JPH06314877A - 長尺状両面フレキシブル金属積層板の製造方法 - Google Patents
長尺状両面フレキシブル金属積層板の製造方法Info
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- JPH06314877A JPH06314877A JP10424593A JP10424593A JPH06314877A JP H06314877 A JPH06314877 A JP H06314877A JP 10424593 A JP10424593 A JP 10424593A JP 10424593 A JP10424593 A JP 10424593A JP H06314877 A JPH06314877 A JP H06314877A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 超耐熱性樹脂を用い、その樹脂層側表面の
平均粗さを特定の値以下にした長尺状片面フレキシブル
金属積層板の樹脂層側に、超耐熱性樹脂を用いその樹脂
層側表面の平均粗さを特定の値以下にしたもう一枚の長
尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側を連続的に
加熱・加圧して積層することを特徴とする長尺状オール
超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板の製造方法。 【効果】 本発明によれば、耐熱性に優れ、接着剤層
がなく、数十μm程度のミクロな接着不良もなく高度に
均質な信頼性の高い長尺状の両面フレキシブル金属積層
板を容易に製造する事ができる。
平均粗さを特定の値以下にした長尺状片面フレキシブル
金属積層板の樹脂層側に、超耐熱性樹脂を用いその樹脂
層側表面の平均粗さを特定の値以下にしたもう一枚の長
尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側を連続的に
加熱・加圧して積層することを特徴とする長尺状オール
超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板の製造方法。 【効果】 本発明によれば、耐熱性に優れ、接着剤層
がなく、数十μm程度のミクロな接着不良もなく高度に
均質な信頼性の高い長尺状の両面フレキシブル金属積層
板を容易に製造する事ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子工業分野において
普及しつつある両面フレキシブル金属積層板の製造方法
に関するものであり、特に耐熱性に優れた接着剤層の無
い長尺状のオールポリイミド両面フレキシブル金属積層
板の製造方法に関するものである。
普及しつつある両面フレキシブル金属積層板の製造方法
に関するものであり、特に耐熱性に優れた接着剤層の無
い長尺状のオールポリイミド両面フレキシブル金属積層
板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル金属積層板は、主として可
撓性を有するプリント配線板用の基材として使用される
が、その他に面発熱体、電磁波シールド材料、フラット
ケーブル、包装材料等に使用される。
撓性を有するプリント配線板用の基材として使用される
が、その他に面発熱体、電磁波シールド材料、フラット
ケーブル、包装材料等に使用される。
【0003】また近年では、プリント配線板を使用した
電子機器が小型化、高密度化されるにともない、効率の
よい高密度化が達成できるため、両面フレキシブル金属
積層板利用が増大している。更に、近年の集積回路の実
装技術であるTAB( Tapeautomated bonding )用の
フィルムキャリアとして、長尺状の両面フレキシブル金
属積層板の需要が高まってきている。
電子機器が小型化、高密度化されるにともない、効率の
よい高密度化が達成できるため、両面フレキシブル金属
積層板利用が増大している。更に、近年の集積回路の実
装技術であるTAB( Tapeautomated bonding )用の
フィルムキャリアとして、長尺状の両面フレキシブル金
属積層板の需要が高まってきている。
【0004】しかしながら、従来の両面フレキシブル金
属積層板は、エポキシ樹脂等の接着剤を用いて、ポリイ
ミドフィルムの両側に金属箔を張り合わせることにより
製造されているために、耐熱性・耐薬品性・難燃性・電
気特性等の諸特性は、使用される接着剤の特性に支配さ
れ、ポリイミドの優れた諸特性が充分に生かされず、特
に耐熱性の点で充分なものではなっかた。
属積層板は、エポキシ樹脂等の接着剤を用いて、ポリイ
ミドフィルムの両側に金属箔を張り合わせることにより
製造されているために、耐熱性・耐薬品性・難燃性・電
気特性等の諸特性は、使用される接着剤の特性に支配さ
れ、ポリイミドの優れた諸特性が充分に生かされず、特
に耐熱性の点で充分なものではなっかた。
【0005】この接着剤を有する従来の両面フレキシブ
ル金属積層板の欠点を克服するために、オールポリイミ
ド片面フレキシブル金属積層板のポリイミド層に、直接
金属箔叉はオールポリイミド片面フレキシブル金属積層
板のポリイミド層を加熱・加圧して接着剤を有さないオ
ールポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得ようと
する試みがなされているが、ピール強さが低かったり、
半田浴浸せき時にフクレが生じたりするといった問題が
生じている。これらの問題を解決する手段として、本出
願人は特願平 04-243392にて提案し、ほぼ解決に至っ
た。
ル金属積層板の欠点を克服するために、オールポリイミ
ド片面フレキシブル金属積層板のポリイミド層に、直接
金属箔叉はオールポリイミド片面フレキシブル金属積層
板のポリイミド層を加熱・加圧して接着剤を有さないオ
ールポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得ようと
する試みがなされているが、ピール強さが低かったり、
半田浴浸せき時にフクレが生じたりするといった問題が
生じている。これらの問題を解決する手段として、本出
願人は特願平 04-243392にて提案し、ほぼ解決に至っ
た。
【0006】さらに近年では、プリント回路の狭ピッチ
化が進み、100μm以下のピッチで回路が形成されるよ
うになり、ピール強さ、耐半田性だけでなく、数十μm
程度の接着不良も許さないほどの接着均一性が要求され
るようになってきている。しかしながら、バッチプレス
機で製作できない長さが2m以上あるようなの長尺状の
オールポリイミド両面フレキシブル金属積層板に関して
は、連続的に加熱・加圧して積層する際の加熱・加圧時
間を長くとることが難しいこと等から、数十μm程度の
ミクロな接着不良が生じ易く、細線パターン用のフレキ
シブル基板を製造することは難しいことが予想される。
化が進み、100μm以下のピッチで回路が形成されるよ
うになり、ピール強さ、耐半田性だけでなく、数十μm
程度の接着不良も許さないほどの接着均一性が要求され
るようになってきている。しかしながら、バッチプレス
機で製作できない長さが2m以上あるようなの長尺状の
オールポリイミド両面フレキシブル金属積層板に関して
は、連続的に加熱・加圧して積層する際の加熱・加圧時
間を長くとることが難しいこと等から、数十μm程度の
ミクロな接着不良が生じ易く、細線パターン用のフレキ
シブル基板を製造することは難しいことが予想される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた耐熱
性・耐薬品性・難燃性・電気的特性等を有し、超耐熱性
樹脂フィルムの特性を充分に生かすため、接着剤層のな
い長尺状のオール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積
層板を提供せんとするものであり、特に、ピール強さの
高い、半田浴浸せき時にフクレが生じなく、数十μm程
度のミクロな接着不良もなく高度に均質な、長さが2m
以上あるような長尺状の優れたオール超耐熱性樹脂両面
フレキシブル金属積層板を提供せんとするものである。
このような長尺状の両面フレキシブル金属積層板は産業
上、特に電子工業上極めて有用なものである。
性・耐薬品性・難燃性・電気的特性等を有し、超耐熱性
樹脂フィルムの特性を充分に生かすため、接着剤層のな
い長尺状のオール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積
層板を提供せんとするものであり、特に、ピール強さの
高い、半田浴浸せき時にフクレが生じなく、数十μm程
度のミクロな接着不良もなく高度に均質な、長さが2m
以上あるような長尺状の優れたオール超耐熱性樹脂両面
フレキシブル金属積層板を提供せんとするものである。
このような長尺状の両面フレキシブル金属積層板は産業
上、特に電子工業上極めて有用なものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、諸特性低
下の原因である接着剤を有さず、高いピール強さをも
ち、半田浴浸せき時のフクレのない、数十μm程度のミ
クロな接着不良もなく高度に均質な、長尺状オール超耐
熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板を製造する方法を
鋭意検討した結果、ピール強度、耐ハンダ浴性、ミクロ
な接着不良の発生率は、長尺状片面フレキシブル金属積
層板の樹脂層側の表面粗度に大きく依存していることを
見いだし、以下の方法により本発明を完成するに至っ
た。
下の原因である接着剤を有さず、高いピール強さをも
ち、半田浴浸せき時のフクレのない、数十μm程度のミ
クロな接着不良もなく高度に均質な、長尺状オール超耐
熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板を製造する方法を
鋭意検討した結果、ピール強度、耐ハンダ浴性、ミクロ
な接着不良の発生率は、長尺状片面フレキシブル金属積
層板の樹脂層側の表面粗度に大きく依存していることを
見いだし、以下の方法により本発明を完成するに至っ
た。
【0009】すなわち、本発明は、超耐熱性樹脂を用
い、その樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以
下にした長尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側
に、超耐熱性樹脂を用いその樹脂層側表面の10点平均
粗さを1.5μm以下にしたもう一枚の長尺状片面フレ
キシブル金属積層板の樹脂層側を連続的に加熱・加圧し
て積層することを特徴とする長尺状オール超耐熱性樹脂
両面フレキシブル金属積層板の製造方法、であり、また
好ましくは、超耐熱性樹脂がポリイミド系樹脂である長
尺状オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板の
製造方法、であり、また好ましくは、樹脂層側表面の1
