JPH06314942A - 音声信号自動振幅制御装置 - Google Patents

音声信号自動振幅制御装置

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JPH06314942A
JPH06314942A JP5103917A JP10391793A JPH06314942A JP H06314942 A JPH06314942 A JP H06314942A JP 5103917 A JP5103917 A JP 5103917A JP 10391793 A JP10391793 A JP 10391793A JP H06314942 A JPH06314942 A JP H06314942A
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JP5103917A
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Kazuo Hoshi
和雄 星
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LG Electronics Inc
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Gold Star Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver
    • H03G3/3078Circuits generating control signals for digitally modulated signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/001Digital control of analog signals

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声信号自動振幅制御装置において、A/D
変換器に入力される音声信号のレベルに応じて自動的に
可変減衰器の減衰量を変化させ、入力される音声信号の
レベルが大幅に変動しても、所定の範囲内に保てるよう
にする。 【構成】 音声信号をディジタル値に変換するA/D変
換器の前段に電子コントロール可変減衰器を設ける。そ
して、この電子コントロール可変減衰器の出力レベルを
一定周期毎に読み込む読込み手段13、この読み込んだ出
力レベルを基準レベル18と比較して検出偏差19を出力す
る比較手段17、および検出偏差が検出されたとき、検出
偏差に応じたアタック時間とリカバリー時間を設定して
前記電子コントロール可変減衰器の減衰率を変更する減
衰率設定手段20を設けて音声信号自動振幅制御装置を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号をアナログ値
からディジタル値に変換するA/D変換器の入力信号レ
ベルを、電子的にコントロールする音声信号自動振幅制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記A/D変換器は、入力されるアナロ
グ音声信号のレベルがA/D変換器の最大許容レベル以
上になると、元のアナログ音声信号を忠実にディジタル
信号に変換することが不可能になる。このため、A/D
変換器の前段に可変減衰器を設け、A/D変換器の入力
レベルを所定のレベル範囲内にコントロールすることに
より、信号の歪みを少なくすることが行われる。
【0003】また、反対にアナログ音声信号の入力レベ
ルが低いときは、可変減衰器の減衰量を少なくしてA/
D変換器に入力される信号レベルを高くすることによ
り、S/N比を向上させることが行われる。そしてこの
可変減衰器の減衰量を変化させるときは、再生された音
を聞く人に音声信号のレベルの変化が自然な感じで受け
取られるようにしなければならない。このためには、大
きなレベルの音声信号が入力されたとき、減衰量を増大
して音声信号を許容レベルに減衰するまでの応答時間
(アタック時間)は短くなるように、入力音声信号のレ
ベルが小さくなったことにより増大した減衰量を元に戻
すまでの応答時間(リカバリー時間)は遅くなるように
動作させることが必要である。
【0004】従来の可変減衰器の例を図を用いて説明す
る。図10は手動の可変減衰器21を使用した音声信号
自動振幅制御装置を示す。可変減衰器21、ローパスフ
ィルタ(アンチエイリアスフィルタ)2、A/D変換器
3、ディジタルシグナルプロセッサ4、D/A変換器5
が入力端子6と出力端子7の間に接続される。
【0005】入力端子6から入力された音声信号は、可
