JPH06315U - 調理器の温度調節装置 - Google Patents

調理器の温度調節装置

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JPH06315U
JPH06315U JP4160792U JP4160792U JPH06315U JP H06315 U JPH06315 U JP H06315U JP 4160792 U JP4160792 U JP 4160792U JP 4160792 U JP4160792 U JP 4160792U JP H06315 U JPH06315 U JP H06315U
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博昭 辻井
三三夫 大島
宏昭 出水
勉 西川
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱温度調節用の摺動部材にスイッチを取付
けた場合に、そのスイッチに接続されるリード線の一部
に変形荷重が集中することを避け、長期にわたり安定な
通電を図ることである。 【構成】 上記スイッチ35に接続されたリード線42
の結束部分を摺動部材21に係止し、そのリード線42
の束を上記摺動部材21の摺動によるリード線42の移
動量を吸収しうる余裕をもってわん曲させ、そのわん曲
部分の他端を摺動部材21と対面した案内壁45に沿わ
せると共に、その案内壁45と保持部47との間の間隙
46に押込んで保持せしめ、摺動部材21のストローク
の両端においてリード線42にわん曲部とその両端の平
行部分が存在するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は調理器の温度調節装置に関し、特にそのリード線の取付け構造に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
調理器の温度調節装置は、一般に温度調節用の摺動部材を調理器本体に固定し たガイド部材により摺動自在に支持せしめた構造である。上記の摺動部材にはラ ックが設けられ、そのラックと噛み合ったピニオンが回転することにより温度調 節棒が上下動し、その温度調節棒によりバイメタルの接点間隙を調節して設定温 度を変えるようにしている。
【0003】 一方、加熱装置の電力を調理の具合によって高低に切替えることがある。この 場合、従来は、電力切替スイッチを調理器本体に取付けていたが、そのスイッチ を前記の温度調節用の摺動部材に取付けることが考えられる。スイッチを摺動部 材に取付けると、そのスイッチの操作ボタンを摺動部材の操作レバーに組込むこ とができるので、該レバーをつまんだ手の指先で、該スイッチも操作できるとい う使用上の便利さがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、スイッチを摺動部材に取付けると、そのスイッチに接続された リード線が摺動部材の摺動に引き連れられて移動するので、部分的に変形荷重が 集中し、断線を起こしやすくなる。このため、リード線の芯線数を増したり、保 護チューブを被せたりすることが考えられるが、信頼性が低く、コスト的にも高 くつくという問題があった。
【0005】 そこで、この考案の課題はリード線の取付け構造に工夫を加えることにより、 信頼性が高く、かつ低コストのリード線の取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、温度調節用の摺動部材を調理器本 体に固定したガイド部材により摺動自在に支持せしめ、上記摺動部材にスイッチ を取付け、そのスイッチの操作ボタンを該摺動部材の前面に取付けてなる調理器 の温度調節装置において、上記スイッチに接続されたリード線の束を上記摺動部 材に係止し、上記リード線を該摺動部材の摺動によるリード線の移動量を吸収し うる余裕をもってU形にわん曲せしめ、そのわん曲の他端部を摺動部材と対面し た案内壁に沿わせ、該案内壁のリード線引出し側の一端部にこれと平行な保持部 を形成して該案内壁と保持部との間にリード線の保持用間隙を設け、該リード線 を上記間隙に押込んで保持せしめると共に、その間隙を通して調理器本体の内方 へ引き出した構成としたものである。
【0007】
【作用】
上記の温度調節装置において、操作レバーを把持してこれを左右に操作すると 、摺動部材が左右に移動する。このとき、スイッチに接続されたリード線の一端 が移動し、リード線のわん曲形状を変形させるが、摺動部材が左右いずれの方向 に移動してもリード線のわん曲形状が維持され、また、わん曲部分の一端部は摺 動部材に沿い、他端部はこれと平行な案内壁に沿った姿勢を保持し、リード線に 部分的な変形荷重が作用することを防止する。
【0008】
【実施例】
