JPH0632130A - 車両用サスペンションの制御装置 - Google Patents
車両用サスペンションの制御装置Info
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- JPH0632130A JPH0632130A JP21349392A JP21349392A JPH0632130A JP H0632130 A JPH0632130 A JP H0632130A JP 21349392 A JP21349392 A JP 21349392A JP 21349392 A JP21349392 A JP 21349392A JP H0632130 A JPH0632130 A JP H0632130A
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- coil
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- variable damper
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- 238000013016 damping Methods 0.000 claims abstract description 80
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 減衰力可変ダンパ1の減衰力特性を、ばね上
の上下変位速度とばね上ばね下間の上下相対変位速度即
ちサスストローク速度とに基づきオン,オフ的に又は連
続的に切換制御する車両用サスペンションの制御装置に
おいて、サスストローク速度センサの構成,取付作業の
簡略化及びシステムの簡素化をはかる。 【構成】 減衰力可変ダンパ1のロッド32の中空部内
周壁にコイル6を設け、該コイル6内を上下移動するマ
グネット7をシリンダ2の底部2aに支持させ、該コイ
ル6とマグネット7との組合せにより、シリンダ2とピ
ストンロッド3との相対変位速度に比例する誘導起電力
がコイル6に発生しその出力をそのままサスストローク
速度情報として減衰力切換制御に使用できるサスストロ
ーク速度センサを構成した。
の上下変位速度とばね上ばね下間の上下相対変位速度即
ちサスストローク速度とに基づきオン,オフ的に又は連
続的に切換制御する車両用サスペンションの制御装置に
おいて、サスストローク速度センサの構成,取付作業の
簡略化及びシステムの簡素化をはかる。 【構成】 減衰力可変ダンパ1のロッド32の中空部内
周壁にコイル6を設け、該コイル6内を上下移動するマ
グネット7をシリンダ2の底部2aに支持させ、該コイ
ル6とマグネット7との組合せにより、シリンダ2とピ
ストンロッド3との相対変位速度に比例する誘導起電力
がコイル6に発生しその出力をそのままサスストローク
速度情報として減衰力切換制御に使用できるサスストロ
ーク速度センサを構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用サスペンションの
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スカイフックダンパ(1輪のサスペンシ
ョンを一自由度とみなし絶対空間に対して減衰を効かせ
る仮想のモデル)の理論を実際の車両のサスペンション
位置に装着した減衰力可変ダンパで近似させ、車体制振
の最適化をはかり乗り心地を向上させるものとして、ば
ね上の上下変位速度情報とばね上ばね下間の上下相対変
位速度(サスストローク速度)情報とを用いて減衰力可
変ダンパの減衰力をリヤルタイムに切換制御する車両用
サスペンション制御装置が従来より種々研究開発され、
その中の一つが特開昭61−163011号公報にて公
開されている。
ョンを一自由度とみなし絶対空間に対して減衰を効かせ
る仮想のモデル)の理論を実際の車両のサスペンション
位置に装着した減衰力可変ダンパで近似させ、車体制振
の最適化をはかり乗り心地を向上させるものとして、ば
ね上の上下変位速度情報とばね上ばね下間の上下相対変
位速度(サスストローク速度)情報とを用いて減衰力可
変ダンパの減衰力をリヤルタイムに切換制御する車両用
サスペンション制御装置が従来より種々研究開発され、
その中の一つが特開昭61−163011号公報にて公
開されている。
【0003】スカイフック減衰理論を用いた車両用減衰
力可変ダンパの制御則としては、高減衰力特性と低減衰
力特性とをON,OFF的に切換制御するオン,オフ制
御則(上記先行技術はこれに属する)と、高減衰力特性
の上限値と低減衰力特性の下限値との間に多くの減衰力
特性をもちこれらを連続的に切換える連続制御則とが従
来より知られている。
力可変ダンパの制御則としては、高減衰力特性と低減衰