0点平均粗さが1.5μm以下の長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板が、超耐熱性樹脂溶液またはその前駆体溶
液を、金属箔上に塗工する工程を2回以上行うことによ
り得られたものである、長尺状オール超耐熱性樹脂両面
フレキシブル金属積層板の製造方法であり、また好まし
くは、樹脂層側表面の10点平均粗さが1.5μm以下
の長尺状片面フレキシブル金属積層板が、超耐熱性樹脂
溶液またはその前駆体溶液を金属箔上に塗工し、溶媒量
が30%以下になるまで乾燥する工程を2回以上繰り返し
行うことにより得られたものである長尺状オール超耐熱
性樹脂両面フレキシブル金属積層板の製造方法である。
い、その樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以
下にした長尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側
に、超耐熱性樹脂を用いその樹脂層側表面の10点平均
粗さを1.5μm以下にしたもう一枚の長尺状片面フレ
キシブル金属積層板の樹脂層側を連続的に加熱・加圧し
て積層することを特徴とする長尺状オール超耐熱性樹脂
両面フレキシブル金属積層板の製造方法、であり、また
好ましくは、超耐熱性樹脂がポリイミド系樹脂である長
尺状オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板の
製造方法、であり、また好ましくは、樹脂層側表面の1
0点平均粗さが1.5μm以下の長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板が、超耐熱性樹脂溶液またはその前駆体溶
液を、金属箔上に塗工する工程を2回以上行うことによ
り得られたものである、長尺状オール超耐熱性樹脂両面
フレキシブル金属積層板の製造方法であり、また好まし
くは、樹脂層側表面の10点平均粗さが1.5μm以下
の長尺状片面フレキシブル金属積層板が、超耐熱性樹脂
溶液またはその前駆体溶液を金属箔上に塗工し、溶媒量
が30%以下になるまで乾燥する工程を2回以上繰り返し
行うことにより得られたものである長尺状オール超耐熱
性樹脂両面フレキシブル金属積層板の製造方法である。
【0010】また、本発明は、超耐熱性樹脂を用い、そ
の樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以下にし
た長尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側と、超
耐熱性樹脂を用いその樹脂層側表面の10点平均粗さを
1.5μm以下にしたもう一枚の長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板の樹脂層側を積層してなる長尺状オール超
耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板、であり、また
好ましくは、超耐熱性樹脂と接している面の表面10点
平均粗さが、5μm以下の金属箔を用いたものである長
尺状オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板、
である。
の樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以下にし
た長尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側と、超
耐熱性樹脂を用いその樹脂層側表面の10点平均粗さを
1.5μm以下にしたもう一枚の長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板の樹脂層側を積層してなる長尺状オール超
耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板、であり、また
好ましくは、超耐熱性樹脂と接している面の表面10点
平均粗さが、5μm以下の金属箔を用いたものである長
尺状オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板、
である。
【0011】さらに本発明は、超耐熱性樹脂と接してい
る面の表面10点平均粗さが、5μm以下である長尺状
オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板製造に
好適に使用しうる金属箔、である。
る面の表面10点平均粗さが、5μm以下である長尺状
オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層板製造に
好適に使用しうる金属箔、である。
【0012】本発明に用いられる金属箔の種類に特に限
定はなく、通常は銅、ニッケル、アルミニウム等が使用
されることが多く、印刷回路を形成するための金属箔は
銅箔が多く用いられるが、圧延銅箔、電解銅箔のいずれ
も使用できる。金属箔の厚さは、通常7〜100μmで
あり、好ましくは9〜50μmである。また、後述する
が、超耐熱性樹脂と接する面の10点平均粗さが5μm
以下の金属箔を用いることが好ましい。
定はなく、通常は銅、ニッケル、アルミニウム等が使用
されることが多く、印刷回路を形成するための金属箔は
銅箔が多く用いられるが、圧延銅箔、電解銅箔のいずれ
も使用できる。金属箔の厚さは、通常7〜100μmで
あり、好ましくは9〜50μmである。また、後述する
が、超耐熱性樹脂と接する面の10点平均粗さが5μm
以下の金属箔を用いることが好ましい。
【0013】また、金属箔に直接接している超耐熱性樹
脂と金属箔との接着力を高めるために金属箔上に金属単
体やその酸化物や合金、例えば金属箔が銅箔の場合に
は、銅単体や酸化銅やニッケル−銅合金や亜鉛−銅合金
等の無機物の皮膜を形成させてもよく、また、無機物以
外にもアミノシラン、エポキシシラン、メルカプトシラ
ン等のカップリング剤の皮膜を金属箔上に形成させる
か、これらのカップリング剤で金属箔表面を処理させて
も良い。
脂と金属箔との接着力を高めるために金属箔上に金属単
体やその酸化物や合金、例えば金属箔が銅箔の場合に
は、銅単体や酸化銅やニッケル−銅合金や亜鉛−銅合金
等の無機物の皮膜を形成させてもよく、また、無機物以
外にもアミノシラン、エポキシシラン、メルカプトシラ
ン等のカップリング剤の皮膜を金属箔上に形成させる
か、これらのカップリング剤で金属箔表面を処理させて
も良い。
【0014】本発明に用いられる超耐熱性樹脂として
は、熱硬化性樹脂のものは、ザイロック樹脂、イミド樹
脂、イミドアミド樹脂などが挙げられ、熱可塑性樹脂の
ものは、ポリエーテルサルホン、ポリサルホン、ポリエ
ーテルエーテルケトン、ポリイミド、ザイダック樹脂な
どが挙げられる。熱硬化性樹脂のものは、長尺状片面フ
レキシブル金属積層板の樹脂層をBステージにしたもの
を用いる。
は、熱硬化性樹脂のものは、ザイロック樹脂、イミド樹
脂、イミドアミド樹脂などが挙げられ、熱可塑性樹脂の
ものは、ポリエーテルサルホン、ポリサルホン、ポリエ
ーテルエーテルケトン、ポリイミド、ザイダック樹脂な
どが挙げられる。熱硬化性樹脂のものは、長尺状片面フ
レキシブル金属積層板の樹脂層をBステージにしたもの
を用いる。
【0015】また、ポリイミド系樹脂としては、一般式
(I)、(化1)
(I)、(化1)
【0016】
【化1】H2N−R1−NH2 (I) ( 式中、R1 は脂肪族基、環式脂肪族基、単環式芳香族
基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員
により連結された非縮合環式芳香族基から成る群より選
ばれた2価の基を示す )で表わされるジアミン化合物
と、一般式(II)、 (化2)
基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員
により連結された非縮合環式芳香族基から成る群より選
ばれた2価の基を示す )で表わされるジアミン化合物
と、一般式(II)、 (化2)
【0017】
【化2】 (式中、R2 は脂肪族基、環式脂肪族基、単環式芳香族
基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員
により連結された非縮合環式芳香族基から成る群より選
ばれた4価の基を示す)で表わされるテトラカルボン酸
二無水物とから得られる一般式(III)、(化3)
基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員
により連結された非縮合環式芳香族基から成る群より選
ばれた4価の基を示す)で表わされるテトラカルボン酸
二無水物とから得られる一般式(III)、(化3)
【0018】
【化3】 (式中、R1 とR2 はそれぞれ脂肪族基、環式脂肪族
基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が
直接または架橋員により連結された非縮合環式芳香族基
から成る群より選ばれたもので、R1 は2価の基、R2
は4価の基を示す)で表わされる反復単位を有するもの
である。
基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が
直接または架橋員により連結された非縮合環式芳香族基
から成る群より選ばれたもので、R1 は2価の基、R2
は4価の基を示す)で表わされる反復単位を有するもの
である。
【0019】一般式(I)で表わされるジアミン化合物
としては、例えばo−フェニレンジアミン、m−フェニ
レンジアミン、p−フェニレンジアミン、m−アミノベ
ンジルアミン、p−アミノベンジルアミン、2−クロロ
−1,2−フェニレンジアミン、4−クロロ−1,2−
フェニレンジアミン、2,3−ジアミノトルエン、2,
4−ジアミノトルエン、2,5−ジアミノトルエン、
2,6−ジアミノトルエン、3,4−ジアミノトルエ
ン、2−メトキシ−1,4−フェニレンジアミン、4−
メトキシ−1,2−フェニレンジアミン、4−メトキシ
−1,3−フェニレンジアミン、ベンジジン、3,3’
−ジクロロベンジジン、3,3’−ジメチルベンジジ
ン、3,3’−ジメトキシベンジジン、3,3’−ジア
ミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、
3,3’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,4’−
ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’−ジアミノジ
フェニルスルフィド、3,3’−ジアミノジフェニルス
ルホキシド、3,4’−ジアミノジフェニルスルホキシ
ド、4,4’−ジアミノジフェニルスルホキシド、3,
3’−ジアミノジフェニルスルホン、3,4’−ジアミ
ノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニル
スルホン、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、3,
