JPH063193Y2 - クラッチ機構 - Google Patents
クラッチ機構Info
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- JPH063193Y2 JPH063193Y2 JP14307889U JP14307889U JPH063193Y2 JP H063193 Y2 JPH063193 Y2 JP H063193Y2 JP 14307889 U JP14307889 U JP 14307889U JP 14307889 U JP14307889 U JP 14307889U JP H063193 Y2 JPH063193 Y2 JP H063193Y2
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- Japan
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- shaft
- gear
- base body
- rotating
- impeller
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、流体エネルギーだけを動力源として基体を
移動させる移動装置に用いられるクラッチ機構に関する
ものである。
移動させる移動装置に用いられるクラッチ機構に関する
ものである。
[従来の技術] 冷却や灌漑等のための水路や河川あるいは吸排気用ダク
ト等のような流体の流れる流路では、流路内を清掃した
り、物を運搬したりするための装置が必要である。
ト等のような流体の流れる流路では、流路内を清掃した
り、物を運搬したりするための装置が必要である。
例えば、発電所、石油コンビナート、液化ガス基地等に
おいては、各種冷却等のために海水の導入用としての水
路が設けられているが、この水路の側壁には海水ととも
に流入した貝及び貝卵が付着し堆積してしまうため、水
路を清掃して貝卵等を除去する必要がある。
おいては、各種冷却等のために海水の導入用としての水
路が設けられているが、この水路の側壁には海水ととも
に流入した貝及び貝卵が付着し堆積してしまうため、水
路を清掃して貝卵等を除去する必要がある。
従来、このような用途には電動式の装置が用いられてき
たが、装置が複雑となって使い勝手が悪い上、運転経費
もかさむという問題があるため、本願出願人らは、実開
昭63−150313号において、水流エネルギーだけ
を動力源として水路を移動して貝卵等を除去することが
できる装置を提案した。
たが、装置が複雑となって使い勝手が悪い上、運転経費
もかさむという問題があるため、本願出願人らは、実開
昭63−150313号において、水流エネルギーだけ
を動力源として水路を移動して貝卵等を除去することが
できる装置を提案した。
更に、本願出願人らは、平成1年11月14日付けの特
許出願において、液体又は気体の流れる流路に張設され
たロープやチェーン等の固定索に沿って、流体エネルギ
ーだけを動力源として基体を移動させることのできる移
動装置を提案している。かかる移動装置は、固定索に沿
って移動可能な基体に支持された羽根車を流体の流れに
よって回転させ、更にこの羽根車の回転力によってプー
リ、スプロケット等の回転体を回転させて、回転体と固
定索とを滑りなく協同動作させることにより基体を固定
索長手方向に相対移動させるものである。このような装
置を用いてより効率的に水路の清掃等を行なうには、水
路の上流端及び下流端で移動方向を切り換えて往復運動
させることが好ましい。
許出願において、液体又は気体の流れる流路に張設され
たロープやチェーン等の固定索に沿って、流体エネルギ
ーだけを動力源として基体を移動させることのできる移
動装置を提案している。かかる移動装置は、固定索に沿
って移動可能な基体に支持された羽根車を流体の流れに
よって回転させ、更にこの羽根車の回転力によってプー
リ、スプロケット等の回転体を回転させて、回転体と固
定索とを滑りなく協同動作させることにより基体を固定
索長手方向に相対移動させるものである。このような装
置を用いてより効率的に水路の清掃等を行なうには、水
路の上流端及び下流端で移動方向を切り換えて往復運動
させることが好ましい。