力特性とをON,OFF的に切換制御するオン,オフ制
御則(上記先行技術はこれに属する)と、高減衰力特性
の上限値と低減衰力特性の下限値との間に多くの減衰力
特性をもちこれらを連続的に切換える連続制御則とが従
来より知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記スカイフック減衰
理論を用いた減衰力可変ダンパの切換制御の実現に当っ
ては、オン,オフ制御則のものも連続制御則のものもば
ね上(車体)の上下変位速度とばね上ばね下間の上下相
対変位速度即ちサスストローク速度とが必要であり、こ
のサスストローク速度を求める方法としては、従来は図
5に示すように車体aとばね下部材であるサスロアアー
ムbとに跨ってロッドc,アームd,回転軸e及びセン
サ本体f等よりなるサスストロークセンサを取付け、該
サスストロークセンサの検出信号(サスストローク信
号)を微分処理してサスストローク速度を求めるといっ
た方法を採用しているのが一般的である。又上記センサ
本体fで直接サスストローク速度を検出信号として出力
するようにしたものも従来よりある。尚、ばね上の上下
変位速度は、減衰力可変ダンパg上端の車体への取付部
付近に取付けた上下加速度センサhの検出信号を積分処
理して求めるという方法が従来より一般に採用されてい
る。
理論を用いた減衰力可変ダンパの切換制御の実現に当っ
ては、オン,オフ制御則のものも連続制御則のものもば
ね上(車体)の上下変位速度とばね上ばね下間の上下相
対変位速度即ちサスストローク速度とが必要であり、こ
のサスストローク速度を求める方法としては、従来は図
5に示すように車体aとばね下部材であるサスロアアー
ムbとに跨ってロッドc,アームd,回転軸e及びセン
サ本体f等よりなるサスストロークセンサを取付け、該
サスストロークセンサの検出信号(サスストローク信
号)を微分処理してサスストローク速度を求めるといっ
た方法を採用しているのが一般的である。又上記センサ
本体fで直接サスストローク速度を検出信号として出力
するようにしたものも従来よりある。尚、ばね上の上下
変位速度は、減衰力可変ダンパg上端の車体への取付部
付近に取付けた上下加速度センサhの検出信号を積分処
理して求めるという方法が従来より一般に採用されてい
る。
【0005】このように従来はサスストローク速度を検
出するためのセンサを減衰力可変ダンパgとは別にばね
上ばね下間に跨るように装着する構造であるので、取付
作業が厄介であり又設置スペースの面でも問題がありシ
ステムの複雑化を招くという課題を有している。
出するためのセンサを減衰力可変ダンパgとは別にばね
上ばね下間に跨るように装着する構造であるので、取付
作業が厄介であり又設置スペースの面でも問題がありシ
ステムの複雑化を招くという課題を有している。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決すること
を主目的とするものである。
を主目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のように減
衰力可変ダンパの減衰力特性をばね上の上下変位速度の
情報とばね上ばね下間の上下相対変位速度の情報とに基
づきオン,オフ的に又は連続的に切換制御する車両用サ
スペンションの制御装置において、上記ばね上ばね下間
の上下相対変位速度の検出手段を、減衰力可変ダンパの
シリンダ内にて該シリンダ及びピストンロッドの何れか
一方に取付けたコイルと他方に取付けたマグネットとの
組合せにより構成したことを特徴とするものである。
衰力可変ダンパの減衰力特性をばね上の上下変位速度の
情報とばね上ばね下間の上下相対変位速度の情報とに基
づきオン,オフ的に又は連続的に切換制御する車両用サ
スペンションの制御装置において、上記ばね上ばね下間
の上下相対変位速度の検出手段を、減衰力可変ダンパの
シリンダ内にて該シリンダ及びピストンロッドの何れか
一方に取付けたコイルと他方に取付けたマグネットとの
組合せにより構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記によりシリンダに対しピストンロッドが伸
縮作動するとコイルに対しマグネットが近づいたり離れ
たりして該コイルに誘導起電力が発生し、その出力の大
きさはシリンダとピストンロッドとの相対速度即ちばね
上とばね下間の上下相対変位速度とコイルの巻き数の積
に比例するので、コイルの巻き数を適切に設定すること
によりアンプ等の増幅手段を用いることなく該コイル出
力をばね上ばね下間の上下相対変位速度情報としてその
まま減衰力制御に使用でき、構成及び取付作業の簡略
化,全体システムの簡素化をはかることができる。
縮作動するとコイルに対しマグネットが近づいたり離れ
