JPH0632162Y2 - 廃油コンテナ - Google Patents

廃油コンテナ

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JPH0632162Y2
JPH0632162Y2 JP1989037011U JP3701189U JPH0632162Y2 JP H0632162 Y2 JPH0632162 Y2 JP H0632162Y2 JP 1989037011 U JP1989037011 U JP 1989037011U JP 3701189 U JP3701189 U JP 3701189U JP H0632162 Y2 JPH0632162 Y2 JP H0632162Y2
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water separation
chamber
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光夫 中島
澄夫 岡田
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Kyoho Machine Works Ltd
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Toyota Motor Corp
Kyoho Machine Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンテナ内に回収した廃油を、油と水の比重
差によって油水分離し、水をコンテナから排出して油を
コンテナ内に貯留するようにした廃油コンテナの改良に
関する。
(従来の技術) 廃油回収装置として、実開昭60-49992号公報に開示され
ているスキマー方式、すなわち、貯槽内において浮上分
離した油をマスキーにて貯槽外に回収すると共に分離し
た水を貯槽外に排出するようにしたものと、コンテナ内
に回収した廃油を比重差で油水分離し、水のみを排出し
て油はそのままコンテナ内に貯留するもの(以下油貯留
方式という)とがある。
本考案はこのうち油貯留方式を対象とするものであり、
その従来例は、第4図に示すように、廃油流入孔2から
コンテナ1内に回収された廃油は、比重差によって油水
分離され、沈降分離した水は、コンテナ本体1の底に近
い位置に設けられた排水バルブ12′より排出され、これ
により、浮上分離した油は、コンテナ本体1内に貯留さ
れるようになっている。
16は液位計であり、廃油流入孔2から回収される廃油の
量が多過ぎて溢れ出ないように監視するために設けられ
ている。4は開閉蓋、3は通気孔である。
また、第5図に示す従来例は、コンテナ本体1内を仕切
壁17で仕切って排水路18を形成し、この排水路18の上部
に排水バルブ12′を設けたものである。
この廃油コンテナを用いた油水分離は、廃油流入孔2か
らコンテナ本体1内に入った廃油は比重差によって油水
分離し、沈降した水は、仕切壁17の下端をアンダフロー
して排水路18に入り、排水バルブ12′より排水される。
この排水により、コンテナ本体1内には、油分が貯留回
収される。16は液位計であり、コンテナ本体1内の液位
を監視して前記と同様に溢れ出るのを防止する。3は通
気孔、4は開閉蓋である。
(考案が解決しょうとする課題) 上記従来の廃油コンテナにおいて、第4図に示すものは
次のような欠点がある。すなわち、排水バルブ12′がコ
ンテナ1の底部に近接して設けられているだけであるの
で、コンテナ1内の廃油の油水分離が十分に行われない
状態では、排水バルブ12′から油も排出されてしまう。
その結果、排水バルブ12′から排出される排水中にはま
だ多量の油分が残存しており、公害上その排水をそのま
ま放出することができない。
そのため、静止時間を多くして排出するか再度排水中の
油分を除去して排水する必要があり、多大の時間と労力
を費やすという問題がある。一方コンテナ本体1内に貯
留回収した油にも、水が残存しているので、この油を再
使用する場合には、この水を除去する必要があり、多大
の労力と費用を要するといういう問題がある。
第5図に示す従来例は、仕切壁17で仕切って排水路18を
形成しているので、排水中への油の混入はないが、排水
バルブ12′を上方に設けているので次のような問題があ
る。
すなわち、排水バルブ12′から排水されるためには、コ
ンテナ本体1内の液位Lが排水バルブ12′よりも高い位
置に維持されることが条件である。したがって、上記液
位Lを維持するためには、廃油流入孔2から廃油を流入
して一定の液位を保持しなければならず、また最終段階
