JPH06308367A - 太陽光導光装置 - Google Patents

太陽光導光装置

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JPH06308367A
JPH06308367A JP9330393A JP9330393A JPH06308367A JP H06308367 A JPH06308367 A JP H06308367A JP 9330393 A JP9330393 A JP 9330393A JP 9330393 A JP9330393 A JP 9330393A JP H06308367 A JPH06308367 A JP H06308367A
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JP
Japan
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light receiving
light
receiving element
fresnel lens
optical fiber
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Withdrawn
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JP9330393A
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English (en)
Inventor
Akira Adachi
暁 足立
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Nippon Polyester Co Ltd
Original Assignee
Nippon Polyester Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバーによる固定式の導光方式であり
ながら太陽光を効率良く光ファイバーに導入することが
できる受光素子、導光装置及び固定型太陽光導光装置を
提供することを目的とする。 【構成】 東西方向に全体として円弧状になるように配
列された複数のフレネルレンズ10aと、複数の受光素
子1の受光面2が、前記フレネルレンズ10aの焦点距
離の略2〜5倍の長さを半径とする球面の一部分をな
し、かつ前記フレネルレンズ10aの焦点を通り前記フ
レネルレンズ10aと平行な平面に前記受光面を近接さ
せて配置した受光素子群Aと、前記受光素子1に光ファ
イバーを介して接続された放光手段とを備えたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高価な追尾機構を備え
ずに太陽光を採光し、光ファイバーで導光して室内照明
等に利用する太陽光導光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フレネルレンズまたは反射鏡を使
用して太陽光を採光し、光ファイバーまたは光ダクトを
使用してその採光を室内に導光し、照明として利用する
装置については、既に種々の機構からなる装置が提案さ
れ、実用化されている。
【0003】フレネルレンズで採光し、これを光ファイ
バーで導光するものは、保護管を含め直径1cm程度の
光ファイバー束により、採光場所から数十メートル離れ
た既設室内の任意な場所に、僅かな減衰を生じるだけで
導光できるが、季節,時刻によって入射方向が変化する
太陽直接光を、そのような断面積の小さい光ファイバー
束に導入させるためには、光センサ,サーボモーター及
び光センサから出力される信号に基づいてサーボモータ
を制御するマイクロコンピュータ等を組合せた追尾装置
を受光部に付設し、それによりフレネルレンズと光ファ
イバー端部を含む受光部全体を太陽に追尾して移動させ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方式では、太陽直接光を導入するために複雑
かつ高価な追尾装置を用意しなければならないという課
題があった。一方、内面を反射鏡にした光ダクトで導光
する方式のものも知られているが、この方式で採用され
る光ダクトの断面積は、光ファイバーのそれに比べると
はるかに大きいため、特公昭63−36644号公報や
特開平1−161604号公報に見られるように、追尾
装置なしでも光ダクト内に導光できるという利点があ
る。しかしながら光ダクト内面反射による減衰は光ファ
イバーの場合よりはるかに大きいため、導光可能距離は
通常、数m程度に限られてしまい、照明に使用できる範
囲が限定されるという課題があった。なお、範囲が限定
されると、設置場所ごとに光ダクトを個別に設計、施工
しなければならず、既設建家へ付設することも困難にな
る。
【0005】また、固定したフレネルレンズで太陽光を
