JPH06316836A - モケット織布の製織方法及び装置 - Google Patents
モケット織布の製織方法及び装置Info
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- JPH06316836A JPH06316836A JP25499892A JP25499892A JPH06316836A JP H06316836 A JPH06316836 A JP H06316836A JP 25499892 A JP25499892 A JP 25499892A JP 25499892 A JP25499892 A JP 25499892A JP H06316836 A JPH06316836 A JP H06316836A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】モケット織布がその経糸方向をシートやソファ
ーの角部に沿った状態で使用された場合でも“割れ”が
生じるのを無くし、以て、パイピング部材を介在させた
りすることなく、安価にシートやソファーを製造出来る
ようにしたモケット織布の製織方法及び装置を提供でき
るようにすることを目的とするものである。 【構成】モケット織布の製織方法は、上地用経糸と下地
用経糸との間に夫々パイル用経糸を配置し、このパイル
用経糸と上地用経糸と下地用経糸との位置関係を連れ込
み防止具で位置規制しながら表面同士がパイル用経糸で
連結された状態で上地及び下地を製織するようにしたこ
とを特徴とするものである。また、モケット織布の製織
装置は、上地用経糸と下地用経糸との間に夫々配置した
パイル用経糸を配置し、該上地用経糸及び下地用経糸と
パイル用経糸とが絡むの防止する連れ込み防止具を綜絖
と筬との間に配設したことを特徴とするものである。
ーの角部に沿った状態で使用された場合でも“割れ”が
生じるのを無くし、以て、パイピング部材を介在させた
りすることなく、安価にシートやソファーを製造出来る
ようにしたモケット織布の製織方法及び装置を提供でき
るようにすることを目的とするものである。 【構成】モケット織布の製織方法は、上地用経糸と下地
用経糸との間に夫々パイル用経糸を配置し、このパイル
用経糸と上地用経糸と下地用経糸との位置関係を連れ込
み防止具で位置規制しながら表面同士がパイル用経糸で
連結された状態で上地及び下地を製織するようにしたこ
とを特徴とするものである。また、モケット織布の製織
装置は、上地用経糸と下地用経糸との間に夫々配置した
パイル用経糸を配置し、該上地用経糸及び下地用経糸と
パイル用経糸とが絡むの防止する連れ込み防止具を綜絖
と筬との間に配設したことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のシートやソファ
ーの表皮に使用される類のモケット織布の製織方法及び
装置に関するものである。
ーの表皮に使用される類のモケット織布の製織方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモケット織布は、整経ビ
ーム及びパイル用整経ビームから夫々供給される経糸及
びパイル用経糸を綜絖で開口制御し、開口された経糸の
中に緯糸を打ち込んで、表面同士がパイル用経糸で連結
された状態で上地及び下地を製織し、該上地及び下地を
連結するパイル用経糸を切断具で切断してモケット織布
を製織するようにしており、図6に示すように筬208
の1目Dには上地用経糸203・203の2本と、下地
用経糸204・204の2本と、パイル用経糸206を
経通し、隣合う筬208の1目D中のパイル用経糸20
6同士を近接させた状態にしてあった。
ーム及びパイル用整経ビームから夫々供給される経糸及
びパイル用経糸を綜絖で開口制御し、開口された経糸の
中に緯糸を打ち込んで、表面同士がパイル用経糸で連結
された状態で上地及び下地を製織し、該上地及び下地を
連結するパイル用経糸を切断具で切断してモケット織布
を製織するようにしており、図6に示すように筬208
の1目Dには上地用経糸203・203の2本と、下地
