵蚀部位池壁砖残余厚度的装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3016989B2 (ja) | 2000-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991207 |