変減衰器21により所定量減衰されて、A/D変換器3
によりアナログ信号からディジタル信号に変換される。
変換されたディジタル信号は、ディジタルシグナルプロ
セッサ4により信号処理がされた後、D/A変換器5に
よりアナログ信号に変換され、出力端子7から出力され
る。
【0006】入力されたアナログ音声信号が、A/D変
換器3の入力の最大許容レベルを越える場合、可変減衰
器21を手動で調整して減衰量を大きくし、A/D変換
器3に入力される信号レベルを許容レベル以内に抑え
る。これにより、音声信号の歪みを小さくする。また、
入力される音声信号が小さい場合は、可変減衰器21の
減衰量を手動により小さくし、A/D変換器3に入力さ
れる信号レベルを大きくする。これにより、音声信号の
S/N比を改善する。
【0007】この手動の可変減衰器21では、アタック
時間およびリカバリー時間は、手動操作の速度を変える
ことにより調整できる。しかしながら、この手動の可変
減衰器21を使用した場合、A/D変換器3に入力され
る音声信号の信号源のそれぞれのレベル差が大きい場
合、あるいはレベルの最大値と最小値が大幅に違う信号
源である場合は、信号源を変更するたびあるいは入力信
号レベルが変化するたびに手動調整をする必要があるた
め操作が面倒となる。
【0008】次に、トランジスタによる自動可変減衰器
を使用した音声信号自動振幅制御装置の例を図11を用
いて説明する。ここでは、前記図10と異なる点につい
てのみ説明する。この例では、可変減衰器として入力端
子6と接地間にトランジスタ22のコレクタとエミッタ
が接続される。このトランジスタ22のコレクタとエミ
ッタ間の抵抗は、ベースに印加される電圧が高くなると
抵抗値が小さくなり、ベースに印加される電圧が低くな
ると抵抗値が高くなる。
【0009】A/D変換器3の入力から取り出されたア
ナログ音声信号は、増幅器23により増幅され、ダイオ
ードD1,D2により整流される。この整流された整流
電圧V0 は、抵抗R1 ,R2 、コンデンサC1 からなる
時定数回路を介してトランジスタ22のベースに印加さ
れる。この構成により、A/D変換器3に入力される音
声信号レベルが大きくなると、トランジスタ2のベース
に印加される電圧値が高くなり、コレクタ、エミッタ間
の抵抗値が小さくなる。これにより、入力端子6と接地
間の抵抗値が小さくなりトランジスタ22による減衰量
が増加する。
【0010】逆に、A/D変換器3に入力される音声信
号レベルが小さくなると、トランジスタ22の抵抗が大
きくなり、トランジスタ22による減衰量が減少する。
これにより、A/D変換器3に入力される音声信号レベ
ルに応じて可変減衰器による減衰量が変わり、A/D変
換器3に入力される音声信号のレベルが自動的に許容範
囲内の値となる。
【0011】この可変減衰器のアタック時間T1 は、抵
抗R1 、コンデンサC1 の時定数により次の式のように
決まる。 〔式1〕 T1 =2πR1 1 ×0.6V0 /√2 リカバリー時間T2 は、抵抗R2 、コンデンサC1 の時
定数により次の式のように決まる。
【0012】〔式2〕 T2 =2πR2 1 以上説明したトランジスタ22を使用した可変減衰器
は、A/D変換器3に入力される音声信号の振幅を自動
的に制御することができ、また、アタック時間およびリ
カバリー時間は、上記のように時定数回路の抵抗R1
2 、コンデンサC1 の値を設定しておくことにより予
め設定することができる。
【0013】しかしながら、このトランジスタを使用し
た可変減衰器によって制御できる範囲は、15〜20d
B程度と狭い。このため、マイクロフォン入力のような
広範囲にレベルが変化する音声信号に対しては、そのレ
ベルの変化する全範囲にわたって自動的に制御すること
はできなかった。さらに、アタック時間およびリカバリ
ー時間は、抵抗およびコンデンサの値により固定される
ため、その設定値を変更することは困難であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の可
変減衰器では、手動の可変減衰器は操作が面倒であると
いう問題点がある。また、トランジスタを使用した可変
減衰器は、入力信号が大きく変動した場合に信号が歪む
という問題点および、およびアタック時間とリカバリー
時間を自由に調整することができないという問題点があ
る。本発明は、これら問題点を解決しようとするもので
ある。
【0015】本発明は、音声信号自動振幅制御装置にお
いて、入力されるアナログ音声信号のレベルに応じて自
動的に可変減衰器の減衰量を変化させ、入力されるアナ
ログ音声信号のレベルが大幅に変動しても、A/D変換
器の入力レベルを所定範囲内に保てるようにすることを