たりして該コイルに誘導起電力が発生し、その出力の大
きさはシリンダとピストンロッドとの相対速度即ちばね
上とばね下間の上下相対変位速度とコイルの巻き数の積
に比例するので、コイルの巻き数を適切に設定すること
によりアンプ等の増幅手段を用いることなく該コイル出
力をばね上ばね下間の上下相対変位速度情報としてその
まま減衰力制御に使用でき、構成及び取付作業の簡略
化,全体システムの簡素化をはかることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0010】図1は、本発明にて使用する減衰力可変ダ
ンパの一例を示しており、この減衰力可変ダンパ1は、
下端部をばね下部材に取付けたシリンダ2と、上端部を
ばね上部材に取付けられ該シリンダ2内を軸方向に移動
するピストンロッド3とからなり、該ピストンロッド3
は外周面がシリンダ2の内周面に摺接するメインピスト
ン31と内部中空のロッド32とにより構成される。
ンパの一例を示しており、この減衰力可変ダンパ1は、
下端部をばね下部材に取付けたシリンダ2と、上端部を
ばね上部材に取付けられ該シリンダ2内を軸方向に移動
するピストンロッド3とからなり、該ピストンロッド3
は外周面がシリンダ2の内周面に摺接するメインピスト
ン31と内部中空のロッド32とにより構成される。
【0011】メインピストン31には伸び側メイン通路
31aと収縮側メイン通路31bとが設けられており、
メインピストン31によって区画されるシリンダ2の上
部室21と下部室22の油が伸び側メイン通路31aを
通って上部室21から下部室22へ(ピストンロッドの
伸び時),収縮側メイン通路31bを通って下部室22
から上部室21へ(ピストンロッドの収縮時)と流通
し、そのときの油の流通抵抗によって減衰力を発生する
ようになっている。ロッド32には内部の中空部を通っ
て上部室21と下部室22とを連通するオリフィス32
aが設けられ、該オリフィス32aを開閉制御する(又
はオリフィスの開口面積を可変制御する)円筒状の回転
式シャッタ4がロッド32の中空部内に回転可能に嵌装
され、又該シャッタ4を回転駆動するモータ(減速機を
含む)5がロッド32の中空部内に設置されている。
31aと収縮側メイン通路31bとが設けられており、
メインピストン31によって区画されるシリンダ2の上
部室21と下部室22の油が伸び側メイン通路31aを
通って上部室21から下部室22へ(ピストンロッドの
伸び時),収縮側メイン通路31bを通って下部室22
から上部室21へ(ピストンロッドの収縮時)と流通
し、そのときの油の流通抵抗によって減衰力を発生する
ようになっている。ロッド32には内部の中空部を通っ
て上部室21と下部室22とを連通するオリフィス32
aが設けられ、該オリフィス32aを開閉制御する(又
はオリフィスの開口面積を可変制御する)円筒状の回転
式シャッタ4がロッド32の中空部内に回転可能に嵌装
され、又該シャッタ4を回転駆動するモータ(減速機を
含む)5がロッド32の中空部内に設置されている。
【0012】6はロッド32の中空部下方部分の内周壁
部に設けられたコイル、7は該コイル6の内側に所定の
隙間をもって対向するよう保持シャフト7aによってシ
リンダ2の底部2aに保持されたマグネットであり、該
コイル6とマグネット7とによりばね上ばね下間の上下
相対変位速度を検出するサスストローク速度センサ8を
構成している。即ちシリンダ2に対しピストンロッド3
が上下に伸縮作動するとそれに伴いコイル6に対しマグ
ネット7が上下に移動し相互に離れたり近づいたりし、
それによってコイル6に誘導起電力が発生する。コイル
の巻き数をN,該コイルを貫く磁束をφとすると誘導起
電力eはe=N(△φ/△t)となり、該誘導起電力e
の大きさは磁束変化の速さとコイルの巻き数の積に比例
する。又誘導起電力eの方向は磁束が減るときはこれを
増やし増えるときにはこれを減らすような電流を流す方
向に生じるから、上記のようにばね下部材に取付けられ
たシリンダ2とばね上部材に取付けられたピストンロッ
ド3とにそれぞれマグネット7とコイル6を支持させて
組み込むことにより、該コイル6に発生する誘導起電力
はばね上ばね下間の上下相対変位速度即ちサスストロー
ク速度に比例する出力となり、しかもコイルの巻き数N
を増やせば大きな出力が得られるので、増幅アンプ等で
増幅することなくそのままサスストローク速度情報とし
て制御に使用できる。
部に設けられたコイル、7は該コイル6の内側に所定の
隙間をもって対向するよう保持シャフト7aによってシ
リンダ2の底部2aに保持されたマグネットであり、該
コイル6とマグネット7とによりばね上ばね下間の上下
相対変位速度を検出するサスストローク速度センサ8を
構成している。即ちシリンダ2に対しピストンロッド3
