JPH06317043A - インフレータブルルーフを備えた廃棄物処分施設 - Google Patents

インフレータブルルーフを備えた廃棄物処分施設

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JPH06317043A
JPH06317043A JP5130079A JP13007993A JPH06317043A JP H06317043 A JPH06317043 A JP H06317043A JP 5130079 A JP5130079 A JP 5130079A JP 13007993 A JP13007993 A JP 13007993A JP H06317043 A JPH06317043 A JP H06317043A
Authority
JP
Japan
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roof
waste disposal
disposal facility
gas
inflatable
Prior art date
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Pending
Application number
JP5130079A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukie Komiyama
由起江 小宮山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP5130079A priority Critical patent/JPH06317043A/ja
Publication of JPH06317043A publication Critical patent/JPH06317043A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置場所の如何にかかわらず屋根の施工が容
易で、工期が短い廃棄物処分施設の提供 【構成】 廃棄物処分用構造物の屋根を気密性の二重の
膜構造で構成し、該膜構造の膜と膜との間にガス体を充
填して膨張させる。地面7の中にコンクリート製の壁及
び底面を有する函形の廃棄物処分用構造物1を構築し、
さらにこの上部にインフレータブルルーフ3を被覆す
る。このルーフ3は、ガス不透過性シート31、32で
構成された気密の膜構造で、この周囲端縁部にはロープ
41・・が取着される。このロープ41は、前記構造物
1のつり上げ時及び固定時に使用される。ルーフ3の端
縁部は固定器具61により固定される。ルーフ3にはガ
ス体注入口33を設け、ヘリウムガス5を注入し、膨張
させてルーフ3を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物処分施設に関す
るものであり、特に屋根の施工が容易であり、工期が短
縮できるインフレータブルルーフ(膨張性屋根)を備え
た廃棄物処分施設に関する。
【0002】
【従来の技術】近年生活の多様化や産業の生産性の向上
等により、排出される廃棄物の量は年々増加している。
そこで廃棄物処分施設においては、悪臭発生等による環
境悪化問題を懸念する地域住民からの苦情が多々起きて
いる。こうした点に鑑み、最近ではクローズドタイプの
管理型廃棄物処分施設の建設が多くなってきている。こ
のような管理型の処分施設の方式としては、(1)地表
面にシート等を敷設し、その上に廃棄物を滞積埋立し、
ここから出る排水が地下水に混入しないように排水処理
を行う方式、(2)また、立地面積に制限のある地域等
では、地面の不透水層まで遮水壁を構築し、内部に空間
を形成した後、その底部及び壁面にシートを張って、こ
の中に廃棄物を埋立処分し、排水処理する方式等があ
る。
【0003】このようにして廃棄物は処分施設に搬入し
て処分されるが、これら処分施設におけるごとく覆蓋及
び遮水工により廃棄物埋立地と外界とを区分するいわゆ
るクローズドタイプの処分施設では、殆どが屋根つき方
式のものであり、この屋根つき方式の処分施設では、鉄
骨でトラス構造等の骨組みを構造物の屋根部分に組んだ
後、この上にシートや折板等の屋根をかけることが多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式の屋根の構造は、屋根を支えるために鉄骨でトラス
構造等の骨組みを構築した後、その上に屋根を載せるの
で、施工時において骨組用部材が必要となるばかりでな
く、処分施設の規模如何によっては地上又は処分施設内
にクレーンを設置して屋根を施工しなければならず、工
法上大掛かりな建設機械や手間を要する問題があった。
【0005】そこで、本発明者は、施工場所の如何にか
かわらず簡易に屋根を構築でき、工期の短縮が可能な屋
根構造について、種々検討した結果、ガス体を圧縮充填
した膜構造のものとすることによって、トラス構造等の
骨組みを必要とせず、簡易に屋根構造を形成できること
を着想し、ここに本発明を完成した。したがって、本発
明が解決しようとする課題は、施工場所の如何にかかわ
らず屋根の施工が容易であり、工期が短縮できる屋根構
造を備えてなる廃棄物処分施設を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る上記課題は、以下の各発明によってそれぞれ達成され
る。 (1) 廃棄物処分用構造物の屋根を気密性の二重膜構
