JPH06308281A - 可動インコアプローブモニタ - Google Patents
可動インコアプローブモニタInfo
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- JPH06308281A JPH06308281A JP5096129A JP9612993A JPH06308281A JP H06308281 A JPH06308281 A JP H06308281A JP 5096129 A JP5096129 A JP 5096129A JP 9612993 A JP9612993 A JP 9612993A JP H06308281 A JPH06308281 A JP H06308281A
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- neutron flux
- detector
- guide tube
- flux detector
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、簡素な構成で検出器位置情報の信頼
性の向上を図る事を目的とする。 【構成】本可動インコアプローブモニタは、案内管20
又はその近傍に中性子束レベルを局所的に変化させる標
識物質21−1〜21−nを所定間隔で配置し、中性子
束検出器8の出力を位置検出手段23に入力し、そこで
出力レベルが局所的に変化する部分を検出し、その局所
的な変化から出力レベルに対応した中性子束検出器8の
炉心軸方向の位置を判断するものとした。
性の向上を図る事を目的とする。 【構成】本可動インコアプローブモニタは、案内管20
又はその近傍に中性子束レベルを局所的に変化させる標
識物質21−1〜21−nを所定間隔で配置し、中性子
束検出器8の出力を位置検出手段23に入力し、そこで
出力レベルが局所的に変化する部分を検出し、その局所
的な変化から出力レベルに対応した中性子束検出器8の
炉心軸方向の位置を判断するものとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉内の中性子束レ
ベルを測定する可動インコアプローブモニタ(Traversi
ng Incore Probe Monitor :TIPモニタ)に係り、特
に中性子束検出器の炉心軸方向の位置を特定するための
技術の改良に関する。
ベルを測定する可動インコアプローブモニタ(Traversi
ng Incore Probe Monitor :TIPモニタ)に係り、特
に中性子束検出器の炉心軸方向の位置を特定するための
技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉施設では、原子炉内における3次
元的な出力レベルの分布を測定するためにTIPモニタ
を使用することがある。図8に従来より在るTIPモニ
タの構成例を示す。
元的な出力レベルの分布を測定するためにTIPモニタ
を使用することがある。図8に従来より在るTIPモニ
タの構成例を示す。
【0003】原子炉圧力容器1は、その内部に燃料集合
体2が3次元的に配置され、その燃料集合体2の間にT
IP検出器案内管3(以下、案内管3と呼ぶ)が炉心方
向に貫通するように挿入されている。各案内管3の基端
部は原子炉圧力容器1の外部に設けられた索引機構4を
介してケーブル駆動機構5に接続されている。
体2が3次元的に配置され、その燃料集合体2の間にT
IP検出器案内管3(以下、案内管3と呼ぶ)が炉心方
向に貫通するように挿入されている。各案内管3の基端
部は原子炉圧力容器1の外部に設けられた索引機構4を
介してケーブル駆動機構5に接続されている。
【0004】ケーブル駆動機構5の内部にはケーブルド
ラム6が設けられている。そのケーブルドラム6にはケ
ーブル7が巻き付けられて収納されており、そのケーブ
ル7の一端がケーブルドラム6から巻き解かれて任意の
案内管3に挿入可能になっている。ケーブル駆動機構5
がケーブルドラム6を回転駆動することにより、ケーブ
ル先端部に取付けられた中性子束検出器8が案内管3の
内部を走行する。
ラム6が設けられている。そのケーブルドラム6にはケ
ーブル7が巻き付けられて収納されており、そのケーブ
ル7の一端がケーブルドラム6から巻き解かれて任意の
案内管3に挿入可能になっている。ケーブル駆動機構5
がケーブルドラム6を回転駆動することにより、ケーブ
ル先端部に取付けられた中性子束検出器8が案内管3の
内部を走行する。
【0005】一方、中性子束検出器8が案内管3内の各
位置で検出した中性子束レベルの検出信号が増幅器9を
介してモニタ本体11に送出される。またケーブル駆動
