JPH06319664A - 化粧用脂取り紙 - Google Patents

化粧用脂取り紙

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JPH06319664A
JPH06319664A JP5110499A JP11049993A JPH06319664A JP H06319664 A JPH06319664 A JP H06319664A JP 5110499 A JP5110499 A JP 5110499A JP 11049993 A JP11049993 A JP 11049993A JP H06319664 A JPH06319664 A JP H06319664A
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pulp
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weight
degreasing
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JP5110499A
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Inventor
Shunichi Kawamura
俊一 川村
Masayoshi Iketani
正義 池谷
Takuma Hirai
琢磨 平井
Sadanori Shinba
貞機 榛葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKAI PULP KK
Nakamura Bussan Co Ltd
Original Assignee
TOKAI PULP KK
Nakamura Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮脂の吸収性に優れた化粧用脂取り紙を開発
すること。 【構成】 (A)植物繊維単独、もしくは植物繊維と、
木材パルプ,ポリオレフィン合成パルプあるいは合成繊
維から選ばれた少なくとも一種とからなるパルプ原料
に、(B)無機質填料を配合してなる紙料を調成し、抄
紙して得られる紙の緊度が0.7以上である化粧用脂取り
紙である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧用脂取り紙に関す
るものである。詳しくは、本発明は、皮脂のみかけの吸
収性(脂の取れた感じ)に優れるとともに、真の皮脂の
吸収性にも優れ、使用後、その透明性から満足感が得ら
れ、又、柔軟性があるために皮膚への刺激が少ない化粧
用脂取り紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】人間の
身体では、顔面、特に鼻,顎,眉間等の周囲は、皮脂の
分泌が盛んであって、脂っぽくなり易く、したがって、
その部分では化粧くずれを起こし易い。一般に、皮脂が
浮き出たまま、化粧すると、化粧料が皮膚によく馴染ま
ないために、通常、脂分を取り除いてから化粧し、効果
を上げている。すなわち、従来から化粧直し時、又は化
粧時に皮脂の浮き出した部分を化粧用脂取り紙で押さ
え、化粧用脂取り紙に脂分を吸取らせてから化粧を行っ
ている。従来、使用されている市販の化粧用脂取り紙で
は、吸脂性を有する麻等の植物繊維からなる紙類が使用
されている。しかるに、麻繊維からなる紙は、皮脂分の
吸収力は大きいが、麻繊維が比較的硬いため、使用時に
皮膚を刺激することがある。この皮膚への刺激を減少す
るために、化粧用脂取り紙の製造時に強圧縮のロールプ
レスを行ったり、紙の表面に炭酸カルシウム粉末や他の
無機粉末を塗布するなどが行われている。しかるに、化
粧用脂取り紙の製造時にロールプレスして、紙を構成す
る繊維を押し潰した場合、時間が経つと繊維が起毛状態
となり、これが皮膚へ刺激を与える。また、炭酸カルシ
ウム顔料や他の無機質顔料を塗布した化粧用脂取り紙
は、使用時の皮膚への刺激は少ないが、皮脂分の吸収能
力がなくなってしまう問題がある。これは無機質顔料を
紙面に塗布する際に、無機質顔料と接着剤とを混合して
塗布するので、得られる塗工紙はその表面が顔料と接着
剤とにより被覆されてしまい、これら顔料も接着剤も皮
脂分の吸収力が小さいために、化粧用脂取り紙の脂取り
