JPH06315664A - ラツカーの単回塗布による紙の多層ラツカー塗装法 - Google Patents

ラツカーの単回塗布による紙の多層ラツカー塗装法

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JPH06315664A
JPH06315664A JP6032073A JP3207394A JPH06315664A JP H06315664 A JPH06315664 A JP H06315664A JP 6032073 A JP6032073 A JP 6032073A JP 3207394 A JP3207394 A JP 3207394A JP H06315664 A JPH06315664 A JP H06315664A
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Gunter Weber
グンター・ベバー
Ulrich Reiners
ウルリヒ・ライナース
Sebastian Dr Meyer-Stork
ゼバステイアン・マイヤー−シユトルク
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ラッカーの単回塗布によって紙に多層構造塗
膜を形成する多成分塗料系において、表面張力が、随時
予備処理されていて良い被塗装支持体と、塗装される状
態になっている塗料系との間で、DIN(ドイツ国工業
規格)に従って少なくとも10mN/m、好ましくは少
なくとも20mN/mの差があることを特徴とする多成
分塗料系。 【効果】 この塗料系の塗布により、紙の水蒸気および
芳香成分に対する遮断性が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、多成分塗料系の単回塗布による
紙へのラッカー塗装法、それによって生ずるラッカー塗
膜の多層構造に関する。
【0002】単回塗装によって塗布した際に相溶性でな
い成分が分離して多層構造を形成する金属用塗料系は、
特に自動車のラッカー塗装の分野で知られている。適当
な塗料系は例えば、英国特許(GB)第 1 570 540号お
よび英国特許第 2 046 765A号に粉末ラッカーが、そし
て英国特許第 2 192 399A号に溶液型塗料系が記載され
ている。各成分が層の配列のどの位置に来るかは、正確
には比表面エネルギーの比に依存する。表面エネルギー
が最も低い成分は、最上層を形成し、最も高い成分は、
この場合極性と見做されている被塗装支持体表面に来
る。
【0003】比表面エネルギーは表面張力 δ として容
易に測定できる[Roempp著、ChemieLexicon (化学辞典)
第4巻 G. Thieme Verlag社 (Stuttgart) 1991年発
行、3075 - 3076頁参照]。
【0004】金属塗装の場合、表面張力が適当な階層に
離れている材料の組み合わせを見付けるのは、金属被塗
装体が極端に高い表面エネルギーを持っているというこ
とがあるので比較的容易である。ちなみに、Handbook o
f Chemistry and Physics(化学および物理便覧)56
版(CRC Press 社(Cleveland)1975年発行)F 23 -46
頁によると、アルミニウムの値は870、そして鉄は1
700mN/mである。
【0005】非金属の極性被塗装支持体、例えば紙で
は、表面張力が一般に金属より10ないし15倍低く
て、条件は遥かに悪い。
【0006】紙、カードボードおよびペーパーボードを
包装目的に使用する時、包装する材料を保護するため
に、特に水蒸気および芳香成分に対する高い不透過性が
しばしば必要になる。今までこのような水蒸気不透過層
は、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)を含む塗料系を塗
装して得られることが知られており、今まで特に使用さ
れてきた。しかしエコロジー的には、この用途には有機
ハロゲンを含まない塗料を使用する必要がある。
【0007】PVDC塗装物に代わるものとしては、ポ
リエチレンの押し出し被膜を紙、カードボード、および
ペーパーボード上に形成して遮断性を改善することが知
られている。しかしかなりの量の塗膜層を必要とするた
めに、リサイクルの観点から実際には受け入れられるこ
とは無かった。
【0008】PVDC塗装代替のもう一つは、水蒸気不
透過性をフッ素化炭化水素を使用して達成する無塩素塗
装物であり[例えばヨーロッパ特許(EP)第 0 462 063 号
参照]、従って有機ハロゲン化合物を無くする要求を満
足するものではない。
