JPH0632171A - 自動車の対側方警告装置 - Google Patents

自動車の対側方警告装置

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JPH0632171A
JPH0632171A JP21546992A JP21546992A JPH0632171A JP H0632171 A JPH0632171 A JP H0632171A JP 21546992 A JP21546992 A JP 21546992A JP 21546992 A JP21546992 A JP 21546992A JP H0632171 A JPH0632171 A JP H0632171A
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light
warning
vehicle
warning light
automobile
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JP21546992A
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English (en)
Inventor
Chikahisa Hayashi
知加久 林
Makoto Kanai
眞 金井
Yoshio Sano
良男 佐野
Kimiko Hasegawa
公子 長谷川
Yukiro Shibata
幸郎 柴田
Kiyoto Ishikawa
清人 石川
Masayasu Sawara
正泰 佐原
Etsuo Ozawa
悦雄 小澤
Toyotaka Ikeda
豊隆 池田
Shinichiro Doi
新一郎 土井
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車が道路方向に対して略横向きに緊急停
車した場合に、対向車及び後続車に対して緊急停車を警
告する。 【構成】 サイドモール34に、高輝度LED4a〜4
hとプリズム9a〜9hとを用いた警告灯1を設ける。
警告灯1の配光半値角は、自動車の真横水平方向を中心
として前方及び後方へは各々約59度、上方及び下方へ
は各々約7度である。この範囲内では、少なくとも光度
1.5cdを確保する。警告灯1には警告灯制御装置1
4を接続し、該制御装置14にはエアバッグ作動信号を
出力する既存のエアバッグ制御装置15、リセットスイ
ッチ16、バッテリ19、バックアップ電池20等を接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車が緊急停止して
いることを側方へ光を照射して警告する警告灯装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車には、ヘッドランプ等の
照明灯以外にも、次のような多くの標識灯又は反射器が
取付けられている。 クリアランスランプ及びテールランプは各々自動車
の前面及び後面の各両側に取付けられ、前方及び後方へ
光を照射して自動車の存在と車幅を表示する。 ストップランプは自動車の後面の両側に取付けら
れ、後方へ光を照射して自動車の制動を表示する。 ターンシグナルランプは自動車の前面、後面及び側
面の各両側に取付けられ、前方、後方及び側方へ光を照
射して自動車の進路変更を表示する。
【0003】 パーキングランプは自動車の前面及び
後面の各両側に取付けられ、前方及び後方へ光を照射し
て自動車の駐車を表示する。 サイドマーカランプは自動車の側面の前部と後部に
取付けられ、側方へ光を照射して自動車の存在と車長を
表示する。 リフレックスリフレクタは自動車の後面及び側面の
各両側に取付けられ、それ自身は光源を持たないが、外
部からの照射光を受けてその照射方向に反射し、自動車
の存在を表示する。
【0004】夜間走行時には、前記標識灯のうちクリア
ランスランプ、テールランプ及びサイドマーカランプ
(クリアランスランプ及びテールランプを併用するもの
が多い。)が常時点灯される。さて、この自動車が夜間
走行時に緊急停車した場合、格別の操作をしなければ、
前記クリアランスランプ等が点灯を続け、ハザードワー
ニングフラッシャスイッチをONしたならば、クリアラ
ンスランプ等に加えて通常はターンシグナルランプが点
滅して、前方、後方及び側方へ自動車の緊急停車を表示
・警告する。
【0005】特に、クリアランスランプ及びテールラン
