JPH06317431A - エンコーダの校正方法 - Google Patents
エンコーダの校正方法Info
- Publication number
- JPH06317431A JPH06317431A JP10811693A JP10811693A JPH06317431A JP H06317431 A JPH06317431 A JP H06317431A JP 10811693 A JP10811693 A JP 10811693A JP 10811693 A JP10811693 A JP 10811693A JP H06317431 A JPH06317431 A JP H06317431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear scale
- rotary encoder
- heads
- measurement
- scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70483—Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
- G03F7/70491—Information management, e.g. software; Active and passive control, e.g. details of controlling exposure processes or exposure tool monitoring processes
- G03F7/70516—Calibration of components of the microlithographic apparatus, e.g. light sources, addressable masks or detectors
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
- G03F7/70775—Position control, e.g. interferometers or encoders for determining the stage position
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 評価対象のリニヤスケールやロータリエンコ
ーダを、これらより一段階高精度な基準リニヤスケール
やロータリエンコーダを用いることなく、校正するこ
と。 【構成】 リニヤスケール1の信号を再生して取付台5
とリニヤスケール1との相対移動量を測定する3個のリ
ニヤスケール信号再生用ヘッド3A,3B,3Cを、取
付台5上に該取付台5とリニヤスケール1と相対移動方
向に互いに間隔L a ,Lb をおいて配置し、前記取付台
5とリニヤスケール1とを順次相対移動させて、各移動
距離での3個のヘッド3A,3B,3Cの測定値を求
め、所定の移動範囲にわたる測定値から演算によって前
記リニヤスケール1の累積ピッチ誤差を求める。
ーダを、これらより一段階高精度な基準リニヤスケール
やロータリエンコーダを用いることなく、校正するこ
と。 【構成】 リニヤスケール1の信号を再生して取付台5
とリニヤスケール1との相対移動量を測定する3個のリ
ニヤスケール信号再生用ヘッド3A,3B,3Cを、取
付台5上に該取付台5とリニヤスケール1と相対移動方
向に互いに間隔L a ,Lb をおいて配置し、前記取付台
5とリニヤスケール1とを順次相対移動させて、各移動
距離での3個のヘッド3A,3B,3Cの測定値を求
め、所定の移動範囲にわたる測定値から演算によって前
記リニヤスケール1の累積ピッチ誤差を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンコーダの校正方法に
関し、特に、移動量検出器の一種であるリニヤスケー
ル、あるいは回転角検出器の一種であるロータリエンコ
ーダの累積ピッチ誤差を、比較的容易な測定作業と簡単
な演算処理によって、測定するための改良に関する。但
し、リニヤスケールとロータリエンコーダの総称とし
て、エンコーダという。
関し、特に、移動量検出器の一種であるリニヤスケー
ル、あるいは回転角検出器の一種であるロータリエンコ
ーダの累積ピッチ誤差を、比較的容易な測定作業と簡単
な演算処理によって、測定するための改良に関する。但
し、リニヤスケールとロータリエンコーダの総称とし
て、エンコーダという。
【0002】
【従来の技術】近年、リニヤスケール及びロータリエン
コーダの需要が増大し、益々、高精度高分解能なエンコ
ーダが開発されている。高精度なエンコーダを開発する
ためには、(1)基本となるスケールを高精度に製作す
る技術と、同時に、(2)出来上ったエンコーダの精度
を高精度に評価する技術、が不可欠である。従来から実
施されているエンコーダの精度評価法を、リニヤスケー
ルの精度測定を例にとり、図3により説明する。
コーダの需要が増大し、益々、高精度高分解能なエンコ
ーダが開発されている。高精度なエンコーダを開発する
ためには、(1)基本となるスケールを高精度に製作す
る技術と、同時に、(2)出来上ったエンコーダの精度
を高精度に評価する技術、が不可欠である。従来から実
施されているエンコーダの精度評価法を、リニヤスケー
ルの精度測定を例にとり、図3により説明する。
【0003】図3において、1は評価対象となるリニヤ
スケール(以下、評価対象リニヤスケールという)、2
は基準となる高精度なリニヤスケール(以下、基準リニ
ヤスケールという)であり、両者は略平行に配置されて
いる。3と4はリニヤスケール信号再生用のヘッドであ
り、一方のヘッド3は評価対象リニヤスケール1の信号
を再生するように配置され、他方のヘッド4は基準リニ
ヤスケール2の信号を再生するように配置されている。
5はヘッド3と4の取付台であり、図示しない案内面に
沿って、リニヤスケール1,2の目盛方向と略平行に往
復移動自在に設置されている。なお、簡単のため、ヘッ
ド3,4での検出信号を処理し、表示するための信号処
理、表示部については割愛した。
スケール(以下、評価対象リニヤスケールという)、2
は基準となる高精度なリニヤスケール(以下、基準リニ
ヤスケールという)であり、両者は略平行に配置されて
いる。3と4はリニヤスケール信号再生用のヘッドであ
り、一方のヘッド3は評価対象リニヤスケール1の信号
を再生するように配置され、他方のヘッド4は基準リニ
ヤスケール2の信号を再生するように配置されている。
5はヘッド3と4の取付台であり、図示しない案内面に
沿って、リニヤスケール1,2の目盛方向と略平行に往
復移動自在に設置されている。なお、簡単のため、ヘッ
ド3,4での検出信号を処理し、表示するための信号処
理、表示部については割愛した。
【0004】図3に示した構成により、下記の手順で評
価対象リニヤスケール1の精度即ち累積ピッチ誤差を把
握する。 (1)まず、取付台5を測定開始位置(原点)に移動さ
せ、各ヘッド3,4での測定値をゼロにセットする。 (2)次に、取付台5を順次移動させ、各移動距離Xi
