JPH06314801A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH06314801A
JPH06314801A JP5335386A JP33538693A JPH06314801A JP H06314801 A JPH06314801 A JP H06314801A JP 5335386 A JP5335386 A JP 5335386A JP 33538693 A JP33538693 A JP 33538693A JP H06314801 A JPH06314801 A JP H06314801A
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JP
Japan
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semiconductor layer
layer
impurity concentration
semiconductor
conductivity type
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JP5335386A
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English (en)
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Akiyuki Soejima
顕幸 副島
Ikunori Takada
育紀 高田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D48/00Individual devices not covered by groups H10D1/00 - H10D44/00
    • H10D48/30Devices controlled by electric currents or voltages
    • H10D48/32Devices controlled by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D8/00Diodes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイオードなどの半導体装置における逆回復
電荷や順方向電圧の低減を図り、ソフトリカバリー特性
を得ること。 【構成】 P拡散層12の表面不純物濃度が1×1015
cm-3から1×1017cm-3までの範囲内にあり、かつ
P拡散層12の厚さD1 は0.1μmから3.0μmま
での範囲内にある。 【効果】 P拡散層12の表面不純物濃度の値が低いた
め、順方向動作時にP拡散層12からN- 半導体基板1
1への少数キャリアの注入が抑制され、逆回復電荷が減
少する。P拡散層12の厚みが薄いため、さらに逆回復
電荷が減少し、順方向電圧が減少する。逆回復電荷の減
少に伴って逆回復電流のピークが小さくなり、その結果
としてソフトリカバリー化が達成され、サージ電圧が低
減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PN接合を有する半導
体装置に関するもので、特に高速スイッチングダイオー
ドなどにおける逆回復電荷の低減に関連した改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図31は、PN接合を有する従来の高速
スイッチングダイオード100の断面構造を示す図であ
る。また、図32は、このダイオード100の縦断面方
向の不純物濃度分布の概略を示す図であり、縦断面方向
の深さXと不純物濃度ρとの関係を片対数スケールで表
現している。
【0003】このダイオード100においては、低不純
物濃度のN- 半導体基板1の下主面上に高不純物濃度の
+ 拡散層3が形成されている。また、N- 半導体基板
1の上主面上に不純物の表面濃度ρs が1×1017cm
-3を超え、かつ、厚みD0 が20μm以上であるP拡散
層2が形成されている。
【0004】そして、P拡散層2の表面に金属電極4
が、N+ 拡散層3の表面に金属電極5が、それぞれオー
ミック接触し設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ダイオード100を用いたスイッチング動作における逆
回復電荷を小さくするためには、順方向動作時にP型半
導体層2およびN型半導体層1,3にそれぞれ蓄積され
た少数キャリアの数が小さいことが要求される。この要
求に対して、従来、ダイオード100では金、白金等の
金属をライフタイムキラーとして拡散させていたが、こ
のような方法では逆回復電荷の減少に伴う順方向電圧の
上昇が著しく大きくなる欠点があった。
【0006】また、逆回復時に発生するサージ電圧を抑
制するためには、逆回復電流をソフトリカバリー波形に
することが必要であるが、逆回復電流をソフトリカバリ
ー波形にするためには、逆回復時に空乏層が到達するN
- 半導体基板1とN+ 拡散層3との境界面近傍領域にお
ける少数キャリア(ホール)の数が多いことが必要であ
る。これは前記境界面近傍領域の不純物濃度を低く抑え
ればよい。
【0007】一方、逆回復電荷を小さくするためには、
前記境界面近傍領域における少数キャリア(ホール)の
数は少ないほどよく、これは前記境界面近傍領域の不純
物濃度を高くすることによって実現できる。
【0008】したがって、逆回復電荷を小さくするとい
う要求とソフトリカバリー波形を得るという要求とは相
反する要求である。このため、これらをダイオード10
0の用途に応じてバランスさせ、N- 半導体基板1とN
+ 拡散層3との境界面近傍領域を最適な不純物濃度分布
の構造にしなければならない。
【0009】しかしながら、従来はN+ 拡散層3を拡散
によって形成していたので、前記境界面近傍領域の不純
物濃度分布の形状を自由にコントロールできないという
欠点があった。
【0010】この発明は従来技術における上記の問題点
の克服を意図しており、順方向動作時にP型及びN型の
半導体層にそれぞれ注入される少数キャリアの不必要な
蓄積を抑制して、順方向電圧の上昇を低く抑えるととも
に、逆回復電荷が小さな半導体装置を提供することを第
1の目的とする。
【0011】また、逆回復時のサージ電圧抑制による逆
回復電流のソフトリカバリー化を達成するとともに、逆
回復電荷が小さな半導体装置を提供することを第2の目
的とする。
【0012】さらに、ソフトリカバリー波形化を容易に
コントロールできる一般的な技術を提供することが第3
の目的である。
【0013】さらに、これらの特性を有する半導体装置
の製造方法を提供することが、この発明の第4の目的で
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の第1と第2の目的
を達成するために、本発明の第1の半導体装置(請求項
1の装置)は、(a) 第1と第2の主面を備え、第1の不
純物濃度を有する第1導電型の第1の半導体層と、(b)
前記第1の半導体層の前記第1の主面上に設けられた第
2導電型の第2の半導体層と、(c) 前記第1の半導体層
の前記第2の主面上に設けられ、前記第1の不純物濃度
より高い第2の不純物濃度を有する第1導電型の第3の
半導体層と、(d) 前記第2の半導体層に電気的に接触す
る第1の電極層と、(e) 前記第3の半導体層に電気的に
接触する第2の電極層とを備える。
【0015】そして、前記第1の電極層側の表面におけ
る前記第2の半導体層の不純物濃度が、1×1015cm
-3から1×1017cm-3までの範囲内にあり、かつ前記
第2の半導体層の厚さが、0.1μmから3.0μmま
での範囲内にある。
【0016】本発明の第2の半導体装置(請求項2の装
置)では、上記第1の半導体装置において、前記第1の
半導体層と前記第2の半導体層との境界面を含む境界付
近に格子欠陥が形成されている。
【0017】上記の第2の目的を達成するために本発明
の第3の半導体装置(請求項3の装置)では、上記第1
の半導体装置において、前記第2の半導体層の不純物濃
