JPH063220Y2 - シール機構 - Google Patents
シール機構Info
- Publication number
- JPH063220Y2 JPH063220Y2 JP1988127693U JP12769388U JPH063220Y2 JP H063220 Y2 JPH063220 Y2 JP H063220Y2 JP 1988127693 U JP1988127693 U JP 1988127693U JP 12769388 U JP12769388 U JP 12769388U JP H063220 Y2 JPH063220 Y2 JP H063220Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- packing
- lip portion
- sealing
- sliding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 45
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、エアシリンダ、油圧シリンダ等の圧力シリン
ダに用いられるシール機構に関する。
ダに用いられるシール機構に関する。
考案の技術的背景ならびにその問題点 一般に、圧力シリンダ1は、第2図に示すように、円筒
状のシリンダ2の両端をロッドカバー3,3により封止
し、タイロッド4により連結した圧力シリンダ本体5を
有し、この圧力シリンダ本体5に対し相対的に往復摺動
するように、ピストン6あるいはピストンロッド7等か
らなる摺動部材Sが設けられている。
状のシリンダ2の両端をロッドカバー3,3により封止
し、タイロッド4により連結した圧力シリンダ本体5を
有し、この圧力シリンダ本体5に対し相対的に往復摺動
するように、ピストン6あるいはピストンロッド7等か
らなる摺動部材Sが設けられている。
このピストン6とシリンダ2あるいはピストンロッド7
とロッドカバー3との間には、この両者間をシールする
ための合成ゴム製のUパッキン8がパッキン溝9内に設
けられている。
とロッドカバー3との間には、この両者間をシールする
ための合成ゴム製のUパッキン8がパッキン溝9内に設
けられている。
このUパッキン8は、断面形状が略U字状をしたもの
で、第3図に詳示するように、ヒール部8aより、油圧
等の圧力Pが導入される側(以下、単に圧力側と称す)
に向って突出するように一対のリップ部8bを有してい
る。このリップ部8bは、圧力Pを受けて拡開し、パッ
キン溝9の外周壁10とピストンロッド7等に圧接し、
シールするものである。
で、第3図に詳示するように、ヒール部8aより、油圧
等の圧力Pが導入される側(以下、単に圧力側と称す)
に向って突出するように一対のリップ部8bを有してい
る。このリップ部8bは、圧力Pを受けて拡開し、パッ
キン溝9の外周壁10とピストンロッド7等に圧接し、
シールするものである。
しかしながら、このUパッキン8は、その構造上、流体
の圧力Pが低下すると、リップ部の拡開力が弱まり、シ
ール面圧が小さくなり、シール性が低下する虞れがあ
る。このようなシール面圧の低下を防止する手段とし
て、Uパッキン8の剛性をあげてリップ部8bの拡開力
を強め、これによりリップ部8bとパッキン溝9の外周
壁10との接触圧(シール圧)が大きくなるようにした
ものもある。
の圧力Pが低下すると、リップ部の拡開力が弱まり、シ
ール面圧が小さくなり、シール性が低下する虞れがあ
る。このようなシール面圧の低下を防止する手段とし
て、Uパッキン8の剛性をあげてリップ部8bの拡開力
を強め、これによりリップ部8bとパッキン溝9の外周
壁10との接触圧(シール圧)が大きくなるようにした
ものもある。
ところが、このようにすると、長期にわたり使用してい
る間にUパッキン8が変形し、リップ部8bの接触圧が
低下し、洩れが生じることがある。
る間にUパッキン8が変形し、リップ部8bの接触圧が
低下し、洩れが生じることがある。
また、このリップ部8bの接触圧を高くするために径方
向内外方向への突出代(張代)を大きくすることもある
が、このようにすると、摺動抵抗が大きくなり、リップ
部8bの摩耗が増大し、Uパッキン8の寿命が短くなる
という不都合を有する。
向内外方向への突出代(張代)を大きくすることもある
が、このようにすると、摺動抵抗が大きくなり、リップ
部8bの摩耗が増大し、Uパッキン8の寿命が短くなる
という不都合を有する。
考案の目的 本考案は、上述した従来技術に伴う問題点を解決するた
