JPH06319131A - ビデオデコーダ - Google Patents

ビデオデコーダ

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JPH06319131A
JPH06319131A JP6026878A JP2687894A JPH06319131A JP H06319131 A JPH06319131 A JP H06319131A JP 6026878 A JP6026878 A JP 6026878A JP 2687894 A JP2687894 A JP 2687894A JP H06319131 A JPH06319131 A JP H06319131A
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JP
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image
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decoding
control unit
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JP6026878A
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Maximilian Riegel
リーゲル マクシミラーン
Ulrich Stenzel
シュテンツェル ウルリヒ
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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Publication date
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/85Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression
    • H04N19/86Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using pre-processing or post-processing specially adapted for video compression involving reduction of coding artifacts, e.g. of blockiness
    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/119Adaptive subdivision aspects, e.g. subdivision of a picture into rectangular or non-rectangular coding blocks
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    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
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    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロックごとに復号を行う際に一般に生じ
る、モニタで復号されたビデオ画像におけるに人工的な
障害構造を、僅かな回路技術的コストで抑圧する。 【構成】 制御ユニットCCにより、デコーティングイ
ンターバル中、復号された1つのビデオ画像の所定の画
素データが画像メモリPから読み出され、フィルタ処理
のためにループフィルタFへ供給される。この場合、上
記の所定の画素データは、復号時に得られるブロックの
ブロック周縁部がフィルタ処理されるように選定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御ユニットと、画像
メモリと、符号化されたビデオ画像をブロックごとに復
号するループフィルタとを備えたビデオデコーダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ここで述べるビデオデコーダの基礎とな
る機能的および構造的特徴構成は、たとえばH.261
勧告(たとえば Draft Revision of Recommendation H.
261: Videocodec for Audiovisual Services at p x kb
it/s. Signal Processing: Image Communication 2(199