効果が減少するのは免れない。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記の状況に鑑み、従来法の問題点を解消し、皮脂の吸
取効果が高く、しかも使用時に皮膚への刺激がほとんど
生じないような化粧用脂取り紙を開発すべく鋭意研究を
重ねた。その結果、紙料原料として、皮脂吸収性の優れ
た植物繊維を用いるとともに、吸油性の優れた無機質顔
料を併用することによって、目的とする性能を有する化
粧用脂取り紙を得ることができることを見出した。本発
明はかかる知見に基づいて完成したものである。すなわ
ち、本発明は、(A)植物繊維を主成分とするパルプ原
料100重量部に、(B)無機質填料5〜50重量部を
配合してなる紙料を調成し、抄紙して得られる紙の緊度
が0.7以上であることを特徴とする化粧用脂取り紙を提
供するものである。
【0004】先ず、本発明において、化粧用脂取り紙を
抄紙するにあたり、その紙料を調成するのに供される
(A)成分のパルプ原料は、植物繊維を主成分とし、木
材パルプ,ポリオレフィン合成パルプあるいは合成繊維
から選ばれた少なくとも一種とからなるものである。こ
こで、植物繊維としては、様々なものがある。例えば、
マニラ麻をはじめとして、亜麻,大麻,黄麻,楮,みつ
またあるいは雁皮からなる靱皮繊維、コットン,コット
ンリンター等の木綿、その他、藁、竹、エスパルト、バ
ガス等が挙げられる。これらの植物繊維は、勿論、パル
プ製造法において、通常実施されている各種のパルプ化
法、例えば、ケミカルパルプ化法,セミケミカルパルプ
化法,ケミグランドパルプ化法,メカニカルパルプ化法
などの手法によって、パルプ繊維として取り出されて用
いられる。これらの植物繊維は、それぞれ単独で用いて
もよく、また、二種以上を混合して用いてもよい。これ
らのなかでは、マニラ麻からの植物繊維が、皮脂の吸収
性、入手のし易さ、供給量等から好ましく用いられる。
そして、この植物繊維は、紙料の調製にあたって、他の
パルプ原料に対して、少なくとも50重量%以上、好ま
しくは70重量%以上配合するようにして用いられる。
【0005】次に、化粧用脂取り紙の紙料の調成にあた
り、前記(A)成分のパルプ原料には、植物繊維の外
に、製紙業界において一般的に用いられている木材パル
プ,ポリオレフィン合成パルプあるいは合成繊維から選
ばれた少なくとも一種を用いることができる。すなわ
ち、木材パルプとしては、針葉樹,広葉樹などから、ク
ラフト法,ソーダ法、亜硫酸法などのケミカルパルプ化
法、中性亜硫酸塩法,クラフト法,酸性亜硫酸塩法など
のセミケミカルパルプ化法、その他公知のパルプ化法に
よって、製造された木材パルプを用いることができる。
また、ポリオレフィン合成パルプとしては、多くの合成
樹脂メーカーによって開発された種々の方法によって製
造されたものを用いることができる。ここで、ポリオレ
フィンとしては、ポリエチレン,ポリプロピレン等の合
成パルプが適しており、市場への供給性,均質性あるい
は入手価格等からポリエチレン合成パルプが最も適して
いる。例えば、現在、一般に市販されていて、容易に入
手することができる典型的なものとしては、ポリエチレ
ン合成パルプ“SWP”〔三井石油化学(株)製〕が挙
げられる。そして、合成繊維としては、化学繊維紙の製
造に一般的に供されているものを用いることができる。
すなわち、合成繊維の原料樹脂を湿式,乾式,溶融など
のいずれかの方法で紡糸されたものを、適宜長さの短繊
維に切断したものである。具体的には、例えば、ポリエ
チレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,ポリ塩化ビニ
ル,ポリビニルアルコール,アクリル,ポリエステル,
ナイロン,レーヨン等の繊維、あるいはコアーがポリエ
チレンで、シースがポリプロピレンの芯鞘構造を有する
複合繊維、エチレン・酢酸ビニル共重ごう繊維などが挙
げられる。これらの合成繊維は、水中での分散性をよく
するために、予め疎水性の繊維表面を親水加工したも
の、あるいは植物繊維のように枝状化(フィブリル化)
加工したものが用いられる。これらのなかで、例えば、
ポリプロピレン繊維は、プロピレンをチーグラー型触媒
で重合して得られるアイソタクチックポリマーから、溶
融紡糸された繊維を所望長さに切断したものである。こ
のようにして得られるポリプロピレン繊維は、比重が0.