度や厚さにかかわらず、前記第1の半導体層と前記第2
の半導体層との境界面を含む境界付近に格子欠陥が形成
されていることが特徴とされる。
【0018】上記の第3の目的を達成するために本発明
の第4の半導体装置(請求項4の装置)は、(a) 第1と
第2の主面を備える第1導電型の第1の半導体層と、
(b) 前記第1の半導体層の前記第1の主面上に設けられ
た第2導電型の第2の半導体層と、(c) 前記第1の半導
体層の前記第2の主面上に設けられ、前記第1の半導体
層の不純物濃度より高い不純物濃度を有する第1導電型
の第3の半導体層と、(d) 前記第2の半導体層に電気的
に接触する第1の電極層と、(e) 前記第3の半導体層に
電気的に接触する第2の電極層とを備える。
【0019】そして、前記第1の半導体層が、(a-1) 前
記第2の半導体層に電気的に接触し、前記第3の半導体
層の不純物濃度より低い不純物濃度を有する第1のエピ
タキシャル半導体層と、(a-2) 前記第1のエピタキシャ
ル半導体層と前記第3の半導体層との間に設けられ、前
記第1のエピタキシャル半導体層の不純物濃度より高
く、かつ前記第3の半導体層の不純物濃度より低い不純
物濃度を有する第2のエピタキシャル半導体層とを備え
る。
【0020】上記の第1と第2と第3の目的を達成する
ために、本発明の第5の半導体装置(請求項5の装置)
は、上記第4の半導体装置において、前記第1の電極層
側の表面における前記第2の半導体層の不純物濃度が、
1×1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲内に
あり、かつ、前記第2の半導体層の厚さが、0.1μm
から3.0μmまでの範囲内にある。
【0021】この発明の第1の製造方法(請求項6の方
法)は、前記第3の半導体装置の製造方法に相当する。
【0022】すなわち、この方法は、(a) 前記第1の半
導体層を得る工程と、(b) 前記第1の半導体層の前記第
2の主面上に、前記第2の不純物濃度を有する第1導電
型の半導体領域を形成し、それによって前記第3の半導
体層を得る工程と、(c) 前記第1の半導体層の前記第1
の主面上に第2導電型の半導体領域を形成し、それによ
って前記第2の半導体層を得る工程と、(d) 前記第2の
半導体層を介して粒子線の照射を行い、それによって前
記第1と第2の半導体層の境界面を含む境界付近に格子
欠陥を形成する工程と、(e) 前記工程(d) の前または後
において、前記第2の半導体層上に前記第1の電極層を
設ける工程と、(f) 前記工程(d) の前または後におい
て、前記第3の半導体層上に前記第2の電極層を設ける
工程とを備える。
【0023】さらにこの発明の第2の製造方法(請求項
7の方法)は、前記第4の半導体装置の製造方法に相当
する。
【0024】この方法では、前記第4の装置において、
(a) 前記第3の半導体層を得る工程と、(b) 前記第3の
半導体層の上に、前記第3の半導体層の不純物濃度より
も低い不純物濃度を有する第1導電型のエピタキシャル
半導体領域を形成し、それによって前記第2のエピタキ
シャル半導体層を得る工程と、(c) 前記第2のエピタキ
シャル半導体層の上に、前記第2のエピタキシャル層の
不純物濃度より低い不純物濃度を有する第1導電型のエ
ピタキシャル半導体領域を形成し、それによって前記第
1のエピタキシャル半導体層を得る工程と、(d) 前記第
1の半導体層の前記第1の主面上に第2導電型の半導体
領域を形成し、それによって前記第2の半導体層を得る
工程と、(e) 前記第2の半導体層上に前記第1の電極層
を設ける工程と、(f) 前記第3の半導体層上に前記第2
の電極層を設ける工程とを備える。
【0025】
【作用】第1の半導体装置では、第2の半導体層の表面
不純物濃度が1×1015cm-3から1×1017cm-3
での範囲内にあることにより、順方向動作時に、前記第
2の半導体層から第1の半導体層への少数キャリアの注
入が抑制され、不必要な電荷の蓄積を抑えることができ
る。このため、逆回復電荷の減少が達成される。このと
き、前記第2の半導体層の表面不純物濃度が1×1017
cm-3を超えると、順方向動作時に、前記第2の半導体
層から前記第1の半導体層への小数キャリアの注入量が
多大になり、逆回復電荷の増加が著しい。つまり、前記
第2の半導体層の表面不純物濃度は1×1017cm-3
下がよい。また、前記第2の半導体層の表面不純物濃度
が低いほど逆回復電荷の減少効果が大きいが、1×10
15cm-3を下まわると第1の電極層と前記第2の半導体
層とのオーミック接触が損なわれ、順方向電圧の上昇が
著しく大きくなる。つまり、前記第2の半導体層の表面
不純物濃度は1×1015cm-3以上がよい。
【0026】さらに、第2の半導体層の厚みは0.1μ
mから3.0μmまでの範囲内で選択されることによっ
て従来より小さな値となっているため、順方向動作時に
前記第2の半導体層に蓄積される少数キャリア数が抑制
されて不必要な電荷の蓄積を抑えることができる。ま
た、従来では20μm以上の厚い領域によって保持され
ていた順方向電圧を低減させることが可能となる(第1
の目的に対応)。ここで、前記第2の半導体層の表面不
純物濃度が1×1015cm-3から1×1017cm-3まで
の範囲内であるとき、前記第2の半導体層の厚みが大き
いと順方向電圧を保持する領域が増え、3.0μmを超
えると順方向電圧の上昇が著しく大きくなる。そして、
順方向動作時に前記第2の半導体層に蓄積される少数キ
ャリア数も増加し、逆回復電荷の増大も著しい。つま
り、前記第2の半導体層の厚みは3.0μm以下がよ
い。また、このとき、前記第2の半導体層の厚みが小さ
いほど順方向電圧と逆回復電荷の減少効果が大きいが、
0.1μmより薄くなると製造上の安定度及び信頼度が
著しく悪化する。つまり、前記第2の半導体層の厚みは
0.1μm以上がよい。
【0027】また、第2の半導体層の表面不純物濃度が
1×1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲内に
あり、かつ、厚みが0.1μmから3.0μmまでの範
囲内にあることにより、逆回復電荷が減少し、それに伴
って逆回復波形のピークが小さくなり、その結果として
サージ電圧が低減するとともに、ソフトリカバリー化が
達成される(第2の目的に対応)。以上の点から、逆回
復電荷の低減とそれに伴う順方向電圧の上昇の抑制及び
ソフトリカバリー化によるサージ電圧の抑制を達成する
ためには、前記第2の半導体層の表面不純物濃度が1×
1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲内にあ
り、かつ、厚みが0.1μmから3.0μmまでの範囲
内にある構造が最適である。このとき、前記第2の半導
体層の表面不純物濃度と厚みの値は、必要とする耐圧に
応じて前記最適範囲内で設定すればよい。前記最適範囲
の上限値ではkV級の耐圧が実現可能である。
【0028】第2の半導体装置では、上記第1の装置に
おいて、第1の半導体層と第2の半導体層との境界面を
含む境界面近傍領域に格子欠陥が形成されることによ
り、第2の半導体層が第1の電極層とのオーミック接触
が保てる限界値以上の表面濃度を持ちながら、順方向動
作における第2の半導体層から第1の半導体層への少数
キャリアの注入量、および第1の半導体層から第2の半
導体層への逆電荷の少数キャリアの注入量をさらに低下
させることができる。
【0029】このため、逆回復電荷の減少、それにソフ
トリカバリー化の作用がさらに大きい(第1と第2の目
的に対応)。
【0030】第3の半導体装置では、第1の半導体層と
第2の半導体層との境界面を含む境界面近傍領域に格子
欠陥が形成されるということに着目した特徴的構成とな
っており、順方向動作における第2の半導体層から第1
の半導体層への少数キャリアの注入量、および第1の半
導体層から第2の半導体層への逆電荷の少数キャリアの
注入量を低下させることができる。このため、逆回復電
荷の低減効果を高め、ソフトリカバリー化を達成するこ
とができる(第2の目的に対応)。
【0031】第4の半導体装置では、第1の半導体層と
して不純物濃度が異なる複数のエピタキシャル半導体層
