JPH06315897A - タレットパンチプレス用金型の自動交換方法及び金型交換装置 - Google Patents

タレットパンチプレス用金型の自動交換方法及び金型交換装置

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JPH06315897A
JPH06315897A JP6078410A JP7841094A JPH06315897A JP H06315897 A JPH06315897 A JP H06315897A JP 6078410 A JP6078410 A JP 6078410A JP 7841094 A JP7841094 A JP 7841094A JP H06315897 A JPH06315897 A JP H06315897A
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JP
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mold
punch
mounting hole
height position
turret
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JP6078410A
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English (en)
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Yutaka Takahashi
タカハシ ユタカ
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Amada Engineering and Service Co Inc
Original Assignee
Amada Engineering and Service Co Inc
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Publication date
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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    • B25J9/16Program controls
    • B25J9/1679Program controls characterised by the tasks executed
    • B25J9/1687Assembly, peg and hole, palletising, straight line, weaving pattern movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はタレットパンチプレスの上部タレッ
トパンチを自動的に装着する方法を提供する。 【構成】 本発明の金型自動交換方法は、交換用金型P
を金型交換装置17により把持し、当該金型Pを上部タ
レット15aに形成した装着孔91の上方位置まで水平
移動する工程と、前記金型交換装置17により前記金型
を下降させる工程と、前記金型の下端部が前記装着孔9
1の壁面に接触したか否かを検出する工程と、前記金型
下端部が前記壁面に接触したときその下端部の高さ位置
を測定する工程と、前記検出高さ位置を基準高さ位置と
比較する工程と、前記比較の結果、前記検出高さ位置が
前記基準高さ位置より低い場合に、前記交換用金型Pを
さらに下降させる工程と、から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタレットパンチプレスの
金型自動交換方法および装置に関し、さらに詳細には、
タレットパンチプレスの上部タレットに対し金型(上
型)をロボットハンドにより自動交換する方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タレットパンチプレスにおける上
下のタレットに対し、パンチ(上型)、ダイ(下型)を
着脱交換する方法として、パンチを支持したブロック状
のパンチホルダおよびダイを支持したブロック状のダイ
ホルダを、前記タレットに対し着脱交換するかまたは作
業員が手作業により又は装置を使用して着脱交換する方
法が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パンチホルダまたはダ
イホルダを含めてブロックごとに交換する方法は個々の
パンチまたはダイごとにホルダを必要とし、装置が高価
となる。さらにはタレットに多数のパンチ及びダイを装
着することがスペース上困難である。一方、作業員が手
