JPH0630808B2 - 溶接ト−チ自動倣い方法及び装置 - Google Patents
溶接ト−チ自動倣い方法及び装置Info
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- JPH0630808B2 JPH0630808B2 JP129586A JP129586A JPH0630808B2 JP H0630808 B2 JPH0630808 B2 JP H0630808B2 JP 129586 A JP129586 A JP 129586A JP 129586 A JP129586 A JP 129586A JP H0630808 B2 JPH0630808 B2 JP H0630808B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
- B23K9/0216—Seam profiling, e.g. weaving, multilayer
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トーチを開先の幅方向にオシレートさせつつ
溶接を行う消耗電極式アーク溶接のトーチのオシレート
中心を溶接線に自動的に倣わせる自動倣い方法及びこの
方法を実施する自動倣い装置に関するものである。
溶接を行う消耗電極式アーク溶接のトーチのオシレート
中心を溶接線に自動的に倣わせる自動倣い方法及びこの
方法を実施する自動倣い装置に関するものである。
[従来の技術] 周知のように、消耗電極式のアーク溶接においては、第
15図に示したように、トーチ1を通して消耗性電極ワ
イヤ2を被溶接物3の開先4に供給するとともに溶接部
にシールドガスを供給し、ワイヤ2と被溶接物3との間
にアークAを生じさせつつトーチ1を溶接線wに沿って
移行させて溶接を行う。
15図に示したように、トーチ1を通して消耗性電極ワ
イヤ2を被溶接物3の開先4に供給するとともに溶接部
にシールドガスを供給し、ワイヤ2と被溶接物3との間
にアークAを生じさせつつトーチ1を溶接線wに沿って
移行させて溶接を行う。
この消耗電極式アーク溶接においてトーチ1を開先の幅
方向にオシレートさせつつ溶接を行う場合には、トーチ
1のオシレート中心を溶接線wに一致させるようにトー
チを溶接線に倣わせる必要がある。トーチ1を溶接線w
に倣わせる方法は種々知られているが、溶接速度が比較
的遅い場合には、トーチの狙い位置(オシレート中心の
指向位置)の溶接線からのずれを電気的に検出すること
ができるため、機械的な検出手段を設けることなくトー
チを溶接線に倣わせることができる。
方向にオシレートさせつつ溶接を行う場合には、トーチ
1のオシレート中心を溶接線wに一致させるようにトー
チを溶接線に倣わせる必要がある。トーチ1を溶接線w
に倣わせる方法は種々知られているが、溶接速度が比較
的遅い場合には、トーチの狙い位置(オシレート中心の
指向位置)の溶接線からのずれを電気的に検出すること
ができるため、機械的な検出手段を設けることなくトー
チを溶接線に倣わせることができる。
すなわち、溶接速度を1[m/min] 未満の比較的低速に設
定して溶接を行う消耗電極式アーク溶接においては、定
電圧特性の電源を用い、比較的低速でトーチをオシレー
トさせて溶接を行うが、この場合第15図に示したよう
に、トーチ1の位置をa→b→c→b→aと移動させて
トーチをオシレートさせると、電源の自己制御性によ
り、アーク長Laがほぼ一定に維持される。そのため開
先の深さに応じてワイヤのエクステンション(トーチ1
からの突出長)がLe1→Le2→Le3→Le2→Le1と周期
的に変化し、溶接電流も周期的に変化する。このように
比較的遅い速度で溶接を行う従来の消耗電極式アーク溶
接方法では、溶接電流がトーチと被溶接物との間の距離
に応じて変化するため、この溶接電流の変化からトーチ
の狙い位置のずれを検出してこのずれを無くすようにト
ーチ駆動機構を制御することにより、トーチを溶接線に
倣わせることができる。
定して溶接を行う消耗電極式アーク溶接においては、定
電圧特性の電源を用い、比較的低速でトーチをオシレー
トさせて溶接を行うが、この場合第15図に示したよう
に、トーチ1の位置をa→b→c→b→aと移動させて
トーチをオシレートさせると、電源の自己制御性によ
り、アーク長Laがほぼ一定に維持される。そのため開
先の深さに応じてワイヤのエクステンション(トーチ1
からの突出長)がLe1→Le2→Le3→Le2→Le1と周期
的に変化し、溶接電流も周期的に変化する。このように
比較的遅い速度で溶接を行う従来の消耗電極式アーク溶
接方法では、溶接電流がトーチと被溶接物との間の距離
に応じて変化するため、この溶接電流の変化からトーチ
の狙い位置のずれを検出してこのずれを無くすようにト
ーチ駆動機構を制御することにより、トーチを溶接線に
倣わせることができる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のようにトーチをオシレートさせつつ溶接を行う場
合、溶接速度に対してトーチのオシレート速度(または
周期)が遅いと第13図のように、溶接ビード5のリッ
プル(うねり)が粗くなり、実用的でない。溶接速度を
Vw 、オシレート周期をTf とすると、ビードのリップ
ルのピッチPは P=Vw /Tf …(1) で与えられる。例えばオシレート周波数F及び溶接速度
Vw をそれぞれF=2[Hz]及びVw =1.2[m/min]と
すると、溶接ビードのピッチPは、P=10[mm]とな
り、ビードがつながらなくなって所望の継ぎ手強度を得
ることができない。ビードをつなげるためには、通常ビ
ードピッチPを3mm以下にする必要がある。
合、溶接速度に対してトーチのオシレート速度(または
周期)が遅いと第13図のように、溶接ビード5のリッ
プル(うねり)が粗くなり、実用的でない。溶接速度を
Vw 、オシレート周期をTf とすると、ビードのリップ
ルのピッチPは P=Vw /Tf …(1) で与えられる。例えばオシレート周波数F及び溶接速度
Vw をそれぞれF=2[Hz]及びVw =1.2[m/min]と
すると、溶接ビードのピッチPは、P=10[mm]とな
り、ビードがつながらなくなって所望の継ぎ手強度を得
ることができない。ビードをつなげるためには、通常ビ
ードピッチPを3mm以下にする必要がある。
第14図は溶接速度Vw とビードピッチPとの関係を、
オシレート周波数fをパラメータとして示したもので、
この第14図から、溶接速度Vw を1[m/min]以上の高
速に設定してビードピッチPを3mm以下にするために
は、オシレート周波数fを5.5[Hz]以上に設定する必
要があることが分る。
オシレート周波数fをパラメータとして示したもので、
この第14図から、溶接速度Vw を1[m/min]以上の高
速に設定してビードピッチPを3mm以下にするために
は、オシレート周波数fを5.5[Hz]以上に設定する必
要があることが分る。
また、1[m/min] 以上の高速で溶接を行う場合に定電圧
特性の電源を用いると溶滴の移行が不安定になるため、
高速オシレートによって短絡とアークとが不規則に生
じ、溶接ビードが不安定になり易いという問題がある。
そのため溶接速度及びオシレート速度を高めて良好な溶
接を行うためには、溶接電源としてパルス電源を用い、
ベース電流にパルス電流を周期的に重畳した波形の溶接
電流を流して溶接を行うパルスアーク溶接法を採用する
のが適当である。このパルスアーク溶接法によれば、溶
接速度及びオシレート速度を高めても、アークを安定に
生じさせて溶滴移行を周期的に行わせることができる。
特性の電源を用いると溶滴の移行が不安定になるため、
高速オシレートによって短絡とアークとが不規則に生
じ、溶接ビードが不安定になり易いという問題がある。
そのため溶接速度及びオシレート速度を高めて良好な溶
接を行うためには、溶接電源としてパルス電源を用い、
ベース電流にパルス電流を周期的に重畳した波形の溶接
電流を流して溶接を行うパルスアーク溶接法を採用する
のが適当である。このパルスアーク溶接法によれば、溶
接速度及びオシレート速度を高めても、アークを安定に
生じさせて溶滴移行を周期的に行わせることができる。
ところが、オシレート周波数fを5[Hz]以上に設定して
高速オシレートを行わせると電源の自己制御性が有効に
働かなくなるため、第16図に示したようにトーチ1の
オシレートに伴ってアーク長がLa1→La2→La3のよう
に変化し、ワイヤ2のエクステンションLe1はほぼ一定
になる。この場合、溶接電流の変化は僅かであるため、
従来のように溶接電流を検出することによりトーチの狙
い位置のずれを検出することは困難である。
高速オシレートを行わせると電源の自己制御性が有効に
働かなくなるため、第16図に示したようにトーチ1の
オシレートに伴ってアーク長がLa1→La2→La3のよう
に変化し、ワイヤ2のエクステンションLe1はほぼ一定
になる。この場合、溶接電流の変化は僅かであるため、
従来のように溶接電流を検出することによりトーチの狙
い位置のずれを検出することは困難である。
実際にパルス電源を用いた消耗電極式アーク溶接におけ
るアーク長の過渡応答特性を調べるため、第12図Aに
示すように段差のある鋼板を被溶接物3として、アーク