4’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミノベ
ンゾフェノン、3,3’−ジアミノジフェニルメタン、
3,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジア
ミノジフェニルメタン、ビス〔4−(3−アミノフェノ
キシ)フェニル〕メタン、ビス〔4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕メタン、1,1−ビス〔4−(3−
アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1,1−ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、
1,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕エタン、1,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、2,2−ビス〔4−(3−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,
2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ブ
タン、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕ブタン、2,2−ビス〔4−(3−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕−1,1,1,3,3,3 −ヘキ
サフルオロプロパン、2,2−ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕−1,1,1,3,3,3 −
ヘキサフルオロプロパン、1,3−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノ
キシ)ベンゼン、1,4−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)
ベンゼン、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビ
フェニル、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビ
フェニル、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕ケトン、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕ケトン、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕スルフィド、ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕スルホキシド、ビス〔4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕スルホキシド、ビス〔4
−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、
ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕エーテ
ル、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エ
ーテル、1,4−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)
ベンゾイル〕ベンゼン、1,3−ビス〔4−(3−アミ
ノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼン、4,4’−ビス
〔3−(4−アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ジフェニ
ルエーテル、4,4’−ビス〔3−(3−アミノフェノ
キシ)ベンゾイル〕ジフェニルエーテル、4,4’−ビ
ス〔4−(4−アミノ−α,α−ジメチルベンジル)フ
ェノキシ〕ベンゾフェノン、4,4’−ビス〔4−(4
−アミノ−α,α−ジメチルベンジル)フェノキシ〕ジ
フェニルスルホン、ビス〔4−{4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェノキシ}フェニル〕ケトン、ビス〔4−
{4−(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニ
ル〕スルホン、1,4−ビス〔4−(4−アミノフェノ
キシ)−α,α−ジメチルベンジル〕ベンゼン、1,3
−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)−α,α−ジメ
チルベンジル〕ベンゼン等があげられ、また、これらは
単独あるいは2種以上混合して使用される。
としては、例えばo−フェニレンジアミン、m−フェニ
レンジアミン、p−フェニレンジアミン、m−アミノベ
ンジルアミン、p−アミノベンジルアミン、2−クロロ
−1,2−フェニレンジアミン、4−クロロ−1,2−
フェニレンジアミン、2,3−ジアミノトルエン、2,
4−ジアミノトルエン、2,5−ジアミノトルエン、
2,6−ジアミノトルエン、3,4−ジアミノトルエ
ン、2−メトキシ−1,4−フェニレンジアミン、4−
メトキシ−1,2−フェニレンジアミン、4−メトキシ
−1,3−フェニレンジアミン、ベンジジン、3,3’
−ジクロロベンジジン、3,3’−ジメチルベンジジ
ン、3,3’−ジメトキシベンジジン、3,3’−ジア
ミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミノジフェニ
ルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、
3,3’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,4’−
ジアミノジフェニルスルフィド、4,4’−ジアミノジ
フェニルスルフィド、3,3’−ジアミノジフェニルス
ルホキシド、3,4’−ジアミノジフェニルスルホキシ
ド、4,4’−ジアミノジフェニルスルホキシド、3,
3’−ジアミノジフェニルスルホン、3,4’−ジアミ
ノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニル
スルホン、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、3,
4’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミノベ
ンゾフェノン、3,3’−ジアミノジフェニルメタン、
3,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジア
ミノジフェニルメタン、ビス〔4−(3−アミノフェノ
キシ)フェニル〕メタン、ビス〔4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕メタン、1,1−ビス〔4−(3−
アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、1,1−ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、
1,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕エタン、1,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、2,2−ビス〔4−(3−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、2,
2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ブ
タン、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕ブタン、2,2−ビス〔4−(3−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕−1,1,1,3,3,3 −ヘキ
サフルオロプロパン、2,2−ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕−1,1,1,3,3,3 −
ヘキサフルオロプロパン、1,3−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノ
キシ)ベンゼン、1,4−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)
ベンゼン、4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビ
フェニル、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビ
フェニル、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕ケトン、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕ケトン、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕スルフィド、ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕スルホキシド、ビス〔4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕スルホキシド、ビス〔4
−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、
ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕エーテ
ル、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エ
ーテル、1,4−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)
ベンゾイル〕ベンゼン、1,3−ビス〔4−(3−アミ
ノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼン、4,4’−ビス
〔3−(4−アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ジフェニ
ルエーテル、4,4’−ビス〔3−(3−アミノフェノ
キシ)ベンゾイル〕ジフェニルエーテル、4,4’−ビ
ス〔4−(4−アミノ−α,α−ジメチルベンジル)フ
ェノキシ〕ベンゾフェノン、4,4’−ビス〔4−(4
−アミノ−α,α−ジメチルベンジル)フェノキシ〕ジ
