JPH0630979A - 茶入り固形物 - Google Patents

茶入り固形物

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JPH0630979A
JPH0630979A JP4184086A JP18408692A JPH0630979A JP H0630979 A JPH0630979 A JP H0630979A JP 4184086 A JP4184086 A JP 4184086A JP 18408692 A JP18408692 A JP 18408692A JP H0630979 A JPH0630979 A JP H0630979A
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JP
Japan
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tea
solid
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present
pillow
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JP4184086A
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English (en)
Inventor
Akira Kurata
田 昭 倉
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KURATA KK
Kurata Corp
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KURATA KK
Kurata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明に係る茶入り固形物は、茶粉末を天然
接着剤にて固化してなり、該茶粉末が5〜80重量%の
量で含まれていることを特徴としている。 【効果】 本発明によれば脱臭、防かび、防虫、安眠な
どの効果を有する新規な茶入り固形物が提供される。ま
た本発明によれば、従来利用されることなく廃棄されて
いた三番摘み、四番摘みなどの茶葉の有効利用を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、茶入り固形物に関し、さ
らに詳しくは枕、家具、床材、壁材などの芯材に用いら
れ、脱臭、防かび、防虫、安眠などの効果を有するよう
な茶入り固形物に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来、栽培された茶葉の内で、一
番茶(新茶)と二番茶は飲用に供されているが、三番茶
や四番茶は利用されることなく廃棄されていた。また、
茶の精製に伴って排出されるスジなどの繊維質、茶粉末
なども利用されることなく廃棄されていた。
【0003】そこで本発明者は、このように従来ほとん
ど利用されることなく廃棄されていた、これらの茶葉な
どの有効利用方法について鋭意研究したところ、茶に
は、脱臭、防かび、防虫、安眠などの効果があることを
見出すとともに、茶粉末を特定の接着剤にて固化してな
り、茶粉末が特定量で含まれた茶入り固形物にも上記の
ような効果があることなどを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような問題点を解決しよ
うとするものであって、従来利用されることなく廃棄さ
れていた三番茶、四番茶などの新規用途を提供すること
を目的としている。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するため、本発明に係る
茶入り固形物は、茶粉末を生分解性樹脂または糊剤にて
固化してなり、該茶粉末が5〜80重量%の量で含まれ
ていることを特徴としている。
【0006】また、本発明によれば脱臭、防かび、防
虫、安眠などの効果を有する新規な茶入り固形物が提供
される。上記のような本発明によれば、従来利用される
ことなく廃棄されていた三番摘み、四番摘みなどの茶
葉、茶の精製時に排出される茶粉末、スジなどの有効利
用を図ることができる。
【0007】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る茶入り固形物
について具体的に説明する。本発明に係る茶入り固形物
は、茶粉末を生分解性樹脂または糊剤にて固化してな
る。
【0008】この茶入り固形物の形状および大きさは、