移動方向を切り換えるには、プーリの回転方向を逆転さ
せるためにクラッチ機構を設ける必要があるが、接続さ
れた軸と軸とのつながりを開放したり再び連結したりす
るための継手であるクラッチは、従来から種々のものが
知られている。
せるためにクラッチ機構を設ける必要があるが、接続さ
れた軸と軸とのつながりを開放したり再び連結したりす
るための継手であるクラッチは、従来から種々のものが
知られている。
クラッチを伝達部の形式で大別すると、軸に取り付けた
爪つきのフランジを互いに噛みあわせる構造の噛み合い
クラッチと摩擦力を利用して運動を継続させる摩擦クラ
ッチとに分けられ、それぞれ爪や摩擦面の形状で更に細
かく分類される。
爪つきのフランジを互いに噛みあわせる構造の噛み合い
クラッチと摩擦力を利用して運動を継続させる摩擦クラ
ッチとに分けられ、それぞれ爪や摩擦面の形状で更に細
かく分類される。
また、クラッチの作動形式については、手動で作動させ
るものの他、油圧や空気圧によって作動させるもの、あ
るいは電磁力を利用するもの等がある。
るものの他、油圧や空気圧によって作動させるもの、あ
るいは電磁力を利用するもの等がある。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記のような従来のクラッチは、何れも作動さ
せるためにエンジンや電動機等の流体エネルギー以外の
動力源が必要である。このため、上述したような流体エ
ネルギーだけを利用して基体を移動させる装置において
も、自動的に流路を往復運動させるためには、クラッチ
用の動力源を搭載しなければならないことになり、結
局、装置が複雑化して高価になる上、使い勝手も悪くな
ってしまう。
せるためにエンジンや電動機等の流体エネルギー以外の
動力源が必要である。このため、上述したような流体エ
ネルギーだけを利用して基体を移動させる装置において
も、自動的に流路を往復運動させるためには、クラッチ
用の動力源を搭載しなければならないことになり、結
局、装置が複雑化して高価になる上、使い勝手も悪くな
ってしまう。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、流
体エネルギーを利用して基体を移動させる移動装置の移
動方向を変えるために用いられるクラッチ機構であっ
て、流体エネルギー以外の動力源を必要としないで作動
させることのできるクラッチ機構を提供することを目的
とするものである。
体エネルギーを利用して基体を移動させる移動装置の移
動方向を変えるために用いられるクラッチ機構であっ
て、流体エネルギー以外の動力源を必要としないで作動
させることのできるクラッチ機構を提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案のクラッチ機構は、流体の流れる流路に張設さ
れたロープ,チェーン,ラック等の固定索と、この固定
索に沿って移動可能な基体と、この基体に支持され、前
記流体の流れによって回転する羽根車と、この羽根車の
回転力によって回転し、前記固定索と滑りなく協同動作
することにより、前記基体を前記固定索長手方向に相対
移動させるプーリ,スプロケット等の回転体とを備えた
移動装置に用いられ、前記羽根車の回転力を、回転方向
切換可能に前記回転体に伝達するクラッチ機構であっ
て、前記羽根車の回転軸と連結された原動軸と、前記回
転体の回転軸に連結された従動軸と、前記原動軸と従動
軸の何れか一方の軸に互いに逆方向の回転を伝えるよう
に、他方の軸に同軸配置された第1と第2の空転歯車を
有する歯車伝動手段と、前記他方の軸に装着され、軸方
向に変位することによって前記第1又は第2の空転歯車
と前記他方の軸とを選択的に回転結合する歯車選択手段
と、前記基体に枢支され、前記基体の移動範囲の端部に
おいて前記流路途中に固定配置された切換ピースと干渉
することにより、回動して前記歯車選択手段の軸方向変
位を生じせしめる方向切換レバー手段とを備えたクラッ
チ機構である。
れたロープ,チェーン,ラック等の固定索と、この固定
索に沿って移動可能な基体と、この基体に支持され、前
記流体の流れによって回転する羽根車と、この羽根車の
回転力によって回転し、前記固定索と滑りなく協同動作
することにより、前記基体を前記固定索長手方向に相対