フェニルスルホン、ビス〔4−{4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェノキシ}フェニル〕ケトン、ビス〔4−
{4−(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニ
ル〕スルホン、1,4−ビス〔4−(4−アミノフェノ
キシ)−α,α−ジメチルベンジル〕ベンゼン、1,3
−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)−α,α−ジメ
チルベンジル〕ベンゼン等があげられ、また、これらは
単独あるいは2種以上混合して使用される。
【0020】一般式(II)で表わされるテトラカルボン
酸二無水物としては、一般式(II)において例えば、R
2 が脂肪族基であるエチレンテトラカルボン酸二無水
物、ブタンテトラカルボン酸二無水物等;R2 が環式脂
肪族基であるシクロペンタンテトラカルボン酸二無水
物、シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物等;R2
が単環式芳香族基である;1,2,3,4−ベンゼンテ
トラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、R
2 が縮合多環式芳香族基である;2,3,6,7−ナフ
タレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナ
フタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,1
0−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,
7 −アントラセンテトラカルボン酸二無水物、1,
2,7,8−フェナントレンテトラカルボン酸二無水物
等、R2 が芳香族基を直接連結した非縮合環式芳香族基
である;3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボ
ン酸二無水物、2,2’,3,3’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物、R2 が芳香族基を架橋員により連
結した非縮合環式芳香族基である;3,3’,4,4’
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,
2’,3,3’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)
プロパン二無水物、2,2−ビス(2,3−ジカルボキ
シフェニル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(2,3−ジ
カルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、
1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン
二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタ
ン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メ
タン二無水物、4,4’−(p−フェニレンジオキシ)
ジフタル酸二無水物、4,4’−(m−フェニレンジオ
キシ)ジフタル酸二無水物等が挙げられ、また、これら
は単独あるいは2種以上混合して使用される。また、ポ
リイミド層のポリマー末端がジカルボン酸無水物および
/またはモノアミン等で封止されていてもかまわない。
酸二無水物としては、一般式(II)において例えば、R
2 が脂肪族基であるエチレンテトラカルボン酸二無水
物、ブタンテトラカルボン酸二無水物等;R2 が環式脂
肪族基であるシクロペンタンテトラカルボン酸二無水
物、シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物等;R2
が単環式芳香族基である;1,2,3,4−ベンゼンテ
トラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、R
2 が縮合多環式芳香族基である;2,3,6,7−ナフ
タレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナ
フタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,1
0−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,
7 −アントラセンテトラカルボン酸二無水物、1,
2,7,8−フェナントレンテトラカルボン酸二無水物
等、R2 が芳香族基を直接連結した非縮合環式芳香族基
である;3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボ
ン酸二無水物、2,2’,3,3’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物、R2 が芳香族基を架橋員により連
結した非縮合環式芳香族基である;3,3’,4,4’
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,
2’,3,3’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)
プロパン二無水物、2,2−ビス(2,3−ジカルボキ
シフェニル)プロパン二無水物、ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(2,3−ジ
カルボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)スルホン二無水物、
1,1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン
二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタ
ン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メ
タン二無水物、4,4’−(p−フェニレンジオキシ)
ジフタル酸二無水物、4,4’−(m−フェニレンジオ
キシ)ジフタル酸二無水物等が挙げられ、また、これら
は単独あるいは2種以上混合して使用される。また、ポ
リイミド層のポリマー末端がジカルボン酸無水物および
/またはモノアミン等で封止されていてもかまわない。
【0021】本発明のポリイミド系樹脂を製造する方法
には特に限定はなく、従来公知の方法やまた特願平 04-
256405に記載した方法等が適用できる。
には特に限定はなく、従来公知の方法やまた特願平 04-
256405に記載した方法等が適用できる。
【0022】また、本発明のポリイミド系樹脂等の超耐
熱性樹脂には、金属箔との接着力を高くするためにカッ
プリング剤を添加したり、その他樹脂の特性を変化させ
るための添加剤やフィラーを添加しても良い。
熱性樹脂には、金属箔との接着力を高くするためにカッ
プリング剤を添加したり、その他樹脂の特性を変化させ
るための添加剤やフィラーを添加しても良い。
【0023】本発明は、かかる超耐熱性樹脂を用いた長
尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側に、超耐熱
性樹脂を用いたもう一枚の長尺状片面フレキシブル金属
積層板の樹脂層側を連続的に加熱・加圧して積層するも
のであるが、該超耐熱性樹脂層は、単一の樹脂でも、異
なるガラス転移点を持った超耐熱性樹脂、好ましくはポ
リイミド系樹脂層から成っても良い。また超耐熱性樹脂
がポリイミド系樹脂の場合には、すくなくとも張り合わ
される面のポリイミド層が、熱可塑性ポリイミドである
ことがピール強さを高くするために好ましい。更に、張
り合わされるポリイミド層のガラス転移点が、他のポリ
イミド層のガラス転移点以下であることが、両面フレキ
シブル金属積層板としての耐熱性を高くすると共にプレ
スによる加圧時の温度を低くする事が出来るため好まし
い。
尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層側に、超耐熱
性樹脂を用いたもう一枚の長尺状片面フレキシブル金属
積層板の樹脂層側を連続的に加熱・加圧して積層するも
のであるが、該超耐熱性樹脂層は、単一の樹脂でも、異
なるガラス転移点を持った超耐熱性樹脂、好ましくはポ
リイミド系樹脂層から成っても良い。また超耐熱性樹脂
がポリイミド系樹脂の場合には、すくなくとも張り合わ
される面のポリイミド層が、熱可塑性ポリイミドである
ことがピール強さを高くするために好ましい。更に、張
り合わされるポリイミド層のガラス転移点が、他のポリ
イミド層のガラス転移点以下であることが、両面フレキ
シブル金属積層板としての耐熱性を高くすると共にプレ
スによる加圧時の温度を低くする事が出来るため好まし
い。
【0024】本発明においては、連続して加熱・加圧し
て積層する長尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層
側表面の10点平均粗さを1.5μm以下にすることが
特徴である。けだし、本発明者らの見いだしたところに
よれば、連続して加熱・加圧して積層する際には、その
加熱・加圧時間を長く取ることが難しく、また金属箔の
塑性変形や皺の発生のため高い圧力をかけることも難し
い。そのため、積層する長尺状片面フレキシブル金属積
層板の樹脂層側表面が余り粗く、具体的には、10点平
均粗さが1.5μmを越える場合には、連続して積層す
る際にこの凹凸をつぶしきれずに、数十μm程度の接着
不良として残るからである。この数十μm程度の接着不
良を完全に防止するために、さらには樹脂層側表面の1
0点平均粗さを1.0μm以下でできる限り小さくする
ことが好ましい。この数十μm程度のミクロな接着不良
部は顕微鏡観察を行うと、周囲の接着部分に比較して白
っぽく見えるのである。かかるミクロな接着不良が存在
すると、細線パターンを形成した際に基板に細かな波打
ちが生じたり、絶縁層である超耐熱性樹脂をエッチング
加工する際に、エッチング端面に凸凹が生じ、回路信頼
性の点で問題となってくることを我々は見いだしたので
ある。しかして、長尺状片面フレキシブル金属積層板の
樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以下にして
積層した場合には、このミクロな接着不良はなくなり、
基板の細かな波打ちや絶縁層のエッチングの際の凸凹も
生じなくなる。
て積層する長尺状片面フレキシブル金属積層板の樹脂層
側表面の10点平均粗さを1.5μm以下にすることが
特徴である。けだし、本発明者らの見いだしたところに
よれば、連続して加熱・加圧して積層する際には、その
加熱・加圧時間を長く取ることが難しく、また金属箔の
塑性変形や皺の発生のため高い圧力をかけることも難し
い。そのため、積層する長尺状片面フレキシブル金属積
