JPH0631269B2 - ジメチルジクロロシランの製造方法 - Google Patents

ジメチルジクロロシランの製造方法

Info

Publication number
JPH0631269B2
JPH0631269B2 JP60053525A JP5352585A JPH0631269B2 JP H0631269 B2 JPH0631269 B2 JP H0631269B2 JP 60053525 A JP60053525 A JP 60053525A JP 5352585 A JP5352585 A JP 5352585A JP H0631269 B2 JPH0631269 B2 JP H0631269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boiling
reaction
dimethyldichlorosilane
methyltrichlorosilane
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60053525A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60222493A (ja
Inventor
クルト・フエルドナー
ボルフガング・グラーペ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS60222493A publication Critical patent/JPS60222493A/ja
Publication of JPH0631269B2 publication Critical patent/JPH0631269B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C07—ORGANIC CHEMISTRY
    • C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02—Silicon compounds
    • C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/12—Organo silicon halides
    • C07F7/121—Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20
    • C07F7/125—Preparation or treatment not provided for in C07F7/14, C07F7/16 or C07F7/20 by reactions involving both Si-C and Si-halogen linkages, the Si-C and Si-halogen linkages can be to the same or to different Si atoms, e.g. redistribution reactions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メチルクロロシラン類の直接合成の不可避の
生成物類からジメチルジクロロシランを製造する方法に
関するものであり、そこでは高いメチル含有量を有する
低沸点成分類および分裂不能な高沸点残渣をメチルトリ
クロロシランと一緒に特に価値ある化合物であるジメチ
ルジクロロシランに転化させることからなっている。
直接合成によるジメチルジクロロシランの製造(ミュラ
ー−ロコフ法)においては、相当な量の不可避の生成物
類が希望する生成物の他に生じる。該直接方法は特許文
献中に、例えば米国特許明細書第2,380,995号
および第2,488,487号中に、記されている。
量に関して最も多く生成する副生物はメチルトリクロロ
シランであり、それはシリコーン類の製造用に経済的に
使用できないような量で生じる。メチルトリクロロシラ
ンは最近大量に高温シリカの製造用に使用されている
が、系に加えられた価値あるメチル基が燃焼してCO2
および水を生成するためこの方法は不満足な一時的解決
でしかない。
メチルトリクロロシランの他に、他の副生物類もジメチ
ルジクロロシランの直接合成において生成する: a)40℃以下の沸点を有する不可避の低沸点生成物
類、例えばテトラメチルシラン(TMS)、ジメチルモ
ノクロロシランおよび2−メチルブテ−2−エン。
b)モノシラン類より高い沸点、すなわち70℃〜約1