機構5には、中性子束検出器8の位置情報を検出するた
めの位置検出装置12が設けられている。一般的な位置
検出装置12の位置検出原理は次のようなものとなって
いる。すなわち、図9に示すようにケーブル7の周囲に
スパイラルワイヤ13を巻いておき、そのスパイラルワ
イヤ13に歯車14を噛合させる。そしてケーブル7の
進退に応じて回転する歯車14の回転数を信号変換器1
5で位置信号に変換する。その位置信号をモニタ本体1
1が取込んで中性子束検出器8の位置情報を検出してい
る。
位置で検出した中性子束レベルの検出信号が増幅器9を
介してモニタ本体11に送出される。またケーブル駆動
機構5には、中性子束検出器8の位置情報を検出するた
めの位置検出装置12が設けられている。一般的な位置
検出装置12の位置検出原理は次のようなものとなって
いる。すなわち、図9に示すようにケーブル7の周囲に
スパイラルワイヤ13を巻いておき、そのスパイラルワ
イヤ13に歯車14を噛合させる。そしてケーブル7の
進退に応じて回転する歯車14の回転数を信号変換器1
5で位置信号に変換する。その位置信号をモニタ本体1
1が取込んで中性子束検出器8の位置情報を検出してい
る。
【0006】ところが、上述した構成による位置検出装
置12は、原子炉温度が高温になった場合、その温度の
影響を受けて案内管3,ケーブル7,スパイラルワイヤ
13等が膨脹するため、中性子束検出器8の移動距離と
歯車14の回転数との関係が変化し、モニタ本体11で
検出される位置情報に誤差が生じる。なお、各構成要素
の膨脹率は材質,温度によって異なるので、単純に温度
情報から位置検出情報を補正するのは困難である。
置12は、原子炉温度が高温になった場合、その温度の
影響を受けて案内管3,ケーブル7,スパイラルワイヤ
13等が膨脹するため、中性子束検出器8の移動距離と
歯車14の回転数との関係が変化し、モニタ本体11で
検出される位置情報に誤差が生じる。なお、各構成要素
の膨脹率は材質,温度によって異なるので、単純に温度
情報から位置検出情報を補正するのは困難である。
【0007】またケーブル7の周囲に巻いたスパイラル
ワイヤ13が、中性子を吸収して放射化した案内管3の
内壁を削り取り、その放射化物質を検出器の引き抜きと
一緒に駆動機構側へ引き出される可能性がある。
ワイヤ13が、中性子を吸収して放射化した案内管3の
内壁を削り取り、その放射化物質を検出器の引き抜きと
一緒に駆動機構側へ引き出される可能性がある。
【0008】さらに上述した位置検出装置12では、中
性子束検出器8を走行させる際に複雑な駆動機構を高速
で動作させているため、信号変換器15からモニタ本体
11へ送出される信号にノイズが重畳したり、数え落と
し等の誤動作を生じる可能がある。
性子束検出器8を走行させる際に複雑な駆動機構を高速
で動作させているため、信号変換器15からモニタ本体
11へ送出される信号にノイズが重畳したり、数え落と
し等の誤動作を生じる可能がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のT
IPモニタは、温度上昇による構成機器の膨脹,ワイヤ
駆動時のノイズ等により位置検出情報の信頼性が低下し
たり、また案内管3の内壁が削り取られて放射化物質が
外部へ引き出されるなどの不具合が生じる可能性があっ
た。
IPモニタは、温度上昇による構成機器の膨脹,ワイヤ
駆動時のノイズ等により位置検出情報の信頼性が低下し
たり、また案内管3の内壁が削り取られて放射化物質が
外部へ引き出されるなどの不具合が生じる可能性があっ
た。
【0010】本発明は以上のような実情に鑑みて成され
たもので、信頼性の高い検出器位置検出情報を得ること
ができ、しかも装置の構成が簡素化され、放射化物質が
外部へ引き出されるのを防止できる可動インコアプロー
ブモニタを提供することを目的とする。
たもので、信頼性の高い検出器位置検出情報を得ること
ができ、しかも装置の構成が簡素化され、放射化物質が
外部へ引き出されるのを防止できる可動インコアプロー
ブモニタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の可動インコアプローブモニタは、原子炉内の
炉心軸方向に配設された案内管に中性子束検出器を挿入
し、その中性子束検出器を炉心軸方向へ移動させたとき
に得られた中性子束検出器の出力レベルと中性子束検出
器位置とを対応させて原子炉内における炉心軸方向の中
性子束分布を測定するものにおいて、前記案内管又はそ
の近傍に炉心軸方向に所定間隔で配置され中性子束レベ
ルを局所的に変化させる標識物質と、前記中性子束検出
器の出力レベルから当該出力レベルが局所的に変化する
部分を検出し、その局所的な変化から前記出力レベルに