プは、保安基準により前方及び後方300mの距離から
点灯を確認できるように設計されており、ターンシグナ
ルランプでも前方及び側方へ表示するものは、保安基準
により昼間100mの距離から点灯を確認できるように
設計されているため、前方及び後方へは高速走行からの
急停止が可能な距離にいる対向車及び後続車に対して確
実に緊急停車を警告することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ターンシグ
ナルランプでも側方へ表示するものは、保安基準により
昼間30mの距離から点灯を確認できる程度の光度に設
計されており、また、専ら側方へ表示するサイドマーカ
ランプも、クリアランスランプ及びテールランプ程光度
が高くないため、側方へはあまり遠い距離にまで緊急停
車を表示・警告することができなかった。
【0007】そこで問題となるのは、自動車が道路方向
に対して略横向きに緊急停車した場合である。この場
合、クリアランスランプ、テールランプ及びターンシグ
ナルランプ(前方及び側方へ表示するもの)も横向きに
なってしまうため、対向車及び後続車に対しては、前記
ターンシグナルランプ(側方へ表示するもの)及びサイ
ドマーカランプだけが緊急停車を表示・警告することに
なる。しかし、前記の通りこれらのターンシグナルラン
プ及びサイドマーカランプは光度が高くないため、対向
車及び後続車に対して有効に緊急停車を表示・警告する
ことができない可能性があった。
【0008】本発明の目的は、前記課題を解決し、自動
車が道路方向に対して略横向きに緊急停車した場合に、
対向車及び後続車に対して有効に緊急停車を表示・警告
することができる自動車の対側方警告装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の対側方警告装置は、配光半値角が自動車の
真横水平方向を中心として前方及び後方へ各々25度以
上かつ上方及び下方へ各々10度以下であり、該配光半
値角の範囲内では光度が少なくとも1.5cd(カンデ
ラ)である警告灯と、該警告灯の点灯手段と、該警告灯
の電源とにより構成した。
【0010】ここで、配光半値角とは、最高光度となる
照射方向を中心としてその方向から徐々に外れたとき
に、光度が最高光度の半分になる角度をいう。そして、
警告灯の配光半値角を自動車の真横水平方向を中心とし
て前方及び後方へ各々25度以上としたのは、この配光
半値角が25度未満であると、自動車が完全な横向きか
ら25度以上傾いて緊急停車した場合に、警告灯から照
射される光が対向車及び後続車に対して向かわないから
である。さらに、この配光半値角は40度以上であるこ
とが好ましい。但し、この配光半値角を60度以上に広
げる利点はあまりない。なぜなら、自動車が完全な横向
きから60度以上傾いて緊急停車した場合には、自動車
の前面及び後面に取付けられたクリアランスランプ、テ
ールランプ及びターンシグナルランプの点灯が、対向車
及び後続車から確認できるからである。また、この配光
半値角が60度以上になっても、無駄に光が放射される
だけで、かえって光度が低下したり電源の電力を浪費し
たりするからでもある。
【0011】また、警告灯の配光半値角を自動車の真横
水平方向を中心として上方及び下方へ各々10度以下と
したのは、例えば200mの距離にいる対向車及び後続
車に対しては、道路の起伏を考慮したとしても通常はこ
れ位の範囲に光を照射すれば点灯を確認できるからであ
る。また、この配光半値角が10度を越えても、無駄に
光が放射されるだけで、かえって光度が低下したり電源
の電力を浪費したりするからでもある。
【0012】前記配光半値角の範囲内で警告灯の光度を
少なくとも1.5cdとしたのは、高速道路における上
限速度100km/hrで走行する対向車及び後続車が
停止可能な距離は100m強であるから、安全率を見込
んで夜間に200mの距離から点灯を確認できる光度を
調べたところ、1.5cdであったことに基づく。な
お、光度とは、光源から発散される微小立体角中の光束
をこの微小立体角で除した値であり、光源を点とみなせ
る程の距離にある観測者に与える視覚の比較値であるか
ら、本発明において光源の明るさを定義するのに最も適
している。
【0013】本発明における点灯手段としては、次のも
のを例示できる。 (1) 警告灯を必要なときに点灯させ、不要になったとき
に消灯させる手動点灯スイッチ。このスイッチとして、
既存のハザードワーニングフラッシャスイッチを兼用す
