JPH06313454A - 圧力空気作動式のディスクブレーキ - Google Patents

圧力空気作動式のディスクブレーキ

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JPH06313454A
JPH06313454A JP6094539A JP9453994A JPH06313454A JP H06313454 A JPH06313454 A JP H06313454A JP 6094539 A JP6094539 A JP 6094539A JP 9453994 A JP9453994 A JP 9453994A JP H06313454 A JPH06313454 A JP H06313454A
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JP
Japan
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bearing
disc brake
brake
pressure
socket
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JP6094539A
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English (en)
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Hans Baumgartner
バウムガルトナー ハンス
Dieter Bieker
ビィーカー ディーター
Johann Iraschko
イラシュコ ヨハン
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KNORR BREMSE AG
Original Assignee
KNORR BREMSE AG
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Publication date
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    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • F16D65/16Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
    • F16D65/18Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for drawing members together, e.g. for disc brakes
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好なブレーキヒステリシスを維持したまま
で、緊張装置の製造コスト及び保守点検コストを著しく
下げることのできるディスクブレーキを提供する。 【構成】 ボールソケット軸受のボール50とソケット
51との間に、滑り軸受52が配置されており、該滑り
軸受52の圧力負荷される滑り面が、少なくとも70容
量%のポリビニリデンフルオリドと、少なくとも10容
量%のポリテトラフルオロエチレンと、残りの鉛とから
成っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力空気作動式のディ
スクブレーキ、特に道路用実用車両のための圧力空気作
動式のディスクブレーキであって、ブレーキディスクを
取り囲むブレーキサドルを備えており、該ブレーキサド
ルの片側に、旋回可能に支承された回転レバーを備えた
緊張装置が配置されており、回転レバーのレバーアーム
が、圧力空気シリンダの押圧ロッドと、ボールソケット
軸受を介して枢着的に係合しており、回転レバーが偏心
体を介して、ブレーキディスクに対して摺動可能に案内
された横けたに作用するようになっており、該横けた
が、圧力空気シリンダへの圧力空気供給時及び回転レバ
ーの相応な旋回時に、横けたのブレーキディスク側端部
に配置されたブレーキジョーを、ブレーキディスクに押
し付けるようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の圧力空気作動式の、つ
まりニューマチック式のディスクブレーキは、例えばド
イツ連邦共和国特許出願公開第3716202号明細
書、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4032885号
明細書及びドイツ連邦共和国特許出願公開第42123