集光すると、時刻とともにフレネルレンズに対する太陽
光の入射角が変化し、それに伴ってフレネルレンズによ
る太陽光の集光点もフレネルレンズの焦点を通りフレネ
ルレンズに平行な線上を移動する。このため、フレネル
レンズに対し、限られた寸法の受光素子の位置が固定さ
れている場合には、フレネルレンズで集光した太陽光
が、ある時刻では受光素子面に受光できても、ある時刻
を過ぎると、上記したように集光位置が受光素子面から
外れてしまうので、光ファイバーに導光できなくなる。
具体的には、直径381mm、焦点距離318mmから
なるフレネルレンズの焦点位置に、受光部の直径が13
mmからなる受光素子を固定設置した場合は、太陽光は
9分22秒間しか受光できないことになる。
【0006】これに対し、焦点距離の短いフレネルレン
ズを使用すると、同一受光部での受光可能時間を長くす
ることができるが、そのように焦点距離を短くすると、
フレネルレンズ周辺からの光線軸と受光面との角度が非
常に大きくなり、受光素子固有の開口角を超える部分の
光については受光することができないため、採光量が減
少する。結局、固定設置したフレネルレンズで集光した
太陽光を光ファイバーに長時間導光するには、1枚のフ
レネルレンズに対し直径および開口数の大きい受光素子
を多数個並列使用しなければならないことになり、その
ような光ファイバー束に対し接続可能な市販の受光素子
は、最大直径が13mm程度、開口数は0.5程度が限
度であり、価格も極めて高価であるため、これを多数個
並列使用して太陽光導光装置を構成することは実質的に
実現不可能である。
【0007】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、光ファイバーによる固定式の導光方式であり
ながら太陽光を効率良く光ファイバーに導入することが
できる太陽光導光装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、東
西方向に全体として円弧状になるように配列された複数
のフレネルレンズと、複数の受光素子の受光面が、フレ
ネルレンズの焦点距離の略2〜5倍の長さを半径とする
球面の一部分をなし、かつフレネルレンズの焦点を通り
フレネルレンズと平行な平面に受光面を近接させて配置
した受光素子群と、受光素子に光ファイバーを介して接
続された放光手段とを備えた太陽光導光装置である。
【0009】請求項3の本発明は、請求項1の太陽光導
光装置であって、多数の光ファイバーまたは光ロッドを
束ねた受光素子群と、前記受光素子群と前記放光手段に
接続された光ファイバーとに介設される接続器と、錐形
の光ファイバーまたは光ロッドを有する受光具と、前記
受光具を移動させる駆動装置とを備え、前記受光素子の
一方端面を前記フレネルレンズに対する受光面とし、他
方端を朝から夕方までの太陽光を導光する順に配列して
前記接続器に接続し、前記受光具を前記接続器内で時間
の経過とともに移動させる太陽光導光装置である。
【0010】
【作用】請求項1の本発明に従えば、入射光が傾斜した
場合、端部においてもフレネルレンズの焦点を通るよう
受光面が円弧状に形成されているため、受光面積を最小
にしてかつ最大限の太陽光を受光することができ、入射
方向が時間の経過とともに変化する太陽光については、
複数配置されたフレネルレンズのいずれかから導入し、
対応する受光素子の受光面に入射させることができる。
【0011】請求項3の本発明に従えば、多数の光ファ
イバーまたは光ロッドを束ねて形成された受光面から受
光した太陽光は環状の接続器に導入され、その接続器に
対して円移動可能に構成された受光具から光ファイバー
に導き出すことができる。それにより、朝から夕方まで
の太陽光を、1つの受光具にて受光することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例をその
動作とともに説明する。 実施例1 図1は本発明の太陽光導光装置における受光素子の外観
を示す斜視図である。同図において、Aは受光素子であ
り、一方端の外径が他方端の外径の1/2以下に形成さ
れた多数の受光素子片1と、それら複数の受光素子片1
の太径端および細径端をそれぞれ束ねているステンレス
帯鋼3とから主として構成され、複数の他方端が平面視
略正方形に整列配置されることによって受光面2が形成
されている。なお、整列配置された正方形の一方の辺は
21mmであり、他方の辺は20mmである。
【0013】太陽光導光装置に必要な受光素子Aの受光
面2は、開口数の大きい光ファイバーが多数密接して並
んでいることにより、全体として必要な受光面積が充足
し得るものであればよく、必ずしも市販の受光素子のよ
うに1個の硬い塊状をなす必要はない。また、円柱状の
光ファイバーを結束すれば当然光ファイバー間に隙間が
生じるが、その隙間の断面積は、受光面全体の10%以
