JPH06320772A - サーマルヘッド及びその製造方法 - Google Patents

サーマルヘッド及びその製造方法

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JPH06320772A
JPH06320772A JP11165593A JP11165593A JPH06320772A JP H06320772 A JPH06320772 A JP H06320772A JP 11165593 A JP11165593 A JP 11165593A JP 11165593 A JP11165593 A JP 11165593A JP H06320772 A JPH06320772 A JP H06320772A
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JP
Japan
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layer
thermal head
heat
porous body
fine pores
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JP11165593A
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English (en)
Inventor
Koji Mabuchi
宏司 馬▲淵▼
Etsuji Shimizu
悦司 清水
Seiji Hibino
清司 日比野
Satoshi Kuwabara
聡史 桑原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多孔質体層の表面に存在する微細孔内に発熱
抵抗体や電極或いはコーティングガラスが入り込むとい
った不具合を解消することができるサーマルヘッドの製
造方法を提供することを目的とする。 【構成】 支持体基板1上に微細孔7aを有する保温層
(多孔質体層)7を形成した後、上記保温層7の微細孔
7aの内壁に当該保温層7上に形成される封孔層8の材
料(コーティングガラス)をはじく性質を有する物質
(例えば、PTFE)をコーティングし、焼き付けして
コーティング膜9を形成し、その後に上記のコーティン
グガラスを塗布して封孔層8を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、プ
リンター装置、或いは複写機などの記録部に使用される
サーマルヘッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のサーマルヘッドを示す縦
断面図である。図中201は熱伝導率が比較的大きいア
ルミナにて形成された支持体基板であり、この支持体基
板201上には、熱伝導率が比較的小さいガラスからな
る保温層202が形成されている。
【0003】上記の保温層202上には、Ru2 O等か
らなる発熱抵抗体203、及びこの発熱抵抗体203に
接続する一対のAu等からなる電極(共通電極と個別電
極)204a,204bがフォトエッチング或いはスク
リーン印刷等により形成されている。発熱抵抗体203
上には、上記発熱抵抗体203の酸化防止のため及び感
熱紙やインクシートとの接触による磨耗を防止するため
の保護層205が被覆形成されている。
【0004】図5は、上記サーマルヘッドの平面図であ
り、この図に示すように、上記の発熱抵抗体203はラ
イン状に形成されており、このライン状に形成された発
熱抵抗体203に沿って上記一対の電極204a,20
4bが交互に配置される。そして、上記の個別電極20
4bに接続された図示しないドライバICにより個別電
極204bについてのON操作がなされると、そのON
操作された部分の個別電極204bと共通電極204a
とが通電し、その通電した部分の発熱抵抗体203が発
熱するようになっている。
【0005】即ち、上記のサーマルヘッドにて感熱紙や
インクシートを用いて記録を行うときには、発熱抵抗体
203が位置する表面に感熱紙やインクシートを例えば
プラテンローラー等で圧接させた状態で上記電極204
a,204bを介して発熱抵抗体203の発熱させたい
部分に通電する。これにより、通電された部分の発熱抵
抗体203が発熱し、その熱を受けて感熱紙が発色した