を用いている。このため、第1の半導体層の第2の主面
上に第3の半導体層を拡散によって形成することにより
前記第1の半導体層と前記第3の半導体層との境界面近
傍領域の不純物濃度分布に拡散からくる制約を受ける場
合と比較して、第2のエピタキシャル半導体層の不純物
濃度と厚みをコントロールすることにより第1の半導体
層と第3の半導体層との境界面近傍領域の不純物濃度分
布のコントロールが容易となる。そして、前記第2のエ
ピタキシャル半導体層の不純物濃度が小さいほど、順方
向動作時に前記第2のエピタキシャル半導体層に蓄積さ
れる少数キャリアの数が多くなり、逆回復電流のソフト
リカバリー化の効果が大きい。また、前記第2のエピタ
キシャル半導体層の厚みが大きいほど、順方向動作時に
前記第2のエピタキシャル半導体層に蓄積される少数キ
ャリアの数が多くなり、逆回復電流のソフトリカバリー
化の効果が大きい。つまり、前記第2のエピタキシャル
半導体層の不純物濃度と厚みをコントロールすることに
よって一般的にリカバリー波形の容易なコントロールが
可能となる(第3の目的に対応)。
【0032】このとき、逆回復電流のソフトリカバリー
の程度が大きいほど逆回復動作時のサージ電圧を抑制す
る効果が大きいが、ソフトリカバリーの程度が大きすぎ
ると逆回復時間が長くなりすぎ、スイッチングの高速化
の妨げとなる。よって、前記第2のエピタキシャル半導
体層の不純物濃度と厚みをコントロールすることによ
り、必要とするスイッチング速度に応じてリカバリー波
形をコントロールするのがよい。
【0033】第5の半導体装置では、上記第4の装置に
おいて、第1の電極層側の表面における第2の半導体層
の不純物濃度が、1×1015cm-3から1×1017cm
-3までの範囲内にあり、かつ、前記第2の半導体層の厚
さが、0.1μmから3.0μmまでの範囲内にあるこ
とにより、前記第4の装置における作用に加え、前記第
1の装置における作用が重畳される。よって、逆回復電
荷の低減とそれに伴う順方向の電圧の上昇の抑制及びソ
フトリカバリー化によるサージ電圧の抑制が達成される
(第1と第2の目的に対応)。
【0034】さらに、リカバリー波形のコントロールも
容易である(第3の目的に対応)。
【0035】第1の製造方法では、上記第3の半導体装
置を製造可能であり、第2の半導体層を介して粒子線の
照射を行うことにより、粒子線の飛程位置ばかりではな
く、粒子線の通過部分にもある程度は生ずる格子欠陥形
成領域を前記第2の半導体層、及び第1の半導体層にお
ける前記第2の半導体層との境界付近に限定し、半導体
層のその他の部分には格子欠陥を形成させないことが可
能である。(第4の目的に対応)。
【0036】第2の製造方法では、上記第4の半導体装
置を製造可能である(第4の目的に対応)。
【0037】
【実施例】
<各実施例の構造と特性> <第1の実施例>図1はこの発明の第1の実施例である
半導体装置としての高速スイッチングダイオード10の
断面構造を示す図である。また、図2は、ダイオード1
0の縦断面方向の不純物濃度分布の概略を示す図であ
り、縦断面方向の深さXと不純物濃度ρとの関係を片対
数スケールで表現している。
【0038】図1において、低不純物濃度のN- 半導体
基板11の下主面上に高不純物濃度のN+ 拡散層13が
形成されている。また、N- 半導体基板11の上主面上
にはP拡散層12が形成されている。このため、N-
導体基板11とP拡散層12との境界面JがPN接合面
となっている。
【0039】そして、P拡散層12の上表面には金属電
極層14が、N+ 拡散層13の下表面に金属電極層15
が、それぞれオーミック接触して形成されている。金属
電極層14,15はそれぞれアノード電極層およびカソ
ード電極層に相当する。
【0040】このダイオード10においては、P拡散層
12の上表面すなわち金属電極層14との接触面におけ
る表面不純物濃度ρ0 (図2参照)は、1×1015cm
-3から1×1017cm-3までの範囲内で選択された値を
有する。また、P拡散層12の厚さD1 (図1)は、
0.1μmから3.0μmまでの範囲内で選択された値
を有している。
【0041】N- 半導体基板11の厚さD2 は、たとえ
ば数μmから数100μmであり、その不純物濃度は、
たとえば1×1013cm-3から1×1015cm-3までの
範囲内で選択される。また、N+ 拡散層13の厚さD3
は、たとえば数10μmから数100μmであり、その
表面不純物濃度は、たとえば1×1017cm-3から1×
1021cm-3までの範囲内で選択される。
【0042】P拡散層12の不純物の表面濃度を上記の
ように従来装置よりも低い値とし、かつ、その厚さD1
を従来装置より薄くすることにより、順方向動作時に、
P拡散層12からN- 半導体基板11への少数キャリア
(ホール)の注入が抑制され、かつ、P拡散層12に蓄
積される少数キャリア(電子)の数が抑制される。この
ため、不必要な電荷の蓄積を抑えることができる。その
結果、逆回復電荷を減少させることができる。
【0043】さらに、P拡散層12が薄いことによって
順方向電圧は低下し、それによって順方向電圧の無駄な
上昇が抑えられる。
【0044】また、逆回復電荷が減少することによって
逆回復電流波形におけるピーク部分が相対的に小さくな
り、ピーク電圧の絶対値が減少する。このため、サージ
電圧が減少し、ソフトリカバリー化が達成される。
【0045】なお、ライフタイムキラーとしての金、白
金等の金属を各層11−13に拡散させ、または高エネ
ルギーの電子線等の放射線を各層11−13に照射する
ことによって順方向動作時に蓄積される過剰キャリア数
の低減化を図ることもできる。この場合、P拡散層12
の改良によって順方向電圧を低下させることができるた
め、このようなライフタイムキラーを入れてもトータル
としての順方向電圧の上昇は最小限に抑えられる。
【0046】ダイオード10におけるP型とN型を全く
入れ替えた構造においても、同様の効果がある。
【0047】図1のダイオード10のこのような性質を
より定量的に実証するために行われた実験結果を、図3
および図4に示す。
【0048】このうち図3は耐圧1400Vのダイオー
ドでの順方向電圧VF と逆回復電荷Qrrとの関係を示し
たグラフであり、白丸が従来装置での実験結果を、黒丸
が実施例装置の実験結果をそれぞれ示す。実験条件は、
順方向電流が100A、電流の時間変化率が−200A
/cm2/μsec 、温度は摂氏25度である。
【0049】図3からわかるように、順方向電圧VF の
値が同一である場合には実施例の方が逆回復電荷Qrrが
小さく、およそ20%の減少が確認された。別の見方を
すれば、逆回復電荷Qrrが同一である場合には、実施例
の方が順方向電圧VF の値が小さいことになる。
【0050】図4は逆回復電流の波形を示しており、波
形W0 は従来装置の実験結果を、また波形W1 は実施例
装置での実験結果をそれぞれ示す。これらの実験におけ
る順方向電圧VF は2.8Vである。
【0051】図4からわかるように、実施例の装置の逆
回復ピーク電流I1 の絶対値は従来装置の逆回復ピーク
電流I0 の絶対値よりも約30%減少しており、逆回復
時の電流の時間変化率dI/dtが約1/2.5に減少
する。これによってサージ電流の低減およびそれによる
ソフトリカバリ−化が達成される。
【0052】このようにこの実施例のダイオード10で
は、逆回復電荷と順方向電圧の減少が達成されるととも
に、ソフトリカバリー化も達成可能である。
【0053】<第2の実施例>図5はこの発明の第2の
実施例であるダイオード20の断面構造を示す図であ
る。また、図6は、ダイオード20の縦断面方向の不純
物濃度分布の概略を示す図である。
【0054】このダイオード20と図1のダイオード1
0との相違点は、N- 半導体基板11とP拡散層12と
の境界面すなわちPN接合面Jの付近の領域に陽子線等
の荷電粒子線が照射されることによって、ライフタイム
キラーとしての格子欠陥が局所的に形成されていること
である。
【0055】このため、P拡散層12は格子欠陥を有す
る領域12bと、格子欠陥をほとんど有さない領域12
aとの積層構造となっている。N- 半導体基板11もま