が上下に伸縮作動するとそれに伴いコイル6に対しマグ
ネット7が上下に移動し相互に離れたり近づいたりし、
それによってコイル6に誘導起電力が発生する。コイル
の巻き数をN,該コイルを貫く磁束をφとすると誘導起
電力eはe=N(△φ/△t)となり、該誘導起電力e
の大きさは磁束変化の速さとコイルの巻き数の積に比例
する。又誘導起電力eの方向は磁束が減るときはこれを
増やし増えるときにはこれを減らすような電流を流す方
向に生じるから、上記のようにばね下部材に取付けられ
たシリンダ2とばね上部材に取付けられたピストンロッ
ド3とにそれぞれマグネット7とコイル6を支持させて
組み込むことにより、該コイル6に発生する誘導起電力
はばね上ばね下間の上下相対変位速度即ちサスストロー
ク速度に比例する出力となり、しかもコイルの巻き数N
を増やせば大きな出力が得られるので、増幅アンプ等で
増幅することなくそのままサスストローク速度情報とし
て制御に使用できる。
【0013】このようにばね上ばね下間の上下相対変位
速度を検出するサスストローク速度センサを減衰力可変
ダンパ内に組み込んだことにより、図5に示す従来装置
のようにサスペンションのロアアームとその上方の車体
との間に跨ってサスストロークセンサを設けたものに比
し、構成及び取付作業の大幅な簡略化をはかることがで
きると共にスペース的にも極めて有利であり、全体シス
テムの簡素化をもたらし得るものである。
速度を検出するサスストローク速度センサを減衰力可変
ダンパ内に組み込んだことにより、図5に示す従来装置
のようにサスペンションのロアアームとその上方の車体
との間に跨ってサスストロークセンサを設けたものに比
し、構成及び取付作業の大幅な簡略化をはかることがで
きると共にスペース的にも極めて有利であり、全体シス
テムの簡素化をもたらし得るものである。
【0014】次にこの減衰力可変ダンパ1を用いたサス
ペンション制御装置の減衰力制御について図2及び図3
を参照して説明する。
ペンション制御装置の減衰力制御について図2及び図3
を参照して説明する。
【0015】図2は、図2(A)に示すように高減衰力
特性aと低減衰力特性bとをオン,オフ的に切換制御す
るオン,オフ制御則のものに上記減衰力可変ダンパ1を
適用した例を示している。この場合は、図1のダンパ1
のシャッタ4はモータ5により回転してオリフィス32
aをオン,オフ的に開閉制御するものとする。
特性aと低減衰力特性bとをオン,オフ的に切換制御す
るオン,オフ制御則のものに上記減衰力可変ダンパ1を
適用した例を示している。この場合は、図1のダンパ1
のシャッタ4はモータ5により回転してオリフィス32
aをオン,オフ的に開閉制御するものとする。
【0016】図2(B)はサスペンションの1輪モデル
にその制御を行うコントローラ10を組合せた模型図で
あり、この図においてM1 とK1 はばね下即ちタイヤの
質量とばね定数を表しており、M2 はばね上即ち車体の
質量、K2 はサスペンションスプリング11のばね定
数、Cは減衰力可変ダンパ1の減衰係数を表している。
又X0 は路面の上下変位、X1 はばね下の上下変位、X
2 はばね上の上下変位を表している。9は車体の上下加
速度を検出する上下加速度センサであり、この上下加速
度センサ9は従来と同様減衰力可変ダンパ1のロッド3
上端部の車体側への取付部の近傍位置に取付けられる。
サスストローク速度センサ8は図1に示すようにコイル
6とマグネット7とからなり減衰力可変ダンパ1内に組
み込まれているものである。
にその制御を行うコントローラ10を組合せた模型図で
あり、この図においてM1 とK1 はばね下即ちタイヤの
質量とばね定数を表しており、M2 はばね上即ち車体の
質量、K2 はサスペンションスプリング11のばね定
数、Cは減衰力可変ダンパ1の減衰係数を表している。
又X0 は路面の上下変位、X1 はばね下の上下変位、X
2 はばね上の上下変位を表している。9は車体の上下加
速度を検出する上下加速度センサであり、この上下加速
度センサ9は従来と同様減衰力可変ダンパ1のロッド3
上端部の車体側への取付部の近傍位置に取付けられる。
サスストローク速度センサ8は図1に示すようにコイル
6とマグネット7とからなり減衰力可変ダンパ1内に組
み込まれているものである。
【0017】上下加速度センサ9が検出したばね上の上
下加速度は積分回路10aで積分されてばね上の上下変
位速度となり、この上下変位速度と上記サスストローク
速度センサ8が検出したサスストローク速度との情報に
基づき、コントローラ10はばね上の上下変位速度の方
向とサスストローク速度の方向とを比較し(ばね上上下
変位速度は上向きを+,下向きを−の符号、サスストロ
ーク速度は伸び方向を+,縮み方向を−の符号でそれぞ
れ表されるものとする)、その2つの速度の方向が同一