対応した中性子束検出器の炉心軸方向の位置を判断する
位置検出手段とを具備する構成とした。
に本発明の可動インコアプローブモニタは、原子炉内の
炉心軸方向に配設された案内管に中性子束検出器を挿入
し、その中性子束検出器を炉心軸方向へ移動させたとき
に得られた中性子束検出器の出力レベルと中性子束検出
器位置とを対応させて原子炉内における炉心軸方向の中
性子束分布を測定するものにおいて、前記案内管又はそ
の近傍に炉心軸方向に所定間隔で配置され中性子束レベ
ルを局所的に変化させる標識物質と、前記中性子束検出
器の出力レベルから当該出力レベルが局所的に変化する
部分を検出し、その局所的な変化から前記出力レベルに
対応した中性子束検出器の炉心軸方向の位置を判断する
位置検出手段とを具備する構成とした。
【0012】
【作用】本発明の可動インコアプローブモニタでは、案
内管又はその近傍に炉心軸方向に沿って所定間隔で標識
物質が配置されているので、標識物質の近傍では局所的
に中性子レベルが低下している。従って、そのような案
内管内を中性子束検出器が走行した時に得られる中性子
束検出器の出力レベルは各標識物質の配置位置近傍で局
所的に低くなる。位置検出手段では、そのような出力レ
ベルから局所的な変化点を検出することにより、出力レ
ベルに対応した中性子束検出器の炉心軸方向の位置を判
断している。
内管又はその近傍に炉心軸方向に沿って所定間隔で標識
物質が配置されているので、標識物質の近傍では局所的
に中性子レベルが低下している。従って、そのような案
内管内を中性子束検出器が走行した時に得られる中性子
束検出器の出力レベルは各標識物質の配置位置近傍で局
所的に低くなる。位置検出手段では、そのような出力レ
ベルから局所的な変化点を検出することにより、出力レ
ベルに対応した中性子束検出器の炉心軸方向の位置を判
断している。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には本発明の一実施例に係るTIPモニタの構成が示
されている。なお既に説明した図8に示すモニタと同一
部分には同一符号を付している。
1には本発明の一実施例に係るTIPモニタの構成が示
されている。なお既に説明した図8に示すモニタと同一
部分には同一符号を付している。
【0014】本実施例のTIPモニタは、原子炉圧力容
器1内に設置された複数の案内管20、案内管20を選
択する索引機構4、案内管20の内部に等間隔で配置さ
れた標識物質21−1〜21−n、熱中性子を検出する
中性子束検出器8、その中性子束検出器8が先端に取付
けられたケーブル22、ケーブル駆動機構5、データ処
理部23等から構成されている。
器1内に設置された複数の案内管20、案内管20を選
択する索引機構4、案内管20の内部に等間隔で配置さ
れた標識物質21−1〜21−n、熱中性子を検出する
中性子束検出器8、その中性子束検出器8が先端に取付
けられたケーブル22、ケーブル駆動機構5、データ処
理部23等から構成されている。
【0015】図3(a)は案内管20の構成を示してい
る。案内管20は外側管20aと、外側管20aの内径
よりも小さい外径を有する内側管20bとの2重構造と
なっている。内側管20bの中を中性子束検出器8が走
行する。また外側管20aと内側管20bとの間、即ち
内側管20bの外周に、燃料底部から燃料頂部に掛けて
管軸方向に沿って所定間隔で環状の標識物質21−1〜
21−nが嵌合している。
る。案内管20は外側管20aと、外側管20aの内径
よりも小さい外径を有する内側管20bとの2重構造と
なっている。内側管20bの中を中性子束検出器8が走
行する。また外側管20aと内側管20bとの間、即ち
内側管20bの外周に、燃料底部から燃料頂部に掛けて
管軸方向に沿って所定間隔で環状の標識物質21−1〜
21−nが嵌合している。
【0016】上記標識物質は、中性子束検出器8の測定
対象である熱中性子を高効率で吸収する材質のものが使
われている。そのような性質を持つ材料として、ほう
素,ボロンを用いることができる。
対象である熱中性子を高効率で吸収する材質のものが使
われている。そのような性質を持つ材料として、ほう
素,ボロンを用いることができる。
【0017】データ処理部23は、中性子束検出器8の
出力を増幅器9を介して取込み、その取込んだ出力レベ
ルのうち局所的なレベル低下位置を判別して、中性子束
検出器8の炉心軸方向の位置を求める機能を備えてい
る。
出力を増幅器9を介して取込み、その取込んだ出力レベ
ルのうち局所的なレベル低下位置を判別して、中性子束
検出器8の炉心軸方向の位置を求める機能を備えてい
る。
【0018】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。索引機構4により選択された案
