JPH0630938A - 超音波プローブ - Google Patents

超音波プローブ

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JPH0630938A
JPH0630938A JP4190931A JP19093192A JPH0630938A JP H0630938 A JPH0630938 A JP H0630938A JP 4190931 A JP4190931 A JP 4190931A JP 19093192 A JP19093192 A JP 19093192A JP H0630938 A JPH0630938 A JP H0630938A
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JP
Japan
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linear
control circuit
ultrasonic transducer
ultrasonic
scan
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Application number
JP4190931A
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English (en)
Inventor
Tomonao Kawashima
知直 川島
Masaaki Matsuzaki
正明 松崎
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニア方向の捜査範囲を任意にかつ簡単な走
査で変更することができる超音波プローブを提供する。 【構成】 超音波振動子をリニア方向に駆動する駆動手
段(6)と、前記超音波振動子のリニア方向における駆
動範囲を設定する駆動範囲設定手段(18、19、2
0)と、前記超音波振動子の位置を検出する位置検出手
段(12、13)と、この位置検出手段の出力を受けて
駆動範囲設定手段によって設定された駆動範囲において
超音波振動子のリニア方向における移動方向を反転させ
る反転手段(9、10、11)とを具えることを特徴と
する超音波プローブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波プローブに関する
ものであり、特に生体に超音波パルスを投射し、その超
音波エコーを受信して超音波断層像を得る超音波診断装
置に用いる超音波プローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は、生体内に超音波を照射してその
エコー信号から体内の状態を描出して病変の発見、診断
を行う方法が広く普及している。中でも、超音波プロー
ブを経内視鏡的に体内に挿入して体内から超音波を照射
する方法は、体外式に比べて超音波の減衰が小さく、分
解能の高い高周波の超音波を使用することができること
から注目されている。
【0003】このような体腔内超音波プローブでは、体
内の管腔軸にほぼ垂直な断面を走査するようにしている
ため、超音波振動子を回転させるいわゆるラジアルスキ
ャン、もしくは管腔軸に沿って超音波振動子を移動させ
るいわゆるリニアスキャンを行って、管腔の超音波画像
を得るのが診断上最も有効とされている。また、超音波
プローブによって得た情報から管腔の3次元画像を構築
するような場合には、上述のラジアルスキャンとリニア
スキャンとを組み合わせて管腔をスパイラル状にスキャ
ンする方法も試みられている。
【0004】リニア方向に超音波振動子を移動させる場
合、従来は超音波振動子を軸方向に前後に移動させる駆
動部に対して、フォトインタラプタ、マイクロスィッチ
等の検出器を駆動部の移動範囲内の前後2カ所に固定し
ておき、これらの検出器が駆動部の接近を検知したとき
に駆動部の移動方向を反転させ、超音波振動子を往復運
動させるようにしていた。
【0005】また、スパイラルスキャンを行う場合に
は、通常、ラジアルスキャンとリニアスキャンのスピー
ドの比を一定に保って、ラジアル方向の動きとリニア方
向の動きとを同期させて走査を行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような超音波走査
を行う場合には、超音波プローブの使用者は診断部位の
条件や、あるいは3次元画像データの取り込みスピード
等の兼合いで、管腔のスライス画像枚数、すなわち、リ
ニア方向のスキャン範囲を任意に変える必要がある。し
かしながら、従来の超音波プローブにおいては、超音波