であると高減衰力特性aを,異なっていれば低減衰力特
性bをそれぞれ選択し、選択通りに減衰力可変ダンパ1
の減衰力特性を切換えるべき出力をモータ5(図1参
照)に発し、該モータ5の回転駆動によってシャッタ4
が回転してオリフィス32aをオン,オフ的に開閉制御
する。該オリフィス32aが閉であるとシリンダ2内の
油はメインピストン31の伸び側メイン通路31aと収
縮側メイン通路31bだけを通って上部室21から下部
室22へ,又下部室22から上部室21へと流通するの
で比較的高い減衰力特性aとなり、オリフィス32aが
開であると上記伸び側及び収縮側のメイン通路31a,
31bに加えオリフィス32aを通って上部室21から
下部室22へ,又下部室22から上部室21へと油が流
れるので、比較的低い減衰力特性bとなる。尚上記にお
いて、高減衰力と低減衰力とは、あくまでも相対的なも
のであって、特定の数値で限定されるものではなく、任
意に設定され得るものとする。
下加速度は積分回路10aで積分されてばね上の上下変
位速度となり、この上下変位速度と上記サスストローク
速度センサ8が検出したサスストローク速度との情報に
基づき、コントローラ10はばね上の上下変位速度の方
向とサスストローク速度の方向とを比較し(ばね上上下
変位速度は上向きを+,下向きを−の符号、サスストロ
ーク速度は伸び方向を+,縮み方向を−の符号でそれぞ
れ表されるものとする)、その2つの速度の方向が同一
であると高減衰力特性aを,異なっていれば低減衰力特
性bをそれぞれ選択し、選択通りに減衰力可変ダンパ1
の減衰力特性を切換えるべき出力をモータ5(図1参
照)に発し、該モータ5の回転駆動によってシャッタ4
が回転してオリフィス32aをオン,オフ的に開閉制御
する。該オリフィス32aが閉であるとシリンダ2内の
油はメインピストン31の伸び側メイン通路31aと収
縮側メイン通路31bだけを通って上部室21から下部
室22へ,又下部室22から上部室21へと流通するの
で比較的高い減衰力特性aとなり、オリフィス32aが
開であると上記伸び側及び収縮側のメイン通路31a,
31bに加えオリフィス32aを通って上部室21から
下部室22へ,又下部室22から上部室21へと油が流
れるので、比較的低い減衰力特性bとなる。尚上記にお
いて、高減衰力と低減衰力とは、あくまでも相対的なも
のであって、特定の数値で限定されるものではなく、任
意に設定され得るものとする。
【0018】図3は高減衰力の上限値CH と低減衰力の
下限値CS との間において任意の減衰力特性を連続的に
変更設定できる減衰力可変ダンパ、例えば図1の減衰力
可変ダンパ1においてシャッタ4によってオリフィス3
2aの開口面積を全閉(高減衰力の上限値)と全開(低
減衰力の下限値)との間で連続的に可変制御できるよう
にしたものを用いた連続制御則のサスペンション制御装
置に本発明を適用した例を示している。
下限値CS との間において任意の減衰力特性を連続的に
変更設定できる減衰力可変ダンパ、例えば図1の減衰力
可変ダンパ1においてシャッタ4によってオリフィス3
2aの開口面積を全閉(高減衰力の上限値)と全開(低
減衰力の下限値)との間で連続的に可変制御できるよう
にしたものを用いた連続制御則のサスペンション制御装
置に本発明を適用した例を示している。
【0019】この図3(B)において、サスストローク
速度センサ8は図2(B)と同様図1に示すコイル6と
マグネット7とからなり減衰力可変ダンパ1の内部に組
み込まれたものであり、その他図2(B)と同一の符号
は図2(B)と同一のものを表している。
速度センサ8は図2(B)と同様図1に示すコイル6と
マグネット7とからなり減衰力可変ダンパ1の内部に組
み込まれたものであり、その他図2(B)と同一の符号
は図2(B)と同一のものを表している。
【0020】この連続制御則のものも、上下加速度セン
サ9が検出したばね上の上下加速度を積分回路10aで
積分して得たばね上の上下変位速度と、上記サスストロ
ーク速度センサ8が検出したサスストローク速度との2
つの情報に基づき、コントローラ10が図示のような演
算を行って、減衰力特性を連続的に変更制御すべき出力
をモータ5(図1参照)に発し、モータ5の回転にてシ
ャッタ4が回転しオリフィス32aの開口面積を無段的
に可変制御してコントローラ10の指示通りの減衰力特
性を得るものである。上記コントローラ10の演算方法
は従来より公知であるので詳しい説明は省略する。
サ9が検出したばね上の上下加速度を積分回路10aで
積分して得たばね上の上下変位速度と、上記サスストロ
ーク速度センサ8が検出したサスストローク速度との2
つの情報に基づき、コントローラ10が図示のような演
算を行って、減衰力特性を連続的に変更制御すべき出力
をモータ5(図1参照)に発し、モータ5の回転にてシ