が段差のある部分を横切った時のアーク電圧及び溶接電
流の変化を測定したところ、第12図B及びCのような
特性が得られた。この場合、段差の部分でアーク長が急
に長くなった後元の長さに復帰するために要する時間は
200〜500[mesc]であった。このことから、パルス
電源を用いた消耗電極式パルスアーク溶接において、オ
シレート周波数を5[Hz]以上に設定すると過渡状態の連
続となり、電源の自己制御作用を利用することはできな
いことが分る。
るアーク長の過渡応答特性を調べるため、第12図Aに
示すように段差のある鋼板を被溶接物3として、アーク
が段差のある部分を横切った時のアーク電圧及び溶接電
流の変化を測定したところ、第12図B及びCのような
特性が得られた。この場合、段差の部分でアーク長が急
に長くなった後元の長さに復帰するために要する時間は
200〜500[mesc]であった。このことから、パルス
電源を用いた消耗電極式パルスアーク溶接において、オ
シレート周波数を5[Hz]以上に設定すると過渡状態の連
続となり、電源の自己制御作用を利用することはできな
いことが分る。
以上説明したように、パルス電源を用いれば、溶接速度
及びオシレート速度を高く設定しても安定に溶接を行わ
せることができ、リップルの小さいビードを形成するこ
とができるが、この場合電源の自己制御性が働かず、第
16図に示したようにトーチのオシレートに伴ってアー
ク長が変化してワイヤのエクステンションがほぼ一定に
なる。そのため、溶接電流の変化を検出して開先内にお
けるワイヤの位置を電気的に検出することはできず、低
速度で溶接を行う場合に採用されていた従来のトーチ倣
い方法を採用することはできない。従ってこの場合にト
ーチを溶接線に倣わせるためにはトーチの位置と溶接線
の位置とを検出する複雑な機械的位置検出手段や光学的
位置検出手段等を設ける必要があり、溶接装置の構造が
複雑になって装置が大形化するのを避けられなかった。
特に狭い場所に設置せざるを得ない溶接装置において
は、装置の大形化を許容できないため、トーチの自動倣
いを行わせることが困難であった。また機械的位置検出
手段や光学的位置検出手段を用いた場合には、アーク溶
接に伴って生じる熱や光、あるいはスパッタの影響を受
けて、検出精度及び耐久性が低下するという問題もあっ
た。
及びオシレート速度を高く設定しても安定に溶接を行わ
せることができ、リップルの小さいビードを形成するこ
とができるが、この場合電源の自己制御性が働かず、第
16図に示したようにトーチのオシレートに伴ってアー
ク長が変化してワイヤのエクステンションがほぼ一定に
なる。そのため、溶接電流の変化を検出して開先内にお
けるワイヤの位置を電気的に検出することはできず、低
速度で溶接を行う場合に採用されていた従来のトーチ倣
い方法を採用することはできない。従ってこの場合にト
ーチを溶接線に倣わせるためにはトーチの位置と溶接線
の位置とを検出する複雑な機械的位置検出手段や光学的
位置検出手段等を設ける必要があり、溶接装置の構造が
複雑になって装置が大形化するのを避けられなかった。
特に狭い場所に設置せざるを得ない溶接装置において
は、装置の大形化を許容できないため、トーチの自動倣
いを行わせることが困難であった。また機械的位置検出
手段や光学的位置検出手段を用いた場合には、アーク溶
接に伴って生じる熱や光、あるいはスパッタの影響を受
けて、検出精度及び耐久性が低下するという問題もあっ
た。
本発明の目的は、消耗電極式パルスアーク溶接におい
て、溶接速度及びオシレート速度を高く設定して溶接を
行う場合でもトーチの狙い位置のずれを純電気的に検出
して、複雑な機械的位置検出手段等を用いることなくト
ーチを溶接線に沿って自動的に倣わせることができるよ
うにした溶接トーチの自動倣い方法及びこの方法を実施
する自動倣い装置を提供することにある。
て、溶接速度及びオシレート速度を高く設定して溶接を
行う場合でもトーチの狙い位置のずれを純電気的に検出
して、複雑な機械的位置検出手段等を用いることなくト
ーチを溶接線に沿って自動的に倣わせることができるよ
うにした溶接トーチの自動倣い方法及びこの方法を実施
する自動倣い装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本願第1の発明は、トーチを開先の幅方向にオシレート
させつつ溶接を行う消耗電極式パルスアーク溶接装置の
トーチのオシレート中心を溶接線に倣わせる自動倣い方
法である。この第1の発明においては、アーク電圧を検
出してトーチのオシレート動作の1周期の間に検出され
たアーク電圧の最大値Vmax と最小値Vmin との差をア
ーク電圧の変化量ΔVd として演算する。そしてこの変
化量ΔVd とトーチの狙い位置の適性位置からのずれ量
との間の相関関係に基いて変化量ΔVd に対応するトー
チの適性狙い位置からのずれ量を演算し、このずれ量か
らトーチの狙い位置を適性位置に戻すために必要な狙い
位置補正量を演算して、この補正量だけトーチの狙い位
置を修正する。
させつつ溶接を行う消耗電極式パルスアーク溶接装置の
トーチのオシレート中心を溶接線に倣わせる自動倣い方
法である。この第1の発明においては、アーク電圧を検
出してトーチのオシレート動作の1周期の間に検出され
たアーク電圧の最大値Vmax と最小値Vmin との差をア
ーク電圧の変化量ΔVd として演算する。そしてこの変
化量ΔVd とトーチの狙い位置の適性位置からのずれ量
との間の相関関係に基いて変化量ΔVd に対応するトー
チの適性狙い位置からのずれ量を演算し、このずれ量か
らトーチの狙い位置を適性位置に戻すために必要な狙い
位置補正量を演算して、この補正量だけトーチの狙い位
置を修正する。
本願第2の発明は上記第1の発明の方法を実施する自動
倣い装置であって、この自動倣い装置は、アーク電圧の
瞬時値を検出するアーク電圧検出回路と、アーク電圧検
出回路の出力を入力としてアーク電圧のピークを結んだ
包絡波形電圧を検出する包絡波形検出回路と、包絡波形
検出回路の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器
と、A/D変換器の出力からトーチのオシレート動作の
1周期の期間におけるアーク電圧の最大値と最小値とを
求めて該最大値と最小値との差をアーク電圧の変化量Δ
Vとして演算して、最大値が生じるトーチ位置と最小位
置が生じるトーチ位置との関係に応じて該変化量に正ま
たは負の符号を付ける変化量演算手段と、符号が付けら
れた変化量ΔVd とトーチの狙い位置の適正位置からの
ずれ量との関係を記憶した記憶手段と、記憶手段から変
化量ΔVd に対応するトーチのずれ量を読み出して求
め、このずれ量からトーチの狙い位置を適性位置に戻す
ために必要な狙い位置補正量を演算する狙い位置補正量
演算手段と、この補正量を入力としてトーチ位置を適性
位置に修正するようにトーチ駆動機構を制御する数値制
御装置とにより構成される。
倣い装置であって、この自動倣い装置は、アーク電圧の
瞬時値を検出するアーク電圧検出回路と、アーク電圧検
出回路の出力を入力としてアーク電圧のピークを結んだ
包絡波形電圧を検出する包絡波形検出回路と、包絡波形
検出回路の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器
と、A/D変換器の出力からトーチのオシレート動作の
1周期の期間におけるアーク電圧の最大値と最小値とを
求めて該最大値と最小値との差をアーク電圧の変化量Δ
Vとして演算して、最大値が生じるトーチ位置と最小位
置が生じるトーチ位置との関係に応じて該変化量に正ま
たは負の符号を付ける変化量演算手段と、符号が付けら
れた変化量ΔVd とトーチの狙い位置の適正位置からの
ずれ量との関係を記憶した記憶手段と、記憶手段から変
化量ΔVd に対応するトーチのずれ量を読み出して求
め、このずれ量からトーチの狙い位置を適性位置に戻す
ために必要な狙い位置補正量を演算する狙い位置補正量
演算手段と、この補正量を入力としてトーチ位置を適性
位置に修正するようにトーチ駆動機構を制御する数値制
御装置とにより構成される。
本願第3の発明は、トーチの狙い位置を修正し得るよう
にするとともに、上下位置をも修正し得るようにした自
動倣い方法で、この第3の発明では第1の発明と同様に
してトーチの狙い位置補正量を演算すると共に、溶接電
流を検出して該溶接電流の平均値を積分し、この溶接電
流の積分値を基準値と比較してトーチの上下位置を基準
位置に補正するために必要な上下位置補正量を演算す
る。そして狙い位置補正量だけトーチの狙い位置を修正
してトーチのオシレート中心を溶接線に倣わせると共に
上下位置補正量だけトーチの上下位置を修正してトーチ
の上下位置をも基準位置に修正する。
にするとともに、上下位置をも修正し得るようにした自
動倣い方法で、この第3の発明では第1の発明と同様に
してトーチの狙い位置補正量を演算すると共に、溶接電
流を検出して該溶接電流の平均値を積分し、この溶接電
流の積分値を基準値と比較してトーチの上下位置を基準
位置に補正するために必要な上下位置補正量を演算す
る。そして狙い位置補正量だけトーチの狙い位置を修正
してトーチのオシレート中心を溶接線に倣わせると共に
上下位置補正量だけトーチの上下位置を修正してトーチ
の上下位置をも基準位置に修正する。