移動させるプーリ,スプロケット等の回転体とを備えた
移動装置に用いられ、前記羽根車の回転力を、回転方向
切換可能に前記回転体に伝達するクラッチ機構であっ
て、前記羽根車の回転軸と連結された原動軸と、前記回
転体の回転軸に連結された従動軸と、前記原動軸と従動
軸の何れか一方の軸に互いに逆方向の回転を伝えるよう
に、他方の軸に同軸配置された第1と第2の空転歯車を
有する歯車伝動手段と、前記他方の軸に装着され、軸方
向に変位することによって前記第1又は第2の空転歯車
と前記他方の軸とを選択的に回転結合する歯車選択手段
と、前記基体に枢支され、前記基体の移動範囲の端部に
おいて前記流路途中に固定配置された切換ピースと干渉
することにより、回動して前記歯車選択手段の軸方向変
位を生じせしめる方向切換レバー手段とを備えたクラッ
チ機構である。
[作用] 本考案のクラッチ機構の動作を、後述する本考案実施例
にかかる移動装置の駆動概念図を示した第1図を用いて
説明する。
にかかる移動装置の駆動概念図を示した第1図を用いて
説明する。
図において、シャフト2は水路に浮ぶ基体(図示せず)
に回転可能に支持されており、このシャフト2には水車
3とスプロケット4が固定されている。このシャフト2
とクラッチ機構の原動軸となるシャフト5bは、スプロ
ケット4とシャフト5bに固定されたスプロケット5d
の間にチェーン6を掛け回すことによってによって連結
されている。
に回転可能に支持されており、このシャフト2には水車
3とスプロケット4が固定されている。このシャフト2
とクラッチ機構の原動軸となるシャフト5bは、スプロ
ケット4とシャフト5bに固定されたスプロケット5d
の間にチェーン6を掛け回すことによってによって連結
されている。
また、回転体であるプーリ7は、クラッチ機構の従動軸
であるシャフト5cに固定されており、プーリ7には水
路に張設されたロープ(固定索)8が下から上に巻き掛
けられている。このロープ8の所定の位置(基体の移動
区間の端部)には、後述する切り換えレバー5kを回動
させるための切り換えピース9,10が固定配置されて
いる。
であるシャフト5cに固定されており、プーリ7には水
路に張設されたロープ(固定索)8が下から上に巻き掛
けられている。このロープ8の所定の位置(基体の移動
区間の端部)には、後述する切り換えレバー5kを回動
させるための切り換えピース9,10が固定配置されて
いる。
次にクラッチ機構について説明する。原動軸であるシャ
フト5bには、2つの歯車5e,5hが所定の間隔をお
いて空転状態で装着されている。第1の空転歯車5e
は、シャフト5b,5cの間に平行に配置された別の軸
に固定された歯車5fを介して従動軸であるシャフト5
cに固定された歯車5gと噛み合っており、第2の空転
歯車5hはシャフト5cに固定された歯車5iと直接噛
みあっている。これらの歯車5e,5f,5g,5h,
5iが本考案における歯車伝動手段を構成している。
フト5bには、2つの歯車5e,5hが所定の間隔をお
いて空転状態で装着されている。第1の空転歯車5e
は、シャフト5b,5cの間に平行に配置された別の軸
に固定された歯車5fを介して従動軸であるシャフト5
cに固定された歯車5gと噛み合っており、第2の空転
歯車5hはシャフト5cに固定された歯車5iと直接噛
みあっている。これらの歯車5e,5f,5g,5h,
5iが本考案における歯車伝動手段を構成している。
また、シャフト5bの空転歯車5e,5hの間には、軸
方向に変位することにより、空転歯車5e,5hの何れ
かと連結して一方の空転歯車を選択的にシャフト5bに
回転結合する歯車選択手段5jが設けられている。この
歯車選択手段5jは、シャフト5bと直交する方向に配
置されたアーム5lを介して切り換えレバー5kに回転
可能に接続されている。
方向に変位することにより、空転歯車5e,5hの何れ
かと連結して一方の空転歯車を選択的にシャフト5bに
回転結合する歯車選択手段5jが設けられている。この
歯車選択手段5jは、シャフト5bと直交する方向に配
置されたアーム5lを介して切り換えレバー5kに回転
可能に接続されている。
切り換えレバー5kは、略コの字形状をなしており、コ
の字形の縦棒部がロープ8とほぼ平行に、横棒部がロー
プ8に固定された切り換えピース9,10と対向するよ