り、或いはインクシートのインクが記録紙に付着して記
録が行われる。
【0006】なお、他の従来例として、図6に示すよう
に、印字効率を良くするために、保温層202を凸状に
形成したものもある。
【0007】ところで、このようなサーマルヘッドを用
いた熱記録装置においては、印字の高速化、低消費電力
化が要望されており、これらの要望に応えるには、サー
マルヘッドの発熱効率と熱応答性の両方を改善する必要
がある。
【0008】上記の発熱効率を向上させるには、発熱抵
抗体203の発する熱が感熱紙やインクシート側に効率
良く伝導させると共に、その反対側へは熱があまり伝導
しないようにすることが必要である。
【0009】一方、熱応答性を向上するには、熱効率を
上げて昇温速度を高めると共に、発熱抵抗体付近の蓄熱
量を小さくして、冷却時間を短くする必要があり、その
ためには保温層の熱容量を小さくする必要がある。
【0010】ここで、上記の保温層を厚くすると熱逃げ
は少なくなる反面、蓄熱量は大きくなってしまう。従っ
て、保温層には、熱伝導率が小さく、熱容量も小さい材
質を用いるのが望ましい。このため、例えば、特公平3
−18834号公報や特公平4−60025号公報に開
示されているように、保温層として、熱伝導率が小さく
耐熱性のあるポリイミドといった樹脂の薄層を用いる方
法や、内部に空気を含有させることで見かけ上の熱伝導
率と熱容量を大幅に小さくできる多孔質ガラスを用いる
方法が提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ポリイミド樹脂では耐熱性が十分でなく、また、多孔質
ガラスにおいては、その表面に微細孔が開口しているた
め、直接にその上に発熱抵抗体や電極を形成すると、上
記微細孔内に発熱抵抗体や電極を形成する材料が入り込
み、多孔質ガラスにおける低熱伝導性や低蓄熱量の特性
が得られなくなり、サーマルヘッドの性能向上が図れな
いという問題があった。
【0012】また、図7に示すように、多孔質ガラス
(保温層)202表面の微細孔を封止するために、コー
ティングガラス207を塗布することも考えられるが、
これではコーティングガラス自体が微細孔内に入り込
み、上記と同様、多孔質ガラスにおける低熱伝導性や低
蓄熱量の特性が得られなくなり、サーマルヘッドの性能
向上が図れない。
【0013】本発明は、上記の事情に鑑み、多孔質体層
の表面に存在する微細孔内に発熱抵抗体や電極或いはコ
ーティングガラスが入り込むといった不具合を解消する
ことができるサーマルヘッドの製造方法を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
は、上記の課題を解決するために、支持体基板上に保温
層として機能する微細孔を有する多孔質体層が形成され
てなるサーマルヘッドにおいて、上記多孔質体層の微細
孔の内壁に当該多孔質体層上に形成される層の材料をは
じく性質を有するコーティング膜が形成されていること
を特徴としている。
【0015】また、本発明のサーマルヘッドの製造方法
は、支持体基板上に保温層として機能する微細孔を有す
る多孔質体層を形成した後、上記多孔質体層の微細孔の
内壁に当該多孔質体層上に形成される層の材料をはじく
性質を有する物質をコーティングすることを特徴として
いる。
【0016】また、本発明のサーマルヘッドの製造方法
は、支持体基板上に保温層として機能する微細孔を有す
る多孔質体層を形成した後、上記多孔質体層の微細孔の
内径よりも粒径が大きな粒子からなる抵抗体ペーストを
塗布して発熱抵抗体を形成することを特徴としている。
【0017】
【作用】上記のサーマルヘッドは、多孔質体層の微細孔
の内壁に当該多孔質体層上に形成される層の材料をはじ
く性質を有するコーティング膜を有しているので、微細
孔内への上記層の材料の入り込みがなく、多孔質体層に
おける低熱伝導率および低熱容量を保持したものとなっ
ている。
【0018】また、上記第1の方法によれば、多孔質体
層の微細孔の内壁に当該多孔質体層上に形成される層
(電極やガラス等)の材料をはじく物質をコーティング
するので、上記多孔質体層上に電極やガラス等の層を形
成するときにその材料が微細孔内に入り込むのが抑止さ
れる。従って、上記微細孔の孔内空間は最大限に確保さ
れることになり、多孔質体層における低熱伝導率および
低熱容量を保持したサーマルヘッドを得ることができ