た、格子欠陥を有する領域11bと、格子欠陥を実質的
に有さない領域11aとの積層構造となっている。
【0056】残余の構成は第1の実施例であるダイオー
ド10と同様であり、P拡散層12の厚さD1 やその表
面不純物濃度ρ0 についてもダイオード10と同じ基準
に従って選択されている。
【0057】ダイオード10と同様の理由によって、こ
のダイオード20においても逆回復電荷および順方向電
圧の減少、それにソフトリカバリー化の達成がなされ
る。
【0058】さらに、P拡散層12の格子欠陥形成領域
12bは、順方向動作におけるN-半導体基板11から
P拡散層12への少数キャリア(電子)の注入量を低下
させ、N- 半導体基板11の格子欠陥形成領域11b
は、順方向動作におけるP拡散層12からN- 半導体基
板11への少数キャリア(ホール)の注入量を低下させ
る作用がある。このため、逆回復電荷の低減効果はダイ
オード10よりもさらに向上する。
【0059】ダイオード20におけるP型とN型を全く
入れ替えた構造においても、同様の効果がある。
【0060】<第3の実施例>図7はこの発明の第3の
実施例であるダイオード30の断面構造を示す図であ
る。また、図8は、ダイオード30の縦断面方向の不純
物濃度分布の概略を示す図である。
【0061】このダイオード30と図1のダイオード1
0との相違点は、図1のN+ 拡散層13のかわりに比較
的高い不純物濃度を有するN+ 半導体基板13aを使用
し、N- 半導体基板11のかわりに比較的低い不純物濃
度を有するN- エピタキシャル半導体層11eを設けて
いる点である。残余の構成は第1の実施例であるダイオ
ード10と同様であり、P拡散層12の厚さD1 やその
表面不純物濃度ρ0 についてもダイオード10と同じ基
準に従って選択されている。
【0062】このため、ダイオード10と同様の理由に
よって、このダイオード30においても逆回復電荷およ
び順方向電圧の減少、それにソフトリカバリー化の達成
がなされる。
【0063】なお、ライフタイムキラーとしての金、白
金等の金属を各層12,11e,13aに拡散させ、ま
たは高エネルギーの電子線等の放射線を各層12,11
e,13aに照射することによって順方向動作時に蓄積
される過剰キャリア数の低減化を図ることもできる。こ
の場合、P拡散層12の改良によって順方向電圧を低下
させることができるため、このようなライフタイムキラ
ーを入れてもトータルとしての順方向電圧の上昇は最小
限に抑えられる。
【0064】ダイオード30におけるP型とN型を全く
入れ替えた構造においても、同様の効果がある。
【0065】<第4の実施例>図9はこの発明の第4の
実施例であるダイオード40の断面構造を示す図であ
る。また、図10は、ダイオード40の縦断面方向の不
純物濃度分布の概略を示す図である。
【0066】このダイオード40は図5のダイオード2
0と図7のダイオード30との構成を組み合わせてお
り、N+ 半導体基板13aの上にN- エピタキシャル半
導体層11eが形成されている。また、荷電粒子線の照
射によって格子欠陥領域11b,12bが形成されてい
る。
【0067】残余の構成は第1の実施例であるダイオー
ド10と同様であり、P拡散層12の厚さD1 やその表
面不純物濃度ρ0 についてもダイオード10と同じ基準
に従って選択されている。
【0068】このため、このダイオード40は、ダイオ
ード20と同様の利点を備えたデバイスとなっている。
【0069】ダイオード40におけるP型とN型を全く
入れ替えた構造においても、同様の効果がある。
【0070】<第5の実施例>図11はこの発明の第5
の実施例であるダイオード50の断面構造を示す図であ
る。また、図12は、ダイオード50の縦断面方向の不
純物濃度分布の概略を示す図である。
【0071】このダイオード50は、図7のダイオード
30におけるN- エピタキシャル半導体層11eとN+
半導体基板13aとの間に、新たにN型のエピタキシャ
ルバッファ層11fを設けた構成に相当している。Nエ
ピタキシャルバッファ層11fにおける不純物濃度は、
- エピタキシャル半導体層11eの不純物濃度よりも
高く、N+ 半導体基板13aの不純物濃度よりも低い。
【0072】Nエピタキシャルバッファ層11fの厚さ
D4 は、N- エピタキシャル層11の厚さD2 に対し
て、D4 :D2 =1:100から10:1の範囲内にあ
ることが好ましい。
【0073】残余の構成は第1の実施例であるダイオー
ド10と同様であり、P拡散層12の厚さD1 やその表
面不純物濃度ρ0 についてもダイオード10と同じ基準
に従って選択されている。
【0074】図12からわかるように、このダイオード
50の場合にはN型不純物濃度の分布が多段のステップ
状となっており、P拡散層12から遠ざかるにつれて不
純物濃度が順次に高くなっている。このため、N- エピ
タキシャル半導体層11e,Nエピタキシャルバッファ
層11f及びN+ 半導体基板13aのそれぞれの濃度と
厚みを変えることによって、N型の半導体領域RN (図
12)における不純物濃度の分布を種々変更することが
可能である。このため、N- エピタキシャル層11eと
+ 半導体基板13aとの境界面近傍領域の不純物濃度
分布のコントロールが、Nエピタキシャルバッファ層1
1fの不純物濃度と厚みをコントロールすることによっ
て容易になり、その結果、逆回復電流のソフトリカバリ
ー波形を容易にコントロールできることになる。ソフト
リカバリーの程度を大きくするためには、順方向動作時
にNエピタキシャルバッファ層11fに蓄積される過剰
キャリア数を増加させればよいのでNエピタキシャルバ
ッファ層11fの不純物濃度を小さく、厚みを大きく設
定すればよい。
【0075】他の利点についてはダイオード30と同様
である。
【0076】なお、ライフタイムキラーとしての金、白
金等の金属を各層11e,11f,12,13aに拡散
させ、または高エネルギーの電子線等の放射線を各層1
1e,11f,12,13aに照射することによって順
方向動作時に蓄積される過剰キャリア数の低減化を図る
こともができる。この場合、P拡散層12の改良によっ
て順方向電圧を低下させることができるため、このよう
なライフタイムキラーを入れてもトータルとしての順方
向電圧の上昇は最小限に抑えられる。
【0077】ダイオード50におけるP型とN型を全く
入れ替えた構造においても、同様の効果がある。
【0078】<第6の実施例>図13はこの発明の第6
の実施例であるダイオード60の断面構造を示す図であ
る。また、図14は、ダイオード60の縦断面方向の不
純物濃度分布の概略を示す図である。
【0079】このダイオード60は図5のダイオード2
0と図11のダイオード50との構成を組み合わせてお
り、N- エピタキシャル半導体層11eおよびNエピタ
キシャルバッファ層11fを設けているとともに、荷電
粒子線の照射によって格子欠陥領域11b,12bが形
成されている。
【0080】残余の構成は第1の実施例であるダイオー
ド10と同様であり、P拡散層12の厚さD1 やその表
面不純物濃度ρ0 についてもダイオード10と同じ基準
に従って選択されている。
【0081】このため、このダイオード60は、ダイオ
ード20,50の双方の利点を兼ね備えたデバイスとな
っている。
【0082】ダイオード60におけるP型とN型を全く
入れ替えた構造においても、同様の効果がある。
【0083】<変形例> (1) ダイオード50,60ではN型領域RN における不
純物濃度分布が3段のステップ構造になっているが、4
段以上とされてもよい。
【0084】(2) この発明は、ダイオードのみならず、
PN接合を有する類似の他の半導体装置にも適用可能で
ある。
【0085】<各実施例装置の製造方法> <第1の実施例>図1のダイオード10は以下のように
して製造可能である。
【0086】まず図15に示すN- 型半導体基板11を
準備し、その下主面側から矢印A1で示すようにN型不
純物を拡散する。それによって、N- 拡散層13が形成
される。
【0087】次に図16のように矢印A2 方向からP型
不純物をN- 型半導体基板11の一部に拡散してP拡散
層12を形成する。このとき、この拡散深さD1 が0.