下であり、太陽光導光装置の効率において許容できる範
囲である。
【0014】一方、受光素子Aから光ファイバー束へ接
続する端部断面積はできる限り小さい、すなわち細径に
することが望ましい。なぜなら屋外に設置した太陽光採
光部から室内に設けられた発光手段までの間、光ファイ
バーケーブルを10〜30m程度延設しなければなら
ず、光ファイバー束の価格、建物の壁を貫通する工事費
および室内での配線長さ等を考慮すると、光ファイバー
束の実直径は数mmから10数mm程度に抑えることが
要求されるためである。
【0015】このための方法として、市販の光ファイバ
ーまたは光ロッドを短く切断し、長さ方向のどちらか一
方または中央部を加熱、軟化、延伸(中央部を加熱、延
伸した場合は中央部で切断)することにより、一方端の
直径を他方端の直径の1/2以下にすることができる。
この方法で製造した長さ20mm〜200mmの長円錐
状の光ファイバーを、図1に示すように、多数本束ね、
太径側、細径側のそれぞれ端部を例えば金属製のバンド
で結束することにより、受光端部面積の大きい受光素子
を安価に製造することができる。光ファイバーの結束す
べき本数と加工コストを考慮した場合、原料の光ファイ
バーは少なくとも直径0.1mm以上、望ましくは直径
1mm以上のものが適切である。また、直径が大きく、
焦点距離の短いフレネルレンズと組合せ使用するため、
受光素子の開口数は大きいことが望ましい。よって、原
料の光ファイバーの開口数は少なくとも0.6以上、望
ましくは0.8以上のものを使用すべきである。
【0016】また、フレネルレンズと組合せても着火の
危険性がない状態で、太陽光を集光するための受光素子
材料としての、原料の光ファイバーは、現状では石英ま
たは多成分ガラス系のものに限られるが、多成分ガラス
光ファイバーであって直径1mm程度、開口数0.8以
上のものを市販品として入手することができる。
【0017】その直径と開口数に基づいて受光素子Aを
構成するための光ファイバーの必要本数を試算すると、
例えば本実施例のフレネルレンズと組合せるための受光
素子Aとして、直径1mm,開口数0.81の光ファイ
バーを原料とする場合は、受光素子A1個につき約50
0本の光ファイバー加工品が必要である。これを直径1
mm,開口数0.6の光ファイバーを原料とした場合
は、組合せるフレネルレンズの焦点距離を213mm以
上に長くする必要があり、受光素子Aの受光面は、南北
方向に186mm,東西方向に147mmそれぞれ必要
となり、光ファイバー加工品を約1700本束ねなけれ
ばならないことになる。さらに、直径0.5mm,開口
数0.6の光ファイバーを原料とした場合は約6800
本必要となる。
【0018】ここに、本実施例で使用する受光素子Aの
開口数を0.81とし、その受光素子Aと、幅320m
mのフレネルレンズとを組合せ使用する場合、受光素子
Aの受光部面積を最小にしてかつ最大限の太陽光を受光
するためには、図2の(a)に示すように、受光素子A
の開口角54.09度とフレネルレンズ9の半径160
mmとの条件から、焦点距離115.9mmのフレネル
レンズ9を使用することが望ましい。この焦点距離11
5.9mmのフレネルレンズ9を天空の赤道に向けた場
合、夏冬各23.5度入射が傾く太陽光を受光するため
には、図2の(b)に示すように、まず受光面2の南北
方向の幅Wを100.8mmにする必要がある。
【0019】しかるに受光素子Aを図2の(c)のよう
に、フレネルレンズ9の焦点付近にそのフレネルレンズ
9に平行に設置した場合は、太陽光がフレネルレンズ9
の垂線から傾いた場合、フレネルレンズ9の片方端面に
近い部分からの受光面2への入射光が、受光素子Aの開
口角を超えてしまうため、受光できなくなる。すなわ
ち、図中50.4mmについては受光しない範囲が生じ
ることになる。
【0020】これを解消するためには、図2の(d)に
示すように、受光面2をフレネルレンズ9の焦点の2〜
5倍の長さを半径とする仮想球面上に沿って凹状に設置
する必要がある。この球面半径の最適長さは、フレネル
レンズ9の直径と、受光素子Aの開口数より計算または
作図により求めることができる。
【0021】受光素子Aをこのように配置すれば、フレ
ネルレンズ9の中心線近傍では、受光面2がフレネルレ
ンズ9の焦点から離れたとしても、分散した光線はすべ
てその周辺の受光面に入射されるため問題はない。ま
た、入射光が傾いて受光面2の端部に入射するような場
合は、入射光がその受光面2から外れないように、図2
の(d)に示すように、受光面2はフレネルレンズ9の
焦点を通る円弧状に形成することが必要であり、かつフ
レネルレンズ9に平行な面に極力近接設置する必要があ
る。
【0022】直径3.0mm,開口数0.81の多成分
ガラス系の光ロッドの一端を延伸して、長さ40〜50
mm,太径側の直径が3.0mm,細径側の直径が0.