る。
【0019】また、上記の第2の方法によれば、上記多
孔質体層の微細孔の内径よりも粒径が大きな粒子からな
る抵抗体ペーストを塗布して発熱抵抗体を形成するの
で、発熱抵抗体のペースト構成粒子が微細孔内に入り込
むのが抑止される。従って、上記微細孔の孔内空間は最
大限に確保されることになり、多孔質体層における低熱
伝導率および低熱容量を保持したサーマルヘッドを得る
ことができる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明をその実施例を示す図に基づ
いて説明する。
【0021】図1は、本発明の製造方法により製造され
たサーマルヘッドを示す縦断面図である。図中1は支持
体基板であり、この支持体基板1は、比較的熱伝導率が
大きいアルミナ等のセラミックス若しくはステンレス等
の金属から成っている。支持体基板1上には、無数の微
細孔7aを有する多孔質ガラスから成る保温層7が形成
されており、上記微細孔7a内には、例えば、PTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂のワニス等からな
るコーティング膜9が形成されている。
【0022】上記の保温層7上には、コーティングガラ
ス材料からなる緻密な封孔層8が形成されており、この
封孔層8により微細孔7aが封止されている。そして、
上記封孔層8上には、発熱抵抗体3及びこの発熱抵抗体
3に各々接続する一対の電極4a,4bが形成されてい
る。そして、これら発熱抵抗体3および電極4a,4b
上には、上記発熱抵抗体3の酸化防止のため、及び感熱
紙やインクシートとの接触による磨耗を防止するための
保護層6が被覆形成されている。
【0023】上記の発熱抵抗体3は紙面垂直方向にライ
ン状に形成されており、上記一対の電極4a,4bは紙
面垂直方向に所定の間隔をおいて複数個配置され、これ
により発熱抵抗体ラインが形成されている。
【0024】次に、上記サーマルヘッドの製造方法を説
明する。
【0025】まず、上記の支持体基板1上に塗布溶液
(湿潤ゲル)を塗布する。この塗布溶液は、金属アルコ
キシドとしてシリコンのメトキシド〔Si(OCH3
4 〕をメタノールで希釈し、水を加えて撹拌して加水分
解を促すことにより製造することができる。即ち、この
加水分解により生成されたSi(OH)x (OCH3
4-x 同士が脱水縮合反応を繰り返し、鎖状や3次元的な
シロキサン結合(Si−O−Si)を発達させ、高分子
溶液となる。
【0026】次に、上記の塗布溶液を乾燥させ、更に脱
水縮合反応を進めることにより、微細で比較的均一に分
布する多数の微細孔が形成された乾燥多孔質ゲル層が形
成される。そして、これを所定の温度で焼成することに
より保温層7を得る。
【0027】次に、保温層7の表面に、後述のコーティ
ングガラス溶液をはじく性質を有する例えばPTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂のワニスを塗布
し、余分なワニスを圧縮空気などで吹き飛ばした後、焼
き付けし、微細孔7aの内壁にコーティング膜9を形成
する。
【0028】次に、保温層7上にコーティングガラス溶
液(例えば、品川白煉瓦(株)製:商品名クリアコー
ト)を塗布し、焼成して封孔層8を形成する。
【0029】その後、封孔層8上に発熱抵抗体3、電極
4a,4b、酸化防止層5、及び耐磨耗層6をスパッタ
リングや蒸着により形成する。
【0030】上記の製造方法によれば、保温層(多孔質
体層)7の微細孔7aの内壁に当該保温層7上に形成さ
れる封孔層8の材料をはじく物質がコーティングされて
いるので、上記保温層7上に封孔層8となるコーティン
グガラスを形成するときにこれが微細孔7a内に入り込
むのが抑止される。従って、上記微細孔7aの孔内空間
は最大限に確保されることになり、保温層7における低
熱伝導率および低熱容量を保持したサーマルヘッドを得
ることができる。
【0031】(実施例2)以下、本発明の他の実施例を
説明する。
【0032】本実施例のサーマルヘッドは、図2に示す
ように、保温層7として凸状のものを有し、このような
凸状の保温層7における微細孔7a内にコーティング膜
9が形成されているものである。
【0033】上記凸状の保温層7を有するサーマルヘッ
ドを製造する場合も、実施例1と同様に、上記の保温層
7の微細孔7aの内壁にコーティング膜9を形成した後