80℃の沸点、を有する化合物類;これらの化合物類は
以下では「残渣」または「高沸点留分」と称されてい
る。この残渣は分子中にSiSi、SiOSiおよびS
iCH2Si結合を含有している化合物類の複雑な混合
物である。典型的な残渣は米国特許明細書第2,59
9,435号および第2,681,355号中に記され
ている。
これらの不可避の生成物類の処理用の多数の方法が示唆
されている(例えばドイツ公開明細書第2,950,4
02号:R.カラス(Calas)他、ジャーナル・オ
ブ・オルガノメタリック・ケミストリー(Jormal
of O rganometallic Chemi
stry)、225、117(1982)参照)。
ある種の環境下では、直接方法で有用な生成物類の中に
通常含まれる化合物類であるトリメチルモノクロロシラ
ンおよびメチルジクロロシランも経済的に利用できない
ような量で生じる。
米国特許明細書第2,786,861号に従うと、アル
キルクロロシラン類は例えば塩化アルミニウムの如き触
媒の存在下で転化され、そしてこの転化を促進させる化
合物、すなわちヒドロゲノシラン(hydrogeno
silane)、を使用するならこの転化は有利な方法
で比較的低温において行なわれうるということが見出さ
れている。この方法の重大な欠点は、触媒として非常に
大量の、すなわち転化しようとするシラン混合物に関し
て少なくとも10%の、塩化アルミニウムが必要である
ことである。
テトラメチルシランからヘキサクロロジシランもしくは
1,1,2,2−テトラクロロ−1,2−ジメチルジシ
ランまたは高い塩素含有量を有するジシラン類の混合物
類へのメチル基の移動は例えばドイツ公開明細書第3,
208,829号中に記されている。この場合に使用さ
れる触媒は有機塩化アルミニウムであるが、それは反応
混合物中に同時に供給される塩化水素気体により公知の
触媒であるAlCl3に転化される。
ドイツ公開明細書第3,314,734号は、ジメチル
ジクロロシランおよび高い塩素含有量を有しそして分裂
反応を受けるジシラン類を製造する目的の、高いメチル
含有量を有しそして分裂反応を受けないジシラン類とメ
チルトリクロロシランとの反応を記している。この方法
の宣言している目的は分裂反応を受けないジシラン類を
分裂可能なジシラン類へ転化することであるため、副反
応を避けるために反応は約175℃までの温度および3
気圧までの圧力に制限される。可能な副反応は原則的に
は当技術の専門家がよく知っている。ポリシラン類のフ
リー−ラジカル反応は例えばドイツ公告明細書第2,6
18,246号中に記されており、そしてそのようなフ
リー−ラジカル反応中での例えば塩化アルミニウムの如
きルイス酸の可能な分配は例えばドイツ公開明細書第
3,136,786号中に記されている。ドイツ公開明
細書第3,314,734号中に有利であると記されて
いる反応条件下では、記されている副反応は生じない。
しかしながら、反応条件を175℃/3気圧に選択する
と、相当量の塩化アルミニウムが触媒として必要であ
る。公表されているある実施例では、促進剤として加え
られたヒドロゲノシランを考慮にいれないで、触媒の量
は使用したシラン混合物に関して約20%である。
触媒は処理するには相当な労力が必要であり、従ってこ
の工程は不経済なものである。さらに、均質な触媒を用
いる連続的工程は、反応混合物中の塩化アルミニウムの
低い溶解度のために、そのような大量の触媒用にはほと
んど不可能である。従って、ドイツ公開明細書第3,3
14,734号中に記されている方法は連続的処理反応
器中でのジメチルジクロロシランの製造方法としてはほ
とんど適していない。
従って、本発明の目的はメチルクロロシランの直接合成
における廃生成物類の量を減じるための方法を提供する
ことであり、これらの廃生成物類はこれまで本質的に廃
棄されていた。
さらに、本発明の目的はメチルクロロシランの直接合成
における不可避の生成物類からジメチルジクロロシラン
を製造する方法を見出すことである。
さらに、本発明の目的は例えばテトラメチルシラン(T
MS)およびジメチルクロロシランの如き低沸点残渣中
および高沸点の分裂不能残渣中に結合された形で存在し
ている従来廃棄されていたメチル基を有意義に利用する
ことである。
本発明の他の目的は、メチルジクロロシラン化合物を必
要なら価値ある化合物類に転化することである。
最後に、メチルクロロシランの直接合成における不可避
の生成物類からジメチルジクロロシランへの製造方法
を、それが連続的な工程により実施できるような方法に
設定しようとしている。