1μmから3.0μmまでの範囲内の値となるようにす
る。また、P拡散層12の上主面TSにおける表面不純
物濃度が、1×1015cm-3から1×1017cm-3まで
の範囲内にあるように、拡散濃度が決定される。
【0088】その後、P拡散層12の上主面に金属電極
層14(図1)を設け、N+ 拡散層13の下主面に金属
電極層15(図1)を設けることによって、ダイオード
10の構造を得ることができる。
【0089】<第2の実施例>図5のダイオード20の
製造プロセスの前半は、上記ダイオード10の製造プロ
セスのうち図15および図16の工程と同様である。
【0090】次に、図17に矢印A3 で示すように、P
拡散層12の上主面側からこのP拡散層12を介して陽
子線等の荷電粒子線が照射され、N- 半導体基板11と
P拡散層12との境界面すなわちPN接合面Jの付近に
ライフタイムキラーとしての格子欠陥が局所的に形成さ
れる。
【0091】これによって、P拡散層12は格子欠陥を
有する領域12bと、格子欠陥をほとんど有さない領域
12aとの積層構造となる。N- 半導体基板11もま
た、格子欠陥を有する領域11bと、格子欠陥を実質的
に有さない領域11aとの積層構造となる。
【0092】その後、P拡散層12の上主面に金属電極
層14(図5)を設け、N+ 拡散層13の下主面に金属
電極層15(図5)を設けることによって、ダイオード
20の構造を得ることができる。
【0093】荷電粒子線の照射は、金属電極層14を形
成した後に実行されてもよい。図18の例では金属電極
層14の形成後にこの金属電極層14とP拡散層12と
を介して荷電粒子線の照射が行われている。
【0094】また、図19の例では金属電極層14,1
5の形成後に金属電極層14とP拡散層12とを介して
荷電粒子線の照射が行われている。
【0095】<第3の実施例>図7のダイオード30は
以下のようにして製造可能である。
【0096】まず図20に示すN+ 型半導体基板13a
を準備し、その上主面にN- エピタキシャル半導体層1
1eを成長させる。その後、図21に矢印A4 で示すよ
うにN- エピタキシャル半導体層11eの上側の部分に
P型不純物を拡散する。それによって、P拡散層12が
形成される。このとき、この拡散深さD1 が0.1μm
から3.0μmまでの範囲内の値となるようにする。ま
た、P拡散層12の上主面TSにおける表面不純物濃度
が、1×1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲
内にあるように、拡散濃度が決定される。
【0097】その後、P拡散層12の上主面に金属電極
層14(図7)を設け、N+ 半導体基板13aの下主面
に金属電極層15(図7)を設けることによって、ダイ
オード30の構造を得ることができる。
【0098】<第4の実施例>図9のダイオード40の
製造プロセスの前半は、上記ダイオード30の製造プロ
セスのうち図20および図21の工程と同様である。
【0099】次に、図22に矢印A5 で示すように、P
拡散層12の上主面側からこのP拡散層12を介して陽
子線等の荷電粒子線が照射され、N- エピタキシャル半
導体層11eとP拡散層12との境界面すなわちPN接
合面Jの付近にライフタイムキラーとしての格子欠陥が
局所的に形成される。
【0100】これによって、P拡散層12は格子欠陥を
有する領域12bと、格子欠陥をほとんど有さない領域
12aとの積層構造となる。N- エピタキシャル半導体
層11eもまた、格子欠陥を有する領域11bと、格子
欠陥を実質的に有さない領域11aとの積層構造とな
る。
【0101】その後、P拡散層12の上主面に金属電極
層14(図9)を設け、N+ 半導体基板13aの下主面
に金属電極層15(図9)を設けることによって、ダイ
オード40の構造を得ることができる。
【0102】荷電粒子線の照射は、金属電極層14を形
成した後に実行されてもよい。図23の例では金属電極
層14の形成後にこの金属電極層14とP拡散層12と
を介して荷電粒子線の照射が行われている。
【0103】また、図24の例では金属電極層14,1
5の形成後に金属電極層14とP拡散層12とを介して
荷電粒子線の照射が行われている。
【0104】<第5の実施例>図11のダイオード50
は以下のようにして製造可能である。
【0105】まず図25に示すN+ 型半導体基板13a
を準備し、その上主面にNエピタキシャルバッファ層1
1fを成長させる(図26)。また、このNエピタキシ
ャルバッファ層11fの上に、N- エピタキシャル半導
体層11eを成長させる。
【0106】その後、図27に矢印A6 で示すようにN
- エピタキシャル半導体層11eの上側の部分にP型不
純物を拡散する。それによって、P拡散層12が形成さ
れる。このとき、この拡散深さD1 が0.1μmから
3.0μmまでの範囲内の値となるようにする。また、
P拡散層12の上主面TSにおける表面不純物濃度が、
1×1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲内に
あるように、拡散濃度が決定される。
【0107】その後、P拡散層12の上主面に金属電極
層14(図11)を設け、N+ 半導体基板13aの下主
面に金属電極層15(図11)を設けることによって、
ダイオード50の構造を得ることができる。
【0108】<第6の実施例>図13のダイオード60
の製造プロセスの前半は、上記ダイオード50の製造プ
ロセスのうち図25から図27の工程と同様である。
【0109】次に、図28に矢印A7 で示すようにP拡
散層12の上主面側からこのP拡散層12を介して陽子
線等の荷電粒子線が照射され、N- エピタキシャル半導
体層11eとP拡散層12との境界面すなわちPN接合
面Jの付近にライフタイムキラーとしての格子欠陥が局
所的に形成される。
【0110】これによって、P拡散層12は格子欠陥を
有する領域12bと、格子欠陥をほとんど有さない領域
12aとの積層構造となる。N- エピタキシャル半導体
層11eもまた、格子欠陥を有する領域11bと、格子
欠陥を実質的に有さない領域11aとの積層構造とな
る。
【0111】その後、P拡散層12の上主面に金属電極
層14(図13)を設け、N+ 半導体基板13aの下主
面に金属電極層15(図13)を設けることによって、
ダイオード60の構造を得ることができる。
【0112】荷電粒子線の照射は、金属電極層14を形
成した後に実行されてもよい。図29の例では金属電極
層14の形成後にこの金属電極層14とP拡散層12と
を介して荷電粒子線の照射が行われている。
【0113】また、図30の例では金属電極層14,1
5の形成後に金属電極層14とP拡散層12とを介して
荷電粒子線の照射が行われている。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
半導体装置では、第2の半導体層の表面不純物濃度の値
が低いことにより、順方向動作時に、前記第2の半導体
層から第1の半導体層への少数キャリアの注入が抑制さ
れ、不必要な電荷の蓄積を抑えることができる。このた
め、逆回復電荷の減少が達成される。
【0115】さらに、第2の半導体層の厚みが薄いた
め、順方向動作時に前記第2の半導体層に蓄積される少
数キャリア数が抑制されて不必要な電荷の蓄積を抑える
ことができる。また、従来では厚い領域によって保持さ
れていた順方向電圧を低減させることが可能となる(第
1の目的に対応した効果)。
【0116】また、逆回復電荷の減少に伴って逆回復電
流のピークが小さくなり、その結果としてソフトリカバ
リー化が達成され、サージ電圧が低減される(第2の目
的に対応した効果)。
【0117】第2の半導体装置では、上記第1の装置に
おいて、第1の半導体層と第2の半導体層との境界面を
含む境界面近傍領域に格子欠陥が形成されることによ
り、第2の半導体層が第1の電極層とのオーミック接触
が保てる限界値以上の表面濃度を持ちながら、順方向動
作における第2の半導体層から第1の半導体層への少数
キャリアの注入量、および第1の半導体層から第2の半
導体層への逆電荷の少数キャリアの注入量をさらに低下
させることができる。
【0118】このため、逆回復電荷の減少、それにソフ
トリカバリー化の作用がさらに大きい(第1と第2の目
的に対応した効果)。
【0119】第3の半導体装置では、第1の半導体層と
第2の半導体層との境界面を含む境界面近傍領域に格子
欠陥が形成されるということに着目した特徴的構成とな
っており、順方向動作における第2の半導体層から第1
の半導体層への少数キャリアの注入量、および第1の半
導体層から第2の半導体層への逆電荷の少数キャリアの
注入量を低下させることができる。このため、逆回復電
荷の低減効果を高め、ソフトリカバリー化を達成するこ
とができる(第2の目的に対応した効果)。
【0120】第4の半導体装置では、第1の半導体層と
して不純物濃度が異なる複数のエピタキシャル半導体層
を用いている。このため、第1の半導体層の第2の主表
面上に第3の半導体層を拡散によって形成することによ
り前記第1の半導体層と前記第3の半導体層との境界面
近傍領域の不純物濃度分布に拡散からくる制約を受ける
場合と比較して、第2のエピタキシャル半導体層の不純
物濃度と厚みをコントロールすることにより第1の半導
体層と第3の半導体層との境界面近傍領域の不純物濃度
分布のコントロールが容易となる。そして、前記第2の
エピタキシャル半導体層の不純物濃度が小さいほど、順
方向動作時に前記第2のエピタキシャル半導体層に蓄積
される少数キャリアの数が多くなり、逆回復電流のソフ
トリカバリー化の効果が大きい。また、前記第2のエピ
タキシャル半導体層の厚みが大きいほど、順方向動作時
に前記第2のエピタキシャル半導体層に蓄積される少数
キャリアの数が多くなり、逆回復電流のソフトリカバリ
ー化の効果が大きい。つまり、前記第2のエピタキシャ
ル半導体層の不純物濃度と厚みをコントロールすること
によって一般的にリカバリー波形の容易なコントロール