に封孔層8を形成すればよく、これにより、上記封孔層
8の材料が微細孔7a内に入り込むのが抑止される。
【0034】(実施例3)以下、本発明の他の実施例を
説明する。なお、説明の便宜上、実施例1と同様の構成
を有する部材には同一の符号を付記してある。
【0035】図3は、本発明の製造方法により製造され
たサーマルヘッドを示す縦断面図である。保温層7であ
る多孔質体層には、孔径が0.01〜0.1μmの範囲
にある微細孔7aが形成されている。また、上記微細孔
7a内には、PTFE樹脂のワニス等のコーティング膜
9が形成されている。
【0036】上記の保温層7上には、上記微細孔7aの
内径よりも大きな径(最小径約0.1μm)の構成粒子
からなる発熱抵抗体3及びこの発熱抵抗体3に接続する
一対の電極4a,4bが形成されている。そして、これ
ら発熱抵抗体3および電極4a,4b上には、上記発熱
抵抗体3の酸化防止および、感熱紙やインクシートとの
接触による磨耗を防止するための保護層6が被覆形成さ
れている。
【0037】次に、上記サーマルヘッドの製造方法を説
明する。
【0038】まず、実施例1と同様に上記の支持体基板
1上に塗布溶液(湿潤ゲル)を塗布する。
【0039】次に、上記の塗布溶液を乾燥させ、更に脱
水縮合反応を進めることにより、微細で比較的均一に分
布する多数の微細孔が形成された乾燥多孔質ゲル層を形
成し、これを所定の温度で焼成して保温層7を得る。こ
のようにして得られた微細孔7aの孔径は、0.01〜
0.1μmの範囲となる。
【0040】次に、保温層7の表面に、実施例1と同
様、PTFE樹脂のワニスを塗布し、余分なワニスを圧
縮空気などで吹き飛ばした後、焼き付けし、微細孔7a
内壁にコーティング膜9を形成する。
【0041】次に、エッチング或いはスクリーン印刷等
の手法により電極4a,4bを形成する。なお、この形
成を上記エッチングにより形成する場合には、前記微細
孔7aは互いに独立した形状であることが望ましく、一
方、電極4a,4bをスクリーン印刷で形成する場合に
は、微細孔7aが互いに交差して通じ合うような形状に
形成されていてもよいものである。
【0042】その後、上記微細孔7aの内径よりも大き
な径の粒子(最小径約0.1μm)からなる導電ペース
トなどにより発熱抵抗体3を形成すると共に、保護層6
をスパッタリングや蒸着により形成する。
【0043】上記の製造方法によれば、上記保護層7の
微細孔7aの内径よりも粒径が大きな粒子からなる抵抗
体ペーストを塗布して発熱抵抗体3を形成するので、発
熱抵抗体3のペースト構成粒子が微細孔内に入り込むの
が抑止される。従って、上記微細孔7aの孔内空間は最
大限に確保されることになり、保温層7における低熱伝
導率および低熱容量を保持したサーマルヘッドを得るこ
とができる。更に、本実施例では、実施例1と同様に微
細孔7a内にコーティング膜9を形成してあるので、上
記の電極4a,4bをなす電極ペースト材料が微細孔7
a内に入り込むのも防止される。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、多孔質
体層からなる保温層の微細孔内に発熱抵抗体や電極或い
は封孔層等を形成する材料が入り込まないので、上記微
細孔の孔内空間は最大限に確保されることになり、保温
層における低熱伝導率および低熱容量を保持したサーマ
ルヘッドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーマルヘッドの製造方法により製造
されたサーマルヘッドを示す縦断面図である。
【図2】本発明のサーマルヘッドの製造方法により製造
された凸状の保温層を有するサーマルヘッドを示す縦断
面図である。
【図3】本発明のサーマルヘッドの他の製造方法により
製造されたサーマルヘッドを示す縦断面図である。
【図4】従来のサーマルヘッドを示す縦断面図である。
【図5】図4のサーマルヘッドの平面図である。
【図6】凸状の保温層を有する従来のサーマルヘッドの
縦断面図である。
【図7】微細孔内にコーティングガラスが入り込んだ状
態の従来のサーマルヘッドを示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 支持体基板 3 発熱抵抗体 7 保温層(多孔質体層) 7a 微細孔 9 コーティング膜