特に限定されず、その用途に応じて粒状、板状など適
宜、改変される。特に、大きな固形物の場合には、該固
形物に、外表面から茶粉末表面に至る多数の孔が設けら
れていることが好ましく、このような多数の孔を有する
固形物の場合には、芳香、防臭、防かび、安眠等の効果
に優れている。
【0009】茶粉末用の原料としては、茶の葉、茎など
が挙げられる。茶葉としては、経済性から通常、三番
茶、四番茶などが用いられるが、一番茶、二番茶を用い
てもよい。これらの茶葉から得られる粉末は通常、乾燥
して用いられる。
【0010】なお、茶葉の粉末化の程度は特に限定され
ないが、微粉末化されているほど茶葉の各種有効成分の
発散が促進され芳香、防臭、防かび、安眠等の効果に優
れた固形物が得られる傾向がある。
【0011】生分解性樹脂または糊剤は茶粉末を主とし
て接着固化する作用を有し、生分解性樹脂としては、ポ
リビニルアルコールと澱粉の共重合物、アセテート樹脂
などが挙げられ、糊剤としては、動植物から得られるに
かわ、でんぷん糊、寒天、うるしなどが挙げられ、でん
ぷん糊が好ましく用いられる。このような生分解性樹脂
または糊剤を用いると、該固形物が廃棄されても公害の
発生源となる虞がなく、得られた茶入り固形物に異臭、
刺激臭などがなく、茶の芳香や防かびなどの効果が発揮
される。
【0012】本発明に係る茶入り固形物には、乾燥茶粉
末が5〜80重量%の量で、好ましくは30〜60重量
%の量で含まれている。茶粉末の含有量が5重量%未満
では、脱臭、防かび、防虫、安眠などの効果が充分に発
揮されず、また80重量%を超えると、得られた固形物
の形状が崩れやすくなる。
【0013】このような茶入り固形物を得るには、原料
の茶葉、茎などを粉砕し乾燥した後、得られた乾燥茶粉
末に生分解性樹脂または糊剤を上記のような量で配合し
て混練し、乾燥固化するか、あるいは未乾燥の茶粉末な
どに生分解性樹脂または糊剤を配合して乾燥固化すれば
よい。このようにして得られた固形物の大きさ、形状な
どは、後述するように、用途などにより適宜変更可能で
あって特に限定されない。
【0014】また、上記のようにして得られた茶入り固
形物は、脱臭、防かび、防虫、安眠などの効果を有して
いる。本発明の茶葉入り固形物を用いることによりこの
ような防臭、防かび、防虫、安眠等の効果が得られるの
は、例えば、茶葉に含まれるフィトンチッドなどのアル
カロイド類、クロロフィル、アスコルビン酸の塩、タン
ニンなどの働きによるのであろうと推察される。なおフ
ィトンチッドは、α-ピネン、β-ピネン、ε-リモネ
ン、ジペンテン、しょうのう、テレピネオール、テレピ
ノレン、ボルネオール、リナロールなどのテルペン系化
合物の1種または2種以上からなり、茶の木、枝葉、
根、木皮などに含まれている各種オイル(例:テレピン
油、しょうのう油など)を精製することにより得られ
る。
【0015】この茶入り固形物をたとえば太鼓張りされ
た家具の芯材に用いると家具のホルマリン臭などの異臭
がこの固形物に吸収され、無臭の家具が得られる。この
ような本発明に係る茶入り固形物の使用例について、添
付図面に基づきさらに具体的に説明する。
【0016】茶入り固形物を枕の芯材に用いると、たと
えば、図1に示すような安眠枕が得られる。安眠枕1
は、表面が布地層2からなり、その布地層2の内部に安
眠枕の形態を保持し、しかもクッション性に優れた発泡
ウレタン層3が設けられており、発泡ウレタン層3の内
部には芯材4として、茶入り固形物が封入されている。
図1では、茶入り固形物は、ヒトの頭および首を後ろか
ら支え得るような凹凸形状を有する1個の多孔体からな
っている。このような多孔体中の茶葉由来の有効成分
は、発泡ウレタン層および布地層を通過して安眠枕の外
に発散され、優れた安眠効果が得られる。なお、この多
孔体は、たとえば、茶粉末と生分解性樹脂または糊剤と
の混合物を型内で枕形状に成形することにより製造され
る。茶粉末と生分解性樹脂または糊剤との配合比につい
ては、茶粉末に対する生分解性樹脂または糊剤の配合量
を増加させ、また成形時の加圧力を増加させるほど、固
形物中の孔数は減少する傾向があるため、所望形状に成
形後、完全に固化しない内に針穴を開けるなどの機械的
手段により枕状の成形物を多孔化させてもよい。芯材4
としては、粒子状、ペレット状等の各種形状を有する多
数の茶入り固形物を用いてもよい。
【0017】図2には茶入り固形物を木枕20に用いる
態様が示されている。この木枕20は蕎殻あるいは茶入
り固形物などの芯材が布で被覆され、頭部を載せる布枕
部26と、該布枕部26が載置される基体24とからな
