JPH0631291A - 下水処理装置 - Google Patents

下水処理装置

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JPH0631291A
JPH0631291A JP4189655A JP18965592A JPH0631291A JP H0631291 A JPH0631291 A JP H0631291A JP 4189655 A JP4189655 A JP 4189655A JP 18965592 A JP18965592 A JP 18965592A JP H0631291 A JPH0631291 A JP H0631291A
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activated sludge
sludge
reaction tank
biological reaction
mixed solution
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JP4189655A
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English (en)
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Toshio Yahagi
捷夫 矢萩
Shoji Watanabe
昭二 渡辺
Kenji Baba
研二 馬場
Mikio Yoda
幹雄 依田
Naoki Hara
直樹 原
Fumitomo Go
文智 呉
Ichirou Enbutsu
伊智朗 圓佛
Misako Oobuchi
美砂子 大淵
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 汚泥フロックの形成状態を定量化し、その結
果から迅速にリン除去率を予測して、凝集剤注入制御を
可能とする。 【構成】 画像認識装置30により汚泥フロック形成状態
を画像計測し、制御手段40においてフロック粒径の増加
率とリン除去率の関係を得、この結果から、リン除去率
を予測して、凝集剤貯留槽70から好気曝気槽1 へ注入さ
れる凝集剤の注入量を制御してリン除去率を適正に保つ
ようにされてなる。 【効果】 汚泥フロックの形成状態を画像計測すること
により、凝集剤の注入を過不足なく操作でき、したがっ
て、常に安定した処理水が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水処理装置に係り、
特に、下水中のリンを効率よく除去するために好適な下
水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排水中リン負荷に応じて凝集剤を適正に
注入するには、排水中のリン負荷量を的確に把握し、そ
れに応じて凝集剤の注入量を適正にコントロ−ルするこ
とが有効である。このため、現状では、排水中または処
理水のリン濃度の計測値と流入水量から換算して、凝集
剤を注入しているのが一般的である。
【0003】例えば、特公平3-22935 号公報には、凝集
剤を混入して処理水内の汚濁物質をフロック化して沈澱
処理する際、フロックの形状を画像計測し、この値を基
に凝集剤注入機を制御して凝集剤の注入量を適正化させ
ることが記載されている。この発明によると、凝集剤は
直接沈でん池へ注入されている。また、本発明者らは、
活性汚泥中の微生物相を画像計測し、その結果に応じて
凝集剤及び抑制剤を注入する方法を提案している(特開
平1 −111491号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】下水処理技術の一つで
ある凝集沈殿法は、凝集剤注入によって下水中のリン除
去を行うものである。したがって、処理水中のリン濃度
を計測すれば、凝集剤注入量の良否を判定できる。しか
しながら、文献(環境技術:1984 年7 月、538 〜541
頁) にも記載のように、リン濃度の計測では試料の加
圧、加熱分解、冷却、試薬添加等の煩雑な操作が必要で
あり、かつ、一回の測定には通常約1時間という長時間
を要するといった問題がある。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、特に、汚泥フロックの形
成状態を定量化しその結果から迅速にリン除去率を求め
ることができる予測手段を備えた下水処理装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の下水処理装置は、基本的には、流入下水と
活性汚泥との混合液を含む生物反応槽と、該生物反応槽
