JPH06308543A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH06308543A JPH06308543A JP5115256A JP11525693A JPH06308543A JP H06308543 A JPH06308543 A JP H06308543A JP 5115256 A JP5115256 A JP 5115256A JP 11525693 A JP11525693 A JP 11525693A JP H06308543 A JPH06308543 A JP H06308543A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の液晶表示装置と比べて光損失が少な
く、明るく、かつ応答速度が速い上に製造が容易で、装
置構成が簡単な表示装置を提供する。 【構成】 側面に光源を有する導光板の下面に、電界応
答可能な強誘電性液晶層を隣接して配置してなり、強誘
電性液晶層にこの液晶のゴールドストーンモードの緩和
周波数近傍の交流電界を印加したときに現れるディスク
リネーションラインによる光の散乱によって導光板の上
面からの出射光を調節して画像を表示する表示装置。
く、明るく、かつ応答速度が速い上に製造が容易で、装
置構成が簡単な表示装置を提供する。 【構成】 側面に光源を有する導光板の下面に、電界応
答可能な強誘電性液晶層を隣接して配置してなり、強誘
電性液晶層にこの液晶のゴールドストーンモードの緩和
周波数近傍の交流電界を印加したときに現れるディスク
リネーションラインによる光の散乱によって導光板の上
面からの出射光を調節して画像を表示する表示装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶を用いた新規な表示
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は薄型、軽量であり、携帯
用テレビ、ワープロ等に広く使用されている。ところ
が、一般にこれらの装置では偏光板による光損失が大き
く、最も光の利用効率の高いTN(ツイステッドネマチ
ック)やSTN(スーパーツイステッドネマチック)方
式でも約60%の光損失がある。従って、特に視認性の
良い透過型の液晶表示装置ではその背面に使用されるバ
ックライトの負担が大きなものであった。
用テレビ、ワープロ等に広く使用されている。ところ
が、一般にこれらの装置では偏光板による光損失が大き
く、最も光の利用効率の高いTN(ツイステッドネマチ
ック)やSTN(スーパーツイステッドネマチック)方
式でも約60%の光損失がある。従って、特に視認性の
良い透過型の液晶表示装置ではその背面に使用されるバ
ックライトの負担が大きなものであった。
【0003】光損失の問題を解決する表示装置として、
特開平4−352129号公報には所定の屈折率を有す
る透明板の上に、電界で屈折率が変化する液晶層を重
ね、透明板の側面から光を照射して透明板と液晶層との
界面での光の全反射、透過を制御して表示を行う装置が
記載されているが、光を透過させるためには、透明板と
液晶の屈折率を揃えなければならないので、材料の組合
わせが限られるという問題があり、また、光の全反射と
透過のスイッチングを用いるので光が透過する方向に強
い指向性が生じて視野角が狭くなるといった問題があ
る。
特開平4−352129号公報には所定の屈折率を有す
る透明板の上に、電界で屈折率が変化する液晶層を重
ね、透明板の側面から光を照射して透明板と液晶層との
界面での光の全反射、透過を制御して表示を行う装置が
記載されているが、光を透過させるためには、透明板と
液晶の屈折率を揃えなければならないので、材料の組合
わせが限られるという問題があり、また、光の全反射と
透過のスイッチングを用いるので光が透過する方向に強
い指向性が生じて視野角が狭くなるといった問題があ
る。
【0004】また、特開平5−2908号公報には、長
さの異なる複数の導光板を積層し、この階段上の端面上
に傾斜させた反射板を設け、反対面に調光液晶板を設け
た配光可変照明装置が記載されているが、配光を多彩に
して、いわゆる表示を行おうとすると、多数の導光板を
積層しなければならないので装置が大型になるという問
題がある。また、従来の調光液晶板ではネマチック液晶
を用いているので、印加電圧が高く、インバーター等の
電源回路が必要になるという問題がある。
さの異なる複数の導光板を積層し、この階段上の端面上
に傾斜させた反射板を設け、反対面に調光液晶板を設け
た配光可変照明装置が記載されているが、配光を多彩に
して、いわゆる表示を行おうとすると、多数の導光板を
積層しなければならないので装置が大型になるという問
題がある。また、従来の調光液晶板ではネマチック液晶
を用いているので、印加電圧が高く、インバーター等の
電源回路が必要になるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決し、従来の液晶表示装置と比べて光損失が少ない
表示装置を提供するもので、明るく、かつ応答速度が速
い上に製造が容易で、装置構成が簡単な表示装置を提供
することを目的とする。