っている。基体24は、箱体あるいは直方体状を有し、
基体24には、その表面から内部に通じる多数の孔22
が形成されており、茶粉末中の有効成分が孔から発散さ
れ易く、安眠効果に優れている。このような木枕20
は、型などを用いて該茶入り固形物成形用材料を図2に
示すような木枕20の基体24の形状に成形することに
より容易に製造される。
【0018】図3には、茶入り固形物を枕70の芯材と
して用いる態様が示されており、図4には、茶入り固形
物をベッドマット80の芯材として用いる態様が示され
ている。この枕70およびベッドマット80には、ペレ
ット状の多数の茶入り固形物72が封入されている。こ
のようにペレット状の茶入り固形物72が封入された枕
70あるいはベッドマット80では、茶入り固形物から
茶粉末の有効成分が発散され、優れた安眠効果が得られ
る。特に、このような枕70やベッドマット80が、寝
たきり老人や病人などの介護用として用いられる場合に
は、汗臭などから解放され、しかも優れた安眠効果が期
待される。
【0019】なお、この茶入り固形物には、その内部に
通じる多数の孔が形成されていてもよい。また、図5に
示すように、板状あるいはボード状に成形された茶入り
固形物を畳30の芯材34として用い、あるいは図6に
示す壁材40の芯材44、床の基材(図示せず)などと
して用いると、かびや虫(例:だに)の発生が抑制され
る。
【0020】なお、図5に示す畳30は、団地用、京
間、江戸間サイズなど通常の大きさのものであり、芯材
39と、畳表(たたみおもて)からなる表面層32とか
らなり、芯材39は、茶粉末入り固形物からなる中間層
34が、いずれも藁からなる上層36と下層38との間
に挟まれた構造となっている。茶粉末入り固形物からな
る中間層34は、ボード状であってもよく、粒状であっ
てもよい。特に粒状の茶粉末入り固形物から中間層34
が形成され場合には、畳30の側面は藁またはボード状
の茶入り固形物で被覆される。なお、茶入り固形物から
なる中間層34の厚さは、3〜20mm程度である。ま
た、粒状茶入り固形物の粒径は、1〜20mm程度であ
る。
【0021】なお、ボード状の茶粉末入り固形物は、例
えば、以下のようにして製造される。すなわち、生分解
性樹脂(例:商品名:「マタビー樹脂」日本合成化学
製)またはアセテート樹脂を溶剤(例:アセトン)にて
一部溶解し、固形分が30重量%程度の量で含有された
分散液(糊剤)を調製する。この糊剤と茶粉末とを、例
えば、糊剤20〜50重量%に対し茶粉末80〜50重
量%の量で混合した後、金型内でヒートプレスすると、
所望のボードが得られる。
【0022】また、図6に示す壁材40は、表面層42
と芯材44と基材46とが順次積層されてなっている。
この壁材40では、表面層42は、紙シートからなって
いるが、ボード紙、織布、不織布、天然樹木、合成樹脂
(例:ニトロセルロース樹脂、アクリル樹脂、アミノ樹
脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂)からなていても
よい。特に表面層42が木製、合成樹脂製などの場合に
は、芯材44を形成している茶入り固形物の防臭などの
効果が発揮されるように、芯材44の表面から壁材40
の表面(すなわち表面層42の表面)に通じる多数の孔
48が表面層42に形成されていることが好ましい。こ
のような孔48を表面層42に形成するには、表面層を
形成しているフィルムに機械的に針穴、細溝等を削設す
るか、金属ブラシなどをフィルムに貫通させるか、ある
いはフィルムにガスレーザなどのレーザ光を照射すれば
よい。その他、特願平3-271,060号に記載の方法
を採用することができる。なお、パネル状、ボード状等
の茶粉末入り固形物からなる芯材44は、例えば前述し
た方法で作成される。
【0023】また、本発明に係る茶入り固形物は、図7
に示すように靴の中敷きに用いることもできる。図7に
示す靴の中敷き50では、表面層52および裏面層54
は共に通気性のよい布地からなり、中間層56には、布
地を通過し得ない程度の粒径を有する粒状の茶入り固形
物が封入されている。この中敷き50を用いると、足の
汗臭などの異臭が脱臭される。また、靴を長期間使用し
ないような場合においても、該中敷きを入れてた靴で
は、防かび、防虫等の優れた効果が得られる。
【0024】なお、茶入り固形物の形状は、上記例に限
定されず、シート状、多孔板状等各種形状が採用され得
る。さらに、このような茶入り固形物は、板状あるいは
棒状に成形して家具、襖などの芯材として用いてもよ
く、また板状固形物をそのまま家具材として用いてもよ