84号明細書に基づいて公知である。これら公知のディ
スクブレーキでは、ブレーキディスクは、ブレーキディ
スクの軸線方向において摺動可能に支承されているブレ
ーキサドルによって取り囲まれている。シフトサドルの
片側には、圧力空気作動式の緊張装置が配置されてお
り、この緊張装置の作動時に、ブレーキディスクのこの
側に位置しているブレーキジョーが、ブレーキディスク
の対応する摩擦面に押圧され、その後でシフトサドルが
反力に基づいて反対方向にシフトされ、これによって、
反対側に位置しているブレーキジョーが同様にブレーキ
ディスクに押し付けられるようになっている。
【0003】緊張装置はこの公知のディスクブレーキで
は、操作機構として回転レバーを有しており、この回転
レバーは、ブレーキディスクの平面に対して平行に延び
る回転軸線を中心にして旋回可能に支承されている。回
転レバーはこの場合ブレーキディスクに向けられた側に
おいて、偏心体を用いて、回転軸線に対して平行に延び
る横けたのほぼ長手方向中心に接触しており、この横け
たはブレーキディスクに対して摺動可能に案内されてい
て、かつ横けたにおいては、雄ねじ山を備えた少なくと
も1つの調節スピンドルが、横けたのそれぞれ所属の雌
ねじ山に調節可能に螺合している。使用される調節スピ
ンドルの数に応じて、このような形式の緊張装置は、
「1スピンドル式」又は「2スピンドル式」と呼ばれ
る。
【0004】押圧レバーを操作するために圧力空気シリ
ンダが設けられており、この圧力空気シリンダは圧力空
気供給時に出力側の押圧ロッドを、規定の区間だけシフ
トさせ、その結果、押圧ロッドの端部がボールソケット
軸受を介して回転レバーのレバーアームの端部と枢着係
合していることに基づいて、回転レバーは相応な値だけ
旋回させられ、そして偏心体を介して、既に述べたよう
に、横けたをブレーキディスクに向かってシフトさせ
る。上に述べたボールソケット軸受は公知の緊張装置で
は、回転レバーのレバーアームの端部に構成された、球
欠状の切欠きの形をしたソケットによって形成されてお
り、このソケットには、半球として形成された押圧ロッ
ド端部が係合している。
【0005】緊張装置の可能な限り高い効率に関連し
て、及び特に緊張装置のヒステリシス特性の最適化を考
慮して、公知の緊張装置では、ソケットと半球との間に
おける接触面が運転中にグリス潤滑されるようになって
おり、これによって、面摩擦を相応に減じることによっ
て所望の運転特性が得られ、かつ同時に摩耗が減じられ
るようになっている。冒頭に述べた形式の緊張装置にお
ける検査によれば次のことが判明している。すなわちこ
の場合例えば、レバー機構の摩擦係数を低下させること
によって、ブレーキのヒステリシス特性を著しく改善す
ることが可能である。そしてまた、摩耗をさらに減じる
ために、押圧ロッドの半球として成形された端部を焼入
れすることが、既に行われている。
【0006】しかしながらグリス潤滑には実地において
次のような問題がある。すなわちこの場合汎用の運転条
件においては耐用寿命全体にわたる潤滑はほとんど実現
不能であり、したがって時々必要な後潤滑のために、緊
張装置を分解することが不可欠であり、そしてこれによ
って工場コストが高騰してしまう。さらにまた押圧ロッ
ドの端部を前記のように焼入れすることによって、圧力
空気シリンダの製造コストはかなり高騰し、したがって
このような処置も欠点の1つと見做される。
【0007】押圧ロッドと回転レバーとの間における汎
用のボールソケット軸受の上に述べた欠点を回避するた
めに、原理的には、当該箇所に滑り軸受を設けることが
考えられる。しかしながら従来行われていたこのような
軸受による試みによっては、満足な結果を得ることはで
きなかった。特に今まで、発生するヒステリシスが満足
できるほどの小さな摩擦係数を有するような軸受を見い
出すことは不可能であった。したがって従来は滑り軸受
を使用することは諦められていた。それというのは、レ
バー装置の有利な幾何学形状において生じる軸受負荷
は、検査された滑り軸受の最大負荷可能性を上回ってお
り、したがって十分に長い耐用寿命を得ることはできな
かったからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式のディスクブレーキを改良して、
良好なブレーキヒステリシスを維持したままで、緊張装
置の製造コスト及び保守点検コストを著しく下げること
のできるディスクブレーキを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ボールソケット軸受のボールとソ
ケットとの間に、滑り軸受が配置されており、該滑り軸
受の圧力負荷される滑り面が、少なくとも70容量%の
ポリビニリデンフルオリドと、少なくとも10容量%の