内管20に中性子束検出器8が挿入され、その中性子束
検出器8がケーブル駆動機構5により燃料頂部の位置ま
で移動される。
動作について説明する。索引機構4により選択された案
内管20に中性子束検出器8が挿入され、その中性子束
検出器8がケーブル駆動機構5により燃料頂部の位置ま
で移動される。
【0019】次にデータ処理部23からケーブル駆動機
構5に測定開始信号が与えられると、ケーブル駆動機構
5がケーブル22を一定の速度でケーブルドラム6に巻
き取り、中性子束検出器8を案内管20内を燃料頂部か
ら燃料底部に掛けて一定速度で走行させる。
構5に測定開始信号が与えられると、ケーブル駆動機構
5がケーブル22を一定の速度でケーブルドラム6に巻
き取り、中性子束検出器8を案内管20内を燃料頂部か
ら燃料底部に掛けて一定速度で走行させる。
【0020】中性子束検出器8は、燃料頂部から燃料底
部に掛けて移動する際に、各位置での熱中性子束密度を
検出し、その熱中性子束密度に応じたレベルの検出信号
をリアルタイムでデータ処理部23へ送出する。
部に掛けて移動する際に、各位置での熱中性子束密度を
検出し、その熱中性子束密度に応じたレベルの検出信号
をリアルタイムでデータ処理部23へ送出する。
【0021】図3には、ある案内管20内を中性子束検
出器8が燃料頂部から燃料底部に掛けて移動したときに
得られた中性子束検出器8の出力レベルの曲線が示され
ている。出力レベルの曲線は各標識物質21−1〜21
−nの配置位置で局所的に出力レベルが低下している。
なお、中性子束検出器8の出力レベルに対しては直接的
には時間軸が横軸となるが、中性子束検出器8を一定速
度で移動させていることから、移動開始からの経過時間
と中性子束検出器8の炉心軸方向の位置とは一対一で対
応し、横軸を炉心軸方向の位置に置き換えることができ
る。
出器8が燃料頂部から燃料底部に掛けて移動したときに
得られた中性子束検出器8の出力レベルの曲線が示され
ている。出力レベルの曲線は各標識物質21−1〜21
−nの配置位置で局所的に出力レベルが低下している。
なお、中性子束検出器8の出力レベルに対しては直接的
には時間軸が横軸となるが、中性子束検出器8を一定速
度で移動させていることから、移動開始からの経過時間
と中性子束検出器8の炉心軸方向の位置とは一対一で対
応し、横軸を炉心軸方向の位置に置き換えることができ
る。
【0022】本実施例では、案内管20の管軸方向に一
定間隔で標識物質21−1〜21−nを配置しており、
その標識物質21−1〜21−nが中性子束検出器8の
測定対象である熱中性子を高効率で吸収する。そのため
標識物質21−1〜21−nの近傍は局所的に熱中性子
密度が低下している。その結果、図3に示すように、標
識物質21−1〜21−nの各配置位置で出力レベルが
局所的に低下する。
定間隔で標識物質21−1〜21−nを配置しており、
その標識物質21−1〜21−nが中性子束検出器8の
測定対象である熱中性子を高効率で吸収する。そのため
標識物質21−1〜21−nの近傍は局所的に熱中性子
密度が低下している。その結果、図3に示すように、標
識物質21−1〜21−nの各配置位置で出力レベルが
局所的に低下する。
【0023】データ処理部23では、中性子束検出器8
の出力レベルから上記した出力レベルが局所的に低下す
る部分を検出して検出器位置を判別する。図4は時間軸
を横軸にとった出力レベルの曲線を示している。実線R
iは中性子束読取り値であり、破線Ri′は中性子束読
取り値から算出した直線近似値を示している。データ処
理部23は識別物質の1ピッチに相当する読取り値を直
線近似し、その直線よりも低いレベルとなる部分が連続
する部分Rを判別し、その位置を識別物質の位置と判断
する。標識物質21−1〜21−nの炉心軸方向の各位
置を予めデータ処理部23に記憶しておき、測定開始か
ら継続して低レベル部をカウントしていくことにより検
出器位置を特定する。
の出力レベルから上記した出力レベルが局所的に低下す
る部分を検出して検出器位置を判別する。図4は時間軸
を横軸にとった出力レベルの曲線を示している。実線R
iは中性子束読取り値であり、破線Ri′は中性子束読
取り値から算出した直線近似値を示している。データ処
理部23は識別物質の1ピッチに相当する読取り値を直
線近似し、その直線よりも低いレベルとなる部分が連続
する部分Rを判別し、その位置を識別物質の位置と判断
する。標識物質21−1〜21−nの炉心軸方向の各位
置を予めデータ処理部23に記憶しておき、測定開始か
ら継続して低レベル部をカウントしていくことにより検
出器位置を特定する。
【0024】この様に本実施例によれば、案内管20の