【0009】ヨーロッパ特許(EP)第 0 393 451 号は、
パラフィンとスチレン-ブタジエンとの混合物分散液を
基体とし、水蒸気および芳香成分不透過性の紙塗装物を
与えるハロゲン不含有塗料を記載している。不幸なこと
にこれらの塗料は比較的ワックス含量が高いために(共
重合体基準で20%以上)、脆くなり易く、従って曲げ
た際クラックが入り易い。この現象に対処するには、ポ
リアクリル酸エステルを塗料に添加しなければならない
が、具合が悪く、水蒸気不透過性に悪影響のあることが
知られている。その上、パラフィン成分の融点が低いた
めに(52ないし56℃)、耐熱性に制約を受ける。
【0010】従って本発明が指向している問題は、特に
高融点ワックス成分と共重合体バインダーを含む塗料系
を紙の塗装に使用することで特に特徴づけられる。ラッ
カー塗膜が形成される間に、表面張力の階層に対応し
て、ワックスが水蒸気にたいする遮断層として自由表面
に、そして共重合体がセルロース被塗装支持体上に来て
多層構造が形成される。かくして、比較的明確にワック
ス含量を減らして、耐熱性の優れた水蒸気遮断層が得ら
れ、その結果更に添加剤を加えなくても高い折り曲げ強
度を示す。
【0011】かくして本発明は、ラッカーの単回塗布に
よって紙に多層構造塗膜を形成する多成分塗料系におい
て、表面張力が、随時予備処理されていて良い被塗装支
持体と、塗装される状態になっている塗料系との間で、
DIN(ドイツ国工業規格)に従って少なくとも10m
N/m、好ましくは少なくとも20mN/mの差がある
ことを特徴とする多成分塗料系に関する。
【0012】本発明によって提供される様なこの問題の
解決法は、特許請求している塗料系の自由表面エネルギ
ー比が、上述した金属上の塗膜の場合よりも遥かに好ま
しくない状態なので、驚くべきことである。第1に、紙
被塗装支持体は、約60mN/mの表面張力しか持って
おらず、これは金属の表面張力よりはかなり低い。そし
て第2に、水性塗料系は特に安定剤を必要とし、これは
界面張力を低下させる効果があり、基本的には塗膜形成
成分が選択的に分離して多層構造を形成しようとするの
に対して逆方向に作用することになる。
【0013】砕木パルプ、化学木材パルプ、穀物類の
藁、エスパルト草、バガス、リンター、ぼろ、合成およ
び鉱物繊維等、そして故紙も、紙、カードボード、およ
びペーパーボードの原料として使用することができる。
添加成分は一般に、充填剤、例えばカオリン、チョー
ク、および二酸化チタン、染料、顔料、サイジング用バ
インダー、例えば澱粉、カゼイン、およびポリマー分散
液、蛍光増白剤、水分保持剤、湿潤剤、消泡剤、スライ
ム防止剤、保存剤、粘着防止剤等である。
【0014】紙、カードボード、およびペーパーボード
の製造法および精製法は公知であり、例えばUllmanns E
ncyclopaedie der technischen Chemie (ウルマンの工
業化学百科辞典)、17巻 577 - 635頁、Verlag Chemie
社(Weinheim)1979年発行に詳細に記載されている。
【0015】本発明の塗料塗布用支持体として、それ自
体公知である各種の紙、例えば印刷用紙、筆記用紙、ラ
ベル用紙、包装紙、および壁紙が用いられる。吸収タイ
プのもの、例えば濾紙、吸取紙、トイレットペーパー
は、一般に不透過性ラッカー塗料を塗布されるものでは
ないのであまり適していない。その他の適した被塗装支
持体は、各種のカードボードおよびペーパーボード、例
えば公知の多色刷用紙(代替品)、デュプレックス(2
色刷)およびトリプレックス用カードであり、レザーお
よび麦藁紙である。複合紙を基体とする材料の紙表面も
また、本発明によって塗装することができる。
【0016】本発明の塗料塗布に適している溶液、乳化
液または分散液は、天然産ワックスまたは合成ワックス
またはそれらの混合物を含んでいる。天然産ワックスと
しては、例えばカンデリラ、カルナバ、モンタンおよび
パラフィンワックスが挙げられ、合成ワックスとしては
例えば特にパラフィンおよびポリエチレンワックスが挙
げられる。これらの化合物は公知であり、例えばUllman
ns Encyclopaedie dertechnischen Chemie (ウルマンの
工業化学百科辞典)、24巻 1 - 49頁、VerlagChemie社
(Weinheim)1983年発行に詳細に記載されている。
【0017】本発明で使用するワックスをいかに選択す
るかは、一方で塗膜の充分な耐熱性が保証されねばなら
ず、そして他方で塗布した塗料系が完全な塗膜を形成し
なければならないので、その融点範囲に制限される。5
0ないし120℃の融点範囲が好ましく、60ないし9