用経糸204・204の2本と、パイル用経糸206を
経通し、隣合う筬208の1目D中のパイル用経糸20
6同士を近接させた状態にしてあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のモケット織
布は上地用経糸及び下地用経糸の側方にパイル用経糸が
位置するために、このモケット織布を車両のシートやソ
ファーの表皮に使用する場合、その角部例えば90°の
角度を有する部分ではモケット織布のパイル用経糸が経
糸方向に割れて上地用経糸または下地用経糸が見える状
態、所謂“割れ”を生じ、商品価値を低下させてしまう
と言う問題があった。
布は上地用経糸及び下地用経糸の側方にパイル用経糸が
位置するために、このモケット織布を車両のシートやソ
ファーの表皮に使用する場合、その角部例えば90°の
角度を有する部分ではモケット織布のパイル用経糸が経
糸方向に割れて上地用経糸または下地用経糸が見える状
態、所謂“割れ”を生じ、商品価値を低下させてしまう
と言う問題があった。
【0004】そこで、こうした“割れ”が生じるのを可
及的に防止するためにモケット織布の裁断時にシートや
ソファーの角部とモケット織布の経糸方向とが重ならな
いようにしたり、当該角部にパイピング部材を介在させ
るようにしている。
及的に防止するためにモケット織布の裁断時にシートや
ソファーの角部とモケット織布の経糸方向とが重ならな
いようにしたり、当該角部にパイピング部材を介在させ
るようにしている。
【0005】このため、シートやソファーの角部とモケ
ット織布の経糸方向とが重ならないようにモケット織布
を裁断する場合にはその型取りが難しい上、モケット織
布ロスも多くなるという問題があった。更に、角部にあ
たる部分にパイピング部材を介在させるようにしたもの
ではその縫製加工に多大の手間と時間を要し、生産性が
悪いだけでなくシートやソファーの製造コストも高価に
なってしまうと言う問題がある。
ット織布の経糸方向とが重ならないようにモケット織布
を裁断する場合にはその型取りが難しい上、モケット織
布ロスも多くなるという問題があった。更に、角部にあ
たる部分にパイピング部材を介在させるようにしたもの
ではその縫製加工に多大の手間と時間を要し、生産性が
悪いだけでなくシートやソファーの製造コストも高価に
なってしまうと言う問題がある。
【0006】そこで、図5に示すように筬108の1目
Cに上地用経糸103と下地用経糸104とパイル用経
糸106を経通し、その隣の筬108の1目Cには下地
用経糸104と上地用経糸103の2本とパイル用経糸
106を経通することにより、モケット織布のパイル用
経糸を均等に分布させると、パイルとパイルとの間に上
下各1本づつの経糸しかないために上記図6の従来のも
のに比べて“割れ”の発生を半減させるようにすること
も考えられるが、張力の強い上地又は下地用の経糸と張
力の弱いパイル用経糸とを筬の1目に経通しした場合、
張力の弱いパイル用経糸が張力の強い上地又は下地用の
経糸に絡み、所謂“組織流れ”を生じ易く、到底商品化
することが出来ないと言う問題があった。
Cに上地用経糸103と下地用経糸104とパイル用経
糸106を経通し、その隣の筬108の1目Cには下地
用経糸104と上地用経糸103の2本とパイル用経糸
106を経通することにより、モケット織布のパイル用
経糸を均等に分布させると、パイルとパイルとの間に上
下各1本づつの経糸しかないために上記図6の従来のも
のに比べて“割れ”の発生を半減させるようにすること
も考えられるが、張力の強い上地又は下地用の経糸と張
力の弱いパイル用経糸とを筬の1目に経通しした場合、
張力の弱いパイル用経糸が張力の強い上地又は下地用の
経糸に絡み、所謂“組織流れ”を生じ易く、到底商品化
することが出来ないと言う問題があった。
【0007】本発明は上記問題に鑑み提案されたもの
で、モケット織布がその経糸方向をシートやソファーの
角部に沿った状態で使用された場合でも“割れ”が生じ
るのを無くし、以て、パイピング部材を介在させたりす
ることなく、安価にシートやソファーを製造出来るよう