[発明の作用] 上記のように、トーチのオシレートの1周期の期間に検
出されたアーク電圧のピーク値の最大値と最小値との差
をアーク電圧の変化量として検出すると、この変化量は
トーチの狙い位置と相関関係を有するため、予め求めて
おいた変化量とトーチの狙い位置との関係に基いてトー
チの狙い位置を適性位置に戻すために必要な狙い位置補
正量を求めることができる。従ってこの補正量だけトー
チの狙い位置を修正することにより、トーチ位置を溶接
線に倣わせることができる。このように、本発明によれ
ば、高速でパルスアーク溶接を行う場合にもトーチの狙
い位置のずれを電気的に検出することができ、複雑な機
械的検出手段を設けることなくトーチを溶接線に倣わせ
ることができる。従って装置が大形化するのを防ぐこと
ができ、狭い場所に設置せざるを得ない溶接装置にも適
用することができる。
出されたアーク電圧のピーク値の最大値と最小値との差
をアーク電圧の変化量として検出すると、この変化量は
トーチの狙い位置と相関関係を有するため、予め求めて
おいた変化量とトーチの狙い位置との関係に基いてトー
チの狙い位置を適性位置に戻すために必要な狙い位置補
正量を求めることができる。従ってこの補正量だけトー
チの狙い位置を修正することにより、トーチ位置を溶接
線に倣わせることができる。このように、本発明によれ
ば、高速でパルスアーク溶接を行う場合にもトーチの狙
い位置のずれを電気的に検出することができ、複雑な機
械的検出手段を設けることなくトーチを溶接線に倣わせ
ることができる。従って装置が大形化するのを防ぐこと
ができ、狭い場所に設置せざるを得ない溶接装置にも適
用することができる。
本発明の方法においては、トーチの狙い位置のずれを電
気的に検出するため、熱や光、あるいはスパッタの発生
等を伴うアーク溶接特有の悪環境下でも検出精度及び耐
久性が低下することがなく、信頼性を向上させることが
できる。
気的に検出するため、熱や光、あるいはスパッタの発生
等を伴うアーク溶接特有の悪環境下でも検出精度及び耐
久性が低下することがなく、信頼性を向上させることが
できる。
また特に上記第3の発明のように、溶接電流の平均値の
積分値を求めると、この積分値はトーチの上下位置に応
じて変化するため、この積分値を基準値と比較すること
によりトーチの上下位置を修正するための補正量を得る
ことができる。従ってこの補正量によりトーチ上下位置
を修正することにより、トーチの上下位置の修正をも行
わせることができる。
積分値を求めると、この積分値はトーチの上下位置に応
じて変化するため、この積分値を基準値と比較すること
によりトーチの上下位置を修正するための補正量を得る
ことができる。従ってこの補正量によりトーチ上下位置
を修正することにより、トーチの上下位置の修正をも行
わせることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の方法を実施する自動倣い装置の構成例
を示したもので、同図において3,3は開先4をもって
突き合された被溶接物、10は溶接機本体である。この
溶接機本体内には、消耗性電極ワイヤ2を溶接部に供給
する溶接トーチ1と、トーチ1を開先4の幅方向にオシ
レートさせるオシレート装置11と、トーチ1の現在位
置を検出してトーチ位置検出信号Vp を出力するトーチ
位置検出回路12とが設けられている。
を示したもので、同図において3,3は開先4をもって
突き合された被溶接物、10は溶接機本体である。この
溶接機本体内には、消耗性電極ワイヤ2を溶接部に供給
する溶接トーチ1と、トーチ1を開先4の幅方向にオシ
レートさせるオシレート装置11と、トーチ1の現在位
置を検出してトーチ位置検出信号Vp を出力するトーチ
位置検出回路12とが設けられている。
オシレート装置11は、トーチ1を開先4の幅方向に往
復移動させるオシレート機構と、該オシレート機構全体
を開先の幅方向に変位させてトーチのオシレート中心位
置を調整するオシレート中心調整機構と、トーチを上下
動させる上下動機構とを備え、これらオシレート機構と
オシレート中心調整機構と上下動機構とはそれぞれ別個
のモータにより駆動されるようになっている。
復移動させるオシレート機構と、該オシレート機構全体
を開先の幅方向に変位させてトーチのオシレート中心位
置を調整するオシレート中心調整機構と、トーチを上下
動させる上下動機構とを備え、これらオシレート機構と
オシレート中心調整機構と上下動機構とはそれぞれ別個
のモータにより駆動されるようになっている。
トーチ位置検出回路12は、例えばオシレート機構を駆
動するモータの回転速度を検出する速度発電機と、この
速度発電機の出力を積分する積分器とにより構成され、
トーチ1の位置に応じて変化するトーチ位置信号Vtを
出力する。このトーチ位置信号は、トーチのオシレート
の1周期の期間を検出するために用いられる。
動するモータの回転速度を検出する速度発電機と、この
速度発電機の出力を積分する積分器とにより構成され、
トーチ1の位置に応じて変化するトーチ位置信号Vtを
出力する。このトーチ位置信号は、トーチのオシレート
の1周期の期間を検出するために用いられる。
溶接機本体10の近傍にはワイヤ送給装置13とワイヤ
リール14とが配置され、ワイヤリール14から巻き戻
された電極ワイヤ2が、ワイヤ送給装置13及びトーチ
1を通して溶接部に定速度で送給されるようになってい
る。
リール14とが配置され、ワイヤリール14から巻き戻
された電極ワイヤ2が、ワイヤ送給装置13及びトーチ
1を通して溶接部に定速度で送給されるようになってい
る。
15はパルス溶接電源で、このパルス溶接電源15は、
第2図Cに示したように、ベース電流Ib に周期的にパ
ルス電流Ip が重畳された波形の溶接電流Iaをトーチ
1とワイヤ2と被溶接物3とを通して流す。このパルス
溶接電源15は、ベース電流を出力する電源回路と、パ
ルス幅と波高値とが一定で溶接電流の平均値に応じて周
波数が変化する同期パルスVsを出力する同期パルス発
生回路とを備え、同期パルスが生じている期間ベース電
流に波高値が一定のパルス電流を重畳して出力させる。
第2図Cに示したように、ベース電流Ib に周期的にパ
ルス電流Ip が重畳された波形の溶接電流Iaをトーチ
1とワイヤ2と被溶接物3とを通して流す。このパルス
溶接電源15は、ベース電流を出力する電源回路と、パ
ルス幅と波高値とが一定で溶接電流の平均値に応じて周
波数が変化する同期パルスVsを出力する同期パルス発
生回路とを備え、同期パルスが生じている期間ベース電
流に波高値が一定のパルス電流を重畳して出力させる。
トーチ1と被溶接物3との間には、トーチ1と被溶接物
3との間の電圧からトーチ1とワイヤ2の先端との間で
生じる電圧降下等を差引いて真のアーク電圧を示すアー
ク電圧検出信号Vaを出力するアーク電圧検出回路16
が接続され、パルス溶接電源15とトーチ1との間を接
続する線路には溶接電流検出手段17が設けられてい
る。
3との間の電圧からトーチ1とワイヤ2の先端との間で
生じる電圧降下等を差引いて真のアーク電圧を示すアー
ク電圧検出信号Vaを出力するアーク電圧検出回路16
が接続され、パルス溶接電源15とトーチ1との間を接
続する線路には溶接電流検出手段17が設けられてい
る。
上記アーク電圧検出回路16から出力されるアーク電圧
検出信号Vaの波形は、第2図Bに示すように、ベース
電圧Vbにパルス電圧Vpが所定の周期で重畳された波
形となる。第2図AないしCから明らかなように、パル
スアーク溶接において溶接速度を1[m/min]以上に設定
してオシレート周波数を5[Hz]以上に設定した場合に
は、溶接電流Iaはトーチのオシレートによってほとん
ど変化しないが、アーク電圧Vaのピーク値はトーチの
オシレートに伴って顕著に変化する。この場合ワイヤ2
のエクステンションはほぼ一定であるので、アーク電圧
のピーク値の変化は、トーチがオシレートしている領域
での開先の形状に相応している。本発明では、このアー
ク電圧のピーク値の変化を利用して開先内におけるトー
チの狙い位置を検出する。
検出信号Vaの波形は、第2図Bに示すように、ベース
電圧Vbにパルス電圧Vpが所定の周期で重畳された波
形となる。第2図AないしCから明らかなように、パル
スアーク溶接において溶接速度を1[m/min]以上に設定
してオシレート周波数を5[Hz]以上に設定した場合に
は、溶接電流Iaはトーチのオシレートによってほとん
ど変化しないが、アーク電圧Vaのピーク値はトーチの
オシレートに伴って顕著に変化する。この場合ワイヤ2
のエクステンションはほぼ一定であるので、アーク電圧
のピーク値の変化は、トーチがオシレートしている領域
での開先の形状に相応している。本発明では、このアー
ク電圧のピーク値の変化を利用して開先内におけるトー
チの狙い位置を検出する。
上記アーク電圧検出信号Vaはパルス溶接電源15内か
ら取出された同期信号パルス(各パルス電圧Vp が発生
している期間発生する。)Vsとともに包絡波形検出回
路18に入力されている。包絡波形検出回路18は、ア
ーク電圧検出信号Vaと同期信号パルスVs とを入力と
して、同期信号パルスVs が入力される毎にアーク電圧
検出信号Vaのピーク値をホールドするピークホールド
回路19と、このピークホールド回路19の出力波形を