ポリテトラフルオロエチレンと、残りの鉛とから成って
いる。
【0010】
【発明の効果】検査によれば次のことが判明している。
すなわち本発明によるディスクブレーキでは、上のよう
に構成された滑り軸受は、レバー機構もしくはボールソ
ケット軸受の運転時に発生する動的負荷においても故障
することがなく、かつ、極めて高い負荷値の下で運転さ
れた場合でも、極めて長い十分な耐用寿命を有すること
ができる。本発明による滑り軸受はさらに次のような特
性を有している。すなわち本発明による滑り軸受では、
高負荷状態における摩擦係数が著しく減じられ、その結
果、本発明による滑り軸受によって得られる摩擦係数は
ころがり軸受の摩擦係数と同等もしくはそれを凌駕する
ものであり、そしてこの場合における摩擦係数は、いず
れにせよ、汎用のグリス潤滑における摩擦係数を上回る
ものである。
【0011】このような滑り軸受は比較的安価であるの
で、緊張装置の製造コストは本発明によればこれによっ
てほどんど影響を受けることがない。本発明による滑り
軸受の摩擦係数が小さいことに基づいて、さらに、レバ
ー機構の極めて有利な効率が得られ、ひいてはこのよう
なレバー機構を備えたディスクブレーキは極めて良好な
ヒステリシス特性を有している。
【0012】本発明による滑り軸受の特に有利な特性
は、滑り軸受が請求項2〜6記載のように構成されてい
ることによって得られる。この場合滑り軸受が潤滑ポケ
ットを有していると有利である。それというのはこのよ
うになっていると、摩擦係数はさらに減じられ、かつ長
時間にわたって一定なままだからである。また、請求項
7記載のように、滑り潤滑が潤滑状態で運転されると、
定期的なもしくは何回もの潤滑を回避することができ、
その結果、耐用寿命にわたる潤滑を行うことができ、ひ
いては付加的な工場コストを省くことが可能である。
【0013】軸受面を寸法設定する場合には、請求項8
記載のように、滑り軸受の圧力負荷される滑り面が次の
ように、すなわち最大圧力負荷時に発生する軸受負荷が
少なくとも200N/mm2、有利には300N/mm2
までであるように、寸法設定されていると、有利であ
る。このような負荷値は、極端な長時間検査の後でも軸
受の故障を生ぜしめず、軸受の上に述べた特性に基づい
て、高い圧力における摩擦係数の改善を可能にし、最適
なヒステリシス経過を生ぜしめることができる。滑り軸
受をこのように寸法設定した場合に、請求項9記載のよ
うに、滑り軸受の取り囲み角度が、120°未満である
と、有利である。それというのはこれによって、ボール
ソケット軸受ひいては緊張装置のいかなる引っ掛かりを
も確実に回避することができるからである。
【0014】ソケットにおける滑り軸受の有利な固定
は、請求項10に記載されており、この場合、滑り軸受
に、ソケットに向かって延びる円筒形の引込み部が構成
されており、該引込み部が、ソケットの相応に成形され
た袋孔に係合している。この場合有利には、ソケットの
円筒形の引込み部と袋孔とが、プレス嵌めが得られるよ
うに、寸法設定されている。この場合さらに、円筒形の
引込み部が滑り軸受の中央に構成されていると、有利で
ある。
【0015】本発明によるボールソケット軸受では、ソ
ケットは回転レバーのレバーアームに構成されている
か、又は圧力空気シリンダの押圧ロッドの端部に構成さ
れている。この両方の場合において本発明の有利な構成
では、ボールソケット軸受のボールが、従来技術のよう
に焼き入れされた半球付加部から成っているのではな
く、押圧ロッドもしくはレバーアームの対応する半球状
の切欠きに挿入又は溶接されたころがり軸受ボールから
成っている。このようなころがり軸受ボールは、規格部
品を使用することが可能であり、したがってその高い硬
度にもかかわらず、公知の緊張装置における押圧ロッド
の半球付加部における相応な焼入れ過程を実施する場合
に比べて著しく安価である。さらにこのようなころがり
軸受ボールは、ほぼ理想的な表面特性もしくは傑出した
球形性を有しており、したがって、効率及びヒステリシ
スに関する軸受特性が著しく改善される。さらにまた本
発明の別の有利な構成によれば、ころがり軸受ボール
が、摩擦溶接によって半球状の切欠きに固定されてい
る。
【0016】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0017】図1に示されているように、実用車両の図
示されていない軸に固定されている(内部通気式の)ブ
レーキディスク1は、ブレーキサドル2によって取り囲
まれている。ブレーキサドル2は、図示されていない剛
性のガイド軸受と、同様に図示されていない補償軸受と
を用いて、ブレーキディスク1に対して軸方向摺動可能