(i=1,2,…,n)でのヘッド3の測定値S
(Xi ,3)と、ヘッド4の測定値S(Xi ,4)とを
得る。ここで、移動距離Xi は、例えばヘッド4による
基準リニヤスケール2の測定値S(Xi ,4)を採用す
る。 (3)これらの測定値より、各移動距離Xi での評価対
象リニヤスケール1の精度δ(Xi )は、基準リニヤス
ケール2を正として、数1により求まる。但し、i=
1,2,3,…,nである。
価対象リニヤスケール1の精度即ち累積ピッチ誤差を把
握する。 (1)まず、取付台5を測定開始位置(原点)に移動さ
せ、各ヘッド3,4での測定値をゼロにセットする。 (2)次に、取付台5を順次移動させ、各移動距離Xi
(i=1,2,…,n)でのヘッド3の測定値S
(Xi ,3)と、ヘッド4の測定値S(Xi ,4)とを
得る。ここで、移動距離Xi は、例えばヘッド4による
基準リニヤスケール2の測定値S(Xi ,4)を採用す
る。 (3)これらの測定値より、各移動距離Xi での評価対
象リニヤスケール1の精度δ(Xi )は、基準リニヤス
ケール2を正として、数1により求まる。但し、i=
1,2,3,…,nである。
【0005】
【数1】δ(Xi)=S(Xi,3)−S(Xi,4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3を参照した説明か
ら判るように、従来のエンコーダ精度の評価法として
は、評価対象エンコーダと、これよりも一段階高精度な
基準エンコーダとを比較測定する方法が実施されている
が、最近のエンコーダへの要求精度は長さで0.1μ
m、あるいは角度で0.1秒程度まで高まっているた
め、これよりも一段階高精度な基準エンコーダの確保
と、高精度な比較測定を実現することは容易ではない。
ら判るように、従来のエンコーダ精度の評価法として
は、評価対象エンコーダと、これよりも一段階高精度な
基準エンコーダとを比較測定する方法が実施されている
が、最近のエンコーダへの要求精度は長さで0.1μ
m、あるいは角度で0.1秒程度まで高まっているた
め、これよりも一段階高精度な基準エンコーダの確保
と、高精度な比較測定を実現することは容易ではない。
【0007】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑
み、比較的容易な測定作業と簡単な演算処理によって、
基準となる他の高精度なエンコーダの助けを借りること
なく、エンコーダの精度を高精度に評価することができ
る校正方法を提供することを目的とする。
み、比較的容易な測定作業と簡単な演算処理によって、
基準となる他の高精度なエンコーダの助けを借りること
なく、エンコーダの精度を高精度に評価することができ
る校正方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1の発明のエンコーダの校正方法は、直線的移動量検
出のためのリニヤスケールについてのものであり、リニ
ヤスケールと該リニヤスケール信号再生用ヘッドの取付
台とを前記リニヤスケールの目盛方向にほぼ平行に相対
的移動可能に設け、前記リニヤスケールの信号を再生し
て前記取付台とリニヤスケールとの相対移動量を測定す
る3個のリニヤスケール信号再生用ヘッドを、取付台上
に該取付台とリニヤスケールの相対移動方向に互いに間
隔をおいて配置し、前記取付台とリニヤスケールとを順
次相対移動させて、各移動距離での3個のヘッドの測定
値を求め、所定の移動範囲にわたる測定値から演算によ
って前記リニヤスケールの累積ピッチ誤差を求めること
を特徴とする。
項1の発明のエンコーダの校正方法は、直線的移動量検
出のためのリニヤスケールについてのものであり、リニ
ヤスケールと該リニヤスケール信号再生用ヘッドの取付
台とを前記リニヤスケールの目盛方向にほぼ平行に相対
的移動可能に設け、前記リニヤスケールの信号を再生し
て前記取付台とリニヤスケールとの相対移動量を測定す
る3個のリニヤスケール信号再生用ヘッドを、取付台上
に該取付台とリニヤスケールの相対移動方向に互いに間
隔をおいて配置し、前記取付台とリニヤスケールとを順
次相対移動させて、各移動距離での3個のヘッドの測定
値を求め、所定の移動範囲にわたる測定値から演算によ
って前記リニヤスケールの累積ピッチ誤差を求めること
を特徴とする。
【0009】また請求項2の発明のエンコーダの校正方
法は、回転角検出のためのロータリエンコーダについて
のものであり、ロータリエンコーダと該ロータリエンコ
ーダ信号再生用ヘッドの取付台とを前記ロータリエンコ
ーダの目盛方向にほぼ同軸に相対的回転可能に設け、前
記ロータリエンコーダの信号を再生して前記取付台とロ
ータリエンコーダとの相対回転角を測定する3個のロー
タリエンコーダ信号再生用ヘッドを、取付台上に該取付
台とロータリエンコーダの相対回転方向に互いに角度を
おいて配置し、前記取付台とロータリエンコーダとを順
次相対回転させて、各回転角での3個のヘッドの測定値
を求め、所定の回転範囲にわたる測定値から演算によっ
て前記ロータリエンコーダの累積ピッチ誤差を求めるこ
とを特徴とする。
法は、回転角検出のためのロータリエンコーダについて
のものであり、ロータリエンコーダと該ロータリエンコ
ーダ信号再生用ヘッドの取付台とを前記ロータリエンコ
ーダの目盛方向にほぼ同軸に相対的回転可能に設け、前
記ロータリエンコーダの信号を再生して前記取付台とロ
ータリエンコーダとの相対回転角を測定する3個のロー
タリエンコーダ信号再生用ヘッドを、取付台上に該取付
台とロータリエンコーダの相対回転方向に互いに角度を
おいて配置し、前記取付台とロータリエンコーダとを順
次相対回転させて、各回転角での3個のヘッドの測定値
を求め、所定の回転範囲にわたる測定値から演算によっ
て前記ロータリエンコーダの累積ピッチ誤差を求めるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、リニヤスケールの例えば
全測定範囲にわたって得た3個のヘッドの測定値を演算
処理することにより、基準となる他の高精度なリニヤス
ケールとの比較測定を行うことなく、評価対象とするリ
ニヤスケールの累積ピッチ誤差を求めることができる。
全測定範囲にわたって得た3個のヘッドの測定値を演算
処理することにより、基準となる他の高精度なリニヤス
ケールとの比較測定を行うことなく、評価対象とするリ
ニヤスケールの累積ピッチ誤差を求めることができる。
【0011】請求項2の発明では、ロータリエンコーダ
の例えば1回転にわたって得た3個のヘッドの測定値を
演算処理することにより、基準となる他の高精度なロー
タリエンコーダとの比較測定を行うことなく、評価対象
とするロータリエンコーダの累積ピッチ誤差を求めるこ
とができる。
の例えば1回転にわたって得た3個のヘッドの測定値を
演算処理することにより、基準となる他の高精度なロー
タリエンコーダとの比較測定を行うことなく、評価対象