内部に一定間隔で標識物質21−1〜21−nを配置
し、中性子束検出器8の出力レベルから出力レベルが局
所的に低下する部分を検出して検出器位置を判別するよ
うにしたので、原子炉が温度上昇して案内管,ワイヤが
膨脹しても、その膨脹に起因する誤差が含まれていない
位置検出情報を得ることができ、位置検出情報の信頼性
を向上できる。
内部に一定間隔で標識物質21−1〜21−nを配置
し、中性子束検出器8の出力レベルから出力レベルが局
所的に低下する部分を検出して検出器位置を判別するよ
うにしたので、原子炉が温度上昇して案内管,ワイヤが
膨脹しても、その膨脹に起因する誤差が含まれていない
位置検出情報を得ることができ、位置検出情報の信頼性
を向上できる。
【0025】またケーブルからスパイラルワイヤを削除
できるので、案内管20の内部を削り取る不具合を防止
できると共に、案内管内部の放射化物質を検出器の引き
抜きと一緒に駆動機構側へ引き出すことを防止できる。
できるので、案内管20の内部を削り取る不具合を防止
できると共に、案内管内部の放射化物質を検出器の引き
抜きと一緒に駆動機構側へ引き出すことを防止できる。
【0026】さらに本実施例によればケーブル駆動機構
の構成が簡素化されるので、データ処理部23に送出さ
れる電気的な信号にノイズが重畳するのを抑制でき、信
号の信頼性を上げることができる。
の構成が簡素化されるので、データ処理部23に送出さ
れる電気的な信号にノイズが重畳するのを抑制でき、信
号の信頼性を上げることができる。
【0027】図2(b)には標識物質が配置された案内
管の変形例が示されている。本変形例は、案内管24の
外周に炉心軸方向に一定間隔で環状の標識物質25を嵌
合させている。標識物質25は高速中性子の減速効果の
少ないSUS等の金属物質からなる。
管の変形例が示されている。本変形例は、案内管24の
外周に炉心軸方向に一定間隔で環状の標識物質25を嵌
合させている。標識物質25は高速中性子の減速効果の
少ないSUS等の金属物質からなる。
【0028】この様な変形例では、案内管24の標識物
質25が巻かれている部分とその他の部分とで、案内管
24と燃料棒2との間に介在する冷却材(減速材)26
の厚さに違いが生じる。標識物質25が巻かれている部
分は、その標識物質25の厚さだけ、その他の部分に比
べて冷却材26の厚さが薄くなっている。
質25が巻かれている部分とその他の部分とで、案内管
24と燃料棒2との間に介在する冷却材(減速材)26
の厚さに違いが生じる。標識物質25が巻かれている部
分は、その標識物質25の厚さだけ、その他の部分に比
べて冷却材26の厚さが薄くなっている。
【0029】一方で、冷却材26は燃料棒2の内部で核
分裂して発生した高速中性子を減速させて熱中性子に変
えるように作用する。すなわち、冷却材26の厚さが薄
くなれば、それだけ熱中性子の発生割合が少なくなる。
分裂して発生した高速中性子を減速させて熱中性子に変
えるように作用する。すなわち、冷却材26の厚さが薄
くなれば、それだけ熱中性子の発生割合が少なくなる。
【0030】従って、以上のように構成された案内管2
4の中を中性子束検出器8が走行すると、各標識物質2
5の設置位置で出力レベルが低下し、前述した図3に示
すような出力レベルが得られる。
4の中を中性子束検出器8が走行すると、各標識物質2
5の設置位置で出力レベルが低下し、前述した図3に示
すような出力レベルが得られる。
【0031】図5(a)(b)には標識物質が配置され
た案内管の他の変形例が2つ示されている。同図(a)
に示す変形例は、案内管31の外周に取付ける標識物質
32,33の大きさを炉心軸方向の位置に応じて異なら
しめた例である。なお標識物質は上記した標識物質25
と同様の作用を持つものを用いる。
た案内管の他の変形例が2つ示されている。同図(a)
に示す変形例は、案内管31の外周に取付ける標識物質
32,33の大きさを炉心軸方向の位置に応じて異なら
しめた例である。なお標識物質は上記した標識物質25
と同様の作用を持つものを用いる。
【0032】この様な本変形例によれば、各標識物質3
2,33の設置位置でのレベル低下の度合いを炉心軸方
向の位置に応じて変えることができるので、相対的なレ
ベル低下の度合いから、検出器位置情報をより確かなも
のとすることができる。
2,33の設置位置でのレベル低下の度合いを炉心軸方
向の位置に応じて変えることができるので、相対的なレ
ベル低下の度合いから、検出器位置情報をより確かなも
のとすることができる。
【0033】図5(b)に示す変形例は、案内管34の
外周に前述したのと同様の標識物質25と、2重構造の
標識物質35とを混在して配置している。この様な本変
形例によれば、2重構造の標識物質35の方が標識物質
