JPH06320Y2 - ロケツトのバンド結合・分離装置 - Google Patents
ロケツトのバンド結合・分離装置Info
- Publication number
- JPH06320Y2 JPH06320Y2 JP1986102542U JP10254286U JPH06320Y2 JP H06320 Y2 JPH06320 Y2 JP H06320Y2 JP 1986102542 U JP1986102542 U JP 1986102542U JP 10254286 U JP10254286 U JP 10254286U JP H06320 Y2 JPH06320 Y2 JP H06320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocket
- band
- maruman
- separation device
- coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ロケットにおいて、段間部を分離可能に緊
締しておくのに用いるロケットのバンド結合・分離装置
に関するものである。
締しておくのに用いるロケットのバンド結合・分離装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、上記したようなバンド結合・分離装置としては、
第4図〜第6図に示すようなものがあった。
第4図〜第6図に示すようなものがあった。
すなわち、図中の符号100はマルマンバンドであっ
て、このマルマンバンド100は、可撓性を有する帯状
体101の片面にV字溝102aを有する複数のクラン
プ102を設けたものであり、ロケットの上段部Aの尾
部と下段部Bの頭部に形成され且つ互いに当接する外向
きのフランジ103,104に前記V字溝102aを嵌
合する。このマルマンバンド100は、ロケットの約半
周におよぶ長さのものが二本用いられており、各端部を
分離可能に結合することによって前記両段部A,Bを緊
締している。
て、このマルマンバンド100は、可撓性を有する帯状
体101の片面にV字溝102aを有する複数のクラン
プ102を設けたものであり、ロケットの上段部Aの尾
部と下段部Bの頭部に形成され且つ互いに当接する外向
きのフランジ103,104に前記V字溝102aを嵌
合する。このマルマンバンド100は、ロケットの約半
周におよぶ長さのものが二本用いられており、各端部を
分離可能に結合することによって前記両段部A,Bを緊
締している。
上記マルマンバンド100の結合・分離装置は、結合す
る端部同士のうちの一方に、ロケットの頭部方向(第4
図の上方向)に延出して圧縮室105aを形成するホル
ダ部105を一体的に設けると共に、前記圧縮室105
a内に、プーラーピン106を備えたピストン107が
摺動可能に設けてあり、さらに圧縮室105aの両側
に、ピストン107を移動させるためのパワーカートリ
ッジ108,108が固定してあると共に、圧縮室10
5aの端部には、ピストン107を受け止めるためのス
トッパ109が固定してある。そして、前記プーラーピ
ン106をアイボルト110の孔部110aに挿通する
と共に、このアイボルト110のおねじ部110bを他
方のマルマンバンド100の端部に貫通させてナット1
11を螺着することにより、マルマンバンド100の端
部同士を結合している。なお、ロケットの上段部Aに
は、上記マルマンバンド100の外周を包囲するように
延出したカバー112が設けてあり、主に、パワーカー
トリッジ108やこのパワーカートリッジ108への配
線類を空力加熱から保護するようにしてある。
る端部同士のうちの一方に、ロケットの頭部方向(第4
図の上方向)に延出して圧縮室105aを形成するホル
ダ部105を一体的に設けると共に、前記圧縮室105
a内に、プーラーピン106を備えたピストン107が
摺動可能に設けてあり、さらに圧縮室105aの両側
に、ピストン107を移動させるためのパワーカートリ
ッジ108,108が固定してあると共に、圧縮室10
5aの端部には、ピストン107を受け止めるためのス
トッパ109が固定してある。そして、前記プーラーピ
ン106をアイボルト110の孔部110aに挿通する
と共に、このアイボルト110のおねじ部110bを他
方のマルマンバンド100の端部に貫通させてナット1
11を螺着することにより、マルマンバンド100の端
部同士を結合している。なお、ロケットの上段部Aに
は、上記マルマンバンド100の外周を包囲するように
延出したカバー112が設けてあり、主に、パワーカー