目的とする。また本発明は、可変減衰器のアタック時間
およびリカバリー時間をA/D変換器の入力信号のレベ
ルに応じて変えることができ、さらにアタック時間およ
びリカバリー時間の設定を自由にコントロールすること
ができるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、アナログ音声信号をディジタル信号に変換
するA/D変換器の前段に電子コントロール可変減衰器
を設ける。そして、この電子コントロール可変減衰器の
出力レベルを一定周期毎に読み込む読込み手段、この読
み込んだ出力レベルを基準レベルと比較して検出偏差を
出力する比較手段、および検出偏差が検出されたとき、
検出偏差に応じたアタック時間およびリカバリー時間を
設定して前記電子コントロール可変減衰器の減衰率を変
更する減衰率設定手段により音声信号自動振幅制御装置
を構成する。
【0017】
【作用】上記手段によれば、電子コントロール可変減衰
器は、入力されるアナログ音声信号のレベルに応じて自
動的に可変減衰器の減衰量を変化させ、アナログ音声信
号のレベルが大幅に変動しても、A/D変換器に入力さ
れるアナログ音声信号のレベルを所定の範囲内に保つこ
とができる。
【0018】また、可変減衰器のアタック時間およびリ
カバリー時間はA/D変換器の入力信号のレベルに応じ
て変わることとなるので、可変減衰器の減衰量を変化さ
せても、再生した音を聞くとき自然な感じの音とするこ
とができる。このため、可変減衰器に入力される音声信
号の許容入力レベルを大きくとることができる。さらに
可変減衰器のアタック時間およびリカバリー時間の設定
を自由に変更することができる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。図
1、図2は、本発明の実施例のブロック図である。図に
おいて、電子ボリューム1、ローパスフィルタ2、A/
D変換器3、ディジタルシグナルプロセッサ4、および
D/A変換器5が入力端子6と出力端子7の間に接続さ
れる。
【0020】入力端子6から入力されたアナログ音声信
号は、電子ボリューム1により所定量減衰され、ローパ
スフィルタ2に入力される。電源投入時、電子ボリュー
ム1の減衰量は−6dBに設定される。ローパスフィル
タ2はアンチエイリアスフィルタであり、アナログ音声
信号は、ローパスフィルタ2により再生信号周波数のみ
が通過するような減衰をされて、A/D変換器3に入力
される。
【0021】A/D変換器3は、アナログ信号をディジ
タル信号に変換する。変換されたディジタル信号は、デ
ィジタルシグナルプロセッサ4により信号処理がされた
後、D/A変換器5によりアナログ信号に変換され、出
力端子7から出力される。次に、図1に示す制御回路に
ついて図3〜8のフローチャートを用いながら説明す
る。
【0022】電子ボリューム1の出力がマイコン11に
入力される。マイコン11内のA/D変換器12は、そ
の入力レベルを例えば最大5Vといった一定値以内に保
たなければならない。そのため、電子ボリューム1の出
力は減衰器8を通してマイコン11に入力される。マイ
コン11は、所定の周期で減衰器8の出力を読み込む。
このマイコン11におけるサンプリング周波数は、ロー
パスフィルタ2のカットオフ周波数の2倍以上に設定し
てある。
【0023】マイコン11のA/D変換器12の入力レ
ベルは、ディジタル信号に変換されて読込み手段13に
読み込まれる。この入力レベルは比較手段14により基
準値15と比較される。この比較結果は、ATT値設定
手段16へ入力され、ここで設定されたATT値は、減
衰器8と後で説明する減衰率設定手段20に入力され
る。
【0024】以上説明した減衰器8の減衰率設定の動作
を図3のフローチャートを用いて説明する。ステップS
11で電源が投入されると、ステップS12で電子ボリ
ューム1は−6dBに初期設定され、ステップS13で
減衰器8は−10dBに初期設定される。
【0025】ステップS14でA/D変換器12の入力
レベルと基準値15(5V)とを比較し、入力レベルが
基準値以下の通常状態であればステップS13へ戻る。
つまり、A/D変換器12の入力レベルが5V以下であ
れば、減衰器8の設定値は初期設定された値(−10d
B)に固定される。ステップS14で入力レベルが基準
値を超えると判定されると、ステップS15へ進んでA
TT値設定手段16により減衰器8の減衰量を−1dB
増加する。A/D変換器12の入力レベルが基準値以下
になるまで、このステップS14〜S15が繰り返され
ることにより、A/D変換器12の入力レベルが5V以
下に保たれる。これにより、減衰器8の入力は常に最大
許容レベル以下のレベルに保たれる。