又は装置を用いて交換する場合は作業員に困難な作業を
強いる。また作業能率上からも問題がある。そこで、本
発明は特に困難なパンチの交換をロボットハンドにより
自動的に行なう方法および装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】タレット
パンチプレスの上部タレットのパンチを交換する本発明
の方法は、以下の工程を含む。
【0005】(a)交換用パンチを金型交換装置により
把持し、当該パンチを上部タレットに形成した装着孔の
上方位置まで水平移動する工程 (b)前記金型交換装置により前記パンチを下降させる
工程 (c)前記パンチの下端部が前記装着孔の壁面に接触し
たか否かを検出する工程 (d)前記パンチ下端部が前記壁面に接触したときその
下端部の高さ位置を測定する工程 (e)前記検出高さ位置を所定の基準高さ位置と比較す
る工程 (f)前記比較の結果、前記検出高さ位置が前記基準高
さ位置より低い場合に、前記交換用パンチをさらに下降
させる工程 前記方法においては、パンチ下端部が装着孔の壁面に接
触しても、パンチ下端部の高さ位置が基準高さ位置より
低い場合は、装着孔に対するパンチ位置の整合性が多少
悪くてもパンチは挿入される。ここに、前記接触時にお
いてパンチの下端部の高さ位置が基準高さ位置より低い
ことは、装着孔に対してパンチが水平方向にほぼ正確に
位置決めされていることを意味する。従って、上記のよ
うに装着孔に対して多少無理にパンチを挿入しても、パ
ンチは装着孔に容易に挿入される。
【0006】前記ステップ(b)において、パンチを下
降させる途中でパンチが装着孔に挿入されず上タレット
の上表面に突き当たる場合は、ファジー探索法により装
着孔を探索するのが好ましい。
【0007】このファジー探索法では、経験に基づいて
作成され、装着孔の存在確率が最も高い位置で最大値を
取り最も低い位置で最小値を取るファジー関数に基づい
て装着孔の探索が系統的に行われる。従って、装着孔の
位置が効率的に探索される。
【0008】また、パンチを下降させる途中でパンチ下
端部が装着孔の上孔には挿入されるが下孔からは外れる
場合は、前記金型を所定距離だけ引き上げ、金型下端部
を前記上孔の壁面の少なくとも3か所に接触させると共
にその接触の際の金型の水平位置を検出し、当該3カ所
の金型水平位置から、前記上孔の中心位置を計算するの
が好ましい(三点探索法)。
【0009】パンチが傾斜状態でロボットハンドに把持
される場合には、前記装着孔の位置が理論的に判ってい
ても、実際作業では当該装着孔ヘパンチが挿入出来ない
ことがある。しかし、前記手続きによれば、傾斜して把
持されたパンチに対する装着孔の正確な位置が検出され
る。従って、装着孔に対してパンチを確実に挿入するこ
とが出来る。
【0010】また本発明のタレットパンチプレス用金型
交換装置は、交換用金型Pを、上部タレット15aに形
成した装着孔91の上方まで水平移動すると共にその位
置から下降せしめるロボットハンド53と、前記金型P
の下端部が前記装着孔91の壁面に接触したか否かを検
出する検出手段と、前記金型下端部が前記壁面に接触し
たときその下端部の高さ位置を測定する測定手段と、前
記検出高さ位置を基準高さ位置と比較し、前記検出高さ
位置が前記基準高さ位置より低い場合に、前記交換用金
型をさらに下降させる比較手段と、を備えてなる。
【0011】前記金型交換装置によれば、パンチ下端部
が装着孔の壁面に接触しても、パンチ下端部の高さ位置
が基準高さ位置より低い場合は、装着孔に対するパンチ
位置の整合性が多少悪くてもパンチは挿入される。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の実施例を適用するタレット
パンチプレス装置全体の概略を示す。図1において、タ
レットパンチプレス本体11にはワークWを把持して移
動するクランプ13と、ワークWに適宜な加工を施すた
めのパンチ及びダイを装着する上部及び下部タレット1
5a,15bが設けられている。さらに、上部タレット
15aのパンチを交換するためのロボット17がパンチ
プレス本体11に設けられている。また交換用パンチを
格納しておくための金型タワー21と、この金型タワー
21から必要なパンチを選択して前記タレット15a
(15b)の近くの適宜な位置に運搬するための金型運
搬機23が、前記タレットパンチプレス11に隣接して
設けられている。又、ワークWを供給するためのワーク
供給手段25がタレットパンチプレス本体前面の適宜な
場所に設けられている。前記金型タワー21と金型運搬
機23の間のパンチの選択、交換は図示省略の自動選択
交換装置によって行なわれる。
【0013】図2は本実施例におけるロボット17の構
成を示す。図2において、パンチプレス本体11に設け
られたフレーム31に、第1摺動部材33が上下方向に