25よりも高速中性子の吸収率が高いので、標識物質3
5の配置位置での検出レベルがその他の標識物質25の
配置位置での検出レベルよりも低下する。
外周に前述したのと同様の標識物質25と、2重構造の
標識物質35とを混在して配置している。この様な本変
形例によれば、2重構造の標識物質35の方が標識物質
25よりも高速中性子の吸収率が高いので、標識物質3
5の配置位置での検出レベルがその他の標識物質25の
配置位置での検出レベルよりも低下する。
【0034】従って、標識物質35と標識物質25との
位置情報を予めデータ処理部に保存しておくことによ
り、検出器位置情報を正確に知ることができる。またB
WR型の原子炉では、図6に示すように、案内管20の
近傍に炉心軸方向に沿って通常4個のLPRM検出器3
6−1〜36−4が配置されている。そこで前述した図
1に示す実施例の構成に加えて、LPRM検出器36−
1〜36−4の出力を増幅器37−1〜37−4を介し
てデータ処理部23に取り込むようにする。LPRM検
出器36−1〜36−4の炉心軸方向の位置を予めデー
タ処理部23に保存しておき、中性子束検出器8の出力
レベルから中性子束検出器8の検出器位置を求め、その
検出器位置情報をLPRM検出器36−1〜36−4の
出力に基づいて補正する。
位置情報を予めデータ処理部に保存しておくことによ
り、検出器位置情報を正確に知ることができる。またB
WR型の原子炉では、図6に示すように、案内管20の
近傍に炉心軸方向に沿って通常4個のLPRM検出器3
6−1〜36−4が配置されている。そこで前述した図
1に示す実施例の構成に加えて、LPRM検出器36−
1〜36−4の出力を増幅器37−1〜37−4を介し
てデータ処理部23に取り込むようにする。LPRM検
出器36−1〜36−4の炉心軸方向の位置を予めデー
タ処理部23に保存しておき、中性子束検出器8の出力
レベルから中性子束検出器8の検出器位置を求め、その
検出器位置情報をLPRM検出器36−1〜36−4の
出力に基づいて補正する。
【0035】図7には、中性子束検出器出力の読取りデ
ータをLPRM検出器出力の読取りデータで補正して補
正データを得る様子が示されている。中性子束検出器出
力の読取りデータがLPRM検出器出力の読取りデータ
から所定値以上ずれている場合に、中性子束検出器出力
の読取りデータをLPRM検出器出力の読取りデータの
方へシフトさせる補正を行っている。
ータをLPRM検出器出力の読取りデータで補正して補
正データを得る様子が示されている。中性子束検出器出
力の読取りデータがLPRM検出器出力の読取りデータ
から所定値以上ずれている場合に、中性子束検出器出力
の読取りデータをLPRM検出器出力の読取りデータの
方へシフトさせる補正を行っている。
【0036】この様な変形例によれば、中性子束検出器
8の検出器位置情報をの信頼性をさらに高くすることが
できる。本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可
能である。
8の検出器位置情報をの信頼性をさらに高くすることが
できる。本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施可
能である。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、信
頼性の高い検出器位置情報を得ることができ、しかも装
置の構成が簡素化され、放射化物質が外部へ引き出され
るのを防止できる可動インコアプローブモニタを提供で
きる。
頼性の高い検出器位置情報を得ることができ、しかも装
置の構成が簡素化され、放射化物質が外部へ引き出され
るのを防止できる可動インコアプローブモニタを提供で
きる。
【図1】本発明の一実施例に係る可動インコアプローブ
モニタの構成図である。
モニタの構成図である。
【図2】図1に示す可動インコアプローブモニタに備え
られた案内管の構成図である。
られた案内管の構成図である。
【図3】図1に示す可動インコアプローブモニタに備え
られた中性子束検出器の検出レベルを示す図である。
られた中性子束検出器の検出レベルを示す図である。
【図4】図3に示す検出器レベル曲線の1スパン分を拡
大して示す図である。
大して示す図である。
【図5】変形例に係る案内管の構成図である。
【図6】可動インコアプローブモニタの変形例の構成図
である。
である。
【図7】図6に示す可動インコアプローブモニタにおけ
る中性子束検出器出力の読取りデータとLPRM検出器
出力の読取りデータ、及び補正データとの関係を示す図
である。
る中性子束検出器出力の読取りデータとLPRM検出器
出力の読取りデータ、及び補正データとの関係を示す図
である。