から流出した混合液から活性汚泥を固液分離する沈殿池
と、該沈殿池で固液分離された活性汚泥を前記生物反応
槽に返送する汚泥返送手段と、前記混合液中のリンを凝
集させるために生物反応槽に薬品を注入する薬品注入手
段と、前記混合液中の複数個所における活性汚泥を撮像
する撮像手段と、該撮像した活性汚泥の画像特徴量を計
測する計測手段とを有する下水処理装置において、前記
計測手段によって計測された混合液中の複数個所の活性
汚泥の平均粒径から該粒径増加率を求めてリン除去率を
予測する予測手段を備えたことを特徴としている。
【0007】そして、より具体的な例としては、予測手
段で得られた結果に基づいて前記薬品注入手段の薬品注
入量を制御する制御手段を備えたことを特徴とする下水
処理装置を具備したものや、予測手段で得られた活性汚
泥の粒径増加率とリン除去率の関係を表示する手段を具
備したものが挙げられる。
【0008】
【作用】前述の特徴を備えた本発明の下水処理装置にお
いては、生物反応槽から導出された流入下水と活性汚泥
との混合液は、沈澱池において固液分離される。そこで
沈降した活性汚泥の大部分は返送汚泥手段により生物反
応槽に返送される。複数の撮像手段により撮像された混
合液中の活性汚泥は、計測手段によりその画像特徴量が
計測される。そして、予測手段は、計測された混合液中
の複数個所の活性汚泥の平均粒径から当該粒径増加率を
求めてリン除去率を予測する。予測手段で得られた結果
に基づいて、混合液中のリンを凝集させるために、生物
反応槽に供給すべき凝集剤注入量が適正となるように薬
品注入手段を制御する。
【0009】このように、活性汚泥の平均粒径増加率を
指標として凝集剤の注入を制御することにより、リン除
去率を適正に保つことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明に係わる活性汚泥法
下水処理装置の実施例を説明する。なお、実施例を説明
するための全図において、同一機能を有するものは同一
符号を付し、重複する説明は省略する。 実施例1 図1 は、本発明に係わる活性汚泥法下水処理装置の全体
の概略を模式的に示す全体概略図である。図2 は凝集剤
注入量を制御する制御装置の概略図である。また、図3
は凝縮剤注入におけるリン除去率とフロック粒径増加率
の相関関係図、図4 は図3 で示されたリン除去率とフロ
ック粒径増加率との関係を示したものである。また、図
5 は凝集剤注入における汚泥の沈降性についての測定結
果を示した図である。
【0011】図1 において、生物反応槽である好気曝気
槽1 は、配管等により沈殿池2 に連接される一方、有機
物を含む流入水3 を流入するように構成されている。沈
澱池2 と好気曝気槽1 は返送汚泥手段4 により連接され
ている。また、沈澱池2 において処理された処理水5 及
び余剰汚泥は6 は、系外に排出されるようになってい
る。さらに、好気曝気槽1 内に給送された空気7 を噴出
させる散気管8a、8bを設け、これにより混合液9 の攪拌
及び酸素供給を行うようになっている。
【0012】好気曝気槽1 の後段、及び沈澱池2 の前段
には、撮像装置20a 、20b が各々設置されている。撮像
装置20a,20b で撮像されたフロックの画像特徴量を演算
する計測手段としての画像認識装置30が設けられてい
る。さらに、好気曝気槽1 に注入される凝集剤の適正化
を図るため、制御装置40、表示装置50、凝集剤調節装置
60、凝集剤貯留槽70が備えられている。
【0013】次に、このように構成された実施例1の下
水処理装置の作用を説明する。好気曝気槽1 に有機物を
含む流入水3 と活性汚泥を含む返送汚泥4 を導入する。
下水と活性汚泥の混合液9 は、好気曝気槽底部の散気管
8a,8b から噴射される空気7 により攪拌と酸素供給が行
われる。好気曝気槽1 から流出した混合液9 は沈殿池2
で固液分離され、上澄液を処理水5 として放流する。一
方、沈降した活性汚泥の大部分は返送汚泥4 として好気
曝気槽1 に還流され、増殖分に相当する活性汚泥は余剰
汚泥6 として系外に排出される。
【0014】流入水を好気処理すると、リンの一部は活
性汚泥によって分解されリン酸態リン( PO4 3- ) とな
る。リン酸態リンはPAC(ポリ塩化アルミニウム(A
2(OH)nCl6 n )や硫酸バンド( Al2 (SO
4 3 ・n H2 O)などの凝集剤と反応して、(1)式
のように不溶性のリン酸アルミニウム( Al PO4)とし
て沈殿する。好気曝気槽1 の末端に凝集剤を注入して水
中からリンを除去する。
【0015】 PO4 3- +Al3+ ―→AlPO4 −−−−(1) この原理に従い好気曝気槽1 の末端に凝集剤を注入して