トリッジ108やこのパワーカートリッジ108への配
線類を空力加熱から保護するようにしてある。
上記の結合・分離装置は、パワーカートリッジ108に
点火すると、その火薬ガスでピストン107を押動する
と同時にプーラーピン106をアイボルト110の孔部
110aから抜き出すことによって結合を解除し、マル
マンバンド100の端部同士を分離する。また、マルマ
ンバンド100による緊締が解かれたロケットの上段部
Aと下段部Bは、予め双方の間に装着しておいた分離ば
ねの反発力で分離する。
点火すると、その火薬ガスでピストン107を押動する
と同時にプーラーピン106をアイボルト110の孔部
110aから抜き出すことによって結合を解除し、マル
マンバンド100の端部同士を分離する。また、マルマ
ンバンド100による緊締が解かれたロケットの上段部
Aと下段部Bは、予め双方の間に装着しておいた分離ば
ねの反発力で分離する。
なお、このような結合・分離装置としては、例えば昭和
58年4月に丸善が発行した「増補版 航空宇宙工学便
覧」の第461頁に、セパレーションナットを用いたも
のが記載されている。
58年4月に丸善が発行した「増補版 航空宇宙工学便
覧」の第461頁に、セパレーションナットを用いたも
のが記載されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記したような従来のバンド結合・分離装置
にあっては、結合・分離のための機構がマルマンバンド
100とともにロケットの外部に突出状態となっていた
ため、パワーカートリッジ108やこれに接続する配線
類を空力加熱から保護するためにカバー112を設けね
ばならず、ロケットの空力性向上を図るうえで障害にな
っているという問題点があった。
にあっては、結合・分離のための機構がマルマンバンド
100とともにロケットの外部に突出状態となっていた
ため、パワーカートリッジ108やこれに接続する配線
類を空力加熱から保護するためにカバー112を設けね
ばならず、ロケットの空力性向上を図るうえで障害にな
っているという問題点があった。
(考案の目的) この考案は、このような従来の問題点に着目して成され
たもので、少なくともバンド端部の結合部分をロケット
外周面よりも内側に設けることにより、空力加熱から保
護するためのカバー類を不要にすることができると共
に、空力性の向上を実現することができるロケットのバ
ンド結合・分離装置を提供することを目的としている。
たもので、少なくともバンド端部の結合部分をロケット
外周面よりも内側に設けることにより、空力加熱から保
護するためのカバー類を不要にすることができると共
に、空力性の向上を実現することができるロケットのバ
ンド結合・分離装置を提供することを目的としている。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案によるロケットのバンド結合・分離装置は、ロ
ケットの上段部と下段部との段間部結合部分に、その全
周にわたって外向きの凹部を設け、前記凹部内に、上記
段間部結合部分を緊締するマルマンバンドを収容すると
共に、マルマンバンドの端部同士を、凹部内に収容され
るフォークボルトと、同じく凹部内に収容され且つ前記
フォークボルトに係合するアイボルトと、両ボルトの係
合部分をロケット径方向に貫通するプーラーピンとで結
合し、ロケット内側に、前記プーラーピンをロケット中
心側へ引き抜く分離手段を設けた構成としており、上記
構成を問題点を解決するための手段としている。
ケットの上段部と下段部との段間部結合部分に、その全
周にわたって外向きの凹部を設け、前記凹部内に、上記
段間部結合部分を緊締するマルマンバンドを収容すると
共に、マルマンバンドの端部同士を、凹部内に収容され
るフォークボルトと、同じく凹部内に収容され且つ前記
フォークボルトに係合するアイボルトと、両ボルトの係
合部分をロケット径方向に貫通するプーラーピンとで結
合し、ロケット内側に、前記プーラーピンをロケット中
心側へ引き抜く分離手段を設けた構成としており、上記
構成を問題点を解決するための手段としている。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、この考案の一実施例を説明する図で
ある。
ある。
すなわち、図中の符号AはロケットRの上段部、符号B
はロケットRの下段部であって、上段部Aの尾部に固定
した連結用の第1リング1と、下段部の頭部に固定した
同じく連結用の第2リング2とで、上下段部A,Bの結
合部分に、その全周にわたって断面略台形状の外向きの
凹部3を形成している。前記両リング1,2は、第1リ