を解決し、従来の液晶表示装置と比べて光損失が少ない
表示装置を提供するもので、明るく、かつ応答速度が速
い上に製造が容易で、装置構成が簡単な表示装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために鋭意研究を重ねた結果、側面に光源を有す
る導光板と強誘電性液晶層を隣接して配置し、強誘電性
液晶層にこの液晶のゴールドストーンモードの緩和周波
数近傍の交流電界を印加し、現れたディスクリネーショ
ンラインの散乱によって導光板の上面からの出射光量を
調節して表示を行うようにした表示装置が明るく、応答
速度が速いことを見出し、この知見に基いて本発明を完
成するに至った。
決するために鋭意研究を重ねた結果、側面に光源を有す
る導光板と強誘電性液晶層を隣接して配置し、強誘電性
液晶層にこの液晶のゴールドストーンモードの緩和周波
数近傍の交流電界を印加し、現れたディスクリネーショ
ンラインの散乱によって導光板の上面からの出射光量を
調節して表示を行うようにした表示装置が明るく、応答
速度が速いことを見出し、この知見に基いて本発明を完
成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は側面に光源を有する導
光板の下面に、電界応答可能な強誘電性液晶層を隣接し
て配置してなり、強誘電性液晶層にこの液晶のゴールド
ストーンモードの緩和周波数近傍の交流電界を印加した
ときに現れるディスクリネーションラインによる光の散
乱によって導光板の上面からの出射光を調節して画像を
表示することを特徴とする表示装置を提供するものであ
る。
光板の下面に、電界応答可能な強誘電性液晶層を隣接し
て配置してなり、強誘電性液晶層にこの液晶のゴールド
ストーンモードの緩和周波数近傍の交流電界を印加した
ときに現れるディスクリネーションラインによる光の散
乱によって導光板の上面からの出射光を調節して画像を
表示することを特徴とする表示装置を提供するものであ
る。
【0008】以下本発明の表示装置の構成と動作原理を
図1に基いて説明する。図1は本発明の表示装置の一例
の断面図である。導光板1の一端又は両端にはサイドラ
イトとして用いる光源2が設けられている。その導光板
1に隣接させて電界応答可能な強誘電性液晶層4を配置
する。図1の装置では、導光板1と強誘電性液晶層2の
間には電界を印加するための電極5が設けられている。
この電極は電極支持基板6の下面に予め設けられたもの
を用いてもよいし、導光板1の下面に直接設けられたも
のを用いてもよい。図1の装置では、強誘電性液晶層4
の導光板1に相対する面の反対側の面に電極5′と電極
支持基板6′が設けられている。
図1に基いて説明する。図1は本発明の表示装置の一例
の断面図である。導光板1の一端又は両端にはサイドラ
イトとして用いる光源2が設けられている。その導光板
1に隣接させて電界応答可能な強誘電性液晶層4を配置
する。図1の装置では、導光板1と強誘電性液晶層2の
間には電界を印加するための電極5が設けられている。
この電極は電極支持基板6の下面に予め設けられたもの
を用いてもよいし、導光板1の下面に直接設けられたも
のを用いてもよい。図1の装置では、強誘電性液晶層4
の導光板1に相対する面の反対側の面に電極5′と電極
支持基板6′が設けられている。
【0009】光の利用効率を向上させるために、光源2
用の反射板3や電界応答可能な強誘電性液晶層4の下に
反射板7を設けてもよい。この場合、下側電極5′を反
射板を兼ねたものにしてもよい。更に、表示の視認角特
性を改善するために導光板1の上に光拡散板8を設けて
もよい。
用の反射板3や電界応答可能な強誘電性液晶層4の下に
反射板7を設けてもよい。この場合、下側電極5′を反
射板を兼ねたものにしてもよい。更に、表示の視認角特
性を改善するために導光板1の上に光拡散板8を設けて
もよい。
【0010】光源2から導光板1に入射した光は、通
常、導光板1の屈折率が外の空気よりも大きいので、大
部分は導光板1の内部を繰り返し反射しながら伝わって
いく。この場合に、光が反射する面に光を散乱する物体
があると、光はここで散乱されるために内面で反射しな
かった分の光は外に出る。これを利用して、導光板の片
面上に光を散乱する塗料を塗ったり、凹凸を付けるなど
して、全面で比較的均一に光が外に出るようにしたのが
通常のバックライトである。
常、導光板1の屈折率が外の空気よりも大きいので、大
部分は導光板1の内部を繰り返し反射しながら伝わって
いく。この場合に、光が反射する面に光を散乱する物体
があると、光はここで散乱されるために内面で反射しな
かった分の光は外に出る。これを利用して、導光板の片
面上に光を散乱する塗料を塗ったり、凹凸を付けるなど
して、全面で比較的均一に光が外に出るようにしたのが
通常のバックライトである。
【0011】本発明ではこの散乱体として強誘電性液晶
を用いるものである。通常、強誘電性液晶はメモリー性
が発現する表面安定化セルにして偏光板と組合わせて表
示に利用されるが、本発明者が特開平3−228019
号公報で提案したように、強誘電性液晶自体が持つゴー
ルドストーンモードの緩和周波数近傍の周波数を持つ交