0℃の融点範囲が特に好ましい。高融点および低融点ワ
ックスの混合物もこの目的には効果的である。分散また
は乳化ワックスの粒子の大きさについては、1.0μm
以下が好ましく、特に0.1μm以下の粒径が好まし
い。
【0018】すでに述べたように、塗料は水性溶液、乳
化液または分散液にしてから塗布するのが特に好まし
い。このために、ワックスの乳化性あるいは分散性は、
極性基を公知の方法によって導入することによって本発
明に適するように改善することができる[例えばG.A. R
ussel, J. Am. Chem. Soc., 79(1957) 3871; M. Irving
et al., Polym. Degard. Stab., 5(1983) 467; N. G. G
aylord, J. Polym. Sci. Polym. Lett. Ed., 21(1983)
23 - 30; A. Neyishi et al., J. Appl. Polym.Sci., 2
2(1978) 2953 およびA. Hoff, J. Appl. Polym. Sci.,
29(1984) 465参照]。それに対応する方法も記載されて
いる(例えば、G.M. Gale, Appl. Organomet. Chem., 2
(1988) 17 - 31)。 本発明の塗料を塗布するのに使用する溶液、乳化液およ
び分散液はまた、下記に示すモノマーの少なくとも2種
類からなる重合性バインダーも含んでいる。すなわち、
アクリル酸エステル類、メタアクリル酸エステル類、酢
酸ビニール、ビニールアルコール、エチレン、プロピレ
ン、ブタジエン、スチレン、アクリル酸、メタアクリル
酸、アクリルアミドおよびアクリロニトリルである。ス
チレン-ブタジエン-アクリロニトリルまたはスチレン-
ブタジエン-アクリル酸エステル系が好ましく使用され
る。
【0019】本発明に適した溶液、乳化液または分散液
はまた、このような共重合体の混合物も含むことができ
る。
【0020】上述の共重合体およびその製造法は公知で
あり、詳細に記載されている[例えば、R. W. Lenz著、
Organic Chemistry of Synthetic High Polymers(合成
高重合体の有機化学)Interscience Publishers社(New
York)1976年発行、 またはEncyclopedia of Polymer Sc
ience and Engineering(ポリマーの科学と技術百科辞
典)Wiley-Interscience社(New York)(1985)、 221 - 22
9頁参照]。
【0021】本発明に適した共重合体の分子量の限界は
特に、もし分子量があまりに低いと、塗膜に必要な耐熱
性が得られず、一方分子量があまりに高いと、塗料を塗
布した際、完全な塗膜を得るのが困難であるということ
から決まって来る。
【0022】本発明に適した共重合体の組成の変動範囲
はなかんずく、塗料は一方では柔らか過ぎてはいけな
い、さもないと塗膜がロールに巻き上げた状態で貯蔵し
ている際に粘着する(ブロッキング)し、他方では塗料
は脆過ぎてもいけない、さもないと塗膜で覆われた包装
品に機械的な応力が加わった時に、塗料が水蒸気不透過
性を失うことがあるからである。好ましいとして上に挙
げた共重合体系でこの硬軟の階調調整は、ブタジエン含
量(軟質成分)とスチレン含量(硬質成分)の比を変え
ることで達成される。
【0023】部分的に鹸化されたポリビニール酢酸を基
体とした共重合体を使用するときは、90%以上の加水
分解率および50,000以上の分子量が好ましく、ア
クリル酸エステルを含む共重合体の場合は、150,0
00以上の分子量が好ましい。
【0024】本発明で使用される共重合体は更に、カル
ボキシルあるいはヒドロキシル基のような極性基を含む
ことができ、それによって水性系での乳化性あるいは分
散性が改善され、架橋の可能性が得られる。適している
架橋剤は特に、アジリジン類、ジアルデヒド類、尿素お
よびメラミン-ホルムアルデヒド樹脂類、ポリアミド−
エピクロロヒドリン樹脂類、アルカリ金属水酸化物、亜
鉛塩、ジルコニウム塩、およびポリカルボン酸である。
このような系および反応は公知であり、例えばP.Moles,
Polym. Paint Colour J., 181 (1991) 266-267, 282お
よびD. Laemmermann, Melliand Textilber., 73 (1992)
274-279 に記載されている。
【0025】例えばN-ヒドロキシメチル基または熱硬
化性基を取り込む公知の方法で得られる自己架橋性系も
適している[例えばK. Plesske, Kunststoffe, 59 (196