【0026】図1の読込み手段13の値は、さらに比較
手段17により基準値18と比較され、読込み値と基準
値との差の検出偏差19が減衰率設定手段20に入力さ
れる。この減衰率設定手段20の動作を図4、図5のフ
ローチャートを用いて説明する。ステップS21で電源
が投入され、ステップS22で電子ボリューム1を−6
dBに初期設定した後、A/D変換器12に入力される
入力レベルが最大許容レベルの5V以下になると、ステ
ップS23で、検出偏差19が設定偏差R4 と比較され
る。
【0027】入力レベルがA/D変換器3の最大許容レ
ベルを超えるときは、検出偏差19が設定偏差R4 を超
えていれば、図6のステップS31へ進む。検出偏差1
9が基準偏差R4 以下であれば、次に説明するステップ
S24へ進む。ステップS24では、3分間ごとに、検
出偏差19と基準値18を用いてA/D変換器12の入
力レベルを得、このA/D変換器12の入力レベルの最
大値が−3dB以下であるか否か、または平均値が−1
3dB以下であるか否かが判定される。入力レベルが適
正な値であればNOとなり、ステップS23へ戻り、減
衰器8の設定値は変化しない。
【0028】A/D変換器12の入力レベルが小さい場
合、ステップS24の判定結果がYESとなりステップ
S25へ進む。このステップS25以降へ進む場合は、
S/N比を向上するために、電子ボリューム1の減衰量
を低減しA/D変換器3の入力レベルを増加させるもの
である。ステップS25では、電子ボリューム1の減衰
量を1dB減少する。
【0029】次に、ステップS26では、1分間毎に、
A/D変換器12の入力レベルの最大値が−3dB以下
であるか否か、または平均値が−13dB以下であるか
否かが判定される。NOであれば、A/D変換器3の入
力レベルは適性な値であるから、ステップS23へ戻
る。また、YESであればステップS27を通してステ
ップS25へ戻り、さらに電子ボリューム1の減衰量を
1dB減少する。この結果、入力レベルが適性値になる
と、ステップS26からステップS23へ戻る。また、
電子ボリューム1の減衰量が0となった場合は、これ以
上減衰量を少なくすることはできないのであるからステ
ップS25へ戻る。
【0030】以上のステップを繰り返すことにより、A
/D変換器3の入力レベルを適正なレベルに向上させ
る。これにより、S/N比が改善される。次に、入力レ
ベルがA/D変換器3の最大許容レベルを超えて、前記
図4のステップS23で、検出偏差19が基準偏差R4
より大きいと判定された場合の動作について図6を用い
て説明する。
【0031】図6のフローチャートにおいて、基準偏差
は、R1 が+10dB、R2 が+5dB、R3 が+2d
B、R4 が+1dB〜−∞に設定される。ステップS3
1〜35は、検出偏差19のレベルがどの基準偏差の範
囲に該当するかを判定し、該当するステップS31〜S
34から対応するステップ36〜39へ移行する。ステ
ップS36〜39では、各ステップごとに決められた減
衰量およびその設定時間を電子ボリューム1に出力し、
その後元のステップS31〜34へ戻る。また同時に、
検出偏差19も、ステップS36〜39で決められた減
衰量だけそのレベルを減少させられる。
【0032】ここで、例として検出偏差が19dBであ
る場合について説明する。検出偏差の19dBはステッ
プS31の基準偏差R1 の10dB以上の範囲に該当す
るから、ステップS36へ移行する。ここでは、電子ボ
リューム1の減衰量を−10dB減衰し、その設定時間
を200mSとする。そして、検出偏差の19dBを−
10dB減衰してステップS31へ戻る。
【0033】検出偏差は9dBとなるからステップS3
1は通過し、ステップS32の10〜5dBの範囲に該
当するからステップS37へ移行する。ここでは、電子
ボリューム1の減衰量を−5dB減衰し、その設定時間
を100mSとする。そして、検出偏差の9dBを−5
dB減衰してステップS42へ戻る。検出偏差は4dB
となるから、ステップS32は通過し、ステップS33
の5〜2dBの範囲に該当するからステップS38へ移
行する。ここでは、電子ボリューム1の減衰量を−2d
B減衰し、その設定時間を50mSとする。そして、検
出偏差の4dBを−2dB減衰してステップS33へ戻
る。
【0034】検出偏差は2dBとなるから、再度ステッ
プS33からステップS36へ移行する。ここでも、電
子ボリューム1の減衰量を−2dB減衰し、その設定時
間を50mSとする。そして検出偏差の2dBを−2d
B減衰してステップS33へ戻る。検出偏差は0dBと
なるから、ステップS33,S34を通過する。そし
て、ステップS35の1dB以下に該当することとなる