とするロータリエンコーダの累積ピッチ誤差を求めるこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0013】<リニヤスケールについての実施例>図1
はリニヤスケールの精度測定に本発明を適用した場合の
実施例を示し、1は評価対象のリニヤスケール、3A,
3B及び3Cはそれぞれリニヤスケール信号再生用ヘッ
ド、5はヘッド取付台である。本実施例では簡単のた
め、リニヤスケール1を固定し、ヘッド取付台5を図示
しない案内面に沿ってリニヤスケール1の目盛方向(図
1中で矢印で示す左右方向)にほぼ平行に往復移動自在
に取付けてある。3個のヘッド3A,3B,3Cはリニ
ヤスケール1の信号を再生できるようにヘッド取付台5
に、左から3A,3C,3Bの順で、且つそれぞれ間隔
Lb とLa をおいて取付けてある。なお、簡単のため、
各ヘッド3A,3B,3Cでの検出信号の処理及び表示
部、並びに、測定値の演算処理部については図示を省略
した。
はリニヤスケールの精度測定に本発明を適用した場合の
実施例を示し、1は評価対象のリニヤスケール、3A,
3B及び3Cはそれぞれリニヤスケール信号再生用ヘッ
ド、5はヘッド取付台である。本実施例では簡単のた
め、リニヤスケール1を固定し、ヘッド取付台5を図示
しない案内面に沿ってリニヤスケール1の目盛方向(図
1中で矢印で示す左右方向)にほぼ平行に往復移動自在
に取付けてある。3個のヘッド3A,3B,3Cはリニ
ヤスケール1の信号を再生できるようにヘッド取付台5
に、左から3A,3C,3Bの順で、且つそれぞれ間隔
Lb とLa をおいて取付けてある。なお、簡単のため、
各ヘッド3A,3B,3Cでの検出信号の処理及び表示
部、並びに、測定値の演算処理部については図示を省略
した。
【0014】<各ヘッド3A,3B,3Cでの移動量測
定>ヘッド3Aでの測定値S(Xi ,A)、ヘッド3B
での測定値S(Xi ,B)、ヘッド3Cでの測定値S
(Xi ,C)は、数2式で与えられる。
定>ヘッド3Aでの測定値S(Xi ,A)、ヘッド3B
での測定値S(Xi ,B)、ヘッド3Cでの測定値S
(Xi ,C)は、数2式で与えられる。
【0015】
【数2】S(Xi,A)=Xi+δ(Xi−Lb)+KA S(Xi,B)=Xi+δ(Xi+La)+KB S(Xi,C)=Xi+δ(Xi) +KC
【0016】ここで数2中、La はヘッド3Cと3Bの
間隔、Lb はヘッド3Aと3Cの間隔、Xi は測定開始
位置からのヘッド取付台5の移動量であってリニヤスケ
ール1上の位置を示す値、δ(Xi )は位置Xi におけ
るリニヤスケール1の累積ピッチ誤差、KA ,KB ,K
C はそれぞれヘッド3A,3B,3Cでの測定値のオフ
セット量である。(例えば、測定開始位置Xi =0での
測定値を全てゼロとする時には、KA =δ(−La )、
KB =δ(Lb )、KC =δ(0)としたことと等価に
なる。)
間隔、Lb はヘッド3Aと3Cの間隔、Xi は測定開始
位置からのヘッド取付台5の移動量であってリニヤスケ
ール1上の位置を示す値、δ(Xi )は位置Xi におけ
るリニヤスケール1の累積ピッチ誤差、KA ,KB ,K
C はそれぞれヘッド3A,3B,3Cでの測定値のオフ
セット量である。(例えば、測定開始位置Xi =0での
測定値を全てゼロとする時には、KA =δ(−La )、
KB =δ(Lb )、KC =δ(0)としたことと等価に
なる。)
【0017】そこで、ヘッド取付台5を測定開始位置
(X0 =0)からX1 ,X2 ,…,X n へと順次移動さ
せ、全移動範囲にわたって各ヘッドの測定値S(Xi ,
A),S(Xi ,B),S(Xi ,C)を得る(但し、
i=1,2,…,n)。
(X0 =0)からX1 ,X2 ,…,X n へと順次移動さ
せ、全移動範囲にわたって各ヘッドの測定値S(Xi ,
A),S(Xi ,B),S(Xi ,C)を得る(但し、
i=1,2,…,n)。
【0018】<演算処理による累積ピッチ誤差の把握> [I]測定値の荷重加算による合成測定値の算出 まず、数3で与えられる定数a,bを用いて、Xi での
合成測定値Y(Xi )=a・S(Xi ,B)+b・S
(Xi ,A)+S(Xi ,C)を求めると、数3式より
a+b+1=0の関係があるから、数2の代入により、
合成測定値Y(X i )は数4式のように求まる。
合成測定値Y(Xi )=a・S(Xi ,B)+b・S
(Xi ,A)+S(Xi ,C)を求めると、数3式より
a+b+1=0の関係があるから、数2の代入により、
合成測定値Y(X i )は数4式のように求まる。
【0019】
【数3】a=−Lb/(La+Lb) b=−La/(La+Lb)
【0020】
【数4】 Y(Xi)=a・S(Xi,B)+b・S(Xi,A)+S(Xi,C) =(a+b+1)Xi+(a・KB+b・KA+KC) +a・δ(Xi+La)+b・δ(Xi−Lb)+δ(Xi) =(a・KB+b・KA+KC)+a・δ(Xi+La) +b・δ(Xi−Lb)+δ(Xi) =K0+a・δ(Xi+La)+b・δ(Xi−Lb)+δ(Xi)
【0021】ここで数4中、K0 =a・KB +b・KA
+KC であり、K0 は測定系の設定条件によって定まる
未知の一定値である。
+KC であり、K0 は測定系の設定条件によって定まる
未知の一定値である。
【0022】数4式から判るように、合成測定値Y(X
i )からは、ヘッド取付台5の移動量Xi を含む項がな
くなり、測定系の設定条件によって定まる一定値K
0 と、リニヤスケール1の累積ピッチ誤差δ(Xi +L
a ),δ(Xi −Lb ),δ(X i )を含んだ項だけが
残る。このうち、K0 は移動量Xi によっては変化しな
い一定値(直流成分)であり、複数の測定位置Xi (i
=1,2,…,n)での測定値から得られる合成測定値
のデータ列Y(Xi )(i=1,2,…,n)の変動成
分(交流成分)中に、リニヤスケール1の累積ピッチ誤
差が含まれることになる。
i )からは、ヘッド取付台5の移動量Xi を含む項がな
くなり、測定系の設定条件によって定まる一定値K
0 と、リニヤスケール1の累積ピッチ誤差δ(Xi +L
a ),δ(Xi −Lb ),δ(X i )を含んだ項だけが
残る。このうち、K0 は移動量Xi によっては変化しな
い一定値(直流成分)であり、複数の測定位置Xi (i
=1,2,…,n)での測定値から得られる合成測定値
のデータ列Y(Xi )(i=1,2,…,n)の変動成
分(交流成分)中に、リニヤスケール1の累積ピッチ誤
差が含まれることになる。
【0023】[II]累積ピッチ誤差δ(Xi )の導出 一般に、リニヤスケールの累積ビッチ誤差δ(Xi )
は、数5式に示すようなフーリエ級数の和の形で表わし
て考えられる。
は、数5式に示すようなフーリエ級数の和の形で表わし
て考えられる。
【0024】
【数5】
【0025】ここに数5中で、Lはリニヤスケール測定
長さ、Cj は各次数成分の振幅値、ψj は各次成分の位
相ずれ量である。
長さ、Cj は各次数成分の振幅値、ψj は各次成分の位
相ずれ量である。