ャッタ4が回転しオリフィス32aの開口面積を無段的
に可変制御してコントローラ10の指示通りの減衰力特
性を得るものである。上記コントローラ10の演算方法
は従来より公知であるので詳しい説明は省略する。
【0021】このように減衰力可変ダンパの連続制御則
のものにおいても、マグネット7とコイル6とからなる
サスストローク速度センサ8を、シリンダ2とピストン
ロッド3とにそれぞれ支持させて減衰力可変ダンパ1内
に組み込んだことにより、図5に示す従来装置に比し、
構成及び取付作業の簡略化をはかりスペース的にも有利
であり、且つサスストローク速度センサ8の信号をその
ままサスストローク速度情報として制御に使用でき全体
システムの簡素化をはかり得る、という機能効果をもた
らすことができるものである。
のものにおいても、マグネット7とコイル6とからなる
サスストローク速度センサ8を、シリンダ2とピストン
ロッド3とにそれぞれ支持させて減衰力可変ダンパ1内
に組み込んだことにより、図5に示す従来装置に比し、
構成及び取付作業の簡略化をはかりスペース的にも有利
であり、且つサスストローク速度センサ8の信号をその
ままサスストローク速度情報として制御に使用でき全体
システムの簡素化をはかり得る、という機能効果をもた
らすことができるものである。
【0022】図4は、図2(B)及び図3(B)に示す
コントローラ10のブロック図である。
コントローラ10のブロック図である。
【0023】即ち、各上下加速度センサ9が検出した上
下加速度信号は積分回路10aでそれぞれ積分処理され
て上下変位速度に相当する信号(電圧信号)となり、マ
ルチプレクサ12aを介してA/D変換器13aに入力
され、ここでデジタル信号に変換され、マイクロコンピ
ュータ14に入力される。又各減衰力可変ダンパ1内に
内蔵されたサスストローク速度センサ8のコイル6に発
生した起電力即ちサスストローク速度に相当する信号
(電圧信号)は、マルチプレクサ12bを介してA/D
変換器13bに入力され、ここでそれぞれデジタル信号
に変換され、マイクロコンピュータ14に入力される。
マイクロコンピュータ14は基本的にはインタフェース
回路14aと演算処理回路14bと記憶装置14cとか
らなり、上記A/D変換器13a,13bが出力した上
下変位速度に相当するデジタル信号及びサスストローク
速度に相当するデジタル信号がインタフェース回路14
aに入力されると、演算処理回路14bはそれらの信号
から図2(B)又は図3(B)の説明で述べたような各
減衰力可変ダンパ1の減衰力特性の変更判断を行い、そ
の判断結果を記憶装置14cに記憶させると共にインタ
フェース回路14aを介して各駆動回路15に減衰力制
御信号を発し、各駆動回路15から各ダンパ1のモータ
5へそれぞれ制御電流が通電され、減衰力特性を各減衰
力可変ダンパ毎に独立して可変制御するものである。
下加速度信号は積分回路10aでそれぞれ積分処理され
て上下変位速度に相当する信号(電圧信号)となり、マ
ルチプレクサ12aを介してA/D変換器13aに入力
され、ここでデジタル信号に変換され、マイクロコンピ
ュータ14に入力される。又各減衰力可変ダンパ1内に
内蔵されたサスストローク速度センサ8のコイル6に発
生した起電力即ちサスストローク速度に相当する信号
(電圧信号)は、マルチプレクサ12bを介してA/D
変換器13bに入力され、ここでそれぞれデジタル信号
に変換され、マイクロコンピュータ14に入力される。
マイクロコンピュータ14は基本的にはインタフェース
回路14aと演算処理回路14bと記憶装置14cとか
らなり、上記A/D変換器13a,13bが出力した上
下変位速度に相当するデジタル信号及びサスストローク
速度に相当するデジタル信号がインタフェース回路14
aに入力されると、演算処理回路14bはそれらの信号
から図2(B)又は図3(B)の説明で述べたような各
減衰力可変ダンパ1の減衰力特性の変更判断を行い、そ
の判断結果を記憶装置14cに記憶させると共にインタ
フェース回路14aを介して各駆動回路15に減衰力制
御信号を発し、各駆動回路15から各ダンパ1のモータ
5へそれぞれ制御電流が通電され、減衰力特性を各減衰
力可変ダンパ毎に独立して可変制御するものである。
【0024】尚、本発明を適用する減衰力可変ダンパ1
の具体的構成は図1の実施例に限らず、例えば回転式の
シャッタ4の代わりに上下摺動式のシャッタとすると
か、アクチュエータとしてモータ5の代わりに電磁力に
より上下作動するプランジャ装置を用いるとか、減衰力
を可変制御できる任意機構のダンパに本発明は適用可能
である。更に又図1ではピストンロッド3側に設けたコ
イルとシリンダ2側に支持したマグネットとの組合せに
よってダンパ内蔵型のサスストローク速度センサを構成
した例を示しており、このようにするとピストンロッド