振動子のリニア方向における移動を反転させるための検
出器が固定されているために、リニアスキャンの範囲を
変更するためには、工具等を用いて検出器の固定位置を
変更して、処理装置側で設定したリニアスキャン範囲に
検出器間の距離を一致させるように調整するという繁雑
な作用が必要となる。
【0007】また、スパイラルスキャンを行う場合、従
来の装置ではラジアルスキャンとリニアスキャンのスピ
ードが一定の比率で固定されているため、本来必要とさ
れるリニア方向のスキャン範囲に対して実際にスキャン
する範囲が長くなることがあり、この間、呼吸を止めて
いなければならないなど患者の苦痛を伴うものであっ
た。
【0008】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであり、繁雑な作業を伴う事なく、超音波振
動子のリニアスキャン範囲を任意に変更することが可能
な超音波プローブを提供し、また、リニアスキャンのス
ピードを使用者が任意に選択することができる超音波プ
ローブを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するために、本願第1発明の超音波プローブは、超音波
振動子をリニア方向に駆動する駆動手段と、前記超音波
振動子の前記リニア方向における駆動範囲を設定する駆
動範囲設定手段と、前記超音波振動子の位置を検出する
位置検出手段と、該位置検出手段の出力を受けて前記駆
動範囲設定手段によって設定された駆動範囲において前
記超音波振動子のリニア方向における移動方向を反転さ
せる反転手段とを具えることを特徴とするものである。
【0010】このように構成することにより、超音波振
動子のリニアスキャンの境界位置を駆動範囲設定手段を
介して使用者により入力して、リニアスキャンの範囲を
任意に設定することが可能となり、超音波振動子の位置
検出手段で検出された値と、前記設定値とが一致したと
き、反転手段によって超音波振動子のリニア方向におけ
る駆動方向を反転して上記目的を達することができる。
【0011】また、本願第2発明の超音波プローブは、
超音波振動子をラジアル方向に回転させるラジアルスキ
ャン手段と、前記超音波振動子をリニア方向に駆動させ
るリニアスキャン手段とを具える超音波プローブにおい
て、前記超音波振動子のラジアル方向における回転数に
対するリニア方向の移動距離の比を設定する設定手段
と、該設定手段で設定された比に応じて前記超音波振動
子のリニア方向における移動速度を制御する制御手段を
具えることを特徴とするものである。
【0012】このように、本願第2発明によれば、ラジ
アル方向における超音波振動子の回転数に対するリニア
方向における移動距離の比を使用者が任意に設定するこ
とができ、この比を基にしてリニア方向の動きを制御手
段によって制御するようにしている。したがって、ラジ
アル方向に回転している超音波振動子のリニア方向の移
動速度を任意に設定することが可能となる。
【0013】
【実施例】図1及び図2は、本願第1発明にかかる超音
波プローブの第1実施例の構成を示す図である。図1に
示すように、本実施例の超音波プローブは、フレーム1
にラジアル回転部を構成するラジアルモータ2とロータ
リーエンコーダ3とが保持されている。ラジアルモータ
2の回動軸はフレキシブルシャフト4に連結されてお
り、フレキシブルシャフト4の先端部に取り付けた超音
波振動子(図示せず)にモータ2の回転を伝達して、超
音波振動子をラジアル方向に回転させる。ラジアルモー
タ2とロータリーエンコーダ3とは歯車5を介して固定
されており、一方、ラジアル回転部を保持するフレーム
1は嵌合部材8を介してボールネジ7と機械的に連結し
ており、ボールネジ7を介して更にステッピングモータ
6に連結されている。
【0014】図2は、本実施例の超音波プローブのリニ
ア方向の動きを制御する制御回路の構成を示すブロック
図である。マイクロプロセッサ20のバスは、第1及び
第2のマグニチュードコンパレータ18及び19にそれ
ぞれ接続されている。これらの第1及び第2のマグニチ
ュードコンパレータの出力は、往復移動制御回路11に
供給されており、往復移動制御回路11の出力は更に、
モータ制御回路9とセレクタ12とにそれぞれ供給され
る。モータ制御回路9は、モータドライバ10を介して
ステッピングモータ6に接続されており、一方、セレク
タ12を介してアップダウンカウンタ13の加算用アッ
プ端子14、減算用ダウン端子15に接続されている。
アップダウンカウンタ13の出力端子17は、第1及び
第2のマグニチュードコンパレータ18及び19にそれ
ぞれ接続されている。
【0015】次に、図1及び図2に基づいて本実施例の