9) 247-251参照]。 上記ワックスおよび共重合体を基体とする本発明の水性
塗料系はまた、共重合体の分散性または乳化性を改善す
るための典型的な補助剤、ならびにポリマー粒子の凝縮
を妨げる安定剤も含むことができる。同補助剤は、一般
に公知のアニオン性、中性、またはカチオン性、低分子
量、オリゴマーまたはポリマー性乳化剤、表面活性剤、
あるいは保護コロイドである[例えばUllmanns Encyclo
paedie der technischen Chemie (ウルマンの工業化学
百科辞典)、第2巻 273-281頁、Verlag Chemie社(Wei
nheim)1972年発行、あるいは同百科辞典第10巻、449-47
3頁1975年発行参照]。更に本発明の溶液、乳化液、あ
るいは分散液は、公知の添加剤、例えば触媒、顔料、溶
媒、均展剤、充填剤、潤滑剤、スペーサー(可塑剤)等
も含むことができる。 本発明で使用する共重合体とワックス、またはその混合
物の、水性溶液、乳化液、または分散液への変換は、そ
れらを水と混和する溶媒、例えばアセトンまたはテトラ
ヒドロフランに溶解してから水を加え、溶媒を除去する
か、または例えば強い剪断力を利用する、例えばUltra-
Turrax 撹拌機、ノズルまたは溶解ディスクを使用する
公知の方法で実施する。
【0026】本発明の塗料を塗布するために使用する溶
液、乳化液、または分散液は、固体成分基準で10ない
し60%、好ましくは20ないし35%の共重合バイン
ダーと、共重合体基準で、3ないし50%、好ましくは
5ないし20%のワックス成分を含んでいる。その濃度
範囲は、実際には主として粘度によって制限され、ラッ
カーを最適に塗布するためには50ないし60mPa
s.secの粘度になるように、調整すべきである。
【0027】初めに説明したように、多層ラッカー塗装
を塗料材料の単回塗布によって実施する際、塗料系個々
の成分の表面張力を適切に階層化して、塗料各成分が明
確な位置を占めることができることがが特に重要であ
る。本発明の塗料に関する限り、共重合バインダーとワ
ックス成分は、表面張力で少なくとも5mN/m、好ま
しくは少なくとも10mN/mの差が無くてはならな
い。塗料分散液の表面張力と被塗装支持体の表面張力と
の間には少なくとも10mN/m、好ましくは少なくと
も20mN/mの差があるべきである。
【0028】同表面張力はDIN(ドイツ国工業規格)
53914によって測定する。
【0029】本発明の塗料は片面または両面に、スプレ
ー塗装、ロール塗装、ドクターナイフ塗装、流涎、刷毛
塗装、浸漬塗装、あるいはプリント塗装によって塗布す
ることができる。
【0030】塗膜は加熱乾燥後、5ないし50g/
2、好ましくは15ないし40g/m2の単位面積当た
りの重量を持っている。
【0031】以下に示す実施例は、本発明塗料の遮断性
は、ワックスと共重合バインダーとの間に相乗効果によ
るものであることを示している。両成分を組み合わせる
ことによって、個々の成分の遮断効果の和よりもかなり
優れた遮断効果が得られている。
【0032】水蒸気不透過度は[DIN(ドイツ国工業
規格)53 122 によって、23℃/85%相対湿度下に
測定して]、高々80g/m2.24h、好ましくて高
々20g/m2.24h、そして更に好ましくは10g/
2.24hである。
【0033】紙工業でしばしば使用される芳香保留性の
尺度は、空気に対するガーレー(Gurley)透過度で、10
mbarの圧力下、試験をする紙の表面積100cm2
を100mlの空気が通過拡散するのに要する時間によ
って示す。150秒以上、好ましくは300秒以上、そ
して更に好ましくは500秒以上が、23℃、相対湿度
65%で本発明の塗料によって達成される(ラッカー/
ラッカー、5bar、0.5秒)。
【0034】バインダーとの組み合わせで、遮断効果が
得られるだけでなく、更に塗料のシーリング性もワック
ス成分によって決まってくる。1.5N/15mm以
上、、好ましくは2N/15mm以上、更に好ましくは
3N/15mm以上のシーリン強さが、シーリング温度
に依存して、ある種のパラフィン含有ワックスを110
℃以上の温度で使用して達成されることが実施例から知
ることができる。
【0035】更に本発明の塗装紙の塗膜は、実施例に示
すように加熱オリーブ油および水を塗布することによっ
て耐脂性および耐湿性が高くなる。
【0036】本発明で塗布された被塗装支持体は、例え
ば食品、切り花、および影響を受け易いばら材料の包装
に使用される。
【0037】本発明を以下の実施例によって説明する。
【0038】
【実施例】