整形する波形整形回路20とからなり、アーク電圧のピ
ークをつないだものに相当する包絡波形の電圧Vaeを出
力する。
ら取出された同期信号パルス(各パルス電圧Vp が発生
している期間発生する。)Vsとともに包絡波形検出回
路18に入力されている。包絡波形検出回路18は、ア
ーク電圧検出信号Vaと同期信号パルスVs とを入力と
して、同期信号パルスVs が入力される毎にアーク電圧
検出信号Vaのピーク値をホールドするピークホールド
回路19と、このピークホールド回路19の出力波形を
整形する波形整形回路20とからなり、アーク電圧のピ
ークをつないだものに相当する包絡波形の電圧Vaeを出
力する。
溶接電流検出手段17は例えば変流器からなり、溶接電
流Iaに比例した溶接電流検出信号Viを出力する。
流Iaに比例した溶接電流検出信号Viを出力する。
上記包絡波形電圧Vae、トーチ位置信号Vt及び溶接電
流検出信号Viはそれぞれ第1ないし第3のA/D変換
器21ないし23に入力されてデジタル量に変換され
る。
流検出信号Viはそれぞれ第1ないし第3のA/D変換
器21ないし23に入力されてデジタル量に変換され
る。
第1のA/D変換器21から得られるデジタル量の包絡
波形信号Vadは変化量演算手段25に入力される。変化
量演算手段25は、トーチ位置信号に基いて求めたトー
チのオシレートの1周期の期間に検出されたアーク電圧
のピーク値の最大値Vmax と最小値Vmin との差の絶対
値をアーク電圧の変化量ΔV(=|Vmax −Vmin |)
として演算する。この変化量ΔVは、開先内におけるト
ーチのオシレート中心の位置(トーチと被溶接物との間
の距離)に応じて大きさが異なるため、トーチのオシレ
ート中心が溶接線に一致する適正狙い位置にある時の変
化量を基準の変化量ΔVr として、変化量ΔVをこの基
準の変化量と比較することにより、トーチの狙い位置の
適性位置からのずれ量を知ることができる。
波形信号Vadは変化量演算手段25に入力される。変化
量演算手段25は、トーチ位置信号に基いて求めたトー
チのオシレートの1周期の期間に検出されたアーク電圧
のピーク値の最大値Vmax と最小値Vmin との差の絶対
値をアーク電圧の変化量ΔV(=|Vmax −Vmin |)
として演算する。この変化量ΔVは、開先内におけるト
ーチのオシレート中心の位置(トーチと被溶接物との間
の距離)に応じて大きさが異なるため、トーチのオシレ
ート中心が溶接線に一致する適正狙い位置にある時の変
化量を基準の変化量ΔVr として、変化量ΔVをこの基
準の変化量と比較することにより、トーチの狙い位置の
適性位置からのずれ量を知ることができる。
但しこの変化量ΔVの大きさはトーチのオシレート中心
が溶接進行方向に向って溶接線の右側にずれた場合も及
び左側にずれた場合も同じ様に変化するため、変化量の
絶対値ΔVを基準の変化量ΔVr と比較しただけではオ
シレート中心のずれの方向を知ることができない。そこ
で本発明においては、トーチのオシレート中心が溶接方
向に向って右側にずれた場合と左側にずれた場合とで、
最大値Vmax が生じるトーチ位置(または時刻)と最小
値Vmin が生じるトーチ位置(または時刻)の前後関係
が異なることに着目し、この前後関係に応じて演算手段
25内でΔVに正または負の符号を付ける。そしてこの
符号付きの変化量をΔVd とし、このΔVd の符号によ
りずれの方向を判別する。
が溶接進行方向に向って溶接線の右側にずれた場合も及
び左側にずれた場合も同じ様に変化するため、変化量の
絶対値ΔVを基準の変化量ΔVr と比較しただけではオ
シレート中心のずれの方向を知ることができない。そこ
で本発明においては、トーチのオシレート中心が溶接方
向に向って右側にずれた場合と左側にずれた場合とで、
最大値Vmax が生じるトーチ位置(または時刻)と最小
値Vmin が生じるトーチ位置(または時刻)の前後関係
が異なることに着目し、この前後関係に応じて演算手段
25内でΔVに正または負の符号を付ける。そしてこの
符号付きの変化量をΔVd とし、このΔVd の符号によ
りずれの方向を判別する。
本実施例においては、次のように符号付き変化量ΔVd
を定義する。
を定義する。
(イ)溶接の進行方向(第2図の紙面の表面から裏面側
に向う方向)に向ってオシレート中心より左側にトーチ
がある時にアーク電圧の最大値Vmax が生じ、オシレー
ト中心より右側にトーチがある時に最小値Vmin が生じ
る場合(オシレート中心が溶接方向に向って溶接線より
右側にずれている場合); ΔVd =−ΔV=−|Vmax −Vmin | …(2) (ロ)溶接の進行方向に向ってオシレート中心より右側
にトーチがある時にアーク電圧の最大値Vmax が生じ、
オシレート中心より左側にトーチがある時に最小値Vmi
n が生じる場合(オシレート中心が溶接方向に向って溶
接線より左側にずれている場合); ΔVd =ΔV=|Vmax −Vmin | …(3) 次に第2図に示したような下向き溶接を行う場合を例に
とって、上記符号付き変化量ΔVd とオシレート中心の
ずれとの相関関係を詳細に説明する。
に向う方向)に向ってオシレート中心より左側にトーチ
がある時にアーク電圧の最大値Vmax が生じ、オシレー
ト中心より右側にトーチがある時に最小値Vmin が生じ
る場合(オシレート中心が溶接方向に向って溶接線より
右側にずれている場合); ΔVd =−ΔV=−|Vmax −Vmin | …(2) (ロ)溶接の進行方向に向ってオシレート中心より右側
にトーチがある時にアーク電圧の最大値Vmax が生じ、
オシレート中心より左側にトーチがある時に最小値Vmi
n が生じる場合(オシレート中心が溶接方向に向って溶
接線より左側にずれている場合); ΔVd =ΔV=|Vmax −Vmin | …(3) 次に第2図に示したような下向き溶接を行う場合を例に
とって、上記符号付き変化量ΔVd とオシレート中心の
ずれとの相関関係を詳細に説明する。
先ず、第3図Aに示したように、時刻t1 ,t2 ,t3
,t4 及びt5 においてそれぞれワイヤ2が,b,
c,b及びaの位置にあるものとし、トーチのオシレー
ト中心bが溶接線wに一致している(オシレート中心の
溶接線からのずれが無い)とすると、アーク電圧Vaの
ピークの包絡波形電圧Vaeは第3図Bのようになり、ワ
イヤ2が溶接線wの位置に一致する時刻t2 及びt4 で
アーク電圧のピーク最大値Vmax が現れる。またワイヤ
2がオシレートの振幅の両端a及びcの位置に一致する
時刻t1 ,t3 及びt5 でアーク電圧のピークの最小値
Vmin が現れる。この場合、包絡電圧波形はオシレート
の半周期毎に左右対称になる。この時のアーク電圧の変
化量(最大値と最小値との差の絶対値)を基準の変化量
ΔVr とする。尚第3図Cは、溶接進行方向に向って溶
接線の右側及び左側にそれぞれトーチがある場合をR及
びLとして同図Bの各部におけるトーチの位置を示した
ものである。
,t4 及びt5 においてそれぞれワイヤ2が,b,
c,b及びaの位置にあるものとし、トーチのオシレー
ト中心bが溶接線wに一致している(オシレート中心の
溶接線からのずれが無い)とすると、アーク電圧Vaの
ピークの包絡波形電圧Vaeは第3図Bのようになり、ワ
イヤ2が溶接線wの位置に一致する時刻t2 及びt4 で
アーク電圧のピーク最大値Vmax が現れる。またワイヤ
2がオシレートの振幅の両端a及びcの位置に一致する
時刻t1 ,t3 及びt5 でアーク電圧のピークの最小値
Vmin が現れる。この場合、包絡電圧波形はオシレート
の半周期毎に左右対称になる。この時のアーク電圧の変
化量(最大値と最小値との差の絶対値)を基準の変化量
ΔVr とする。尚第3図Cは、溶接進行方向に向って溶
接線の右側及び左側にそれぞれトーチがある場合をR及
びLとして同図Bの各部におけるトーチの位置を示した
ものである。
次に第4図Aに示すようにオシレート中心bが溶接進行
方向に向って溶接線wより右側にずれた場合には、アー
ク電圧のピークの包絡電圧波形が第4図Bのようにな
り、オシレートの各半周期の対称性がくずれる。この場
合、変化量の絶対値ΔVはオシレート中心が溶接線wに
一致している場合の基準の変化量ΔVr より大きくな
る。またこの時アーク電圧の最大値Vmax がオシレート
中心bより左側で生じている(オシレート中心が溶接線
の右側にずれている)ため、前述の定義(イ)により、
符号付き変化量ΔVd の符号は負である。このようにオ
シレート中心bが溶接進行方向に向って溶接線wの右側
にずれている場合には、符号付き変化量ΔVd の符号が
負で、その絶対値が基準の変化量より大きくなる。従っ
て変化量演算手段25から負のΔVd が出力された時に
は、その符号が負であることによりオシレート中心が溶
接線の右側にずれていることを知ることができ、またΔ
Vd の大きさと基準の変化量ΔVr の大きさとの差によ
り、ずれの量を知ることができる。この場合、ΔVd の
大きさを基準の変化量ΔVr に一致させるようにトーチ
のオシレート中心を左側に修正することにより、オシレ
ート中心を溶接線に一致させることができる。
方向に向って溶接線wより右側にずれた場合には、アー
ク電圧のピークの包絡電圧波形が第4図Bのようにな
り、オシレートの各半周期の対称性がくずれる。この場