3の中空部の下方部分内周壁をそのままコイルの取付部
として利用でき構造が簡単で収まりも極めて良く自然で
あるという利点があるが、本発明では上記に限らずシリ
ンダ側にコイル,ピストンロッド側にマグネットをそれ
ぞれ支持させて組合せた構成とすることもできる。
の具体的構成は図1の実施例に限らず、例えば回転式の
シャッタ4の代わりに上下摺動式のシャッタとすると
か、アクチュエータとしてモータ5の代わりに電磁力に
より上下作動するプランジャ装置を用いるとか、減衰力
を可変制御できる任意機構のダンパに本発明は適用可能
である。更に又図1ではピストンロッド3側に設けたコ
イルとシリンダ2側に支持したマグネットとの組合せに
よってダンパ内蔵型のサスストローク速度センサを構成
した例を示しており、このようにするとピストンロッド
3の中空部の下方部分内周壁をそのままコイルの取付部
として利用でき構造が簡単で収まりも極めて良く自然で
あるという利点があるが、本発明では上記に限らずシリ
ンダ側にコイル,ピストンロッド側にマグネットをそれ
ぞれ支持させて組合せた構成とすることもできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スカイフ
ック理論を用いた車両用減衰力可変ダンパの連続制御則
及びオン,オフ制御則の実現に必要なばね上ばね下間の
上下相対変位速度を、減衰力可変ダンパ内に組み込んだ
コイルと該コイルに対して相対的に上下動するマグネッ
トとの組合せよりなるサスストローク速度センサにて行
うようにしたことにより、該コイルに生じる誘導起電力
をそのままサスストローク速度情報として減衰力制御に
使用することができ、減衰力可変ダンパとは別にサスペ
ンションのロアアームと車体との間に跨って上下相対変
位を検出するサスストロークセンサを取付けその検出信
号を微分処理してサスストローク速度情報を得ていた従
来装置に比し、構成及び取付作業等の著しい簡略化と全
体システムの簡素化をはかることができ、且つサススト
ローク速度センサの耐久性の向上をもはかることができ
るもので、実用上多大の効果をもたらし得るものであ
る。
ック理論を用いた車両用減衰力可変ダンパの連続制御則
及びオン,オフ制御則の実現に必要なばね上ばね下間の
上下相対変位速度を、減衰力可変ダンパ内に組み込んだ
コイルと該コイルに対して相対的に上下動するマグネッ
トとの組合せよりなるサスストローク速度センサにて行
うようにしたことにより、該コイルに生じる誘導起電力
をそのままサスストローク速度情報として減衰力制御に
使用することができ、減衰力可変ダンパとは別にサスペ
ンションのロアアームと車体との間に跨って上下相対変
位を検出するサスストロークセンサを取付けその検出信
号を微分処理してサスストローク速度情報を得ていた従
来装置に比し、構成及び取付作業等の著しい簡略化と全
体システムの簡素化をはかることができ、且つサススト
ローク速度センサの耐久性の向上をもはかることができ
るもので、実用上多大の効果をもたらし得るものであ
る。
【図1】本発明で使用する減衰力可変ダンパの一例を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図2】図1の減衰力可変ダンパを用いた車両用サスペ
ンション制御装置の第1の例を示すもので、(A)は減
衰力可変ダンパの減衰力特性図、(B)はサスペンショ
ンの1輪モデルにその制御を行うコントローラを組合せ
た模型図である。
ンション制御装置の第1の例を示すもので、(A)は減
衰力可変ダンパの減衰力特性図、(B)はサスペンショ
ンの1輪モデルにその制御を行うコントローラを組合せ
た模型図である。
【図3】図1の減衰力可変ダンパを用いた車両用サスペ
ンション制御装置の第2の例を示すもので、(A)は減
衰力可変ダンパの減衰力特性図、(B)はサスペンショ
ンの1輪モデルにその制御を行うコントローラを組合せ
た模型図である。
ンション制御装置の第2の例を示すもので、(A)は減
衰力可変ダンパの減衰力特性図、(B)はサスペンショ
ンの1輪モデルにその制御を行うコントローラを組合せ
た模型図である。
【図4】図2及び図3に示す制御を行う車両用サスペン
ション制御装置のコントローラのブロック図である。
ション制御装置のコントローラのブロック図である。
【図5】従来のサスペンション制御装置におけるサスス
トロークセンサの取付構造例を示す斜視図である。
トロークセンサの取付構造例を示す斜視図である。
1 減衰力可変ダンパ 2 シリンダ 3 ピストンロッド 4 シャッタ 5 モータ 6 コイル 7 マグネット 8 サスストローク速度センサ 9 上下加速度センサ 10 コントローラ 31 メインピストン 32 ロッド 32a オリフィス
Claims (1)
- 【請求項1】 減衰力特性をオン,オフ的に又は連続的
