JPH0631793U - 人形の表情を決める装置 - Google Patents

人形の表情を決める装置

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JPH0631793U
JPH0631793U JP8544292U JP8544292U JPH0631793U JP H0631793 U JPH0631793 U JP H0631793U JP 8544292 U JP8544292 U JP 8544292U JP 8544292 U JP8544292 U JP 8544292U JP H0631793 U JPH0631793 U JP H0631793U
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俊策 太田
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株式会社エースプレミアム
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 量産された人形が、すべて正確に同一の表情
を持つように目、鼻、口等の部品の位置を決定する。 【構成】 目、鼻、口等の部品1、2…を取り付けるた
めの部分受け11、12…を、全体が一体的に形成され
た枝状の基材10の所定位置に夫々形成し、前記各部品
1、2…の裏面に形成した取り付け部21と嵌合可能な
取り付け相手22を前記部品受け11、12…に形成
し、さらに各部品1、2…の取り付け角度、向きその他
の条件を与える規定手段23を取り付け部21と取り付
け相手22との間に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は人形を製造する際に、人形がすべて正確に一定の表情を持つように目 、鼻、口等の部品の位置を決めるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば縫いぐるみの人形にプラスチック製の目、鼻、口などの部品を取り付け る場合、取り付け位置を決定するには、勘に頼るか或いは治具を用いて行なって きた。このため仕上り品の均一性、つまり表情の同一性にばらつきを生じる問題 があった。これは目、鼻、口などの部品の位置と角度を同時に定めなければなら ないことが原因になっている。各部品を取り付ける構造には軸と止め輪からなる もののほか、糸と針で止めるなど様々な方式があるが、位置と角度など、複数の 要素を同時に決めなければならない事情は同じである。
【0003】 この問題は、平面的に描かれたキャラクタを縫いぐるみに再現する場合に、特 に顕著にあらわれる。アニメーションまんがなどにより形成されたキャラクタが 持つイメージは、その目、鼻、口等の位置や向き、全体のバランスの僅かな狂い により大きく異なってしまうからである。このため従来は、キャラクタものの場 合、複雑な立体的表現を避け、印刷表現だけで表情を出すにとどまっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題とするところは目、鼻 、口等の部品を位置、角度等の狂いなく取り付けて均一な量産を可能とし、キャ ラクタものの表情の再現なども容易になし得るようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、人形の顔面を形成する表皮材Sの内側に設 けられ、各部品1、2…が取り付けられる位置間を連絡し、全体が一体的に形成 された枝状の基材10を装備し、前記各部品1、2…を取り付け可能な大きさを 有する部品受け11、12…を基材10の所定の位置に夫々形成し、各部品1、 2…の取り付け部21を各部品1、2…の裏面に形成する一方、それと嵌合可能 な取り付け相手22を各部品受け11、12…に形成し、さらに各部品1、2… の取り付け角度、向きその他の取り付け条件を与える規定手段23を前記取り付 け部21と取り付け相手22との間に形成するという手段を講じたものである。
【0006】
【実施例】
以下図面を参照して説明する。実施例は、左右の目と鼻及び口からなる部品1 、2、3、4を取り付けて表情を決めるための装置に関するものである。
【0007】 目部品1、2は、いわゆる黒目1a、2aの部分を白目1b、2bの部分の内 側に寄せた左右対称のものからなり、かつ夫々がいわゆるたれ目となるように傾 斜した状態に配置されることが表情の特徴となるように構成されている(図3、 及び図4(a)参照)。故に取り付け軸回りの位置関係は上記の意図が再現され るように、位置決めされなければならない。鼻部品3と口部品4はそれぞれ特有 の形状を持ち、また目部品1、2に対して特定の位置を占めるように位置決めさ れなければならない(図3)。
【0008】 各部品1、2、3、4を上記の関係に配置するために、人形の顔を形成する表 皮材Sの内側に、基材10が設けられる。
【0009】 例示された基材10は、左右両端に目部材1、2を取り付けるため所要の大き さの目部品受け11、12を有し、それらを連絡する横枝15の中央から直下へ 縦枝16を設け、この縦枝16の中間に鼻部品受け13、下端に口部品受け14 を有するので、全体としてほぼT字形をなす(図4(a)参照)。この基材10 の各部品受け11、12、13、14にはそれらを前後に貫通した孔からなる取 り付け相手22が開口しており、そのため各部品受け11、12、13、14は ワッシャ状を呈する。
【0010】 これに対し、取り付け相手22の孔に嵌合可能な軸状の取り付け部21が、各 部品1、2、3、4の裏面に突出して設けられる。故に、孔状取り付け相手22 に軸状取り付け部21を嵌合にすることにより、各部品1、2、3、4の位置は 規定することができる。しかし、各部品1〜4の取り付け軸回りの位置を決定す るために、その角度条件を与える規定手段23が取り付け相手22の孔と、それ が嵌まる取り付け部21の軸との間に形成される。