ング1の下端に形成した嵌合部1aをいんろう継手の要
領で第2リング2の上端内側に嵌合するようになってい
ると共に、互いに当接する外向きのフランジ1f,2f
を有しており、この際、前記両フランジ1f,2fが前
記凹部3の底部分に突出している状態となる。
はロケットRの下段部であって、上段部Aの尾部に固定
した連結用の第1リング1と、下段部の頭部に固定した
同じく連結用の第2リング2とで、上下段部A,Bの結
合部分に、その全周にわたって断面略台形状の外向きの
凹部3を形成している。前記両リング1,2は、第1リ
ング1の下端に形成した嵌合部1aをいんろう継手の要
領で第2リング2の上端内側に嵌合するようになってい
ると共に、互いに当接する外向きのフランジ1f,2f
を有しており、この際、前記両フランジ1f,2fが前
記凹部3の底部分に突出している状態となる。
また、符号4はマルマンバンドであって、このマルマン
バンド4は、可撓性を有する帯状体5の片面に、V字溝
6aを有する複数のクランプ6を取付けて成るものであ
り、当接状態にある両フランジ1f,2fに前記V字溝
6aを嵌合する。このとき、前記凹部3は、マルマンバ
ンド4の全体をロケットRの外周面よりも内側に収容す
る深さを有している。上記のマルマンバンド4は、多く
の場合、ロケットRの約全周におよぶ長さ寸法を有する
ものを一本用いるか、約半周におよぶ長さ寸法を有する
ものを二本用いており、結合する端部同士のうちの一方
の端部に、凹部3に収容されるフォークボルト7を設
け、他方の端部に、同じく凹部3に収容され且つフォー
クボルト7に係合するアイボルト8を設けている。
バンド4は、可撓性を有する帯状体5の片面に、V字溝
6aを有する複数のクランプ6を取付けて成るものであ
り、当接状態にある両フランジ1f,2fに前記V字溝
6aを嵌合する。このとき、前記凹部3は、マルマンバ
ンド4の全体をロケットRの外周面よりも内側に収容す
る深さを有している。上記のマルマンバンド4は、多く
の場合、ロケットRの約全周におよぶ長さ寸法を有する
ものを一本用いるか、約半周におよぶ長さ寸法を有する
ものを二本用いており、結合する端部同士のうちの一方
の端部に、凹部3に収容されるフォークボルト7を設
け、他方の端部に、同じく凹部3に収容され且つフォー
クボルト7に係合するアイボルト8を設けている。
前記フォークボルト7およびアイボルト8は、共にほぼ
同一の直径の孔部7a,8aを有すると共に、両孔部7
a,8aが連なる状態に係合し、自由に離反することが
できる。また、前記両ボルト7,8を取付けるにあたっ
ては、マルマンバンド4の各端部において、帯状体5を
折返した状態にして、その端部を固定すると共に、折返
しによって形成された輪の部分の内側にバレルナット
9,10を夫々装着し、各バレルナット9,10に夫々
のボルト7,8のおねじ部7b,8bをねじ込んでい
る。なお、この実施例では、とくに第2図に示すよう
に、マルマンバンド4の結合部分に対応する部位にフラ
ンジ部2f(1f)を切除して平面部Cを形成し、前記
両ボルト7,8がロケットRの円周に対する接線方向に
係脱するようにしてある。
同一の直径の孔部7a,8aを有すると共に、両孔部7
a,8aが連なる状態に係合し、自由に離反することが
できる。また、前記両ボルト7,8を取付けるにあたっ
ては、マルマンバンド4の各端部において、帯状体5を
折返した状態にして、その端部を固定すると共に、折返
しによって形成された輪の部分の内側にバレルナット
9,10を夫々装着し、各バレルナット9,10に夫々
のボルト7,8のおねじ部7b,8bをねじ込んでい
る。なお、この実施例では、とくに第2図に示すよう
に、マルマンバンド4の結合部分に対応する部位にフラ
ンジ部2f(1f)を切除して平面部Cを形成し、前記
両ボルト7,8がロケットRの円周に対する接線方向に
係脱するようにしてある。
そして、上記マルマンバンド4の結合部分に対応するロ
ケット内側に、前記両ボルト7,8の係合部分をロケッ
ト径方向に貫通するプーラーピン11と、このプーラー
ピン11をロケット中心側に引き抜く分離手段を構成す
る作動源12およびピストン16とを備えたホルダ13
が取付けてある。前記ホルダ13は、ボルト14を用い
て第1リング1の内側に固定する固定用フランジ13a
と、ロケットRの半径方向を軸方向とする断面円形状の
圧縮室13bと、前記作動源12の取付部13cとを一
体的に備えており、前記圧縮室13bのロケット外側寄
りの端部に、取付部13cの内部に挿通する連通孔13
dが形成してある。また、前記圧縮室13bのロケット