に切換可能な減衰力可変ダンパを用い、ばね上の上下変
位速度の情報とばね上ばね下間の上下相対変位速度の情
報とに基づき、上記減衰力可変ダンパの減衰力特性を切
換制御するコントローラを装備した車両用サスペンショ
ンの制御装置において、上記ばね上ばね下間の上下相対
変位速度の検出手段を、上記減衰力可変ダンパのシリン
ダ内において該シリンダ及びピストンロッドの何れか一
方に取付けたコイルと他方に取付けたマグネットとの組
合せにより構成したことを特徴とする車両用サスペンシ
ョンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21349392A JPH0632130A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 車両用サスペンションの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21349392A JPH0632130A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 車両用サスペンションの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632130A true JPH0632130A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16640117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21349392A Pending JPH0632130A (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 車両用サスペンションの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632130A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008012959A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器の制御装置 |
| KR101230554B1 (ko) * | 2010-12-16 | 2013-02-07 | 주식회사 만도 | 발전 기능을 갖는 쇽업소버 |
| US20140001717A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-02 | Marco Giovanardi | Anti-causal vehicle suspension |
| US8938333B2 (en) | 2012-06-27 | 2015-01-20 | Bose Corporation | Active wheel damping |
| CN116476886A (zh) * | 2023-05-11 | 2023-07-25 | 中车制动系统有限公司 | 气液缓冲器 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP21349392A patent/JPH0632130A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008012959A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Kayaba Ind Co Ltd | 緩衝器の制御装置 |
| KR101230554B1 (ko) * | 2010-12-16 | 2013-02-07 | 주식회사 만도 | 발전 기능을 갖는 쇽업소버 |
| US20140001717A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-02 | Marco Giovanardi | Anti-causal vehicle suspension |
| US8938333B2 (en) | 2012-06-27 | 2015-01-20 | Bose Corporation | Active wheel damping |
| US9102209B2 (en) * | 2012-06-27 | 2015-08-11 | Bose Corporation | Anti-causal vehicle suspension |
| CN116476886A (zh) * | 2023-05-11 | 2023-07-25 | 中车制动系统有限公司 | 气液缓冲器 |
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