水中からリンを除去する。凝集剤貯留槽70からの凝集剤
は、凝集剤調節装置60によって注入される。撮像装置20
a は、凝集剤注入位置に近いために凝集効果が表れてい
ない汚泥フロックの監視を目的とする。一方、撮像装置
20b では凝集剤注入による凝集効果が表れた汚泥フロッ
クを監視する。撮像装置20a 、20b の双方で撮像された
フロックは、画像認識装置30によって形状等の画像特徴
量が演算される。なお、懸濁液中のフロック形成状態で
の画像特徴量の画像処理は、本発明者らの発明による画
像認識装置(例えば、特公平3-22935 号公報記載の「水
中に懸濁する物質の監視装置」、特公平3-22936 号公報
記載の「上水フロック画像認識装置」、特公平3-2037号
公報記載の「微生物相検出装置」) を用いて行う。
【0016】これらの画像処理技術を用い、凝集剤注入
時におけるフロック形成状態の経時変化を解析した結
果、凝集注入によりフロック形状に変化( この変化は目
視では判断できない) が生じることが判明した。したが
って、フロック形成状態を計測することにより、凝集剤
注入の定量的効果を把握できる。ここでフロック画像特
徴量の一つとして、フロック平均粒径が演算され、前記
撮像装置20a 、20b で撮像された双方の値が比較され、
制御装置40を介して凝集剤調節装置60に信号を伝送し凝
集剤貯留槽70から凝集剤注入量を制御する。また同時
に、制御装置40を介して、後述するフロック粒径とリン
除去率の関係を表示装置50によって表示する。
【0017】次に、制御装置40の詳細を図2 によって説
明する。図2 において、41は比較回路、42は演算装置、
43は制御回路である。画像認識装置30から、フロック粒
径増加率Rfが比較回路41に入力する。一方、オペレー
タはリン除去率目標値Rp*を演算装置42に入力する。
目標値Rp*からAの操作線によりフロック粒径増加率
目標値Rf*を求める。次にRf*を比例回路41に入力
し、ここでフロック粒径増加率Rfと比較して偏差ΔR
fを計算する。制御回路43はΔRfを受けて、凝集剤注
入量を操作する信号を凝集剤調節装置60に伝送する。
【0018】次に、凝集剤注入におけるリン除去率及び
フロック粒径増加率の関係を図3 、図4 によって説明す
る。図3 は、凝集剤注入率におけるリン除去率及びフロ
ック粒径増加率の関係を示す。これは、対象処理プラン
トでの実験から得られたものである。図3 に示すよう
に、リン除去率とフロック粒径増加率の両者は凝集剤注
入率に対応してある範囲内で比例的に増加する。また、
このリン除去率とフロック粒径増加が比例的に増加する
ことから、図3 を整理することにより、図4 に示したリ
ン除去率とフロック粒径増加率の関係が得られる。この
図4 の関係を前記図2 の演算装置42に用い、これにより
適正な凝集剤注入を制御する。このように、フロック形
成状態を監視することにより、汚泥の凝集進行状態と凝
集剤注入によるリン除去状態が把握できる。そして、前
記のフロック粒径増加率からリン除去率が予測でき、該
リン除去率の予測値はCRT50等の表示装置に表示され
る。したがって、制御装置40は予測手段としての機能を
も具備している。
【0019】さらに凝集剤注入における、汚泥の沈降性
について計測した結果を図5 に示す。この結果、凝集剤
注入率の上限があるものの、凝集剤注入率を上げれば汚
泥の沈降性が、向上することが明らかである。 実施例2 図1 で示した実施例1では、撮像装置20a 、20b を好気
槽1 、及び沈殿池2 内の液中の二箇所に設置したが、特
にこれに限定するものではなく、他の実施例として図6
に示したように撮像装置20を、液の外に設置することも
できる。
【0020】図6 において、10は液サンプリングポン
プ、11a 、11b 、11c は液サンプリング弁、12は計測後
の液排出である。このような構成において、11a 、11b
または11c の弁を介して液をサンプリングすることによ
り、凝集剤注入による、凝集効果が表れていないフロッ
クの監視(11a) 及び凝集効果が表れているフロックの監
視(11b、11c)での、フロック画像特徴量を計測できるも
のである。以下、作用は前記図1 と同様である。
【0021】実施例3 他の実施例を図7 に示した。図7 において、撮像装置20
a を好気槽1 後部( 実線で記載) と好気槽1 の中部(点
線で記載) 位置に、移動可能なような構成とする。この
ような構成において、実線で記載の撮像装置20a では、
凝集効果が表れているフロックの監視、また移動後の点
線で記載の撮像装置20aでは凝集効果が表れていないフ
ロックの画像特徴量を計測できるものである。このよう
な計測により、フロック粒径の増加率を算出できる。以