中心側の端部には、通気孔15aを有するキャップ状の
ストッパ15が螺着してある。
ケット内側に、前記両ボルト7,8の係合部分をロケッ
ト径方向に貫通するプーラーピン11と、このプーラー
ピン11をロケット中心側に引き抜く分離手段を構成す
る作動源12およびピストン16とを備えたホルダ13
が取付けてある。前記ホルダ13は、ボルト14を用い
て第1リング1の内側に固定する固定用フランジ13a
と、ロケットRの半径方向を軸方向とする断面円形状の
圧縮室13bと、前記作動源12の取付部13cとを一
体的に備えており、前記圧縮室13bのロケット外側寄
りの端部に、取付部13cの内部に挿通する連通孔13
dが形成してある。また、前記圧縮室13bのロケット
中心側の端部には、通気孔15aを有するキャップ状の
ストッパ15が螺着してある。
前記プーラーピン11は、前述のフォークボルト7およ
びアイボルト8の孔部7a,8aに対応した直径を有す
ると共に、この実施例では、基端部に、前記圧縮室13
bの内面に摺接する前述のピストン16が一体的に設け
てあり、ホルダ13およびロケットRの壁部を当該ロケ
ットRの半径方向に貫通して前記平面部Cから凹部3内
に突出し、なお且つピストン16とともに摺動可能であ
る。なお、ホルダ13には、第1リング1の内面および
プーラーピン11の外周部に圧接するOリング17,1
8が嵌着してあり、ピストン16にも圧縮室13bの内
面に圧接するOリング19が嵌着してある。前記作動源
12は、出力薬を装填したパワーカートリッジ12aと
点火用ケーブル12bを接続したコネクタ部12cとか
ら成るもので、ホルダ13の取付部13cにOリング2
0を介してねじ込み固定してあり、点火用ケーブル12
bは図外の点火装置に接続してある。
びアイボルト8の孔部7a,8aに対応した直径を有す
ると共に、この実施例では、基端部に、前記圧縮室13
bの内面に摺接する前述のピストン16が一体的に設け
てあり、ホルダ13およびロケットRの壁部を当該ロケ
ットRの半径方向に貫通して前記平面部Cから凹部3内
に突出し、なお且つピストン16とともに摺動可能であ
る。なお、ホルダ13には、第1リング1の内面および
プーラーピン11の外周部に圧接するOリング17,1
8が嵌着してあり、ピストン16にも圧縮室13bの内
面に圧接するOリング19が嵌着してある。前記作動源
12は、出力薬を装填したパワーカートリッジ12aと
点火用ケーブル12bを接続したコネクタ部12cとか
ら成るもので、ホルダ13の取付部13cにOリング2
0を介してねじ込み固定してあり、点火用ケーブル12
bは図外の点火装置に接続してある。
なお、下段部Bの内側には、上段部Aに分離力を付与す
るための分離力付与手段21が適数設けてある。この分
離力付与手段21は、例えば上段部A方向に突出する圧
縮コイルスプリングを内蔵し、図示の場合では、上段部
Aと下段部Bとを結合した際、第1リング1の内側にボ
ルト22で固定した隔壁23との間で前記スプリングを
ロケットRの機軸方向に圧縮し、その反発力を常に上段
部Aに加えている。
るための分離力付与手段21が適数設けてある。この分
離力付与手段21は、例えば上段部A方向に突出する圧
縮コイルスプリングを内蔵し、図示の場合では、上段部
Aと下段部Bとを結合した際、第1リング1の内側にボ
ルト22で固定した隔壁23との間で前記スプリングを
ロケットRの機軸方向に圧縮し、その反発力を常に上段
部Aに加えている。
そして、上記のバンド結合・分離装置は、凹部3内にお
いて、フォークボルト7とアイボルト8とを双方の孔部
7a,8aが同軸線上に連なる状態に係合すると共に、
両孔部7a,8aにロケットRの内側方向からプーラー
ピン11を挿通することによってマルマンバンド4の端
部同士を結合し、同時にこのマルマンバンド4によって
ロケットRの上段部Aと下段部Bとを緊締している。こ
のとき、ピストン16は、連通孔13dよりもロケット
Rの中心寄りに位置しており、場合によっては、ホルダ
13の側部から圧縮室13b内に突出するシャーピンを
設けて前記ピストン16を抑止しておくこともある。
いて、フォークボルト7とアイボルト8とを双方の孔部
7a,8aが同軸線上に連なる状態に係合すると共に、
両孔部7a,8aにロケットRの内側方向からプーラー
ピン11を挿通することによってマルマンバンド4の端
部同士を結合し、同時にこのマルマンバンド4によって
ロケットRの上段部Aと下段部Bとを緊締している。こ
のとき、ピストン16は、連通孔13dよりもロケット
Rの中心寄りに位置しており、場合によっては、ホルダ