従って本発明は、メチルクロロシラン類の直接合成の不
可避の低沸点および高沸点副生物類からジメチルジクロ
ロシランを製造する方法において、メチルトリクロロシ
ランを触媒の存在下で約250℃〜400℃の間の温度
においてそして100バールまでの圧力下で高いメチル
基含有量を有する低沸点成分類および高沸点の分裂不能
成分類と同時に反応させることを特徴とする方法に関す
るものである。
本発明に従う方法によると、ロコフ合成で生成した「廃
生成物類」は触媒の存在下での相互同士の反応により価
値ある化合物であるジメチルジクロロシランに高収率で
転化される。
40℃より低い沸点を有しそして高いメチル含有量を有
するロコフ−ミュラー法から得られた各留分を本発明に
従う方法で使用できる。原則として、これらの留分類は
テトラメチルシラン、ジメチルモノクロロシラン、2−
メチルブテ−1−エンおよび2−メチルブテ−2−エン
を主成分類として含有している。塩化メチル、塩化エチ
ル、2−メチルブタン、SiHCl3、SiCl4およ
び他の化合物類も副生物として生成する。組成は大きく
変わることがあり、そしてそれはメチルクロロシラン類
の直接合成の工程に依存している。二種の化合物TMS
およびジメチルモノクロロシランが高いメチル含有量を
有するとみなされており、そしてそれらはメチル基をメ
チルトリクロロシランに、必要ならSiCl4にも、移
動させることができる。本発明に従う条件が保たれてい
るときには、TMSは2個のメチル基を供与し、従って
それは例えば下記の反応式により価値ある化合物である
ジメチルジクロロシランに転化される: (CH3)4Si+2CH3SiCl3→ 3(CH3)2SiCl2 ジメチルモノクロロシランもメチル基をメチルトリクロ
ロシランに移動させることができる。
米国特許明細書第2,786,861号およびドイツ公
開明細書第3,314,734号は、シラン類中でのC
H3−Cl交換を包含している方法では実際の触媒の他
にヒドロゲノシランの添加が反応用に必要であると記載
している。本発明に従う方法では、ヒドロゲノシラン類
が高いメチル含有量を有する使用される低沸点留分中に
充分量ですでに存在しているため特別な添加は必要でな
い。この反応を促進させるそのようなヒドロゲノシラン
化合物の例はジメチルモノクロロシランであり、それは
低沸点留分中に存在している。しかしながら、上で低沸
点留分の一成分として記されているSiHCl3化合物
も希望する活性方向を有している。本発明に従うと、メ
チルジクロロシラン化合物を高いメチル含有量を有する
低沸点留分の他に反応混合物に加えることもできる。メ
チルジクロロシランも希望する反応を促進させる化合物
とみなすべきである。
これも低沸点留分中に存在している炭化水素化合物類は
本発明に従う反応を妨害せず、そして本発明に従う方法
により得られた粗製生成物を処理した後にそれらを他の
目的(例えば燃焼)用に使用することができる。
メチルクロロシラン類の直接合成で得られる高沸点残渣
を公知の分裂反応によりモノシラン類および分裂不能留
分に分離した後に、高いメチル含有量を有する分裂不能
なジシラン留分が得られる。
直接方法では、ジメチルジクロロシランを製造するため
に塩化メチルを珪素または合金または珪素および金属の
混合物と高温において反応させる。約70℃までの沸点
を有する単量体メチルシラン類およびメチルクロロシラ
ン類を反応生成物から除去した後に、残渣である高沸点
留分が残留する。この残渣中に価値ある留分類が残留し
ていることが見出されており、そしてこの残渣中に存在
しているシランを利用するために種々の方法が用いられ
てきている。
米国特許明細書第2,709,176号および第2,8
42,580号は、残渣中に存在しているポリシラン類
の分裂方法を記している。高いハロゲン含有量を有する
ポリシラン類は容易に分裂可能であるが、高いアルキル
含有量を有するポリシラン類はある種の条件下でしか分
裂できない。すなわち、例えばヘキサメチルジシラン、
クロロペンタメチルジシランおよび1,2−ジクロロテ
トラメチルジシランが高いアルキル含有量を有する上記
の型のジシラン類である。
一方、1,2,2−トリクロロトリメチルジシラン、
1,1,2,2−テトラクロロジメチルジシランおよび
1,1−ジクロロテトラメチルジシランは、一般的な方
法により高いアルキル含有量を有する上記のジシラン類
より容易に分裂可能なジシラン類である。上記のジシラ
ン類の全てがアルキルハロゲノシラン類の直接的製造方
法で得られる残渣中で見出される。