流電界を印加することで、らせんを解いた薄いセルにお
いてもらせん構造と類似した構造を作りだすことがで
き、この時に現れるディスクリネーションラインによっ
て光の散乱が起こる。
を用いるものである。通常、強誘電性液晶はメモリー性
が発現する表面安定化セルにして偏光板と組合わせて表
示に利用されるが、本発明者が特開平3−228019
号公報で提案したように、強誘電性液晶自体が持つゴー
ルドストーンモードの緩和周波数近傍の周波数を持つ交
流電界を印加することで、らせんを解いた薄いセルにお
いてもらせん構造と類似した構造を作りだすことがで
き、この時に現れるディスクリネーションラインによっ
て光の散乱が起こる。
【0012】本発明の表示装置はこのような強誘電性液
晶層を導光板の下面に隣接して設置することで導光板上
面からの光の出射を制御して任意の画像表示を行うもの
である。
晶層を導光板の下面に隣接して設置することで導光板上
面からの光の出射を制御して任意の画像表示を行うもの
である。
【0013】導光板1としては、アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート、ポリ塩化ビニルなどの透明性を有するプラ
スチックやガラスなどを用いることができる。また、比
較的薄いプラスチック板などを用いると装置全体に可撓
性を持たせて曲面表示を行うことも可能となる。
ーボネート、ポリ塩化ビニルなどの透明性を有するプラ
スチックやガラスなどを用いることができる。また、比
較的薄いプラスチック板などを用いると装置全体に可撓
性を持たせて曲面表示を行うことも可能となる。
【0014】光源2としては、特に限定されないが、導
光板1の端面から光を入射させるので、集光手段を特に
必要としない、細長い形状の熱陰極管又は冷陰極管が好
ましい。この光源2は図1のように一端面のみに設けて
もよいし、左右の二端面あるいはそれ以上の端面に設け
てもよい。
光板1の端面から光を入射させるので、集光手段を特に
必要としない、細長い形状の熱陰極管又は冷陰極管が好
ましい。この光源2は図1のように一端面のみに設けて
もよいし、左右の二端面あるいはそれ以上の端面に設け
てもよい。
【0015】光源2の入射効率をよくするために、光源
用反射板3を用いてもよい。これは光源2の発光を反射
できればよく、例えば白色ポリエステルフィルムや金属
蒸着フィルム、金属板などを光源2に巻きつけて利用す
る 本発明においては、表示には双安定性(メモリー性)を
利用しないので、強誘電性液晶層4の強誘電性液晶とし
ては、あらゆる強誘電性液晶を用いることができる。中
でも、強誘電性高分子液晶を含有する液晶組成物を用い
ると、セル部分の作製、大面積化が容易である。強誘電
性液晶層の厚みは通常1μm以上10μm以下とするこ
とが好ましい。1μm未満では十分に光を散乱できなか
ったり、セルの作製が困難になることがあり、逆に10
μmを超えると印加する電圧に高電圧が必要となる場合
がある。
用反射板3を用いてもよい。これは光源2の発光を反射
できればよく、例えば白色ポリエステルフィルムや金属
蒸着フィルム、金属板などを光源2に巻きつけて利用す
る 本発明においては、表示には双安定性(メモリー性)を
利用しないので、強誘電性液晶層4の強誘電性液晶とし
ては、あらゆる強誘電性液晶を用いることができる。中
でも、強誘電性高分子液晶を含有する液晶組成物を用い
ると、セル部分の作製、大面積化が容易である。強誘電
性液晶層の厚みは通常1μm以上10μm以下とするこ
とが好ましい。1μm未満では十分に光を散乱できなか
ったり、セルの作製が困難になることがあり、逆に10
μmを超えると印加する電圧に高電圧が必要となる場合
がある。
【0016】セル部分の作製方法には特に制限はなく、
公知の注入法や、塗布製膜後ラミネートする方法などの
方法を用いることができる。強誘電性液晶は散乱と非散
乱(透明)の状態を利用するので必ずしも配向している
必要はないが、コントラストを改善するには面内で水平
配向していることが好ましい。
公知の注入法や、塗布製膜後ラミネートする方法などの
方法を用いることができる。強誘電性液晶は散乱と非散
乱(透明)の状態を利用するので必ずしも配向している
必要はないが、コントラストを改善するには面内で水平
配向していることが好ましい。
【0017】電極5、5′としては少なくとも上側の電
極5は透明性を有するものを用いる。下側の電極5′は
必ずしも透明性を必要としないが、金属電極を用いて補
助的に使用する反射板7と兼用してもよい。上側の電極
5は導光板1の下面に直接設けたものでもよい。電極パ
ターンとしてはストライプ状のものを用いてドットマト
リックス型としてもよいし、表示しようとする形状を有
するセグメント型のものでもよい。
極5は透明性を有するものを用いる。下側の電極5′は
必ずしも透明性を必要としないが、金属電極を用いて補
助的に使用する反射板7と兼用してもよい。上側の電極
5は導光板1の下面に直接設けたものでもよい。電極パ
ターンとしてはストライプ状のものを用いてドットマト
リックス型としてもよいし、表示しようとする形状を有
するセグメント型のものでもよい。
【0018】電極支持基板6、6′としては、ガラス