合、変化量の絶対値ΔVはオシレート中心が溶接線wに
一致している場合の基準の変化量ΔVr より大きくな
る。またこの時アーク電圧の最大値Vmax がオシレート
中心bより左側で生じている(オシレート中心が溶接線
の右側にずれている)ため、前述の定義(イ)により、
符号付き変化量ΔVd の符号は負である。このようにオ
シレート中心bが溶接進行方向に向って溶接線wの右側
にずれている場合には、符号付き変化量ΔVd の符号が
負で、その絶対値が基準の変化量より大きくなる。従っ
て変化量演算手段25から負のΔVd が出力された時に
は、その符号が負であることによりオシレート中心が溶
接線の右側にずれていることを知ることができ、またΔ
Vd の大きさと基準の変化量ΔVr の大きさとの差によ
り、ずれの量を知ることができる。この場合、ΔVd の
大きさを基準の変化量ΔVr に一致させるようにトーチ
のオシレート中心を左側に修正することにより、オシレ
ート中心を溶接線に一致させることができる。
次に第5図Aに示すように、トーチのオシレート中心b
が溶接方向に向って溶接線の左側にずれた場合には、ア
ーク電圧のピークの包絡電圧波形が第5図Bのようにな
り、この場合も、オシレートの半周期毎の包絡電圧波形
の対称性がくずれてアーク電圧の変化量の絶対値ΔVが
基準の変化量ΔVr より大きくなる。この時アーク電圧
の最大値Vmax がオシレート中心bの右側で生じている
ため、前述の定義(ロ)により、符号付き変化量ΔVd
の符号は正である。従って変化量演算手段25から正の
符号のΔVd が出力された時には、その符号が正である
ことによりオシレート中心が溶接線の左側にずれている
ことを知ることができ、またΔVd の大きさと基準の変
化量ΔVr の大きさとの差により、ずれの量を知ること
ができる。この場合、ΔVd の大きさを基準の変化量Δ
Vr に一致させるようにトーチのオシレート中心を右側
に修正することにより、オシレート中心を溶接線に一致
させることができる。
が溶接方向に向って溶接線の左側にずれた場合には、ア
ーク電圧のピークの包絡電圧波形が第5図Bのようにな
り、この場合も、オシレートの半周期毎の包絡電圧波形
の対称性がくずれてアーク電圧の変化量の絶対値ΔVが
基準の変化量ΔVr より大きくなる。この時アーク電圧
の最大値Vmax がオシレート中心bの右側で生じている
ため、前述の定義(ロ)により、符号付き変化量ΔVd
の符号は正である。従って変化量演算手段25から正の
符号のΔVd が出力された時には、その符号が正である
ことによりオシレート中心が溶接線の左側にずれている
ことを知ることができ、またΔVd の大きさと基準の変
化量ΔVr の大きさとの差により、ずれの量を知ること
ができる。この場合、ΔVd の大きさを基準の変化量Δ
Vr に一致させるようにトーチのオシレート中心を右側
に修正することにより、オシレート中心を溶接線に一致
させることができる。
第6図は横向き重ね隅肉溶接を行う場合のトーチの狙い
位置と、トーチ位置信号とアーク電圧のピークの包絡波
形とを示したもので、第6図Aはトーチのオシレートに
伴う狙い位置の変化を示し、同図Bはトーチ位置検出回
路12が出力するトーチ位置信号Vtを示している。ま
た第6図Cは被溶接物のずれがなく、オシレート中心が
溶接線wに一致している時の包絡波形を示し、同図Dは
被溶接物がずれてオシレート中心が溶接方向に向って溶
接線の左側にずれている時の包絡波形を示している。第
6図Bに示したトーチ位置信号Vt は、オシレート機構
を駆動する電動機の回転速度を検出する速度発電機の出
力を積分することにより得たもので、このトーチ位置信
号によりトーチのオシレートの1周期の期間が検出さ
れ、この1周期の期間の間に生じるアーク電圧のピーク
の最大値Vmax と最小値Vmin とが検出される。
位置と、トーチ位置信号とアーク電圧のピークの包絡波
形とを示したもので、第6図Aはトーチのオシレートに
伴う狙い位置の変化を示し、同図Bはトーチ位置検出回
路12が出力するトーチ位置信号Vtを示している。ま
た第6図Cは被溶接物のずれがなく、オシレート中心が
溶接線wに一致している時の包絡波形を示し、同図Dは
被溶接物がずれてオシレート中心が溶接方向に向って溶
接線の左側にずれている時の包絡波形を示している。第
6図Bに示したトーチ位置信号Vt は、オシレート機構
を駆動する電動機の回転速度を検出する速度発電機の出
力を積分することにより得たもので、このトーチ位置信
号によりトーチのオシレートの1周期の期間が検出さ
れ、この1周期の期間の間に生じるアーク電圧のピーク
の最大値Vmax と最小値Vmin とが検出される。
上記のように、符号付変化量ΔVd を求めると、この変
化量ΔVd の符号と大きさとからトーチのねらい位置の
ずれを知ることができ、変化量ΔVd とトーチの狙い位
置のずれとの関係を予め求めておくことにより、トーチ
の狙い位置を適正位置に修正するために必要な補正量を
算出することができる。第6図に示した例において、符
号付き変化量ΔVd とトーチの狙い位置のずれとの関係
を示す相関図は第7図Aに示す通りである。この相関図
において、横軸はトーチの狙い位置(開先内におけるオ
シレート中心の位置)を示し、その目盛りは同図Bに示
した各位置の目盛りに対応している。この相関図では、
トーチのオシレート中心が溶接線に一致している場合の
狙い位置を0にとってあるため、各ΔVd の値に対する
横軸の読みがトーチの狙い位置のずれ量に対応してい
る。例えば、変化量ΔVd が+ΔV1 であっとすると、
トーチのオシレート中心のずれ量が第7図Bの−1の位
置にずれていることを意味し、ΔVd が−ΔV1 である
場合には、トーチのオシレート中心が第7図Bの+1の
位置にずれていることを意味している。
化量ΔVd の符号と大きさとからトーチのねらい位置の
ずれを知ることができ、変化量ΔVd とトーチの狙い位
置のずれとの関係を予め求めておくことにより、トーチ
の狙い位置を適正位置に修正するために必要な補正量を
算出することができる。第6図に示した例において、符
号付き変化量ΔVd とトーチの狙い位置のずれとの関係
を示す相関図は第7図Aに示す通りである。この相関図
において、横軸はトーチの狙い位置(開先内におけるオ
シレート中心の位置)を示し、その目盛りは同図Bに示
した各位置の目盛りに対応している。この相関図では、
トーチのオシレート中心が溶接線に一致している場合の
狙い位置を0にとってあるため、各ΔVd の値に対する
横軸の読みがトーチの狙い位置のずれ量に対応してい
る。例えば、変化量ΔVd が+ΔV1 であっとすると、
トーチのオシレート中心のずれ量が第7図Bの−1の位
置にずれていることを意味し、ΔVd が−ΔV1 である
場合には、トーチのオシレート中心が第7図Bの+1の
位置にずれていることを意味している。
本実施例においては、第7図Aに示すような変化量ΔV
d とトーチの狙い位置のずれとの相関関係を予め求めて
おき、この関係を第1図に示す記憶手段26に記憶させ
ておく。そして符号付き変化量ΔVd と第2のA/D変
換器22から得られるトーチ位置信号(第6図Bに示す
ようなアナログ量のトーチ位置信号をデジダル量に変換
したもの)Vtdとを狙い位置補正量演算手段27に入力
する。この狙い位置補正量演算手段27は、記憶手段2
6から変化量ΔVd に対する狙い位置のずれ(適正位置
からのずれ量)を読み出してこのずれの量からトーチの
狙い位置を適正位置に戻すために必要な狙い位置補正量
を演算する。
d とトーチの狙い位置のずれとの相関関係を予め求めて
おき、この関係を第1図に示す記憶手段26に記憶させ
ておく。そして符号付き変化量ΔVd と第2のA/D変
換器22から得られるトーチ位置信号(第6図Bに示す
ようなアナログ量のトーチ位置信号をデジダル量に変換
したもの)Vtdとを狙い位置補正量演算手段27に入力
する。この狙い位置補正量演算手段27は、記憶手段2
6から変化量ΔVd に対する狙い位置のずれ(適正位置
からのずれ量)を読み出してこのずれの量からトーチの
狙い位置を適正位置に戻すために必要な狙い位置補正量
を演算する。
この狙い位置補正量は数値制御装置31に与えられ、こ
の数値制御装置31は溶接機本体10内のオシレート装
置11のオシレート中心調整機構に駆動信号を与えて、
トーチのオシレート中心を溶接線に一致させるべくオシ
レート中心調整機構のモータを駆動してオシレート中心
を溶接方向に向って右または左に移動させる。
の数値制御装置31は溶接機本体10内のオシレート装
置11のオシレート中心調整機構に駆動信号を与えて、
トーチのオシレート中心を溶接線に一致させるべくオシ
レート中心調整機構のモータを駆動してオシレート中心
を溶接方向に向って右または左に移動させる。
以上によりトーチのオシレート中心を溶接線に一致させ
るようえにトーチを倣わせることができるが、本願第3
の発明では更にトーチの上下位置を基準位置に保つため
の制御を行う。そのため第3のA/D変換器23により
デジタル量に変換された溶接電流Iaの検出値が積分手
段28に与えられ、この積分手段により得られた積分値
が上下位置補正量演算手段29に与えられる。積分手段
28は溶接電流Iaの平均値を積分する。この溶接電流
の平均値の積分値はトーチの上下位置に比例している。