が可能となる(第3の目的に対応した効果)。
【0121】第5の半導体装置では、上記第4の装置に
おいて、第1の電極層側の表面における第2の半導体層
の不純物濃度が、1×1015cm-3から1×1017cm
-3までの範囲内にあり、かつ、前記第2の半導体層の厚
さが、0.1μmから3.0μmまでの範囲内にあるこ
とにより、前記第4の装置における作用に加え、前記第
1の装置における作用が重畳される。よって、逆回復電
荷の低減とそれに伴う順方向電圧の上昇の抑制及びソフ
トリカバリー化によるサージ電圧の抑制が達成される
(第1と第2の目的に対応した効果)。
【0122】さらに、リカバリー波形のコントロールも
容易である(第3の目的に対応した効果)。
【0123】第1の製造方法では、上記第3の半導体装
置を製造可能であり、第2の半導体層を介して粒子線の
照射を行うことにより、粒子線の飛程位置ばかりではな
く、粒子線の通過部分にもある程度は生ずる格子欠陥形
成領域を前記第2の半導体層、及び第1の半導体層にお
ける前記第2の半導体層との境界付近に限定し、半導体
層のその他の部分には格子欠陥を形成させないことが可
能である(第4の目的に対応した効果)。
【0124】第2の製造方法では、上記第4の半導体装
置を製造可能である(第4の目的に対応した効果)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例にかかる半導体装置の
断面構造図である。
【図2】図1の半導体装置における縦断面方向の不純物
濃度分布の概略図である。
【図3】第1の実施例における順方向電圧と逆回復電荷
との実験結果を従来技術との比較で示すグラフである。
【図4】第1の実施例における逆回復電流波形を従来技
術との比較で示すグラフである。
【図5】この発明の第2の実施例にかかる半導体装置の
断面構造図である。
【図6】図5の半導体装置における縦断面方向の不純物
濃度分布の概略図である。
【図7】この発明の第3の実施例にかかる半導体装置の
断面構造図である。
【図8】図7の半導体装置における縦断面方向の不純物
濃度分布の概略図である。
【図9】この発明の第4の実施例にかかる半導体装置の
断面構造図である。
【図10】図9の半導体装置における縦断面方向の不純
物濃度分布の概略図である。
【図11】この発明の第5の実施例にかかる半導体装置
の断面構造図である。
【図12】図11の半導体装置における縦断面方向の不
純物濃度分布の概略図である。
【図13】この発明の第6の実施例にかかる半導体装置
の断面構造図である。
【図14】図13の半導体装置における縦断面方向の不
純物濃度分布の概略図である。
【図15】この発明の第1の実施例にかかる半導体装置
の製造工程を示す断面構造図である。
【図16】この発明の第1の実施例にかかる半導体装置
の製造工程を示す断面構造図である。
【図17】この発明の第2の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の例を示す断面構造図である。
【図18】この発明の第2の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の他の例を示す断面構造図である。
【図19】この発明の第2の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の他の例を示す断面構造図である。
【図20】この発明の第3の実施例にかかる半導体装置
の製造工程を示す断面構造図である。
【図21】この発明の第3の実施例にかかる半導体装置
の製造工程を示す断面構造図である。
【図22】この発明の第4の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の例を示す断面構造図である。
【図23】この発明の第4の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の他の例を示す断面構造図である。
【図24】この発明の第4の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の他の例を示す断面構造図である。
【図25】この発明の第5の実施例にかかる半導体装置
の製造工程を示す断面構造図である。
【図26】この発明の第5の実施例にかかる半導体装置
の製造工程を示す断面構造図である。
【図27】この発明の第5の実施例にかかる半導体装置
の製造工程を示す断面構造図である。
【図28】この発明の第6の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の例を示す断面構造図である。
【図29】この発明の第6の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の他の例を示す断面構造図である。
【図30】この発明の第6の実施例にかかる半導体装置
の製造工程の他の例を示す断面構造図である。
【図31】従来の半導体装置の例を示す断面構造図であ
る。
【図32】図31の半導体装置における縦断面方向の不
純物濃度分布の概略図である。
【符号の説明】 10,20,30,40,50,60 ダイオード
(半導体装置) 11 N- 半導体基板(第1の半導体層) 11a 格子欠陥非形成領域 11b 格子欠陥形成領域 11e N- エピタキシャル半導体層(第1の半導体
層:第1のエピタキシャル半導体層) 11f Nエピタキシャルバッファ層(第1の半導体
層:第2のエピタキシャル半導体層) 12 P拡散層(第2の半導体層) 12a P拡散層の格子欠陥非形成領域 12b P拡散層の格子欠陥形成領域 13 N+ 拡散層(第3の半導体層) 13a N+ 半導体基板(第3の半導体層) 14 金属電極層(第1の電極層) 15 金属電極層(第2の電極層) TS P拡散層の上主面 J PN接合面 ρ 不純物濃度 X 縦断面方向の深さ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】このダイオード100においては、低不純
物濃度のN- 半導体基板1の下主面上に高不純物濃度の
+ 拡散層3が形成されている。また、N- 半導体基板
1の上主面上に表面の不純物濃度ρs が1×1017cm
-3を超え、かつ、厚みD0 が20μm以上であるP拡散
層2が形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、逆回復時に発生するサージ電圧を抑
制するためには、逆回復電流をソフトリカバリー波形に
することが必要であるが、逆回復電流をソフトリカバリ
ー波形にするためには、逆回復時に空乏層が到達するN
- 半導体基板1とN+ 拡散層3との境界面近傍領域に
方向動作時に蓄積される少数キャリア(ホール)の数が
多いことが必要である。これは前記境界面近傍領域の不
純物濃度を低く抑えればよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】一方、逆回復電荷を小さくするためには、
順方向動作時に前記境界面近傍領域に蓄積される少数キ
ャリア(ホール)の数は少ないほどよく、これは前記境
界面近傍領域の不純物濃度を高くすることによって実現
できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、逆回復電流のソフトリカバリー化
よる逆回復時のサージ電圧抑制を達成するとともに、逆
回復電荷が小さな半導体装置を提供することを第2の目
的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】さらに、第2の半導体層の厚みは0.1μ
mから3.0μmまでの範囲内で選択されることによっ
て従来より小さな値となっているため、順方向動作時に
前記第2の半導体層に蓄積される少数キャリア数が抑制
されて不必要な電荷の蓄積を抑えることができる。この
結果さらに逆回復電荷が低減される。また、従来では2
0μm以上の厚い領域によって保持されていた順方向電
圧を低減させることが可能となる(第1の目的に対
応)。ここで、前記第2の半導体層の表面不純物濃度が
1×1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲内で
あるとき、前記第2の半導体層の厚みが大きいと順方向
電圧を保持する領域が増え、3.0μmを超えると順方
向電圧の上昇が著しく大きくなる。更に、順方向動作時
に前記第2の半導体層に蓄積される少数キャリア数も増
加し、逆回復電荷の増大も著しい。つまり、前記第2の
半導体層の厚みは3.0μm以下がよい。また、このと
き、前記第2の半導体層の厚みが小さいほど順方向電圧
と逆回復電荷の減少効果が大きいが、0.1μmより薄
くなると製造上の安定度及び信頼度が著しく悪化する。
つまり、前記第2の半導体層の厚みは0.1μm以上が
よい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、第2の半導体層の表面不純物濃度が
1×1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲内に
あり、かつ、厚みが0.1μmから3.0μmまでの範
囲内にあることにより、逆回復電荷が減少し、それに伴
って逆回復電流のピークが小さくなり、その結果として
ソフトリカバリーが達成され、サージ電圧が低減される
(第2の目的に対応)。以上の点から、逆回復電荷の低
減とそれに伴う順方向電圧の上昇の抑制及びソフトリカ
バリー化によるサージ電圧の抑制を達成するためには、
前記第2の半導体層の表面不純物濃度が1×1015cm
-3から1×1017cm-3までの範囲内にあり、かつ、厚
みが0.1μmから3.0μmまでの範囲内にある構造
が最適である。このとき、前記第2の半導体層の表面不
純物濃度と厚みの値は、必要とする耐圧に応じて前記最
適範囲内で設定すればよい。前記最適範囲の上限値では