に、車両に支承されている。ブレーキサドルのその他の
構造及び機能は公知であり、したがってブレーキサドル
に関する詳細な説明は省く。
【0018】ブレーキディスク1の図1の右側には、符
号3で示された緊張装置が配置されている。ブレーキサ
ドル2には、ほぼ半円形の回転ジョイント30が設けら
れており、この回転ジョイント30は、ブレーキディス
ク軸線と直角に交差していて、つまりブレーキディスク
1の平面に対して平行に延びており、回転レバー4の相
応に丸く形成された背側範囲を受容している。したがっ
て回転レバー4は、ブレーキディスク1の平面に対して
平行に延びる回転軸線を中心にして回転可能である。回
転レバー4を操作するために、公知の構造を有するブレ
ーキシリンダ40が設けられており、このブレーキシリ
ンダ40は、2部分から成る押圧ロッド47,48を有
している。この押圧ロッド47,48は、後でさらに詳
しく述べるボールソケット軸受又はボールソケットジョ
イントを介して、回転レバー4のレバーアーム(操作ア
ーム)4aと枢着的に係合している。
【0019】ブレーキシリンダ40は主として、2つの
ケーシングシェル45,46から形成されたケーシング
から成っており、このケーシングは、フレキシブルなダ
イヤフラム44によって気密に、2つの室に分割されて
いる。この場合両室のうちの、ディスクブレーキとは反
対側の又は「外側の」室は、圧力空気供給導管と連通し
ている。ダイヤフラム44の、「内側の」室に向けられ
た側には、押圧プレート43が固定されており、この押
圧プレート43自体には、両押圧ロッドのうちの第1の
押圧ロッド47と戻しばね41とが固定されている。押
圧ロッド47には同軸的に他方の押圧ロッド48が固定
されており、押圧ロッドがこのように2分割されている
ことによって、場合によっては付加的にスペーサディス
クを使用して、回転レバー4に対する押圧ロッドの長さ
を正確に調整することが可能である。内側の室はさらに
ベローズ42を有しており、その結果、緊張装置の内部
に汚れが侵入することを確実に回避することができる。
【0020】ブレーキシリンダ40つまりその外側の室
に圧力空気が供給されると、押圧ロッド47,48はそ
の休止ポジションからディスクブレーキに向かって移動
し、その結果回転レバー4のレバーアーム4aが、図1
に示されている休止ポジションから左にブレーキディス
クに向かって旋回させられる。なお付言すれば、回転レ
バー4の操作は、自動的に長いブレーキロッドを介して
行うことも可能であり、この場合長いブレーキロッドの
端部は、図示の押圧ロッドに相当しており、その結果ブ
レーキシリンダ40は場合によっては、ディスクブレー
キもしくはその緊張装置のために使用可能な取付けスペ
ースが制限されている場合には、別の箇所に配置されて
いてもよい。
【0021】回転レバー4の、半割シェル状の回転ジョ
イント30とは反対の側は、突子として働く偏心体6を
介して横けた7と連結されており、この横けた7は、ブ
レーキサドル2の内部においてブレーキディスク1の回
転軸線に対してほぼ平行に延びていて、この平面におい
て可動である。ブレーキディスク1に向けられた端部
に、横けた7は袋孔状の切欠きを有しており、この切欠
きは、ブレーキディスク1に向かって突出した管状の付
加部によって取り囲まれている。横けた7のこの付加部
は、ブレーキサドル2の対応する切欠きにおいてブレー
キディスク1の平面に対して直角に、次のような遊び、
すなわち横けた7が図平面においてわずかな旋回運動を
実施できるような遊びを維持して、摺動支承されてい
る。切欠きの内部にはコイルばね78が配置されてお
り、このコイルばね78は横けた7と、ブレーキサドル
2のブレーキディスク1側の端部との間に張設されてお
り、これによって横けた7を回転レバー4に向かって押
圧している。
【0022】横けた7は両側にそれぞれ、雌ねじ山を備
えた孔を有しており、この孔には図示されていない各1
つの調節スピンドルが調整可能に螺合している。各調節
スピンドルの、ブレーキディスク1側の端部には、円錐
形に拡大する押圧片が固定されており、この押圧片はブ
レーキジョー10に接触している。ブレーキジョー10
は、特にブレーキディスク1に対して周方向に、図示さ
れていない保持装置を介して、ブレーキディスク1に対
して横方向に摺動可能に案内されており、この場合保持
装置は例えば、ブレーキサドル2か又はブレーキ保持体
に配属されている。ブレーキジョー10の摩耗を補償す
るために、両調節スピンドルのうちの一方の内部には、
後調節装置が配置されており、この後調節装置は、回転
レバー4の各操作時に規定の角度値だけ回動させられ、
これによってブレーキの連続的な後調節が保証されてい