層板の樹脂層側表面が余り粗く、具体的には、10点平
均粗さが1.5μmを越える場合には、連続して積層す
る際にこの凹凸をつぶしきれずに、数十μm程度の接着
不良として残るからである。この数十μm程度の接着不
良を完全に防止するために、さらには樹脂層側表面の1
0点平均粗さを1.0μm以下でできる限り小さくする
ことが好ましい。この数十μm程度のミクロな接着不良
部は顕微鏡観察を行うと、周囲の接着部分に比較して白
っぽく見えるのである。かかるミクロな接着不良が存在
すると、細線パターンを形成した際に基板に細かな波打
ちが生じたり、絶縁層である超耐熱性樹脂をエッチング
加工する際に、エッチング端面に凸凹が生じ、回路信頼
性の点で問題となってくることを我々は見いだしたので
ある。しかして、長尺状片面フレキシブル金属積層板の
樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以下にして
積層した場合には、このミクロな接着不良はなくなり、
基板の細かな波打ちや絶縁層のエッチングの際の凸凹も
生じなくなる。
【0025】このような、樹脂層側表面の10点平均粗
さが1.5μm以下の長尺状片面フレキシブル金属積層
板を得るには、下地金属箔の凹凸の影響が樹脂表面に現
れないように、超耐熱性樹脂溶液またはその前駆体溶液
の塗工・乾燥を2回以上分けて行うことが好ましい。さ
らには1回の塗工・乾燥により表面凹凸を減少させる効
果を高めるため、塗工後の乾燥は残溶媒量を30重量%
以下まで乾燥させることが望ましい。
さが1.5μm以下の長尺状片面フレキシブル金属積層
板を得るには、下地金属箔の凹凸の影響が樹脂表面に現
れないように、超耐熱性樹脂溶液またはその前駆体溶液
の塗工・乾燥を2回以上分けて行うことが好ましい。さ
らには1回の塗工・乾燥により表面凹凸を減少させる効
果を高めるため、塗工後の乾燥は残溶媒量を30重量%
以下まで乾燥させることが望ましい。
【0026】超耐熱性樹脂溶液の塗工・乾燥またはその
前駆体溶液の塗工・乾燥・硬化を1回で行うと、金属箔
表面の凹凸の影響を大きく受け、長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板の樹脂層側の表面粗度が大きくなり、10
点平均粗さを1.5μm以下には通常できない。但し、
圧延法による金属箔で表面粗度が極端に小さいものを選
択するときは、場合によっては、超耐熱性樹脂溶液を塗
工、乾燥またはその前駆体溶液を塗工、乾燥、硬化を二
回以上に分けなくとも、樹脂層側表面の10点平均粗さ
が1.5μm以下の長尺状片面フレキシブル金属積層板
が得られる。
前駆体溶液の塗工・乾燥・硬化を1回で行うと、金属箔
表面の凹凸の影響を大きく受け、長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板の樹脂層側の表面粗度が大きくなり、10
点平均粗さを1.5μm以下には通常できない。但し、
圧延法による金属箔で表面粗度が極端に小さいものを選
択するときは、場合によっては、超耐熱性樹脂溶液を塗
工、乾燥またはその前駆体溶液を塗工、乾燥、硬化を二
回以上に分けなくとも、樹脂層側表面の10点平均粗さ
が1.5μm以下の長尺状片面フレキシブル金属積層板
が得られる。
【0027】樹脂層側表面の10点平均粗さが1.5μ
m以下の長尺状片面フレキシブル金属積層板を得るに
は、超耐熱性樹脂と接する面の10点表面粗さが非常に
小さいもの、特に5μm以下の金属箔を用いることが好
ましい。超耐熱性樹脂と接する面の10点表面粗さが5
μmを越えるものを用いた場合には、塗工・乾燥を分け
て行う回数が多くなり、非経済的になるからである。
m以下の長尺状片面フレキシブル金属積層板を得るに
は、超耐熱性樹脂と接する面の10点表面粗さが非常に
小さいもの、特に5μm以下の金属箔を用いることが好
ましい。超耐熱性樹脂と接する面の10点表面粗さが5
μmを越えるものを用いた場合には、塗工・乾燥を分け
て行う回数が多くなり、非経済的になるからである。
【0028】本発明の長尺状片面フレキシブル金属積層
板を得るための、塗工、乾燥、硬化方法には特に限定は
なく、従来公知のコンマコーター、Tダイ、ロールコー
ター、ナイフコーター、リバースコーターなどの塗布装
置を使用して塗布し、従来公知の通常の熱風乾燥装置、
フローティング形式のドライヤー等を用いて行えば良
い。
板を得るための、塗工、乾燥、硬化方法には特に限定は
なく、従来公知のコンマコーター、Tダイ、ロールコー
ター、ナイフコーター、リバースコーターなどの塗布装
置を使用して塗布し、従来公知の通常の熱風乾燥装置、
フローティング形式のドライヤー等を用いて行えば良
い。
【0029】また、乾燥・硬化を行う際に、金属箔の酸
化等による劣化を防ぐため、窒素、アルゴン、二酸化炭
素等の不活性ガス中で行っても良い。なお、樹脂層の厚
みに特に制限はないが、通常5μm 〜200μm 、好ま
しくは10μm 〜100μm程度である。
化等による劣化を防ぐため、窒素、アルゴン、二酸化炭
素等の不活性ガス中で行っても良い。なお、樹脂層の厚
みに特に制限はないが、通常5μm 〜200μm 、好ま
しくは10μm 〜100μm程度である。
【0030】本発明において、長尺状片面フレキシブル
金属積層板を連続的に加熱・加圧して積層し長尺状両面
フレキシブル金属積層板にする際には、特願平 04-2433
92で示したように、積層体間の層間に空隙が残らないよ
うに均一に連続的に加熱・加圧積層することが望まし
い。連続的に加熱・加圧して積層する方法として、寸動
プレス等もがあるが、ロールプレスによる方法が上記の
積層体間に空隙を残さない均一加熱・加圧を容易に達成
できる事、また生産効率上、好ましい。更により好まし
くは、ロールの回転むら、ロール径のむら、片面フレキ
シブル金属積層板や銅箔の厚みむら等があっても、それ
らを大きな弾性変形により吸収し、非常に均一性の高い
加圧積層が実現できる、片側または両側のロールの表面
がゴム製であるロールプレスを使用することである。
金属積層板を連続的に加熱・加圧して積層し長尺状両面
フレキシブル金属積層板にする際には、特願平 04-2433
92で示したように、積層体間の層間に空隙が残らないよ
うに均一に連続的に加熱・加圧積層することが望まし
い。連続的に加熱・加圧して積層する方法として、寸動
プレス等もがあるが、ロールプレスによる方法が上記の
積層体間に空隙を残さない均一加熱・加圧を容易に達成
できる事、また生産効率上、好ましい。更により好まし
くは、ロールの回転むら、ロール径のむら、片面フレキ
シブル金属積層板や銅箔の厚みむら等があっても、それ
らを大きな弾性変形により吸収し、非常に均一性の高い
加圧積層が実現できる、片側または両側のロールの表面
がゴム製であるロールプレスを使用することである。
【0031】この際のロールに用いるゴムに特に限定は
なく、天然ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ス
チレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴ
ム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム等が
挙げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合した
り、加硫化処理されて使用される。また、ロールを直接
加熱源として用いる場合には、耐熱性の高いシリコンゴ
ム、フッ素ゴム等が好ましい。また、一般にゴムとは呼
ばれていないが、大きな弾性変形が伴える弾性係数10
0kgf/mm2以下のプラスチック材料であってもか
まわない。
なく、天然ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ス
チレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴ
ム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム等が
挙げられ、これらは単独あるいは2種類以上混合した
り、加硫化処理されて使用される。また、ロールを直接
加熱源として用いる場合には、耐熱性の高いシリコンゴ
ム、フッ素ゴム等が好ましい。また、一般にゴムとは呼
ばれていないが、大きな弾性変形が伴える弾性係数10
0kgf/mm2以下のプラスチック材料であってもか
まわない。
【0032】連続的に加熱・加圧して積層する温度とし
ては、樹脂のガラス転移温度以上が好ましく、ガラス転
移温度+20℃以上であればさらに好ましい。この際の
加熱源として、プレス機やロール自身を用いても他のヒ
ーターを用いてもかまわない。また、加圧する際の線圧
力は0.5〜100kgf/cmが好ましい。
ては、樹脂のガラス転移温度以上が好ましく、ガラス転
移温度+20℃以上であればさらに好ましい。この際の
加熱源として、プレス機やロール自身を用いても他のヒ
ーターを用いてもかまわない。また、加圧する際の線圧
力は0.5〜100kgf/cmが好ましい。
【0033】連続的に片面フレキシブル金属積層板を加
熱・加圧して積層した後の接着強度が不十分である場合
には、特願平 04-243392で示したように後加熱により接
着力を高めることができる。この際の後加熱の温度は、
樹脂のガラス転移温度以上で、樹脂をゴム状態にするの
が好ましく、さらに工業的には、後加熱時間を短くでき
る事から、樹脂のガラス転移温度+50℃以上が好まし
い。また、後加熱を行う時間は、積層板中に用いている
耐熱性樹脂にもよるが、一般に2分〜50時間が好まし
い。この後加熱の操作は、連続的に行っても良いし、後
加熱時間が長い場合には、ロール状に巻取った後に加熱
乾燥機等を使用して回分的に行っても良い。
熱・加圧して積層した後の接着強度が不十分である場合
には、特願平 04-243392で示したように後加熱により接
着力を高めることができる。この際の後加熱の温度は、
樹脂のガラス転移温度以上で、樹脂をゴム状態にするの
が好ましく、さらに工業的には、後加熱時間を短くでき
る事から、樹脂のガラス転移温度+50℃以上が好まし
い。また、後加熱を行う時間は、積層板中に用いている
耐熱性樹脂にもよるが、一般に2分〜50時間が好まし
い。この後加熱の操作は、連続的に行っても良いし、後
加熱時間が長い場合には、ロール状に巻取った後に加熱
乾燥機等を使用して回分的に行っても良い。
【0034】更に、後加熱の操作をオートクレーブ等を
用いて加圧下で行っても良く、この際の圧力としては
0.5kgf/cm2以上で高いほど好ましいが、圧力
容器の問題から100kgf/cm2以下が好ましい。
また、後加熱の操作を金属箔の酸化を防ぐために、窒
素、アルゴン、二酸化炭素等の不活性ガス雰囲気中で行
うのが好ましい。
用いて加圧下で行っても良く、この際の圧力としては
0.5kgf/cm2以上で高いほど好ましいが、圧力
容器の問題から100kgf/cm2以下が好ましい。
また、後加熱の操作を金属箔の酸化を防ぐために、窒
素、アルゴン、二酸化炭素等の不活性ガス雰囲気中で行
うのが好ましい。