上下位置補正量演算手段29はこの積分値を基準値と比
較することにより、トーチの上下位置を基準位置に戻す
ために必要な上下位置補正量を演算し、この上下位置補
正量を数値制御装置31に与える。数値制御装置31は
この上下位置補正量だけトーチを上下に移動させるべく
オシレート装置11のトーチ上下動機構のモータに駆動
信号を与える。
るようえにトーチを倣わせることができるが、本願第3
の発明では更にトーチの上下位置を基準位置に保つため
の制御を行う。そのため第3のA/D変換器23により
デジタル量に変換された溶接電流Iaの検出値が積分手
段28に与えられ、この積分手段により得られた積分値
が上下位置補正量演算手段29に与えられる。積分手段
28は溶接電流Iaの平均値を積分する。この溶接電流
の平均値の積分値はトーチの上下位置に比例している。
上下位置補正量演算手段29はこの積分値を基準値と比
較することにより、トーチの上下位置を基準位置に戻す
ために必要な上下位置補正量を演算し、この上下位置補
正量を数値制御装置31に与える。数値制御装置31は
この上下位置補正量だけトーチを上下に移動させるべく
オシレート装置11のトーチ上下動機構のモータに駆動
信号を与える。
第1図の構成において、変化量演算手段25、記憶手段
26、狙い位置補正量演算手段27、積分手段28及び
上下位置補正量演算手段29はマイクロコンピュータに
より実現することができる。
26、狙い位置補正量演算手段27、積分手段28及び
上下位置補正量演算手段29はマイクロコンピュータに
より実現することができる。
第9図は開先幅方向へのトーチのオシレートの中心を溶
接線に一致させる為の狙い位置補正処理をマイクロコン
ピュータを用いて行う場合のアルゴリズムを示すフロー
チャートである。この狙い位置補正処理においては、オ
シレートの開始後先ず第1のA/D変換器21のサンプ
リング回数を計数するカウンタ(A/Dカウンタと言
う。)と、アーク電圧の最大値Vmax 及び最小値Vmin
を記憶するメモリとを初期化する。次いでトーチ位置信
号により与えられる情報に基いてトーチのオシレートが
1周期行われたか否かを判別し、1周期のオシレート動
作が完了していない場合には第1のA/D変換器21か
ら包絡波形電圧の値を読込む。この電圧値を読込んだ後
A/Dカウンタをインクリメントし(計数値に1を加
え)、新たに読込んだ包絡波形電圧の値を、最大値記憶
用メモリ内にすでに記憶されている包絡波形電圧値の最
大値Vmax と比較する。その結果すでに記憶されている
最大値Vmax の方が大きい場合には記憶されている最大
値Vmax をそのままにし、新たに読込んだ電圧値の方が
大きい場合には新たに読込んだ電圧値を最大値Vmax と
してメモリの記憶内容(最大値Vmax の値及びこの最大
値が生じた時のカウンタの計数値)を更新する。
接線に一致させる為の狙い位置補正処理をマイクロコン
ピュータを用いて行う場合のアルゴリズムを示すフロー
チャートである。この狙い位置補正処理においては、オ
シレートの開始後先ず第1のA/D変換器21のサンプ
リング回数を計数するカウンタ(A/Dカウンタと言
う。)と、アーク電圧の最大値Vmax 及び最小値Vmin
を記憶するメモリとを初期化する。次いでトーチ位置信
号により与えられる情報に基いてトーチのオシレートが
1周期行われたか否かを判別し、1周期のオシレート動
作が完了していない場合には第1のA/D変換器21か
ら包絡波形電圧の値を読込む。この電圧値を読込んだ後
A/Dカウンタをインクリメントし(計数値に1を加
え)、新たに読込んだ包絡波形電圧の値を、最大値記憶
用メモリ内にすでに記憶されている包絡波形電圧値の最
大値Vmax と比較する。その結果すでに記憶されている
最大値Vmax の方が大きい場合には記憶されている最大
値Vmax をそのままにし、新たに読込んだ電圧値の方が
大きい場合には新たに読込んだ電圧値を最大値Vmax と
してメモリの記憶内容(最大値Vmax の値及びこの最大
値が生じた時のカウンタの計数値)を更新する。
同様に新たに読込んだ包絡波形電圧の値を、最小値記憶
用メモリ内にすでに記憶されている包絡波形電圧値の最
小値Vmin と比較する。その結果すでに記憶されている
最小値Vmin の方が小さい場合には記憶されている最小
値Vmin をそのままにし、新たに読込んだ電圧値の方が
小さい場合には新たに読込んだ電圧値を最小値Vmin と
して、メモリの記憶内容(最小値Vmin の値及びこの最
小値が生じた時のカウンタの計数値)を更新する。
用メモリ内にすでに記憶されている包絡波形電圧値の最
小値Vmin と比較する。その結果すでに記憶されている
最小値Vmin の方が小さい場合には記憶されている最小
値Vmin をそのままにし、新たに読込んだ電圧値の方が
小さい場合には新たに読込んだ電圧値を最小値Vmin と
して、メモリの記憶内容(最小値Vmin の値及びこの最
小値が生じた時のカウンタの計数値)を更新する。
次いで1周期のオシレートが完了したか否かの判別を行
い、完了していない場合には上記の処理をくりかえす。
1周期のオシレートが完了した場合には、アーク電圧の
変化量の絶対値ΔV=|Vmax −Vmin |の演算を行
い、Vmax が生じた時のカウンタの計数値とVmin が生
じた時のカウンタの計数値との大小を比較する。そして
Vmax が生じた時の計数値が、Vmin が生じた時の計数
値より小さい場合にΔVd の符号を負とし、Vmax が生
じた時の計数値が、Vmin が生じた時の計数値より大き
い場合にΔVd の符号を正とする。ここまでの処理によ
り第1図の変化量演算手段25が実現される。
い、完了していない場合には上記の処理をくりかえす。
1周期のオシレートが完了した場合には、アーク電圧の
変化量の絶対値ΔV=|Vmax −Vmin |の演算を行
い、Vmax が生じた時のカウンタの計数値とVmin が生
じた時のカウンタの計数値との大小を比較する。そして
Vmax が生じた時の計数値が、Vmin が生じた時の計数
値より小さい場合にΔVd の符号を負とし、Vmax が生
じた時の計数値が、Vmin が生じた時の計数値より大き
い場合にΔVd の符号を正とする。ここまでの処理によ
り第1図の変化量演算手段25が実現される。
次に記憶装置に予め記憶されている変化量ΔVd とトー
チのずれ量との関係(第7図A)よりΔVd に対応する
トーチのずれ量を求め、このずれ量からトーチのオシレ
ート中心を溶接線に一致させる為に必要な狙い位置補正
量を求める。
チのずれ量との関係(第7図A)よりΔVd に対応する
トーチのずれ量を求め、このずれ量からトーチのオシレ
ート中心を溶接線に一致させる為に必要な狙い位置補正
量を求める。
そしてこの狙い位置補正量を数値制御装置31に送信
し、トーチのオシレート中心の位置の修正を行わせる。
その後再びA/DカウンタとVmax 及びVmin を記憶す
るメモリとを初期化し、上記と同様な処理を繰返すこと
によって、トーチのオシレート中心位置をオシレートの
1周期毎に修正する。
し、トーチのオシレート中心の位置の修正を行わせる。
その後再びA/DカウンタとVmax 及びVmin を記憶す
るメモリとを初期化し、上記と同様な処理を繰返すこと
によって、トーチのオシレート中心位置をオシレートの
1周期毎に修正する。
第10図はトーチの上下位置を修正する上下位置補正処
理のアルゴリズムを示すフローチャートで、この補正処
理においては、先ずCPUの加算エリアの初期化を行っ
た後、1周期のオシレートが完了したか否かを判別す
る。1周期のオシレートが完了していない場合には第3
のA/D変換器23から溶接電流Ia(第8図A)の瞬
時値を取込み、この瞬時値を加算エリアに加算する。こ
れらの処理を1周期のオシレートが完了するまで繰返
す。A/D変換器23のサンプリング信号(A/D変換
器内で固有に作り出される。)は第8図Bに示すように
溶接電流Iaに含まれるパルス波形に比べて充分に周波
数が高いため、上記の処理により溶接電流の平均値の積
分値が算出される。
理のアルゴリズムを示すフローチャートで、この補正処
理においては、先ずCPUの加算エリアの初期化を行っ
た後、1周期のオシレートが完了したか否かを判別す
る。1周期のオシレートが完了していない場合には第3
のA/D変換器23から溶接電流Ia(第8図A)の瞬
時値を取込み、この瞬時値を加算エリアに加算する。こ
れらの処理を1周期のオシレートが完了するまで繰返
す。A/D変換器23のサンプリング信号(A/D変換
器内で固有に作り出される。)は第8図Bに示すように
溶接電流Iaに含まれるパルス波形に比べて充分に周波
数が高いため、上記の処理により溶接電流の平均値の積
分値が算出される。
1周期のオシレートが完了して溶接電流の積分値が算出
された後、加算エリアの平均電流の積分値を基準値と比
較する。積分値と基準値との差からトーチの上下位置を
基準位置に一致させるために必要な上下位置補正量を求
め、この上下位置補正量を数値制御装置31に送信す
る。
された後、加算エリアの平均電流の積分値を基準値と比
較する。積分値と基準値との差からトーチの上下位置を
基準位置に一致させるために必要な上下位置補正量を求
め、この上下位置補正量を数値制御装置31に送信す
る。
第9図に示した狙い位置補正処理と第10図に示した上