においてコンテナ本体1内に油を貯留回収するときは、
上記廃油の流入を停止するので、排水路18には水が溜っ
たまま抜くことができず、またコンテナ本体1内に貯留
回収された油には、排水路18に溜った水と液位Lを維持
するために廃油流入孔2から流入し、まだ油水分離に至
らない水とが混在し、油と水の総容量中の油の比率(以
下油回収率という)が低下し、当該貯留回収されたもの
をそのまま再使用することができないという問題があ
る。
本考案は簡単な構造で油回収率を向上するようにした廃
油コンテナを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案に係る手段は、コンテ
ナ本体内で水と油を比重差で分離し、下層に溜った水を
排出して油分をコンテナ本体内に貯留回収するようにし
た廃油コンテナにおいて、前記コンテナ本体内を隔壁で
仕切って一次油水分離室と二次油水分離室とに区画し、
該二次油水分離室内を水のみが通過可能な多孔板から成
る仕切板にて前記隔壁の幅方向へ複数の室に区画すると
共に、各区画された複数の室が底部で連通するように仕
切り壁の下端と二次油水分離室の底部との間に隙間を設
けて連通路を形成し、該二次分離室の一側に排水弁を設
けると共に該排水弁とは反対側に位置して前記一次油水
分離室と二次油水分離室とが底部で連通する開閉可能な
連通孔を前記隔壁に設けたことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案はこのように構成したので、次の通りの作用があ
る。すなわち、コンテナ本体内を隔壁で仕切って一次油
水分離室と二次油水分離室とに区画し、該一次油水分離
室と二次油水分離室とが底部で連通する開閉可能な連通
孔を前記隔壁に設けたので、先ず、連通孔を閉めて一次
油水分離室内で一次油水分離室に入れらた廃油を予め油
水分離し、次に連通孔を開放して一次油水分離室の下層
に溜っている水を二次油水分離室内に流入させ、油に対
する一種のシール効果を持たせて、二次油水分離室内を
仕切り板で区画している次の室への油の流入を防止しつ
つ、仕切り板で区画されている室を順次油に置換して行
くことが可能になる。
また、上記水による油に対する一種のシール効果との間
の有機的な関連において、上記二次油水分離室内を水の
みが通過可能な多孔板から成る仕切板にて前記隔壁の幅
方向へ複数の室に区画したので、水による一種のシール
効果により油が次の区画された室に流入するのを防止す
ることにより、水のみが仕切り板を通過して、次の区画
された室へと順次流動し、これにより仕切り板で区画さ
れた室を効率良く油で置換することが可能になる。
そして、各区画された複数の室が底部で連通するように
仕切り壁の下端と二次油水分離室の底部との間に隙間を
設けて連通路を形成したので、仕切り板で区画された室
が油で置換されると、置換されるまで水のシール効果に
よりシールされていた当該隙間部分の水がなくなって油
で満たされるようになり、油はこの隙間を通って次の区
画された室に流入し、次の区画された室が油で置換され
ると当該隙間を通って更に次の区画された室へと順次区
画された室を油で置換して行くことが可能になる。
そして、二次分離室の一側に排水弁を設けると共に該排
水弁とは反対側に位置して前記一次油水分離室と二次油
水分離室とが底部で連通する開閉可能な連通孔を前記隔
壁に設けたので、上記区画された室の油への置換に際し
て、仕切り板を通過する水を連通孔側から排水弁側へと
流動させることが可能になる共に、区画された室の油へ
の置換を、連通孔側の最初の区画された室から排水弁側
の最終の区画された室へと順次行うことが可能になり、
排水弁から水のみを排水することができ、油の回収率を
向上することが可能になる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について説明する。第1図およ
び第2図において、1はコンテナ本体であり、このコン
テナ本体1の内部は、隔壁10によって一次油水分離室13
と二次油水分離室14とに区画されている。この一次油水
分離室13と二次油水分離室14との容積比は、廃油の油と
水の混合比によっても異なるが、その一例を示せば、一
次油水分離室13が3に対し二次油水分離室14は1であ
る。
二次油水分離室14内は、仕切板5によって、隔壁10の幅
方向に複数の室に区画され、仕切板5の下端は、コンテ
ナ本体1(二次油水分離室14)の底から所定の寸法だけ
離間いており、隔壁10で区画された各室の底部で連通す
る連通路を形成している。この仕切板5は多数の孔が明
けられた多孔板からなっており、水のみが透過するよう