【0035】以下、図面を参照しながら、本発明の実施
の態様を説明する。図1は本発明の一実施例を示す模式
図である。図において、1は長尺状オールポリイミド片
面フレキシブル金属積層板、2は巻出し機、3は巻出し
機、4は長尺状オールポリイミド片面フレキシブル金属
積層板、5はロールプレス、6は巻取り機、7はオート
クレーブ、8は長尺状両面フレキシブル金属積層板であ
る。
の態様を説明する。図1は本発明の一実施例を示す模式
図である。図において、1は長尺状オールポリイミド片
面フレキシブル金属積層板、2は巻出し機、3は巻出し
機、4は長尺状オールポリイミド片面フレキシブル金属
積層板、5はロールプレス、6は巻取り機、7はオート
クレーブ、8は長尺状両面フレキシブル金属積層板であ
る。
【0036】以下理解し易いように本発明を熱可塑性ポ
リイミドと銅箔の組み合わせを例にして記述する。
リイミドと銅箔の組み合わせを例にして記述する。
【0037】まず溶媒に溶解したポリイミド溶液を銅箔
に塗工した後に加熱して溶媒を除去するか、またはポリ
イミドの前駆体であるポリアミド酸溶液を銅箔に塗工し
た後に加熱して溶媒を除去しイミド化反応を完結させる
ことによりオールポリイミド片面フレキシブル金属積層
板を得る。この際、得られるオールポリイミド片面フレ
キシブル金属積層板の樹脂層の表面10点平均粗さを
1.5μm以下にするように、ポリイミド溶液またはポ
リアミド酸溶液の塗工・乾燥を2回以上に分けて行う。
次いで図1に示すように、長尺状オールポリイミド片面
フレキシブル金属積層板1を、巻出し機2より繰り出
し、もう1つの巻出し機3より繰り出された長尺状オー
ルポリイミド片面フレキシブル金属積層板4と、ロール
プレス5を使用して連続的に加熱・加圧して積層し、巻
取り機6によりロール状に巻取る。ここで、得られた積
層体の接着力が充分でない場合には、オートクレーブ7
により不活性ガス雰囲気中、樹脂のガラス転移温度以上
で2分間以上後加熱し、長尺状オールポリイミド両面フ
レキシブル金属積層板8を製造する。
に塗工した後に加熱して溶媒を除去するか、またはポリ
イミドの前駆体であるポリアミド酸溶液を銅箔に塗工し
た後に加熱して溶媒を除去しイミド化反応を完結させる
ことによりオールポリイミド片面フレキシブル金属積層
板を得る。この際、得られるオールポリイミド片面フレ
キシブル金属積層板の樹脂層の表面10点平均粗さを
1.5μm以下にするように、ポリイミド溶液またはポ
リアミド酸溶液の塗工・乾燥を2回以上に分けて行う。
次いで図1に示すように、長尺状オールポリイミド片面
フレキシブル金属積層板1を、巻出し機2より繰り出
し、もう1つの巻出し機3より繰り出された長尺状オー
ルポリイミド片面フレキシブル金属積層板4と、ロール
プレス5を使用して連続的に加熱・加圧して積層し、巻
取り機6によりロール状に巻取る。ここで、得られた積
層体の接着力が充分でない場合には、オートクレーブ7
により不活性ガス雰囲気中、樹脂のガラス転移温度以上
で2分間以上後加熱し、長尺状オールポリイミド両面フ
レキシブル金属積層板8を製造する。
【0038】なお、本発明における10点平均粗さの値
はJISB0601に準拠し、下記の通りに測定、下記式、(数
1)で定義される。
はJISB0601に準拠し、下記の通りに測定、下記式、(数
1)で定義される。
【0039】10点平均粗さRz:10点平均粗さは図
2のように、断面曲線から基準長さだけ抜き取った部分
において、平均線に平行かつ断面曲線を横切らない直線
から縦倍率の方向に測定した最高から5番目までの山頂
の最高の平均値と最深から5番目までの谷底の標高の平
均値との差の値をマイクロメートル(μm)で表したも
のをいう。
2のように、断面曲線から基準長さだけ抜き取った部分
において、平均線に平行かつ断面曲線を横切らない直線
から縦倍率の方向に測定した最高から5番目までの山頂
の最高の平均値と最深から5番目までの谷底の標高の平
均値との差の値をマイクロメートル(μm)で表したも
のをいう。
【0040】
【数1】 測定は 社製Surfcorder SE-30D、探針として2μmの
ダイヤモンド針を用い、測定長さ0.8mm、カットオ
フ値0.8μm、走査速度0.1mm/sec、の条件
で行った。
ダイヤモンド針を用い、測定長さ0.8mm、カットオ
フ値0.8μm、走査速度0.1mm/sec、の条件
で行った。
【0041】
合成例1 等モル量の4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビ
フェニルとビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エー
テル二無水物とを室温、窒素雰囲気下、N,N−ジメチ
ルアセトアミド溶媒中で約20時間重合させポリアミド
酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液の対数粘度(N,
N−ジメチルアセトアミド、濃度0.5g/100ml
溶媒、35℃で測定)は2.0dl/g、ガラス転移温
度は230℃であった。このポリアミド酸溶液を19w
t%まで希釈し、回転粘度を10000cpsに調製し
た。
フェニルとビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エー
テル二無水物とを室温、窒素雰囲気下、N,N−ジメチ
ルアセトアミド溶媒中で約20時間重合させポリアミド
酸溶液を得た。このポリアミド酸溶液の対数粘度(N,
N−ジメチルアセトアミド、濃度0.5g/100ml
溶媒、35℃で測定)は2.0dl/g、ガラス転移温
度は230℃であった。このポリアミド酸溶液を19w
t%まで希釈し、回転粘度を10000cpsに調製し
た。
【0042】合成例2 1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン29.
2g(0.1モル)N,N−ジメチルアセトアミド24
5.6gを、室温窒素雰囲気下で撹拌・溶解した。これ
に、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸31.87g(0.099モル)を、分割して加
え、室温で24時間撹拌した。その後、無水フタル酸
1.184g(0.008モル)を加え、室温で3時間
撹拌した。かくして得られたポリアミック酸は、対数粘
度0.75dl/gであった。(測定は、N,N−ジメ
チルアセトアミド溶媒中0.5%濃度、35℃で行っ
た)上記のポリアミック酸溶媒に無水酢酸40.8g
(0.4モル)とトリエチルアミン20.2gを滴下し
室温で10時間撹拌した。得られた反応混合物を100
0gのメタノールに強力な撹拌下に排出し、析出物を濾
別分取した。得られた粉末状析出物を更にメタノールで
洗浄後、180℃で12時間乾燥して、ポリイミド粉5
6.9gを得た。この得られたポリイミド粉は、2次転
移点温度が192℃(DSCによる測定)、対数粘度が
0.76dl/g(測定はp−クロロフェノール/フェ
ノール=9/1重量比の混合溶媒中、0.5%濃度、3
5℃で行った)であり、またIR分析の結果、ポリアミ
ック酸の固有ピークは確認されなかった。かくして得ら
れた、ポリイミド粉をN−メチル−2−ピロリドン80
g(濃度20%)に溶解させポリイミドワニスを得た。
このワニスの回転粘度を6000cpsであった。
2g(0.1モル)N,N−ジメチルアセトアミド24
5.6gを、室温窒素雰囲気下で撹拌・溶解した。これ
に、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸31.87g(0.099モル)を、分割して加
え、室温で24時間撹拌した。その後、無水フタル酸
1.184g(0.008モル)を加え、室温で3時間
撹拌した。かくして得られたポリアミック酸は、対数粘
度0.75dl/gであった。(測定は、N,N−ジメ
チルアセトアミド溶媒中0.5%濃度、35℃で行っ
た)上記のポリアミック酸溶媒に無水酢酸40.8g
(0.4モル)とトリエチルアミン20.2gを滴下し
室温で10時間撹拌した。得られた反応混合物を100
0gのメタノールに強力な撹拌下に排出し、析出物を濾
別分取した。得られた粉末状析出物を更にメタノールで
洗浄後、180℃で12時間乾燥して、ポリイミド粉5
6.9gを得た。この得られたポリイミド粉は、2次転
移点温度が192℃(DSCによる測定)、対数粘度が
0.76dl/g(測定はp−クロロフェノール/フェ
ノール=9/1重量比の混合溶媒中、0.5%濃度、3
5℃で行った)であり、またIR分析の結果、ポリアミ
ック酸の固有ピークは確認されなかった。かくして得ら
れた、ポリイミド粉をN−メチル−2−ピロリドン80
g(濃度20%)に溶解させポリイミドワニスを得た。
このワニスの回転粘度を6000cpsであった。
【0043】合成例3 等モル量の1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベン
ゼンと3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸とを室温、窒素雰囲気下、N,N−ジメチルアセ
トアミド溶媒中で約20時間重合させポリアミド酸溶液
を得た。このポリアミド酸溶液の対数粘度(N,N−ジ
メチルアセトアミド、濃度0.5g/100ml溶媒、
35℃で測定)は1.3dl/g、ガラス転移温度は2
00℃であった。このポリアミド酸溶液を18wt%ま
で希釈し、回転粘度を10000cpsに調製した。
ゼンと3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸とを室温、窒素雰囲気下、N,N−ジメチルアセ
トアミド溶媒中で約20時間重合させポリアミド酸溶液
を得た。このポリアミド酸溶液の対数粘度(N,N−ジ
メチルアセトアミド、濃度0.5g/100ml溶媒、
35℃で測定)は1.3dl/g、ガラス転移温度は2
00℃であった。このポリアミド酸溶液を18wt%ま
で希釈し、回転粘度を10000cpsに調製した。
【0044】実施例1 塗工機を用いて、合成例1で得られたポリアミド酸を厚
さが18μm、10点平均粗さが4.5μmの電解銅箔
に直接塗布し、残溶媒量が20%程度になるまでドライ
ヤ中で乾燥した。その後、この塗工・乾燥工程を2回、
計3回行った後、窒素雰囲気下、300℃で10分間加
熱してイミド化反応を完結させ、長尺状オールポリイミ
ド片面フレキシブル金属積層板を得た。このポリイミド
の残溶媒量は0.1wt%以下、厚さは25μm、表面
の10点平均粗さは0.7μmであった。オールポリイ
ミド片面フレキシブル金属積層板のポリイミド層同士を
内側に合わせるように、温度260℃、線圧力20kg
f/cmの条件で、片側のロール表面がゴム製であるロ
ールプレス機を用いて連続ロールプレスを行い、ロール
状に巻取り、次にこれを不活性ガス雰囲気中、温度28
0℃で30分間加熱乾燥機を用いて後加熱し、長尺状の
オールポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得た。
この両面フレキシブル金属積層板のピール強さは、1.