ることもできる。点灯には連続点灯方式と点滅点灯方式
とがあるが、警告表示としては後者の方が好ましい。さ
らに、点滅点灯方式には同時点滅方式、流動点滅方式、
交互点滅方式等があり、点滅頻度は既存のハザードワー
ニングフラッシャのそれが一般的である。勿論、点滅点
灯させるためには、バイメタル式、コンデンサ式、半導
体式等の公知の点滅構造を付加する必要がある。
【0014】(2) 自動車の加速度を検知する検知手段
と、該検知手段が自動車の一定以上の加速度を検知した
ときに警告灯を点灯させる制御手段とからなる点灯手
段。 検知手段としては、車体に発生する負の加速度又は
その積分値を検知する重錘、歪ゲージ等を用いたセンサ
が一般的である。この検知手段として、既存のエアバッ
グ作動用センサを兼用することもできる。 制御手段としては、前記センサからの信号が所定基
準を越えたときに緊急停車があったと判断して警告灯を
点灯させる、半導体式の制御装置が一般的である。この
制御装置に、前記点滅構造を含ませることもできる。
【0015】本発明における電源としては、既存のバッ
テリとバックアップ電池とを併設することが好ましい。
【0016】また、警告灯が点灯したとしても、近距離
にいる対向車及び後続車のヘッドライト光が警告灯に当
たると、その点灯が見難くなるので、警告灯の近傍に外
部からの照射光を反射する反射部を設けることも好まし
い。この反射部は、警告灯と同じように、自動車の真横
水平方向を中心として前方及び後方へ各々25度以上離
れた角度上にある対向車等からの照射光を、該対向車等
へ十分な強さで反射できるものが好ましく、リフレック
スリフレクタ、プリズム型反射テープ等を例示すること
ができる。また、対向車等のヘッドライト光によって反
射部を確認できる距離は、ヘッドライトのロービーム到
達距離を目安にすると40m以上であることが好まし
い。また、確認性を高めるため、反射部の面積は30c
2 以上が好ましい。
【0017】
【作用】請求項1記載の対側方警告装置によれば、自動
車が緊急停車した場合、点灯装置及び電源により警告灯
が点灯する。この警告灯の前後方向の配光半値角は各々
25度以上であり、その範囲内では少なくとも光度1.
5cdが確保されているので、自動車が道路方向に対し
て略横向きに緊急停車した場合でも、警告灯からの照射
光が、高速走行からの急停止が可能な距離にいる対向車
及び後続車に対して、緊急停車を表示・警告する。ま
た、警告灯の上下方向の配光半値角は各々10度以下な
ので、照射光が無駄に広がらず、警告灯の光束を有効に
利用することができ、電源の節電にも寄与する。
【0018】また、請求項2記載の対側方警告装置によ
れば、自動車が緊急停車した場合、検知手段が自動車の
加速度を検知し、この加速度が一定以上の場合、制御手
段が自動的に警告灯を点灯させる。従って、運転者の操
作の如何に拘らず、素早く警告灯が点灯するので、対向
車及び後続車はこれを直ちに発見できる。
【0019】請求項3記載の対側方警告装置によれば、
バッテリが順調なときは該バッテリが警告灯の電源とし
て働き、その他の場合はバックアップ電池が警告灯の電
源として働くので、警告灯を確実に点灯させることがで
きる。
【0020】請求項4記載の対側方警告装置によれば、
緊急停止した自動車の比較的近距離に対向車及び後続車
がいる場合、反射部がこの対向車等のヘッドライト光を
該対向車等に向かって反射するため、対向車等はこの反
射光によっても緊急駐車を確認できる。特に、警告灯が
対向車及び後続車のヘッドライト光によって見難くなっ
た場合でも、この反射部からの反射光は確認できるので
有効である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例について、
図面を参照して説明する。まず、図1〜図5に示す第一
実施例は、サイドモールに警告灯を設けたタイプであ
る。自動車30の側面のフロントフェンダ31、ドア3
2及びリアフェンダ33には、それらの間で分割された
合成樹脂製のサイドモール34が一直線状に取付けられ
ている。そして、例えばドア32のサイドモール34に
は、警告灯1と反射部2とが横並びに設けられている。
【0022】前記警告灯1は、図1に示すようにサイド
モール34に設けられた凹部35に埋め込まれている。
警告灯1のベースを兼ねる横長のプリント基板3には合
計8個の高輝度発光ダイオード4a,4b,〜,4g,
4h(以下、LEDという。)が前後方向に約15mm
の間隔をおいて配置・配線されている。同図において左