になっている。その一例を示せば、仕切板5に明けられ
た孔径は1〜2ミリであり、油はその粘性によりこの孔
を通過せずに、水のみが流通できる大きさになってい
る。
11は一次油水分離室13と二次油水分離室14とを連通させ
るための連通孔であり、コンテナ本体1の底に近い隔壁
10の一端部に設けられている。この連通孔11には、図示
省略の開閉板が設けられている。
この連通孔11が設けられている位置とは反対側のコンテ
ナ本体1の内壁には、連結管9が設けられている。すな
わち、前記連通孔11は、仕切り板5で企画した最初の室
の下部に開口し、連結管9は仕切板5で区画した最後の
室に位置して設けられている。
この連結管9の下端には、第3図にも示すように、末広
がりのサクション6が設けられており、その下端は、コ
ンテナ本体1(二次油水分離室14)の底から所定の隙間
が開けられている。この隙間の一例を示せば30ミリであ
る。
また、連結管9の上部には、連結管拡幅部9′が形成さ
れ、その上端には漏斗状の解放口7が設けられている。
これら解放口7、連結管拡幅部9′、連結管9およびサ
クション6は、第1図に示すようにコンテナ本体1の内
壁を一部利用して形成され、連結管9の流路面積は十分
小さくなっている。
12は排水バルブであり、仕切り板5の頂部よりも低い位
置で、かつ、連結管拡幅部9′に連通して設けられてい
る。2は廃油流入孔であり、第2図にも示すように一次
油水分離室13の天井に設けられ、かつ、その位置は連通
孔11から最も離れた所にある。また、第3図に示すよう
に、廃油流入孔2の下端は末広がりになっており、排水
バルブ12の取り付け高さよりも低く臨んでいる。4は開
閉蓋であり、二次油水分離室14の天井に設けられてい
る。
本実施例においては、第2図に示すように仕切り板5に
て仕切られた三つの室にまたがって、覗き窓15が三個設
けられている。この覗き窓15は開閉蓋4に取りつけられ
ている。3は通気孔である。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。まず、連通孔11は図示省略の開閉板により開閉可
能になっており、かつ、隔壁10によって一次油水分離室
13と二次油水分離室14に区画されているので、連通孔11
を閉じることにより、廃油流入孔2より一次油水分離室
13内に入れらた廃油は一次油水分離室13内で比重差によ
り油水分離させることができ、油が浮上し水が沈降し
て、一次油水分離室13内で上層に油を下層に水を溜める
ことが可能に成る。
次に、浮上分離した油面が高くなった時に、開閉板を操
作して連通孔11を開ける。そして連通孔11は一次油水分
離室13と二次油水分離室14とが連通するようにコンテナ
本体1の底部に設けられているので、一次油水分離室13
内で沈降分離した下層の水から先に連通孔11から二次油
水分離室14内に流入させることが可能に成り、続いて油
と水とが混合した状態で二次油水分離室14内に流入させ
ることが可能に成る。そして更に、仕切り板5は水のみ
を通過させることができる多孔板で形成されているの
で、先に二次油水分離室14内に流入した水のみを、仕切
り板5の小孔を通して自由に通過させ、二次油水分離室
14内において、隔壁10で仕切られた各室の水位が等しい
ある水位でもって水を貯留することが可能になり、この
ように隔壁10で仕切られた各室のある水位を維持した状
態で、油と水の混合した油水を続いて二次油水分離室14
内に流入させることが可能になる。
そこで、油は水よりも比重が小さいので、先に溜ってい
る水にて一種の油に対するシール効果が発揮される。そ
して、連通孔11は仕切り板5で仕切られた最初の室に連
通し、仕切り板5で仕切られた各室は隔壁10の幅方向に
区画され、かつ、仕切り板5は水のみを通過可能な多孔
板で形成されているので、油は仕切り板5bと5cで仕切ら
れた室に流入することなく、仕切り板5aで仕切られた最
初の室に浮上分離させることが可能になり、その最初の
室に溜っていた水は仕切板5aの小孔を通過して次の仕切
板5bで仕切られた室へと順に流動させることが可能にな
る。
この間においても廃油は、廃油流入孔2から一次油水分
離室13内に連続的に入れられる。そして、廃油流入孔2
は連通孔11から最も離れた位置にあるので、連通孔11近
傍の油水分離状態の攪乱を防止することが可能になる。
このようにして、廃油流入孔2から廃油を連続的に入れ
ることにより、二次油水分離室14の液位も上昇する。そ
して、仕切り板5は水のみを通過させ、水は油に対して
一種のシール効果を持ち、かつ、排水バルブ12は連通孔
11とは反対側の仕切り板5hで区画された最終の室側に設