図1及び図2に示すように、実施例の電気調理器は、調理器本体11と鍋12 との組合せから成る。
【0009】 調理器本体11は、加熱装置15のまわりを囲むガード16を有し、そのガー ド16の下縁に延設した底面部14と、別体の底板13とにより調理器本体11 の底面を構成している。
【0010】 上記の底面部14及び底板13の上部には、取付金具17を介して皿状の遮熱 板18が取付けられ、その遮熱板18の上部に前述の加熱装置15が取付けられ る。
【0011】 上記のガード16と底板13との間に、温度調節装置19が設けられる。温度 調節装置19は、図3から図5に示すように、ガイド部材20、摺動部材21、 カバー部材22等を有する。
【0012】 ガイド部材20は、図5に示すように前記のガード16の内周面に沿った円弧 状の内外側縁を有する平板により形成され、その外側縁にガイド溝23が形成さ れる。このガイド溝23はガード16の外方に向かって開放されたチャンネル形 の溝により構成される。またガイド溝23の後面には図6に示すように、ガイド 溝23に沿ったガイド面24が形成され、そのガイド面24に細かい縦リブ26 を密に形成している。
【0013】 また、摺動部材21は同じくガード16の内周面に沿った円弧状の上下端縁を 有する帯板により形成され、その上端縁に外側面に突き出したコの字形の摺動爪 27が所要の間隔をおいて3箇所に設けられていおる。また、上記摺動部材21 の上縁には弾性片28が一体に設けられる。
【0014】 上記摺動部材21の前面中央部分には操作レバー25が突設され、また、その 操作レバー25の両側に間隔保持リブ29が数箇所に設けられる。摺動部材21 の後面には上下方向の歯を左右方向に配列したラック31が形成される。
【0015】 カバー部材22は、ガード16の内周面に沿った円弧状にわん曲した帯状のも のであり、中空部分に前記の操作レバー25を挿通するための穴32が形成され 、また上端縁に前記の摺動爪27に嵌る切欠33が形成されている。
【0016】 上記の摺動部材21はその摺動爪27をガイド部材20のガイド溝23に摺動 自在に嵌合させると共に、弾性片28を若干内方に撓わませてガイド面24に押 圧せしめる。これにより摺動部材21はガイド部材20に対し一定の姿勢を保持 して摺動自在に支持される。
【0017】 前述の操作レバー25の中心には貫通孔34が形成され、その貫通孔34に切 替スイッチ35の操作ボタン36が挿通される。また操作レバー25が前述のカ バー部材22その穴32に挿通される。このカバー部材22は摺動部材21と一 体に移動する。
【0018】 図7は上記の温度調節装置19をガード16の裏面から見た状態を示すもので あり、摺動部材21は、ガード16の切欠部30の内側において、ビス37によ りガード16に固定され、ガイド溝23が切欠部30の上縁の内面に沿う(図3 参照)。
【0019】 また、摺動部材21のラック31は温度調節棒38(図4参照)のピニオン3 9と噛み合わされ、カバー部材22は切欠部30をその裏面から閉塞する。
【0020】 前記の切替スイッチ35は、図9に示すように、3本の端子41が設けられ、 各端子41ごとにリード線42が接続される。3本のリード線42は、摺動部材 21の背後で結束リング43により束ねられる。この結束リング43は摺動部材 21の後面に設けられた係止爪44に係合され、これによりリード線42の束は 摺動部材21の後面に沿う。
【0021】 リード線42の束は底板13と平行な平面内でU形にわん曲され、そのわん曲 の他端はガード16の裏面に摺動部材21と対面して設けられた案内壁45に沿 う。案内壁45の一端部に若干の間隙46をおいて保持部47が設けられ、リー ド線42の束はその間隙46に押込んで保持される。リード線42の束はその間 隙46を通ってガード16の内方へ引き出され、底板13上に設けられた端子板 (図示省略)に接続される。
【0022】 リード線42の束のわん曲部分の両端は、上記のように係止爪44と、間隙4 6とにおいてそれぞれ保持されるが、その間のわん曲の余裕の程度は、摺動部材 21が図9の矢印a方向へ最大限に移動して係止爪44の位置が間隙46の部分 から最も遠く離れた場合においても(図9の二点鎖線参照)、わん曲部及びその 両端の平行部(摺動部材21に沿った部分と、案内壁45に沿った部分)とが存 在するように設定される。
【0023】 なお、上記のわん曲部及び平行部は、摺動部材が矢印b方向へ最大限に移動し た場合においても勿論存在する。
【0024】 実施例の温度調節装置19は以上のごときものであり、図1に示すように、ガ ード16の切欠部30から突出した操作レバー25を左右いずれかに移動すると 、摺動部材21の摺動爪27がガイド部材20のガイド溝23を摺動する。この とき、摺動部材21の前面側は摺動爪27とガイド溝23との係合により規制さ れ、また、その後面側は弾性片28とガイド面24との係合により規制されるた め、摺動部材21の姿勢は正しく保持される。