動作を説明する。本実施例の超音波プローブでは、ステ
ッピングモータ6の回転がボールネジ7に伝達されて、
嵌合部材8、フレーム1、ラジアルモータ2、フレキシ
ブルシャフト4を介して超音波振動子をリニア方向に駆
動する。超音波振動子は例えば、ステッピングモータ6
の1回転につき1mmづつリニア方向に進退するように
構成されている。図2に示すように、モータ制御回路9
の出力はセレクタ12を介してアップダウンカウンタ1
3に接続されており、ステッピングモータ6を1回転さ
せるごとに、アップダウンカウンタ13のアップ端子1
4あるいはダウン端子15のうち、セレクタ12によっ
て選択された一方の端子に1つのパルス(単位距離パル
ス)を出力する。
【0016】このパルスがアップ端子14に入力してい
るときは、アップダウンカウンタ13ではパルスの入力
した回数を足してカウントし、ダウン端子15に入力し
ているとき、パルスの入力した回数を引いてカウントし
て、このカウント値を第1及び第2のマグニチュードコ
ンパレータ18、19にそれぞれ出力する。すなわち、
セレクタ12がアップダウンカウンタ13のアップ端子
14を選択して、モータ制御回路9から、ステッピング
モータ6の1回転を示す単位距離信号がこのアップ端子
14に出力されているときに、超音波振動子が前方向に
移動するとすると、ステッピングモータ6が10回転し
たとき、超音波振動子は10mm前方へ移動し、モータ
制御回路9から出力される単位距離信号パルスは10個
となりアップダウンカウンタ13のカウント値は10に
なる。尚、アップダウンカウンタ13はあらかじめ決め
られた原点位置でリセットされているものとする。
【0017】図1中、リニアスキャンの起点をA点、終
点をB点としたとき、原点からA点までの距離に相当す
るカウント値を第1のマグニチュードコンパレータ18
に、B点までの距離に相当するカウント値を第2のマグ
ニチュードコンパレータ19に、それぞれ記憶させる。
例えば、原点から5mm離れた位置に起点を、35mm
離れた位置へ終点をセットした場合、それぞれのマグニ
チュードコンパレータ18、19に入力すべきカウント
値は5と35である。
【0018】第1及び第2のマグニチュードコンパレー
タ18、19では、上述のようにして入力された起点、
終点に相当するカウント値と、アップダウンカウンタ1
3から送られてきたカウント値とが一致したときに、往
復移動制御回路11に一致信号を出力する。往復移動制
御回路11では第1のマグニチュードコンパレータ18
あるいは第2のマグニチュードコンパレータ19のいず
れかから一致信号を受け取ったとき、モータ制御回路9
とセレクタ12とに方向切換信号出力する。モータ制御
回路9は、往復移動制御回路11から方向切換信号受け
取ると、モータドライバ10を介してステッピングモー
タ6の回転方向を反転させるようにする。ステッピング
モータ6の回転、すなわちボールネジ7の回転が反転す
ると、超音波振動子の進退方向が反転する。一方、セレ
クタ12ではアップダウンカウンタ13のアップ端子1
4からダウン端子15に出力を切り換える。この過程を
繰り返すことにより、嵌合部材8が起点Aと終点Bとの
間をリニア方向に往復運動し、これに応じて超音波振動
子がリニア方向に移動してリニアスキャンを行うことが
できる。
【0019】第1のマグニチュードコンパレータ18と
第2のマグニチュードコンパレータ19に入力されたカ
ウント値がそれぞれ5と35である場合、セレクタ12
の出力がアップダウンカウンタ13のアップ端子14に
供給されているときには、起点Aから終点Bの方向へ嵌
合部材8が1mm移動するごとにアップダウンカウンタ
13では、5、6、7、・・・ と1カウントづつカウ
ント値をあげてゆき、このカウント値を第1及び第2の
マグニチュードコンパレータ18、19へ出力する。こ
のカウント値が35になったとき、第2のマグニチュー
ドコンパレータ19に設定されたカウント値と一致する
ので、第2のマグニチュードコンパレータ19から位置
制御回路11に一致信号が出力される。これを受けて位
置制御回路11では、モータ制御回路9及びセレクタ1
2に方向切換信号を発する。この信号を受けて、モータ
制御回路9はステッピングモータ6の回転を反転させ
て、超音波振動子のリニア方向の進退方向を反転させ、
一方、セレクタ12ではモータ制御回路9から供給され
る単位距離信号の出力先をダウン端子15に切り換え
る。
【0020】嵌合部材8の進行方向が反転して、終点B
から起点Aへ移動して行くときには、アップダウンカウ
ンタ13ではダウン端子15にカウント値が入力されて
ゆくため、35、34、33・・・とカウントダウンし