下位置補正処理とは同時に平行して行われ、トーチの上
下左右位置の自動倣いが達成される。
下位置補正処理とは同時に平行して行われ、トーチの上
下左右位置の自動倣いが達成される。
上記の説明では、オシレートの1周期毎にトーチ位置の
補正量を求めるとしたが、毎周期トーチ位置の補正を行
うと、トーチの一時的な短絡や、ワイヤの一時的送給不
良等により、異常補正が行われるおそれがある。これを
防ぐためには、N(Nは1以上の整数。)周期のデータ
を統計処理して、異常なデータを取除くようにするのが
好ましい。
補正量を求めるとしたが、毎周期トーチ位置の補正を行
うと、トーチの一時的な短絡や、ワイヤの一時的送給不
良等により、異常補正が行われるおそれがある。これを
防ぐためには、N(Nは1以上の整数。)周期のデータ
を統計処理して、異常なデータを取除くようにするのが
好ましい。
第11図はこのようにN周期のデータの統計処理を行っ
て適正な補正量を算出させる場合のアルゴリズムを示す
フローチャートで、この場合は先ずトーチのオシレート
をN周期行ったか否かを判定を行い、N周期のオシレー
トが完了していない場合には第9図及び第10図のアル
ゴリズムに従って1周期の補正処理を行う。但しこの場
合数値制御装置への補正量の送信は行わず、算出された
狙い位置補正量及び上下位置補正量はメモリにセーブし
ておく。N周期のオシレートが完了した時には、セーブ
されたN周期分の補正量の内、バラツキの大きい補正量
を取除き、残りの補正量を平均化する。そして狙い位置
補正量及び上下位置補正量の平均値を数値制御装置31
に送信し、トーチの狙い位置及び上下位置の補正を行わ
せる。
て適正な補正量を算出させる場合のアルゴリズムを示す
フローチャートで、この場合は先ずトーチのオシレート
をN周期行ったか否かを判定を行い、N周期のオシレー
トが完了していない場合には第9図及び第10図のアル
ゴリズムに従って1周期の補正処理を行う。但しこの場
合数値制御装置への補正量の送信は行わず、算出された
狙い位置補正量及び上下位置補正量はメモリにセーブし
ておく。N周期のオシレートが完了した時には、セーブ
されたN周期分の補正量の内、バラツキの大きい補正量
を取除き、残りの補正量を平均化する。そして狙い位置
補正量及び上下位置補正量の平均値を数値制御装置31
に送信し、トーチの狙い位置及び上下位置の補正を行わ
せる。
第11図のような統計処理を行わせると、異常な補正量
が算出されるのを防ぐことができるため、信頼性を高め
ることができ、被溶接物に応じてNを適当な値に設定す
ることにより、被溶接物に適合した適切な補正動作を行
わせることができる。例えば仮り付け溶接がされた長尺
の薄板のように、突合せ部の位置ずれの量が比較的少な
い被溶接物の場合にはNの値を大きくし、突合せ部のず
れの量が大きい短尺の被溶接物の場合にはNの値を小さ
く設定する。
が算出されるのを防ぐことができるため、信頼性を高め
ることができ、被溶接物に応じてNを適当な値に設定す
ることにより、被溶接物に適合した適切な補正動作を行
わせることができる。例えば仮り付け溶接がされた長尺
の薄板のように、突合せ部の位置ずれの量が比較的少な
い被溶接物の場合にはNの値を大きくし、突合せ部のず
れの量が大きい短尺の被溶接物の場合にはNの値を小さ
く設定する。
上記の実施例では、前述の定義(イ)及び(ロ)に従っ
て変化量ΔVd の符号を定めたが、この符号の付け方を
逆にしてもさしつかえがないのはもちろんである。上記
の実施例では、最大値が生じるA/Dカウンタの計数値
と、最小値が生じるA/Dカウンタの計数値との大小に
より、変化量ΔVd の符号を定めたが、この変化量の符
号の定め方は他の方法によっても良い。例えば、第3図
ないし第5図による本発明の原理の説明から容易に理解
し得るように、トーチ位置信号により、トーチのオシレ
ートの中心位置または最端部の位置の情報を求めて、最
大値Vmax が生じる位置とオシレートの中心位置若しく
は最端部位置との間の関係、または最小値Vmin が生じ
る位置とオシレートの中心位置若しくは最端部位置との
間の関係に応じて変化量ΔVd の符号を定めても良い。
て変化量ΔVd の符号を定めたが、この符号の付け方を
逆にしてもさしつかえがないのはもちろんである。上記
の実施例では、最大値が生じるA/Dカウンタの計数値
と、最小値が生じるA/Dカウンタの計数値との大小に
より、変化量ΔVd の符号を定めたが、この変化量の符
号の定め方は他の方法によっても良い。例えば、第3図
ないし第5図による本発明の原理の説明から容易に理解
し得るように、トーチ位置信号により、トーチのオシレ
ートの中心位置または最端部の位置の情報を求めて、最
大値Vmax が生じる位置とオシレートの中心位置若しく
は最端部位置との間の関係、または最小値Vmin が生じ
る位置とオシレートの中心位置若しくは最端部位置との
間の関係に応じて変化量ΔVd の符号を定めても良い。
尚、電圧の包絡により位置情報をとる方法としては、
(1) ウィービング周期と同期して電圧を積分し、ウィー
ビングの右半分,左半分の値を比較し、その値の差を位
置情報に変換する方法や、(2)ウィービングの右端およ
び左端の電圧値を比較し、その値の差を位置情報に変換
する方法を採用してもよい。
(1) ウィービング周期と同期して電圧を積分し、ウィー
ビングの右半分,左半分の値を比較し、その値の差を位
置情報に変換する方法や、(2)ウィービングの右端およ
び左端の電圧値を比較し、その値の差を位置情報に変換
する方法を採用してもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、高速でパルスアーク溶
接を行う場合にもトーチの狙い位置のずれを電気的に検
出することができ、複雑な機械的検出手段を設けること
なくトーチを溶接線に倣わせることができるので、装置
が大形化するのを防ぐことができ、狭い場所に設置せざ
るを得ない溶接装置でもトーチの自動倣いを行わせるこ
とができる。またトーチの狙い位置のずれを完全に電気
的に検出するため、熱や光、あるいはスパッタの発生等
を伴うアーク溶接特有の悪環境下でも検出精度及び耐久
性が低下することがなく、信頼性を向上させることがで
きる。
接を行う場合にもトーチの狙い位置のずれを電気的に検
出することができ、複雑な機械的検出手段を設けること
なくトーチを溶接線に倣わせることができるので、装置
が大形化するのを防ぐことができ、狭い場所に設置せざ
るを得ない溶接装置でもトーチの自動倣いを行わせるこ
とができる。またトーチの狙い位置のずれを完全に電気
的に検出するため、熱や光、あるいはスパッタの発生等
を伴うアーク溶接特有の悪環境下でも検出精度及び耐久
性が低下することがなく、信頼性を向上させることがで
きる。
特に第3の発明のように、溶接電流の平均値の積分値を
求めると、この積分値を基準値と比較することによりト
ーチの上下位置を修正するための補正量を得ることがで
きるため、開先幅方向へのトーチの倣い位置の修正と同
時にトーチの上下位置の修正をも行わせることができ、
トーチの上下左右位置の自動倣いを行わせることができ
る利点がある。
求めると、この積分値を基準値と比較することによりト
ーチの上下位置を修正するための補正量を得ることがで
きるため、開先幅方向へのトーチの倣い位置の修正と同
時にトーチの上下位置の修正をも行わせることができ、
トーチの上下左右位置の自動倣いを行わせることができ
る利点がある。
第1図は本発明の一実施例の構成を概略的に示したブロ
ック図、第2図Aは高速パルスアーク溶接におけるトー
チのオシレート動作を説明する説明図、第2図B及びC
はトーチのオシレートに伴うアーク電圧及び溶接電流の
変化を示す波形図、第3図Aはトーチの狙い位置のずれ
が無い場合のトーチのオシレート動作を説明する説明
図、第3図B及びCはそれぞれ同図Aの場合のアーク電
圧の包絡波形及びトーチ位置を示す線図、第4図Aはト
ーチの狙い位置が溶接方向に向って溶接線の右側にずれ
た場合のトーチのオシレート動作を説明する説明図、第
4図B及びCはそれぞれ同図Aの場合のアーク電圧の包
絡波形及びトーチ位置を示す線図、第5図Aはトーチの
狙い位置が溶接方向に向って溶接線の左側にずれた場合
のトーチのオシレート動作を説明する説明図、第5図B
は同図Aの場合のアーク電圧の包絡波形及びトーチ位置
を示す線図、第6図は横向重ね隅肉溶接の場合のトーチ
位置信号とトーチの狙い位置のずれがない場合の包絡波
形電圧とトーチの狙い位置にずれがある場合の包絡波形
電圧とをトーチ位置に対応させて示した線図、第7図A
は変化量ΔVd とトーチの狙い位置との関係を示す線
図、同図Bは同図Aの横軸の位置とトーチの狙い位置と
の対応関係を説明する説明図、第8図A及びBは溶接電
流の検出波形とこの波形をA/D変換する際にサンプリ
ングするサンプリングパルスの波形とを示した線図、第
9図及び第10図はそれぞれトーチの倣い位置の補正処
理及び上下位置の補正処理をマイクロコンピュータを用
いて行う場合のアルゴリズムを示すフローチャート、第
11図は統計処理を行って補正量を求める場合の処理の
アルゴリズムを示したフローチャート、第12図Aない
しCはパルスアーク溶接においてトーチを移動させた場
合の過渡応答特性を説明する線図、第13図は消耗電極
式アーク溶接においてトーチをオシレートさせた場合に