13の側部から圧縮室13b内に突出するシャーピンを
設けて前記ピストン16を抑止しておくこともある。
また、上記のバンド結合・分離装置は、作動源12に点
火すると、出力薬の爆発で生じた高圧ガスが連通孔13
dを経て圧縮室13b内に流入すると共に、ピストン1
6をロケットRの中心方向へ押動し、これと同時にプー
ラーピン11をロケットRの内側へ後退させて両ボルト
7,8の孔部7a,8aから抜き出すことにより、マル
マンバンド4の端部同士を分離する。したがって、前記
マルマンバンド4による緊締が解除された上段部Aと下
段部Bは、分離力付与手段の作用によって分離する。
火すると、出力薬の爆発で生じた高圧ガスが連通孔13
dを経て圧縮室13b内に流入すると共に、ピストン1
6をロケットRの中心方向へ押動し、これと同時にプー
ラーピン11をロケットRの内側へ後退させて両ボルト
7,8の孔部7a,8aから抜き出すことにより、マル
マンバンド4の端部同士を分離する。したがって、前記
マルマンバンド4による緊締が解除された上段部Aと下
段部Bは、分離力付与手段の作用によって分離する。
つまり、上記実施例のバンド結合・分離装置は、マルマ
ンバンド4の全体がロケットRの外周面よりも内側とな
るので、空力加熱から保護するためのカバー類が一切不
要であることが明らかである。さらに、分離手段を構成
する作動源12およびピストン16をロケットRの内部
に設けているため、マルマンバンド4と点火用ケーブル
12bなどの配線類とのつながりが無くなると共に、前
記マルマンバンド4の端部にはプーラーピン11による
結合が成されるだけの構成(フォークボルト7およびア
イボルト8)を設ければ良く、従来に比べてバンドの端
部構造を著しく小型のものにすることができる。また、
上記の装置は、プーラーピン11をロケット中心側に引
き抜くことから、分離手段を作動させた際にロケット機
軸方向に対する力の影響がなく、例えばセパレーション
ナットでバンドの端部を直接結合するものに比べて分離
時の衝撃がきわめて小さいという利点を有する。
ンバンド4の全体がロケットRの外周面よりも内側とな
るので、空力加熱から保護するためのカバー類が一切不
要であることが明らかである。さらに、分離手段を構成
する作動源12およびピストン16をロケットRの内部
に設けているため、マルマンバンド4と点火用ケーブル
12bなどの配線類とのつながりが無くなると共に、前
記マルマンバンド4の端部にはプーラーピン11による
結合が成されるだけの構成(フォークボルト7およびア
イボルト8)を設ければ良く、従来に比べてバンドの端
部構造を著しく小型のものにすることができる。また、
上記の装置は、プーラーピン11をロケット中心側に引
き抜くことから、分離手段を作動させた際にロケット機
軸方向に対する力の影響がなく、例えばセパレーション
ナットでバンドの端部を直接結合するものに比べて分離
時の衝撃がきわめて小さいという利点を有する。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案のロケットのバンド
結合・分離装置によれば、当該装置を空力加熱から保護
するためのカバー類を不要にすることができると共に、
ロケット外部への突出部分を無くすことが可能となって
空力性の向上を実現することができる。また、プーラー
ピンをロケット中心側へ引き抜くことにより、分離時の
衝撃を極力小さくすることができ、しかも、プーラーピ
ンを引き抜くときの慣性力は機軸中心に向かって作用す
るいわゆる機体を機軸回りに回転させるモーメント方向
のものではないため、不測のローリングを誘発してしま
うことがない(この現象は機体の径が大きいほど発生し
やすいものであるので、大径のロケットにあっては有効
となる)という効果を有する。
結合・分離装置によれば、当該装置を空力加熱から保護
するためのカバー類を不要にすることができると共に、
ロケット外部への突出部分を無くすことが可能となって
空力性の向上を実現することができる。また、プーラー
ピンをロケット中心側へ引き抜くことにより、分離時の
衝撃を極力小さくすることができ、しかも、プーラーピ
ンを引き抜くときの慣性力は機軸中心に向かって作用す
るいわゆる機体を機軸回りに回転させるモーメント方向
のものではないため、不測のローリングを誘発してしま
うことがない(この現象は機体の径が大きいほど発生し
やすいものであるので、大径のロケットにあっては有効
となる)という効果を有する。
第1図はこの考案の一実施例によるバンド結合・分離装
置を適用したロケットの段間部を説明する垂直断面図、
第2図は第1図に示すD−D線に基づく断面図、第3図