【0025】 また、摺動部材21の移動に従い弾性片28がガイド面24の微小な縦リブ2 6の上を摺接するので操作レバー18を把持する指先にクリック感を与える。同 時に、ラック31と噛み合ったピニオン39が回転し、その回転に伴い温度調節 棒38が上動又は下動し、バイメタル40(図4参照)の接点間隔を変えること により、設定温度が変わる。
【0026】 また、摺動部材21の摺動に伴いリード線42の一端が移動し、わん曲の形態 が変化するが、摺動部材21のストロークの両端において、リード線42のわん 曲部及びその両端に平行部が存在する。
【0027】
【考案の効果】 以上のように、この考案においてはリード線の一端が摺動部材の摺動に伴って 移動してもリード線のわん曲部と、そのわん曲部分の両端部の平行部が維持され るので、リード線の一部に変形荷重が集中することを回避し、長期にわたり安定 した通電を行うことができる。
【0028】 また、リード線の芯線を増加したり、保護チューブを使用する必要もないので 、製品コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】同上の断面図
【図3】同上の一部拡大断面図
【図4】同上の一部拡大断面
【図5】同上の一部分解斜視図
【図6】同上の一部分解斜視図
【図7】同上の底面から見た状態の一部分解斜視図
【図8】同上の底面から見た状態の一部分解斜視図
【図9】同上の一部省略底面図
【符号の説明】
11 調理器本体 12 鍋 13 底板 14 底面部 15 加熱装置 16 ガード 17 取付金具 18 遮熱板 19 温度調節装置 20 ガイド部材 21 摺動部材 22 カバー部材 23 ガイド溝 24 ガイド面 25 操作レバー 26 縦リブ 27 摺動爪 28 弾性片 29 間隙保持リブ 30 切欠部 31 ラック 32 穴 33 切欠 34 貫通孔 35 切替スイッチ 36 操作ボタン 37 ビス 38 温度調節棒 39 ピニオン 40 バイメタル 41 端子 42 リード線 43 結束リング 44 係止爪 45 案内壁 46 間隙 47 保持部
フロントページの続き (72)考案者 西川 勉 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホ ービン株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度調節用の摺動部材を調理器本体に固
    定したガイド部材により摺動自在に支持せしめ、上記摺
    動部材にスイッチを取付け、そのスイッチの操作ボタン
    を該摺動部材の前面に取付けてなる調理器の温度調節装
    置において、上記スイッチに接続されたリード線の束を
    上記摺動部材に係止し、上記リード線を該摺動部材の摺
    動によるリード線の移動量を吸収しうる余裕をもってU
    形にわん曲せしめ、そのわん曲の他端部を摺動部材と対
    面した案内壁に沿わせ、該案内壁のリード線引出し側の
    一端部にこれと平行な保持部を形成して該案内壁と保持
    部との間にリード線の保持用間隙を設け、該リード線を
    上記間隙に押込んで保持せしめると共に、その間隙を通
    して調理器本体の内方へ引き出したことを特徴とする調
    理器の温度調節装置。
JP4160792U 1992-06-17 1992-06-17 調理器の温度調節装置 Expired - Lifetime JP2545041Y2 (ja)

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JP2545041Y2 JP2545041Y2 (ja) 1997-08-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307149A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加熱調理器
JP2009285302A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気調理器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008307149A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加熱調理器
JP2009285302A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気調理器

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