造で構成し、該二重膜構造の膜と膜との間にガス体(特
にヘリウム等の不活性のガスが好ましい)を圧縮充填し
てなることを特徴とするインフレータブルルーフを備え
た廃棄物処分施設。 (2) 二重膜構造の屋根の周囲に固定手段を設けてな
ることを特徴とする前記(1)に記載のインフレータブ
ルルーフを備えた廃棄物処分施設。 (3) 固定段が、ロープとロープ固定用アンカーとよ
りなることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の
インフレータブルルーフを備えた廃棄物処分施設。 (4) インフレータブルルーフを備えた廃棄物処分施
設が、クローズドタイプの最終処分施設であることを特
徴とする前記(1)ないし(3)のいずれかに記載のイ
ンフレータブルルーフを備えた廃棄物処分施設。
【0007】以下、本発明を更に具体的に説明する。本
発明の処分施設は、廃棄物処分用構造物の屋根が気密の
二重の膜構造からなり、該膜構造の膜と膜との間にガス
体を圧縮充填した膨張膜であるので、屋根の施工が容易
であり、工期が短縮でき、しかも施工場所がどんな場所
でも簡単に屋根の取付けができる。また、膜と膜との間
にガス体を充填して構成される屋根は廃棄物処分用構造
物の上部端壁を介して固定手段、例えば落下防止兼固定
用のロープでつり上げ・張設され、かつ固定部材により
固定されるので、施工に際し、膨張二重膜の敷設が容易
でかつ短時間に取付けることができる。
【0008】本発明に係る廃棄物処分用構造物本体部
は、円筒状、箱状、多角柱等の任意の形状、構造をして
いてよく、その材質は通常、コンクリートで形成される
のが好ましいが、これに限定されることなく、鋼板等を
用いてもよい。膜構造は、二重の構造からなり、シート
で形成されるのが好ましく、その材質としては、ゴムシ
ート、塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル、ポリエ
チレンテレフタレート又はこれらを含む複合材料を用い
ることが好ましい。
【0009】このような膜構造にはガス注入口を設け、
ヘリウム等のガスを圧縮注入し、膨張させてて屋根を構
成するが、まずガス体を注入していない二重膜構造の屋
根を廃棄物処分用構造物本体上に引き延ばして敷設した
後、注入口からガス体を圧縮注入して膨張させることが
好ましい。なお、予め二重膜構造にガス体を圧縮注入し
て膨張させた後、移動して前記構造物本体上に張設して
もよい。ガス体としては、ヘリウム、窒素、空気等の不
活性のガスを用いることが好ましく、特にヘリウムは屋
根の軽量化及び安全性確保が図れるため好ましい。膨張
二重膜屋根の固定手段としては、廃棄物処分用構造物の
壁端部に固定されるものであっても、膜構造の周囲にロ
ープの一端を取着し、他端を外部地面に植設したアンカ
ーとに繋着したものであってもよい。二重膜構造の屋根
を構造物本体壁に固定するものであれば任意のものが使
用でき、例えばクギ、ネジ、ボルトとナット、各種の継
手等が使用できる。
【0010】
【作用】本発明では、屋根を二重の膜構造とし、この中
にガス体を圧縮充填して膨張させたので、それによって
直ちに屋根形状が形成され、屋根を支える鉄骨等の支持
部材を必要としなく、施工が容易である。また、ガス体
として、特にヘリウムガスを充填することにより、屋根
が軽量化でき、また二重膜構造物は折り畳み・可動可能
なため、屋根をどの位置にでも設置可能であり、さらに
廃棄物処分施設の形状、規模に無関係に設置できる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明するが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。 実施例 図1は、本発明実施例の廃棄物最終処分施設におけるイ
ンフレータブルルーフを備えたクローズドタイプの処分
施設を示す断面図である。図1において、地面7中にコ
ンクリート製の壁及び底面を有する函型の廃棄物処分用
構造物本体1が構築され、その中に廃棄物2が搬入され
ている。そして、この構造物本体1上部には二重膜構造
のインフレータブルルーフ(膨張性屋根)3が被覆され
る。このルーフ3は、強靭なメッシュ布に塩化ビニリデ
ン樹脂を含浸させて得られた塩化ビニリデンシート31
(上面シート)、32(下面シート)から構成された気
密の膜構造であり、この周囲端縁部にはロープ41・・
が取着されている。該ロープ41・・は前記ルーフ3を
前記構造物1の上端部につり上げ、かつ張設するために
使用される。このロープ41・・の数は必要に応じて増
やすことができる。 また、この膜構造のルーフ3の周
囲端部は、本体1の壁の上部に取り付けられている膨張
膜固定器具61・・により固定される。固定器具61の
具体例は、ルーフ3端部に所定間隔で取着された円形リ
ングとワッシャーとボルトである。
【0012】このような膜構造にはガス注入口33を取
着し、外部圧縮ポンプPからヘリウムガス5を圧縮注入
して膨張したインフレータブルルーフ3を構成する。ヘ
リウムガスを充填した後の膨張膜の形状は、上面シート
31の膨張を多くして中央部を盛り上げて傾斜を持た
せ、雨天等において雨水が流れ落ちやすい構造とするこ
とが好ましい。このように構成された処分施設の構造物
本体1の中には廃棄物2が搬入されるが、この構造物に
は、ガス抜き、浸出水用の揚水ガス抜き、地下水用の揚
水等の廃棄物処分施設としての機能を維持する設備が設