【0011】 例示の規定手段23は、軸の外面に突設された、半径方向の回り止め突起23 bと、それと係合して取り付け軸回りの位置を規定する係合溝23aとからなる 。係合溝23aの位置はすべて上向きの1種とされ、目部品受け11、12の上 部には溝部の補強上、膨らみ25が形成されている。軸状取り付け部21の先端 には、孔状取り付け相手22の孔の縁に係止する抜け止め片24が形成されてい る。なお、取り付け部21と取り付け相手22のどちらを軸状とし、また孔状と するかは適宜選択することができる。
【0012】 而して人形の顔を形成する表皮材Sには、前記部品以外の顔または表情の構成 要素としてまゆ5、6、耳7、8、頭髪9及びほおの線19が印刷されており、 さらにその表皮材Sの所定位置に、取り付け部21を挿し込むための透孔31、 32、33、34が開口されている。これらの透孔31〜34が、基材10に形 成された取り付け相手22と正確に一致していることはいうまでもない。
【0013】 このように構成された本考案に係る装置では、顔面を形成する表皮材Sの内側 に設けられる基材10に対して、その所定位置に配置形成された取り付け相手2 2…に夫々目、鼻、口部1、2、3、4を取り付け部21の嵌合で装着すること により、目部品1、2の位置と角度、鼻部品3、口部品4の位置と角度が正しく 規定された状態で取り付けることができる。
【0014】
【考案の効果】 本考案は以上のような内容を有するので、目、鼻、口等の部品1、2…を位置 、角度等の狂いなく取り付けることができるので、均一な品質の製品を量産する ことができる効果を奏し、キャラクタもののように各部の位置関係に厳密性が要 求されるものの場合にも充分な精度でそれに応ずることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装置の実施例に関する要部分解斜
視図。
【図2】(a)同上装置の鼻部品の部分の裏面図。 (b)同じく縦断面図。
【図3】本案装置を用いた人形頭部の正面説明図。
【図4】(a)基材の正面図。 (b)目部品の正面説明図。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人形の顔に目、鼻、口等の部品1、2…
    を取り付けて表情を決めるための装置であって、前記人
    形の顔面を形成する表皮材Sの内側に設けられ、各部品
    1、2…が取り付けられる位置間を連絡し、全体が一体
    的に形成された枝状の基材10を装備し、前記各部品
    1、2…を取り付け可能な大きさを有する部品受け1
    1、12…を基材10の所定の位置に夫々形成し、各部
    品1、2…の取り付け部21を各部品1、2…の裏面に
    形成する一方、それと嵌合可能な取り付け相手22を各
    部品受け11、12…に形成し、さらに各部品1、2…
    の取り付け角度、向きその他の取り付け条件を与える規
    定手段23を前記取り付け部21と取り付け相手22と
    の間に形成したことを特徴とする人形の表情を決める装
    置。
  2. 【請求項2】 各部品1、2…の部品受け11、12…
    がそれを前後に貫通した孔状の取り付け相手22を有す
    るワッシャ状であり、それと嵌合可能な取り付け部21
    が、各部品1、2…の裏面に突出した軸状であって、前
    記孔の縁に係止する抜け止め片24を軸端に有する請求
    項第1項記載の人形の表情を決める装置。
  3. 【請求項3】 各部品1、2…に形成された軸状の取り
    付け部21の外面に回り止め突起23bが設けられ、そ
    れと係合して各部品1、2…の取り付け軸回りの位置を
    規定する係合溝23aが取り付け相手22の孔に形成さ
    れている請求項第2項記載の人形の表情を決める装置。
  4. 【請求項4】 各部品1、2…以外の顔の構成要素が表
    皮材Sに印刷されており、その表皮材Sの所定位置に、
    取り付け部21と取り付け相手22を嵌合させるための
    透孔31、32…が開口している請求項第1項記載の人
    形の表情を決める装置。
JP1992085442U 1992-09-30 1992-09-30 人形の表情を決める装置 Expired - Lifetime JPH0753675Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0631793U true JPH0631793U (ja) 1994-04-26
JPH0753675Y2 JPH0753675Y2 (ja) 1995-12-13

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ID=13858990

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003035201A1 (en) * 2001-10-25 2003-05-01 Lay Gwon Big mouth doll

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246956U (ja) * 1988-09-20 1990-03-30

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Publication number Publication date
JPH0753675Y2 (ja) 1995-12-13

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