9), 第221頁〜239頁、Elsevier Science Publish
ers B.V. 参照 )に示されている。以下ではこの勧告を
文献〔1〕として引用する。
【0003】この文献〔1〕の第3図には所属のコーダ
の基本回路図が示されており、このコーダの動作ならび
に構造はデコーダの機能および構造に類似している。次
にこれについて概略的に説明する。
【0004】文献〔1〕によるコーダは予測符号化器で
あって、この場合、復号されたビデオ画像のデータは、
次に続くビデオ画像のデータに対する予測値として用い
られる。通常、入力画像値と予測値との差(予測誤差)
が符号化され伝送される。例外的な事例ではこのような
差の形成は省略され、変化していない入力画像が符号化
され伝送される。予測誤差が符号化されるならばコーダ
はいわゆるフレーム間モード(interframe mode )で動
作し、そうでなければフレーム内モード(intraframe m
ode )で動作する。動画像の場合には、このような形式
の画像のためにいっそう良好な予測値を得る目的で動き
の推定を行うこともできる。
【0005】予測符号化ゆえにコーダは画像メモリを備
えたフィードバックループを有しており、この画像メモ
リ内に予測値−つまり入力画像に先行して符号化され再
び復号されたビデオ画像−が一時記憶される。したがっ
てフィードバックループ内には、符号化分岐で行われた
動作を可能なかぎり解消する別の機能ユニットが設けら
れている。さらにこのフィードバックループは、低域通
過フィルタいわゆるループフィルタを有する。
【0006】符号化分岐自体は変換ユニットを有してお
り、この変換ユニットにより、たとえばフレーム内モー
ドにおいて入力画像のデータに対しブロックごとに2次
元の離散コサイン変換(DCT)が行われる。これらの
データブロックは、8×8個の画素から成る1つの正方
形の画像部分の輝度値であるかまたは、16×16個の
画素から成る1つの正方形の画像部分のサブサンプリン
グにより得られた8×8個の色値(CB またはCR )で
ある。16×16個の画素から成る1つの正方形の画像
部分の全データをマクロブロックと称する。
【0007】1つのビデオ画像の画素全体は隙間なく正
方形の画像部分(簡単にするためにブロックまたはマク
ロブロックとも呼ぶ)に分割され、これらの画像部分に
所属のデータブロックは順次連続して変換される。量子
化器により、12個のビットで2進表示されるDCT変
換係数がいわゆる量子化指数に変換され、次にこれらは
−VCL符号化されて−伝送のためにバッファメモリに
書き込まれる。
【0008】既述の記載に応じてフィードバックループ
分岐は、量子化指数を−量子化誤差が不可避の状態にな
るまで−再び元の係数に変換する機能ユニットと、離散
コサイン変換を解消する逆変換ユニットとを有する。画
像差分を符号化する場合にのみ、後続の加算器により予
測値が再び加算され、このようにして再び得られた完全
なビデオ画像がフィードバックループ分岐の画像メモリ
内に記憶される。さらにこの画像メモリにループフィル
タが後置接続されている。そしてこのループフィルタの
出力側は減算器の入力側とも接続されているし、可制御
のスイッチを介して加算器の入力側とも接続されてい
る。これにより動画像に対する予測が改善される。
【0009】既述の符号化および復号プロセスは制御ユ
ニットにより制御される。この制御ユニットは、相応の
信号を介して殊に量子化器とループフィルタを制御す
る。量子化器は、文献〔1〕によればマクロブロックご
とにのみ変化させればよい31個の設定状態を有する。
所属の制御信号(指示信号)は制御ユニットにより量子
化器にも受信機にも伝送される。量子化器の設定状態に
応じて31個の値をとり得る。この値が大きくなるにつ
れて量子化は粗くなる。
【0010】ループフィルタにより、画像メモリに記憶
されたブロックは2次元で直線的にろ波される。つまり
詳細にはたとえば、1つのブロックの水平方向の画素列
内にある3つの画素のデータが、1/2、1/4および
1/2の重み付けで直線的に平均化される。これらのデ
ータは、制御ユニットから画像メモリのアドレス入力側
へアドレスを伝送することによりこの画像メモリから読
み出され、ループフィルタのバッファメモリに記憶され
る。1つのブロックの右周縁部または左周縁部に位置す
る画素は、水平方向のろ波の際にはろ波されない。した
がって制御ユニットにより周縁部のこれらの画素のアド
レスが伝送されるとただちに、ループフィルタは非作動
状態に切り換えられる。1つのブロックの上縁部または
下縁部における周縁部の画素に対し垂直方向にろ波する
場合にも同じことがあてはまる。コーダがフレーム間モ
ードで動作する場合にも、同様にループフィルタは非作
動状態に切り換えられる。
【0011】伝送されたビデオ画像は受信側においてデ