【0026】そこで、数5に数4を代入して整理する
と、数6式が得られる。
と、数6式が得られる。
【0027】
【数6】
【0028】ここに数6中で、 fj={(1+a・cos jα+b・cos jβ)2+(a・sin jα−b
・sin jβ)2}1/2 、 φj=tan-1{−(a・sin jα−b・sin jβ)/(1+a・cos
jα+b・cos jβ)}、 α=2πLa/L、 β=2πLb/L であり、これらは測定系が定まれば全て計算により求ま
る値である。
・sin jβ)2}1/2 、 φj=tan-1{−(a・sin jα−b・sin jβ)/(1+a・cos
jα+b・cos jβ)}、 α=2πLa/L、 β=2πLb/L であり、これらは測定系が定まれば全て計算により求ま
る値である。
【0029】即ち、以上のことから判るように、3個の
ヘッド3A,3B,3Cでの測定値S(Xi ,A),S
(Xi ,B),S(Xi ,C)の荷重加算によって得ら
れる合成測定値のデータ列Y(Xi )(i=1,2,
…,n)は、リニヤスケール1の累積ピッチ誤差の振幅
がfj だけ拡大され、位相がφj だけ変化したものにな
っている。
ヘッド3A,3B,3Cでの測定値S(Xi ,A),S
(Xi ,B),S(Xi ,C)の荷重加算によって得ら
れる合成測定値のデータ列Y(Xi )(i=1,2,
…,n)は、リニヤスケール1の累積ピッチ誤差の振幅
がfj だけ拡大され、位相がφj だけ変化したものにな
っている。
【0030】そこで、フーリエ変換の手法を利用して、
合成測定データ列Y(Xi )(i=1,2,…,n)の
交流成分Y(Xi)ACから累積ピッチ誤差δ(Xi )を求
めることができ、以下にその方法を説明する。
合成測定データ列Y(Xi )(i=1,2,…,n)の
交流成分Y(Xi)ACから累積ピッチ誤差δ(Xi )を求
めることができ、以下にその方法を説明する。
【0031】まず、数6中の交流成分Y(Xi)ACを、数
7式のようにフーリエ級数の和の形に展開した形で考え
る。すると、フーリエ級数の係数Fj,Gjと、前述した
fj,Gj ,ψj ,φj との関係は数8式のようにな
る。従って、係数Fj とGj を用いて累積ピッチ誤差δ
(Xi)は、数9式のように表わすことができる。
7式のようにフーリエ級数の和の形に展開した形で考え
る。すると、フーリエ級数の係数Fj,Gjと、前述した
fj,Gj ,ψj ,φj との関係は数8式のようにな
る。従って、係数Fj とGj を用いて累積ピッチ誤差δ
(Xi)は、数9式のように表わすことができる。
【0032】
【数7】
【0033】
【数8】 Fj=fj・Cj・(cosψj・cosφj−sinψj・sin φj) Gj=−fj・Cj・(sinψj・cosφj+cosψj・sin φj)
【0034】
【数9】
【0035】以上の手順をまとめると、下記のようにな
る。 (i)3個のヘッド3A,3B,3Cを図1のように互
いに間隔をあけて配置し、ヘッド取付台5を順次移動さ
せながら、数2式で与えられる移動距離Xi での測定値
を得る。 (ii)上述の(i)で得た測定値を、数3式で与えられ
る定数a,bを用いて荷重加算し、数4式で表わされる
合成測定値Y(Xi )を求める。 (iii)次に、複数の測定位置Xi (i=1,2,…,
n)での測定値から得られる合成測定値のデータ列Y
(Xi )(i=1,2,…,n)を求め、その交流成分
Y(Xi)ACをフーリエ変換して、フーリエ変換の係数F
j ,Gj を求める。 (iv)最後に、(iii)で求めた係数Fj ,Gj から、数
9式によってリニヤスケール1の累積ピッチ誤差δ(X
i )を求める。
る。 (i)3個のヘッド3A,3B,3Cを図1のように互
いに間隔をあけて配置し、ヘッド取付台5を順次移動さ
せながら、数2式で与えられる移動距離Xi での測定値
を得る。 (ii)上述の(i)で得た測定値を、数3式で与えられ
る定数a,bを用いて荷重加算し、数4式で表わされる
合成測定値Y(Xi )を求める。 (iii)次に、複数の測定位置Xi (i=1,2,…,
n)での測定値から得られる合成測定値のデータ列Y
(Xi )(i=1,2,…,n)を求め、その交流成分
Y(Xi)ACをフーリエ変換して、フーリエ変換の係数F
j ,Gj を求める。 (iv)最後に、(iii)で求めた係数Fj ,Gj から、数
9式によってリニヤスケール1の累積ピッチ誤差δ(X
i )を求める。
【0036】なお、一般に累積ピッチ誤差δ(Xi )は
移動距離Xi に比べて十分小さいため、ヘッド取付台5
の移動距離Xi としては、例えば中央のヘッド3Cでの
測定値S(Xi ,C)をそのまま採用することができ
る。この時には、ヘッド3Cの位置を基準として、リニ
ヤスケール1の累積ピッチ誤差が把握できることにな
る。
移動距離Xi に比べて十分小さいため、ヘッド取付台5
の移動距離Xi としては、例えば中央のヘッド3Cでの
測定値S(Xi ,C)をそのまま採用することができ
る。この時には、ヘッド3Cの位置を基準として、リニ
ヤスケール1の累積ピッチ誤差が把握できることにな
る。
【0037】また、上記実施例とは逆にヘッド取付台5
を固定し、リニヤスケール1を往復移動自在に設置し
て、リニヤスケール1を順次移動させて測定を行っても
良い。
を固定し、リニヤスケール1を往復移動自在に設置し
て、リニヤスケール1を順次移動させて測定を行っても
良い。
【0038】以上の如くリニヤスケール1の累積ピッチ
誤差δ(Xi )を測定することにより、リニヤスケール
1の校正がなされる。
誤差δ(Xi )を測定することにより、リニヤスケール
1の校正がなされる。
【0039】<ロータリエンコーダについての実施例>
図2はロータリエンコーダの精度測定に本発明を適用し
た場合の実施例を示し、1は評価対象のロータリエンコ
ーダ、13A,13B及び13Cはそれぞれロータリエ
ンコーダ信号再生用ヘッド、15はヘッド取付台であ
る。本実施例では簡単のため、ヘッド取付台15を固定
し、ロータリエンコーダ11を図示しない軸受によって
ロータリエンコーダ11の目盛方向(図2中で矢印で示
す方向)にほぼ同軸に回転運動自在に取付けてある。3
個のヘッド13A,13B,13Cはロータリエンコー
ダ11の信号を再生できるようにヘッド取付台15に、
時計方向に13A,13C,13Bの順で、且つそれぞ
れ間隔βとαをおいて取付けてある。なお、簡単のた
め、各ヘッド13A,13B,13Cでの検出信号の処
理及び表示部、並びに、測定値の演算処理部については
図示を省略した。
図2はロータリエンコーダの精度測定に本発明を適用し
た場合の実施例を示し、1は評価対象のロータリエンコ
ーダ、13A,13B及び13Cはそれぞれロータリエ
ンコーダ信号再生用ヘッド、15はヘッド取付台であ
る。本実施例では簡単のため、ヘッド取付台15を固定
し、ロータリエンコーダ11を図示しない軸受によって
ロータリエンコーダ11の目盛方向(図2中で矢印で示
す方向)にほぼ同軸に回転運動自在に取付けてある。3