てゆく。嵌合部材8は、原点から5mmの距離にある起
点Aまで移動したとき、第1のマグニチュードコンパレ
ータ18から一致信号が発せられ、超音波振動子(嵌合
部材8)の進行方向が再度反転する。この用にして超音
波振動子(嵌合部材8)は原点から5mmの距離にある
起点Aから、原点から35mmの距離にある終点Bの間
を往復運動して、超音波振動子のリニア方向のスキャン
が実現する。
【0021】このように、本実施例においては、マグニ
チュードコンパレータ18、19に設定するカウント値
を変えることによって、超音波振動子のリニアスキャン
の範囲を任意に設定することができ、フォトインタラプ
タやマイクロスィッチ等の検出器の位置を工具を用いて
変更するといった面倒な工程を経ることなく、管腔のス
ライス画像の枚数を任意かつ容易に変更することができ
る。したがって、病変の大きさに応じて適切な診断範囲
を得ることができる。また、3次元画像を構築するため
に、ラジアルスキャンとリニアスキャンを組み合わせ
て、スパイラル状のスキャンを行う場合にも、画像デー
タの取り込みスピードに応じて最も適切なリニアスキャ
ンの範囲を得ることができる。
【0022】図3及び図4は、本願第1発明にかかる超
音波プローブの第2実施例の構成を示す図であり、図3
は、装置の構成を示す図、図4は図3に示すプローブの
リニア方向の動きを制御する制御回路の構成を示す図で
ある。尚、第1実施例と同様の構成要素については同じ
符号を付してその説明は省略する。
【0023】本実施例では、ボールネジ7と平行して、
例えばフォトインタラプタあるいはマイクロスィッチ等
で構成された複数個の検出器21A〜21Iを等間隔で
並べておく。装置のその他の構成は第1実施例と同様で
ある。
【0024】図4に示すように、マイクロプロセッサ2
0のバスは、セレクタ23に接続されており、このセレ
クタ23は前記検出器21からの出力を受けて、方向切
換制御回路22に前方向反転位置信号あるいは後方向反
転位置信号を出力している。更に、方向切換制御回路2
2の出力は、モータ制御回路9に供給されており、モー
タ制御回路9はモータドライバ10を介してステッピン
グモータ6の回転方向を制御するように構成されてい
る。
【0025】次いで、図3及び図4を参照して本実施例
の超音波プローブの動作を説明する。本実施例では、使
用者があらかじめ嵌合部材8のリニア方向における往復
運動の起点、終点となるべき位置にある検出器を選択
し、マイクロプロセッサ20を介してセレクタ23に起
点、終点を設定しておく。例えば、起点として検出器B
を、終点として検出器Gが選択された場合、嵌合部材8
が起点Bから終点Gの方向へ移動して来て、終点Gまで
きたとき、検出器Gから後方向反転信号をセレクタ23
を介して方向切換制御回路22へ送る。方向切換制御回
路22では、後方向反転信号を受け取ると、モータ制御
回路9に方向切換信号を出力して、モータ制御回路9で
モータドライバ10を介してステッピングモータ6の回
転方向を反転させる。ステッピングモータ6の回転方向
の反転によってボールネジ7の回転が反転し、嵌合部材
8のリニア移動方向が反転して終点Gから起点Bの方向
へ移動を開始する。嵌合部材8が起点Bへ移動して来た
とき、検出器Bより前方向反転信号が発せられ、セレク
タ23を介して方向切換制御回路22へ出力して、同様
にステッピングモータ6の回転方向を反転させる。この
過程を繰り返すことによって嵌合部材8及び超音波振動
子がリニア方向に往復運動して、超音波振動子のリニア
スキャンが実現する。
【0026】このように構成することによって、セレク
タ23にマイクロプロセッサ20を介して起点、終点に
対応する検出器を設定するだけで、工具を用いて検出器
の位置を変更するといった面倒な作業を行う事なくリニ
アスキャンの範囲を任意に設定できる。したがって、使
用者は管腔のスライス画像枚数を任意にかつ容易に設
定、変更することができ、病変部の大きさに応じて適切
な診断範囲を得ることができる。また、3次元画像を構
築するためにラジアルスキャンとリニアスキャンとを組
み合わせてスパイラル状にスキャンを行う場合には、画
像データの取り込みスピードに対して最も適切なリニア
スキャン範囲を得ることが可能となる。
【0027】図5及び図6は、本願第1発明にかかる超
音波プローブの第3実施例の構成を示す図である。図5
に示すとおり、本実施例では嵌合部材8にポテンショメ
ータ24の可動電極部24aが取り付けられている。そ
の他の構成は第1及び第2の実施例と同様であるため、
同じ符号を付してここではその説明は省略する。
【0028】図6は、本実施例における超音波振動子の
リニア方向の動きを制御する制御回路の構成を示す図で