めになされたもので、Uパッキンに作用する圧力が高圧
あるいは低圧の如何に拘らず、シール性に優れ、しかも
Uパッキン自身の構造上の利点である摩擦抵抗が小さい
点を阻害せず、耐久性のある圧力シリンダ用シール機構
を提供することを目的とする。
めになされたもので、Uパッキンに作用する圧力が高圧
あるいは低圧の如何に拘らず、シール性に優れ、しかも
Uパッキン自身の構造上の利点である摩擦抵抗が小さい
点を阻害せず、耐久性のある圧力シリンダ用シール機構
を提供することを目的とする。
考案の概要 かかる目的を達成するための本考案に係るシール機構
は、流体圧が導入されるケーシングと、このケーシング
に対し相対的に往復摺動する摺動部材との間をシールす
るUパッキンを、前記圧力シリンダ本体又は摺動部材の
一方に形成されたパッキン溝内に、該Uパッキンのリッ
プ部が圧力側に向って拡開するように嵌挿してなるシー
ル機構において、前記パッキン溝の圧力側の外周壁に、
圧力側に向けて縮径されたテーパ状の傾斜部が形成して
あると共に、前記Uパッキンの反リップ部側をばね手段
により圧力側に向けて弾撥してなることを特徴としてい
る。
は、流体圧が導入されるケーシングと、このケーシング
に対し相対的に往復摺動する摺動部材との間をシールす
るUパッキンを、前記圧力シリンダ本体又は摺動部材の
一方に形成されたパッキン溝内に、該Uパッキンのリッ
プ部が圧力側に向って拡開するように嵌挿してなるシー
ル機構において、前記パッキン溝の圧力側の外周壁に、
圧力側に向けて縮径されたテーパ状の傾斜部が形成して
あると共に、前記Uパッキンの反リップ部側をばね手段
により圧力側に向けて弾撥してなることを特徴としてい
る。
このような構成のシール機構では、圧力が高圧となる
と、この高圧によりUパッキンのリップ部が拡開し、適
当なシール面圧が得られる。また、圧力が低下すると、
ばね手段により前記リップ部が外周壁の傾斜部に向って
移動し、この傾斜部によってリップ部の接触圧の低下が
補われることになる。したがって、この低圧時も適当な
シール面圧が得られることになり、圧力の高低に拘ら
ず、総じてシール性の向上が図られ、長期にわたり安定
したシールを行なうことができることになる。
と、この高圧によりUパッキンのリップ部が拡開し、適
当なシール面圧が得られる。また、圧力が低下すると、
ばね手段により前記リップ部が外周壁の傾斜部に向って
移動し、この傾斜部によってリップ部の接触圧の低下が
補われることになる。したがって、この低圧時も適当な
シール面圧が得られることになり、圧力の高低に拘ら
ず、総じてシール性の向上が図られ、長期にわたり安定
したシールを行なうことができることになる。
考案の具体的説明 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図であり、第
2,3図に示す部材と同様の機能を発揮する部材には同
一符号を付してある。
2,3図に示す部材と同様の機能を発揮する部材には同
一符号を付してある。
図示実施例に係る圧力シリンダ用シール機構20は、ケ
ーシングとしてのロッドカバー3と摺動部材としてのピ
ストンロッド7との間の密封用のものである。この圧力
シリンダ用シール機構20は、前記ロッドカバー3に形
成されたパッキン溝9内に嵌挿され、断面がU字状をし
かつ全体的にはリング状のUパッキン8と、このUパッ
キン8を弾撥するように該Uパッキン8の反リップ側に
設けられたばね手段21とを有している。
ーシングとしてのロッドカバー3と摺動部材としてのピ
ストンロッド7との間の密封用のものである。この圧力
シリンダ用シール機構20は、前記ロッドカバー3に形
成されたパッキン溝9内に嵌挿され、断面がU字状をし
かつ全体的にはリング状のUパッキン8と、このUパッ
キン8を弾撥するように該Uパッキン8の反リップ側に
設けられたばね手段21とを有している。
このばね手段21は、前記パッキン溝9の一端を閉塞す
るように設けられたパッキン押え板22に当接するリン
グ状のばね押え23と、Uパッキン8のヒール部8aに
圧接されかつピン24を有する保持板25と、これらの
間に装着されたコイルばね26とを有する。
るように設けられたパッキン押え板22に当接するリン
グ状のばね押え23と、Uパッキン8のヒール部8aに
圧接されかつピン24を有する保持板25と、これらの
間に装着されたコイルばね26とを有する。
また、前記パッキン溝9は、外周壁10の圧力側の略半
分に、Uパッキン8から離間するに従って巾寸法Wが小
さくなるように縮径されたテーパ状の傾斜部10aを有