からここで動作を終了し、電子ボリューム1の減衰量お
よびアタック時間が決定される。
【0035】以上の動作の結果、電子ボリューム1は、
検出偏差に相当する−19dBだけ減衰量を増加する。
そして、そのアタック時間は、200mS+100mS
+50mS+50mS=400mSとされる。以上説明
したように、減衰率設定手段20は、入力アナログ信号
レベルに対応して電子ボリューム1の減衰量を調整す
る。そして、そのアタック時間は入力信号レベルの偏差
に応じて変化する。
【0036】なお、減衰器8の減衰量が、以前に図3に
ついて説明したように、通常の設定値(初期の設定値−
10dB)より大きい減衰量とされている場合は、前記
のATT値設定手段16から減衰率設定手段20に入力
されたATT設定値により補正係数を計算し、これを使
用して減衰量およびアタック時間を決定する。次に、前
記の図6のフローチャートにより電子ボリューム1の減
衰量を大きくした状態から、音声信号のレベルか小さく
なって減衰量を元に戻す場合について図7、図8を用い
て説明する。
【0037】この場合は、音声信号を再生する際に音声
信号のレベルの変化が自然な感じで受け取られるよう
に、減衰量を元の量に戻すリカバリー時間が、検出偏差
のレベルに応じて長さを変えるように、かつアタック時
間より長くなるように動作させる必要がある。図7、図
8のフローチャートの動作は、電子ボリューム1の減衰
量が初期の設定値(−60dB)より大きくなってい
て、検出偏差19が(−)になった時に行われる。
【0038】ステップS41〜S49は、検出偏差19
のレベルがどの範囲に該当するかを判定し、該当するス
テップS41〜49から対応するステップS51〜59
へ移行する。ステップS51〜59では、検出偏差19
が該当ステップS41〜49の範囲の最小値となるま
で、所定のリカバリー時間ごとに所定の減衰量を設定
し、そのリカバリー時間および減衰量を電子ボリューム
1に出力する。同時に、検出偏差19も前記所定の減衰
量を減少し所定のステップに進む。
【0039】ここで、例として検出偏差が−17dBで
ある場合について説明する。検出偏差が−17dBであ
ると、ステップS48の−15〜−20dBの範囲に該
当することとなるから、ステップS48からステップS
58へ移行する。ステップS58では、検出偏差が−1
7dBからステップS48の範囲の最小値の−15dB
になる2dBの間に、200mSごとに0.1dBを設
定する。したがって、ステップS58では(2dB/
0.1dB×200mS=4Sで)4秒のリカバリー時
間の間に2dBの減衰量が電子ボリューム1に出力さ
れ、同時に検出偏差の−17dBも2dB減少させられ
て、−15dBとなる。
【0040】ステップS58からステップS47へ進む
と、検出偏差は−15dBになっているから、ステップ
S47の範囲に該当し、ステップS57へ移る。ステッ
プS57では、検出偏差が−15dBからステップS4
7の範囲の最小値の−10dBになる5dBの間に、1
50mSごとに0.1dBを設定する。したがって、ス
テップS57では(5dB/0.1dB×150mS=
7.5Sで)7.5秒のリカバリー時間の間に5dBの
減衰量が電子ボリューム1に出力され、同時に検出偏差
の−15dBも5dB減少させられて、−10dBとな
る。
【0041】ステップS57からステップS46へ戻る
と、検出偏差は−10dBになっているから、ステップ
S46の範囲に該当しステップS56へ移る。ステップ
S56では、検出偏差が−10dBからステップS46
の範囲の最小値の−5dBになる5dBの間に、100
mSごとに0.1dBを設定する。したがって、ステッ
プS56では(5dB/0.1dB×100mS=5S
で)5秒のリカバリー時間の間に5dBの減衰量が電子
ボリューム1に出力され、同時に検出偏差の−10dB
も5dB減少させられて、−5dBとなる。
【0042】以下同様に動作が繰り返され、最終的には
ステップS51で動作を終了する。その結果、リカバリ
ー時間は、ステップS55で0.9秒、ステップS54
で1.0秒、ステップS53で1.2秒、ステップS5
2で1.5秒、ステップS51で2.0秒が設定され
る。全体のリカバリー時間は、4+7.5+5+0.9
+1.0+1.2+1.5+2.0=23.1秒とな
り、この間に、電子ボリューム1の減衰量は、図9に示
すように変化して、元の減衰量に戻る。
【0043】図9には、検出偏差19が−17dBの場
合と、−2dB、−7dB、−12dBの場合が示され
ている。検出偏差19の値がその他の値の場合も、以上
説明したと同様な動作が行われ、図9に示す経過で減衰