ある。一方の固定電極部24bは接地、他方の固定電極
部24cは+5Vの電源電圧に接続されている。可動電
極部24aは、バッファアンプ25を介して第1の電圧
コンパレータ26及び第2の電圧コンパレータ27のそ
れぞれの非反転入力に接続されている。第1及び第2の
電圧コンパレータ26、27の出力は方向切換回路30
に入力され、方向切換回路30の出力はモータ制御回路
9に入力される。モータ制御回路9はモータドライバ1
0を介してステッピングモータ6に接続されている。一
方、マイクロプロセッサ20のバスには、第1及び第2
のD/Aコンバータ28及び29が接続されており、第
1のD/Aコンバータ28の出力は第1の電圧コンパレ
ータ26の反転入力へ、第2のD/Aコンバータ29の
出力は第2の電圧コンパレータ27の反転入力へそれぞ
れ接続されている。
【0029】図7は、図6に示す制御回路におけるポテ
ンショメータ24の出力、第1及び第2の電圧コンパレ
ータ26及び27の出力のタイミングチャートである。
以下に図5、図6及び図7を用いて本実施例の動作を説
明する。図5に示すように、ボールネジ7の回転に伴い
嵌合部材8が移動すると、それに接続されたポテンショ
メータ24の可動電極部24aが同様にリニア方向に移
動する。図6に示すように、可動電極部24aが移動す
ると、その移動位置に対応した電圧、すなわち電源電圧
5Vの分圧された電圧が可動電極部24aから出力され
る。この出力電圧はバッファアンプ25を介して第1の
電圧コンパレータ26及び第2の電圧コンパレータ27
にそれぞれ出力され、後述する比較電圧と比較される。
なお、バッファアンプ25は、後続回路の負荷効果を軽
減する目的で設けられたものである。
【0030】マイクロプロセッサ20を介して、前方向
反転位置を決定するための比較電圧値、例えば+1.0 V
に相当するデジタルデータを第1のD/Aコンバータ2
8に設定し、後方向反転位置を決定するための比較電圧
値、例えば+3.0 Vに相当するデジタルデータを第2の
D/Aコンバータ29に設定する。図7に、これらの比
較電圧値とポテンショメータ24の出力電圧との関係を
示すと共に、各電圧コンパレータ26、27の出力波形
を示す。
【0031】駆動開始点Pにおいて嵌合部材8が、マイ
クロプロセッサ20で設定した前方向反転位置よりも前
方にある部分と、ポテンショメータ24の出力電圧は、
第1の比較電圧値+1.0 Vよりも低い電圧となるので、
第1電圧コンパレータ26の出力はローレベルになる。
つまり、嵌合部材8が前方向反転位置よりも前方に位置
していることが検出され、方向切換回路30を介してモ
ータ制御回路9に後進の指示信号を出力する。逆に、嵌
合部材8が後方向反転位置より後方に位置している場合
には第2電圧コンパレータ27の出力がハイレベルとな
って、モータ制御回路9に前進の指示信号が与えられ、
嵌合部材8は前方向へ駆動が開始する。また、嵌合部材
8が前方向反転位置と後方向反転位置との中間に位置し
ている場合は、後進、前進どちらから駆動を開始しても
良い。
【0032】モータ制御回路9からの指令に応じて、モ
ータドライバ10を介してステッピングモータ6が回転
して、嵌合部材8が後進を開始する。この嵌合部材8が
前方向反転位置Qを通過するとポテンショメータ24の
出力電圧が+1.0 Vを越え、第1の電圧コンパレータ2
6の出力がハイレベルになる。更に、後退を続けて、嵌
合部材8が後方向反転位置Rに達すると、ポテンショメ
ータ24の出力電圧は+3Vを越え、第2の電圧コンパ
レータ27の出力がハイレベルになる。方向切換回路3
0では、第2の電圧コンパレータ27の出力の変化、正
確には立ち上がりのエッジを検出して、方向反転信号、
すなわち前進の指示信号をモータ制御回路9に出力す
る。この前進指示によって、ステッピングモータ6の回
転が反転し、嵌合部材8の移動方向が反転して、前進を
始める。前進が開始されると、ポテンショメータ24の
出力電圧は再び第2の比較電圧+3.0 Vより低くなるの
で、第2の電圧コンパレータ27の出力はローレベルに
戻る。更に嵌合部材8が前進して、前方向反転位置Q’
に達すると、ポテンショメータ24の出力電圧は再び第
1の比較電圧+1.0 Vより低くなるため、第1の電圧コ
ンパレータ26の出力がローレベルになる。この時、方
向切換回路28は第1の電圧コンパレータ26の出力の
変化、正確には立ち下がりのエッジを検出して、モータ
制御回路9に方向反転信号、すなわち後進の指示信号を
出力する。
【0033】以上の動作を繰り返すことにより、嵌合部
材8は第1の比較電圧で決定される前方向反転位置と、
第2の比較電圧で決定される後方向反転位置との間を往