にしたモケット織布の製織方法及び装置を提供できるよ
うにすることを目的とするものである。
で、モケット織布がその経糸方向をシートやソファーの
角部に沿った状態で使用された場合でも“割れ”が生じ
るのを無くし、以て、パイピング部材を介在させたりす
ることなく、安価にシートやソファーを製造出来るよう
にしたモケット織布の製織方法及び装置を提供できるよ
うにすることを目的とするものである。
【0008】
【0009】上記目的を達成するために本発明に係るモ
ケット織布の製織方法は、整経ビームから供給される経
糸で上地及び下地用の経糸を形成するとともに、該経糸
の所定間隔置きにパイル用経糸を所定間隔置きに配設
し、上地及び下地用の経糸並びにパイル用経糸と緯糸と
でその表面同士がパイル用経糸で連結された状態で上地
及び下地を製織し、該上地及び下地を連結するパイル用
経糸を切断具で切断してモケット織布を製織するモケッ
ト織布の製織方法において、上地用経糸と下地用経糸と
の間に夫々パイル用経糸を配置し、このパイル用経糸と
上地用経糸と下地用経糸との位置関係を連れ込み防止具
で位置規制しながら表面同士がパイル用経糸で連結され
た状態で上地及び下地を製織するようにしたことを特徴
とするものである。
ケット織布の製織方法は、整経ビームから供給される経
糸で上地及び下地用の経糸を形成するとともに、該経糸
の所定間隔置きにパイル用経糸を所定間隔置きに配設
し、上地及び下地用の経糸並びにパイル用経糸と緯糸と
でその表面同士がパイル用経糸で連結された状態で上地
及び下地を製織し、該上地及び下地を連結するパイル用
経糸を切断具で切断してモケット織布を製織するモケッ
ト織布の製織方法において、上地用経糸と下地用経糸と
の間に夫々パイル用経糸を配置し、このパイル用経糸と
上地用経糸と下地用経糸との位置関係を連れ込み防止具
で位置規制しながら表面同士がパイル用経糸で連結され
た状態で上地及び下地を製織するようにしたことを特徴
とするものである。
【0010】また、モケット織布の製織装置は、整経ビ
ーム及びパイル用整経ビームから夫々供給される経糸及
びパイル用経糸と、これら経糸を開口制御するための綜
絖と、綜絖で開口された中に挿通された緯糸を筬打ちす
る筬とを備えてなるモケット織布の製織装置に於いて、
上地用経糸と下地用経糸との間に夫々配置したパイル用
経糸を配置し、該上地用経糸及び下地用経糸とパイル用
経糸とが絡むの防止する連れ込み防止具を綜絖と筬との
間に配設したことを特徴とするものである。
ーム及びパイル用整経ビームから夫々供給される経糸及
びパイル用経糸と、これら経糸を開口制御するための綜
絖と、綜絖で開口された中に挿通された緯糸を筬打ちす
る筬とを備えてなるモケット織布の製織装置に於いて、
上地用経糸と下地用経糸との間に夫々配置したパイル用
経糸を配置し、該上地用経糸及び下地用経糸とパイル用
経糸とが絡むの防止する連れ込み防止具を綜絖と筬との
間に配設したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】パイル用整経ビームから供給されたパイル用経
糸は整経ビームから供給された上地用経糸と下地用経糸
と共に、綜絖で開口制御され、上地及び下地の各開口に
夫々緯糸が供給された後、これらの緯糸が筬打ちされる
と、パイル用経糸で連結された状態で上地及び下地が製
織される。
糸は整経ビームから供給された上地用経糸と下地用経糸
と共に、綜絖で開口制御され、上地及び下地の各開口に
夫々緯糸が供給された後、これらの緯糸が筬打ちされる
と、パイル用経糸で連結された状態で上地及び下地が製
織される。
【0012】この時、パイル用経糸は連れ込み防止具で
上地用経糸及び下地用経糸に絡むのが防止され、上地用
経糸と下地用経糸との間に規則正しく配置された状態で
上地及び下地が製織されるのである。
上地用経糸及び下地用経糸に絡むのが防止され、上地用
経糸と下地用経糸との間に規則正しく配置された状態で
上地及び下地が製織されるのである。
【0013】然る後、この上地及び下地を連結している
パイル用経糸を切断具で切断すると、上下に夫々モケッ