い。
【0025】また、こうぞ、みつまたなどのパルプと茶
粉末とを一緒にし、上記生分解性樹脂または糊剤にて漉
き込んで壁紙、襖紙として用いてもよく、さらに、図8
に示すように絨毯60の裏地材62として用いてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、従来利用
されることなく廃棄されていた三番茶、四番茶などの茶
葉の他、茶の精製時に排出される茶粉末、茎などが有効
に利用される。
【0027】また、本発明によれば脱臭、防かび、防
虫、安眠などの効果を有する新規な茶入り固形物が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る茶入り固形物が、芯材
として用いられた安眠枕の断面図である。
【図2】 図2は、本発明に係る茶入り固形物からなる
木枕の斜視図である。
【図3】 図3は、本発明に係る茶入り固形物が、芯材
として用いられた枕の一部を切り欠いて示す斜視図であ
る。
【図4】 図4は、本発明に係る茶入り固形物が芯材と
して用いられたベッドマットの一部を切欠いて示す側面
図である。
【図5】 図5は、本発明に係る茶入り固形物が、芯材
として用いられた畳の一部を切り欠いて示す斜視図であ
る。
【図6】 図6は、本発明に係る茶入り固形物が、芯材
として用いられた壁材である。
【図7】 図7は、本発明に係る茶入り固形物が、芯材
として用いられた靴の中敷きの説明図である。
【図8】 図8は、本発明に係る茶入り固形物が、裏地
として用いられた絨毯の説明図である。
【符号の説明】
1…安眠枕、 2…布地層、 3…発泡ウレタン層、 4,34,44,72,82…芯材(茶入り固形物)、 20…木枕、 24…基体、 26…布枕、 22,48…孔、 30…畳、 32…畳表、 40…壁材、 42…表面層、 46…基材、 50…靴の中敷き、 52…表面層、 54…裏面層、 56…中間層(茶入り固形物)、 60…絨毯、 62…裏地(茶入り固形物)、 70…枕、 80…ベッドマット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】茶粉末を生分解性樹脂または糊剤にて固化
    してなり、該茶粉末が5〜80重量%の量で含まれてい
    ることを特徴とする茶入り固形物。
JP4184086A 1992-07-10 1992-07-10 茶入り固形物 Pending JPH0630979A (ja)

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JP4184086A JPH0630979A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 茶入り固形物

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0768036A1 (de) * 1995-10-11 1997-04-16 Institut für Getreideverarbeitung GmbH Biopolymere Zusammensetzung und Verfahren zur Herstellung eines stabilisierten Produktes unter Verwendung dieser Zusammensetzung
JPH1094592A (ja) * 1996-09-25 1998-04-14 Nippon Koonsutaac Kk 固形状芳香品
JP2008259542A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Shinrin Ryu 空気清浄剤とその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0768036A1 (de) * 1995-10-11 1997-04-16 Institut für Getreideverarbeitung GmbH Biopolymere Zusammensetzung und Verfahren zur Herstellung eines stabilisierten Produktes unter Verwendung dieser Zusammensetzung
JPH1094592A (ja) * 1996-09-25 1998-04-14 Nippon Koonsutaac Kk 固形状芳香品
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