し、この傾斜部10aによりリップ部8bの接触圧を調
整するようにしている。
分に、Uパッキン8から離間するに従って巾寸法Wが小
さくなるように縮径されたテーパ状の傾斜部10aを有
し、この傾斜部10aによりリップ部8bの接触圧を調
整するようにしている。
この場合、パッキン溝9の巾寸法Wとテーパ状の傾斜部
10aの長さlとがl>Wの関係を有することが望まし
い。
10aの長さlとがl>Wの関係を有することが望まし
い。
なお、このテーパ状の傾斜部10aは、例えば、外径寸
法が26〜200mmのUパッキン8の場合には、長さl
が、5〜11mm、角度αが5〜12度とすることが望ま
しい。より具体的に言えば、外径寸法が26〜45mm、
45〜90mm、90〜175mm、175〜200mmのU
パッキン8の場合には、それぞれ長さlが、約5mm、約
6mm、約8.5mm、約11mmであることが好ましい。
法が26〜200mmのUパッキン8の場合には、長さl
が、5〜11mm、角度αが5〜12度とすることが望ま
しい。より具体的に言えば、外径寸法が26〜45mm、
45〜90mm、90〜175mm、175〜200mmのU
パッキン8の場合には、それぞれ長さlが、約5mm、約
6mm、約8.5mm、約11mmであることが好ましい。
このようなUパッキンにおいては、前記長さlが11mm
より大きいと、パッキン溝9の寸法が長くなり、長さが
5mm以下であると、低圧時にUパッキン8のリップ部8
aを損傷する虞れがあるからである。また、角度αが1
2度以上であると、Uパッキン8が前記ばね手段により
弾撥された場合にスムーズに移動せず、また角度αが5
度以下であるとパッキン溝9の寸法が長くなり、この圧
力シリンダ用シール機構20が大きくなり過ぎ、好まし
くないからである。
より大きいと、パッキン溝9の寸法が長くなり、長さが
5mm以下であると、低圧時にUパッキン8のリップ部8
aを損傷する虞れがあるからである。また、角度αが1
2度以上であると、Uパッキン8が前記ばね手段により
弾撥された場合にスムーズに移動せず、また角度αが5
度以下であるとパッキン溝9の寸法が長くなり、この圧
力シリンダ用シール機構20が大きくなり過ぎ、好まし
くないからである。
次に、作用を説明する。
圧力Pが高圧の場合には、圧力PがUパッキン8をばね
手段21の弾撥力に抗して加圧するとともにこの圧力P
によりリップ部8bが拡開される。このリップ部8bの
拡開により、該リップ部8bは、パッキン溝9の外周壁
10及びピストンロッド7に圧接し、これらの間で適当
なシール面圧が得られる。
手段21の弾撥力に抗して加圧するとともにこの圧力P
によりリップ部8bが拡開される。このリップ部8bの
拡開により、該リップ部8bは、パッキン溝9の外周壁
10及びピストンロッド7に圧接し、これらの間で適当
なシール面圧が得られる。
次に、前記圧力Pが低下すると、前記ばね手段21にお
けるコイルばね26の弾撥力が圧力Pに打勝って、前記
リップ部8bが外周壁10の傾斜部10aに向って移動
する。この傾斜部10aは、Uパッキン8が圧力側に向
うにしたがって巾Wが狭くなっているので、次第にリッ
プ部8bは狭められる。つまり、該リップ部8bは、前
記圧力Pの低下により拡開習性が弱くなり、外周壁10
等との接触圧が低下しようとしても、この傾斜部10a
によりリップ部8bが径方向に圧縮されて外周壁10と
の接触圧の低下が補われ、適当なシール面圧が得られる
ことになる。
けるコイルばね26の弾撥力が圧力Pに打勝って、前記
リップ部8bが外周壁10の傾斜部10aに向って移動
する。この傾斜部10aは、Uパッキン8が圧力側に向
うにしたがって巾Wが狭くなっているので、次第にリッ
プ部8bは狭められる。つまり、該リップ部8bは、前
記圧力Pの低下により拡開習性が弱くなり、外周壁10
等との接触圧が低下しようとしても、この傾斜部10a
によりリップ部8bが径方向に圧縮されて外周壁10と
の接触圧の低下が補われ、適当なシール面圧が得られる
ことになる。
したがって、圧力Pの高低に拘らず、常にシール性の向
上が図られ、長期にわたり安定したシールを行なうこと
ができることになる。しかも不必要にリップ部8bを径
方向内外方向に向って突出させる必要がないので、摩耗
を心配する必要もない。
上が図られ、長期にわたり安定したシールを行なうこと
ができることになる。しかも不必要にリップ部8bを径
方向内外方向に向って突出させる必要がないので、摩耗
を心配する必要もない。
上述した実施例は、Uパッキン8をロッドカバー3,3
と摺動部材としてのピストンロッド7との間に設けたも