kV級の耐圧が実現可能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】第2の半導体装置では、上記第1の装置に
おいて、第1の半導体層と第2の半導体層との境界面を
含む境界面近傍領域に格子欠陥が形成されることによ
り、第2の半導体層が第1の電極層とのオーミック接触
が保てる限界値以上の表面不純物濃度を持ちながら、順
方向動作における第2の半導体層から第1の半導体層
への少数キャリアの注入量および第1の半導体層から第
2の半導体層への逆電荷の少数キャリアの注入量をさら
に低下させることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】第3の半導体装置では、第1の半導体層と
第2の半導体層との境界面を含む境界面近傍領域に格子
欠陥が形成されるということに着目した特徴的構成とな
っており、順方向動作における第2の半導体層から第
1の半導体層への少数キャリアの注入量および第1の半
導体層から第2の半導体層への逆電荷の少数キャリアの
注入量を低下させることができる。このため、逆回復電
荷の低減効果を高め、ソフトリカバリー化を達成するこ
とができる(第2の目的に対応)。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】第1の製造方法では、上記第3の半導体装
置を製造可能であり、第2の半導体層を介して粒子線の
照射を行うことにより、粒子線の飛程位置ばかりではな
く、粒子線の通過部分にもある程度は生ずる格子欠陥形
成領域を前記第2の半導体層、及び第1の半導体層にお
ける前記第2の半導体層との境界付近に限定し、半導体
層のその他の部分には格子欠陥を形成させないことが可
能である。(第4の目的に対応)。第2の半導体層に格
子欠陥が形成されると第2の半導体層への電子の注入が
抑制される。その一方、第1の半導体層のうち第2の半
導体層と反対側に格子欠陥は形成されないので、順方向
電圧が著しく上昇することはない。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】P拡散層12の表面の不純物濃度を上記の
ように従来装置よりも低い値とし、かつ、その厚さD1
を従来装置より薄くすることにより、順方向動作時に、
P拡散層12からN- 半導体基板11への少数キャリア
(ホール)の注入が抑制され、かつ、P拡散層12に蓄
積される少数キャリア(電子)の数が抑制される。この
ため、不必要な電荷の蓄積を抑えることができる。その
結果、逆回復電荷を減少させることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】また、逆回復電荷が減少することによって
逆回復電流波形におけるピーク部分が相対的に小さくな
り、ピーク電流の絶対値が減少する。このため、ソフト
リカバリー化が達成され、サージ電圧が減少する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】なお、ライフタイムキラーとしての金、白
金等の金属を各層11−13に拡散させ、または高エネ
ルギーの電子線等の放射線を各層11−13に照射する
ことによって順方向動作時に蓄積される過剰キャリア数
更なる低減化を図ることもできる。この場合、P拡散
層12の改良によって順方向電圧を低下させることがで
きるため、このようなライフタイムキラーを入れてもト
ータルとしての順方向電圧の上昇は最小限に抑えられ
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】このうち図3は耐圧1400Vのダイオー
ドでの順方向電圧VF と逆回復電荷Qrrとの関係を示し
たグラフであり、白丸が従来装置での実験結果を、黒丸
が実施例装置の実験結果をそれぞれ示す。実験条件は、
順方向電流が100A/cm 2 、電流の時間変化率が−
200A/cm2 /μsec 、温度は摂氏25度である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】図4は逆回復電流の波形を示しており、波
形W0 は従来装置の実験結果を、また波形W1 は実施例
装置での実験結果をそれぞれ示す。これらの実験におけ
る順方向電圧VF は2.8V(@100A/cm2
ある。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】図4からわかるように、実施例の装置の逆
回復ピーク電流I1 の絶対値は従来装置の逆回復ピーク
電流I0 の絶対値よりも約30%減少しており、逆回復
時の電流の時間変化率dI/dtが約1/2.5に減少
する。これによってソフトリカバリ−化およびそれによ
るサージ電圧の低減が達成される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】さらに、P拡散層12の格子欠陥形成領域
12bは、順方向動作におけるN-半導体基板11から
P拡散層12への少数キャリア(電子)の注入量を低下
させ、N- 半導体基板11の格子欠陥形成領域11b
は、順方向動作におけるP拡散層12からN- 半導体基
板11への少数キャリア(ホール)の注入量を低下させ
る作用がある。このため、逆回復電荷の低減と、それに
よるソフトリカバリー化の効果はダイオード10よりも
さらに向上する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】なお、ライフタイムキラーとしての金、白
金等の金属を各層12,11e,13aに拡散させ、ま
たは高エネルギーの電子線等の放射線を各層12,11
e,13aに照射することによって順方向動作時に蓄積
される過剰キャリア数の更なる低減化を図ることもでき
る。この場合、P拡散層12の改良によって順方向電圧
を低下させることができるため、このようなライフタイ
ムキラーを入れてもトータルとしての順方向電圧の上昇
は最小限に抑えられる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】Nエピタキシャルバッファ層11fの厚さ
D4 は、N- エピタキシャル半導体層11の厚さD2 に
対して、D4 :D2 =1:100から10:1の範囲内
にあることが好ましい。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】図12からわかるように、このダイオード
50の場合にはN型不純物濃度の分布が多段のステップ
状となっており、P拡散層12から遠ざかるにつれて不
純物濃度が順次に高くなっている。このため、N- エピ
タキシャル半導体層11e,Nエピタキシャルバッファ
層11f及びN+ 半導体基板13aのそれぞれの不純物
濃度と厚みを変えることによって、N型の半導体領域R
N (図12)における不純物濃度の分布を種々変更する
ことが可能である。このため、N- エピタキシャル半導
層11eとN+ 半導体基板13aとの境界面近傍領域
の不純物濃度分布のコントロールが、Nエピタキシャル
バッファ層11fの不純物濃度と厚みをコントロールす
ることによって容易になり、その結果、逆回復電流のソ
フトリカバリー波形を容易にコントロールできることに
なる。ソフトリカバリーの程度を大きくするためには、
順方向動作時にNエピタキシャルバッファ層11fに蓄
積される過剰キャリア数を増加させればよいのでNエピ
タキシャルバッファ層11fの不純物濃度を小さく、厚
みを大きく設定すればよい。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】なお、ライフタイムキラーとしての金、白
金等の金属を各層11e,11f,12,13aに拡散
させ、または高エネルギーの電子線等の放射線を各層1
1e,11f,12,13aに照射することによって順
方向動作時に蓄積される過剰キャリア数の更なる低減化
を図ることもできる。この場合、P拡散層12の改良に
よって順方向電圧を低下させることができるため、この
ようなライフタイムキラーを入れてもトータルとしての
順方向電圧の上昇は最小限に抑えられる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】このダイオード60は図5のダイオード2
0と図11のダイオード50との構成を組み合わせてお
り、N- エピタキシャル半導体層11e、N+ 半導体基
板13aおよびNエピタキシャルバッファ層11fを設
けているとともに、荷電粒子線の照射によって格子欠陥
領域11b,12bが形成されている。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】まず図15に示すN - 導体基板11を準
備し、その下主面側から矢印A1 で示すようにN型不純
物を拡散する。それによって、+ 拡散層13が形成さ
れる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】次に図16のように矢印A2 方向からP型
不純物をN - 導体基板11の一部に拡散してP拡散層
12を形成する。このとき、この拡散深さD1 が0.1
μmから3.0μmまでの範囲内の値となるようにす
る。また、P拡散層12の上主面TSにおける表面不純
物濃度が、1×1015cm-3から1×1017cm-3まで
の範囲内にあるように、拡散濃度が決定される。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】これによって、P拡散層12は格子欠陥を
有する領域12bと、格子欠陥をほとんど有さない領域
12aとの積層構造となる。N- 半導体基板11もま
た、格子欠陥を有する領域11bと、格子欠陥を実質的
に有さない領域11aとの積層構造となる。P拡散層1
2に格子欠陥が形成されるとP拡散層12への電子の注
入が抑制される。その一方、N- 半導体基板11のうち
P拡散層12と反対側に格子欠陥は形成されないので、