復運動する。したがって、マイクロプロセッサ20を介
して第1及び第2のD/Aコンバータにそれぞれ比較電
圧を設定することにより、嵌合部材8すなわち、超音波
振動子を任意の範囲内で往復運動させることができる。
【0034】このように、第3実施例においても、前述
の実施例と同様にフォトインタラプタや、マイクロスイ
ッチ等の検出器の位置を工具を用いて変更すると言った
面倒な作業を行う事なく、診断の条件に応じたリニアス
キャンの範囲を任意に、かつ簡単に変更することができ
る。また、3次元画像を構築するために、ラジアルスキ
ャンとリニアスキャンとを組みあわせてスパイラル状の
スキャンを行う場合に、画像データの取り込みスピード
に対して最も適切なリニアスキャン範囲を得ることが可
能となる。
【0035】図8は、本願第2発明にかかる超音波プロ
ーブの一実施例の構成を示す図である。本実施例では、
マイクロプロセッサ20のバスに分周回路31が接続さ
れており、この分周回路31には、超音波振動子にラジ
アル方向の回転を与えるラジアルモータ2に機械的に接
続されているロータリーエンコーダ3の出力が供給され
ている。分周回路31出力端子はモータ制御回路9に接
続されており、モータ制御回路9はモータドライバ10
を介してステッピングモータ6に接続されている。な
お、超音波プローブの構成は図1に示すものと同じであ
る。
【0036】本実施例では、使用者は予めマイクロプロ
セッサ20を介して分周回路31に分周比を入力してお
く。ロータリーエンコーダ3はラジアルモータ2の1回
転に対して例えば200周期のクロックを生成して分周
回路31に入力する。分周回路31ではこのロータリー
エンコーダ3から供給されるクロックパルスをマイクロ
プロセッサ20を介して設定された分周比で分周し、こ
の分周したクロックをモータ制御回路9に出力する。分
周比が例えば1:1の場合、モータ制御回路10は分周
回路31から供給されるクロック1周期に対して、モー
タドライバ10を介してステッピングモータ6、すなわ
ちボールネジ7を1.8°だけ回転させる。したがっ
て、ステッピングモータ6すなわちボールネジ7は、ロ
ータリーエンコーダ3で生成されるクロック200で3
60°、つまり1回転することになる。このボールネジ
7の1回転に対して、嵌合部材8、すなわち超音波振動
子は1mmだけ後退する。ラジアルモータ2の回転速度
は一定であるから、マイクロプロセッサ20を介して分
周回路31の分周比を変更することにより、超音波振動
子のラジアル回転に対するリニア移動量を変更すること
ができる。
【0037】このように、本実施例では、マイクロプロ
セッサ20を介して分周回路31の分周比を変更するこ
とで、ラジアル方向の回転とリニア方向の移動とを同期
して動作させ、かつリニアスキャンのスピードを任意に
変更することができる。したがって、使用者がリニアス
キャンのスピードを上げると、超音波断層像のスライス
ピッチは粗くなるが、スキャン時間が短くなるため、ス
キャンのにの呼吸を止めている等の患者の苦痛を軽減す
ることができる。また、スキャンスピードを下げて、リ
ニアスキャンに対するラジアルスキャンの回数を増やす
ことによって、断層像のスライスピッチを細かくして解
像度を上げることができる。使用者は、ラジアルスキャ
ンに対するリニアスキャンのスピードを変えることによ
って、これらの特徴を選択して超音波プローブを使用す
ることができる。
【0038】
【発明の効果】このように、本願第1発明の超音波プロ
ーブによれば、リニア方向の走査範囲を使用者が任意に
かつ簡単な操作で変更することができるため、病変部の
大きさに応じてリニア方向の走査範囲を容易に変更する
ことができる。すなわち、病変部が大きいときには走査
範囲を大きく取って病変部を含むようにして、病変部が
小さいときには走査範囲を小さくして走査に要する時間
を短くすることによって、走査の間呼吸を止めていなけ
ればならない等の患者の苦痛を軽減することができる。
また、本願第2発明の超音波プローブによれば、リニア
スキャンのスピードを使用者が適宜変更することができ
るように構成されているため、状況に応じてスキャンの
スピードを上げてスキャンの時間を短くすることが可能
となり、患者の苦痛を軽減することができる。また、3
次元画像を構築すべくスパイラル状にスキャンを行う場
合には、リニア方向のスキャンのスピードを下げること
によって、リニアスキャンに対するラジアルスキャンの
回数を増やすことができ、スライスピッチが細かくなっ
て超音波画像の解像度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1発明の超音波プローブの第1実施例の