上記の米国特許明細書中に記されている一般的な分裂反
応の一種を実施することにより、1,2,2−トリメチ
ルトリクロロジシラン、1,1,2,2−テトラクロロ
ジメチルジシランおよび1,1−ジクロロテトラメチル
ジシランを単量体シラン類に転化し、その結果高沸点残
渣から除去する。高いアルキル含有量を有するジシラン
類、例えばヘキサメチルジシラン、クロロペンタメチル
ジシランおよび1,2−ジクロロテトラメチルジシラン
が、例えばメチルエチルジクロロシラン、メチルプロピ
ルジクロロシラン、ジシロキサン類、トリシラン類およ
びシルアルキレン類、例えば(CH3)2ClSiCH
2SiCH3Cl2、の如き他の化合物類と一緒に分裂
不能留分として残留する。高いメチル含有量を有するこ
の高沸点の分裂不能留分中に存在しているメチル基が、
メチルトリクロロシランをジメチルジクロロシランに転
化させるための本発明に従う方法で使用される。
分裂不能留分が例えばヘキサメチルジシランを含有して
いるなら、これは本発明に従う条件下でメチルトリクロ
ロシランと反応して、1,1,2,2−テトラクロロジ
メチルジシランおよびジメチルジクロロシランを生成す
る。
本発明に従って実施できる上記の残渣との典型的な反応
は、例えば下記の反応式により表わすことができる。
分裂が不完全に行なわれたときに分裂不能留分中に依然
として存在しているかもしれないトリクロロトリメチル
ジシランおよびテトラクロロジメチルジシランは本発明
に従う反応を妨害しない。一方、該方法を本発明に従う
条件下で実施するなら、トリクロロトリメチルジシラン
がメチル基をメチルトリクロロシランに移動させること
さえ可能であり、その結果テトラクロロジメチルジシラ
ンに転化させることが可能となる。
本発明に従う方法を実施する際に得られる最終生成物
は、高い塩素含有量を有するジシラン並びに希望するジ
メチルジクロロシランからなっている。高い塩素含有量
を有するこのジシランは触媒である塩化アルミニウムお
よびフリー−ラジカル副反応のために生成した他の高沸
点化合物類で汚損されている可能性があり、そしてそれ
は一般的にはそれ以上単離されないが上記の不純物に関
しては比較的簡単な方法で除去できる。
メチルクロロシラン類の直接合成における個々の不可避
の生成物類の使用量は厳密なものではない。一般に、高
いメチル含有量を有する低沸点留分および高いメチル含
有量を有する分裂不能残渣の量は製造環境に合わせられ
るであろう。低沸点留分の量および分裂不能残渣の量の
両者はメチルクロロシラン類の直接合成中の工程に依存
しており、使用される二種の留分類の特定量はある範囲
内で変えることができる。各留分を単独で使用すること
もできる。一般に、これまで使用されていなかったすべ
ての利用できる不可避的に製造された留分類をメチルト
リクロロシランとの反応に関与させることとなるであろ
う。
メチルトリクロロシランの使用量は使用される不可避の
生成物留分類の量および特定の組成に依存するであろ
う。
上記の反応式を使用すると、当技術の専門家はメチルト
リクロロシランとの反応用の不可避の生成物留分中で利
用できるメチル基の特定量を計算することができ、そし
て存在しているメチル基の特定量によりジメチルジクロ
ロシランに転化させることのできるメチルトリクロロシ
ランの化学量論的量を使用することができる。
しかしながら、モル過剰量のメチルトリクロロシランを
使用することが一般的に好適である。最も好適な態様に
おいては、メチルトリクロロシランの量は1モルの利用
できるメチル基当たり約1.5〜約4モルである。
必要ならメチルトリクロロシランをSiCl4により完
全にまたは少なくとも部分的に置換させることもでき
る。
シラン分子のアルキル基と他のシラン分子のハロゲン原
子との交換を促進させるのに適している触媒を本発明に
従う方法で使用することができる。本発明に従う方法用
に好適な触媒類は三塩化アルミニウムまたは反応条件下
で三塩化アルミニウムに分解可能な三塩化アルミニウム
の化合物類である。しかしながら、アルキル基とシラン
類、ジシラン類およびポリシラン類のハロゲン原子との
交換を促進させるための同様な触媒も使用できる。
アルキルハロゲノシラン類の製造で得られる残渣中に存
在しておりそしてアルキルトリハロゲノシラン類と反応
する高いアルキル含有量を有するジシラン類の転化で用
いられる他の触媒類の例は、四塩化のアルミニウムナト
リウム、塩化銅(I)ホウ酸および三弗化ホウ素であ
る。
しかしながら、一般的には三塩化アルミニウムが好適で