コーダにより復号される。このデコーダは、コーダのフ
ィードバックループ分岐中の機能ユニットと整合された
複数個の機能ユニットから成る回路により構成されてい
る。コーダにおける予測値は、デコーダにおける復号さ
れたデータと一致する。
【0012】ビデオ画像の既述のブロックごとの処理に
より、モニタにおいてビデオ画像を再生する際に不所望
な結果がもたらされる。復号された画像には−低い伝送
ビットレートの際にとりわけ−ブロック周縁部が目立っ
てしまう。このようなブロック周縁部によりモニタ上に
おいてことごとく、多かれ少なかれ一定の走査パターン
が形成されてしまい、これにより再生画像品質が著しく
劣化する。復号されたビデオ画像の後処理によりこのよ
うなブロック走査パターンをできるだけ完全にろ波して
除去することを目的とする一連の提案が公知である(た
とえば以下の文献を参照:ドイツ連邦共和国特許出願第
3917085号、ドイツ連邦共和国特許出願第401
7375号、ドイツ連邦共和国特許出願第412897
7号)。これら公知の提案の場合、相応のフィルタのた
めに必要とされるコンポーネント数は著しく多い。それ
というのは、この種のフィルタを別個のコンポーネント
で構成して文献〔1〕によるデコーダの出力側に接続し
なければならないからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、文献〔1〕にしたがって復号されるビデオ信号の
後処理を、できるかぎり僅かな個数の回路技術的手段で
行うようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、制御ユニットを次のように動作させる構成により解
決される。すなわち、前記制御ユニットにより、デコー
ティングインターバル中、復号された1つのビデオ画像
の所定の画素データが画像メモリから読み出され、フィ
ルタ処理のためにループフィルタへ供給され、前記の所
定の画素データは、復号時に得られるブロックのブロッ
ク周縁部がフィルタ処理されるように選定されるのであ
る。
【0015】本発明の有利な実施形態として次の構成を
挙げることができる。すなわち、 −上記の制御ユニットにより、所定の画素データのフィ
ルタ処理が2つのビデオ画像の復号処理の間に行われ
る。
【0016】−上記の所定の画素データは、その幾何学
的寸法は復号時に得られるブロックと一致しているがそ
の幾何学的位置は当該ブロックの位置に対し垂直方向と
水平方向にシフトされている画像部分のデータである。
【0017】−上記のシフトは1つのブロック周縁長の
半分の大きさである。
【0018】−前記の制御ユニットにより、ループフィ
ルタは復号時に得られるブロック周縁部の画素に対して
のみ作動状態に切り換えられる。
【0019】
【発明の利点】本発明によれば、次のように構成するこ
とによりコンポーネント数を少なくすることができる。
すなわち、制御ユニット内において僅かな補充を行うだ
けで1つの後処理ユニットが形成されるように、いずれ
にせよ文献〔1〕に記載のデコーダ内に設けられている
ループフィルタをやはりそこに設けられている画像メモ
リと合成ないし相互接続することにより、コンポーネン
ト数を少なくすることができる。このようにこれら両方
の構成素子の2重の機能により、所期の利点がもたらさ
れる。
【0020】本発明の適用されていないデコーダを作動
させる場合、画像メモリ内に記憶された画像のデータは
ブロックごとにろ波され、このために制御ユニット内に
必要な制御プログラムが設けられているので、本発明に
おいてもこの制御プログラムが利用され、しかもこれ
は、後処理プロセスの際に1つのビデオ画像のブロック
ごとのフィルタ処理が、画素に関するアドレスを変化さ
せるだけで繰り返されるようにして行われる。復号プロ
セスのために設けられている画素のアドレスに固定的な
アドレスが加算され、この新たなアドレスを用いて同様
にブロックごとのフィルタ処理が行われる。相違点は、
後処理におけるブロック構造が文献〔1〕によるブロッ
ク構造よりも、たとえばブロック対角線の半分だけ画像
中央の方向へずらされている点にすぎない。ブロック構
造とはここでは、ビデオ画像を8×8個のブロックに分
割することを意味する。この場合、文献〔1〕によるブ
ロック構造をC構造(符号化ブロック構造、 Codierblo
ckstruktur)と称し、後処理のためのブロック構造をN
構造(Blockstruktur zur Nachverarbeitung)と称す
る。N構造はC構造と重なり合っており、この場合、C
構造のブロック周縁部がN構造のブロック内部に含まれ
るように重なり合っている。したがって、N構造による
フィルタ処理の際にC構造のブロック周縁部がろ波さ
れ、つまり上述の画像障害の原因であるビデオ画像の部