個のヘッド13A,13B,13Cはロータリエンコー
ダ11の信号を再生できるようにヘッド取付台15に、
時計方向に13A,13C,13Bの順で、且つそれぞ
れ間隔βとαをおいて取付けてある。なお、簡単のた
め、各ヘッド13A,13B,13Cでの検出信号の処
理及び表示部、並びに、測定値の演算処理部については
図示を省略した。
【0040】<各ヘッド13A,13B,13Cでの角
度測定>ヘッド13Aでの測定値R(θi ,A)、ヘッ
ド13Bでの測定値R(θi ,B)、ヘッド13Cでの
測定値R(θi ,C)は、数10式で与えられる。
度測定>ヘッド13Aでの測定値R(θi ,A)、ヘッ
ド13Bでの測定値R(θi ,B)、ヘッド13Cでの
測定値R(θi ,C)は、数10式で与えられる。
【0041】
【数10】R(θi,A)=θi+δ(θi−β)+KA R(θi,B)=θi+δ(θi+α)+KB R(θi,C)=θi+δ(θi) +KC
【0042】ここで数10中、αはヘッド13Cと13
Bの角度、βはヘッド13Aと13Cの角度、θi は測
定開始位置からのロータリエンコーダ11の回転角、δ
(θi )は角度位置θi におけるロータリエンコーダ1
1の累積ピッチ誤差、KA ,KB ,KC はそれぞれヘッ
ド13A,13B,13Cでの測定値のオフセット量で
ある。(例えば、測定開始位置θi =0での測定値を全
てゼロとする時には、KA =δ(−α)、KB =δ
(β)、KC =δ(0)としたことと等価になる。)
Bの角度、βはヘッド13Aと13Cの角度、θi は測
定開始位置からのロータリエンコーダ11の回転角、δ
(θi )は角度位置θi におけるロータリエンコーダ1
1の累積ピッチ誤差、KA ,KB ,KC はそれぞれヘッ
ド13A,13B,13Cでの測定値のオフセット量で
ある。(例えば、測定開始位置θi =0での測定値を全
てゼロとする時には、KA =δ(−α)、KB =δ
(β)、KC =δ(0)としたことと等価になる。)
【0043】そこで、ロータリエンコーダ11を測定開
始位置(θ0 =0)からθ1 ,θ2,…,θn へと順次
回転させ、全回転範囲(1回転)にわたって各ヘッドの
測定値R(θi ,A),R(θi ,B),R(θi ,
C)を得る(但し、i=1,2,…,n)。
始位置(θ0 =0)からθ1 ,θ2,…,θn へと順次
回転させ、全回転範囲(1回転)にわたって各ヘッドの
測定値R(θi ,A),R(θi ,B),R(θi ,
C)を得る(但し、i=1,2,…,n)。
【0044】<演算処理による累積ピッチ誤差の把握> [I]測定値の荷重加算による合成測定値の算出 まず、数11で与えられる定数a′,b′を用いて、θ
i での合成測定値Y(θi )=a′・R(θi ,B)+
b′・R(θi ,A)+R(θi ,C)を求めると、数
11式よりa′+b′+1=0の関係があるから、数2
の代入により、合成測定値Y(θi )は数12式のよう
に求まる。
i での合成測定値Y(θi )=a′・R(θi ,B)+
b′・R(θi ,A)+R(θi ,C)を求めると、数
11式よりa′+b′+1=0の関係があるから、数2
の代入により、合成測定値Y(θi )は数12式のよう
に求まる。
【0045】
【数11】a′=−β/(α+β) b′=−α/(α+β)
【0046】
【数12】 Y(θi)=a′・R(θi,B)+b′・R(θi,A)+R(θi,C) =(a′+b′+1)Xi+(a′・KB+b′・KA+KC) +a′・δ(θi+α)+b′・δ(θi−β)+δ(θi) =(a′・KB+b′・KA+KC)+a′・δ(θi+α) +b′・δ(θi−β)+δ(θi) =K0+a′・δ(θi+α)+b′・δ(θi−β)+δ(θi)
【0047】ここで数12中、K0 =a′・KB +b′
・KA +KC であり、K0 は測定系の設定条件によって
定まる未知の一定値である。
・KA +KC であり、K0 は測定系の設定条件によって
定まる未知の一定値である。
【0048】数12式から判るように、合成測定値Y
(θi )からは、ロータリエンコーダダ11の回転角θ
i を含む項がなくなり、測定系の設定条件によって定ま
る一定値K0 と、ロータリエンコーダ11の累積ピッチ
誤差δ(θi +α),δ(θi−β),δ(θi)を含ん
だ項だけが残る。このうち、K0 は回転角θi によって
は変化しない一定値(直流成分)であり、複数の測定位
置θi (i=1,2,…,n)での測定値から得られる
合成測定値のデータ列Y(θi )(i=1,2,…,
n)の変動成分(交流成分)中に、ロータリエンコーダ
11の累積ピッチ誤差が含まれることになる。
(θi )からは、ロータリエンコーダダ11の回転角θ
i を含む項がなくなり、測定系の設定条件によって定ま
る一定値K0 と、ロータリエンコーダ11の累積ピッチ
誤差δ(θi +α),δ(θi−β),δ(θi)を含ん
だ項だけが残る。このうち、K0 は回転角θi によって
は変化しない一定値(直流成分)であり、複数の測定位
置θi (i=1,2,…,n)での測定値から得られる
合成測定値のデータ列Y(θi )(i=1,2,…,
n)の変動成分(交流成分)中に、ロータリエンコーダ
11の累積ピッチ誤差が含まれることになる。
【0049】[II]累積ピッチ誤差δ(θi )の導出 一般に、ロータリエンコーダの累積ビッチ誤差δ
(θi )は、数13式に示すようなフーリエ級数の和の
形で表わして考えられる。
(θi )は、数13式に示すようなフーリエ級数の和の
形で表わして考えられる。
【0050】
【数13】
【0051】ここに数13中で、Lはロータリエンコー
ダ測定角度、Cj は各次数成分の振幅値、ψj は各次成
分の位相ずれ量である。
ダ測定角度、Cj は各次数成分の振幅値、ψj は各次成
分の位相ずれ量である。
【0052】そこで、数13に数12を代入して整理す
ると、数14式が得られる。
ると、数14式が得られる。
【0053】
【数14】
【0054】ここに数14中で、 fj={(1+a′・cos jα′+b′・cos jβ′)2+(a′・
sin jα′−b′・sin jβ′)2}1/2 、 φj=tan-1{−(a′・sin jα′−b′・sin jβ′)/(1
+a′・cos jα′+b′・cos jβ′)}、 α′=2πα/L、 β′=2πβ/L であり、これらは測定系が定まれば全て計算により求ま
る値である。
sin jα′−b′・sin jβ′)2}1/2 、 φj=tan-1{−(a′・sin jα′−b′・sin jβ′)/(1
+a′・cos jα′+b′・cos jβ′)}、 α′=2πα/L、 β′=2πβ/L であり、これらは測定系が定まれば全て計算により求ま
る値である。
【0055】即ち、以上のことから判るように、3個の
ヘッド13A,13B,13Cでの測定値R(θi ,
A),R(θi ,B),R(θi ,C)の荷重加算によ
って得られる合成測定値のデータ列Y(θi )(i=
1,2,…,n)は、ロータリエンコーダ11の累積ピ