9〜0.92、融点164〜170℃であって、その軟化
点は約150℃である。これらの繊維長は、通常0.5〜
30mmで、一般的には3〜6mm程度のものが最も多
く用いられる。ここで、ポリオレフィン合成パルプ及び
合成繊維は、化粧用脂取り紙に真の吸油性や柔軟性を付
与するのに効果を発揮する。
【0006】前記のポリオレフィン合成パルプは、熱処
理によって、溶融し、ポリオレフィン合成パルプ相互
に、あるいはポリオレフィン合成パルプと合成繊維を相
互に熱融着、固定化し、又はポリオレフィン合成パルプ
を合成繊維に熱融着、固定化して紙状シートを得ること
ができるのである。勿論、熱処理をせず、通常のパルプ
と同様に用いることができる。熱処理する場合、ポリオ
レフィン合成パルプの熱処理温度は、150℃以下であ
ることが好ましい。また、前記の合成繊維は、親油性が
大きく、またヒートボンディング性を有しており、した
がって、種類と配合率をコントロールしてこれらを用い
ることによって、柔軟性にして、親油性のある化粧用脂
取り紙を得ることができる。これらの木材パルプ,ポリ
オレフィン合成パルプあるいは合成繊維は、それぞれ単
独で用いてもよく、また、二種以上を混合して用いても
よい。そして、その使用量は、植物繊維に対して、50
重量%以下、好ましくは5〜50重量%、特に好ましく
は5〜30重量%以下配合するように用いられる。
【0007】次に、本発明の化粧用脂取り紙に供される
(B)成分の無機質填料としては、化粧用脂取り紙の吸
脂性を高めるのに効果的な吸油性に優れたものを用いる
ことができる。例えば、天然填料として、安価で、耐薬
品性や平滑性を付与するのに効果的なクレー,タルク,
カオリン等を用いることができる。また、人工填料とし
ては、高白色度,不透明性を付与するのに効果的な炭酸
カルシウム,酸化チタン,ホワイトカーボン等を用いる
ことができる。これらの無機質填料は、繊維と繊維との
間隙に詰まって紙に不透明性を付与し、また、紙の密度
を高くし、紙面を平滑にする。その結果、皮脂の吸収性
が向上し、紙質を柔軟にもする効果を有する。これらの
無機質填料の形状については、特に制限はなく、粒状,
張り状,紡錘状,板状,無定形など色々ある。また、粒
径については、光沢度や紙の柔軟性、紙面の平滑性など
に関係してくるので、通常、3μm以下のものが好まし
く用いられる。そして、着色する必要がある場合には、
例えば、ベンガラ,群青,各種酸化鉄などを適宜その適
量を使用しても差し支えなく、粒径はより微細なものが
好適である。化粧用脂取り紙の紙料調製にあたり、
(B)成分の無機質填料は、(A)成分の植物繊維を主
成分とし、木材パルプ,ポリオレフィン合成パルプある
いは合成繊維から選ばれた少なくとも一種を50重量%
以下含むパルプ原料100重量部に対して、5〜50重
量部の範囲で配合される。この配合量が5重量部未満で
は、皮脂吸収性の向上効果がそれ程認められない。ま
た、50重量部を超えると、化粧用脂取り紙の坪量が1
5g/m2 前後と比較的薄く、抄紙不能となり好ましく
ない。
【0008】本発明の化粧用脂取り紙は、前記(A)成
分の植物繊維を主成分とし、木材パルプ,ポリオレフィ
ン合成パルプあるいは合成繊維から選ばれた少なくとも
一種からなるパルプ原料に、(B)成分の無機質填料を
配合してなる紙料を調製し、通常の木材パルプを用いて
抄紙するのと同様に抄紙することによって得ることがで
きる。すなわち、化粧用脂取り紙を抄紙するにあたって
は、まず、(A)成分の植物繊維単独のパルプ原料、も
しくは植物繊維に、木材パルプ,ポリオレフィン合成パ
ルプあるいは合成繊維から選ばれた少なくとも一種を5
0重量%以下、好ましくは5〜50重量%、特に好まし
くは5〜30重量%含むパルプ原料を水に分散する。こ
こで、このパルプ原料を、水に分散するにあたっては、
植物繊維と共に、ポリオレフィン合成パルプや合成繊維
を用いる場合には、水のぬれの問題があるので、適宜ぬ
れ調節剤を用いて分散すると効果的である。ここで、ぬ