下、作用は図1 で示した実施例1と同様である。
【0022】実施例4 他の実施例を、図8 に示した。この実施例の場合は、撮
像装置20a を好気槽1 後部に設置し、凝集剤調節装置60
からの凝集剤注入位置を実線で記載の好気槽1 後部と、
点線で記載の好気槽1と沈殿池2 の中間位置の二箇所す
る。このような構成において、凝集剤注入位置を実線で
示した場合には、好気槽1 では凝集効果が表われてない
フロック計測を、また、凝集剤注入位置を点線で示した
好気槽1 と沈殿池2 の中間にした場合は、凝集効果が表
われているフロック特徴量を計測する事ができる。この
結果、フロック粒径の増加率を算出できるものである。
以下、作用は実施例1(図1)と同様である。
【0023】実施例5 図9 の実施例は、上記凝集剤注入高度処理を応用した、
プロセスを制御する方法である。図9 において、4aは返
送汚泥調節装置、6aは余剰汚泥調節装置、8c、8dは曝気
空気調節装置、21a は流入水流量計、21b は溶存酸素
計、21c は汚泥濃度計、21d は有機物濃度計、80は評価
装置、90はプロセス制御装置である。
【0024】このような構成において、制御装置40では
フロック特徴量と共に活性汚泥中の凝集性微生物や糸状
性微生物の計測ができ、両者の出現比を評価装置80によ
って、沈殿池2 での微生物の沈降特性や活動状態を予
測、評価するものである。例えば、沈降特性の評価とし
ては、凝集性微生物の面積及び周囲長が大きい場合は沈
降性が悪化する傾向と評価する。一方、微生物の活動状
態の評価法は前記2 種類の微生物出現比率が所定範囲内
であれば良好、どちらかが優先種の場合は空気の過不足
あるいは有機物の過大少の判定を行う。プロセス制御装
置90は評価装置80の出力結果とプロセス内の水質計測値
に基づいて、操作すべき対象の選定と操作量を設定す
る。水質計としては前記の溶存酸素計21a 、汚泥濃度計
21b 、有機物濃度計21c である。また、操作量としては
曝気空気7 、返送汚泥4 及び余剰汚泥6 で各々調節装置
8c、8d、4a、6aで操作される。さらに、流入水流量計21
a からの信号をプロセス制御装置90に伝送する。これと
同時にフロック画像特徴量を評価装置70を介しプロセス
制御装置90に伝送し、このフロック画像特徴量から、前
記流入水流量を補正( 調節装置等の補正手段は、図示せ
ず) することができる。さらに、フロック画像特徴量を
評価装置80を介しプロセス制御装置90に伝送し、ここか
ら、曝気空気量を曝気空気調節装置8cまたは8dによって
操作することができる。以下、他の作用は実施例1(図
1)と同様である。
【0025】実施例6 活性汚泥中の微生物は一般的にC60872312Pで表
すことができ、リン含有率は約2.2%である。しかし、活
性汚泥を嫌気( 水中に溶存酸素だけでなく結合性の酸素
もない状態)・好気・ 嫌気・ 好気という雰囲気にすると活
性汚泥のリン吸収能力は大きく増加して体内にリンを多
量に蓄積できるようになり、リン含有率は5%以上とな
る。生物反応槽内ではこのような微生物を選択的に増殖
させてリン酸態リンを微生物に摂取させ、リン濃度が上
昇した微生物を余剰汚泥として系外に排出することによ
ってリンを除去する。本実施例の図10では、嫌気・ 好気
の生物学的リン除去法( AO法)に凝集剤注入操作を行
い、さらにリン除去効率を上げるものである。
【0026】図10において、1aは嫌気槽、1 は好気槽で
あり、まず嫌気槽1aでは嫌気条件下でリンを放出し、好
気槽1 の好気条件ではより多くのリンを摂取するもので
ある。他の作用は、図1と同様である。また、本実施例
の図10においても、前記した図6 、7 、8 及び9 に示し
た実施例2、3、4及び5を適宜行うことが可能であ
る。
【0027】実施例7 微生物を利用して窒素・リンの同時処理を行うのがA2
O法である。流入水中には尿などに起因するアンモニア
態窒素とタンパク質に起因する有機物窒素がある。これ
らの窒素は、エアレ−ションタンク内で微生物により酸
化される(硝化作用)。発生する硝化イオンは、溶存酸
素がない状態(無酸素状態)では微生物により窒素ガス
に還元され排水中から除去される。そこで、硝化イオン
を含む混合液を無酸素に循環させ、硝化イオンを窒素ガ
スとして大気に放散させることにより排水中の窒素を除
去する。また、リン除去は、前記図10で示す実施例6で
説明したとおりである。
【0028】本実施例は、図11に示すように、このA2
O法にさらに、凝集剤注入操作を行いリン除去効率を高
めるものである。図11において、1aは嫌気槽、1bは無酸
素槽、1 は好気槽、13は混合液循環である。まず、リン
除去作用では嫌気槽1aで嫌気条件下でのリン放出と好気