最も経済的な触媒であり、それは本発明に従う方法によ
るジメチルジクロロシランの製造用の他の触媒類より効
果が大きい。
本発明に従う方法で使用される触媒の量は特に厳密なも
のではない。しかしながら、触媒は使用される全シラン
混合物の重量に関して約0.5〜約7重量%、好適には
約1〜4重量%の、濃度で好適に使用される。特定の好
適態様においては触媒をシラン混合物中に溶解させて均
質溶液を与え、そしてシラン混合物と一緒に連続的に操
作されている反応器中にポンプで均質添加し、そして反
応の完了時にシラン混合物と一緒に反応器から除去しな
ければならないため、シラン混合物中に溶解可能な量で
触媒を使用することが特に好適である。従ってこの特に
好適な態様においては、触媒量は約4%を越えないであ
ろう。
メチルクロロシランの直接合成における不可避の生成物
類からジメチルジクロロシランを製造するための本発明
に従う方法の他の態様では、ある種の環境下でメチルジ
クロロシランを反応混合物に加えることもできる。反応
式 2 CH3SiHCl2 → (CH3)2SiCl2+SiH2Cl2 に大体従うCH3とHとの内部交換が起こりうるため
(R.カラスら(Calas et al)、ジャーナ
ル・オブメオルガノメタリック・ケミストリー(Jou
rnal of Organometallic Ch
emistry)、206、279(1981))、メ
チルジクロロシランは一方では本発明に従う方法におけ
る反応促進用共触媒として作用し、他方では本発明に従
う条件下で有用な生成物であるジメチルジクロロシラン
に転化される。
直接合成の他の重要な副生物はトリメチルモノクロロシ
ランであり、それはシリコーン化学において末端基を生
成しその結果重合度を調節する試薬として重要である。
必要ならこの生成物も本発明に従って転化させることが
できる。
本発明に従う方法の実施温度は変えることができるが、
反応は250℃より高い温度において普通実施される。
反応は好適には300℃〜400℃の間の温度において
実施される。
本発明に従う方法は高圧下で実施される。従って反応は
圧力容器、例えばオートクレーブまたは同様な装置、中
で実施される。好適態様においては、本発明に従う方法
は100バールまでの圧力下で実施され、そして30〜
60バールの間の範囲が特に好適である。
反応時間は特に厳密なものではなく、そして当技術の専
門家は容易にそれを決めることができる。
好適態様においては、希望する有用な生成物を得るため
には高いメチル含有量を有する低沸点成分類および分裂
不能ジシラン類を触媒の存在下でメチルトリクロロシラ
ンと約0.2時間ないし約8時間にわたって接触させ
る。反応時間は普通使用する温度および圧力にある程度
依存している。特定の態様においては反応時間は0.3
〜3時間の間である。
本発明に従う方法はバッチ式に、半連続的に、または連
続的に実施することができる。好適な形では該方法は連
続的に実施される。最も好適な形では、触媒を反応混合
物中に溶解させそして反応混合物と一緒に連続的に25
0〜400℃に加熱されているオートクレーブ中にポン
プで均質添加する。圧力は反応温度に依存しており、そ
して約30〜100バール、好適には30〜60バー
ル、である。反応器中の反応混合物の滞在時間が0.3
〜3時間の間となるように、ポンプ速度により反応時間
が調節される。「反応器」という語には複数個のオート
クレーブからなるカスケードも包含される。反応が完了
したときに生成物混合物を大気圧にし、そしてジメチル
ジクロロシランを単離するためにそれ自体は公知の方法
で処理する。
本発明を下記の実施例を参照しながら詳細に説明する。
断わらない限り、全ての部数は重量部である。
実施例1 装置の記載: ジメチルジクロロシランを製造するための反応は、同一
寸法およびそれぞれ5リットルの容量を有しそしてでき
るだけ短いパイプ管により一緒に連結されている2個の
オートクレーブからなるカスケード中で実施される。以
下でさらに記されている反応混合物をピストン振動板ポ
ンプを用いて連続的に供給する。ポンプ速度はカスケー
ド中の反応混合物の全滞在時間が3時間となるように調
節される。2個のオートクレーブの温度は350℃であ
り、そして2個のオートクレーブ間のパイプ管もこの温
度に加熱されている。反応圧力は圧力調節弁(これは例
えばケンメル(Kammer)GmbH、エッセンによ
り供給可能である)を用いて特定の一定値(この場合5
6バール)に調節されている。設定される圧力および装
置の充填度の間には関係がある。例えば、圧力を56バ