けられているので、水のみが仕切り板5を通過して排水
バルブ12方向へと流動し、液位がついに排水バルブ12の
高さで達した時に、水のみを排水バルブ12から排水させ
ることが可能になる。
このように、排水バルブ12からの水の流出に伴って、二
次油水分離室14内の水のみが、排水バルブ12側へと流動
しながら、油のみが仕切板5aで区画された室に浮上分離
し、仕切り板5aで区画された最初の室を油に置換するこ
とが可能になる。このように、仕切板5aで区画された最
初の室が油に置換されてその油面が排水バルブ12の高さ
まで達した時(コンテナ本体1の水位)、それ以上水位
が高くならないので、仕切り板5aで区画された最初の室
を油で満すことが可能になる。
一方において、連通孔11からは、排水バルブ12から流出
する水量とのバランスにより、連続的に二次油水分離室
14内に油と水とが混合した状態で流入してくる。そし
て、仕切り板5の下端と二次油水分離室14の底との間に
一定の隙間があるので、このように流入してきた油と水
の混合(一次油水分離室13内で予め分離しているので、
水の方が多い)廃油は、比重バランスにより仕切板5aの
下端隙間を通って油が満たされている最初の区画室を通
過して、仕切板5bで区画されている次の室へと流入させ
ることが可能になり、仕切り板5aで区画された最初の室
と同様に油と水とを置換させることが可能になる。この
ようにして、仕切板5c〜5hで区画される室へと順次油と
水とを置換していくことが可能になる。そして、排水バ
ルブ12より油が出始めた時に、廃油流入孔2からの廃油
の流入を停止する。
すなわち、コンテナ本体1内を隔壁10で仕切り、一次油
水分離室13と二次油水分離室14とを連通させるための開
閉可能な連通孔11を設けることにより、一次油水分離室
13にて予め油水分離を行い、次に開閉可能な連通孔11を
開放して、一次油水分離室13の下層の水を二次油水分離
室14内に流入させ、仕切り板5の下端と二次油水分離室
14の底との間の隙間を水で閉塞して、油に対する一種の
シール効果を持たせることを行い、次に水のみが通過可
能な多孔板からなる仕切り板5で隔壁の方向に二次油水
分離室14内を複数の室に区画し、仕切り板5の下端と二
次油水分離室5の底との間に一定の隙間を設けて、連通
路を形成することにより、二次油水分離室14内におい
て、仕切板5で区画した各室で順次油と水とを置換させ
ながら、水のみが仕切板5を自由に通過して、排水バル
ブ12側に水のみを移動させることを行い、仕切り板5で
区画された各室が油で置換された終期の段階では、一次
油水分離室13および二次油水分離室14内の水の流動系全
体が油で置換されて、排水バルブ12から油が出初めるの
で油の回収が終了したことを知り、廃油流入孔2からの
廃油の流入を停止し、油の回収が完了する。
次に、本実施例についての実験例を以下に示し説明す
る。本実施例の実験諸元は次の通りである。
(1)コンテナの外形寸法:幅1350mm、長さ800mm、高さ13
00mm (2)廃油投入量:平均100/H (3)油分新油名(商品名):モービルギヤ629(比重0.89
9) (4)仕切板底板隙間:100mm (5)排水バルブ位置:コンテナ天井より100mm下方 (6)排出口位置:コンテナ底板より30mm上方 試験結果を下表に示す。
上表より、本実施例では、廃油回収量1300の内油分は
96.6%である。油回収率が100%にならないのは、廃油
回収完了時において、廃油流入孔2から投入された未油
水分離中の水が混在しているからである。
第4図の従来例では、排出口12′を閉にした状態で油水
分離を行い、排出口12′から幾分油と水が混在した状態
になるまで排出したものであるから、油回収率が最も低
い。
また、第5図に示す従来例は、排水路18内の水および未
油水分離中の水の量が多いため、本実施例に比べて油回
収率が低い。
次に、連結管9の作用について説明すると、サクション
6は末広がりになっているので、油泥やスラッジの詰ま
りは少ない。また、二次油水分離室14内の水の流れは緩
やかであるので、サクション6に油泥やスラッジの巻き
込みは起こらない。もしも、サクション6につまりが生
じた場合は、コンテナ本体1内の液位が上昇し、解放口
7からオーバフローして排水バルブ12より排出されるの
で、コンテナ本体1から油が溢れ出ることはない。
また、解放口7よりオーバフローした水は、容積の小さ
い連結管9内に溜るのみであり、油回収率に大きな影響
を与えることはない。次に、覗き窓15は仕切板5で区画
された各室を目視でき、かつ、区画された各室に順次油
と水が置換されていくので、何番目の室が油で置換され
