JPH06317574A - 亜硫酸ガス分析方法 - Google Patents

亜硫酸ガス分析方法

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JPH06317574A
JPH06317574A JP10821093A JP10821093A JPH06317574A JP H06317574 A JPH06317574 A JP H06317574A JP 10821093 A JP10821093 A JP 10821093A JP 10821093 A JP10821093 A JP 10821093A JP H06317574 A JPH06317574 A JP H06317574A
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JP
Japan
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gas
sulfurous acid
organic solvent
dissolved
acid gas
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Application number
JP10821093A
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English (en)
Inventor
Takashi Hara
隆志 原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低濃度でSO2ガスが混入しているSF6ガス
からSO2ガスを容易に検知できる亜硫酸ガス分析方法
を得る。 【構成】 亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄ガスをメタノ
−ル3中に溶解させ、亜硫酸ガスが溶解されたメタノ−
ル3を図示しないガスクロマトグラフで分析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、六フッ化硫黄ガス
(以下SF6ガスと呼ぶ)中に低濃度で含まれている亜
硫酸ガス(以下SO2ガスと呼ぶ)を有機溶剤中に溶解
させて、これをガスクロマトグラフで分析する亜硫酸ガ
ス分析方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス絶縁変圧器の異常の有無を調
べる方法として、ガス絶縁変圧器に絶縁ガスとして使用
されているSF6ガスのガス分析を行い、異常指標成分
のひとつであるSO2ガスの混入の有無を見極める方法
が行われている。この時用いられている亜硫酸ガス分析
方法は、ガス絶縁変圧器から試料ガスとしてのSF6
スを一定量気体シリンヂに採取し、これをガスクロマト
グラフとしこの炎光光度形検出器(以下FPDと呼ぶ)
にて分析するという方法で行われている。この分析結
果、図9に示すようにSF6ガスのピ−クa及びSO2
スのピ−クbがそれぞれ検出され、これによりSF6
ス中にSO2ガスが混入しているということを検知し、
その結果ガス絶縁変圧器の異常と判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の亜硫酸ガス分析
方法は以上のように行われているので、低濃度でSO2
ガスが混入しているSF6ガスを分析するためには、S
6ガスを多く用いてSO2ガスの検出量を増やす必要が
ある。しかし、多くのSF6ガスを分析すると、図9か
らもわかるようにSO2ガスのピ−クbはSF6ガスのピ
−クaのテ−ル上にあるため、SO2ガスのピ−クはS
6ガスのピ−クにマスクされることとなり、SO2ガス
の検出が困難となるという問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、低濃度でSO2ガスが混入し
ているSF6ガスからSO2ガスを容易に検知できる亜硫
酸ガス分析方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の亜硫酸ガス分析方法は亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄
ガスを有機溶剤中に溶解させ、亜硫酸ガスが溶解された
有機溶剤をガスクロマトグラフで分析するようにしたも
のである。
【0006】又、この発明に係る請求項2の亜硫酸ガス
分析方法は亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄ガスを有機溶
剤中にバブリングにて溶解させ、亜硫酸ガスが溶解され
た有機溶剤をガスクロマトグラフで分析するようにした
ものである。
【0007】又この発明に係る請求項3の亜硫酸ガス分
析方法は容器内に有機溶剤及び亜硫酸ガスを含む六フッ
化硫黄ガスを入れ、所定の時間放置して有機溶剤中に亜
硫酸ガスを溶解させ、亜硫酸ガスが溶解された有機溶剤
をガスクロマトグラフで分析するようにしたものであ
る。
【0008】又、この発明に係る請求項4の亜硫酸ガス
分析方法はガス絶縁変圧器の絶縁ガスとしての六フッ化
硫黄ガスを採取し、これを有機溶剤に溶解させ、この溶
解された有機溶剤をガスクロマトグラフで分析して、亜
硫酸ガスが検出されるとガス絶縁変圧器の異常と検知す
るようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明における亜硫酸ガス分析方法は、SF
6ガス中のSO2ガスを有機溶剤に濃縮吸収させて、ガス