る。横けた7の上に述べた構成では2つの調節スピンド
ルとひいては2つの押圧片とが設けられているが、しか
しながら本発明は、単に1つの調節スピンドルとひいて
はただ1つの押圧片とだけしか有していないような横け
たのためにも、使用可能である。
【0023】以下においては緊張装置の作業原理を簡単
に説明する。ブレーキシリンダ40への圧縮空気供給時
に、図1に示されているレバーアーム4aは左に向かっ
て旋回させられ、これによって、回転レバー4に作用す
る偏心体6は、レバー法則に相応して減じられた区間だ
け、同様に左に向かってシフトさせられる。横けた7
は、したがってコイルばね78のプレロードもしくはば
ね力に抗して、相応な移動距離区間、ブレーキディスク
1に向かって押圧される。横けた7に固定されている押
圧片はこれによって、空隙を克服しながら、ブレーキジ
ョー10をブレーキディスク1に押圧する。レバーアー
ム4aがさらに左に向かって旋回させられると、ブレー
キサドルは、ブレーキディスク1に加えられる力に基づ
いて、図1において右に向かって移動し、その結果左側
のブレーキジョー10もブレーキディスク1に押圧され
る。ブレーキディスク10が、上に述べたような緊張動
作の経過において、目標空隙(Soll-Lueftspiel)に相
当する所定の区間だけシフトさせられた後で、後調節装
置が回転レバー4によって操作される。空隙が正確に調
節されている場合には、両ブレーキジョー10はこの時
点においてブレーキディスク1に接触している。その結
果、後調節装置に設けられている滑りクラッチが応動す
る。これに対して大きすぎる空隙が存在している場合に
は(このような状態は例えばライニング交換後や又はブ
レーキジョーの摩耗が増した場合に見られる)、調節ス
ピンドルは規定の区間だけ回転し、これによって空隙
を、場合によってはブレーキを複数回操作した後に、目
標値にもたらす。
【0024】その他の詳細は、既に述べた本発明の先行
技術であるドイツ連邦共和国特許出願公開第37162
02号明細書等に開示されているので、ここでの記載は
省く。
【0025】以下においては本発明によるボールソケッ
ト軸受の構造を、図2及び図3を参照しながら説明す
る。
【0026】図2に示されているボールソケット軸受の
構成では、回転レバー4のレバーアーム4aの端部に、
半球形の又は球欠状の切欠き51が例えばフライス加工
によって構成されており、この切欠き51がボールソケ
ット軸受のソケットを形成している。このソケットに本
発明によれば滑り軸受52が配置されており、この滑り
軸受52の圧力負荷される滑り面は、有利には、公称負
荷可能性が圧力空気操作時に最大で200N/mm2
300N/mm2の間であるように、寸法設定されてい
る。滑り軸受52の必要な寸法設定は、例えばソケット
51の直径を適当に選択することによって達成すること
ができる。軸受負荷はもちろん、滑り軸受52の面積を
減じることによっても高めることが可能である。この場
合には、取囲み角度が120°よりも大きくしないよう
にすることが必要であり、このように設計すると、いか
なる引っ掛かりをも確実に回避することができる。
【0027】滑り軸受52は、本発明によれば次のよう
な軸受である。すなわちこの軸受は、滑り層と青銅層
と、ベースとして働く鋼背側とから形成されており、こ
の場合滑り層は、少なくとも70容量%有利には80容
量%のポリビニリデンフルオリド(PVDF)と、少な
くとも10容量%のポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)と、残りは鉛とを含有していて、約0.05mm
〜0.1mmの厚さを有している。青銅中間層は、有利
には多孔質の材料から成っている。そして軸受52の圧
力負荷される滑り面には、さらに潤滑ポケットが構成さ
れていると、有利である。
【0028】極めて高い負荷状態において運転させられ
る滑り軸受52の本発明による運転形式では、摩擦係数
は、軸受の低い負荷における相応な摩擦係数に比べて、
かなりのファクタだけ減じられる。これによって緊張装
置のレバー機構の効率は、明らかに改善され、その結果
制動時におけるヒステリシス特性に有利な影響が与えら
れる。
【0029】長時間にわたる詳細な検査によって次のこ
とが判明した。すなわち、本発明のように構成された滑
り軸受は、検査されたその他のすべての軸受とは異な
り、いかなる場合においても実地における要求に適合し
た長い耐用寿命を有している。本発明による滑り軸受の
別の利点は次のことになる。すなわち本発明による滑り
軸受では、圧力空気の全負荷時(ブレーキペダルの最大
操作時)に同時に駐車ブレーキが操作された場合にも、
軸受が損傷することはない。すなわち本発明による軸受