分がろ波される。
【0021】ループフィルタは本発明の適用されていな
い動作であっても作動状態と非作動状態とで切り換える
必要があるので、このプログラム部分は後処理プロセス
実行時に有利であり、簡単に拡張できる。このフィルタ
は、C構造の周縁画素をろ波するときにだけ作動状態に
切り換えられる。他のすべての画素においては、このフ
ィルタは非作動状態に切り換えられる。
【0022】次に、実施例と図面を用いて本発明を詳細
に説明する。
【0023】
【実施例の説明】図1の場合、図示された(ソース)コ
ーダへこの図の左上方の線路を介して入力データVID
EO IN が供給される。これらはブロック構造化され
たビデオ画像の画素データである。これらの入力データ
は、画像メモリP(これには動き推定装置も含まれる)
と、予測誤差を形成する減算器と、可制御の切換スイッ
チの入力側へ導かれる。この切換スイッチは制御部CC
により制御され、さらにこの制御部は量子化器Qの設定
調整も行う。上記の可制御の切換スイッチを介して、予
測誤差かまたは不変の画像信号が変換ユニットTの入力
側へ到達する。そして変換ユニットは各ブロックのデー
タを用いて離散コサイン変換を行う。
【0024】変換係数は量子化器Qへ供給され、この量
子化器Qにより量子化指数に変換され、これはたとえば
信号qとして、図示されていないバッファメモリへVL
C符号化されて書き込まれる。予測値を得る目的で、図
1によるコーダはフィードバックループを有しており、
このループにも信号Qが供給される。フィードバックル
ープのユニットQ−1において、量子化指数に変換され
た変換係数は12bitの符号語に置き換えられる。後
置接続されたユニットT−1によりコサイン変換が解消
される。予測誤差が符号化されている場合にはユニット
T−1に後置接続された加算器によって、再び得られた
信号に予測値が加算される。予測誤差が符号化されてい
ない場合には、再び得られた信号がそのまま画像メモリ
Pに書き込まれる。動画像の場合、ループフィルタFに
より後続の画像の符号化のための予測値からその短波成
分が除去される。
【0025】これまで説明しなかったが図1に記されて
いる信号p,t,qz,vおよびtはサブ情報であっ
て、これらは本発明にとってあまり重要なものではな
い。これらの情報は、受信側での復号プロセスを制御す
るために必要とされる。
【0026】図1は基本的な説明に用いるだけのもので
あるので、ここにはたとえば多数の制御線路やクロック
線路は書き込まれていない。その理由は、これらの線路
を書き込んだならば図面が見にくくなってしまうからで
ある。しかしながら、いずれの制御線路やどのクロック
線路を介して個々の構成素子を相互接続すべきであるか
は、当業者であればわかるからである。したがってたと
えば、ユニットQ−1もユニットQと同様に信号qzに
より制御する必要がある。
【0027】文献〔1〕によるデコーダでは(入力側に
おける減算器も含めた)符号化分岐の構成素子は不要で
ある。このようなデコーダは伝送された信号qを、図1
によるフィードバックループ分岐中のコーダのユニット
と機能的に等しくこのため同じ参照番号の付されている
ユニットによって処理する。送信側における予測信号
は、受信側における復号されたビデオ信号に相応する。
したがって、ここで挙げたような制限を加え僅かに変更
するだけで、図1は文献〔1〕によるデコーダの基本回
路図も表わすことになる。
【0028】完全性を期すために図2においてもう1
度、文献〔1〕によるデコーダをブロック図として示
す。送信側と同様に受信側でも中央制御ユニットCC
は、たとえば図示されていないアドレス線路を介して画
像メモリPをアドレス指定することにより復号プロセス
を制御する。この制御ユニットCCにより、ビデオ画像
の各画素に対し二次元のアドレスが割り当てられる。こ
のことにより、たとえば文献〔1〕により得られる位置
よりも一定のベクトルだけずらされている画素に対し、
制御ユニットCCにより実行されるプログラム部分全体
を、僅かに拡張するだけで用いることができるようにな
る。同様に、制御ユニットCC内に記憶されているプロ
グラムを僅かに拡張するだけで、文献〔1〕ではC構造
のブロック周縁部の画素に対してのみであったのに対
し、この場合にはループフィルタを各画素ごとに非作動
状態に切り換えることができる。そして本発明は、文献
〔1〕とは異なる付加的な画素処理が可能であることを
利用するものである。画像メモリP内に記憶されている
画像はたとえば、順次連続する2つの画像の間の休止期
間中にもう1度読み出され、C構造のブロック周縁部が
滑らかになるようにループフィルタFにより処理され
る。このようにしてフィルタ処理された画像はメモリP
には書き込まれない。その理由は、もし書き込まれてし