ッチ誤差の振幅がfj だけ拡大され、位相がφj だけ変
化したものになっている。
ヘッド13A,13B,13Cでの測定値R(θi ,
A),R(θi ,B),R(θi ,C)の荷重加算によ
って得られる合成測定値のデータ列Y(θi )(i=
1,2,…,n)は、ロータリエンコーダ11の累積ピ
ッチ誤差の振幅がfj だけ拡大され、位相がφj だけ変
化したものになっている。
【0056】そこで、フーリエ変換の手法を利用して、
合成測定データ列Y(θi )(i=1,2,…,n)の
交流成分Y(θi)ACから累積ピッチ誤差δ(θi )を求
めることができ、以下にその方法を説明する。
合成測定データ列Y(θi )(i=1,2,…,n)の
交流成分Y(θi)ACから累積ピッチ誤差δ(θi )を求
めることができ、以下にその方法を説明する。
【0057】まず、数14中の交流成分Y(θi)ACを、
数15式のようにフーリエ級数の和の形に展開した形で
考える。すると、フーリエ級数の係数Fj ,Gj と、前
述したfj ,Gj ,ψj ,φj との関係は数16式のよ
うになる。従って、係数FjとGj を用いて累積ピッチ
誤差δ(θi )は、数17式のように表わすことができ
る。
数15式のようにフーリエ級数の和の形に展開した形で
考える。すると、フーリエ級数の係数Fj ,Gj と、前
述したfj ,Gj ,ψj ,φj との関係は数16式のよ
うになる。従って、係数FjとGj を用いて累積ピッチ
誤差δ(θi )は、数17式のように表わすことができ
る。
【0058】
【数15】
【0059】
【数16】 Fj=fj・Cj・(cosψj・cosφj−sinψj・sin φj) Gj=−fj・Cj・(sinψj・cosφj+cosψj・sin φj)
【0060】
【数17】
【0061】以上の手順をまとめると、下記のようにな
る。 (i)3個のヘッド13A,13B,13Cを図2のよ
うに互いに角度をあけて配置し、ロータリエンコーダ1
1を順次回転させながら、数10式で与えられる回転角
度θi での測定値を得る。 (ii)上述の(i)で得た測定値を、数11式で与えら
れる定数a′,b′を用いて荷重加算し、数12式で表
わされる合成測定値Y(θi )を求める。 (iii)次に、複数の測定位置θi ( i=1,2,…,
n)での測定値から得られる合成測定値のデータ列Y
(θi )(i=1,2,…,n)を求め、その交流成分
Y(θi)ACをフーリエ変換して、フーリエ変換の係数F
j ,Gj を求める。 (iv)最後に、(iii)で求めた係数Fj ,Gj から数1
7式によってロータリエンコーダ1の累積ピッチ誤差δ
(θi )を求める。
る。 (i)3個のヘッド13A,13B,13Cを図2のよ
うに互いに角度をあけて配置し、ロータリエンコーダ1
1を順次回転させながら、数10式で与えられる回転角
度θi での測定値を得る。 (ii)上述の(i)で得た測定値を、数11式で与えら
れる定数a′,b′を用いて荷重加算し、数12式で表
わされる合成測定値Y(θi )を求める。 (iii)次に、複数の測定位置θi ( i=1,2,…,
n)での測定値から得られる合成測定値のデータ列Y
(θi )(i=1,2,…,n)を求め、その交流成分
Y(θi)ACをフーリエ変換して、フーリエ変換の係数F
j ,Gj を求める。 (iv)最後に、(iii)で求めた係数Fj ,Gj から数1
7式によってロータリエンコーダ1の累積ピッチ誤差δ
(θi )を求める。
【0062】なお、一般に累積ピッチ誤差δ(θi )は
回転角度θi に比べて十分小さいため、ロータリエンコ
ーダ11の回転角度θi としては、例えば中央のヘッド
13Cでの測定値R(θi ,C)をそのまま採用するこ
とができる。この時には、ヘッド13Cの位置を基準と
して、ロータリエンコーダ11の累積ピッチ誤差が把握
できることになる。
回転角度θi に比べて十分小さいため、ロータリエンコ
ーダ11の回転角度θi としては、例えば中央のヘッド
13Cでの測定値R(θi ,C)をそのまま採用するこ
とができる。この時には、ヘッド13Cの位置を基準と
して、ロータリエンコーダ11の累積ピッチ誤差が把握
できることになる。
【0063】また、上記実施例とは逆にロータリエンコ
ーダ11を固定し、ヘッド取付台15を軸受等で回転運
動自在に設置して、ヘッド取付台15を順次回転させて
測定を行っても良い。
ーダ11を固定し、ヘッド取付台15を軸受等で回転運
動自在に設置して、ヘッド取付台15を順次回転させて
測定を行っても良い。
【0064】以上の如くロータリエンコーダ11の累積
ピッチ誤差δ(θi )を測定することにより、ロータリ
エンコーダ11の校正がなされる。
ピッチ誤差δ(θi )を測定することにより、ロータリ
エンコーダ11の校正がなされる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、移動量検出器の一種で
あるリニヤスケール、あるいは回転角検出器の一種であ
るロータリエンコーダの累積ピッチ誤差(精度)を測定
して校正を行うに当り、評価対象のリニヤスケールやロ
ータリエンコーダよりも一段高精度な基準リニヤスケー
ルやロータリエンコーダを必要とすることなく、比較的
容易な測定作業と簡単な演算処理によって校正すること
ができる。
あるリニヤスケール、あるいは回転角検出器の一種であ
るロータリエンコーダの累積ピッチ誤差(精度)を測定
して校正を行うに当り、評価対象のリニヤスケールやロ
ータリエンコーダよりも一段高精度な基準リニヤスケー
ルやロータリエンコーダを必要とすることなく、比較的
容易な測定作業と簡単な演算処理によって校正すること
ができる。
【図1】本発明の一実施例としてリニヤスケールの測定
系を示す図。
系を示す図。
【図2】本発明の他の実施例としてロータリエンコーダ
の測定系を示す図。
の測定系を示す図。
【図3】従来例を示す図。
1 リニヤスケール 3A,3B,3C リニヤスケール信号再生用ヘッド 5 ヘッド取付台 11 ロータリエンコーダ 13A,13B,13C ロータリエンコーダ信号再生
用ヘッド 15 ヘッド取付台
用ヘッド 15 ヘッド取付台
Claims (2)
- 【請求項1】 リニヤスケールと該リニヤスケール信号
再生用ヘッドの取付台とを前記リニヤスケールの目盛方
向にほぼ平行に相対的移動可能に設け、前記リニヤスケ
ールの信号を再生して前記取付台とリニヤスケールとの
相対移動量を測定する3個のリニヤスケール信号再生用
ヘッドを、取付台上に該取付台とリニヤスケールの相対
移動方向に互いに間隔をおいて配置し、前記取付台とリ
ニヤスケールとを順次相対移動させて、各移動距離での
3個のヘッドの測定値を求め、所定の移動範囲にわたる
測定値から演算によって前記リニヤスケールの累積ピッ
チ誤差を求めることを特徴とするエンコーダの校正方
法。 - 【請求項2】 ロータリエンコーダと該ロータリエンコ
ーダ信号再生用ヘッドの取付台とを前記ロータリエンコ
ーダの目盛方向にほぼ同軸に相対的回転可能に設け、前