は第1図に示すE−E線に基づく断面図、第4図は従来
におけるバンド結合・分離装置を説明する側部断面図、
第5図は第4図に示す装置の底部側からの断面図、第6
図は第4図に示すF−F線に基づく断面図である。 R…ロケット、4…マルマンバンド、7…フォークボル
ト、8…アイボルト、11…プーラーピン、12…作動
源(分離手段)、16…ピストン(分離手段)。
置を適用したロケットの段間部を説明する垂直断面図、
第2図は第1図に示すD−D線に基づく断面図、第3図
は第1図に示すE−E線に基づく断面図、第4図は従来
におけるバンド結合・分離装置を説明する側部断面図、
第5図は第4図に示す装置の底部側からの断面図、第6
図は第4図に示すF−F線に基づく断面図である。 R…ロケット、4…マルマンバンド、7…フォークボル
ト、8…アイボルト、11…プーラーピン、12…作動
源(分離手段)、16…ピストン(分離手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】ロケットの上段部と下段部との段間部結合
部分に、その全周にわたって外向きの凹部を設け、前記
凹部内に、上記段間部結合部分を緊締するマルマンバン
ドを収容すると共に、マルマンバンドの端部同士を、凹
部内に収容されるフォークボルトと、同じく凹部内に収
容され且つ前記フォークボルトに係合するアイボルト
と、両ボルトの係合部分をロケット径方向に貫通するプ
ーラーピンとで結合し、ロケット内側に、前記プーラー
ピンをロケット中心側へ引き抜く分離手段を設けたこと
を特徴とするロケットのバンド結合・分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986102542U JPH06320Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | ロケツトのバンド結合・分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986102542U JPH06320Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | ロケツトのバンド結合・分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS638199U JPS638199U (ja) | 1988-01-20 |
| JPH06320Y2 true JPH06320Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=30974284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986102542U Expired - Lifetime JPH06320Y2 (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | ロケツトのバンド結合・分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06320Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH048764Y2 (ja) * | 1988-07-05 | 1992-03-05 | ||
| JP2502969Y2 (ja) * | 1988-08-01 | 1996-06-26 | 日産自動車株式会社 | ロケットの段間結合部構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59134100A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-01 | 日本電気株式会社 | 人工衛星分離装置 |
| JPS60248500A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-09 | 日産自動車株式会社 | ロケツトにおける分離方法及びその機構 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP1986102542U patent/JPH06320Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS638199U (ja) | 1988-01-20 |
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