ールの値に調節するときには、装置は約25%充填度
(冷たい反応混合物に対して測定)である。装置をそれ
より大程度まで充填しその結果より高い生産量を得よう
とするなら、より高い圧力を受容しなければならない。
第2のオートクレーブから弁までのパイプ管は加熱され
ていないが、圧力が減じられたときに反応混合物が依然
として約180℃程度であるようにするためできるだけ
短く保たれている。56バールから大気圧への圧力減少
は一段階で実施される。生成物混合物は集められ、そし
て蒸留装置に供給されて処理される。
反応混合物の記載: 使用した反応混合物は下記の成分類を含有していた: 68.6%のメチルトリクロロシラン、 14.7%の高沸点の分裂不能残渣、 14.7%の高いメチル含有量を有する低沸点留分、 2%の塩化アルミニウム。
高沸点の分裂不能残渣は特に、メチル基を供与できる下
記のジシラン類からなっている:18%のヘキサメチル
ジシラン、18.4%のクロロペンタメチルジシラン、
11.7%の1,2−ジクロロテトラメチルジシランお
よび3.5%の1,1,2−トリクロロトリメチルジシ
ラン。高いメチル含有量を有する低沸点留分はメチル基
を供与できる下記の物質類を含有していた:61.3%
のテトラメチルシランおよび11.9%のジメチルモノ
クロロシラン。反応混合物を製造するために、触媒を高
沸点の分裂不能残渣中に70℃において攪拌添加するこ
とにより溶解させる。このようにして得られた溶液を冷
却し、その後反応混合物の残りの成分類を加える。上記
の如く、圧力は56ハールに調節されており、そしてポ
ンプ速度は0.8リットル/時である。集められた粗製
生成物混合物は80%の80℃より低い沸点を有する成
分類を含有していた。ガスクロマトグラフィはこの留分
が下記の如きものであることを示した:58.3%のジ
メチルジクロロシラン、5.2%のトリメチルモノクロ
ロシラン、32.8%のメチルトリクロロシラン、2.
0%のメチルジクシロロシランおよび1.7%の他の低
沸点成分類(SiHCl3、炭化水素類)。高い塩素含
有量を有しておりそして単量体シラン類を蒸留除去した
後に残留している比較的高沸点残渣(粗製生成物の20
%)を公知の方法により加水分解し、そして黄色の不活
性固体に転化させた。
実施例2 55gのメチルトリクロロシラン、45gの高いメチル
含有量を有する高沸点残渣、5gの高いメチル含有量を
有する低沸点留分および4gの塩化アルミニウムナトリ
ウムの混合物を0.5リットルの総容積を有するオート
クレーブ中で300℃に加熱し、そしてこの温度におい
て攪拌しながら4時間保った。高いメチル含有量を有す
る高沸点および低沸点留分類の組成は実施例1のものに
相当していた。80℃より低い沸点を有しておりそして
下記の単量体シラン類を含有している57.6gの留分
が得られた:66.4%のジメチルジクロロシラン、
6.4%のトリメチルモノクロロシランおよび24.3
%のメチルトリクロロシラン。
実施例3 50gのメチルトリクロロシラン、40gの高沸点の分
裂不能残渣、20gの高いメチル含有量を有する低沸点
留分および2gの塩化アルミニウムの混合物を0.5リ
ットルの総容積を有するオートクレーブ中で300℃に
加熱し、そしてこの温度に2時間保った。高沸点残渣は
高いメチル含有量を有する下記の物質類を含有してい
た:10.5%のヘキサメチルジシラン、14.5%の
クロロペンタメチルジシラン、15.0%の1,2−ジ
クロロテトラメチルジシランおよび6.2%の1,1,
2−トリクロロトリメチルジシラン。低沸点留分は、高
いメチル含有量含有する成分類として、51.8%のテ
トラメチルシランおよび20.9%のジメチルクロロシ
ラン、20.8%のトリメチルクロロシラン、54.4
%のジメチルジクロロシランおよび3.6%のメチルジ
クロロシラン、並びに2.5%の他の低沸点成分類を含
有していた。
実施例4 実施例1中に記されている連続的に操作されている装置
中で下記の組成を有する混合物を反応させた:64.1
%のメチルトリクロロシラン、8.7%の高沸点の分裂
不能残渣、8.7%の高いメチル含有量を有する低沸点
留分、9.0%のトリメチルクロロシラン、8.7%の
メチルジクロロシランおよび0.9%の塩化アルミニウ
ム。反応温度は375℃であり、圧力は78バールであ
り、そしてポンプ速度は2時間の滞在時間となるように
調節されていた。高いメチル含有量を有する高沸点残渣
はメチル基を供与することのできる下記の成分類を含有
していた:14.9%のヘキサメチルジシラン、12.