ト織布が織り上げられるのである。こうして織り上げら
れたモケット織布は、例えば上下に開口する1組の経糸
に対して1本のパイル用経糸と言うように、所定の経糸
に所定のパイル用経糸が正しく均一に設けられた状態に
織り上げられるのでモケットの“割れ”や“組織流れ”
が生じることが無いのである。
パイル用経糸を切断具で切断すると、上下に夫々モケッ
ト織布が織り上げられるのである。こうして織り上げら
れたモケット織布は、例えば上下に開口する1組の経糸
に対して1本のパイル用経糸と言うように、所定の経糸
に所定のパイル用経糸が正しく均一に設けられた状態に
織り上げられるのでモケットの“割れ”や“組織流れ”
が生じることが無いのである。
【0014】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。図1
は発明に係るモケット織布を織り上げる織機の構成を示
す概略斜視図であり、図中符号Lは織機を全体的に示
す。この織機Lは、整経ビーム1と、この整経ビーム1
の経糸2から分岐された上地用経糸3及び下地用経糸4
と、整経ビーム2の前方に位置させたパイル用整経ビー
ム5と、上地及び下地の各経糸3・4並びにパイル用整
経ビーム5から供給されるパイル用経糸6を開口制御す
る複数枚の綜絖7と、綜絖7の前方に図外の投杼装置に
より前後に往復揺動される筬8と、筬8の前方で織り上
げられた生地を上下に切断して分離する切断具9と、切
断されて上下に分離されたモケット生地を夫々巻き取る
巻き取り装置10とを備えてなる。
は発明に係るモケット織布を織り上げる織機の構成を示
す概略斜視図であり、図中符号Lは織機を全体的に示
す。この織機Lは、整経ビーム1と、この整経ビーム1
の経糸2から分岐された上地用経糸3及び下地用経糸4
と、整経ビーム2の前方に位置させたパイル用整経ビー
ム5と、上地及び下地の各経糸3・4並びにパイル用整
経ビーム5から供給されるパイル用経糸6を開口制御す
る複数枚の綜絖7と、綜絖7の前方に図外の投杼装置に
より前後に往復揺動される筬8と、筬8の前方で織り上
げられた生地を上下に切断して分離する切断具9と、切
断されて上下に分離されたモケット生地を夫々巻き取る
巻き取り装置10とを備えてなる。
【0015】そして、各整経ビーム1・5から供給され
た経糸3・4・6の糸切れを検出するドロッパ式の糸切
れ検出装置11・12・13が設けられており、筬8の
後面部分には連れ込み防止具14が設けられている。連
れ込み防止具14は、図2に示すように、筬8を支持す
る筬フレーム15の上下の各辺に沿わせて吊り杆16を
配設し、吊り杆16の両端部は固定ブラケット17・1
7を介して筬フレーム15に上下の各辺に固定し、この
上下の吊り杆16・16に亙って複数のワイヤー18・
18・18・・・・を左右方向移動可能に支持して形成
されている。
た経糸3・4・6の糸切れを検出するドロッパ式の糸切
れ検出装置11・12・13が設けられており、筬8の
後面部分には連れ込み防止具14が設けられている。連
れ込み防止具14は、図2に示すように、筬8を支持す
る筬フレーム15の上下の各辺に沿わせて吊り杆16を
配設し、吊り杆16の両端部は固定ブラケット17・1
7を介して筬フレーム15に上下の各辺に固定し、この
上下の吊り杆16・16に亙って複数のワイヤー18・
18・18・・・・を左右方向移動可能に支持して形成
されている。
【0016】上記のように形成された連れ込み防止具1
4及び筬8への経糸の挿通は、図3及び図4に示すよう
に経通しされる。即ち、筬8の1目Bに上地用の経糸1
本3と、下地用の経糸1本4及びパイル用経糸6を1本
の合計3本の経糸が経通しされ、この3本の経糸3・4
・6の内、比較的張力の弱いパイル用経糸6を連れ込み
防止具14のワイヤー18で張力の強い他の2本の経糸
3・4から分離させた状態にしてある。
4及び筬8への経糸の挿通は、図3及び図4に示すよう
に経通しされる。即ち、筬8の1目Bに上地用の経糸1
本3と、下地用の経糸1本4及びパイル用経糸6を1本
の合計3本の経糸が経通しされ、この3本の経糸3・4
・6の内、比較的張力の弱いパイル用経糸6を連れ込み