摺動可能に設けられている。この第1摺動部材33はウ
オームギアシステム35とモータ37によって上下動さ
れる。また、この第1摺動部材33にはその高さ位置を
検出するための高さ検出器(図示省略)が設けられてい
る。この検出器の出力データはパンチプレスに設けられ
た計算機100(第1図)のメモリーに格納される。
【0014】さらに、第2摺動部材39が、前記第1摺
動部材33に設けられたガイド41とスライダー43に
よって水平移動自在に支持されている。
【0015】前記第2摺動部材39は、前記第1摺動部
材に設けられたモータ駆動ボールネジ(図示省略)、及
び第2摺動部材39に設けられ前記ボールネジに螺合す
るナット部材(図示省略)によって水平方向に移動され
る。第2摺動部材39の水平移動距離は図示省略の位置
検出器によって測定され、その基準点からの距離データ
は計算機100のメモリーに格納される。
【0016】また、回動アーム45が、前記第2摺動部
材39に設けられた支持部材47と軸49によって回動
自在に軸支されている。
【0017】この回動アーム43を揺動するためのモー
タ51が前記支持部材47に設けられている。また、前
記回動アーム45の回転角を測定するための図示省略の
角度検出器が適宜の箇所に設けられており、この角度検
出器の測定データは前述の計算機100のメモリーに格
納される。
【0018】前記回動アーム45の先端部分にはパンチ
Pを把持可能なロボットハンド53が回転自在に設けら
れている。このロボットハンド53を回転させるため
に、前記第2摺動部材39およびロボットハンド45に
は、一対の同径プ−リがそれぞれ設けてある。前記一対
のプ−リの間に駆動ベルトが懸回されている。かかる構
成において、第2摺動部材39側のプ−リを回転する
と、ア−ム45に対してロボットハンド53が回転され
る。また、第2摺動部材39側のプ−リを固定して、前
記軸49を中心として回動ア−ム45を回動すると、ロ
ボットハンド53は、タレット15に対してその水平方
向の向きを変えること無く水平移動される。
【0019】前記ロボットハンド53の水平位置、高さ
位置及び回転角度は、前述した高さ検出器、位置検出
器、角度検出器、及びプーリの回転角を検出するプーリ
角検出器によって測定され、そのデータは計算機100
のメモリーに格納される。
【0020】さらに、パンチPが前記上部タレット15
aの表面と接触したか否かを検出する接触検出手段が設
けてある。この接触検出手段は、例えば、パンチPと上
部タレット15a間に一定の電圧を印加する電圧印加装
置と、その電圧の変化を測定する電圧計と、から成る。
【0021】前記金型タワー21から取り出したパンチ
を金型運搬機23へ搭載したり、金型運搬機23からパ
ンチを取り出すことは、前記ロボット17に類似のロボ
ットと従来技術とによって可能であり、その説明は省略
する。しかし、交換用パンチをタレット15aの装着孔
に装着する場合は、高精度の操作が要求されるので従来
技術によって簡単に行なうことはできない。以下この装
着方法について詳述する。
【0022】図3に前記上部タレット15aの一例を示
す。図3において、上部タレット15aは回転可能に支
持されているが、その中心位置、高さは固定されてい
る。また、タレット15aの一端には位置決めのための
ピン穴73aとピン73bが設けられており、ピン73
bをピン穴73aに嵌合することによって、タレット1
5a上の全ての金型装着孔の位置は固定される。なお、
図3において鎖線A−B−A′はパンチ交換用に設けら
れた交換領域Rを示しており、パンチ交換は所望の装着
孔をこの交換領域に回転移動して行なう。
【0023】図4は、前記パンチPと、前記上部タレッ
ト15aに設けられたパンチ装着孔91の一例を示すも
のである。パンチPは、図4に示すように、ストライカ
ーで打撃するためのヘッド部83と、パンチ加工後にパ
ンチ本体をワークW上方に移動させるためのスプリング
を挿入したスプリング部85と、フランジ部87と、パ
ンチ本体の底部を案内するためのパンチガイド89から
構成されている。
【0024】前記パンチPを装着するためのパンチ装着
孔91は、以下のように構成されている。すなわち上部
タレット15aに、前記パンチガイド89を収容するた
めの下孔95、および前記フランジ部87を収容するた
めの下孔95が形成されている。なお、下孔95の上端
部には、パンチPの挿入の際にパンチ下端部を案内する
ためのテーパ部99が形成されている。前記上孔93の
内径Dは下孔95の内径dよりも大きく設計され、下孔
95の内径dは、前記パンチガイド89の外径d1より
僅かに大きく設計されている。また、前記上孔93の周
囲の複数箇所(図示省略)には、前記装着孔91に装着
されたパンチPを上方へ付勢するリフタ101が設けて
ある。より詳細には、リフタ101は、前記フランジ部