けられていることはいうまでもない。
【0013】次に、ルーフ3の取付け方法の一例を示す
と、まず上面シート31と下面シート32とからなる二
重膜構造のインフレータブルルーフ3をその周囲に取着
されているロープ41・・を外方へ引張って構造物本体
1の上面に載せた後、同ロープ41の他端を外部地面7
に植設されたアンカー42に繋止して仮定着する。つい
で、ルーフ3となる二重膜構造のガス注入口33からヘ
リウムガス5を外部ポンプPを用いて圧縮充填する。そ
の後、構造物本体1壁の上部に設けられている膨張膜固
定器具61にルーフ3の周囲を固定して取り付け、さら
に前記ロープ41アンカー42に完全定着する。
【0014】
【発明の効果】本発明においては、廃棄物処分用構造物
の屋根を気密性の二重膜構造とし、この中にガス体を圧
縮充填して膨張膜製屋根としたので、それによって直ち
に屋根形状が形成され、屋根を支える鉄骨等の支持部材
を必要としなく、施工が容易でかつ工期が非常に短縮で
きる。また、ガス体として、特にヘリウムガスを充填す
ることにより、屋根が非常に軽量化でき、さらに二重膜
構造物は折り畳み・可動可能なため、屋根をどの位置に
でも設置可能であり、どのような形状、規模の廃棄物処
分施設にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の廃棄物最終処分施設の構造物を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 廃棄物処分用構造物 41 ロープ 2 廃棄物 42 アンカー 3 インフレータブルルーフ 5 ガス体 31 上面シート 61 固定器具 32 下面シート 7 地面 33 ガス注入口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物処分用構造物の屋根を気密性の二
    重膜構造で構成し、該二重膜構造の膜と膜との間にガス
    体を圧縮充填してなることを特徴とするインフレータブ
    ルルーフを備えた廃棄物処分施設。
  2. 【請求項2】 ガス体が、ヘリウムガスであることを特
    徴とする請求項1記載のインフレータブルルーフを備え
    た廃棄物処分施設。
  3. 【請求項3】 二重膜構造の屋根の周囲に固定手段を設
    けてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のイン
    フレータブルルーフを備えた廃棄物処分施設。
  4. 【請求項4】 固定手段が、ロープとロープ固定用アン
    カーとよりなることを特徴とする請求項1ないし3のい
    づれかに記載のインフレータブルルーフを備えた廃棄物
    処分施設。
  5. 【請求項5】 廃棄物処分施設が、クローズドタイプの
    最終処分施設であることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載のインフレータブルルーフを備えた廃
    棄物処分施設。
JP5130079A 1993-05-07 1993-05-07 インフレータブルルーフを備えた廃棄物処分施設 Pending JPH06317043A (ja)

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JP5130079A JPH06317043A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 インフレータブルルーフを備えた廃棄物処分施設

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ID=15025489

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JP (1) JPH06317043A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH091099A (ja) * 1995-06-19 1997-01-07 Daiee Consultants:Kk 廃棄物処分場および廃棄物の処分方法
US7240458B2 (en) * 2003-06-23 2007-07-10 Asahi Glass Green-Tec Co., Ltd. Transparent plastic film roof and building using the same
US8191819B2 (en) * 2003-08-27 2012-06-05 Prospective Concepts Ag Floating bearing structure with static buoyancy
JP2020089837A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 鹿島建設株式会社 半地下式廃棄物処分場及びその管理方法

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US8191819B2 (en) * 2003-08-27 2012-06-05 Prospective Concepts Ag Floating bearing structure with static buoyancy
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