構成を示す図である。
【図2】図1に示す超音波プローブのリニア方向におけ
る移動を制御する制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本願第1発明の超音波プローブの第2実施例の
構成を示す図である。
【図4】図3に示す超音波プローブのリニア方向におけ
る移動を制御する制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本願第1発明の超音波プローブの第3実施例の
構成を示す図である。
【図6】図5に示す超音波プローブのリニア方向におけ
る移動を制御する制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】図6に示す制御回路を構成する要素の出力波形
を示す図である。
【図8】本願第2発明の超音波プローブのリニア方向に
おける移動速度を制御する制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 回転部フレーム 2 ラジアルモータ 3 ロータリーエンコーダ 4 フレキシブルシャフト 5 ギア 6 ステッピングモータ 7 ボールネジ 8 嵌合部財 9 モータ制御回路 10 モータドライバ 11 往復制御回路 12 セレクタ 13 アップダウンカウンタ 18、19 マグニチュードコンパレータ 20 マイクロプロセッサ 21 検出器 23 セレクタ 24 ポテンショメータ 26 27 電圧コンパレータ 28 29 D/Aコンバータ 30 方向切換回路 31 分周回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】駆動開始点Pにおいて嵌合部材8が、マイ
クロプロセッサ20で設定した前方向反転位置よりも前
方にあると、ポテンショメータ24の出力電圧は、第1
の比較電圧値+1.0 Vよりも低い電圧となるので、第1
電圧コンパレータ26の出力はローレベルになる。つま
り、嵌合部材8が前方向反転位置よりも前方に位置して
いることが検出され、方向切換回路30を介してモータ
制御回路9に後進の指示信号を出力する。逆に、嵌合部
材8が後方向反転位置より後方に位置している場合には
第2電圧コンパレータ27の出力がハイレベルとなっ
て、モータ制御回路9に前進の指示信号が与えられ、嵌
合部材8は前方向へ駆動が開始する。また、嵌合部材8
が前方向反転位置と後方向反転位置との中間に位置して
いる場合は、後進、前進どちらから駆動を開始しても良
い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】本実施例では、使用者は予めマイクロプロ
セッサ20を介して分周回路31に分周比を入力してお
く。ロータリーエンコーダ3はラジアルモータ2の1回
転に対して例えば200周期のクロックを生成して分周
回路31に入力する。分周回路31ではこのロータリー
エンコーダ3から供給されるクロックパルスをマイクロ
プロセッサ20を介して設定された分周比で分周し、こ
の分周したクロックをモータ制御回路9に出力する。分
周比が例えば1:1の場合、モータ制御回路9は分周回
路31から供給されるクロック1周期に対して、モータ
ドライバ10を介してステッピングモータ6、すなわち
ボールネジ7を1.8°だけ回転させる。したがって、
ステッピングモータ6すなわちボールネジ7は、ロータ
リーエンコーダ3で生成されるクロック200で360
°、つまり1回転することになる。このボールネジ7の
1回転に対して、嵌合部材8、すなわち超音波振動子は
1mmだけ後退する。ラジアルモータ2の回転速度は一
定であるから、マイクロプロセッサ20を介して分周回
路31の分周比を変更することにより、超音波振動子の
ラジアル回転に対するリニア移動量を変更することがで
きる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】このように、本実施例では、マイクロプロ
セッサ20を介して分周回路31の分周比を変更するこ
とで、ラジアル方向の回転とリニア方向の移動とを同期
して動作させ、かつリニアスキャンのスピードを任意に
変更することができる。したがって、使用者がリニアス
キャンのスピードを上げると、超音波断層像のスライス
ピッチは粗くなるが、スキャン時間が短くなるため、ス
キャンの間に呼吸を止めている等の患者の苦痛を軽減す
ることができる。また、スキャンスピードを下げて、リ
ニアスキャンに対するラジアルスキャンの回数を増やす
ことによって、断層像のスライスピッチを細かくして解
像度を上げることができる。使用者は、ラジアルスキャ