まえば予測データが失われてしまうことになるからであ
る。この場合にはむしろ、フィルタ処理後に−そして場
合によっては必要なフォーマット変更後に−ただちにモ
ニタMのスクリーン上で再生される。
【0029】以降の説明のために図3を用いる。この図
には、1つのビデオ画像の一部分が略示されており、し
かもこれは画像の左上方の一部分である。実線は文献
〔1〕によるブロック周縁部であって、つまりC構造の
ブロック周縁部である。この構造の各ブロックは64個
の画素を有する。最も左側の最上部に位置する画素のア
ドレスはたとえば[1,1]の形式で表わすことがで
き、その際、最初の1はアドレスの水平成分であり2番
目の1はその垂直成分である。したがって、この左上方
のブロック内の右下のアドレスは[8,8]である。
【0030】図3の破線はN構造のブロック周縁部を表
わす。たとえば使用するN構造は、すべてのアドレスに
対しアドレス[4,4]を加えることによりC構造から
得られる。図3に示されているように、C構造の周縁部
はN構造の内部に含まれる。したがって、文献〔1〕中
でC構造のために行われているようにしてN構造をブロ
ックごとにフィルタ処理すれば、元のブロック周縁部に
おける障害は十分にろ波されて取り除かれる。単にアド
レス[a+4,b+4]を用いることによって、文献
〔1〕により行われるフィルタ処理プロセスが実施さ
れ、この場合、aとbは、フィルタ処理の対象となる1
つの任意の画素の任意の水平ないし垂直アドレス成分で
ある。
【0031】図3には、N構造によるフィルタ処理の有
利な変形実施例も示されている。この場合には、陰影の
付された領域つまりC構造のブロック周縁領域に位置す
るN構造の画素だけがろ波される。他のすべての画素に
おいては、フィルタは非作動状態に切り換えられる。
【0032】図4には、図2によるループフィルタと、
信号の流れ方向で見てこのループフィルタFに続く構成
素子から成る装置が示されている。この装置は大まかに
3つの機能ユニットに区分でき、つまり垂直方向用のフ
ィルタAと、水平方向用のフィルタBと、加算器Dを備
えた切換スイッチとに分けることができる。
【0033】線路ESを介して、画像メモリPから読み
出されたデータが供給され、線路ASを介して、データ
が画像メモリPに再び書き込まれるかまたは図2のモニ
タMにおいて表示される。線路ITはユニットT−1の
出力側と接続されている。制御線路を介して、ユニット
A,BおよびDは制御ユニットCCにより制御される。
線路ESを介して、1つのブロックの画素データはライ
ンごとに入力フリップフロップalへ供給される。後置
接続された遅延素子a2およびa3において、読み込ま
れた画素データはそれぞれ1つのブロックライン分だけ
遅延される。たとえば、遅延素子a3の出力側に最初の
ブロックラインの1番目の画素のデータが現われると
き、遅延素子a2の出力側には第2のブロックラインの
1番目の画素のデータが現われ、フリップフロップa1
の出力側には第3のブロックラインの1番目の画素のデ
ータが現われる。これらの構成素子a1,a2およびa
3の出力側に生じたデータは、ビデオ画像中の1つの垂
直方向の直線上で直接的に順次連続する画素のデータで
ある。次にこの3つ1組のデータ対から、このデータ対
のデータをまずはじめに1、2および1で重み付けて加
算することにより、中央の画素に関してろ波されたデー
タが得られる。3つ1組のデータ対の両側の画素の加算
は加算器a6により行われる。中央の画素のデータの倍
加は、加算器a7の入力側における桁シフトにより行わ
れる。このことは図4には示されていない。
【0034】制御線路1を介した制御信号により切換ス
イッチa4とa5が第2の位置におかれることによっ
て、垂直方向用のフィルタAは非作動状態に切り換えら
れる。この位置では、加算器a6の各入力側に3つ1組
の画素対の中央に位置する値が供給され、その結果、加
算器a7の出力側に中央の画素のデータが2倍に重み付
けされて現われる。次に、ろ波された垂直方向のデータ
はブロックごとに水平方向用のフィルタBへ供給され
る。このフィルタにおいてこれらのデータは、Dフリッ
プフロップb1,b2およびb3から成る装置によりそ
れぞれ1つの画素クロック分だけ遅延される。したがっ
てこれらのフリップフロップb1,b2およびb3の出
力側に、ビデオ画像中の水平方向の直線上で直接的に順
次連続する(垂直方向でろ波された)画素データが現わ
れる。切換スイッチb4およびb5ならびに加算器b6
およびb7の機能は、加算器および切換スイッチa4,
a5,a6およびa7の機能と完全に一致しているの
で、これらについての説明は省略する。
【0035】加算器b7の出力側には、垂直方向および
水平方向でろ波された画素データが生じる。水平方向に
関しても垂直方向に関しても文献〔1〕で要求されてい