87を支持するT型部材105と、このT型部材101
を上方に付勢するばね103とからなる。従って、所望
のパンチ加工後、フランジ87及びパンチガイド89は
リフタ101により上昇され、パンチガイド89の下端
部はワークから引き離される。
【0025】つぎに、前記パンチPをパンチ装着孔91
に装着する本願発明の方法の実施例を詳述する。本実施
例の装着方法は以下の三種類の工程を含む。
【0026】(1)探針を用いて行なう予備探索 (2)パンチPを把持したロボットハンド53によって
行なう本探索 (3)装着孔91へのパンチPの最終装着 前記予備探索はタレットを交換した場合等に行うもので
ある。すなわち、タレットに形成された金型装着孔の位
置及び孔のサイズは各タレットにより異なる。従って、
タレット15a,bを交換する際には、金型装着孔の位
置、サイズを検出し、前記コンピュータ100のメモリ
に記憶する必要がある。
【0027】図5(A)(B)は、前記予備探索に使用
される探針の実施例を示すものである。図5(A)にお
いて、探針121は探針本体123と把持部125から
構成される。前記探針本体123は、装着孔131の内
径dに比べて十分細い径、例えば最も細い装着孔の径の
1/2〜1/3の径の丸棒からなる。前記把持部125
は前記ロボットハンド53の把持部分127に正確に把
持されるように構成されている。前記探針101とタレ
ット15aとの間には、所定の電圧が印加されている。
従って、探針101とタレット15との接触はその電圧
変化により検出される。
【0028】図5(B)は、前記予備探索に用いられる
他の探針121を示す。この探針121は、探針本体1
23の先端部に導電性球141および接触リング143
を備えている。前記導電性球141は、前記探針本体1
23の底面部に、任意の方向に回転自在に設けてある。
また前記接触リング143は、前記探針本体123の軸
を中心として回転自在に設けてある。従って前記導電請
求141および接触リング143により、探針121
は、前記タレット15aの上表面または前記装着孔91
の側壁面に接触したままそれらの面に沿って移動するこ
とが出来る。なお前記探針121とタレット15aとの
間には前記の例の場合と同様に、所定の電圧が印加され
ている。従って、前記装着孔91の位置および内径は、
前記探針121を前記装着孔91の種々の表面に接触さ
せることにより容易に検出することが出来る。
【0029】前記予備探索では、まず、前記装着孔91
の中心位置を粗く求める。
【0030】図6(A)(B)は前記予備探索の例を示
す。探索する点の位置X1 、X2 、X3 …は、パンチを
装着する装着孔の内径を考慮して適宜の間隔をおいて適
宜の範囲に設定される。探索においては、まず装着孔の
中心位置である確率が最も高い点X1 を探索する。そし
て、その点に装着孔91が存在したかった場合には、図
6(A)(B)に示すX2 ,X3 ,X4 …を順次探索す
る。なお、探索に際しては、まず探針121を探索位置
1 、X2 、X3 …の上方まで水平移動させ、下降させ
る。探針121がタレット15aに接触したとき、ロボ
ットハンド53の高さを求めそれが所定のレベル以下で
あれば、探針の先端は装着孔に挿入されていると判断す
る。
【0031】前記装着孔91の位置が粗く検出された
ら、次ぎに装着孔91の正確な中心位置および内径を検
出する。この検出には、以下に述べる三点探索法を用い
る。この三点探索法においては、前記上孔93の側壁の
三点またはそれ以上の点に前記探針121の側面を接触
させ、この接触時の探針121の中心位置(三点または
それ以上の点)から前記上孔93の半径および中心位置
を検出する。すなわち、図7に示すように、前記上孔9
3の中心位置、半径をそれぞれ、(X,Y)、Rとし、
前記上孔93の側壁に接触した時の探針121の中心座
標を、(xi ,yi ;i=1,2,3…)とし、探針1
21の半径をrとすると、前記上孔93の中心位置
(X,Y)、半径Rは、次のいずれかの式により求めら
れる。
【0032】
【数1】 (xi −X)2 +(yi −Y)2 =(R−r)2 ,i=1,2,3… または
【数2】 より詳細には、探針121を前後左右に移動させ、適宜
の三点以上の箇所で探針121と上孔93とを接触さ
せ、接触したときの探針121の座標を計算機100の
メモリーに記憶し、このデータに基づいて中心座標
(X,Y)及び半径Rを演算する。
【0033】以上のようにして求めた各装着孔の半径R
及び中心座標(X,Y)のデータをメモリーに格納す
る。このデータに基づいて、ロボットハンド53により
パンチ交換が行われる。
【0034】次ぎに、図8−11、12A、12Bに基
づいて、前記装着孔91へのパンチPの挿入工程を詳細
に説明する。前述したように、装着孔91の下孔の内径