【図8】従来の可動インコアプローブモニタの構成例で
ある。
ある。
【図9】図8に示す可動インコアプローブモニタに装備
された位置検出機構の構成図である。
された位置検出機構の構成図である。
1…原子炉圧力容器、2…燃料集合体、4…索引機構、
5…ケーブル駆動機構、20,24,31,34…案内
管、21,25,32,33,35…標識物質、23…
データ処理部。
5…ケーブル駆動機構、20,24,31,34…案内
管、21,25,32,33,35…標識物質、23…
データ処理部。
Claims (1)
- 【請求項1】 原子炉内の炉心軸方向に配設された案内
管に中性子束検出器を挿入し、その中性子束検出器を炉
心軸方向に移動させたときに得られた中性子束検出器の
出力レベルと中性子束検出器位置とを対応させて原子炉
内における炉心軸方向の中性子束分布を測定する可動イ
ンコアプローブモニタにおいて、 前記案内管又はその近傍に炉心軸方向に所定間隔で配置
され中性子束レベルを局所的に変化させる標識物質と、 前記中性子束検出器の出力レベルから当該出力レベルが
局所的に変化する部分を検出し、その局所的な変化から
前記出力レベルに対応した中性子束検出器の炉心軸方向
の位置を判断する位置検出手段と、を具備したことを特
徴とする可動インコアプローブモニタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5096129A JPH06308281A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 可動インコアプローブモニタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5096129A JPH06308281A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 可動インコアプローブモニタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06308281A true JPH06308281A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14156782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5096129A Pending JPH06308281A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 可動インコアプローブモニタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06308281A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011047937A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | 同位体送り出しシステムの照射ターゲット保持構体 |
| CN113029388A (zh) * | 2021-02-24 | 2021-06-25 | 中国核动力研究设计院 | 可提高堆芯探测器组件传感器定位精度的定位装置 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5096129A patent/JPH06308281A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011047937A (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | 同位体送り出しシステムの照射ターゲット保持構体 |
| US9589691B2 (en) | 2009-08-25 | 2017-03-07 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Method of producing isotopes in a nuclear reactor with an irradiation target retention system |
| CN113029388A (zh) * | 2021-02-24 | 2021-06-25 | 中国核动力研究设计院 | 可提高堆芯探测器组件传感器定位精度的定位装置 |
| CN113029388B (zh) * | 2021-02-24 | 2022-03-25 | 中国核动力研究设计院 | 可提高堆芯探测器组件传感器定位精度的定位装置 |
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