うに配置され、縦棒部の略中央部(アーム5lとの連結
部5nと所定距離離れた位置)で基体にピン結合(ピン
結合部5m)されている。
の字形の縦棒部がロープ8とほぼ平行に、横棒部がロー
プ8に固定された切り換えピース9,10と対向するよ
うに配置され、縦棒部の略中央部(アーム5lとの連結
部5nと所定距離離れた位置)で基体にピン結合(ピン
結合部5m)されている。
上記のような構成のクラッチ機構において、水流(白矢
印)によって水車3が回転すると、この回転はスプロケ
ット4,チェーン6,スプロケット5dを介してシャフ
ト5bに伝達され、シャフト5bは水車3と同方向に回
転する。
印)によって水車3が回転すると、この回転はスプロケ
ット4,チェーン6,スプロケット5dを介してシャフ
ト5bに伝達され、シャフト5bは水車3と同方向に回
転する。
この際、歯車選択手段5jが第1の空転歯車5eと連結
されていれば、シャフト5bの回転は、歯車5e(シャ
フト5bと同方向回転),5f(逆方向回転),5g
(同方向回転)を介してシャフト5cに伝わり、シャフ
ト5cは矢印Aの方向の方向に回転する。従って、この
場合は、プーリ7は水車3と同方向に回転し、基体は水
流に逆らって下流から上流へと進む。
されていれば、シャフト5bの回転は、歯車5e(シャ
フト5bと同方向回転),5f(逆方向回転),5g
(同方向回転)を介してシャフト5cに伝わり、シャフ
ト5cは矢印Aの方向の方向に回転する。従って、この
場合は、プーリ7は水車3と同方向に回転し、基体は水
流に逆らって下流から上流へと進む。
そして、上流端において切り換えピース9に切り換えレ
バー5kの手前側の横棒部端部が衝突すると、切り換え
レバー5kはピン結合部5mを支点として点線で示され
た5k1のように回動する。即ち、アーム5lとの連結
部5nはピン結合部5mを中心とした円弧(半径は5m
と5n間の距離)に沿って紙面手前側に移動し、これに
伴って、歯車選択手段5jは矢印Dの方向に軸方向に変
位する。すると、これまで歯車選択手段5jによってシ
ャフト5bに回転結合されていた第1の空転歯車5eが
開放され、代りに第2の空転歯車5hがシャフト5bに
回転結合される。これにより、シャフト5bの回転は、
歯車5h(シャフト5bと同方向回転),歯車5m(逆
方向回転)によってシャフト5cに伝えられ、シャフト
5cは矢印Bの方向に回転することになる。従って、プ
ーリ7は水車3と逆方向に回転し、基体は上流から下流
へ(切り換えピース10に向って)移動する。
バー5kの手前側の横棒部端部が衝突すると、切り換え
レバー5kはピン結合部5mを支点として点線で示され
た5k1のように回動する。即ち、アーム5lとの連結
部5nはピン結合部5mを中心とした円弧(半径は5m
と5n間の距離)に沿って紙面手前側に移動し、これに
伴って、歯車選択手段5jは矢印Dの方向に軸方向に変
位する。すると、これまで歯車選択手段5jによってシ
ャフト5bに回転結合されていた第1の空転歯車5eが
開放され、代りに第2の空転歯車5hがシャフト5bに
回転結合される。これにより、シャフト5bの回転は、
歯車5h(シャフト5bと同方向回転),歯車5m(逆
方向回転)によってシャフト5cに伝えられ、シャフト
5cは矢印Bの方向に回転することになる。従って、プ
ーリ7は水車3と逆方向に回転し、基体は上流から下流
へ(切り換えピース10に向って)移動する。
次に、下流端で切り換えレバー5kの紙面奥側の横棒部
端部が切り換えピース10と衝突すると、上流端の場合
と同様に切り換えレバー5kがピン結合部5mを支点と
して回動し(点線で示した5k2)、歯車選択手段5j
は矢印Cの方向に軸方向に変位し、再び第1の空転歯車
5eと連結する。第1の空転歯車5eがシャフト5bに
連結されると、前述したように、プーリ7は再び水車3
と同方向に回転することになり、基体は下流から上流に
向って移動する。
端部が切り換えピース10と衝突すると、上流端の場合
と同様に切り換えレバー5kがピン結合部5mを支点と
して回動し(点線で示した5k2)、歯車選択手段5j
は矢印Cの方向に軸方向に変位し、再び第1の空転歯車
5eと連結する。第1の空転歯車5eがシャフト5bに
連結されると、前述したように、プーリ7は再び水車3
