JPH0632218Y2 - 振動スクリーンの飛沫防止装置 - Google Patents
振動スクリーンの飛沫防止装置Info
- Publication number
- JPH0632218Y2 JPH0632218Y2 JP6362089U JP6362089U JPH0632218Y2 JP H0632218 Y2 JPH0632218 Y2 JP H0632218Y2 JP 6362089 U JP6362089 U JP 6362089U JP 6362089 U JP6362089 U JP 6362089U JP H0632218 Y2 JPH0632218 Y2 JP H0632218Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- vibrating screen
- filter cloth
- hose
- rubber tube
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は振動スクリーンの飛沫防止装置であって、塗工
紙又は塗工板紙に塗布する塗料調整工程で使用する振動
スクリーンの飛沫防止装置に関するものである。
紙又は塗工板紙に塗布する塗料調整工程で使用する振動
スクリーンの飛沫防止装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に塗工紙、塗工板紙に塗布する塗料を調整する工程
においては広く振動スクリーンが使用されている。
においては広く振動スクリーンが使用されている。
塗工紙、塗工板紙に塗布される塗料は、各種顔料(カオ
リン、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、水酸化ア
ルミニウム、サチンホワイト、酸化亜鉛、硫酸バリウ
ム、活性白土、プラスチックピグメント等)と接着剤
(スチレンブタジエン系、スチレンアクリル系、酢酸ビ
ニル−アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系、ブタジエ
ン−メチルメタクリル系等のラテックス、ポリビニルア
ルコール、澱粉、酸化澱粉、酵素変性澱粉、カゼイン、
大豆蛋白等)及び粘性改良剤、潤滑剤、染料等の少量添
加薬品からなっているが、塗料中には未分散状態の顔料
の小塊或は配管、貯槽等の壁面に付着した水滴が乾燥し
落下したスケール(異物)が混入してしまう。
リン、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、水酸化ア
ルミニウム、サチンホワイト、酸化亜鉛、硫酸バリウ
ム、活性白土、プラスチックピグメント等)と接着剤
(スチレンブタジエン系、スチレンアクリル系、酢酸ビ
ニル−アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系、ブタジエ
ン−メチルメタクリル系等のラテックス、ポリビニルア
ルコール、澱粉、酸化澱粉、酵素変性澱粉、カゼイン、
大豆蛋白等)及び粘性改良剤、潤滑剤、染料等の少量添
加薬品からなっているが、塗料中には未分散状態の顔料
の小塊或は配管、貯槽等の壁面に付着した水滴が乾燥し
落下したスケール(異物)が混入してしまう。
塗料中に前記小塊や異物が含まれていると、塗工機(エ
アナイフコーター、ブレードコーター、ショートドエル
ブレードコーター、ロールコーター等)で塗料と共に紙
面に転移し、均一な塗工層が形成できない。
アナイフコーター、ブレードコーター、ショートドエル
ブレードコーター、ロールコーター等)で塗料と共に紙
面に転移し、均一な塗工層が形成できない。
また、ブレードコーターにおいては、ブレード刃先と紙
面との間に異物がはさまりストリーク・スクラッチ等の
線状欠陥が発生する。そのため、製品の歩留りを低下さ
せたり良紙選別工程の能率を著しく低下させる等の多大
な損失が発生する。
面との間に異物がはさまりストリーク・スクラッチ等の
線状欠陥が発生する。そのため、製品の歩留りを低下さ
せたり良紙選別工程の能率を著しく低下させる等の多大
な損失が発生する。
これらの未分散状態の顔料の小塊、スケールは細心の注
意を払っても若干量の混入は避けられず、前記損失を最
小にするため、一般に塗料は振動スクリーンで処理さ
れ、塗料中の小塊や異物が取り除かれる操作が広く行わ
れている。
意を払っても若干量の混入は避けられず、前記損失を最
小にするため、一般に塗料は振動スクリーンで処理さ
れ、塗料中の小塊や異物が取り除かれる操作が広く行わ
れている。
振動スクリーンは、その処理量を増すため毎分1800回程
度の振動が与えられる。振動を発生する機構は、一例を
挙げると第2図に示すように複数のスプリング21によっ
て支持されている槽本体22の液面に濾布23が張られてお