槽1 の好気条件でのリン摂取を行い、好気槽1 に凝集剤
注入操作を行いリン除去効率を上げる。一方、窒素除去
では無酸素槽1bと好気槽1 では、前記したように好気槽
から無酸素槽に硝化イオンを含む混合液を循環させ、窒
素を除去する。他の作用は、前記図1 と同様である。ま
た、本実施例の図11においても、前記した図6 、7、8
及び9 に示した実施例2、3、4及び5を適宜行うこと
が可能である。
【0029】以上、本発明の一実施例を詳述したが、本
発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の
設計変更を行うことが可能である。たとえば、オペレー
タは、該表示予測値により、前記した制御回路43による
凝集剤注入操作の他に、手動による凝集剤注入操作も行
うことができる。
【0030】また、フロック画像特徴量として、前記実
施例においては、フロック粒径について述べたが、その
他にフロック数なども使用可能である。さらに、凝集剤
注入操作は、連続的に供給する方法及びインパルス的に
供給する方法があり、いづれの方法もフロック画像特徴
量を基に凝集剤注入率を補正することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、凝集剤注入操作における、汚泥フロック形成
状態を画像計測することにより、フロック形成特徴量と
リン除去率の相関が解明でき、したがって、フロックの
画像計測情報を用いてリン除去を目的とした凝集剤注入
制御が可能となる。また、同時に汚泥の沈降特性を推測
できる。これらによって、下水処理装置の運転を効率よ
く操作できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施例1の全体の概略を表す
模式的構成図。
【図2】 制御装置の構成を示す図。
【図3】 凝集剤注入におけるリン除去率とフロック粒
径増加率の関係を示す図。
【図4】 リン除去率とフロック粒径増加率の関係を示
す図。
【図5】 活性汚泥の沈降特性を示す図。
【図6】 実施例2の模式的構成図。
【図7】 実施例3の模式的構成図。
【図8】 実施例4の模式的構成図。
【図9】 実施例5の模式的構成図。
【図10】 実施例6の模式的構成図。
【図11】 実施例7の模式的構成図。
【符号の説明】
1…好気曝気槽、1a …嫌気槽、1b …無酸素槽、2…
沈殿池、20、20a、20b…撮像装置、30…画像
認識装置、40…制御装置、50…表示装置、60…凝
集剤調節装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依田 幹雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 原 直樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 呉 文智 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 圓佛 伊智朗 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 大淵 美砂子 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入下水と活性汚泥との混合液を含む生
    物反応槽と、該生物反応槽から流出した混合液から活性
    汚泥を固液分離する沈殿池と、該沈殿池で固液分離され
    た活性汚泥を前記生物反応槽に返送する汚泥返送手段
    と、前記混合液中のリンを凝集させるために生物反応槽
    に薬品を注入する薬品注入手段と、前記混合液中の複数
    個所における活性汚泥を撮像する撮像手段と、該撮像し
    た活性汚泥の画像特徴量を計測する計測手段とを有する
    下水処理装置において、前記計測手段によって計測され
    た混合液中の複数個所の活性汚泥の平均粒径から該粒径
    増加率を求めてリン除去率を予測する予測手段を備えた
    ことを特徴とする下水処理装置。
  2. 【請求項2】 流入下水と活性汚泥との混合液を含む生
    物反応槽と、該生物反応槽から流出した混合液から活性
    汚泥を固液分離する沈殿池と、該沈殿池で固液分離され
    た活性汚泥を前記生物反応槽に返送する汚泥返送手段
    と、前記混合液中のリンを凝集させるために生物反応槽
    に薬品を注入する薬品注入手段と、前記混合液中の複数
    個所における活性汚泥を撮像する撮像手段と、該撮像し
    た活性汚泥の画像特徴量を計測する計測手段とを有する
    下水処理装置において、前記計測手段によって計測され
    た混合液中の複数個所の活性汚泥の平均粒径から該粒径