側4個の第一〜第四LED4a〜4dは頭部が自動車3
0の前方を向くように、右側4個の第五〜第八LED4
e〜4hは頭部が自動車30の後方を向くように、各々
リード線5を曲げて横倒しに取付けられている。プリン
ト基板3の表面側には透明なポリカーボネイト樹脂より
なる長さ約135mm、高さ約30mmのカバー6が取
付けられ、該カバー6の内面には、各LED4a〜4h
の頭部に対峙した直角面7と傾斜した反射面8とを有す
る三角柱状(図2参照)の合計8個の第一〜第八プリズ
ム9a,9b,〜9g,9hが一体成形されている。
【0023】図2に示すように、前記第一〜第八LED
4a〜4hからの照射光10をLEDの軸上光11とこ
れを外れた発散光12とに分けて考えると、本実施例の
各LED4a等は、軸上光11の光度が最高光度3cd
を示し、発散光12の配光半値角χ(光度1.5cd)
が7度となるようなレンズ13を頭部に備えている。こ
の配光パターンはほとんどの高輝度LEDに共通するも
のである。さて、このように配光半値角χの狭いLED
4a等を使用して、本発明で要求されるような前後方向
に配光半値角の広い警告灯1を実現するために、本実施
例では、第一〜第八LED4a〜4hの照射角を第一〜
第八プリズム9a〜9hによって段階的にずらす方法が
採用されている。
【0024】図2に示すように、各LED4a等からの
照射光10は、プリズム9a等の直角面7で屈折し(但
し軸上光11は直進する)、反射面8で反射し、カバー
6の外面で屈折して外部に照射される。従って、カバー
6の内面に対するプリズム9a等の反射面8の傾斜角θ
と、自動車の真横水平方向に対する軸上光11の照射角
αとの関係は次式で示される。
【数1】α=sin-1{n・sin(90°−2θ)} ここで、nはカバー材料の屈折率であり、ポリカーボネ
イト樹脂では1.586である。
【0025】具体的には、次のような設計がなされてい
る。 第一プリズム9aの傾斜角θは30度であり、第一
LED4aの(軸上光11の)照射角αは前方へ約52
度である。この52度に発散光12の配光半値角χ=7
度を加えた約59度が警告灯1の前方への配光半値角と
なる。 第二プリズム9bの傾斜角θは35度であり、第二
LED4bの照射角αは前方へ約33度である。 第三プリズム9cの傾斜角θは40度であり、第三
LED4cの照射角αは前方へ約16度である。 第四プリズム9dの傾斜角θは45度であり、第四
LED4dの照射角αは0度すなわち真横方向である。 第五〜第八プリズム9e〜9hの傾斜角θ及び第五
〜第八LED4e〜4hの照射角αは、各々、第四〜第
一プリズム9d〜9aの傾斜角θ及び第四〜第一LED
4d〜4aの照射角αと、前後対称の関係にある。
【0026】従って、図4に示すように、警告灯1全体
としての前後方向の配光半値角ψは、自動車30の真横
水平方向を中心として前方及び後方へ各々約59度であ
る。また、本実施例のような三角柱状のプリズム9a等
は上下方向の配光にはあまり影響を与えないので、図5
に示すように、警告灯1の上下方向の配光半値角ωは、
LED4a等の配光半値角χがほぼ持ち越され、自動車
30の真横水平方向を中心として上方及び下方へ各々約
7度である。
【0027】また、前記の通り隣り合うLED4a〜4
hの軸上光11の照射角αは相互に16〜19度ずつ離
れているが、この相互間は隣り合うLED4a〜4hの
発散光12(配光半値角は7度であるが、7度を越えて
も配光が全く無くなる訳ではない)によって補填され
る。従って、前記警告灯1の前後方向及び上下方向の配
光半値角ψ,ωの範囲内では、少なくとも最高光度3c
dの半値である光度1.5cdが確保されている。
【0028】図1に示すように、前記警告灯1には半導
体式の警告灯制御装置14が接続され、該制御装置14
の入力ポートには、エアバッグ作動信号を出力する既存
のエアバッグ制御装置15と、該エアバッグ作動信号に
基いて点灯した警告灯1を消灯するリセットスイッチ1
6と、既存のハザードワーニングフラッシャスイッチ1
7(以下、ハザードスイッチという。)と、該ハザード
スイッチ17とは別個に設けられた手動点灯スイッチ1
8とが接続されている。また、警告灯制御装置14に
は、既存のバッテリ19と、バックアップ電池20とが
接続されている。警告灯制御装置14は半導体式の点滅
回路を含み、エアバッグ制御装置15からエアバッグ作
動信号が送られたとき又はハザードスイッチ17若しく
は手動点灯スイッチ18が手動でONされたときに、常