は、公称圧力の2倍〜3倍の圧力に対しても難無く持ち
こたえることができる。
【0030】さらにまた、滑り軸受52を緊張装置の組
立て時に適当な潤滑剤で潤滑すると有利である。このこ
とに関連して長時間にわたる検査によって次のことが判
明した。すなわち、このような潤滑は緊張装置の全耐用
寿命のために十分であり、したがって、保守作業の際に
付加的な潤滑剤を供給する必要がなくなり、これによっ
て保守・点検作業が著しく簡単になる。
【0031】図3に示されているボールソケット軸受の
構成が、図2の実施例と異なっているのは次のことであ
る。すなわち図3に示されたボールソケット軸受では、
ソケットは押圧ロッド48の端部に構成されていて、つ
まり押圧ロッド48の端面側の端部には半球状の又は球
欠状の切欠き51が例えばフライス加工によって構成さ
れており、この切欠きもしくはソケットにも本発明によ
れば滑り軸受52が設けられている。そしてこの滑り軸
受52は、上に述べたような構造を有しており、所望の
圧力負荷を得るために適宜に寸法設定されている。
【0032】図2及び図3に明らかに示されているよう
に、滑り軸受52には、ソケットに向かって延びている
円筒形の引込み部54が構成されており、この引込み部
は、ソケット51の相応に成形された袋孔53に係合し
ている。円筒形の引込み部54及びソケット51の袋孔
53は、この場合次のように寸法設定されている。すな
わちこの場合引込み部54と袋孔53との間においてプ
レス嵌めが得られ、その結果滑り軸受52が簡単に組み
立てられ、かつ場合によっては分解され得るようになっ
ている。円筒形の引込み部54は、滑り軸受52のほぼ
中央もしくは中心に構成されている。
【0033】本発明の別の特徴は次のことにある。すな
わち本発明ではボールソケット軸受のボール50は有利
には、押圧ロッド48もしくはレバーアーム4aの相応
な半球状の切欠き55a(図3)もしくは55b(図
2)に挿入された又は溶接されたころがり軸受ボールか
ら成っている。このようなころがり軸受ボールは、規格
部品として使用可能であり、ゆえに、その高い硬度にも
かかわらず、さもないと必要になる、押圧ロッド48も
しくはレバーアーム4aの半球状の付加部の相応な焼入
れ工程の実施よりも、著しく安価である。さらにまた、
このようなころがり軸受ボール50は、ほぼ理想的な表
面特性もしくは傑出した球面性を有している。ころがり
軸受ボール50はまた、有利には摩擦溶接によって半球
状の切欠きに固定される。この場合場合によっては、締
まり嵌めを考慮に入れることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】緊張装置の構造を概略的に示す横断面図であ
る。
【図2】本発明によるボールソケット軸受の第1実施例
を拡大して示す図である。
【図3】本発明によるボールソケット軸受の第2実施例
を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1 ブレーキディスク、 2 ブレーキサドル、 3
緊張装置、 4 回転レバー、 4a レバーアーム、
6 偏心体、 7 横けた、 10 ブレーキジョ
ー、 40 圧力空気シリンダ、 47,48 押圧ロ
ッド、 50 ボール、 51 ソケット、 52 滑
り軸受、 53 袋孔、 54 引込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーター ビィーカー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ヴァルト ルーデリンガー シュトラーセ 60 (72)発明者 ヨハン イラシュコ ドイツ連邦共和国 シュヴァイテンキルヒ ェン ライスドルフ 23 1−2

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力空気作動式のディスクブレーキであ
    って、ブレーキディスク(1)を取り囲むブレーキサドル
    (2)を備えており、該ブレーキサドル(2)の片側
    に、旋回可能に支承された回転レバー(4)を備えた緊
    張装置(3)が配置されており、回転レバー(4)のレ
    バーアーム(4a)が、圧力空気シリンダ(40)の押
    圧ロッド(47,48)と、ボールソケット軸受(5
    0,51)を介して枢着的に係合しており、回転レバー
    (4)が偏心体(6)を介して、ブレーキディスク
    (1)に対して摺動可能に案内された横けた(7)に作
    用するようになっており、該横けた(7)が、圧力空気
    シリンダ(40)への圧力空気供給時及び回転レバー
    (4)の相応な旋回時に、横けた(7)のブレーキディ