ているかを確認し、油の回収状態が監視される。そし
て、覗き窓15は蓋4に設けられていて油に直接接触しな
いから汚れることはない。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案によれば、コンテナ本体内を隔
壁で仕切って一次油水分離室と二次油水分離室とに区画
し、一次油水分離室と二次油水分離室とが底部で連通す
る開閉可能な連通孔を前記隔壁に設けたので、先ず、連
通孔を閉めて一次油水分離室内で一次油水分離室に入れ
らた廃油を予め油水分離し、次に連通孔を開放して一次
油水分離室の下層に溜っている水を二次油水分離室内に
流入させ、油に対する一種のシール効果を持たせて、二
次油水分離室内を仕切り板で区画している次の室への油
の流入を防止しつつ、仕切り板で区画されている室を順
次油に置換して行くことができ、油の回収率を向上する
ことができる。
また、上記水による油に対する一種のシール効果との間
の有機的な関連において、上記二次油水分離室内を水の
みが通過可能な多孔板から成る仕切板にて前記隔壁の幅
方向へ複数の室に区画したので、水による一種のシール
効果により油が次の区画された室に流入するのを防止す
ることにより、水のみが仕切り板を通過して、次の区画
された室へと順次流動し、これにより仕切り板で区画さ
れた室を効率良く油で置換することができ、油の回収率
を向上することができる。
そして、各区画された複数の室が底部で連通するように
仕切り壁の下端と二次油水分離室の底部との間に隙間を
設けて連通路を形成したので、仕切り板で区画された室
が油で置換されると、置換されるまで水のシール効果に
よりシールされていた当該隙間部分の水がなくなって油
で満たされるようになり、油はこの隙間を通って次の区
画された室に流入し、次の区画された室が油で置換され
ると当該隙間を通って更に次の区画された室へと順次区
画された室を油で置換して行くことができ、油の回収率
を向上することができる。
そして、二次分離室の一側に排水弁を設けると共に該排
水弁とは反対側に位置して前記一次油水分離室と二次油
水分離室とが底部で連通する開閉可能な連通孔を前記隔
壁に設けたので、上記区画された室の油への置換に際し
て、仕切り板を通過する水を連通孔側から排出弁側へと
流動させることができる共に、区画された室の油への置
換を、連通孔側の最初の区画された室から排出弁側の最
終の区画された室へと順次行うことができ、これにより
排出弁から水のみを排出して、油の回収率を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を縦断面して示した正面図、
第2図は第1図の平面図、第3図は第2図のIII−III線
に沿う縦断面図である。 第4図は従来のコンテナの正面図、第5図は仕切板を設
けた従来のコンテナの正面図である。 1……コンテナ本体 5……仕切板 6……サクション(吸込口) 9……連結管 10……隔壁 11……連通孔 12……排水バルブ 13……一次油水分離室 14……二次油水分離室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテナ本体内で水と油を比重差で分離
    し、下層に溜った水を排出して油分をコンテナ本体内に
    貯留回収するようにした廃油コンテナにおいて、前記コ
    ンテナ本体内を隔壁で仕切って一次油水分離室と二次油
    水分離室とに区画し、該二次油水分離室内を水のみが通
    過可能な多孔板から成る仕切板にて前記隔壁の幅方向へ
    複数の室に区画すると共に、各区画された複数の室が底
    部で連通するように仕切り壁の下端と二次油水分離室の
    底部との間に隙間を設けて連通路を形成し、該二次分離
    室の一側に排水弁を設けると共に該排水弁とは反対側に
    位置して前記一次油水分離室と二次油水分離室とが底部
    で連通する開閉可能な連通孔を前記隔壁に設けたことを
    特徴とする廃油コンテナ。
JP1989037011U 1989-03-30 1989-03-30 廃油コンテナ Expired - Lifetime JPH0632162Y2 (ja)

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JPS49554U (ja) * 1972-04-04 1974-01-07
JPS581030Y2 (ja) * 1978-09-29 1983-01-08 松下電器産業株式会社 同軸形スピ−カシステム

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