6mmの受光素子片に加工した。
【0023】この受光素子片1を図1に示すように52
本束ね、21mm×20mmの長方形からなる受光面2
を形成し、その出力端を17本乃至18本ずつ束ねて3
束とし、さらに受光面側端部及び出力側端部を、幅7m
m,厚さ0.5mmのステンレス帯鋼3でそれぞれ結束
し受光素子Aを製作した。
【0024】次に、図3に示すように、ステンレス鋼製
の受光素子枠4を作り、受光素子A20個をその枠内に
はめ込んだ。こうして製作された受光面2は、フレネル
レンズ9の焦点の2〜5倍の長さを半径とする仮想球面
上に沿ってX方向及びY方向ともに凹状に形成される。
【0025】図4は上記受光素子Aを収納するための受
光器の外観を示す斜視図である。同図において、受光器
10は、アーチ状に湾曲形成された厚さ2mmのポリカ
ーボネート板からなる天板10aと、三日月状に形成さ
れた厚さ6mmの硬質塩ビ製からなる側板10b,10
b´と、同じく厚さ6mmの硬質塩ビ製からなる底板1
0cとから構成される函体からなり、大阪市内のビルの
屋上に、天板10aが天球の赤道に面するように底面1
0cを、水平位置を基準として約35度傾けて設置し
た。
【0026】図5はその受光器10の内部構成を示した
ものである。同図において、9は東西方向に沿って扇状
に連続して5枚配列したアクリル製フレネルレンズであ
り、その焦点距離は115.9mm、そのサイズは縦3
20mm×横320mm×厚さ3mmである。これらの
フレネルレンズ9を、それぞれの焦点位置を中心として
円弧状に位置決めし、受光素子Aの受光面の長さ105
mm(21mm×5個)側を南北方向に、80mm(2
0mm×4個)側を東西方向にして設置した。そして、
それぞれの受光素子Aの出力端に、直径0.6mm,開
口数0.81からなる光ファイバー19を接続し、全3
00本の光ファイバーを18本乃至19本ずつの16束
とし、それぞれに受光素子片を介して直径0.6mm,
開口数0.81,長さ15mの光ファイバーを接続し、
全16本の光ファイバーを束ね、ステンレス鋼製フレキ
シブル管で被覆したケーブル20を介し、室内に設置さ
れている請求項1の「放光手段」としての発光器に接続
した。
【0027】図6はその発光器の構成を示す斜視図であ
る。同図において、発光器13は、箱体13´と、その
内部に収納され、外径100mm,長さ900mmのア
クリル管14の内面に発光フィルム15(住友スリーエ
ム(株)製SOLF)を貼り付け、アクリル管14内の
軸方向に、アルミニウム製白色板16を斜めに挿入した
発光部14´と、アクリル管14の背面側に設けられ、
アクリル板の裏面にアルミ蒸着した断面放物線状の反射
鏡17と、発光部14´表面を覆う900mm×320
mm×2mmの透明ポリカーボネート板18とから構成
されている。
【0028】上記した構成を有する固定型太陽光導光装
置を、大阪市内で試験使用した結果、3月上旬の晴天日
の午前7時から午後5時までの間に渡り、発光器13の
透明ポリカーボネート板18表面部分で、2400〜4
700ルックスの照度を得ることができた。
【0029】実施例2 焦点距離159mm,縦300mm,横240mm,厚
さ4mmのアクリル製フレネルレンズ30a〜30dの
4枚を、図7に示すように東西方向に対し20゜(30
a,30b参照)及び60゜(30c,30d参照)に
傾け、さらに南に35゜傾けて配置し、それぞれを組み
合わせた。
【0030】また、それぞれのフレネルレンズ30a〜
30dに対し、直径50μmの多数の多成分ガラス系の
光ファイバーを20mm×23.2mmに束ねて受光素
子群31を構成し、さらにその受光素子群31を5個配
列して1組とし、一方端面としての受光面32が、半径
636mm(フレネルレンズの焦点距離159mmの4
倍)の円弧上に沿って配列されており、かつ中央の受光
素子群31の受光面32がフレネルレンズの中心から1
62mmの位置になるようにして4組配置した。
【0031】受光素子群31の下方には、2枚のステン
レス鋼製の円板からなる接続器33を配置した。そして
その接続器33の上側円板34に設けられた開口に対
し、受光素子群31の他方端面を図8に示す配置にて挿