と同方向に回転することになり、基体は下流から上流に
向って移動する。
[実施例] 図面を参照して本考案の実施例を説明する。第2図は本
考案によるクラッチ機構を用いた移動装置の概略平面
図、第3図は同移動装置の概略側面図である。
考案によるクラッチ機構を用いた移動装置の概略平面
図、第3図は同移動装置の概略側面図である。
図において、固定索であるロープ8は、一端が水路の上
流側に他端が下流側に固定され、水路長手方向に沿って
水面より高い位置に張設されている。このロープ8の上
流側及び下流側の所定の位置(基体の移動区間の端部)
には、後述するクラッチ切り換えピース9、10が固定
配置されている。
流側に他端が下流側に固定され、水路長手方向に沿って
水面より高い位置に張設されている。このロープ8の上
流側及び下流側の所定の位置(基体の移動区間の端部)
には、後述するクラッチ切り換えピース9、10が固定
配置されている。
本実施例にかかる移動装置の基体(図示せず)はフロー
トを備えて水路1に浮いており、シャフト2は、水面よ
り若干高い位置に水流の方向(白矢印)と直交する方向
に配置され、基体に回転可能に支持されている。このシ
ャフト2には水車3とスプロケット4が固定されてい
る。
トを備えて水路1に浮いており、シャフト2は、水面よ
り若干高い位置に水流の方向(白矢印)と直交する方向
に配置され、基体に回転可能に支持されている。このシ
ャフト2には水車3とスプロケット4が固定されてい
る。
また、クラッチ機構(詳細後述;クラッチボックス5)
は、シャフト2より高い位置に設けられており、クラッ
チ機構の原動軸であるシャフト5bは、スプロケット4
とシャフト5bに固定されたスプロケット5dの間に掛
け回されたチェーン6によって連結されている。また、
クラッチ機構の従動軸であるシャフト5cには回転体で
あるプーリ7が固定されており、このプーリ7には水路
に張設されたロープ8が下から上に巻き掛けられてい
る。
は、シャフト2より高い位置に設けられており、クラッ
チ機構の原動軸であるシャフト5bは、スプロケット4
とシャフト5bに固定されたスプロケット5dの間に掛
け回されたチェーン6によって連結されている。また、
クラッチ機構の従動軸であるシャフト5cには回転体で
あるプーリ7が固定されており、このプーリ7には水路
に張設されたロープ8が下から上に巻き掛けられてい
る。
略コの字形のクラッチ切り換えレバー5kは、コの字形
縦棒部の略中央部がクラッチボックス5内にピン結合
(ピン結合部5m)され、コの字形の横棒部端部がロー
プ8と交差するように配置されている。クラッチボック
ス5側壁には、ピン結合部5mを支点とした切り換えレ
バー5k回動運動を妨げないように長穴が設けられてい
る。
縦棒部の略中央部がクラッチボックス5内にピン結合
(ピン結合部5m)され、コの字形の横棒部端部がロー
プ8と交差するように配置されている。クラッチボック
ス5側壁には、ピン結合部5mを支点とした切り換えレ
バー5k回動運動を妨げないように長穴が設けられてい
る。
ここで、本実施例のクラッチ機構について第4図(第1
図A−A部断面図)を用いて更に詳細に説明する。
図A−A部断面図)を用いて更に詳細に説明する。
図において、原動軸であるシャフト5bと従動軸である
シャフト5cは、所定の間隔をおいて平行に配置され、
クラッチボックス5に回転可能に軸支されている。前述
したようにシャフト5b,5cの端部(クラッチボック
ス5の外側)には、それぞれスプロケット5d,プーリ
7が軸装されている。
シャフト5cは、所定の間隔をおいて平行に配置され、
クラッチボックス5に回転可能に軸支されている。前述
したようにシャフト5b,5cの端部(クラッチボック
ス5の外側)には、それぞれスプロケット5d,プーリ
7が軸装されている。
そして、シャフト5bには、2つの歯車5e,5hが所
定の間隔をおいて空転状態で装着されており、両空転歯
車の内側の面には、後述する歯車選択手段と連結される
ための係合部が設けられている。両空転歯車5e,5h
のうち、第1の空転歯車5eは、シャフト5b,5cの
間に平行に配置された別のシャフト(図示せず)に固定
された歯車5fを介して従動軸であるシャフト5cに固
定された歯車5gと噛みあっており(第5図(a)参