量が変化する。このグラフに示すように、減衰量が大き
いときは小さいときよりもリカバリー時間が長く設定さ
れ、音声信号を再生したとき、自然な感じで受け取られ
ることが可能となる。
【0044】また、アタック時間およびリカバリー時間
の設定は、減衰率設定手段20において図6〜図8のフ
ローチャート中に示す数値を変更することにより、容易
に変更することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、音声信号自動振幅制御
装置において、入力されるアナログ音声信号のレベルに
応じて自動的に可変減衰器の減衰量を変化させることが
でき、しかも入力される音声信号のレベルが大幅に変動
しても、所定の範囲内に保つことができる。
【0046】また本発明によれば、可変減衰器のアタッ
ク時間およびリカバリー時間をA/D変換器の入力信号
のレベルに応じて変えることができ、さらに可変減衰器
のアタック時間およびリカバリー時間の応答特性を自由
にコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声信号自動振幅制御装置の実施例の
ブロック図(その1)。
【図2】本発明の音声信号自動振幅制御装置の実施例の
ブロック図(その2)。
【図3】図1の減衰器8の動作を説明するフローチャー
ト。
【図4】図1の制御装置の全体の動作を説明するフロー
チャート(その1)。
【図5】図1の制御装置の全体の動作を説明するフロー
チャート(その2)。
【図6】図1、図2において電子ボリュームの減衰量を
増大するときの動作を説明するフローチャート。
【図7】図1、図2において増大した電子ボリュームの
減衰量を元に戻すときの動作を説明するフローチャート
(その1)。
【図8】図1、図2において増大した電子ボリュームの
減衰量を元に戻すときの動作を説明するフローチャート
(その2)。
【図9】図7、8のフローチャートにより設定されたリ
カバリー時間と減衰量の関係を示すグラフ。
【図10】従来の手動の可変減衰器を使用した音声信号
自動振幅制御装置のブロック図。
【図11】従来のトランジスタによる可変減衰器を使用
した音声信号自動振幅制御装置のブロック図。
【符号の説明】
1…電子ボリューム 2…ローパスフィルタ 3…A/D変換器 4…ディジタルシグナルプロセッサ 5…D/A変換器 6…入力端子 7…出力端子 8…減衰器 11…マイコン 12…A/D変換器 13…読込み手段 14…比較手段 15…基準値 16…ATT値設定手段 17…比較手段 18…基準値 19…検出偏差 20…減衰率設定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をディジタル値に変換するA/
    D変換器、前記A/D変換器の前段に設けられた電子コ
    ントロール可変減衰器、この電子コントロール可変減衰
    器の出力電圧を一定周期毎に読み込む読込み手段、この
    読み込んだ出力電圧レベルを基準レベルと比較して検出
    偏差を出力する比較手段、および検出偏差が検出された
    とき、検出偏差に応じたアタック時間とリカバリー時間
    を設定して前記電子コントロール可変減衰器の減衰率を
    変更する減衰率設定手段を具備することを特徴とする音
    声信号自動振幅制御装置。
  2. 【請求項2】 前記読込み手段の前段にA/D変換器が
    設けられ、このA/D変換器の入力レベルが最大許容値
    を超えるとき許容値以下のレベルに減衰するための減衰
    器を前記A/D変換器の前段に設けたことを特徴とする
    請求項1記載の音声信号自動振幅制御装置。
JP5103917A 1993-04-30 1993-04-30 音声信号自動振幅制御装置 Pending JPH06314942A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100719012B1 (ko) * 2004-07-23 2007-05-17 산요덴키가부시키가이샤 자동 레벨 조정 회로
JP2008099163A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Audio Technica Corp ノイズキャンセルヘッドフォンおよびヘッドフォンにおけるノイズキャンセル方法
EP2592546A1 (en) * 2011-11-14 2013-05-15 Google Inc. Automatic Gain Control in a multi-talker audio system
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