8kgf/cmであり、一般に必要とされるピール強さ
1.0kgf/cmと比較しても十分強度があり、また
260℃・60秒の半田浴浸せき後もフクレやハガレは
全く見られず、顕微鏡観察の結果、ミクロな接着不良も
全く観察されなかった。
さが18μm、10点平均粗さが4.5μmの電解銅箔
に直接塗布し、残溶媒量が20%程度になるまでドライ
ヤ中で乾燥した。その後、この塗工・乾燥工程を2回、
計3回行った後、窒素雰囲気下、300℃で10分間加
熱してイミド化反応を完結させ、長尺状オールポリイミ
ド片面フレキシブル金属積層板を得た。このポリイミド
の残溶媒量は0.1wt%以下、厚さは25μm、表面
の10点平均粗さは0.7μmであった。オールポリイ
ミド片面フレキシブル金属積層板のポリイミド層同士を
内側に合わせるように、温度260℃、線圧力20kg
f/cmの条件で、片側のロール表面がゴム製であるロ
ールプレス機を用いて連続ロールプレスを行い、ロール
状に巻取り、次にこれを不活性ガス雰囲気中、温度28
0℃で30分間加熱乾燥機を用いて後加熱し、長尺状の
オールポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得た。
この両面フレキシブル金属積層板のピール強さは、1.
8kgf/cmであり、一般に必要とされるピール強さ
1.0kgf/cmと比較しても十分強度があり、また
260℃・60秒の半田浴浸せき後もフクレやハガレは
全く見られず、顕微鏡観察の結果、ミクロな接着不良も
全く観察されなかった。
【0045】比較例1 塗工乾燥工程を3回に分けずに1回で行った以外は、実
施例1と全く同様にしてオールポリイミド片面フレキシ
ブル金属積層板を得た。このポリイミドの残溶媒量は
0.1wt%以下、厚さは25μm、表面の10点平均
粗さは2.5μmであった。次に実施例1と全く同様
に、連続ロールプレス、後加熱を行ない、長尺状のオー
ルポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得た。この
両面フレキシブル金属積層板のピール強さは、0.8k
gf/cmであったが、260℃・60秒の半田浴浸せ
き後は多数のフクレが生じ、耐熱性で満足できるもので
はなっかた。また、顕微鏡観察結果から細線パターンを
形成する際に回路信頼性の低下をもたらす数十μmのミ
クロな接着不良も多数存在していた。
施例1と全く同様にしてオールポリイミド片面フレキシ
ブル金属積層板を得た。このポリイミドの残溶媒量は
0.1wt%以下、厚さは25μm、表面の10点平均
粗さは2.5μmであった。次に実施例1と全く同様
に、連続ロールプレス、後加熱を行ない、長尺状のオー
ルポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得た。この
両面フレキシブル金属積層板のピール強さは、0.8k
gf/cmであったが、260℃・60秒の半田浴浸せ
き後は多数のフクレが生じ、耐熱性で満足できるもので
はなっかた。また、顕微鏡観察結果から細線パターンを
形成する際に回路信頼性の低下をもたらす数十μmのミ
クロな接着不良も多数存在していた。
【0046】比較例2 塗工後の乾燥工程において、残溶媒量が50%程度の段階
までしか乾燥しなかった以外は、実施例1と全く同様に
してオールポリイミド片面フレキシブル金属積層板を得
た。このポリイミドの残溶媒量は0.1wt%以下、厚
さは25μm、表面の10点平均粗さは1.7μmであ
った。そのため、再度塗工・乾燥工程を5回に分けて行
ったところ、ようやく、表面の10点平均粗さは0.9
μmの長尺状オールポリイミド片面フレキシブル金属積
層板が得られた。このように、塗工後の乾燥を残溶媒量
が多い段階で終わらせると、表面粗度を小さくする効果
が小さくなり、表面粗度の小さい長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板を得るのに、塗工・乾燥工程の回数が無意
味に多くなりすぎることが示される。
までしか乾燥しなかった以外は、実施例1と全く同様に
してオールポリイミド片面フレキシブル金属積層板を得
た。このポリイミドの残溶媒量は0.1wt%以下、厚
さは25μm、表面の10点平均粗さは1.7μmであ
った。そのため、再度塗工・乾燥工程を5回に分けて行
ったところ、ようやく、表面の10点平均粗さは0.9
μmの長尺状オールポリイミド片面フレキシブル金属積
層板が得られた。このように、塗工後の乾燥を残溶媒量
が多い段階で終わらせると、表面粗度を小さくする効果
が小さくなり、表面粗度の小さい長尺状片面フレキシブ
ル金属積層板を得るのに、塗工・乾燥工程の回数が無意
味に多くなりすぎることが示される。
【0047】実施例2 厚さが18μm、10点平均粗さが7.0μmの電解銅
箔を用いた以外は、実施例1と同様にして、長尺状オー
ルポリイミド片面フレキシブル金属積層板を得た。この
片面フレキシブル金属積層板樹脂層側表面の10点平均
粗さを測定したところ、2.3μmであったため、再度
塗工・乾燥工程を5回に分けて行い、ようやく樹脂層側
表面の10点平均粗さが1.1μmの長尺状オールポリ
イミド片面フレキシブル金属積層板が得られた。このオ
ールポリイミド片面フレキシブル金属積層板を用いて、
実施例1と同様にしてオールポリイミド両面フレキシブ
ル金属積層板を得た。この両面フレキシブル金属積層板
のピール強さは、1.1kgf/cmであり、また26
0℃・60秒の半田浴浸せき後もフクレやハガレは全く
見られず、顕微鏡観察の結果、ミクロな接着不良もほと
んど観察されなかった。
箔を用いた以外は、実施例1と同様にして、長尺状オー
ルポリイミド片面フレキシブル金属積層板を得た。この
片面フレキシブル金属積層板樹脂層側表面の10点平均
粗さを測定したところ、2.3μmであったため、再度
塗工・乾燥工程を5回に分けて行い、ようやく樹脂層側
表面の10点平均粗さが1.1μmの長尺状オールポリ
イミド片面フレキシブル金属積層板が得られた。このオ
ールポリイミド片面フレキシブル金属積層板を用いて、
実施例1と同様にしてオールポリイミド両面フレキシブ
ル金属積層板を得た。この両面フレキシブル金属積層板
のピール強さは、1.1kgf/cmであり、また26
0℃・60秒の半田浴浸せき後もフクレやハガレは全く
見られず、顕微鏡観察の結果、ミクロな接着不良もほと
んど観察されなかった。
【0048】実施例3 塗工機を用いて、合成例2で得られたポリイミドワニス
を厚さが35μm、圧延銅箔に直接塗布し、残溶媒量が
20%程度になるまでドライヤー中で乾燥した。その
後、この塗工・乾燥工程を1回、計2回行った後、窒素
雰囲気下、300℃で10分間加熱して、長尺状オール
ポリイミド片面フレキシブル金属積層板を得た。このポ
リイミド層の残溶媒量は0.1wt%以下、厚さは15
μm、表面の10点平均粗さは0.25μmであった。
次にオールポリイミド片面フレキシブル金属積層板のポ
リイミド層同士を内に合わせるように、温度240℃、
線圧力10kgf/cmの条件で、片側のロール表面が
ゴム製であるロールプレス機を用いて連続ロールプレス
を行い、長尺状のオールポリイミド両面フレキシブル金
属積層板を得た。この両面フレキシブル金属積層板のピ
ール強さは、1.5kgf/cmと充分あり、また26
0℃・60秒の半田浴浸せき後もフクレやハガレは全く
見られず、顕微鏡観察の結果、ミクロな接着不良も全く
観察されなかった。
を厚さが35μm、圧延銅箔に直接塗布し、残溶媒量が
20%程度になるまでドライヤー中で乾燥した。その
後、この塗工・乾燥工程を1回、計2回行った後、窒素
雰囲気下、300℃で10分間加熱して、長尺状オール
ポリイミド片面フレキシブル金属積層板を得た。このポ
リイミド層の残溶媒量は0.1wt%以下、厚さは15
μm、表面の10点平均粗さは0.25μmであった。
次にオールポリイミド片面フレキシブル金属積層板のポ
リイミド層同士を内に合わせるように、温度240℃、
線圧力10kgf/cmの条件で、片側のロール表面が
ゴム製であるロールプレス機を用いて連続ロールプレス
を行い、長尺状のオールポリイミド両面フレキシブル金
属積層板を得た。この両面フレキシブル金属積層板のピ
ール強さは、1.5kgf/cmと充分あり、また26
0℃・60秒の半田浴浸せき後もフクレやハガレは全く
見られず、顕微鏡観察の結果、ミクロな接着不良も全く
観察されなかった。
【0049】実施例4 塗工機を用いて、合成例3で得られたポリアミド酸を厚
さが18μm、10点平均粗さが4.0μmの電解銅箔
に直接塗布し、残溶媒量が10%程度になるまでドライ
ヤ中で乾燥した。その後、この塗工・乾燥工程を2回、
計3回行った後、窒素雰囲気下、300℃で10分間加
熱してイミド化反応を完結させ、長尺状オールポリイミ
ド片面フレキシブル金属積層板を得た。このポリイミド