板、プラスチック板等、材質は特に限定されないが、上
側は透明性を有するものを用いる。但し、前述のように
導光板1の下面に直接電極を設ける場合には不要であ
る。好ましくは導光板とともにプラスチック板とする
か、プラスチック板の導光板の下面に直接電極を設けた
構造とすることで装置全体に可撓性を付与でき、用途等
が拡大する。
板、プラスチック板等、材質は特に限定されないが、上
側は透明性を有するものを用いる。但し、前述のように
導光板1の下面に直接電極を設ける場合には不要であ
る。好ましくは導光板とともにプラスチック板とする
か、プラスチック板の導光板の下面に直接電極を設けた
構造とすることで装置全体に可撓性を付与でき、用途等
が拡大する。
【0019】導光板1の下部に設けられた強誘電性液晶
層4で光を散乱した場合に、散乱された光は上方のみな
らず下方へも出ていく。従って光をより効率的に利用し
たい場合には反射板7を最も下層に配置する。反射板と
してはアルミニウム、鉄などの金属板あるいは金属層を
蒸着や積層した板でもよく、単に白色を有する紙、プラ
スチック等のシートでもよい。また、下側の電極支持基
板6と一体化されたものでもよく、更には金属反射層を
下側の電極として兼用してもよい。
層4で光を散乱した場合に、散乱された光は上方のみな
らず下方へも出ていく。従って光をより効率的に利用し
たい場合には反射板7を最も下層に配置する。反射板と
してはアルミニウム、鉄などの金属板あるいは金属層を
蒸着や積層した板でもよく、単に白色を有する紙、プラ
スチック等のシートでもよい。また、下側の電極支持基
板6と一体化されたものでもよく、更には金属反射層を
下側の電極として兼用してもよい。
【0020】導光板1の上面からの出射光の視認性を改
善するために最も上面に光拡散板8を配置してもよい。
これによって観察者の見る角度による表示の変化を改善
できる。光拡散板としては表面に凹凸を有するプラスチ
ック板、くもりガラス、微小な突起物を印刷等で設けた
平板などが用いられる。
善するために最も上面に光拡散板8を配置してもよい。
これによって観察者の見る角度による表示の変化を改善
できる。光拡散板としては表面に凹凸を有するプラスチ
ック板、くもりガラス、微小な突起物を印刷等で設けた
平板などが用いられる。
【0021】本発明の表示装置の構成要素は、必要があ
れば着色を行ってもよく、また、いわゆるカラーフィル
ターを各層間のいずこかに積層してもよい。
れば着色を行ってもよく、また、いわゆるカラーフィル
ターを各層間のいずこかに積層してもよい。
【0022】強誘電性液晶層4で光の散乱を生じるディ
スクリネーションラインを生成させるには、電極5、
5′間に、周波数が液晶分子が有する熱ゆらぎのゴール
ドストーンモードの緩和周波数近傍である交流成分を有
する電圧を印加する。これによって液晶中にらせん構造
に類似の繰り返し構造が生成し、そのピッチに相当する
ディスクリネーションラインが多数生じる。このピッチ
は印加する電圧の周波数や電圧によって変化するので散
乱の度合いを調整できる。
スクリネーションラインを生成させるには、電極5、
5′間に、周波数が液晶分子が有する熱ゆらぎのゴール
ドストーンモードの緩和周波数近傍である交流成分を有
する電圧を印加する。これによって液晶中にらせん構造
に類似の繰り返し構造が生成し、そのピッチに相当する
ディスクリネーションラインが多数生じる。このピッチ
は印加する電圧の周波数や電圧によって変化するので散
乱の度合いを調整できる。
【0023】また、このゴールドストーンモードの緩和
周波数は、液晶層厚や電極、配向膜等の界面の状態で見
かけの値が変化する。また、液晶材料によっても変化す
るが、通常は数10Hzから数10KHzの間のものが
多い。
周波数は、液晶層厚や電極、配向膜等の界面の状態で見
かけの値が変化する。また、液晶材料によっても変化す
るが、通常は数10Hzから数10KHzの間のものが
多い。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0025】実施例1 図1において、導光板1として、縦370mm、横15
0mm、厚み2mmの透明アクリル板を使用し、導光板
の短手の両側面に冷陰極蛍光管2(ハリソン電機(株)
製ノーマル管)を配置し、厚み0.5mmのアルミ板を
曲げた光源用反射板3で外側を覆って、光が導光板1の
両端部から入射するようにした(図1では光源は一方の
み図示)。
0mm、厚み2mmの透明アクリル板を使用し、導光板
の短手の両側面に冷陰極蛍光管2(ハリソン電機(株)
製ノーマル管)を配置し、厚み0.5mmのアルミ板を
曲げた光源用反射板3で外側を覆って、光が導光板1の
両端部から入射するようにした(図1では光源は一方の
み図示)。
【0026】次に下記の強誘電性液晶と分子量3300
0のポリメチルメタクリレートの重量比95:5の混合
物をトルエンに溶解して20重量%の溶液とした。
0のポリメチルメタクリレートの重量比95:5の混合
物をトルエンに溶解して20重量%の溶液とした。
【0027】
【化1】 (Iso:等方相、SmA:スメクチックA相、SmC
*:カイラルスメクチックC相、Glass:ガラス
相) この溶液を1.0mmピッチのストライプ状のITO電