照)、第2の空転歯車5hはシャフト5cに固定された
歯車5iと直接噛みあっている(第5図(b)参照)。こ
れらの歯車5e,5f,5g,5h,5iが本実施例に
おける歯車伝動手段を構成している。
定の間隔をおいて空転状態で装着されており、両空転歯
車の内側の面には、後述する歯車選択手段と連結される
ための係合部が設けられている。両空転歯車5e,5h
のうち、第1の空転歯車5eは、シャフト5b,5cの
間に平行に配置された別のシャフト(図示せず)に固定
された歯車5fを介して従動軸であるシャフト5cに固
定された歯車5gと噛みあっており(第5図(a)参
照)、第2の空転歯車5hはシャフト5cに固定された
歯車5iと直接噛みあっている(第5図(b)参照)。こ
れらの歯車5e,5f,5g,5h,5iが本実施例に
おける歯車伝動手段を構成している。
シャフト5bの、上記第1及び第2の空転歯車5e,5
hの間には、略円筒形の歯車選択手段5jが軸装されて
いる。この歯車選択手段5jは、シャフト5bと共に回
転し、かつ軸方向には摺動可能であるように装着されて
おり、両端面には第1及び第2の空転歯車の係合部に嵌
合される係合爪付きのフランジが設けられている。更
に、歯車選択手段5jはその周面に凹溝が設けられてお
り、この凹溝に嵌め込まれたすべり軸受けを介して、垂
直方向に配置されたアーム5lに接続されている。
hの間には、略円筒形の歯車選択手段5jが軸装されて
いる。この歯車選択手段5jは、シャフト5bと共に回
転し、かつ軸方向には摺動可能であるように装着されて
おり、両端面には第1及び第2の空転歯車の係合部に嵌
合される係合爪付きのフランジが設けられている。更
に、歯車選択手段5jはその周面に凹溝が設けられてお
り、この凹溝に嵌め込まれたすべり軸受けを介して、垂
直方向に配置されたアーム5lに接続されている。
アーム5lは、前述した略コの字形状の切り換えレバー
5kの縦棒部のピン結合部5mと所定距離離れた位置に
連結されている。第4図では、切り換えレバー5kはそ
の片側の横棒部だけが点線で示されている。本実施例に
おいては、ロープ8と交差することになる切り換えレバ
ー5kの横棒部に図に示されるような長穴8aを設け
て、その中をロープ8が通るようにしてある。切り換え
レバー5kは第1図の概念図のように、ロープ8の真上
(もしくは真下)を回動するようにしても良いが、第4
図に示されるようすれば、より確実にレバー5kを切り
換えピース9,10に衝突させることができる。長穴の
大きさをレバーの回動の範囲に見合うように設定してお
けば、切り換えレバー5kの回動によってロープ8が引
っ張られてプーリ7から外れたりすることもない。
5kの縦棒部のピン結合部5mと所定距離離れた位置に
連結されている。第4図では、切り換えレバー5kはそ
の片側の横棒部だけが点線で示されている。本実施例に
おいては、ロープ8と交差することになる切り換えレバ
ー5kの横棒部に図に示されるような長穴8aを設け
て、その中をロープ8が通るようにしてある。切り換え
レバー5kは第1図の概念図のように、ロープ8の真上
(もしくは真下)を回動するようにしても良いが、第4
図に示されるようすれば、より確実にレバー5kを切り
換えピース9,10に衝突させることができる。長穴の
大きさをレバーの回動の範囲に見合うように設定してお
けば、切り換えレバー5kの回動によってロープ8が引
っ張られてプーリ7から外れたりすることもない。
また、本実施例では、切り換えレバー5kの回動に伴う
アーム5lの移動をなめらかなものとするため、第6図
に示されるように、アーム5lの軌跡に対応する長穴を
設けたガイド11がアーム5lの上部に設けられてい
る。
アーム5lの移動をなめらかなものとするため、第6図
に示されるように、アーム5lの軌跡に対応する長穴を
設けたガイド11がアーム5lの上部に設けられてい
る。
上記のように構成されたクラッチ機構においては、先に
説明したように、水流によって基体が移動してロープ8
に固定された切り換えピース9又は10に切り換えレバ
ー5kが衝突すると、切り換えレバー5kがピン結合部
5mを支点として回動する。すると、切り換えレバー5
kとアーム5lを介して接続されている歯車選択手段5
jがシャフト5bの軸方向に移動する。これにより、そ