にはバッテリ19からの電流によって、該バッテリ19
からの電流が無いときはバックアップ電池20からの電
流によって、警告灯1を点滅点灯させるように構成され
ている。
【0029】また、前記反射部2には長さ約130m
m、高さ約30mmのプリズム型反射テープが使用さ
れ、サイドモール34の表面に貼着されている。この反
射部2は、自動車30の真横水平方向を中心として前方
及び後方へ各々45度の角度上にある対向車及び後続車
からの照射光を、該対向車等へ十分な強さで反射できる
ようになっており、その確認可能距離は約60mであ
る。
【0030】以上のように構成された第一実施例は、次
のように作動する。自動車30が緊急停車した場合、そ
の加速度をセンサ(図示略)が検知し、その加速度の程
度に基づきエアバッグ制御装置15からエアバック作動
信号が出力されるので、警告灯制御装置14はこの信号
を受けて自動的に警告灯1を点滅点灯させる。また、運
転者がハザードスイッチ17若しくは手動点灯スイッチ
18を手動でONしたときも、警告灯制御装置14は警
告灯1を点滅点灯させる。
【0031】さて、前記の通り、警告灯1の前後方向の
配光半値角ψは各々59度であり、その範囲内では光度
1.5cdが確保されているので、自動車30が道路方
向に対して真横を向いて又はその向きから59度以内で
傾いて緊急停車した場合でも、警告灯1からの照射光1
0が、夜間200m以上の距離にいる対向車及び後続車
に対して緊急停車を表示・警告する。よって、この警告
を発見した対向車及び後続車は、高速走行からでも停車
できる。また、警告灯1の上下方向の配光半値角ωは各
々7度であり、照射光10は無駄に広がらないため、L
ED4a等からの光束を有効に利用することができ、バ
ッテリ19又はバックアップ電池20の節電にも寄与す
る。また、60m以内の距離に対向車及び後続車がいる
場合、反射部2がこの対向車等のヘッドライト光を該対
向車等に反射するため、該対向車等はこの反射光によっ
ても緊急駐車を確認できる。特に、警告灯1が対向車等
のヘッドライト光によって見難くなった場合でも、この
反射部2からの反射光は確認できるので有効である。
【0032】さらに、第一実施例の警告灯1には次のよ
うな特徴がある。 第一〜第八LED4a〜4hを横倒しに設けている
ので、警告灯1の奥行を小さくすることができる。 各LED4a〜4hが配光半値角ψの範囲内を10
数度ずつ分担するので、この範囲内のどの角度から見て
も1〜3個のLEDの点灯だけが点灯しているように見
える。 配光半値角ψが得られる最少限の個数のLED4a
〜4hで済む。
【0033】次に、図6及び図7に示す第二実施例は、
警告灯の構造においてのみ第一実施例と相違するもので
ある。本実施例の警告灯1においては、サイドモール3
4の凹部35底に配されるプリント基板3に、レンズを
持たない多数のLED21が配置・配線されている。こ
のLED21には、チップ型LED、チップオンボード
型LED等を使用できる。プリント基板3の表面側に
は、LED21に対峙した内側の垂直面22と外側の円
筒面23とを有する蒲鉾状のレンズカバー24が配さ
れ、該レンズカバー24はサイドモール34に取付けら
れて取付部はシールされている。
【0034】図7に示すように、本実施例の各LED2
1は、軸上光11の光度が最高光度0.2cdを示し、
LED自身にレンズが無いため、発散光12の配光半値
角χ(光度0.1cd)は30度と広い。本実施例で
は、このように広い配光半値角χを前後方向においては
そのまま生かし、上下方向においては狭く集束させる方
法により、本発明で要求されるような配光半値角と光度
とを実現している。
【0035】すなわち、各LED21からの照射光10
は、レンズカバー24の垂直面22で屈折し(但し軸上
光11は直進する)、さらに円筒面23で屈折して外部
に照射される。そのため、LED21の上下方向の配光
半値角χ=30度は集束され、外部に照射される角度、
すなわち警告灯1の上下方向の配光半値角ωとしては各
々10度になっている。一方、LED21の前後方向の
配光半値角χはレンズカバー24によってあまり影響さ
れないので、その角30度が警告灯1の配光半値角ψと
してほぼ持ち越される。そして、これらの配光半値角
ψ,ωの範囲内では、多数のLED21からの照射光1
0が加わることと、該照射光10が前記の通り集束され
ることにより、1.5cd以上の光度が確保されてい
る。