る1/4、1/2および1/4の重み付けが得られるよ
うにするために、この加算器の出力側に生じたデータを
さらに16で除算する必要がある。この除算も、加算器
b7の出力側の(2進法で表わされた)データを−当業
者によく知られているように−桁シフトすることにより
行われる。次に、フリップフロップc1を介して、規定
通りに重み付けられたデータが別の切換スイッチd1の
第1の入力側に供給される。この切換スイッチd1の各
位置に応じて、ろ波されたデータかまたは2進数で表わ
されたゼロが、後置接続された加算器d3の第1の入力
側に供給される。切換スイッチd1は図2に示された切
換スイッチに相応するものであって、これはデコーダの
動作モードがフレーム間モードからフレーム内モード
へ、またはその逆に変ったときにだけ、制御ユニットC
Cにより切り換えられる。
【0036】フリップフロップc2に続く別の切換スイ
ッチd2を介して、ユニットT−1からのデータかまた
は2進数で表わされたゼロが、加算器d3の第2の入力
側へ供給される。この切換スイッチd2は、フィルタA
とBが復号のためにだけ−つまり本発明が適用されずに
−用いられる場合にのみ、図示された位置におかれる
(ユニットT−1のデータを転送する)。2進数で表わ
されたゼロは、デコーダが動作モード”後処理”に移行
されたときに転送される。
【0037】リミッタd4によりデータが制限されてか
ら、これらのデータは線路ASを介して再び画像メモリ
Pに書き込まれるか、またはモニタMにおいて表示され
る。切換スイッチd2の位置の切り換えは、制御線路4
を介して行われる。
【0038】動作モード”後処理”は、文献〔1〕に記
載の他のすべての動作モードと両立性がある。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、H.261勧告にした
がって復号されるビデオ信号の後処理を、できるかぎり
僅かな個数の回路技術的手段で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】H.261勧告によるコーダの基本回路図であ
る。
【図2】デコーダの基本回路図である。
【図3】それぞれ異なるブロック構造を有する1つのビ
デオ画像の2次元の部分を示す図である。
【図4】ループフィルタのブロック回路図である。
【符号の説明】
CC 制御ユニット T 変換ユニット Q 量子化器 Q−1,T−1 ユニット P 画像メモリ F ループフィルタ M モニタ A 垂直方向用フィルタ B 水平方向用フィルタ D 加算器を備えた切換スイッチ a1,b1,c1,c2 ループフィルタ a2,a3,b2,b3 遅延素子 a4,a5,b4,b5,d1,d2 切換スイッチ a6,a7,b6,b7 加算器 d4 リミッタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ユニット(CC)と、画像メモリ
    (P)と、符号化されたビデオ画像(q)をブロックご
    とに復号するループフィルタ(F)とを備えたビデオデ
    コーダにおいて、 前記制御ユニット(CC)により、デコーティングイン
    ターバル中、復号された1つのビデオ画像の所定の画素
    データが画像メモリ(P)から読み出され、フィルタ処
    理のためにループフィルタ(F)へ供給され、前記の所
    定の画素データは、復号時に得られるブロックのブロッ
    ク周縁部がフィルタ処理されるように選定されることを
    特徴とするビデオデコーダ。
  2. 【請求項2】 前記制御ユニット(CC)により、所定
    の画素データのフィルタ処理が2つのビデオ画像(q)
    の復号処理の間に行われる、請求項1記載のビデオデコ
    ーダ。
  3. 【請求項3】 前記の所定の画素データは、その幾何学
    的寸法は復号時に得られるブロックと一致しているがそ
    の幾何学的位置は当該ブロックの位置に対し垂直方向と
    水平方向にシフトされている画像部分のデータである、
    請求項1または2記載のビデオデコーダ。
  4. 【請求項4】 前記のシフトは1つのブロック周縁長の
    半分の大きさである、請求項3記載のビデオデコーダ。
  5. 【請求項5】 前記制御ユニット(CC)により、ルー
    プフィルタ(F)は復号時に得られるブロック周縁部の
    画素に対してのみ作動状態に切り換えられる、請求項1
    〜4のいずれか1項記載のビデオデコーダ。
JP6026878A 1993-02-26 1994-02-24 ビデオデコーダ Pending JPH06319131A (ja)

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