dとパンチPの外径d1との差(d−d1)は極めて微
小である。従って、前記ロボットハンド53にとって前
記挿入作業は困難な作業であり工夫が必要である。
【0035】図8は、前記装着孔91の下孔95に対し
てパンチPが水平方向にほぼ正確に位置決めされた場合
の、前記装着孔91と下孔95の状態を示す。この場
合、まず、装着孔91の壁にパンチPの下端部が接触す
るか否かを検出しながら、パンチPを下降させる。装着
孔91の壁にパンチPの下端部が接触したならば、パン
チPの下端部の高さ位置を検出する。この検出高さ位置
を基準高さ位置と比較する。検出高さ位置が、基準高さ
位置より低い場合は、パンチPをさらに下降させ、装着
孔91に完全に挿入する。ここに、検出高さ位置が基準
高さ位置より低いことは、装着孔91に対してパンチP
が水平方向においてほぼ正確に位置決めされていること
を意味するので、パンチPが装着孔91に挿入途中で支
えてしまうことは無い。
【0036】図9は、パンチPの下端部が、装着孔91
内壁の上部に接触する場合を示す。この場合、パンチP
は、距離hだけ上方に引き上げられる。前記上昇位置は
前記タレット15a上表面より低い位置に設定される。
従って、パンチPの下端部は、依然として装着孔91の
上孔93の内部に位置する。ここで前記予備検索におい
て採用された三点探索法(図7参照)を行う。前記予備
探索との相異は、前記予備探索においては、探針121
が使用されたのに対して、本工程においては交換用パン
チ自身が使用される点にある。これにより、ロボットハ
ンド53に把持された交換パンチPに対する上孔93の
中心位置が正確に検出される。上記三点探索法により検
出した中心位置デ−タに基づいて、パンチPは再び下孔
95へ挿入される。なお上記において、上孔93の中心
位置と下孔95の中心位置とは正確に一致していると仮
定されている。
【0037】図10は、パンチPが上孔93に底面に突
き当たる場合を示す。この場合も、前記三点探索法によ
り、上孔93の中心位置(すなわち下孔95の中心位
置)を検出し、この検出デ−タに基づいて再びパンチP
を下孔95に挿入する。
【0038】図11は、パンチPが前記上孔93にも入
らず、タレット15aの上表面に突き当たる場合を示
す。この場合、以下に詳述するファジー探索により前記
上孔93の概略位置をまず検出する。図12(A)
(B)は前記ファジー探索の一例を示す。まず試行点
を、上孔の内径D、下孔の内径dで定まる所定の半径r
1 ,r2 …の円上に複数個設ける。これらの試行点は、
連続して試行が便利な複数の点を一まとめにして、いく
つかのグループG1、G2、G3…に分類される。各グ
ループにファジー数を割当てし、当該ファジー数からな
るファジィ関数を構成する。このファジィ数はロボット
アームの把持の傾向、例えば右側に片寄って把持する傾
向がある等を考慮して割当てられる。このファジィ数
は、学習機能を有するコンピュータ100からの指示に
より変更するようにしてもよい。なお各グループG1、
G2、G3…に属する試行点は必ずしも複数個にする必
要はなく1つであってもよい。
【0039】ファジィ探索はファジィ数の最も大きいグ
ループから試行する。実際に試行した結果、装着孔が発
見されなかった場合はこのグループのファジィ数をゼロ
にする。以後この試行をくり返す。なお図12(B)の
例では、
【数3】 r1 <0.5(D−d),r2 =2r1 ,r3 =3r1 … のように半径r1 ,r2 …が設定されている。
【0040】図13に本方法の全体フローチャートを示
す。ステップS1で、ロボットハンド53によりパンチ
Pを把持する。ステップS2で、ロボットハンド53を
試行点の上方位置まで水平移動する。ステップS3で
は、ロボットハンド53を下降する。ステップS4で
は、パンチPとタレット15a上面とが接触したか否か
を判断する。ステップS5では、パンチPが装着孔91
の上孔93の底面と接触したか否かを判断する。ステッ
プS6では、パンチPが基準高さ位置に達する以前に、
下孔95の内壁に接触したか否かを判断する。ステップ
S7は、パンチPをさらに挿入し、装着を終える。ステ
ップS8では、ロボットハンド53をパンチPを把持し
たまま所定位置まで上昇させる。ステップS9では、三
点探索法を利用して装着孔91の中心位置を求める。ス
テップA10では、ファジィ探索法を用いて次回の試行
点を決定する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パンチPをパンチ装着孔91に挿入する工程が自動化さ
れるので、パンチ金型交換における作業員の作業が簡単
化され、軽減されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を適用する装置全体の概略図を
示す。