の残溶媒量は0.1wt%以下、厚さは50μm、表面
の10点平均粗さは0.4μmであった。オールポリイ
ミド片面フレキシブル金属積層板のポリイミド層同士を
内側に合わせるように、温度260℃、線圧力20kg
f/cmの条件で、片側のロール表面がゴム製であるロ
ールプレス機を用いて連続ロールプレスを行い、ロール
状に巻取り、次にこれを不活性ガス雰囲気中、温度28
0℃で30分間加熱乾燥機を用いて後加熱し、長尺状の
オールポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得た。
この両面フレキシブル金属積層板のピール強さは、2.
0kgf/cmと十分あり、また260℃・60秒の半
田浴浸せき後もフクレやハガレは全く見られず、顕微鏡
観察の結果、ミクロな接着不良も全く観察されなかっ
た。
さが18μm、10点平均粗さが4.0μmの電解銅箔
に直接塗布し、残溶媒量が10%程度になるまでドライ
ヤ中で乾燥した。その後、この塗工・乾燥工程を2回、
計3回行った後、窒素雰囲気下、300℃で10分間加
熱してイミド化反応を完結させ、長尺状オールポリイミ
ド片面フレキシブル金属積層板を得た。このポリイミド
の残溶媒量は0.1wt%以下、厚さは50μm、表面
の10点平均粗さは0.4μmであった。オールポリイ
ミド片面フレキシブル金属積層板のポリイミド層同士を
内側に合わせるように、温度260℃、線圧力20kg
f/cmの条件で、片側のロール表面がゴム製であるロ
ールプレス機を用いて連続ロールプレスを行い、ロール
状に巻取り、次にこれを不活性ガス雰囲気中、温度28
0℃で30分間加熱乾燥機を用いて後加熱し、長尺状の
オールポリイミド両面フレキシブル金属積層板を得た。
この両面フレキシブル金属積層板のピール強さは、2.
0kgf/cmと十分あり、また260℃・60秒の半
田浴浸せき後もフクレやハガレは全く見られず、顕微鏡
観察の結果、ミクロな接着不良も全く観察されなかっ
た。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
耐熱性に優れ、接着剤層がなく、数十μm程度のミクロ
な接着不良もなく高度に均質な信頼性の高い長尺状の両
面フレキシブル金属積層板を容易に製造する事ができ、
その工業的価値は極めて大である。
耐熱性に優れ、接着剤層がなく、数十μm程度のミクロ
な接着不良もなく高度に均質な信頼性の高い長尺状の両
面フレキシブル金属積層板を容易に製造する事ができ、
その工業的価値は極めて大である。
【図1】本発明の一実施例を示す模式図
【図2】10点平均粗さRzを算出するための説明図
1 長尺状オールポリイミド片面フレキシブル金属積層
板 2 巻出し機 3 巻出し機 4 長尺状オールポリイミド片面フレキシブル金属積層
板 5 ロールプレス 6 巻取り機 7 オートクレーブ 8 長尺状両面フレキシブル金属積層板
板 2 巻出し機 3 巻出し機 4 長尺状オールポリイミド片面フレキシブル金属積層
板 5 ロールプレス 6 巻取り機 7 オートクレーブ 8 長尺状両面フレキシブル金属積層板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 浩一 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 宍戸 重之 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 津嶋 敬章 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 木島 重基 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 超耐熱性樹脂を用い、その樹脂層側表面
の10点平均粗さを1.5μm以下にした長尺状片面フ
レキシブル金属積層板の樹脂層側に、超耐熱性樹脂を用
いその樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以下
にしたもう一枚の長尺状片面フレキシブル金属積層板の
樹脂層側を連続的に加熱・加圧して積層することを特徴
とする長尺状オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属
積層板の製造方法。 - 【請求項2】 超耐熱性樹脂がポリイミド系樹脂である
請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 樹脂層側表面の10点平均粗さが1.5
μm以下の長尺状片面フレキシブル金属積層板が、超耐
熱性樹脂溶液またはその前駆体溶液を、金属箔上に塗工
する工程を2回以上行うことにより得られたものであ
る、請求項1または2記載の製造方法。 - 【請求項4】 樹脂層側表面の10点平均粗さが1.5
μm以下の長尺状片面フレキシブル金属積層板が、超耐
熱性樹脂溶液またはその前駆体溶液を金属箔上に塗工
し、溶媒量が30%以下になるまで乾燥する工程を2回以
上繰り返し行うことにより得られたものである請求項1
または2記載の製造方法。 - 【請求項5】 超耐熱性樹脂を用い、その樹脂層側表面
の10点平均粗さを1.5μm以下にした長尺状片面フ
レキシブル金属積層板の樹脂層側と、超耐熱性樹脂を用
いその樹脂層側表面の10点平均粗さを1.5μm以下
にしたもう一枚の長尺状片面フレキシブル金属積層板の
樹脂層側を積層してなる長尺状オール超耐熱性樹脂両面
フレキシブル金属積層板。 - 【請求項6】 超耐熱性樹脂と接している面の表面10
点平均粗さが、5μm以下の金属箔を用いたものである
長尺状オール超耐熱性樹脂両面フレキシブル金属積層
板。 - 【請求項7】 超耐熱性樹脂と接している面の表面10
点平均粗さが、5μm以下である長尺状オール超耐熱性
樹脂両面フレキシブル金属積層板製造に好適に使用しう
る金属箔。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10424593A JPH06314877A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 長尺状両面フレキシブル金属積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10424593A JPH06314877A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 長尺状両面フレキシブル金属積層板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06314877A true JPH06314877A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14375565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10424593A Pending JPH06314877A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 長尺状両面フレキシブル金属積層板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06314877A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007069617A (ja) * | 2006-11-06 | 2007-03-22 | Mitsui Chemicals Inc | フレキシブル金属箔積層板の製造方法 |
| DE102006055576A1 (de) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zum Herstellen eines dehnbaren Schaltungsträgers und dehnbarer Schaltungsträger |
| JP2008302696A (ja) * | 2008-07-07 | 2008-12-18 | Mitsui Chemicals Inc | フレキシブル金属箔積層板の製造方法 |
| JP2010205754A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 回路配線基板の製造方法 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP10424593A patent/JPH06314877A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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