入し固定した。図7において各受光素子群31に付した
番号(番号1〜20)は、図8に示された円形に並ぶ各
番号(番号1〜20)と対応しており、午前6時40分
から午後5時20分までの太陽光が各フレネルレンズ3
0a〜30dと各受光素子群31を通じ、上側円板34
に送られる順に、各受光素子群31の他方端面がその上
側円板34の上面に接続されている。例えば図8の番号
1にて示される上面35には、午前6時40分から7時
12分までについて図7の番号1の受光素子群31から
の太陽光が導入されることになる。そして20個の受光
素子群31の光ファイバーの長さは、108mmから1
70mmまであり、それらの平均値は138mmであっ
た。
【0032】また、接続器33の下側円板36は、図9
に示すようにその外周側面に歯を刻んだ歯車部37aを
有し、「駆動装置」としての接続器回転具37に内蔵さ
れている歯車(図示しない)と噛み合わされて回転する
ようになっている。接続器回転具37から延出している
駆動ワイヤ38は、室内に設置してあるタイマによって
駆動するモータ回転軸(図示しない)に接続し、毎日午
前6時40分から午後5時20分まで自動的に動くよう
にした。
【0033】上側円板34の受光素子群接続箇所(上
面)に対応する下側円板36の位置に、「受光具」とし
てのテーパコンジット取付具39を取り付けた。そのテ
ーパコンジット取付具39の胴部外壁には案内溝が設け
られおり、その案内溝内を摺動棒41の一方端部に形成
された凸部が係合して移動し、一方、摺動棒41の他方
端部は接続器33の脚40の1つに取り付けられている
ことにより、下側円板36が回転してもテーパコンジッ
ト取付具39は上側円板34に対し常に同じ姿勢を保持
することができ、それによってテーパコンジット取付具
39に接続した光ファイバー保護管42がよじれないよ
うな構造となっている。
【0034】また、テーパコンジット取付具39の内部
には、図10に示すように太径側8mm,細径側4.5
mm,長さ30mmからなるテーパコンジット43が4
個配置されており、それらの中心に太径側3.3mm,
細径側1.9mmのテーパコンジット44が1個配置さ
れている。これらのテーパコンジット43,44はいず
れも多成分ガラス系光ファイバーを原料として製造した
ものである。
【0035】接続器33内において、上記したテーパコ
ンジット43,44の太径端面は、図11に示すよう
に、受光素子群31の端面と2mmの間隔をおいて対向
して配置されており、その上側円板34と下側円板36
との間にはシリコン油Sが充填されている。したがっ
て、受光素子群31に導入された太陽光線は、シリコン
油Sを介しテーパコンジット43,44に伝えられるの
で、空隙を介して伝えられる場合に比べて光量の損失は
極めて少ないものとなる。なお、図中Mは下側円板36
の回転軸である。
【0036】また、すべてのテーパコンジット43,4
4の細径端には、直径50μm,開口数0.81の光フ
ァイバーを各テーパコンジットの細径と同径に束ねた光
ファイバー45が接続され、これらの光ファイバー45
は、直径9.2mm,長さ15mの光ファイバー束46
として光ファイバー保護管内部を通じ、室内に設置した
実施例1と同じ構成の発光器13に接続した。
【0037】図7に示すように、4枚のフレネルレンズ
30a〜30d,4組計20個の受光素子群31及び接
続器33を内蔵する受光器の外箱47は、東西方向の回
転軸(図示しない)を軸支するための架台48に支持さ
れている。外箱47は、回転軸を回動させるための歯車
装置(図示しない)を内蔵した傾斜角調整具49と、そ
の歯車装置を回転させるための傾斜角調整ワイヤ50に
よって、室内から受光器の傾斜角を各季節の太陽高度に
応じ調整することができる。
【0038】上記の受光器を大阪市内のビルの屋上に設
置し、フレネルレンズ面30a〜30dを天球の赤道面
になるようにその傾斜角を調整し、3月下旬の晴天日に
試験した結果、午前7時から午後5時までの晴天時に発
光器13の透明ポリカーボネート板の表面で2100〜
4400ルクスの照度を得ることができた。
【0039】なお、上記した実施例2では、4枚のフレ