極を有するポリエーテルスルホン基板(6、5)(幅1
50mm、長さ50m、厚み100μm:住友ベークラ
イト社製スミライトFST)の電極5上に、ロールコー
ターを用いて塗布製膜し、溶媒を乾燥させて、強誘電性
液晶層4を形成した。この強誘電性液晶層の液晶面に、
何も塗布していない同種の基板(6′、5′)(ITO
のストライプの方向のみが直角方向にずれているもの)
をラミネートした。
*:カイラルスメクチックC相、Glass:ガラス
相) この溶液を1.0mmピッチのストライプ状のITO電
極を有するポリエーテルスルホン基板(6、5)(幅1
50mm、長さ50m、厚み100μm:住友ベークラ
イト社製スミライトFST)の電極5上に、ロールコー
ターを用いて塗布製膜し、溶媒を乾燥させて、強誘電性
液晶層4を形成した。この強誘電性液晶層の液晶面に、
何も塗布していない同種の基板(6′、5′)(ITO
のストライプの方向のみが直角方向にずれているもの)
をラミネートした。
【0028】上記で得られた積層体から、長さ350m
m分を切り出し、上下の電極5、5′間に交流電圧20
Hz、40Vを印加しながら、素子全体にたわみ変形を
与えて配向させた。クロスニコル下での透過スペクトル
測定から強誘電性液晶層4の厚みは4.7μmであっ
た。また、この状態ではらせん構造がないことを顕微鏡
で確認した。
m分を切り出し、上下の電極5、5′間に交流電圧20
Hz、40Vを印加しながら、素子全体にたわみ変形を
与えて配向させた。クロスニコル下での透過スペクトル
測定から強誘電性液晶層4の厚みは4.7μmであっ
た。また、この状態ではらせん構造がないことを顕微鏡
で確認した。
【0029】この素子を上記導光板1の下面に偏光板を
介さずに直接配置し、更にその下にはアルミ箔をポリエ
チレンテレフタレートフィルムに積層してある反射板7
(パナック工業製アルペット)を配置した。
介さずに直接配置し、更にその下にはアルミ箔をポリエ
チレンテレフタレートフィルムに積層してある反射板7
(パナック工業製アルペット)を配置した。
【0030】2本の冷陰極蛍光管2を点灯し、液晶素子
部に1/3バイアス法の通常のネマチック液晶の駆動波
形(パルス幅1ms)を印加した。パルス電圧を30V
にすると選択された画素が白濁し、光を強く散乱した。
顕微鏡観察では白濁した画素内では図2のようなディス
クリネーションラインが生成していた。
部に1/3バイアス法の通常のネマチック液晶の駆動波
形(パルス幅1ms)を印加した。パルス電圧を30V
にすると選択された画素が白濁し、光を強く散乱した。
顕微鏡観察では白濁した画素内では図2のようなディス
クリネーションラインが生成していた。
【0031】また、非選択画素ではディスクリネーショ
ンラインは存在せず、らせん構造が解かれたままであっ
た。このようにドットマトリックス方式での表示が可能
であった。
ンラインは存在せず、らせん構造が解かれたままであっ
た。このようにドットマトリックス方式での表示が可能
であった。
【0032】
【発明の効果】本発明の表示装置は、従来の装置と比較
して装置構成が簡単で、製造が容易である上に、光損失
が少なく、応答速度が速いという特長を有しており、実
用的価値の高いものである。
して装置構成が簡単で、製造が容易である上に、光損失
が少なく、応答速度が速いという特長を有しており、実
用的価値の高いものである。
【図1】本発明の表示装置の断面説明図。
【図2】ディスクリネーションラインの形状を示す正面
図。
図。
1 導光板 2 光源 3 光源用反射板 4 強誘電性液晶層 5 電極 5′ 電極 6 電極支持基板 6′ 電極支持基板 7 反射板 8 光拡散板
Claims (4)
- 【請求項1】 側面に光源を有する導光板の下面に、電
界応答可能な強誘電性液晶層を隣接して配置してなり、
強誘電性液晶層にこの液晶のゴールドストーンモードの
緩和周波数近傍の交流電界を印加したときに現れるディ
スクリネーションラインによる光の散乱によって導光板
の上面からの出射光を調節して画像を表示することを特
徴とする表示装置。 - 【請求項2】 強誘電性液晶層の厚みが1μm以上10
μm以下である請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 導光板と強誘電性液晶層とがプラスチッ
ク基板で支持されている請求項1又は2記載の表示装
置。 - 【請求項4】 導光板の上面に光拡散層を配置した請求
項1、2又は3記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115256A JPH06308543A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115256A JPH06308543A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06308543A true JPH06308543A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14658183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5115256A Pending JPH06308543A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06308543A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000147494A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-05-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光学素子および該光学素子を用いた表示装置 |