実施例1 塗布材料として、中度平滑性、褐色クラフトペーパー、
380g/cm2(Neustadt Papier社の一製品:D-782
0 Titisee-Neustadt)が使用された。塗料は平坦なほぼ
DINA4シートの塗布側に、ドクターナイフによって
塗装する。30%のスチレン、ブタジエンおよびアクリ
ロニトリル共重合体(StyrofanR LD 600S; BASF AG社
(D-6700 Ludwigshafen)製; δ = 47.6 mN/m)、およ
び10%(共重合体基準)のカルナバワックス[Ultral
ubeR Walsrode 70 90; Surface Chemie社(D-5448 Kaste
llaun)製; 融点:84℃;δ =34.3 mN/m]を含ん
でいる水性分散液が塗布される。このように塗布された
分散液は、乾燥は空気循環式乾燥室中150℃で、表面
温度を130℃に上げて行った。
【0039】約23 g/m2の単位面積当たりの重量を
持ち、柔軟で非粘着性の、被塗装支持体に強固に接着し
た塗膜が得られた。塗膜の水蒸気透過値(WVP)は26g
/m2.24時間であり、そしてガーレー空気透過度は測
定できない程低かった。塗装紙はオリーブ油滴(120
℃)と水滴(23℃)に対して1時間以上不透過性を維
持した。
【0040】塗装しない材料の WVP値 は890g/
2.24時間で、ガーレー空気透過度は136秒/10
0mlであった。オリーブ油滴(120℃)および水滴
(23℃)は1時間以内に完全に浸透した。
【0041】実施例2 紙は実施例1と同様に塗装し、ただ塗料は塗布しなかっ
た側に塗り、実施例1で使用した塗料に代えて、45.
4%のStyrofanR LD 600 S(実施例1参照)、共重合体
基準で、10%のパラフィンワックス(Mobil EXD 80/33
8; Mobil Oil社(D-2000 Wedel)の製品;融点:75℃、
δ = 35.6mN/m)を含む水性分散液を使用し
た。
【0042】約16g/m2の単位面積当たりの重量を
持ち、柔軟で非粘着性の、被塗装支持体に強固に接着し
た塗膜が得られた。塗膜は、10g/m2.24時間の水
蒸気透過度(WVP)を有し、そしてガーレー空気透過度は
438秒/100mlであった。塗装紙はオリーブ油滴
(120℃)と水滴(23℃)が1時間2点に別れてお
り(滲んで拡散せず)、不透過性を維持した。
【0043】非塗装材料の WVP値 は実施例1に対応し
ていた。同紙はシールできず、オリーブ油滴(120
℃)および水滴(23℃)は1時間以内に完全に浸透し
た。
【0044】実施例3 100%故紙、Petersliner 140g/m2(Peters Pa
pier社(D-4650 Gelsenkirchen)を塗布材料として使用し
た。塗料は実施例1と同様に塗布し、ただ実施例1で使
用した塗料系に代えて、41.7%のStyrofanR LD 600
S(実施例1参照)、共重合体基準で、10%のUltralu
be W 7090(実施例1参照)を含む水性分散液を使用し
た。
【0045】約15g/m2の単位面積当たりの重量を
持ち、柔軟で非粘着性の、被塗装支持体に強固に接着し
た塗膜が得られた。塗膜は25g/m2.24時間の水蒸
気透過度(WVP)を有し、そしてガーレー空気透過度は1
74秒/100mlであった。
【0046】非塗装材料の WVP値 は1253g/m2.24
時間、そしてガーレー空気透過度は1.7秒/100m
lであった。
【0047】実施例4 紙は実施例3と同様に塗装し、ただ実施例1で使用した
塗料の代わりに、45.4%のStyrofanR LD 600 S(実
施例1参照)、共重合体基準で、10%のパラフィンワ
ックス Mobil EXD 80/338 (実施例2参照)を含む水性
分散液を使用した。
【0048】約12g/m2の単位面積当たりの重量を
持ち、柔軟で非粘着性の、被塗装支持体に強固に接着し
た塗膜が得られた。塗膜は、42g/m2.24時間の水
蒸気透過度(WVP)を有し、ガーレー空気透過度は183
秒/100mlであった。塗膜は110℃で1.8N/
15mmそして120℃で3.0N/14mmのシール
強さを有している。
【0049】非塗装材料の WVP値 は実施例3に対応し
ていた。
【0050】本発明の主なる特徴及び態様は以下のよう
である。
【0051】1.ラッカーの単回塗布によって紙に多層
構造塗膜を形成する多成分塗料系において、表面張力
が、随時予備処理されていて良い被塗装支持体と、塗装
される状態になっている塗料系との間で、DIN(ドイ
ツ国工業規格)に従って少なくとも10mN/m、好ま
しくは少なくとも20mN/mの差があることを特徴と
する多成分塗料系。