順方向電圧が著しく上昇することはない。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】まず図20に示すN + 導体基板13aを
準備し、その上主面にN- エピタキシャル半導体層11
eを成長させる。その後、図21に矢印A4 で示すよう
にN- エピタキシャル半導体層11eの上側の部分にP
型不純物を拡散する。それによって、P拡散層12が形
成される。このとき、この拡散深さD1 が0.1μmか
ら3.0μmまでの範囲内の値となるようにする。ま
た、P拡散層12の上主面TSにおける表面不純物濃度
が、1×1015cm-3から1×1017cm-3までの範囲
内にあるように、拡散濃度が決定される。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0105
【補正方法】変更
【補正内容】
【0105】まず図25に示すN + 導体基板13aを
準備し、その上主面にNエピタキシャルバッファ層11
fを成長させる(図26)。また、このNエピタキシャ
ルバッファ層11fの上に、N- エピタキシャル半導体
層11eを成長させる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0115
【補正方法】変更
【補正内容】
【0115】さらに、第2の半導体層の厚みが薄いた
め、順方向動作時に前記第2の半導体層に蓄積される少
数キャリア数が抑制されて不必要な電荷の蓄積を抑える
ことができる。この結果さらに逆回復電荷が低減され
る。また、従来では厚い領域によって保持されていた順
方向電圧を低減させることが可能となる(第1の目的に
対応した効果)。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0117
【補正方法】変更
【補正内容】
【0117】第2の半導体装置では、上記第1の装置に
おいて、第1の半導体層と第2の半導体層との境界面を
含む境界面近傍領域に格子欠陥が形成されることによ
り、第2の半導体層が第1の電極層とのオーミック接触
が保てる限界値以上の表面不純物濃度を持ちながら、順
方向動作における第2の半導体層から第1の半導体層へ
の少数キャリアの注入量、および第1の半導体層から第
2の半導体層への逆電荷の少数キャリアの注入量をさら
に低下させることができる。
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図31
【補正方法】変更
【補正内容】
【図31】
【手続補正35】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図32
【補正方法】変更
【補正内容】
【図32】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置であって、 (a) 第1と第2の主面を備え、第1の不純物濃度を有す
    る第1導電型の第1の半導体層と、 (b) 前記第1の半導体層の前記第1の主面上に設けられ
    た第2導電型の第2の半導体層と、 (c) 前記第1の半導体層の前記第2の主面上に設けら
    れ、前記第1の不純物濃度より高い第2の不純物濃度を
    有する第1導電型の第3の半導体層と、 (d) 前記第2の半導体層に電気的に接触する第1の電極
    層と、 (e) 前記第3の半導体層に電気的に接触する第2の電極
    層と、を備え、 前記第1の電極層側の表面における前記第2の半導体層
    の不純物濃度が、1×1015cm-3から1×1017cm
    -3までの範囲内にあり、かつ前記第2の半導体層の厚さ
    が、0.1μmから3.0μmまでの範囲内にあること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との境界面を
    含む境界付近に格子欠陥が形成された半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体装置であって、 (a) 第1と第2の主面を備え、第1の不純物濃度を有す
    る第1導電型の第1の半導体層と、 (b) 前記第1の半導体層の前記第1の主面上に設けられ
    た第2導電型の第2の半導体層と、 (c) 前記第1の半導体層の前記第2の主面上に設けら
    れ、前記第1の不純物濃度より高い第2の不純物濃度を
    有する第1導電型の第3の半導体層と、 (d) 前記第2の半導体層に電気的に接触する第1の電極
    層と、 (e) 前記第3の半導体層に電気的に接触する第2の電極
    層と、を備え、 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との境界面を
    含む境界付近に格子欠陥が形成された半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体装置であって、 (a) 第1と第2の主面を備える第1導電型の第1の半導
    体層と、 (b) 前記第1の半導体層の前記第1の主面上に設けられ
    た第2導電型の第2の半導体層と、 (c) 前記第1の半導体層の前記第2の主面上に設けら
    れ、前記第1の半導体層の不純物濃度より高い不純物濃
    度を有する第1導電型の第3の半導体層と、 (d) 前記第2の半導体層に電気的に接触する第1の電極
    層と、 (e) 前記第3の半導体層に電気的に接触する第2の電極
    層と、を備え、 前記第1の半導体層が、 (a-1) 前記第2の半導体層に電気的に接触し、前記第3
    の半導体層の不純物濃度より低い不純物濃度を有する第
    1のエピタキシャル半導体層と、 (a-2) 前記第1のエピタキシャル半導体層と前記第3の
    半導体層との間に設けられ、前記第1のエピタキシャル
    半導体層の不純物濃度より高く、かつ前記第3の半導体
    層の不純物濃度より低い不純物濃度を有する第2のエピ
    タキシャル半導体層と、を備える半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置において、前
    記第1の電極層側の表面における前記第2の半導体層の
    不純物濃度が、1×1015cm-3から1×1017cm-3
    までの範囲内にあり、かつ、前記第2の半導体層の厚さ
    が、0.1μmから3.0μmまでの範囲内にあること
    を特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体装置の製造方法であって、 前記半導体装置は:第1と第2の主面を備え、第1の不
    純物濃度を有する第1導電型の第1の半導体層と;前記
    第1の半導体層の前記第1の主面上に設けられた第2導
    電型の第2の半導体層と;前記第1の半導体層の前記第
    2の主面上に設けられ、前記第1の不純物濃度より高い
    第2の不純物濃度を有する第1導電型の第3の半導体層
    と;前記第2の半導体層に電気的に接触する第1の電極
    層と;前記第3の半導体層に電気的に接触する第2の電
    極層と;を備えてなり、 前記方法は、 (a) 前記の第1の半導体層を得る工程と、 (b) 前記第1の半導体層の前記第2の主面上に、前記第
    2の不純物濃度を有する第1導電型の半導体領域を形成
    し、それによって前記第3の半導体層を得る工程と、 (c) 前記第1の半導体層の前記第1の主面上に第2導電
    型の半導体領域を形成し、それによって前記第2の半導
    体層を得る工程と、 (d) 前記第2の半導体層を介して粒子線の照射を行い、
    それによって前記第1と第2の半導体層の境界面を含む
    境界付近に格子欠陥を形成する工程と、 (e) 前記工程(d) の前または後において、前記第2の半
    導体層上に前記第1の電極層を設ける工程と、 (f) 前記工程(d) の前または後において、前記第3の半
    導体層上に前記第2の電極層を設ける工程と、を備え
    る、半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体装置の製造方法であって、 前記半導体装置は:第1と第2の主面を備える第1導電
    型の第1の半導体層と;前記第1の半導体層の前記第1
    の主面上に設けられた第2導電型の第2の半導体層と;
    前記第1の半導体層の前記第2の主面上に設けられた第
    1導電型の第3の半導体層と;前記第2の半導体層に電
    気的に接触する第1の電極層と;前記第3の半導体層に
    電気的に接触する第2の電極層とを備え、 前記第1の半導体層は:前記第1の主面に露出し、前記
    第3の半導体層の不純物濃度より低い第1の不純物濃度
    を有する第1のエピタキシャル半導体層と;前記第2の
    主面に露出し、前記第3の半導体層の不純物濃度より低
    く、前記第1の不純物濃度より高い第2の不純物濃度を
    有する第2のエピタキシャル半導体層とを備えてなり、 前記方法は、 (a) 前記第3の半導体層を得る工程と、 (b) 前記第3の半導体層の上に、前記第2の不純物濃度
    を有する第1導電型のエピタキシャル半導体領域を形成
    し、それによって前記第2のエピタキシャル半導体層を
    得る工程と、 (c) 前記第2のエピタキシャル半導体層の上に、前記第
    1の不純物濃度を有する第1導電型のエピタキシャル半
    導体領域を形成し、それによって前記第1のエピタキシ
    ャル半導体層を得る工程と、 (d) 前記第1の半導体層の前記第1の主面上に第2導電
    型の半導体領域を形成し、それによって前記第2の半導
    体層を得る工程と、 (e) 前記第2の半導体層上に前記第1の電極層を設ける
    工程と、 (f) 前記第3の半導体層上に前記第2の電極層を設ける
    工程と、を備える、半導体装置の製造方法。
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