| JP2001108972A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光学素子および該光学素子を用いた表示装置 |
| JP2002023160A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-01-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光学素子および該光学素子を備えた表示装置 |
| US6618104B1 (en) | 1998-07-28 | 2003-09-09 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device having reverse mode holographic PDLC and front light guide |
| US6819393B1 (en) | 1998-07-28 | 2004-11-16 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device and display apparatus using light diffraction and light guide |
| WO2011065053A1 (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-03 | シャープ株式会社 | 導光板、導光ユニット、照明装置、及び表示装置 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP5115256A patent/JPH06308543A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000147494A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-05-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光学素子および該光学素子を用いた表示装置 |
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| US6819393B1 (en) | 1998-07-28 | 2004-11-16 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device and display apparatus using light diffraction and light guide |
| US6836314B2 (en) | 1998-07-28 | 2004-12-28 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Optical device and display apparatus having a plate-shaped light guide and an optical control surface thereon |
| EP1936429A2 (en) | 1998-07-28 | 2008-06-25 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Optical device and display apparatus |
| EP1936428A2 (en) | 1998-07-28 | 2008-06-25 | Nippon Telegraph and Telephone Corporation | Optical device and display apparatus |
| JP2001108972A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光学素子および該光学素子を用いた表示装置 |
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| WO2011065053A1 (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-03 | シャープ株式会社 | 導光板、導光ユニット、照明装置、及び表示装置 |
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