【0036】この第二実施例も、警告灯1の配光半値角
が第一実施例のそれと異なることを除けば、第一実施例
と同様の作用及び効果を奏する。さらに、第二実施例の
警告灯1には次のような特徴がある。 LED21自身はレンズを持っていないので、警告
灯1の奥行を小さくすることができる。 LED21にチップ型LED、チップオンボード型
LED等を使用できるので、プリント基板3に自動実装
し易い。 各LED21からの照射光は並列的なので、前記配
光半値角の範囲内のどの角度から見ても、全部のLED
21が全体として線状に点灯しているように見える。
【0037】次に、図8及び図9に示す第三実施例は、
サイドモール兼用の警告灯1がウインカーランプ36か
ら連続するように設けられ、該ウインカーランプ36の
点滅光をサイドモール兼用の警告灯1に導いてパッシブ
に光らせる点において第一実施例と相違するものであ
る。本実施例のサイドモール兼用の警告灯1は透明な合
成樹脂により形成され、その表面の上部及び下部には凸
条25が、両凸条25の間には円筒面26を有したレン
ズ部27が各々一体成形されている。また、レンズ部2
7の奥に反射部2が設けられている。
【0038】この第三実施例によれば、ウインカーラン
プ36の点滅光が、凸条25の端面からその内部に導か
れ、凸条25内を反射及び屈折により伝わる。この凸条
25内を伝わった点滅光は、反射部2によって反射さ
れ、さらに、レンズ部27により上下方向には狭く集束
され、前後方向には広いまま、自動車の側方に照射され
るので、第一実施例と同様の警告を行うことができる。
【0039】次いで、以下に挙げる実施例はいずれも、
主として警告灯1を設ける部位が変更された点において
第一実施例と相違するものであるから、その構造の詳細
は省略することとし、要点のみを述べる。
【0040】図10及び図11に示す第四実施例は、ド
ア32の略下半分に取付けられる巾広サイドガーニッシ
ュ37の内部に警告灯1が設けられたものである。この
巾広サイドガーニッシュ37は透明な合成樹脂によりス
トライプ模様付きの板状に成形されたものであり、その
上部の厚肉部38に警告灯1が埋設されている。図12
に示す第五実施例は、別の態様の巾広サイドガーニッシ
ュ39の内部に警告灯1が設けられたものである。この
巾広サイドガーニッシュ39は下方へ傾斜した複数枚の
ルーバー40を所定の間隔で備え、これらのルーバー4
0間に警告灯1が取付けられている。そして、警告灯1
からの照射光は一旦ルーバー40に反射されて側方へ照
射される。
【0041】図13及び図14に示す第六実施例は、ド
ア32の略下半分を覆うドアパネル41の内部に警告灯
1が設けられたものである。このドアパネル41は、半
透明の合成樹脂により、又は透明樹脂と非透明樹脂との
二色成形により、成形されたものであり、ドア32の骨
組42に対して交換可能に取付けられている。なお、警
告灯1が取付けられるドアパネル41の半透明部又は透
明部にロゴマーク等を設けて、装飾効果を得ることもで
きる。
【0042】図15及び図16に示す第七実施例は、ド
ア32の下縁又はロッカー43の上面(スカッフプレー
ト)、外側面若しくは下面のいずれかに警告灯1が設け
られたものであり、ドア32とロッカー43との隙間又
はロッカー43の側面若しくは下面から光が照射される
ようになっている。図17に示す第八実施例は、サイド
シルプロテクタ44の後端の盛上がり部に警告灯1が設
けられたものである。図18に示す第九実施例は、サイ
ドシルプロテクタ44の中央部に細長い警告灯1が設け
られたものである。図19に示す第十実施例は、マッド
ガード45の側部に警告灯1が設けられたものである。
【0043】図20に示す第十一実施例は、ホイールア
ーチモール46からバンパコーナモール47にかけて警
告灯1が設けられたものである。図21に示す第十二実
施例は、タイヤハウス48の内部に、タイヤハウス48
の下方から光を照射する警告灯1が設けられたものであ
る。図22に示す第十三実施例は、ホイールキャップ4
9の裏側に警告灯1が設けられ、ホイールキャップ49
の穴部を通して光を照射するものである。図23及び図
24に示す第十四実施例は、ドアハンドル50の周囲に
設けられた透明樹脂よりなる環状のドアハンドルベゼル
51の内部に、複数のLED28を環状に配置してなる
警告灯1が設けられたものである。
【0044】図25及び図26に示す第十五実施例は、
ドアボディ52の内側上縁に取付けられた肘掛けを兼ね
たドアトリム53に、ドアガラス54を通過して光を照
射する警告灯1が設けられたものである。図27に示す
第十六実施例は、いわゆるBピラー55に警告灯1が設
けられたものである。図28に示す第十七実施例は、ド
アガラス54の内側上縁に近い天井に、ドアガラス54
を通過して光を照射する警告灯1が設けられたものであ
る。図29に示す第十八実施例は、クオータウインドブ
ラインド56に警告灯1が設けられたものである。図3
0に示す第十九実施例は、サイドウインドを環状に縁取
るウインドモール57に警告灯1が設けられたものであ
る。図31に示す第二十実施例は、ドアバイザ58に警
告灯1が設けられたものである。
【0045】図32に示す第二十一実施例は、チルトア
ップが可能なルーフ59の外縁に警告灯1が設けられた
ものであり、ルーフ59をチルトアップしたときに警告
灯1が現われるようになっている。図33に示す第二十
二実施例は、サンルーフバイザ60の両側部に警告灯1
が設けられたものである。図34に示す第二十三実施例
は、ルーフレール61に警告灯1が設けられたものであ
る。図35に示す第二十四実施例は、ルーフスポイラ6
2の両側部に警告灯1が設けられたものである。図36
に示す第二十五実施例は、リアスポイラ63の両側部に
警告灯1が設けられたものである。
【0046】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適
宜変更して具体化することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る請求
項1記載の対側方警告装置によれば、自動車が道路方向
に対して略横向きに緊急停車した場合でも、対向車及び
後続車に対して有効に緊急停車を表示・警告することが
できる。また、警告灯の照射光が無駄に広がらず、警告
灯の光束を有効に利用することができ、電源の節電にも
寄与する。
【0048】請求項2記載の対側方警告装置によれば、
運転者の操作の如何に拘らず、素早く警告灯を自動的に
点灯させることができる。
【0049】請求項3記載の対側方警告装置によれば、
警告灯を確実に点灯させることができる。
【0050】請求項4記載の対側方警告装置によれば、
警告灯からの照射光と反射部からの反射光とによって緊
急駐車を確認でき、特に、警告灯が対向車及び後続車の
ヘッドライト光によって見難くなった場合に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の対側方警告装置を示す概
略図である。
【図2】同対側方警告装置の警告灯の説明図である。
【図3】同対側方警告装置を設けた自動車の斜視図であ
る。
【図4】同警告灯の配光パターンを示す自動車の平面図
である。
【図5】同警告灯の配光パターンを示す自動車の正面図
である。
【図6】第二実施例の対側方警告装置の警告灯を示す分
解斜視図である。
【図7】同警告灯の断面図である。
【図8】第三実施例の対側方警告装置を設けた自動車の
斜視図である。
【図9】同対側方警告装置の警告灯の斜視図である。
【図10】第四実施例の対側方警告装置を設けた自動車
の斜視図である。
【図11】同対側方警告装置の警告灯の斜視図である。
【図12】第五実施例の対側方警告装置の警告灯を示す
斜視図である。
【図13】第六実施例の対側方警告装置を設けた自動車
の斜視図である。
【図14】同対側方警告装置の警告灯を設ける部位の分
解斜視図である。
【図15】第七実施例の対側方警告装置を設けた自動車
の斜視図である。
【図16】同対側方警告装置の警告灯を設ける部位の断
面図である。
【図17】第八実施例の対側方警告装置を設けた自動車
の斜視図である。
【図18】第九実施例の対側方警告装置を設けた自動車
の斜視図である。
【図19】第十実施例の対側方警告装置を設けた自動車
の部分斜視図である。
【図20】第十一実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図21】第十二実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図22】第十三実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図23】第十四実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図24】同対側方警告装置の警告灯の断面図である。