れまで歯車選択手段5jと噛み合っていた空転歯車が開
放されて、他方の空転歯車がシャフト5bに結合される
ことになる。上述したように、第1及び第2の空転歯車
はそれぞれ逆の回転をシャフト5cに伝達するので、連
結される空転歯車が変わることにより、プーリ7が固定
されているシャフト5cの回転方向が逆転される。
説明したように、水流によって基体が移動してロープ8
に固定された切り換えピース9又は10に切り換えレバ
ー5kが衝突すると、切り換えレバー5kがピン結合部
5mを支点として回動する。すると、切り換えレバー5
kとアーム5lを介して接続されている歯車選択手段5
jがシャフト5bの軸方向に移動する。これにより、そ
れまで歯車選択手段5jと噛み合っていた空転歯車が開
放されて、他方の空転歯車がシャフト5bに結合される
ことになる。上述したように、第1及び第2の空転歯車
はそれぞれ逆の回転をシャフト5cに伝達するので、連
結される空転歯車が変わることにより、プーリ7が固定
されているシャフト5cの回転方向が逆転される。
このようにして、本実施例においては、一定方向の水流
がある限り、基体を切り換えピース9,10間で往復運
動させることができる。この際、歯車伝動手段を構成す
る各歯車の歯数を調節することにより、プーリ7の回転
速度を所望の速度に設定することができ、行きと帰りで
移動速度を変えることもできる。
がある限り、基体を切り換えピース9,10間で往復運
動させることができる。この際、歯車伝動手段を構成す
る各歯車の歯数を調節することにより、プーリ7の回転
速度を所望の速度に設定することができ、行きと帰りで
移動速度を変えることもできる。
なお、上記の実施例では、第1及び第2空転歯車、歯車
選択手段を原動軸側に装着しているが、これらは従動軸
側に装着しても良いことは言うまでもない。切り換えレ
バーの形状についても、切り換えピースとの干渉により
回動可能なものであればコの字形には限定されるもので
はない。
選択手段を原動軸側に装着しているが、これらは従動軸
側に装着しても良いことは言うまでもない。切り換えレ
バーの形状についても、切り換えピースとの干渉により
回動可能なものであればコの字形には限定されるもので
はない。
更に、上記の実施例では、水路を移動する場合について
説明したが、流体が気体である場合、例えば吸排気ダク
ト内を移動するような場合にも同様に適用できるもので
あり、切り換えピースは固定索以外の流路底面等に支持
させても良い。
説明したが、流体が気体である場合、例えば吸排気ダク
ト内を移動するような場合にも同様に適用できるもので
あり、切り換えピースは固定索以外の流路底面等に支持
させても良い。
[考案の効果] 以上のように、本考案においては、流路途中に固定配置
された切換ピースと干渉することにより回動する方向切
換レバー手段を備え、この方向切換レバー手段の回動に
より歯車選択手段の軸方向変位を生じせしめ、互いに逆
方向の回転を伝えるように同軸配置された第1と第2の
空転歯車を選択的に軸に回転結合させるようにしている
ので、エンジンや電動機等の流体エネルギー以外の動力
源を設けなくとも、一定方向の流れがある限り、切換ピ
ースを設けた位置で自動的に移動方向を切り変えること
ができる。
された切換ピースと干渉することにより回動する方向切
換レバー手段を備え、この方向切換レバー手段の回動に
より歯車選択手段の軸方向変位を生じせしめ、互いに逆
方向の回転を伝えるように同軸配置された第1と第2の
空転歯車を選択的に軸に回転結合させるようにしている
ので、エンジンや電動機等の流体エネルギー以外の動力
源を設けなくとも、一定方向の流れがある限り、切換ピ
ースを設けた位置で自動的に移動方向を切り変えること
ができる。
このような本考案のクラッチ機構を用いれば、流体エネ
ルギーだけを動力源として基体を往復運動させることが
可能な簡易な構造の移動装置を得ることができる。かか
る装置は、使い勝手が良好である上、電力等を消費しな
いことから運転経費も安価であり、流路の清掃や流路内
の荷物の運搬等に好適に用いられる。
ルギーだけを動力源として基体を往復運動させることが
可能な簡易な構造の移動装置を得ることができる。かか
る装置は、使い勝手が良好である上、電力等を消費しな