【図2】本実施におけるロボットハンドを示す説明図で
ある。
【図3】本実施例におけるタレットを示す説明図であ
る。
【図4】本実施例におけるパンチ及び装着孔の断面図で
ある。
【図5】(A)は本実施例における探針の正面図を示
す。(B)は探針の別の実施例を示す図である。
【図6】(A)及び(B)は本実施例における探索点の
位置及び探索順序を示す図である。
【図7】三点探索法の原理を説明するための図である。
【図8】装着工程が正常に行なわれる場合を示す図であ
る。
【図9】装着工程で早期接触が生じ、正常な装着が行な
われない場合を示す。
【図10】装着工程でパンチが上孔底面に接触し、正常
な装着が行なわれない場合を示す。
【図11】装着工程でパンチがタレット表面に接触し、
正常な装着が行なわれない場合を示す。
【図12】ファジィ探索の一例を説明するための図であ
る。
【図13】本方法の工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 タレットパンチプレス本体 17 ロボット 21 金型タワー 23 金型運搬機 31 フレーム 33 第1摺動部材 35 ウォームギアシステム 39 第2摺動部材 45 回動アーム 53 ロボットハンド 85 パンチスプリング部 89 パンチガイド 91 パンチ装着孔 93 上孔 95 下孔 121 探針 125 把持部 15a,15b 上部、下部タレット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タレットパンチプレス用金型を交換する
    方法であって、 (a)交換用金型Pを金型交換装置17により把持し、
    当該金型Pを上部タレット15aに形成した装着孔91
    の上方位置まで水平移動する工程と、 (b)前記金型交換装置17により前記金型を下降させ
    る工程と、 (c)前記金型の下端部が前記装着孔91の壁面に接触
    したか否かを検出する工程と、 (d)前記金型下端部が前記壁面に接触したときその下
    端部の高さ位置を測定する工程と、 (e)前記検出高さ位置を基準高さ位置と比較する工程
    と、 (f)前記比較の結果、前記検出高さ位置が前記基準高
    さ位置より低い場合に、前記交換用金型Pをさらに下降
    させる工程と、 を含むタレットパンチプレス用金型の自動交換方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(b)の後に、 (i) 前記金型Pの下端部が前記上部タレット15aの上
    面に接触したか否かを検出する工程と、 (ii)前記金型Pが前記上面に接触した場合には、前記装
    着孔91の中心位置をファジー探索法により探索する工
    程と、 をさらに含む請求項1に記載のタレットパンンチプレス
    用金型の自動交換方法。
  3. 【請求項3】前記装着孔91が大径の上孔93と小径の
    下孔95とを有する場合において、前記工程(e)の後
    に、 (iii) 前記検出高さ位置が基準高さ位置より高い場合
    に、前記金型Pを所定距離だけ引き上げる工程と、 (iv)前記金型下端部を前記上孔93の壁面の少なくとも
    3か所に接触させると共にその接触の際の金型の水平位
    置を検出する工程と、 (v) 前記工程(iv)における3カ所の金型水平位置から、
    前記上孔93の中心位置を計算する工程と、 を含む請求項1に記載のタレットパンチプレス用金型の
    自動交換方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(a)の前に、前記装着孔91
    の位置および内径を探針121により検出する工程を含
    む請求項1に記載のタレットパンチプレス用金型の自動
    交換方法。
  5. 【請求項5】 タレットパンチプレス用金型交換装置に
    して交換用金型Pを、上部タレット15aに形成した装
    着孔91の上方まで水平移動すると共にその位置から下
    降せしめるロボットハンド53と、 前記金型Pの下端部が前記装着孔91の壁面に接触した
    か否かを検出する検出手段と、 前記金型下端部が前記壁面に接触したときその下端部の
    高さ位置を測定する測定手段と、 前記検出高さ位置を基準高さ位置と比較し、前記検出高
    さ位置が前記基準高さ位置より低い場合に、前記交換用
    金型をさらに下降させる比較手段と、 を備えるタレットパンチプレス用金型自動交換装置。
JP6078410A 1993-04-19 1994-04-18 タレットパンチプレス用金型の自動交換方法及び金型交換装置 Pending JPH06315897A (ja)

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