記ロータリエンコーダの信号を再生して前記取付台とロ
ータリエンコーダとの相対回転角を測定する3個のロー
タリエンコーダ信号再生用ヘッドを、取付台上に該取付
台とロータリエンコーダの相対回転方向に互いに角度を
おいて配置し、前記取付台とロータリエンコーダとを順
次相対回転させて、各回転角での3個のヘッドの測定値
を求め、所定の回転範囲にわたる測定値から演算によっ
て前記ロータリエンコーダの累積ピッチ誤差を求めるこ
とを特徴とするエンコーダの校正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10811693A JPH06317431A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | エンコーダの校正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10811693A JPH06317431A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | エンコーダの校正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06317431A true JPH06317431A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14476320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10811693A Withdrawn JPH06317431A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | エンコーダの校正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06317431A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001264117A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-26 | Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd | 検出器出力の周期的誤差信号補償方法 |
| JP2003075198A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Mitsutoyo Corp | スケールの検査装置 |
| JP2007519912A (ja) * | 2004-01-31 | 2007-07-19 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | タイヤ空気圧損失の検出方法 |
| JP2012207923A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Nikon Corp | 位置検出用スケールの計測装置、位置検出用スケールの計測方法、及びスケールの製造方法 |
| JP2013024757A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Mitsutoyo Corp | 目盛誤差算出装置、目盛誤差校正装置、及び目盛誤差算出方法 |
| JP2013092414A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Mitsutoyo Corp | 変位検出装置、目盛の校正方法及び目盛の校正プログラム |
| WO2014053296A1 (en) * | 2012-10-01 | 2014-04-10 | Asml Netherlands B.V. | A method for calibration of an encoder scale and a lithographic apparatus |
| US9766096B2 (en) | 2014-05-12 | 2017-09-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Encoder for producing position information using positions of a first and second sensor, tilt angles, period of a pattern on a scale |
| JP2018142020A (ja) * | 2012-10-02 | 2018-09-13 | 株式会社ニコン | 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法 |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10811693A patent/JPH06317431A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001264117A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-26 | Harmonic Drive Syst Ind Co Ltd | 検出器出力の周期的誤差信号補償方法 |
| JP2003075198A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-12 | Mitsutoyo Corp | スケールの検査装置 |
| JP2007519912A (ja) * | 2004-01-31 | 2007-07-19 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | タイヤ空気圧損失の検出方法 |
| KR101147951B1 (ko) * | 2004-01-31 | 2012-05-25 | 콘티넨탈 테베스 아게 운트 코. 오하게 | 타이어 압력 손실 검출 방법 |
| JP2012207923A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Nikon Corp | 位置検出用スケールの計測装置、位置検出用スケールの計測方法、及びスケールの製造方法 |
| JP2013024757A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Mitsutoyo Corp | 目盛誤差算出装置、目盛誤差校正装置、及び目盛誤差算出方法 |
| CN102954815A (zh) * | 2011-07-22 | 2013-03-06 | 株式会社三丰 | 分度误差估计装置、分度误差校准装置和分度误差估计方法 |
| US9134144B2 (en) | 2011-10-25 | 2015-09-15 | Mitutoyo Corporation | Displacement detecting device, scale calibrating method and scale calibrating program |