【0052】2.上記第1項記載の塗料系において、同
塗料系が水性であり、そして有機ハロゲンを含まないこ
とを特徴とする塗料系。
【0053】3.上記第1項または第2項記載の塗料系
において、同塗料系がワックス成分と共重合バインダー
とからなり、表面張力が両成分の間で、塗装される状態
で少なくとも5mN/m、好ましくは少なくとも10m
N/mの差があることを特徴とする塗料系。
【0054】4.上記第1項ないし第3項いずれか1項
記載の塗料系において、該ワックス成分が50℃ないし
120℃で、好ましくは60℃ないし90℃で熔融する
ことを特徴とする塗料系。
【0055】5.上記第4項記載の塗料系において、該
ワックス成分がパラフィンワックスであることを特徴と
する塗料系。
【0056】6.上記第1項ないし第5項いずれか1項
記載の塗料系において、該共重合バインダーが下記のモ
ノマー、即ちアクリル酸エステル類、メタアクリル酸エ
ステル類、酢酸ビニール、ビニールアルコール、エチレ
ン、プロピレン、ブタジエン、スチレン、アクリル酸、
メタアクリル酸、アクリルアミドおよびアクリロニトリ
ルの中の少なくとも2種類から構成されることを特徴と
する塗料系。
【0057】7.上記第1項ないし第6項いずれか1項
記載の塗料系において、ワックス含量が共重合体基準
で、3ないし50%、好ましくは5ないし20%である
ことを特徴とする塗料系。
【0058】8.上記第1項ないし第7項いずれか1項
記載の塗料系を塗布した紙材料。
【0059】9.上記第8項記載の紙材料の、水蒸気お
よび芳香成分不透過性包装容器製造のための使用。
【0060】10.上記第9項記載の、油脂性湿潤製品
を包装するための使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/00 (72)発明者 ウルリヒ・ライナース ドイツ29643ノイエンキルヘン・ブルメン シユトラーセ15 (72)発明者 ゼバステイアン・マイヤー−シユトルク ドイツ33659ビーレフエルト・ブツシユカ ンプシユトラーセ152

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッカーの単回塗布によって紙に多層構
    造塗膜を形成する多成分塗料系において、表面張力が、
    随時予備処理されていて良い被塗装支持体と、塗装され
    る状態になっている塗料系との間で、DIN(ドイツ国
    工業規格)に従って少なくとも10mN/m、好ましく
    は少なくとも20mN/mの差があることを特徴とする
    多成分塗料系。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の塗料系を塗布した紙
    材料。
  3. 【請求項3】 上記請求項2記載の紙材料の、水蒸気お
    よび芳香成分不透過性包装容器製造のための使用。
JP6032073A 1993-02-10 1994-02-04 ラツカーの単回塗布による紙の多層ラツカー塗装法 Pending JPH06315664A (ja)

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DE4303834.4 1993-02-10
DE4303834A DE4303834A1 (de) 1993-02-10 1993-02-10 Mehrschichtlackierungen von Papier durch einmaligen Materialauftrag

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ID=6480047

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JP6032073A Pending JPH06315664A (ja) 1993-02-10 1994-02-04 ラツカーの単回塗布による紙の多層ラツカー塗装法

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DE (2) DE4303834A1 (ja)
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EP0611846A1 (de) 1994-08-24
EP0611846B1 (de) 1998-09-09
ES2119913T3 (es) 1998-10-16
DE4303834A1 (de) 1994-08-11

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