防止具14のワイヤー18で張力の強い他の2本の経糸
3・4から分離させた状態にしてある。
【0017】上記のように構成された織機Lによりモケ
ット織布を製織する場合をつぎに説明する。整経ビーム
1から供給された経糸2は上地用経糸3と下地用経糸4
とに分岐され、これと同時にパイル用整経ビーム5から
供給されたパイル用経糸パイル用経糸6も上下に分岐さ
れて綜絖7に供給される。
ット織布を製織する場合をつぎに説明する。整経ビーム
1から供給された経糸2は上地用経糸3と下地用経糸4
とに分岐され、これと同時にパイル用整経ビーム5から
供給されたパイル用経糸パイル用経糸6も上下に分岐さ
れて綜絖7に供給される。
【0018】綜絖7に供給された上地用経糸3と下地用
経糸4とは此処で更に上下に分岐されここに上地用開口
と下地用開口とが形成される。こうして綜絖7で上地用
開口と下地用開口とが夫々形成されると、図外の投杼装
置により各開口に夫々緯糸が打ち込まれた後、これらの
緯糸が筬打ちされると、上地19及び下地20がパイル
用経糸6で連結された状態で製織される。
経糸4とは此処で更に上下に分岐されここに上地用開口
と下地用開口とが形成される。こうして綜絖7で上地用
開口と下地用開口とが夫々形成されると、図外の投杼装
置により各開口に夫々緯糸が打ち込まれた後、これらの
緯糸が筬打ちされると、上地19及び下地20がパイル
用経糸6で連結された状態で製織される。
【0019】この時、張力の弱いパイル用経糸6は張力
の強い上地用経糸3及び下地用経糸4に絡むのが連れ込
み防止具14で防止される。従って、パイル用経糸6は
上地用経糸3と下地用経糸4との間に規則正しく配置さ
れた状態で上地19及び下地20が製織されるのであ
る。
の強い上地用経糸3及び下地用経糸4に絡むのが連れ込
み防止具14で防止される。従って、パイル用経糸6は
上地用経糸3と下地用経糸4との間に規則正しく配置さ
れた状態で上地19及び下地20が製織されるのであ
る。
【0020】然る後、この上地19及び下地20を連結
しているパイル用経糸6の中間部をナイフ等の切断具9
で切断すると、上下に夫々モケット織布21・21が織
り上げられるのである。こうして織り上げられたモケッ
ト織布21・21は、例えば上下に開口する1組の経糸
3・4に対して1本のパイル用経糸6と言うように、所
定の経糸に所定のパイル用経糸が正しく且つ均一に設け
られた状態に織り上げられるのでモケットの“割れ”や
組織流れも生じることが無くなるのである。
しているパイル用経糸6の中間部をナイフ等の切断具9
で切断すると、上下に夫々モケット織布21・21が織
り上げられるのである。こうして織り上げられたモケッ
ト織布21・21は、例えば上下に開口する1組の経糸
3・4に対して1本のパイル用経糸6と言うように、所
定の経糸に所定のパイル用経糸が正しく且つ均一に設け
られた状態に織り上げられるのでモケットの“割れ”や
組織流れも生じることが無くなるのである。
【0021】尚、上記実施例では連れ込み防止具14を
筬フレーム15の上下の各辺に沿わせて吊り杆16を配
設し、吊り杆16の両端部は固定ブラケット17・17
を介して筬フレーム15の上下の各辺に固定するととも
に、この上下の吊り杆16・16に亙って複数のワイヤ
ー18・18・18・・・・を左右方向移動可能に支持
して形成するようにしてあるが、既存の筬の前または後
ろに別の筬を設けて連れ込み防止具14を形成するよう
にすることも出来るし、複数のワイヤーを板状にするこ
とも出来ることは勿論である。
筬フレーム15の上下の各辺に沿わせて吊り杆16を配
設し、吊り杆16の両端部は固定ブラケット17・17
を介して筬フレーム15の上下の各辺に固定するととも
に、この上下の吊り杆16・16に亙って複数のワイヤ
ー18・18・18・・・・を左右方向移動可能に支持
して形成するようにしてあるが、既存の筬の前または後
ろに別の筬を設けて連れ込み防止具14を形成するよう
にすることも出来るし、複数のワイヤーを板状にするこ
とも出来ることは勿論である。
【0022】また、上記実施例では筬8の1目Bに上地