【図25】第十五実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図26】同対側方警告装置の警告灯の断面図である。
【図27】第十六実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図28】第十七実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図29】第十八実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図30】第十九実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図31】第二十実施例の対側方警告装置を設けた自動
車の斜視図である。
【図32】第二十一実施例の対側方警告装置を設けた自
動車の斜視図である。
【図33】第二十二実施例の対側方警告装置を設けた自
動車の斜視図である。
【図34】第二十三実施例の対側方警告装置を設けた自
動車の斜視図である。
【図35】第二十四実施例の対側方警告装置を設けた自
動車の斜視図である。
【図36】第二十五実施例の対側方警告装置を設けた自
動車の斜視図である。
【符号の説明】
1 警告灯 2 反射部 4a〜4h 第一〜第八LED 14 警告灯制御
装置 15 エアバッグ制御装置 19 バッテリ 20 バックアップ電池 21 LED 30 自動車 ψ 警告灯の前後方向の配光半値角 ω 警告灯の上下方向の配光半値角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 良男 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 長谷川 公子 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 柴田 幸郎 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 石川 清人 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 佐原 正泰 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 小澤 悦雄 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 池田 豊隆 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 土井 新一郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配光半値角が自動車の真横水平方向を中
    心として前方及び後方へ各々25度以上かつ上方及び下
    方へ各々10度以下であり、該配光半値角の範囲内では
    光度が少なくとも1.5cdである警告灯と、該警告灯
    の点灯手段と、該警告灯の電源とを備えた自動車の対側
    方警告装置。
  2. 【請求項2】 点灯手段は、自動車の加速度を検知する
    検知手段と、該検知手段が自動車の一定以上の加速度を
    検知したときに警告灯を点灯させる制御手段とからなる
    請求項1記載の自動車の対側方警告装置。
  3. 【請求項3】 電源はバッテリとバックアップ電池とか
    らなる請求項1記載の自動車の対側方警告装置。
  4. 【請求項4】 警告灯の近傍に外部からの照射光を反射
    する反射部を設けた請求項1記載の自動車の対側方警告
    装置。
JP21546992A 1992-07-20 1992-07-20 自動車の対側方警告装置 Pending JPH0632171A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004024804A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Aruze Corp 遊技機
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JP2015085900A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 トヨタ自動車九州株式会社 自動車のドアノブ発光装置

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