ネルレンズを20゜位置と60゜位置に分割して配置し
組み合わせた構成について説明したが、これに限らず、
実施例1に示すようにフレネルレンズを連続して円弧状
に配列し、各フレネルレンズに対応させて実施例2の構
成の受光素子群を配置する構成であってもよい。この場
合、受光素子群の個数は5組必要となる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
によれば、入射光が傾斜した場合、端部においてもフレ
ネルレンズの焦点を通るよう受光面が円弧状に形成され
ているため、受光面積を最小にしてかつ最大限の太陽光
を受光することができ、入射方向が時間の経過とともに
変化する太陽光については、複数配置されたフレネルレ
ンズのいずれかから導入し、対応する受光素子の受光面
に入射させることができるため、固定式の導光方式を採
用したものでありながら太陽光を効率良く光ファイバー
に導入させることができる。
【0041】請求項3の本発明によれば、多数の光ファ
イバーまたは光ロッドを束ねて形成された受光面から受
光した太陽光は環状の接続器に導入され、その接続器に
対して円移動可能に構成された受光具から光ファイバー
に導き出すことができるため、朝から夕方までの太陽光
を、1つの受光具にて受光することができ、太陽光を効
率良く光ファイバーに導入させることができることに加
えて装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る受光素子の構成を示す
斜視図である。
【図2】同実施例におけるフレネルレンズと受光面の位
置関係を示す説明図である。
【図3】同実施例の受光素子組立状態を示す斜視図であ
る。
【図4】同実施例の受光器を示す斜視図である。
【図5】同実施例の受光器の内部構造を示す説明図であ
る。
【図6】同実施例の発光器の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例2の受光器の構成を示す斜視図
である。
【図8】同実施例の接続器の構成を示す斜視図である。
【図9】同実施例の接続器回転具の構成を示す斜視図で
ある。
【図10】同実施例のテーパコンジット取付具の構成を
示す一部断面を有する斜視図である。
【図11】図9に示す接続器の要部断面図である。
【符号の説明】
1 受光素子片 2 受光面 3 ステンレス帯鋼 4 受光素子枠 9 フレネルレンズ 10 受光器 13 発光器 A 受光素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 東西方向に全体として円弧状になるよう
    に配列された複数のフレネルレンズと、複数の受光素子
    の受光面が、前記フレネルレンズの焦点距離の略2〜5
    倍の長さを半径とする球面の一部分をなし、かつ前記フ
    レネルレンズの焦点を通り前記フレネルレンズと平行な
    平面に前記受光面を近接させて配置した受光素子群と、
    前記受光素子に光ファイバーを介して接続された放光手
    段とを備えたことを特徴とする太陽光導光装置。
  2. 【請求項2】 両端が太径と細径に形成された多数の光
    ファイバーまたは光ロッドにおける前記太径同士を束
    ね、その太径端面を前記受光面とし、細径端を前記光フ
    ァイバーに接続したことを特徴とする請求項1記載の太
    陽光導光装置。
  3. 【請求項3】 多数の光ファイバーまたは光ロッドを束
    ねた受光素子群と、前記受光素子群と前記放光手段に接
    続された光ファイバーとに介設される接続器と、錐形の
    光ファイバーまたは光ロッドを有する受光具と、前記受
    光具を移動させる駆動装置とを備え、前記受光素子の一
    方端面を前記フレネルレンズに対する受光面とし、他方
    端を朝から夕方までの太陽光を導光する順に配列して前
    記接続器に接続し、前記受光具を前記接続器内で時間の
    経過とともに移動させることを特徴とする請求項1記載
    の太陽光導光装置。
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