いことから運転経費も安価であり、流路の清掃や流路内
の荷物の運搬等に好適に用いられる。
第1図は本考案実施例によるクラッチ機構を用いた移動
装置の駆動概念図、第2図は同移動装置の概略平面図、
第3図は同移動装置の概略側面図、第4図は第2図A−
A部断面図、第5図は実施例における歯車伝動手段を説
明するための概念図、第6図は実施例における切り変え
レバーの概略平面図である。 [主要部分の符号の説明] 3……水車 5b…シャフト(原動軸) 5c…シャフト(従動軸) 5j…歯車選択手段 5k…方向切り換えレバー 7…プーリ 8…ロープ 9,10…切り換えピース
装置の駆動概念図、第2図は同移動装置の概略平面図、
第3図は同移動装置の概略側面図、第4図は第2図A−
A部断面図、第5図は実施例における歯車伝動手段を説
明するための概念図、第6図は実施例における切り変え
レバーの概略平面図である。 [主要部分の符号の説明] 3……水車 5b…シャフト(原動軸) 5c…シャフト(従動軸) 5j…歯車選択手段 5k…方向切り換えレバー 7…プーリ 8…ロープ 9,10…切り換えピース
Claims (1)
- 【請求項1】流体の流れる流路に張設された固定索と、
この固定索に沿って移動可能な基体と、この基体に支持
され、前記流体の流れによって回転する羽根車と、この
羽根車の回転力によって回転し、前記固定索と滑りなく
協同動作することにより、前記基体を前記固定索長手方
向に相対移動させる回転体とを備えた移動装置に用いら
れ、前記羽根車の回転力を、回転方向切換可能に前記回
転体に伝達するクラッチ機構であって、 前記羽根車の回転軸と連結された原動軸と、 前記回転体の回転軸に連結された従動軸と、 前記原動軸と従動軸の何れか一方の軸に互いに逆方向の
回転を伝えるように、他方の軸に同軸配置された第1と
第2の空転歯車を有する歯車伝動手段と、 前記他方の軸に装着され、軸方向に変位することによっ
て前記第1又は第2の空転歯車と前記他方の軸とを選択
的に回転結合する歯車選択手段と、 前記基体に枢支され、前記基体の移動範囲の端部におい
て前記流路途中に固定配置された切換ピースと干渉する
ことにより回動して、前記歯車選択手段の軸方向変位を
生じせしめる方向切換レバー手段とを備えたクラッチ機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14307889U JPH063193Y2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | クラッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14307889U JPH063193Y2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | クラッチ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0382879U JPH0382879U (ja) | 1991-08-23 |
| JPH063193Y2 true JPH063193Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31689878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14307889U Expired - Lifetime JPH063193Y2 (ja) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | クラッチ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063193Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-13 JP JP14307889U patent/JPH063193Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0382879U (ja) | 1991-08-23 |
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