ンに対するリニアスキャンのスピードを変えることによ
って、これらの特徴を選択して超音波プローブを使用す
ることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1発明の超音波プローブの第1実施例の
構成を示す図である。
【図2】図1に示す超音波プローブのリニア方向におけ
る移動を制御する制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本願第1発明の超音波プローブの第2実施例の
構成を示す図である。
【図4】図3に示す超音波プローブのリニア方向におけ
る移動を制御する制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本願第1発明の超音波プローブの第3実施例の
構成を示す図である。
【図6】図5に示す超音波プローブのリニア方向におけ
る移動を制御する制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】図6に示す制御回路を構成する要素の出力波形
を示す図である。
【図8】本願第2発明の超音波プローブのリニア方向に
おける移動速度を制御する制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 1 回転部フレーム 2 ラジアルモータ 3 ロータリーエンコーダ 4 フレキシブルシャフト 5 ギア 6 ステッピングモータ 7 ボールネジ 8 嵌合部財 9 モータ制御回路 10 モータドライバ 11 往復制御回路 12 セレクタ 13 アップダウンカウンタ 18、19 マグニチュードコンパレータ 20 マイクロプロセッサ 21 検出器 22 方向切換制御回路 23 セレクタ 24 ポテンショメータ 25 バッファアンプ 26 27 電圧コンパレータ 28 29 D/Aコンバータ 30 方向切換回路 31 分周回路
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子をリニア方向に駆動する駆
    動手段と、前記超音波振動子の前記リニア方向における
    駆動範囲を設定する駆動範囲設定手段と、前記超音波振
    動子の位置を検出する位置検出手段と、該位置検出手段
    の出力を受けて前記駆動範囲設定手段によって設定され
    た駆動範囲において前記超音波振動子のリニア方向にお
    ける移動方向を反転させる反転手段とを具えることを特
    徴とする超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 超音波振動子をラジアル方向に回転させ
    るラジアルスキャン手段と、前記超音波振動子をリニア
    方向に駆動させるリニアスキャン手段とを具える超音波
    プローブにおいて、 前記超音波振動子のラジアル方向における回転数に対す
    るリニア方向の移動距離の比を設定する設定手段と、該
    設定手段で設定された比に応じて前記超音波振動子のリ
    ニア方向における移動速度を制御する制御手段を具える
    ことを特徴とする超音波プローブ。
JP4190931A 1992-07-17 1992-07-17 超音波プローブ Pending JPH0630938A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08154936A (ja) * 1994-12-01 1996-06-18 Hitachi Medical Corp 針状超音波探触子およびこれを用いる超音波画像診断装置
KR101511221B1 (ko) * 2013-09-04 2015-04-10 서강대학교산학협력단 초음파 트랜스듀서, 초음파 의료영상 장치 및 이를 이용한 3차원 초음파 영상 생성 방법
KR101534090B1 (ko) * 2012-12-12 2015-07-07 삼성메디슨 주식회사 초음파 장치 및 초음파 장치의 정보 입력 방법
US9552153B2 (en) 2012-12-12 2017-01-24 Samsung Medison Co., Ltd. Ultrasound apparatus and method of inputting information into the same
JP2017502761A (ja) * 2013-12-30 2017-01-26 アシスト・メディカル・システムズ,インコーポレイテッド 血管内イメージングにおける位置検出

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