れ調節剤としては、例えば、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル,ジオクチルスルホコハク酸ナトリウ
ムなどが挙げられる。
【0009】次いで、水に分散されたパルプ原料は、ビ
ーターあるいはリファイナー等を用い目的とする抄紙に
適した状態に、水で膨潤(ハイドレーション)させ、枝
状化(フィブリル化)及び切断(ショートニング)する
ようにして、柔軟性のある緻密な紙を得ることができる
ように叩解処理される。続いて、叩解処理されたパルプ
原料には、(B)成分の無機質填料を、(A)成分のパ
ルプ原料100重量部に対して、5〜50重量部、好ま
しくは10〜30重量部の範囲で配合し、化粧用脂取り
紙用の紙料を調製する。なお、紙料調成にあたっては、
本発明の目的を阻害しない範囲で必要に応じて、各種添
加成分を配合することができる。例えば、強度を向上さ
せるために、紙力増強剤として、例えば、アクリルエマ
ルジョン,エチレン−酢酸ビニル共重合体エマルジョ
ン,スチレン−ブタジエンラテックスなどを用いたり、
あるいは耐光性を向上させるために紫外線吸収剤を添加
したり、さらには着色剤、その他の助剤を用いて紙料を
調成することができる。
【0010】前記のようにして調成された紙料は、通常
の抄紙方法によって抄紙し、乾燥することによって、本
発明の化粧用脂取り紙を製造することができ。化粧用脂
取り紙は、通常、坪量10〜30g/m2 で抄紙され、
緊度が、0.7以上、好ましくは0.8以上で、皮脂の吸収
性に優れたものを得ることができる。ここで、緊度を高
める方法としては種々の方法がある。例えば、抄紙時
に、マシンキャレンダーを用いる方法、あるいは後処理
として、スーパーキャレンダーを用いて行う方法などが
ある。勿論、これらの方法に限定されるものではない。
そして、抄紙は、通常、ヤンキー式抄紙機、長網式抄紙
機などで抄紙される。なお、化粧用脂取り紙は、(A)
成分の一部として、ポリオレフィン合成パルプあるいは
合成繊維を用いた場合、柔軟性にして、より親油性のあ
るものを得ることができ、熱処理することによって、薄
くても強度のすぐれたものとなる。この熱処理は、通
常、処理温度110〜150℃に設定された熱加工機で
熱処理され、熱加工機としては、加熱ロールと加圧ロー
ルを備えたものであれば、如何なる形態のものでも適用
することができる。そして、この熱処理は、乾燥と同時
であっても、あるいは、上記のように一旦抄紙、乾燥し
てから、巻取り紙を熱処理するなどいずれであってもよ
い。
【0011】
【実施例】更に、実施例及び比較例により本発明を、詳
細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限
定されるものではない。 実施例1 紙料配合 マニラ麻 100重量部 タルク 30重量部 紙力増強剤 0.5重量部 上記紙料配合からなる紙料を混合分散、叩解、調成し、
マシンキャレンダーを有するヤンキー式抄紙機で抄紙
し、本発明の化粧用脂取り紙を得た。
【0012】実施例2 紙料配合 マニラ麻 70重量部 LBKP 30重量部 タルク 30重量部 紙力増強剤 0.5重量部 上記紙料配合からなる紙料を混合分散、叩解、調成し、
ヤンキー式抄紙機で抄紙し、後処理として、スーパーキ
ャレンダー処理を行い、本発明の化粧用脂取り紙を得
た。
【0013】実施例3 紙料配合 マニラ麻 70重量部 NBKP 20重量部 ポリエチレン合成パルプ 10重量部 〔三井石油化学(株)製,SWP〕 クレー 30重量部 紙力増強剤 0.5重量部 分散剤 VS−87E〔明成化学(株)製〕 1重量部 離型剤 ペルトールN856 1重量部 〔近代化学(株)製〕 上記紙料配合からなる紙料を混合分散、叩解、調成し、
ヤンキー式抄紙機で抄紙し、後処理として、スーパーキ
ャレンダー処理を行い、本発明の化粧用脂取り紙を得
た。
【0014】実施例4 実施例3と同様にして、ベース紙を抄紙した。得られた
ベース紙を130℃の温度に設定された熱加工機で熱処