    スク側端部に配置されたブレーキジョー(10)を、ブ
    レーキディスク(1)に押し付けるようになっている形
    式のものにおいて、ボールソケット軸受のボール(5
    0)とソケット(51)との間に、滑り軸受(52)が
    配置されており、該滑り軸受(52)の圧力負荷される
    滑り面が、少なくとも70容量%のポリビニリデンフル
    オリドと、少なくとも10容量%のポリテトラフルオロ
    エチレンと、残りの鉛とから成っていることを特徴とす
    る圧力空気作動式のディスクブレーキ。
  2. 【請求項2】 滑り軸受(52)の滑り面が、約80容
    量%のポリビニリデンフルオリドと約10容量%のポリ
    テトラフルオロエチレンと約10容量%の鉛とから成っ
    ている、請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. 【請求項3】 滑り軸受(52)の圧力負荷される滑り
    面に、潤滑ポケットが構成されている、請求項1又は2
    記載のディスクブレーキ。
  4. 【請求項4】 滑り軸受(52)の圧力負荷される滑り
    面が、0.05mm〜0.1mmの厚さを有している、
    請求項1から3までのいずれか1項記載のディスクブレ
    ーキ。
  5. 【請求項5】 滑り軸受(52)の圧力負荷される滑り
    面と保持体ベース層との間に、青銅製の多孔性の中間層
    が配置されており、該中間層が、9〜12%の錫と最大
    12%の鉛と残りの銅とから成っている、請求項1から
    4までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
  6. 【請求項6】 滑り軸受(52)の保持体ベース層が鋼
    から形成されている、請求項5記載のディスクブレー
    キ。
  7. 【請求項7】 滑り軸受(52)が潤滑された状態で運
    転される、請求項1から6までのいずれか1項記載のデ
    ィスクブレーキ。
  8. 【請求項8】 滑り軸受(52)の圧力負荷される滑り
    面が次のように、すなわち最大圧力負荷時に発生する軸
    受負荷が少なくとも200N/mm2有利には300N
    /mm2までであるように、寸法設定されている、請求
    項1から7までのいずれか1項記載のディスクブレー
    キ。
  9. 【請求項9】 滑り軸受(52)の取り囲み角度が、1
    20°未満である、請求項1から8までのいずれか1項
    記載のディスクブレーキ。
  10. 【請求項10】 滑り軸受(52)に、ソケット(5
    1)に向かって延びる円筒形の引込み部(54)が構成
    されており、該引込み部が、ソケット(51)の相応に
    成形された袋孔(53)に係合している、請求項1から
    9までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
  11. 【請求項11】 ソケット(51)の円筒形の引込み部
    (54)と袋孔(53)とが、プレス嵌めが得られるよ
    うに、寸法設定されている、請求項10記載のディスク
    ブレーキ。
  12. 【請求項12】 円筒形の引込み部(54)が滑り軸受
    (52)の中央に構成されている、請求項10又は11
    記載のディスクブレーキ。
  13. 【請求項13】 ソケット(51)が回転レバー(4)
    のレバーアーム(4a)に構成されている、請求項1か
    ら12までのいずれか1項記載のディスクブレーキ。
  14. 【請求項14】 ソケット(51)が圧力空気シリンダ
    (40)の押圧ロッド(47,48)の端部に構成され
    ている、請求項1から12までのいずれか1項記載のデ
    ィスクブレーキ。
  15. 【請求項15】 ボールソケット軸受のボール(50)
    が、押圧ロッド(47,48)もしくはレバーアーム
    (4a)の対応する半球状の切欠き(55a,55b)
    に挿入又は溶接されたころがり軸受ボールから成ってい
    る、請求項13又は14記載のディスクブレーキ。
  16. 【請求項16】 ころがり軸受ボール(50)が、摩擦
    溶接によって半球状の切欠き(55a,55b)に固定
    されている、請求項15記載のディスクブレーキ。
JP6094539A 1993-05-04 1994-05-06 圧力空気作動式のディスクブレーキ Pending JPH06313454A (ja)

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