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の厚膜型サーマルヘッドを
示す縦断面図である。図中201は熱伝導率が比較的大
きいアルミナにて形成された支持体基板であり、この支
持体基板201上には、熱伝導率が比較的小さいガラス
からなる保温層202が形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】上記の保温層202上には、RuO2等か
らなる発熱抵抗体203、及びこの発熱抵抗体203に
接続する一対のAu等からなる電極(共通電極と個別電
極)204a,204bがフォトエッチング或いはスク
リーン印刷等により形成されている。発熱抵抗体203
上には、上記発熱抵抗体203の酸化防止のため及び感
熱紙やインクシートとの接触による磨耗を防止するため
の保護層205が被覆形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】なお、他の従来例として、図6に示すよう
に、印字効率を良くするために、保温層202を凸状に
形成した薄膜型サーマルヘッドもある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ポリイミド樹脂では耐熱性が十分でなく、また、多孔質
ガラスにおいては、その表面に微細孔が開口しているた
め、直接にその上に発熱抵抗体や電極を形成すると、上
記微細孔内に発熱抵抗体や電極を形成する材料が入り込
み、多孔質ガラスにおける低熱伝導性や低熱容量の特性
が得られなくなり、サーマルヘッドの性能向上が図れな
いという問題があった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、図7に示すように、多孔質ガラス
(保温層)202表面の微細孔を封止するために、コー
ティングガラス207を塗布することも考えられるが、
これではコーティングガラス自体が微細孔内に入り込
み、上記と同様、多孔質ガラスにおける低熱伝導性や低
熱容量の特性が得られなくなり、サーマルヘッドの性能
向上が図れない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】上記の発熱抵抗体3と上記一対の電極4
a,4bは紙面垂直方向に所定の間隔をおいて複数個配
置され、これにより発熱抵抗体ラインが形成されてい
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】その後、上記微細孔7aの内径よりも大き
な径の粒子(最小径約0.1μm)からなる抵抗体ペー
ストをスクリーン印刷等によってライン状に形成した
後、焼成することで発熱抵抗体3を形成する。最後に保
護層6をスクリーン印刷及び焼成により形成する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 聡史 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体基板上に保温層として機能する微
    細孔を有する多孔質体層が形成されてなるサーマルヘッ
    ドにおいて、上記多孔質体層の微細孔の内壁に当該多孔
    質体層上に形成される層の材料をはじく性質を有するコ
    ーティング膜が形成されていることを特徴とするサーマ
    ルヘッド。
  2. 【請求項2】 支持体基板上に保温層として機能する微
    細孔を有する多孔質体層を形成した後、上記多孔質体層
    の微細孔の内壁に当該多孔質体層上に形成される層の材
    料をはじく性質を有する物質をコーティングすることを
    特徴とするサーマルヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 支持体基板上に保温層として機能する微
    細孔を有する多孔質体層を形成した後、上記多孔質体層
    の微細孔の内径よりも粒径が大きな粒子からなる抵抗体
    ペーストを塗布して発熱抵抗体を形成することを特徴と
    するサーマルヘッドの製造方法。
JP11165593A 1993-05-13 1993-05-13 サーマルヘッド及びその製造方法 Pending JPH06320772A (ja)

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