理し、本発明の化粧用脂取り紙を得た。
【0015】比較例1 紙料配合 NBKP 100重量部 紙力増強剤 0.5重量部 上記紙料配合からなる紙料を混合分散、叩解、調成し、
マシンキャレンダーを有しないヤンキー式抄紙機で抄紙
し、比較用の化粧用脂取り紙を得た。
【0016】比較例2 紙料配合 マニラ麻 70重量部 LBKP 30重量部 紙力増強剤 0.5重量部 上記紙料配合からなる紙料を混合分散、叩解、調成し、
マシンキャレンダーを有しないヤンキー式抄紙機で抄紙
し、比較用の化粧用脂取り紙を得た。
【0017】実施例1〜4及び比較例1〜2で得られた
化粧用脂取り紙について、その品質評価として、皮脂の
吸収性を測定した。その測定結果を第1表に示す。ま
た、皮脂の吸収性については、これをグラフ化し図1に
示した。なお、皮脂の吸収性の測定は、次に従った。 皮脂の吸収性 印刷適性試験機「RIテスター」(明製作所製)を用
い、次のようにして測定した。 1)測定サンプルの調製 テストピース:台紙に化粧用脂取り紙を貼付 油液 :ヒマシ油80%+ベンジルアルコール20
% 油液使用料:0.5ミリリットル 転写回転速度:30rpm ロールニップ圧:429g/m2 測定温度:室温(20℃) RIテスターの対になった印刷ロールに油液を供給し、
ロールを回転して練り、印刷ロール上に均一な油膜を形
成する。この油膜をテストピースの化粧用脂取り紙に印
刷(転写)し、測定サンプルを調製する。 2)色差の測定 測色計:分光白色光度計ERP−80WX〔東京電色
(株)製〕 裏当てを白色板にし、テストピース及び測定サンプ
ルについて、それぞれ5枚重ねて色彩値を測定し、両者
の色差ΔE1 を求める。 裏当てを黒板にし、と同様にして色彩値を測定
し、両者の色差ΔE2 を求める。 皮脂の吸収性ΔE=ΔE1 +ΔE2 (評価は、数値が大きいほどよい。)
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】本発明によると、(A)植物繊維単独、
もしくは植物繊維と、木材パルプ,ポリオレフィン合成
パルプアルいは合繊繊維から選ばれた少なくとも一種を
50重量%以下からなるパルプ原料に、(B)無機質填
料を配合してなる紙料を調製し、抄紙することによっ
て、皮脂の吸収性に優れる化粧用脂取り紙を得ることが
できる。したがって、本発明の化粧用脂取り紙は、上記
特性から、充分に使用に耐えうるもので、化粧品材とし
て、その利用が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例及び比較例について、皮脂の吸収性を
グラフ化したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 琢磨 静岡県藤枝市駿河台2丁目14番25号 (72)発明者 榛葉 貞機 静岡県掛川市伊達方70

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)植物繊維を主成分とするパルプ原
    料100重量部に、(B)無機質填料5〜50重量部を
    配合してなる紙料を調成し、抄紙して得られる紙の緊度
    が0.7以上であることを特徴とする化粧用脂取り紙。
  2. 【請求項2】 パルプ原料が、木材パルプ,ポリオレフ
    ィン合成パルプあるいは合成繊維から選ばれた少なくと
    も一種を50重量%以下含むことを特徴とする請求項1
    記載の化粧用脂取り紙。
  3. 【請求項3】 植物繊維が、マニラ麻、亜麻,大麻,黄
    麻,楮,みつまたあるいは雁皮からなる靱皮繊維である
    ことを特徴とする請求項1記載の化粧用脂取り紙。
  4. 【請求項4】 無機質填料が、クレー,タルク,カオリ
    ン,炭酸カルシウム,酸化チタンあるいはホワイトカー
    ボンであることを特徴とする請求項1記載の化粧用脂取
    り紙。
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