6%のクロロペンタメチルジシラン、18.3%の1,
2−ジクロロテトラメチルジシランおよび16.5%の
1,1,2−トリメチルトリクロロシラン。低沸点留分
は高いメチル含有量を有する成分類として67.3%の
テトラメチルシランおよび10.8%のジメチルクロロ
シランを含有していた。粗製生成物は80℃以下の沸点
を有しそして下記の組成を有する87.3%の留分から
なっていた:3%のトリメチルクロロシラン、59.1
%のジメチルジクロロシラン、31.7%のメチルトリ
クロロシラン、5%のメチルジクロロシランおよび1.
2%の他の低沸点化合物類。
明細書および実施例は本発明を説明するためのものであ
るが限定用のものではないことおよび本発明の精神およ
び範囲内の他の態様が当技術の専門家には示唆されるで
あろうことは理解されよう。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メチルクロロシランの直接合成において自
    動的に蓄積する低沸点及び高沸点生成物からジメチルジ
    クロロシランを製造する方法であって、メチルトリクロ
    ロシランを、メチル基に富んだ低沸点留分及び高沸点の
    分裂不能な留分と、触媒の存在下に、300℃乃至40
    0℃の温度及び30バール乃至100バールの圧力で、
    同時に反応させることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】メチルジクロロシラン及び/又はトリメチ
    ルクロロシランも反応に加えることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】触媒として塩化アルミニウムを使用するこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は2項記載の
    方法。
  4. 【請求項4】連続的に行われることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項乃至3項のいずれかに記載の方法。
JP60053525A 1984-03-23 1985-03-19 ジメチルジクロロシランの製造方法 Expired - Lifetime JPH0631269B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19843410644 DE3410644A1 (de) 1984-03-23 1984-03-23 Verfahren zur herstellung von dimethyldichlorsilan
DE3410644.8 1984-03-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60222493A JPS60222493A (ja) 1985-11-07
JPH0631269B2 true JPH0631269B2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=6231356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60053525A Expired - Lifetime JPH0631269B2 (ja) 1984-03-23 1985-03-19 ジメチルジクロロシランの製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4552973A (ja)
EP (1) EP0155626B1 (ja)
JP (1) JPH0631269B2 (ja)
DE (2) DE3410644A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2577929B1 (fr) * 1985-02-22 1987-06-05 Rhone Poulenc Spec Chim Procede et catalyseur avec le baryum et/ou le strontium comme additif pour la synthese directe du dimethyldichlorosilane
DE3811567A1 (de) * 1988-04-07 1989-10-19 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur herstellung von organopolysilanen
US4888435A (en) * 1989-06-22 1989-12-19 Dow Corning Corporation Integrated process for alkylation and redistribution of halosilanes
JP2803360B2 (ja) * 1990-11-20 1998-09-24 信越化学工業株式会社 ポリシランの製造方法
US5175329A (en) * 1992-04-03 1992-12-29 Dow Corning Corporation Production of organosilanes from polysilanes
DE4220151A1 (de) * 1992-06-19 1993-12-23 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zur Gewinnung von Methylchlorsilanen aus hochsiedenden Rückständen der Methylchlorsilansynthese
US5292909A (en) * 1993-07-14 1994-03-08 Dow Corning Corporation Catalytic conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of hydrogen chloride and hydrogen
US5321147A (en) * 1993-07-16 1994-06-14 Dow Corning Corporation Conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of chlorine
US5292912A (en) * 1993-07-19 1994-03-08 Dow Corning Corporation Catalytic conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of hydrogen chloride
US5493043A (en) * 1995-05-15 1996-02-20 Dow Corning Corporation Method for redistribution and purification of methylsilanes
US5629438A (en) * 1996-09-11 1997-05-13 Dow Corning Corporation Hydrochlorination process for converting high-boiling residue from direct process to monosilanes
DE10056194A1 (de) * 2000-11-13 2002-05-29 Solarworld Ag Verfahren zur Entfernung von Aluminium aus Chlorsilanen
JP3829921B2 (ja) 2001-08-17 2006-10-04 信越化学工業株式会社 ジオルガノジクロロシランの製造方法
DE10336545B3 (de) * 2003-08-05 2005-04-14 Ge Bayer Silicones Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung von Chlorsilanen