| JP2013092414A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Mitsutoyo Corp | 変位検出装置、目盛の校正方法及び目盛の校正プログラム |
| WO2014053296A1 (en) * | 2012-10-01 | 2014-04-10 | Asml Netherlands B.V. | A method for calibration of an encoder scale and a lithographic apparatus |
| JP2015532448A (ja) * | 2012-10-01 | 2015-11-09 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | エンコーダスケールの較正方法及びリソグラフィ装置 |
| US9606458B2 (en) | 2012-10-01 | 2017-03-28 | Asml Netherlands B.V. | Method for calibration of an encoder scale and a lithographic apparatus |
| JP2018142020A (ja) * | 2012-10-02 | 2018-09-13 | 株式会社ニコン | 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法 |
| JP2021036345A (ja) * | 2012-10-02 | 2021-03-04 | 株式会社ニコン | 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法 |
| JP2022109261A (ja) * | 2012-10-02 | 2022-07-27 | 株式会社ニコン | 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法 |
| JP2023101546A (ja) * | 2012-10-02 | 2023-07-21 | 株式会社ニコン | 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法 |
| US9766096B2 (en) | 2014-05-12 | 2017-09-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Encoder for producing position information using positions of a first and second sensor, tilt angles, period of a pattern on a scale |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101583851B (zh) | 用于确定在角度测量仪中导致偏心度的作用变量的方法 | |
| CN102686982B (zh) | 用于角度测量设备的角度测量方法和校准方法以及角度测量设备 | |
| US4084324A (en) | Measuring instrument | |
| US10670383B2 (en) | Calibrating and operating rotary devices, in particular for rotating probe heads and/or probes of coordinate measuring machines | |
| US7825367B2 (en) | Rotary encoder | |
| Masuda et al. | An automatic calibration system for angular encoders | |
| US20020049553A1 (en) | Method for increasing the positioning accuracy of an element which is movably arranged relative to a stator | |
| CN110081837A (zh) | 一种通过利用测角圆光栅及读数头检测轴系晃动及偏心误差的方法 | |
| CN106705894B (zh) | 双圆光栅角位移检测系统的误差标定与补偿方法 | |
| JPH05196586A (ja) | X線解析装置 | |
| US7385214B2 (en) | System and method for correcting systematic error of, and calibrating for, tilt angle of surface topology sensor head having plurality of distance sensors | |
| JPH06147879A (ja) | 円筒形状の測定方法 | |
| CN120489202A (zh) | 一种时栅编码器动态误差测试方法、设备及介质 | |
| JP4845734B2 (ja) | 座標測定装置、方法、コンピュータプログラム並びにデータ担体 | |
| JPH06174421A (ja) | 測長あるいは測角装置の方法 | |
| KR102181545B1 (ko) | 원형 단면 형상을 갖는 대상물의 표면 측정장치 및 측정방법 | |
| CN112697190A (zh) | 一种光栅莫尔信号锁相细分误差的动态标定方法 | |
| JP2639037B2 (ja) | X線回折測定のデータ処理方法 | |
| SU1737255A1 (ru) | Способ измерени отклонений от параллельности пр мых в плоскости | |
| RU2081232C1 (ru) | Устройство для измерения положения рельсового пути | |
| RU2115885C1 (ru) | Способ и устройство измерения углов и формирования угловых меток | |
| JPS59151012A (ja) | 回転尺の装置定数の自己校正方法 | |
| CN112105889B (zh) | 对象物的表面测定装置及测定方法 | |
| US7340345B2 (en) | Method and circuit arrangement for determining a quality level of phase signals | |
| CN114964126B (zh) | 对象物的表面测定装置及测定方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |