JPH06317715A - 導波路型ピッチ変換部品 - Google Patents

導波路型ピッチ変換部品

Info

Publication number
JPH06317715A
JPH06317715A JP5131186A JP13118693A JPH06317715A JP H06317715 A JPH06317715 A JP H06317715A JP 5131186 A JP5131186 A JP 5131186A JP 13118693 A JP13118693 A JP 13118693A JP H06317715 A JPH06317715 A JP H06317715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
waveguide
conversion component
pitch conversion
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5131186A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaharu Yanagawa
久治 柳川
Takeo Shimizu
健男 清水
Shiro Nakamura
史朗 中村
Tomohiro Watanabe
智宏 渡辺
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Mitsuru Kihara
満 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
NTT Inc
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP5131186A priority Critical patent/JPH06317715A/ja
Publication of JPH06317715A publication Critical patent/JPH06317715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作製が容易で、小型の導波路型ピッチ変換部
品を提供する。 【構成】 シリコン基板6の上側に下部クラッド層7を
積層形成し、その上側に2本のコア8の光導波路パター
ンを積層形成し、コア8の周りにはコア8を覆うような
状態で上部クラッド層9を積層形成する。上部クラッド
層9の上側にはシリコン板12を被せ、コア8の両サイド
側にはV溝11とV溝13からなる貫通した接続用嵌合穴10
を形成する。コア8の光導波路パターンは、その一端側
を接続する第1の光コネクタの光ファイバピッチ間隔と
等しくし、その他端側を接続する第2の光コネクタの光
ファイバピッチ間隔と等しくし、一端側から他端側まで
の長さ(導波路パターンの路長方向の長さ)は薄く形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信や光セ
ンサシステム等に用いられる導波路型ピッチ変換部品に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の光ファイバを配列固定したファイ
バ配列具である光コネクタ同士を接続する際、配列固定
した光ファイバのピッチ間隔Pが光コネクタ同士で異な
る場合は、図8に示すように、第1の光コネクタ4aと
第2の光コネクタ4bとの間にピッチ変換部品5を配置
し、接続用のピン20により、各光コネクタ4a,4bと
ピッチ変換部品5を接続している。
【0003】光コネクタ4a,4bは、図9に示すよう
に、金型成型等により作製されたフェルール3を備え、
フェルール3の中央部に複数(図では2本)の光ファイ
バ挿入穴を形成し、光ファイバテープ心線36等から引き
出された光ファイバ1を所定のピッチ間隔Pで配列固定
し、光ファイバ1の両サイド側には接続用の接続用嵌合
穴2を形成している。光コネクタ4aに配列固定されて
いる光ファイバ1のピッチ間隔P1 は光コネクタ4bに
配列固定されている光ファイバ1のピッチ間隔P2 と異
なっている。
【0004】ピッチ変換部品5は、図10に示すような板
状の光ファイバ収容部25の両側に接続用の光ファイバ固
定部26,27を備えた基体部24を有している。光ファイバ
固定部26,27には、それぞれ光ファイバ固定用のV溝2
8,29が各間隔S,Tを介して2つずつ設けられてお
り、接続用の光ファイバ30は一方側の端部32をV溝28に
固定され、他方側の端部33をV溝29に固定されて、光フ
ァイバ30が曲げられた状態で前記光ファイバ収容部25に
収容されている。
【0005】光ファイバ固定用のV溝28の間隔Sはピッ
チ変換部品5と接続する第1の光コネクタ4aに配列固
定されている光ファイバ1のピッチ間隔P1 と同じ間隔
に構成され、V溝29の間隔Tは第2の光コネクタ4bに
配列固定されている光ファイバ1のピッチ間隔P2 と同
じ間隔に構成されている。光ファイバ30が配設された基
体部24は図示しないパッケージ内に収容されており、パ
ッケージには基体部24の両端31側に、光コネクタ接続用
の嵌合穴が形成されている。
【0006】以上のように構成されているピッチ変換部
品5と光コネクタ4a,4bを図8のように接続するに
は、光コネクタ4の接続用嵌合穴2とピッチ変換部品5
の光コネクタ接続用嵌合穴35を対向させて、対向させた
穴にピン20を通し、接続する。そして、この接続によ
り、光コネクタ4aの光ファイバ1の端面とピッチ変換
部品5のV溝28に固定された接続用光ファイバ30の端部
32が位置合わせされた状態で対向し、光コネクタ4bの
光ファイバ1の端面とピッチ変換部品5のV溝29に固定
された接続用光ファイバ30の端部33が位置合わせされた
状態で対向する。
【0007】このようにして、光コネクタ4a,4b同
士がピッチ変換部品15により、光学的に接続されるた
め、光コネクタ4a側から光コネクタ4b側に光を通し
た場合に、光コネクタ4aの光ファイバ1を通った光
が、接続用光ファイバ30を通り、その後、光コネクタ4
bの光ファイバ1に通って光通信等が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように光コネクタ4同士を媒介接続するピッチ変換部品
5を作製するには、接続用の光ファイバ30を光ファイバ
30の両端部32,33がV溝28,29に嵌まるように曲げて光
ファイバ収容部25に収容し、V溝28,29に固定しなけれ
ばならず、そのような組立操作は容易ではなかった。ま
た、光ファイバ30を支障なく光ファイバ収容部25に収容
するためには、光ファイバ収容部25の幅Uが少なくとも
1cm程度は必要となるために、ピッチ変換部品15が大型
化してしまうといった問題があった。
【0009】また、無理やり曲げた状態で収容される光
ファイバ30には、真っ直ぐな状態に戻ろうとする力が働
き、その力が光ファイバ30の両端32,33を固定するV溝
28,29に強くかかり、光ファイバ30をV溝28,29に固定
することが難しかったり、V溝28,29で光ファイバ30を
固定するだけでは充分な固定ができず、光ファイバ30を
光ファイバ収容部25に収容した後に、光ファイバ収容部
25に樹脂を注入する等して、光ファイバ30の曲げられた
部分を補強することが必要になったりして、ますます組
み立てが煩雑になり、組立作業効率が低下するという問
題があった。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、作製が容易で小型
な導波路型ピッチ変換部品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次のように構成されている。すなわち、本
発明は、複数の光ファイバが所定のピッチ間隔で配列固
定されている第1の光ファイバ配列具と、この第1のフ
ァイバ配列具の光ファイバピッチ配列とは異なるピッチ
間隔で複数の光ファイバが配列固定されている第2のフ
ァイバ配列具とを媒介接続する導波路型ピッチ変換部品
であって、該導波路型ピッチ変換部品は基板にその一端
側を第1のファイバ配列具の光ファイバピッチ間隔と等
しくし、他端側を第2のファイバ配列具の光ファイバピ
ッチ間隔と等しくした光導波路パターンを形成した導波
路チップからなり、この導波路チップには光導波路パタ
ーンを挟んで同光導波路パターンの両側に少なくとも一
対の接続用の貫通した接続用嵌合穴を形成したことを特
徴として構成されている。
【0012】また、前記光導波路パターンとファイバ配
列具の光ファイバとが接続状態で導波路チップが第1の
ファイバ配列具又は第2のファイバ配列具に固定されて
いること、前記光導波路パターンとファイバ配列具の光
ファイバとが接続状態で導波路チップが第1のファイバ
配列具又は第2のファイバ配列具に一体成型されている
ことも、本発明の特徴的な構成とされている。
【0013】さらに、前記光導波路パターンの路長方向
の導波路チップの長さは光導波路パターンの一端側で励
起された非導波モードが光導波路パターンの他端側に到
達できる短い長さに形成されていることも、本発明の特
徴的な構成とされている。
【0014】
【作用】上記構成の本発明において、導波路型ピッチ変
換部品は導波路チップに形成された接続用嵌合穴によ
り、各ファイバ配列具と接続し、それにより、導波路型
ピッチ変換部品を介して第1のファイバ配列具と第2の
ファイバ配列具を接続する。
【0015】また、導波路型ピッチ変換部品の導波路チ
ップは、基板にその一端側を第1のファイバ配列具の光
ファイバピッチ間隔と等しくし、他端側を第2のファイ
バ配列具の光ファイバピッチ間隔と等しくした光導波路
パターンを形成しているため、導波路チップの一端側は
第1のファイバ配列具の光ファイバと光結合し、他端側
は第2のファイバ配列具の光ファイバと光結合する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一名
称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
図1には本発明に係る導波路型ピッチ変換部品の第1の
実施例が示されている。同図において、幅7mm、厚さ1.
2 mmのシリコン基板6の上側に、厚さ20μmの下部クラ
ッド層7が積層形成され、下部クラッド層7の上側中央
側には厚さ8μmのコア8の光導波路パターンが2本積
層形成され、コア8の周りには、コア8を覆うような状
態で厚さ20μmの上部クラッド層9が積層形成されてお
り、上部クラッド層9の上側には厚さ1.25mmのシリコン
板12が被せられている。コア8の両サイド側にはV溝11
とV溝13からなる、貫通した接続用嵌合穴10が形成され
ており、この穴10の中心間隔は4.6 mmである。また、こ
の穴10は光コネクタ4との接続の際に用いられる直径0.
7 mmの接続用のピン20が穴10に外接するように形成さ
れ、ピン20が挿入できるようになっている。
【0017】コア8の光導波路パターンは図2に示すよ
うに、曲率半径40mmのわずかにS字状に形成されてお
り、その一端側15のピッチ間隔Sは0.18mm、他端側16の
ピッチ間隔Tは0.25mmとなっている。この導波路の一端
側15から他端側16までの長さ、すなわち、導波路パター
ンの路長方向の長さ幅は5mmである。
【0018】以上のように、本実施例の導波路型ピッチ
変換部品5はシリコン基板上6にその一端側15のピッチ
間隔Sと他端側16のピッチ間隔Tが異なる光導波路パタ
ーンを形成した導波路チップからなり、この導波路型ピ
ッチ変換部品5は図3に示すような工程により作製され
る。
【0019】まず、図3の(a)に示すように、シリコ
ン基板6の上面に火炎堆積法により厚さ20μmの下部ク
ラッド層7を形成し、その上面に、同様にして厚さ8μ
mのコア層8を形成する。次に、フォトリソグラフィー
およびドライエッチングにより、コア層8の導波路パタ
ーンを形成し、そのコア8の周り側に再び火炎堆積法に
より、厚さ20μmの上部クラッド層9を形成し、(b)
の状態とする。次にスライサ等を用いて(c)に示すよ
うにV溝11をV溝11の中心間隔が4.6 mmとなるように加
工形成し、(d)に示すようにV溝13を有するシリコン
板12を被せ、V溝11の上側にV溝13が重なるように組み
合わせて、接続用嵌合穴10を形成し、シリコン板12と上
部クラッド層9側を接着剤で固定する。
【0020】図3の(a)から(b)のプロセスのよう
に、火炎堆積法を用いて導波路パターンを作製するプロ
セスは、半導体作製プロセスと同様であり、図3に示し
た導波路型ピッチ変換部品5の作製は半導体作製プロセ
スを応用し、容易に行うことができる。
【0021】本実施例の導波路型ピッチ変換部品5を用
いて光コネクタ4a,4bを接続する際は、図4に示す
ように、まず、導波路型ピッチ変換部品5を光コネクタ
4aと4bの間に配置する。次に、光コネクタ4a,4
bの各光ファイバ1の両サイド側に形成されている内径
0.7 mm、中心間隔4.6 mmの接続用嵌合穴2を導波路型ピ
ッチ変換部品5の接続用嵌合穴10に対向させて、対向さ
せた接続用嵌合穴2,10に、サブミクロンの外径精度に
作製した直径0.7 mm、長さ10mmの接続用の共通のピン20
を挿入し、各光コネクタ4a,4bと導波路型ピッチ変
換部品15を接続する。次に、図5に示すように、クリッ
プ22により、光コネクタ4a,4bの各フェルール3と
導波路型ピッチ変換部品5を挟んで固定する。
【0022】なお、図4,5で示した光コネクタ4a,
4bに配列固定されている光ファイバ1は何れも2本で
あり、光コネクタ4aの光ファイバ1のピッチ間隔P1
は高密度心線用に検討されている0.18 mm 、光コネクタ
4bの光ファイバ1のピッチ間隔P2 は標準化された0.
25mmである。
【0023】光コネクタ4a,4bと導波路型ピッチ変
換部品5の各接続用嵌合穴2,10に接続用ピン20を挿入
する際、導波路型ピッチ変換部品5に形成されている接
続用嵌合穴10は貫通した穴であるため、光コネクタ4a
の接続用嵌合穴2に通された接続用のピン20は、導波路
型ピッチ変換部品5の接続用嵌合穴10を貫通し、光コネ
クタ4bの接続用嵌合穴2に通され、光コネクタ4aと
光コネクタ4bは導波路型ピッチ変換部品15を介して共
通の接続用ピン20で接続される。そして、このように、
光コネクタ4a,4b、導波路型ピッチ変換部品15を共
通の接続用ピン20で接続することで、光コネクタ4a,
4b、導波路型ピッチ変換部品15は一体的に接続され、
クリップ22の固定により、完全に固定される。
【0024】また、この導波路型ピッチ変換部品5のコ
ア8の光導波路パターンは、その一端側15のピッチ間隔
Sが0.18mmで、光コネクタ4aの光ファイバ1ピッチ間
隔P1 と一致しており、他端側16のピッチ間隔Tは0.25
mmで光コネクタ4bの光ファイバ1ピッチ間隔P2 と一
致しているため、接続用のピン20で各光コネクタ4a,
4bと導波路型ピッチ変換部品5を接続することによ
り、光コネクタ4aの光ファイバ1の端面と導波路型ピ
ッチ変換部品5のコア8の一端側15が位置合わせされて
対向し、光コネクタ4bの光ファイバ1の端面と導波路
型ピッチ変換部品5のコア8の他端側16が位置合わせさ
れて対向する。このことにより、光コネクタ4aと光コ
ネクタ4bは導波路型ピッチ変換部品15を介して光学的
に結合される。
【0025】以上のように、光コネクタ4a,4bは、
本実施例の導波路型ピッチ変換部品5を介して一体的に
接続固定することができ、その接続により、同様に光コ
ネクタ4a,4bの光ファイバ1が導波路型ピッチ変換
部品5の光導波路コア8により光結合される。
【0026】また、本実施例によれば、導波路型ピッチ
変換部品5を形成している導波路は、一体化した基板材
料上に形成されているため、機械的、熱的に安定であ
る。また、導波路型ピッチ変換部品5の作製は、図3に
示したように、半導体作製プロセスを応用したものであ
り、容易に導波路型ピッチ変換部品5を作製することが
でき、量産化も可能である。
【0027】さらに、本実施例の導波路型ピッチ変換部
品5の導波路パターンの路長方向の長さ幅Wは5mmと小
さく、従来例のように幅が1cmよりも大きいピッチ変換
部品5に比べて、非常に薄く形成されている。そのた
め、本実施例も導波路型ピッチ変換部品5は従来のピッ
チ変換部品5に比べて非常に小型のピッチ変換部品5と
することができる。
【0028】本実施例のように、小型で導波路の路長方
向の長さ幅Wの小さい導波路型ピッチ変換部品5は、光
コネクタ4a,4bを接続する際に、邪魔にならないと
同時に、光コネクタ4a,4bの光ファイバ1と導波路
型ピッチ変換部品5を光結合し、光通信等を行う際に生
じる接続損失も小さくすることができる。
【0029】例えば、光コネクタ4a側から光を通す
と、光は導波路型ピッチ変換部品5を通って光コネクタ
4b側へ伝播するが、このとき、光コネクタ4aの光フ
ァイバ1と導波路型ピッチ変換部品5のコア8の光軸の
ずれ等がほんの少しでもあると、光のパワーの一部はコ
ア8の周りのクラッド7,9側、すなわち、放射モード
に入射し、残りはコア8側、すなわち、伝播モードに入
射する。放射モードや伝播モードに入射した光のパワー
は各モード内を通るときに、各モードの長さに応じて減
衰していくが、伝播モード内でのパワーの損失は非常に
小さいため、無視できるとして、コア8側に入射した光
のパワーの大部分は保持されて、コア8内を通り、光コ
ネクタ4bの光ファイバ1側に入射する。
【0030】しかしながら、放射モード内での光パワー
の損失は、伝播モード内での光パワーの損失に比べては
るかに大きいため、放射モードの長さに応じて減衰して
いき、放射モードの長さ、すなわち、導波路型ピッチ変
換部品5の導波路路長方向の長さ幅が大きいときには、
導波路型ピッチ変換部品5の放射モードに入射した光の
パワーはゼロに近づき、光コネクタ4bの光ファイバ1
側に入射できなくなる。導波路型ピッチ変換部品5の長
さ幅が小さければ、放射モードに入射した光の一部は減
衰しても、光パワーは保持されたまま、光コネクタ4b
の光ファイバ1に入射することになる。
【0031】すなわち、導波路型ピッチ変換部品5の長
さ幅Wが小さければ小さいほど、光コネクタ4aの光フ
ァイバ1から入射した光パワーが、導波路型ピッチ変換
部品5の伝播モード、放射モード(特に放射モード)を
通るときに減衰して伝播損失が小さくなり、もしも、導
波路型ピッチ変換部品5の伝播損失がゼロだとすると、
光コネクタ4a,4bの光ファイバ1と導波路型ピッチ
変換部品5の光結合による接続損失は、光コネクタ4a
の光ファイバ1と光コネクタ4bの光ファイバ1の光結
合による接続損失と等しくなる。この接続損失は、光コ
ネクタ4aの光ファイバ1と導波路型ピッチ変換部品5
の光結合による接続損失と、導波路型ピッチ変換部品5
と光コネクタ4bの光ファイバ1の光結合による接続損
失とを2つ合わせた接続損失よりも小さくなる。
【0032】実際に、導波路の伝播損失が0.1 dB/cm
程度の導波路であれば、導波路幅が2mmないし3mmのと
き、伝播損失はほぼ無視できる理想的な導波路であるこ
とがわかっている。本実施例の導波路型ピッチ変換部品
5の幅は5mmで、その理想的な導波路に近い導波路チッ
プからなり、光導波路パターンの一端側15で励起された
非導波路モード(放射モード)が光導波路パターンの他
端側16に到達できる短い長さに形成されている。そのた
め、本実施例の導波路型ピッチ変換部品5は、非常に伝
播損失の小さい導波路型ピッチ変換部品5であり、光通
信等の際に生じる接続損失も非常に小さくすることがで
きる。
【0033】また、光コネクタ4a,4b、導波路型ピ
ッチ変換部品5は共通の接続ピン20で接続され、クリッ
プ22により固定されているために、接続後にずれを生じ
ることもなく、機械的に安定であり、熱膨張等により光
軸のずれ等を生じにくく、熱的にも安定である。したが
って、光コネクタ4a,4bの光ファイバ1と導波路型
ピッチ変換部品5との光結合後に光ファイバ1と導波路
型ピッチ変換部品5の光軸のずれ等を生じることもな
く、接続損失も小さいまま安定している。
【0034】図6には、本発明の第2の実施例が示され
ている。第2の実施例が第1の実施例と違うところは、
導波路型ピッチ変換部品5を光コネクタ4a,4bの何
れか一方に固定し、固定した光コネクタ4の光ファイバ
1と導波路型ピッチ変換部品5の導波路パターンとが接
続状態になるように構成したことであり、その他の構成
は第1の実施例と同様である。第2の実施例は第1の実
施例と同様に機能し、同様の効果を奏する。
【0035】そしてさらに、第2の実施例で、例えば、
光コネクタ4aと導波路型ピッチ変換部品5とを固定し
た場合、光コネクタ4aを固定一体化した導波路型ピッ
チ変換部品5aの接続面18には、ピッチ間隔0.25mmのコ
ア8が形成されているため、導波路型ピッチ変換部品5
aは、あたかもピッチ間隔0.25mmの光コネクタであるか
のように取り扱うことができる。すなわち、導波路型ピ
ッチ変換部品5aと光コネクタ4aとの接続は、光コネ
クタ4の光ファイバ1のピッチ間隔がどちらも0.25mmに
形成されている光コネクタ4同士の接続と同様となり、
その接続は、第1の実施例よりもさらに容易となる。
【0036】また、光コネクタ4bと導波路型ピッチ変
換部品5とを固定し、一体化した場合も、光コネクタ4
bと固定一体化した導波路型ピッチ変換部品5と光コネ
クタ4aの接続は、上記と同様に第1の実施例よりもさ
らに容易となる。
【0037】図7には、本発明の第3の実施例が示され
ている。第3の実施例が第2の実施例と違うところは、
導波路型ピッチ変換部品5の導波路チップが光コネクタ
4a,4bの何れか一方に一体成型されていることであ
り、その他の構成は第2の実施例と同様である。第3の
実施例は第2の実施例と同様に機能し、同様の効果を奏
す。
【0038】さらに、第3の実施例は、導波路チップが
光コネクタ4a,4bの何れか一方に一体成型されてい
るために、第2の実施例のように導波路チップを光コネ
クタ4a,4bの何れか一方に接着剤等を用いて固定す
る作業が不用となり、導波路型ピッチ変換部品5aは、
より作製し易くなる。
【0039】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上
記実施例では、コア8の光導波路パターンの一端側15の
ピッチ間隔Sは0.18mm、他端側16のピッチ間隔Tは0.25
mmに形成されていたが、ピッチ間隔S,Tは、これらの
値に限らず、一端側15のピッチ間隔Sを光コネクタ4a
のピッチ間隔P1 、他端側16のピッチ間隔Tを光コネク
タ4bのピッチ間隔P2 と等しく形成していればよい。
【0040】また、上記実施例では、接続用のピン20は
直径0.7 mm、長さ10mmのピンを用いたが、接続用ピン20
の長径や長さは上記実施例で用いたピンと同じであると
は限らず、光コネクタ4a,4bや導波路型ピッチ変換
部品5の各接続用嵌合穴2,10に挿入でき、光コネクタ
4a,4b、導波路型ピッチ変換部品5を接続用ピン20
で接続できるようにすればよい。
【0041】また、上記実施例では接続用の共通のピン
20により導波路型ピッチ変換部品5と光コネクタ4a,
4bの接続を行ったが、必ずしも共通の接続用ピン20で
接続する必要はない。ただし、共通の接続用ピン20によ
り接続を行った場合は、機械的、熱的に、より安定し、
かつ、ピン20の数も少なくて済むため、共通の接続用ピ
ン20による接続が好ましい。
【0042】さらに、上記実施例では、導波路型ピッチ
変換部品15の接続用嵌合穴10の中心間隔は4.6 mmとし、
穴10に直径0.7 mmの接続用ピン20が外接するように構成
したが、この間隔は4.6 mmとは限らず、光コネクタ4
a,4bの接続用嵌合穴2の中心間隔と同じ間隔であれ
ば構わないし、穴10の大きさは接続用ピン20の直径に合
わせてピン20が穴10に外接するように構成すればよい。
何れの場合も、光コネクタ4a,4bと導波路型ピッチ
変換部品5の各接続用嵌合穴2,10に接続用ピン20を通
して接続し、その接続により、光コネクタ4a,4bの
光ファイバ1と導波路型ピッチ変換部品5のコア8が光
結合するように構成されていればよく、嵌合穴2,10の
形状も仕様に応じ任意2a,2b設定できる。
【0043】さらに、上記実施例では、導波路型ピッチ
変換部品5の路長方向の長さ幅Wは5mmとし、光導波路
パターンの一端側15で励起された非導波モードが光導波
路パターンの他端側16に到達できる短い長さに形成した
が、この長さ幅Wは5mmとは限らず、5mmよりも長くて
も短くても構わない。ただし、この長さ幅Wを小さくす
ることにより、光コネクタ4a,4bの光ファイバ1と
導波路型ピッチ変換部品5のコア8との光結合による接
続損失を小さくすることができるため、導波路型ピッチ
変換部品5の路長方向の長さ幅Wは小さい方が好まし
い。
【0044】さらに、上記実施例では火炎堆積法によ
り、コア8やクラッド7,9を積層形成し、導波路型ピ
ッチ変換部品5を作製したが、導波路型ピッチ変換部品
5の作製は他のいかなる方法を用いて作製しても構わな
い。他の方法を用いて導波路型ピッチ変換部品5を作製
しても、従来例のように接続用光ファイバ30を曲げて収
容した基体部24からなるピッチ変換部品5に比べて、そ
の作製は容易であり、しかも、接続用光ファイバ30を曲
げて固定する従来例と異なり、導波路は一体化した基板
材料上に形成されるため、機械的、熱的に安定である。
【0045】さらに、これまでの説明は、光ファイバの
ファイバ配列具として2本の光ファイバ1を配列固定し
ている光コネクタ4と導波路型ピッチ変換部品5との接
続について説明を行ってきたが、ファイバ配列具に配列
固定されている光ファイバ1も2本とは限らず、2本以
上の多数の光ファイバが配列固定されていても構わな
い。光ファイバ1が2本以上配列固定されているファイ
バ配列具と導波路型ピッチ変換部品5を接続するときに
は、その導波路型ピッチ変換部品5は、ファイバ配列具
に配列固定されている光ファイバ1の数に相当する光導
波路パターンを形成している導波路型ピッチ変換部品5
として、ファイバ配列具の媒介接続に用いればよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、導波路型ピッチ変換部
品は導波路チップに形成された接続用嵌合穴により、各
ファイバ配列具と接続し、それにより、導波路型ピッチ
変換部品を介して第1のファイバ配列具と第2のファイ
バ配列具を接続できる。この導波路型ピッチ変換部品は
小型で、導波路チップに形成された接続用嵌合穴は貫通
の穴であるため、導波路型ピッチ変換部品と各ファイバ
配列具は共通の接続ピン等により接続でき、固定される
ために、接続後にずれを生じることもなく、機械的にも
熱的にも安定な接続ができる。
【0047】また、導波路型ピッチ変換部品の光導波路
パターンの一端側は第1のファイバ配列具の光ファイバ
ピッチ間隔と等しく、他端側は第2のファイバ配列具の
光ファイバピッチ間隔と等しい光導波路パターンである
ために、導波路チップの一端側が第1のファイバ配列具
の光ファイバと結合し、他端側は第2のファイバ配列具
の光ファイバと光結合できる。そして、本発明の導波路
型ピッチ変換部品は、光導波路パターンの路長方向の長
さが従来例よりも短く構成されているために、この光結
合による接続損失は、小さくすることができる。
【0048】また、本発明の導波路型ピッチ変換部品
は、半導体作製プロセスを応用して容易に作製すること
ができ、従来例のように組み立てが煩雑ではなく、量産
化も可能である。しかも、導波路チップは一体化した基
板材料上に形成されているため、機械的、熱的にも安定
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る導波路型ピッチ変換部品の第1の
実施例を示す構成図である。
【図2】図1の導波路型ピッチ変換部品の光導波路パタ
ーンを示す説明図である。
【図3】図1の導波路型ピッチ変換部品の作製工程を示
す説明図である。
【図4】図1の導波路型ピッチ変換部品と光コネクタの
接続を示す説明図である。
【図5】図1の導波路型ピッチ変換部品と光コネクタの
接続後の固定を示す説明図である。
【図6】本発明に係る導波路型ピッチ変換部品の第2の
実施例を示す構成図である。
【図7】本発明に係る導波路型ピッチ変換部品の第3の
実施例を示す構成図である。
【図8】従来のピッチ変換部品と光コネクタの接続を示
す説明図である。
【図9】2本の光ファイバを配列固定した光コネクタを
示す説明図である。
【図10】従来のピッチ変換部品の基体部を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 光ファイバ 4 光コネクタ 5 ピッチ変換部品 6 シリコン基板 8 コア 10 接続用嵌合穴 20 ピン
フロントページの続き (72)発明者 中村 史朗 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 智宏 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 木原 満 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバが所定のピッチ間隔で
    配列固定されている第1の光ファイバ配列具と、この第
    1のファイバ配列具の光ファイバピッチ配列とは異なる
    ピッチ間隔で複数の光ファイバが配列固定されている第
    2のファイバ配列具とを媒介接続する導波路型ピッチ変
    換部品であって、該導波路型ピッチ変換部品は基板にそ
    の一端側を第1のファイバ配列具の光ファイバピッチ間
    隔と等しくし、他端側を第2のファイバ配列具の光ファ
    イバピッチ間隔と等しくした光導波路パターンを形成し
    た導波路チップからなり、この導波路チップには光導波
    路パターンを挟んで同光導波路パターンの両側に少なく
    とも一対の接続用の貫通した接続用嵌合穴を形成した導
    波路型ピッチ変換部品。
  2. 【請求項2】 光導波路パターンとファイバ配列具の光
    ファイバとが接続状態で導波路チップが第1のファイバ
    配列具又は第2のファイバ配列具に固定されている請求
    項1記載の導波路型ピッチ変換部品。
  3. 【請求項3】 光導波路パターンとファイバ配列具の光
    ファイバとが接続状態で導波路チップが第1のファイバ
    配列具又は第2のファイバ配列具に一体成型されている
    請求項1記載の導波路型ピッチ変換部品。
  4. 【請求項4】 光導波路パターンの路長方向の導波路チ
    ップの長さは光導波路パターンの一端側で励起された非
    導波モードが光導波路パターンの他端側に到達できる短
    い長さに形成されている請求項1又は請求項2又は請求
    項3記載の導波路型ピッチ変換部品。
JP5131186A 1993-05-07 1993-05-07 導波路型ピッチ変換部品 Pending JPH06317715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5131186A JPH06317715A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 導波路型ピッチ変換部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5131186A JPH06317715A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 導波路型ピッチ変換部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06317715A true JPH06317715A (ja) 1994-11-15

Family

ID=15052031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5131186A Pending JPH06317715A (ja) 1993-05-07 1993-05-07 導波路型ピッチ変換部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06317715A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11211932A (ja) * 1998-01-27 1999-08-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光部品モジュール
KR100346190B1 (ko) * 2000-09-06 2002-07-26 삼성전자 주식회사 광소자의 광도파로열 피치를 측정하는 장치
US20140161385A1 (en) * 2012-12-07 2014-06-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and Apparatus for Coupling to an Optical Waveguide in a Silicon Photonics Die
JP2015064413A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 富士通株式会社 光半導体素子とその製造方法
WO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11211932A (ja) * 1998-01-27 1999-08-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光部品モジュール
KR100346190B1 (ko) * 2000-09-06 2002-07-26 삼성전자 주식회사 광소자의 광도파로열 피치를 측정하는 장치
US20140161385A1 (en) * 2012-12-07 2014-06-12 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and Apparatus for Coupling to an Optical Waveguide in a Silicon Photonics Die
JP2015064413A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 富士通株式会社 光半導体素子とその製造方法
WO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造
JPWO2018139184A1 (ja) * 2017-01-26 2019-11-14 住友電気工業株式会社 光接続部品及び光結合構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5790733A (en) Optoelectronic device receptacle and method of making same
US6553173B1 (en) Installation structure for optical fiber
EP0504882A2 (en) Optical waveguide device and method for connecting optical waveguide and optical fiber using the optical waveguide device
US6298192B1 (en) Optical waveguide device and method for fabricating the same
JP2000284146A (ja) 積層可能なマルチファイバフェルールの組立方法
JP2615400B2 (ja) 無調整光コネクタ
JP3821971B2 (ja) 光ファイバーアレイ
JP2005517966A (ja) 高密度光ファイバーアレイ
JP2001201667A (ja) 高密度マルチチップファイバーアレイコネクター
JPH08248269A (ja) 光導波路部品
JPH06317715A (ja) 導波路型ピッチ変換部品
JP3316718B2 (ja) 光コネクタおよび光導波回路
JP2007256372A (ja) 光ファイバ接続部品
JP3256925B2 (ja) 光導波路装置
JP2533122B2 (ja) 光導波路装置
JP3450068B2 (ja) 光導波路の結合構造
JPH09166724A (ja) 光導波路モジュールの作製方法
JPH10104462A (ja) 光ファイバアレイモジュール及びその製造方法
JPH05196835A (ja) 光ファイバと光導波回路との接続構造
JPH01234806A (ja) 光導波路装置
JP2000221364A (ja) 多心光コネクタ
JP2575742Y2 (ja) 光導波路と光ファイバの接続構造
JP2000121871A (ja) 光結合装置
JP3090899B2 (ja) 光ファイバアレイ用フェルール
JP2582243Y2 (ja) 光導波路と光ファイバアレイの接続構造