のであるが、この摺動部材は、必ずしもピストンロッド
7である必要はなく、他の摺動部材であっても良い。
と摺動部材としてのピストンロッド7との間に設けたも
のであるが、この摺動部材は、必ずしもピストンロッド
7である必要はなく、他の摺動部材であっても良い。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、圧力シリンダ用シ
ール機構は、パッキンに作用する圧力が高圧であっても
低圧であってもUパッキンのリップ部は外周壁と所定の
接触圧を維持し、適当なシール面圧が得られることにな
り、長期にわたり安定したシールを行なうことができる
ことになる。
ール機構は、パッキンに作用する圧力が高圧であっても
低圧であってもUパッキンのリップ部は外周壁と所定の
接触圧を維持し、適当なシール面圧が得られることにな
り、長期にわたり安定したシールを行なうことができる
ことになる。
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図、第2図は
一般的な圧力シリンダを示す断面図、第3図は第2図の
要部を示す断面図である。 5…圧力シリンダの本体、8…パッキン、 8b…リップ部、9…パッキン溝、 10…外周壁、10a…傾斜部、 20…圧力シリンダ用シール機構、 21…ばね手段、W…巾、 α…角度、S…摺動部材、 l…長さ。
一般的な圧力シリンダを示す断面図、第3図は第2図の
要部を示す断面図である。 5…圧力シリンダの本体、8…パッキン、 8b…リップ部、9…パッキン溝、 10…外周壁、10a…傾斜部、 20…圧力シリンダ用シール機構、 21…ばね手段、W…巾、 α…角度、S…摺動部材、 l…長さ。
Claims (1)
- 【請求項1】流体圧が導入されるケーシングと、このケ
ーシングに対し相対的に往復摺動する摺動部材との間を
シールするUパッキンを、前記圧力シリンダ本体又は摺
動部材の一方に形成されたパッキン溝内に、該Uパッキ
ンのリップ部が圧力側に向って拡開するように嵌挿して
なるシール機構において、前記パッキン溝の圧力側の外
周壁に、圧力側に向けて縮径されたテーパ状の傾斜部が
形成してあると共に、前記Uパッキンの反リップ部側を
ばね手段により圧力側に向けて弾撥してなるシール機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988127693U JPH063220Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | シール機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988127693U JPH063220Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | シール機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0247473U JPH0247473U (ja) | 1990-03-30 |
| JPH063220Y2 true JPH063220Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31380348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988127693U Expired - Lifetime JPH063220Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | シール機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063220Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107345572A (zh) * | 2017-08-25 | 2017-11-14 | 北京臻迪科技股份有限公司 | 密封结构及涉水机器人 |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP1988127693U patent/JPH063220Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0247473U (ja) | 1990-03-30 |
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