クロマトグラフによるSO2ガスの分析を容易にする。
【0010】
【実施例】図3に示すように、メタノ−ルに対するSO
2ガスの溶解度cとメタノ−ルに対するSF6ガスの溶解
度dとを比較すると、メタノ−ルに対するSO2ガスの
溶解度cの方が非常に大きい。よって、メタノ−ル中に
SF6ガスを溶解させると、SO2ガスの方がメタノ−ル
中に容易に吸収されるので、このメタノ−ルをガスクロ
マトグラフで測定すれば、SF6ガスがメタノ−ル中に
吸収されにくく、SF6ガスのピ−クが狭小となるの
で、SO2ガスのピ−クはSF6ガスのテ−ル上からはず
れるため、マスクされることなく容易に分析を行うこと
ができることが確認された。この発明は上記のような確
認を基になされたものである。
【0011】実施例1.以下、この発明の実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の実施例1における亜
硫酸ガス抽出装置の構成を示す断面図である。図におい
て、1は容器、2はこの容器1の上蓋、3は容器1内に
一部気相部を残して10ml充填された有機溶剤として
のメタノ−ル、4は上蓋2を貫通して設けられ、容器1
内にガスを導入するためのガス導入管でメタノ−ル3に
浸漬された一端側にバブリング管5が設けられている。
【0012】6は上蓋2を貫通して設けられ、一端が容
器1内の気相部に、他端が容器1外にそれぞれ開口する
ガス排出管、7は試料ガスとしての充填されたガス絶縁
変圧器、8はこのガス絶縁変圧器7とバルブ9とを介し
て設けられ、SF6ガスの流量を測定するためのフロ−
メ−タ、10はこのフロ−メ−タ8とガス導入管4との
間に接続された接続管である。
【0013】上記のように構成された亜硫酸ガス抽出装
置を用いて亜硫酸ガスを分析する方法について説明す
る。まず、バルブ9を開きガス絶縁変圧器7内からSF
6ガスをフロ−メ−タ8を通して、接続管10及びガス
導入管4を介してバブリング管5に導入した後、メタノ
−ル3中に噴出してバブリングを行う。そして、このバ
ブリング中にメタノ−ル3中にはSF6ガスに含まれた
SO2ガスと一部のSF6ガスが溶解され、残りのSF6
ガス排出管6から容器外に排出される。
【0014】その後、このメタノ−ル3をシリンヂに取
り出しFPDにて従来と同様に測定すると、図2に示す
ようにSF6ガスのピ−クe及びメタノ−ルのピ−クf
はもちろんのことSO2ガスのピ−クgも明確に検出さ
れる。このように、SO2ガスが明確に検出できるよう
になったことによりガス絶縁変圧器7中の異常が発生し
ていることの判断も容易となる。
【0015】実施例2.図4は、この発明の実施例2に
おける亜硫酸ガス抽出装置の構成を示す断面図である。
11は容器としての例えばアルミ袋で底部にメタノ−ル
3とこのメタノ−ル3の上部に形成された気相部にSF
6ガスを収納している。12はこのアルミ袋11の気相
部上方に設けられた第1ないし第3の分岐口12a、1
2b、12cを有する分岐管で、第1の分岐口12aは
アルミ袋11に連結している。
【0016】上記のように構成された亜硫酸ガス抽出装
置を用いて亜硫酸ガス分析する方法について説明する。
まず、アルミ袋11中の不純物を取り除くために第2の
分岐口12bを介して排気し、アルミ袋11中にメタノ
−ル3を10ml入れ、つづいて試料ガスとしてのSF
6ガスをアルミ袋11に充満させ密封する。そして、一
定時間経過させメタノ−ル3中にSO2ガス及び一部の
SF6ガスを溶解させる。
【0017】このSO2ガスとSF6ガスが溶解されたメ
タノ−ル3を第3の分岐口12cからシリンヂを介して
採取し、FPDにて実施例1と同様に測定する。このよ
うにすれば、実施例1と同様の効果を奏することはもち
ろんのこと、実施例1のような複雑な装置を必要とする
事なくSO2ガスの抽出を簡便に行うことができる。
【0018】実施例3.上記実施例2では、アルミ袋1
1にメタノ−ル3及びSF6ガスを入れて一定時間経過
させることにより、メタノ−ル中のSO2ガス及び一部
のSF6ガスを溶解するようにしたけれども、アルミ袋
11にメタノ−ル3及びSF6ガスを入れて、アルミ袋
11を振ることによりバブリングすれば、メタノ−ル3
中にSO2ガス及び一部のSF6ガスを容易に溶解するこ
とができ、上記実施例2と同様の効果を奏することはも
ちろんのこと、一定時間経過させて溶解するようにした
実施例2と比較し、短時間で抽出することができる。
【0019】実施例4.上記各実施例では、有機溶剤と
してメタノ−ルを使用した例を示したがこれに限られる
ことなく、有機溶剤としてエタノ−ルを用いても図3に
示すようにエタノ−ルに対するSO2ガスの溶解度hが
エタノ−ルに対するSF6ガスの溶解度iより非常に大
きいため、上記各実施例と同様の動作を行うと図5に示
すように、SF6ガスのピ−クj及びエタノ−ルのピ−
クkはもちろんのことSO2ガスのピ−クlも明確に検
出でき、上記各実施例と同様の効果を奏する。
【0020】実施例5.又、有機溶剤としてアセトンを
用いても、図6に示すようにSF6ガスのピ−クm及び
アセトンのピ−クnはもちろんのことSO2ガスのピ−
クoも明確に検出でき、上記各実施例と同様の効果を奏
する。
【0021】実施例6.又、有機溶剤としてアセトニト
ルを用いても図7に示すように、SF6ガスのピ−クp
及びアセトニトルのピ−クgはもちろんのことSO2
スのピ−クrも明確に検出でき、上記各実施例と同様の
効果を奏する。
【0022】実施例7.又、有機溶剤としてフルフラ−
ルを用いても図8に示すように、上記各実施例4、5、