DE102004014220A1 (de) * 2004-03-23 2005-10-13 Wacker-Chemie Gmbh Verfahren zum Abtrennen von Aluminiumchlorid aus Organochlorsilanen
US8551339B2 (en) * 2009-03-06 2013-10-08 Heritage Environmental Services Llc Use of silica for the removal of organosilanes
CN101531674B (zh) * 2009-04-23 2012-02-15 嘉兴学院 一种甲基氯硅烷的制备方法
KR101338225B1 (ko) 2011-10-26 2013-12-10 주식회사 케이씨씨 메틸클로로실란의 직접합성법에서 부산물로 생성되는 고비점 잔류물의 재분배 방법
US8697901B2 (en) 2011-12-30 2014-04-15 Momentive Performance Materials Inc. Synthesis of organohalosilane monomers via enhanced cleavage of direct process residue
US8637695B2 (en) 2011-12-30 2014-01-28 Momentive Performance Materials Inc. Synthesis of organohalosilane monomers from conventionally uncleavable Direct Process Residue
CN113214304B (zh) * 2021-04-23 2025-04-15 洛阳中硅高科技有限公司 四甲基硅烷的制备系统和方法
CN115677750B (zh) * 2021-07-30 2025-08-26 中国科学院过程工程研究所 一种制备二甲基二氯硅烷的方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL70745C (ja) * 1947-07-19
US2647136A (en) * 1948-01-22 1953-07-28 Gen Electric Preparation of methylchlorosilanes
US2717257A (en) * 1952-09-09 1955-09-06 Gen Electric Redistribution of organosilanes
US3384652A (en) * 1964-06-08 1968-05-21 Mobil Oil Comporation Method of reacting substituted silanes employing aluminosilicate catalyst
CA977769A (en) * 1970-12-21 1975-11-11 General Electric Company Redistribution of alkylhydrosilanes
DE2950402A1 (de) * 1979-12-14 1981-06-19 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur umwandlung niedrigsiedender anteile aus der alkylchlorsilan-synthese
IT1193549B (it) * 1980-08-19 1988-07-08 Montedison Spa Procedimento per la preparazione di composizioni plasto-elastomeriche poliolefiniche,mediante vulcanizzazione dinamica
US4393229A (en) * 1982-04-28 1983-07-12 General Electric Company Redistribution of polysilanes in high boiling residues

Also Published As

Publication number Publication date
EP0155626A2 (de) 1985-09-25
US4552973A (en) 1985-11-12
JPS60222493A (ja) 1985-11-07
DE3569928D1 (en) 1989-06-08
EP0155626A3 (en) 1986-02-19
EP0155626B1 (de) 1989-05-03
DE3410644A1 (de) 1985-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4552973A (en) Process for the preparation of dimethyldichlorosilane
US4393229A (en) Redistribution of polysilanes in high boiling residues
US5292912A (en) Catalytic conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of hydrogen chloride
JP3650185B2 (ja) 直接法からの高沸点残留物の転化方法
US5292909A (en) Catalytic conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of hydrogen chloride and hydrogen
JP3507136B2 (ja) 水素ガスの存在下での直接法高沸点成分のシランモノマーへの転化
EP0812850B1 (en) Process for converting high-boiling residue from direct process to monosilanes
EP0423948B1 (en) Removal of hydrogen-containing silanes from organosilane mixtures
US5321147A (en) Conversion of direct process high-boiling component to chlorosilane monomers in the presence of chlorine
CA2354299C (en) Process for working up residues from the direct synthesis of organochlorosilanes
EP0829484B1 (en) Hydrochlorination process for converting high-boiling residue from direct process to monosilanes
JP4485631B2 (ja) 濃アルキル・シルアルキレン含有残渣におけるシルアルキレンの再分配法
EP0812851B1 (en) Conversion of high-boiling residue from direct process to monosilanes
EP0652221B1 (en) Preparations of dimethylchlorosilane and triorganochlorosilanes
JP2000136192A (ja) ポリマ―ケイ素含有化合物のモノシランへの転化方法
JP4447087B2 (ja) 高分子のシリコン含有化合物のモノシランへの転化方法
KR20150027905A (ko) 메틸클로로실란의 직접합성법에서 부산물로 생성되는 고비점 잔류물의 연속적 재분배 방법
KR100855672B1 (ko) 고비점 잔류물로부터 모노실란 제조 방법
US3557176A (en) Process for the preparation of alkylaryldichlorosilanes