用の経糸1本3と、下地用の経糸1本4及びパイル用経
糸1本6の合計3本の経糸が経通しするようにしてある
が、この組み合わせは適宜変更することが出来るのは言
うまでも無いことである。
用の経糸1本3と、下地用の経糸1本4及びパイル用経
糸1本6の合計3本の経糸が経通しするようにしてある
が、この組み合わせは適宜変更することが出来るのは言
うまでも無いことである。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、パイル
用整経ビームから供給されたパイル用経糸が整経ビーム
から供給された上地用経糸と下地用経糸と共に、綜絖で
開口制御される時に、連れ込み防止具でパイル用経糸が
上地用経糸及び下地用経糸に絡むのを防止されながら開
口制御され、上地及び下地の各開口に供給された緯糸が
筬打ちされて上地及び下地がパイル用経糸で連結された
状態で製織される。そして織り上げられたモケット織布
は、所定の経糸に対して所定のパイル用経糸が正しく且
つ均一に配置された状態に織り上げられるので、従来、
生じていたモケット特有の“割れ”や“組織流れ”の発
生を無くすことが出来る。
用整経ビームから供給されたパイル用経糸が整経ビーム
から供給された上地用経糸と下地用経糸と共に、綜絖で
開口制御される時に、連れ込み防止具でパイル用経糸が
上地用経糸及び下地用経糸に絡むのを防止されながら開
口制御され、上地及び下地の各開口に供給された緯糸が
筬打ちされて上地及び下地がパイル用経糸で連結された
状態で製織される。そして織り上げられたモケット織布
は、所定の経糸に対して所定のパイル用経糸が正しく且
つ均一に配置された状態に織り上げられるので、従来、
生じていたモケット特有の“割れ”や“組織流れ”の発
生を無くすことが出来る。
【0024】従って、モケット織布をシートやソファー
の表皮に使用し、例えば90°の角度を有する角部分で
もモケット織布のパイル用経糸が経糸方向に割れて上地
用経糸または下地用経糸が見える状態、所謂“割れ”を
生じることを無くすことができると言う利点がある。然
も、本発明に係るモケット織布は、“割れ”を生じるこ
とが無いので、従来この割れをカバーするためにモケッ
ト織布の裁断時にシートやソファーの角部とモケット織
布の経糸方向とが重ならないようにしたり、当該角部に
パイピング部材を介在させる手間を無くし、カッティン
グ時の歩留まりを良くし生産性を向上させて継目等の無
い高品質のシートやソファーを安価に製造することが出
来ると言う利点もある。
の表皮に使用し、例えば90°の角度を有する角部分で
もモケット織布のパイル用経糸が経糸方向に割れて上地
用経糸または下地用経糸が見える状態、所謂“割れ”を
生じることを無くすことができると言う利点がある。然
も、本発明に係るモケット織布は、“割れ”を生じるこ
とが無いので、従来この割れをカバーするためにモケッ
ト織布の裁断時にシートやソファーの角部とモケット織
布の経糸方向とが重ならないようにしたり、当該角部に
パイピング部材を介在させる手間を無くし、カッティン
グ時の歩留まりを良くし生産性を向上させて継目等の無
い高品質のシートやソファーを安価に製造することが出
来ると言う利点もある。
【0025】更に、本発明の装置は上地用経糸及び下地
用経糸とパイル用経糸とが絡むの防止する連れ込み防止
具を綜絖と筬との間に配設するだけの簡単な構造で済み
安価に実施することが出来るとともに、既設の織機にも
簡単に且つ安価に実施することが出来ると言う利点もあ
る。
用経糸とパイル用経糸とが絡むの防止する連れ込み防止
具を綜絖と筬との間に配設するだけの簡単な構造で済み
安価に実施することが出来るとともに、既設の織機にも
簡単に且つ安価に実施することが出来ると言う利点もあ
る。
【図1】 本発明に係るモケット織布織機の概略構成を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】 連れ込み防止具部分の一部切欠き斜視図であ
る。
る。
【図3】 連れ込み防止具部分の作用状態の横断平面図
である。
である。
【図4】 図3のA矢視図である。
【図5】 図6の従来例に改良を加えた筬部分の正面図
である。
である。
【図6】 従来例にかかる筬部分の正面図である。
L・・・織機 1・・・整経ビーム 2・・・・経糸 3・・・上地用経糸 4・・・下地用経糸 6・・・パイル用経糸 7・・・綜絖 8・・・筬 9・・・切断具 14・・・連れ込み防止具 19・・・上地 20・・・下地
Claims (2)
- 【請求項1】整経ビームから供給される経糸で上地及び
下地用の経糸を形成するとともに、該経糸の所定間隔置
きにパイル用経糸を所定間隔置きに配設し、上地及び下
地用の経糸並びにパイル用経糸と緯糸とでその表面同士
がパイル用経糸で連結された状態で上地及び下地を製織
し、該上地及び下地を連結するパイル用経糸を切断具で
切断してモケット織布を製織するモケット織布の製織方
法において、上地用経糸と下地用経糸との間に夫々パイ
ル用経糸を配置し、このパイル用経糸と上地用経糸と下
地用経糸との位置関係を連れ込み防止具で位置規制しな
がら表面同士がパイル用経糸で連結された状態で上地及
び下地を製織するようにしたことを特徴とするモケット
織布の製織方法。 - 【請求項2】整経ビーム及びパイル用整経ビームから夫
々供給される経糸及びパイル用経糸と、これら経糸を開
口制御するための綜絖と、綜絖で開口された中に挿通さ
れた緯糸を筬打ちする筬とを備えてなるモケット織布の
製織装置に於いて、上地用経糸と下地用経糸との間に夫
々配置したパイル用経糸を配置し、該上地用経糸及び下
地用経糸とパイル用経糸とが絡むの防止する連れ込み防
止具を綜絖と筬との間に配設したことを特徴とするモケ
ット織布の製織装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4254998A JPH086229B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | モケット織布の製織方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4254998A JPH086229B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | モケット織布の製織方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06316836A true JPH06316836A (ja) | 1994-11-15 |
| JPH086229B2 JPH086229B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17272789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4254998A Expired - Lifetime JPH086229B2 (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | モケット織布の製織方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086229B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH031504U (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-09 |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP4254998A patent/JPH086229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH031504U (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH086229B2 (ja) | 1996-01-24 |
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