6、と同様SO2ガスのピ−クtは明確に検出でき、上
記各実施例と同様の効果を奏する。尚、フルフラ−ルの
ピ−クはSO2ガスのピ−クtより遅いため図示されて
いない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄ガスを有機溶剤中に
溶解させ、亜硫酸ガスが溶解された有機溶剤をガスクロ
マトグラフで分析し、又、この発明の請求項2によれば
亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄ガスを有機溶剤中にバブ
リングにて溶解させ、亜硫酸ガスが溶解された有機溶剤
をガスクロマトグラフで分析し、
【0024】又、この発明の請求項3によれば容器内に
有機溶剤及び亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄ガスを入
れ、所定時間放置して有機溶剤中に亜硫酸ガスを溶解さ
せ、亜硫酸ガスが溶解された有機溶剤をガスクロマトグ
ラフで分析し、又、この発明の請求項4によればガス絶
縁変圧器の絶縁ガスとしての六フッ化硫黄ガスを採取
し、これを有機溶剤に溶解させ、この溶解された有機溶
剤をガスクロマトグラフで分析して、亜硫酸ガスが検出
されるとガス絶縁変圧器の異常と検知するようにしたも
ので、低濃度でSO2ガスが混入しているSF6ガスから
SO2ガスを容易に検知できる亜硫酸ガス分析方法を提
供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における亜硫酸ガス分析方
法を適用した亜硫酸ガス抽出装置の構成を示す断面図で
ある。
【図2】図1の亜硫酸ガス抽出装置によりメタノ−ル中
に抽出されたSF6ガス及びSO2ガスをFPDにて分析
した分析クロマトグラムを示す図である。
【図3】メタノ−ル及びエタノ−ルに対するSO2ガス
及びSF6ガスの溶解度の温度特性をそれぞれ示す図で
ある。
【図4】この発明の実施例2における亜硫酸ガス分析方
法を適用した亜硫酸ガス抽出装置の構成を示す断面図で
ある。
【図5】この発明の実施例4における有機溶剤としての
エタノ−ル中に抽出されたSF6ガス及びSO2ガスを溶
解されたエタノ−ルをFPDにて分析したクロマトグラ
ムを示す図である。
【図6】この発明の実施例5における有機溶剤としての
アセトン中に抽出されたSF6ガス及びSO2ガスを溶解
されたアセトンをFPDにて分析した分析クロマトグラ
ムを示す図である。
【図7】この発明の実施例6における有機溶剤としての
アセトニトル中に抽出されたSF6ガス及びSO2ガスを
溶解されたアセトニトルをFPDにて分析した分析クロ
マトグラムを示す図である。
【図8】この発明の実施例7における有機溶剤としての
フルフラ−ル中に抽出されたSF6ガス及びSF2ガスを
溶解されたフルフラ−ルをEPDにて分析した分析クロ
マトグラムを示す図である。
【図9】従来の方法でSO2ガスを含むSF6ガスをFP
Dにて分析した分析クロマトグラムを示す図である。
【符号の説明】
1 容器 3 メタノ−ル 5 バブリング管 7 ガス絶縁変圧器 8 フロ−メ−タ 11 アルミ袋 12 分岐管 a、e、j、m、p、s SF6ガスのピ−ク b、g、l、o、r、t SO2ガスのピ−ク f メタノ−ルのピ−ク k エタノ−ルのピ−ク n アセトンのピ−ク g アセトニトルのピ−ク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄ガスを有
    機溶剤中に溶解させ、上記亜硫酸ガスが溶解された上記
    有機溶剤をガスクロマトグラフで分析することを特徴と
    する亜硫酸ガス分析方法。
  2. 【請求項2】 亜硫酸ガスを含む六フッ化硫黄ガスを有
    機溶剤中にバブリングにて溶解させ、上記亜硫酸ガスが
    溶解された上記有機溶剤をガスクロマトグラフで分析す
    ることを特徴とする亜硫酸ガス分析方法。
  3. 【請求項3】 容器内に有機溶剤及び亜硫酸ガス含む六
    フッ化硫黄ガスを入れ、所定時間放置して上記有機溶剤
    中に上記亜硫酸ガスを溶解させ、上記亜硫酸ガスが溶解
    された上記有機溶剤をガスクロマトグラフで分析するこ
    とを特徴とする亜硫酸ガス分析方法。
  4. 【請求項4】 ガス絶縁変圧器の絶縁ガスとしての六フ
    ッ化硫黄ガスを採取し、これを有機溶剤に溶解させ、こ
    の溶解された上記有機溶剤をガスクロマトグラフで分析
    して、亜硫酸ガスが検出されると上記ガス絶縁変圧器の
    異常と検知することを特徴とする亜硫酸ガス分析方法。
JP10821093A 1993-05-10 1993-05-10 亜硫酸ガス分析方法 Pending JPH06317574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0968522A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Toray Res Center:Kk Sf6 ガス中の分解生成物分析方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0968522A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Toray Res Center:Kk Sf6 ガス中の分解生成物分析方法

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