得られる溶接ビードの形状の一例を示した平面図、第1
4図はビードピッチと溶接速度との関係をトーチのオシ
レート周波数をパラメータにとって示した線図、第15
図は消耗電極式アーク溶接において溶接速度を比較的低
く設定した場合のトーチの変位に伴うアーク長の変化を
示す説明図、第16図は消耗電極式アーク溶接において
溶接速度を高く設定した場合のトーチの変位に伴うアー
ク長の変化を示す説明図である。 1……トーチ、2……電極ワイヤ、3……被溶接物、4
……開先、10……溶接機本体、11……オシレート装
置、12……トーチ位置検出回路、15……パルス溶接
電源、16……アーク電圧検出回路、17……溶接電流
検出手段、18……包絡波形検出回路、19……ピーク
ホールド回路、20……波形整形回路、21ないし23
……第1ないし第3のA/D変換器、25……変化量演
算手段、26……記憶手段、27……狙い位置補正量演
算手段、28……積分手段、29……上下位置補正量演
算手段、30……マイクロコンピュータ、31……数値
制御装置、A……アーク、w……溶接線。
ック図、第2図Aは高速パルスアーク溶接におけるトー
チのオシレート動作を説明する説明図、第2図B及びC
はトーチのオシレートに伴うアーク電圧及び溶接電流の
変化を示す波形図、第3図Aはトーチの狙い位置のずれ
が無い場合のトーチのオシレート動作を説明する説明
図、第3図B及びCはそれぞれ同図Aの場合のアーク電
圧の包絡波形及びトーチ位置を示す線図、第4図Aはト
ーチの狙い位置が溶接方向に向って溶接線の右側にずれ
た場合のトーチのオシレート動作を説明する説明図、第
4図B及びCはそれぞれ同図Aの場合のアーク電圧の包
絡波形及びトーチ位置を示す線図、第5図Aはトーチの
狙い位置が溶接方向に向って溶接線の左側にずれた場合
のトーチのオシレート動作を説明する説明図、第5図B
は同図Aの場合のアーク電圧の包絡波形及びトーチ位置
を示す線図、第6図は横向重ね隅肉溶接の場合のトーチ
位置信号とトーチの狙い位置のずれがない場合の包絡波
形電圧とトーチの狙い位置にずれがある場合の包絡波形
電圧とをトーチ位置に対応させて示した線図、第7図A
は変化量ΔVd とトーチの狙い位置との関係を示す線
図、同図Bは同図Aの横軸の位置とトーチの狙い位置と
の対応関係を説明する説明図、第8図A及びBは溶接電
流の検出波形とこの波形をA/D変換する際にサンプリ
ングするサンプリングパルスの波形とを示した線図、第
9図及び第10図はそれぞれトーチの倣い位置の補正処
理及び上下位置の補正処理をマイクロコンピュータを用
いて行う場合のアルゴリズムを示すフローチャート、第
11図は統計処理を行って補正量を求める場合の処理の
アルゴリズムを示したフローチャート、第12図Aない
しCはパルスアーク溶接においてトーチを移動させた場
合の過渡応答特性を説明する線図、第13図は消耗電極
式アーク溶接においてトーチをオシレートさせた場合に
得られる溶接ビードの形状の一例を示した平面図、第1
4図はビードピッチと溶接速度との関係をトーチのオシ
レート周波数をパラメータにとって示した線図、第15
図は消耗電極式アーク溶接において溶接速度を比較的低
く設定した場合のトーチの変位に伴うアーク長の変化を
示す説明図、第16図は消耗電極式アーク溶接において
溶接速度を高く設定した場合のトーチの変位に伴うアー
ク長の変化を示す説明図である。 1……トーチ、2……電極ワイヤ、3……被溶接物、4
……開先、10……溶接機本体、11……オシレート装
置、12……トーチ位置検出回路、15……パルス溶接
電源、16……アーク電圧検出回路、17……溶接電流
検出手段、18……包絡波形検出回路、19……ピーク
ホールド回路、20……波形整形回路、21ないし23
……第1ないし第3のA/D変換器、25……変化量演
算手段、26……記憶手段、27……狙い位置補正量演
算手段、28……積分手段、29……上下位置補正量演
算手段、30……マイクロコンピュータ、31……数値
制御装置、A……アーク、w……溶接線。
Claims (3)
- 【請求項1】トーチを開先の幅方向にオシレートさせつ
つ溶接を行う消耗電極式パルスアーク溶接の前記トーチ
のオシレート中心を溶接線に倣わせる自動倣い方法にお
いて、 アーク電圧を検出して前記トーチのオシレート動作の1
周期の間に検出されたアーク電圧の最大値Vmax と最小
値Vmin との差をアーク電圧の変化量として演算し、 前記変化量と前記トーチの狙い位置の適性位置からのず
れ量との間の相関関係に基いて前記変化量に対応するト
ーチの適性ねらい位置からのずれ量を演算し、 前記ずれ量から前記トーチの狙い位置を適性位置に戻す
ために必要な狙い位置補正量を演算し、 前記狙い位置補正量だけ前記トーチの狙い位置を修正し
て前記トーチのオシレート中心を溶接線に倣わせる溶接
トーチ自動倣い方法。 - 【請求項2】トーチを開先の幅方向にオシレートさせつ
つ溶接を行う消耗電極式パルスアーク溶接のトーチのオ
シレート中心を溶接線に倣わせる自動倣い装置におい
て、 アーク電圧の瞬時値を検出するアーク電圧検出回路と、 前記アーク電圧検出回路の出力を入力として前記アーク
電圧のピークを結んだ包絡波形電圧を検出する包絡波形
検出回路と、 前記包絡波形検出回路の出力をデジタル信号に変換する
A/D変換器と、 前記A/D変換器の出力から前記トーチのオシレート動
作の1周期の期間における前記アーク電圧の最大値と最
小値とを求めて該最大値と最小値との差をアーク電圧の
変化量として演算し、最大値が生じるトーチ位置と最小
位置が生じるトーチ位置との関係に応じて該変化量に正
または負の符号を付ける変化量演算手段と、 前記符号が付けられた変化量と前記トーチの狙い位置の
ずれ量との関係を記憶した記憶手段と、 前記記憶手段から前記変化量に対応する狙い位置のずれ
量を読み出してトーチの狙い位置の適正位置からのずれ
量を求め、このずれ量から前記トーチの狙い位置を適性
位置に戻すために必要な狙い位置補正量を演算する狙い
位置補正量演算手段と、 前記狙い位置補正量を入力として前記トーチ位置を適性
位置に修正するようにトーチ駆動装置を制御する数値制
御装置とを具備してなる溶接トーチ自動倣い装置。 - 【請求項3】トーチを開先の幅方向にオシレートさせつ
つ溶接を行う消耗電極式パルスアーク溶接の前記トーチ
のオシレート中心を溶接線に倣わせる自動倣い方法にお
いて、 アーク電圧を検出して前記トーチのオシレート動作の1
周期の間に検出されたアーク電圧の最大値Vmax と最小
値Vmin との差をアーク電圧の変化量として演算し、 前記変化量と前記トーチの狙い位置の適性位置からのず
れ量との間の相関関係に基いて前記変化量に対応するト
ーチの狙い位置の適性位置からのずれ量を演算し、 前記ずれ量から前記トーチの狙い位置を適性位置に戻す
ために必要な狙い位置補正量を演算し、 溶接電流を検出して該溶接電流の平均値を積分し、 前記溶接電流の積分値を基準値と比較して前記トーチの
上下位置を基準位置に戻すために必要な上下位置補正量
を演算し、 前記狙い位置補正量だけ前記トーチの狙い位置を修正し
て前記トーチのオシレート中心を溶接線に倣わせ、前記
上下位置補正量だけ前記トーチの上下位置を修正して前
記トーチの上下位置を基準位置に保持する溶接トーチ自
動倣い方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129586A JPH0630808B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 溶接ト−チ自動倣い方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP129586A JPH0630808B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 溶接ト−チ自動倣い方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62161474A JPS62161474A (ja) | 1987-07-17 |
| JPH0630808B2 true JPH0630808B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=11497471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP129586A Expired - Lifetime JPH0630808B2 (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 溶接ト−チ自動倣い方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630808B2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP129586A patent/JPH0630808B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62161474A (ja) | 1987-07-17 |
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