    増加率を求めてリン除去率を予測する予測手段と、該予
    測手段で得られた結果に基づいて前記薬品注入手段の薬
    品注入量を制御する制御手段を備えたことを特徴とする
    下水処理装置。
  3. 【請求項3】 流入下水と活性汚泥との混合液を含む生
    物反応槽と、該生物反応槽から流出した混合液から活性
    汚泥を固液分離する沈殿池と、該沈殿池で固液分離され
    た活性汚泥を前記生物反応槽に返送する汚泥返送手段
    と、前記混合液中のリンを凝集させるために生物反応槽
    に薬品を注入する薬品注入手段と、前記混合液中の複数
    個所における活性汚泥を撮像する撮像手段と、該撮像し
    た活性汚泥の画像特徴量を計測する計測手段とを有する
    下水処理装置において、前記計測手段によって計測され
    た混合液中の複数個所の活性汚泥の平均粒径から該粒径
    増加率を求めてリン除去率を予測する予測手段と、該予
    測手段で得られた活性汚泥の粒径増加率とリン除去率の
    関係を表示する表示手段を備えことを特徴とする下水処
    理装置。
  4. 【請求項4】 流入下水と活性汚泥との混合液を含む生
    物反応槽と、該生物反応槽から流出した混合液から活性
    汚泥を固液分離する沈殿池と、該沈殿池で固液分離され
    た活性汚泥を前記生物反応槽に返送する汚泥返送手段
    と、前記混合液中のリンを凝集させるために生物反応槽
    に薬品を注入する薬品注入手段と、前記混合液中の複数
    個所における活性汚泥を撮像する撮像手段と、該撮像し
    た活性汚泥の画像特徴量を計測する計測手段とを有する
    下水処理装置において、前記計測手段によって計測され
    た混合液中の複数個所の活性汚泥の平均粒径から該粒径
    増加率を求めてリン除去率を予測する予測手段と、該予
    測手段で得られた活性汚泥の粒径増加率とリン除去率の
    関係を表示する表示手段と、前記予測手段で得られた結
    果に基づいて前記薬品注入手段の薬品注入量を制御する
    制御手段を備えことを特徴とする下水処理装置。
  5. 【請求項5】 流入下水と活性汚泥との混合液を含む生
    物反応槽と、該生物反応槽から流出した混合液から活性
    汚泥を固液分離する沈殿池と、該沈殿池で固液分離され
    た活性汚泥を前記生物反応槽に返送する汚泥返送手段
    と、前記混合液中のリンを凝集させるために生物反応槽
    に薬品を注入する薬品注入手段と、前記混合液中の複数
    個所における活性汚泥を撮像する撮像手段と、該撮像し
    た活性汚泥の画像特徴量を計測する計測手段とを有する
    下水処理装置において、前記計測手段によって計測され
    た混合液中の複数個所の活性汚泥の平均粒径から該粒径
    増加率を求めてリン除去率を予測する予測手段と、該予
    測手段で得られた結果に基づいて前記薬品注入手段の薬
    品注入量を制御する制御手段と、汚泥の凝集性及び沈降
    性等の汚泥性状状態を評価する評価手段、返送汚泥量調
    節手段、余剰汚泥量調節手段、曝気空気量調節手段、並
    びに、流入水流量計、溶存酸素計、汚泥濃度計、有機物
    濃度計等の状態測量計を具備することを特徴とする下水
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記反応槽に流入する水の流量、反応槽
    中溶存酸素、反応槽の汚泥濃度、沈殿池から流出した処
    理水の有機物濃度の計測値と前記画像計測手段で得られ
    た活性汚泥中の糸状性微生物と凝集性微生物の画像特徴
    量とに基づいて活性汚泥の沈降性を評価する汚泥沈降性
    評価手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいづ
    れかに記載の下水処理装置。
  7. 【請求項7】 前記反応槽に流入する水の流量、反応槽
    中溶存酸素、反応槽の汚泥濃度、沈殿池から流出した処
    理水の有機物濃度の計測値と、前記画像計測手段で得ら
    れた活性汚泥中の糸状性微生物と凝集性微生物の画像特
    徴量とに基づいて活性汚泥の沈降性を評価する汚泥沈降
    性評価手段によって返送汚泥量、余剰汚泥量、曝気空気
    量の少なくとも一つを制御する汚泥沈降性制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項1〜5のいづれかに記載さ
    れた下水処理装置。
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