り、その槽本体22の底部に、アンバランスホイール24を
軸に取り付けたモーター25が載架されており、アンバラ
ンスホイール24がモーター25によって回転することによ
って生ずる振動が槽本体22に伝わり濾布23が振動する。
この振動は水平方向の振動だけでなく、垂直方向の振動
も含まれ複雑な振動となる。
度の振動が与えられる。振動を発生する機構は、一例を
挙げると第2図に示すように複数のスプリング21によっ
て支持されている槽本体22の液面に濾布23が張られてお
り、その槽本体22の底部に、アンバランスホイール24を
軸に取り付けたモーター25が載架されており、アンバラ
ンスホイール24がモーター25によって回転することによ
って生ずる振動が槽本体22に伝わり濾布23が振動する。
この振動は水平方向の振動だけでなく、垂直方向の振動
も含まれ複雑な振動となる。
濾布23の上に供給された塗料26は、その複雑な振動が伝
わり、液面が踊り出す。さらに濾布23上で部分的に共振
状態となり、塗料の飛沫が槽本体22の外に飛び出し、周
辺の汚れや、塗料の損失更には床面が滑り易くなり転倒
等の危険もある。
わり、液面が踊り出す。さらに濾布23上で部分的に共振
状態となり、塗料の飛沫が槽本体22の外に飛び出し、周
辺の汚れや、塗料の損失更には床面が滑り易くなり転倒
等の危険もある。
従来、この飛沫を防止するために、振動スクリーンの上
部を塩化ビニル等のカバーで覆うことが行われている。
部を塩化ビニル等のカバーで覆うことが行われている。
[本考案が解決しようとする課題] 振動スクリーンの上部をカバーで覆うことにより飛沫が
飛び出すことは防止できるが、次のような欠点がある。
飛び出すことは防止できるが、次のような欠点がある。
(1)振動スクリーンがカバーで覆われているため、濾布
の破損を点検する時又は濾布上の残渣を点検する時等内
部が見え難くなり、管理上の問題がある。
の破損を点検する時又は濾布上の残渣を点検する時等内
部が見え難くなり、管理上の問題がある。
(2)カバーに付着した塗料が乾燥し、濾布の上に落下す
るため、濾布の目詰まりの原因となり濾布の取り替え周
期が短くなる。
るため、濾布の目詰まりの原因となり濾布の取り替え周
期が短くなる。
(3)濾布上の残渣の除去・洗滌・濾布取り替え時等にカ
バーが邪魔になり作業性が悪くなる。
バーが邪魔になり作業性が悪くなる。
本考案者は上記欠点を改善するため鋭意研究の結果、本
考案を達成することが出来た。
考案を達成することが出来た。
[課題を解決するための手段] 本考案は塗工紙、塗工板紙に塗布する塗料を調整する振
動スクリーンにおいて、塗料を供給するパイプ先端に着
脱自在なホースが取り付けられており、該ホース先端液
面上のフィルター面に、前記ホース外周に位置して空気
入りゴムチューブが浮かべられているという構成からな
る振動スクリーンの飛沫防止装置である。
動スクリーンにおいて、塗料を供給するパイプ先端に着
脱自在なホースが取り付けられており、該ホース先端液
面上のフィルター面に、前記ホース外周に位置して空気
入りゴムチューブが浮かべられているという構成からな
る振動スクリーンの飛沫防止装置である。
従来振動スクリーンに塗料を供給するパイプはその口が
振動スクリーンの濾布のかなり高いところにあるが、本
考案は該供給パイプ先端にホース(望ましくはフレキシ
ブルホース)を着脱自在に取り付け、その先端は濾布の
直上に位置させてある。
振動スクリーンの濾布のかなり高いところにあるが、本
考案は該供給パイプ先端にホース(望ましくはフレキシ
ブルホース)を着脱自在に取り付け、その先端は濾布の
直上に位置させてある。
他方、濾布面上には空気入りゴムチューブが浮かべられ
ており、前記ホース先端は、空気入りゴムチューブ内部
の空間部内に位置している。
ており、前記ホース先端は、空気入りゴムチューブ内部
の空間部内に位置している。
前記ゴムチューブの寸法は特に制限するものではない
が、振動スクリーンの直径D1とゴムチューブの外径D
2、ゴムチューブの太さdとの関係は、およそ D2=1/2D1、d=1/8D1 程度とすることが望ましい。また、ゴムチューブの内径
(D2−2d)は、ホースの直径よりも大きくする必要
がある。尚、ゴムチューブの断面形状は丸形に限らず角
形であっても良く、またその材質はゴムに限らず弾力性
のあるものであれば良い。
が、振動スクリーンの直径D1とゴムチューブの外径D
2、ゴムチューブの太さdとの関係は、およそ D2=1/2D1、d=1/8D1 程度とすることが望ましい。また、ゴムチューブの内径
(D2−2d)は、ホースの直径よりも大きくする必要
がある。尚、ゴムチューブの断面形状は丸形に限らず角
形であっても良く、またその材質はゴムに限らず弾力性
のあるものであれば良い。
[作用] 前記ゴムチューブは、濾布上の塗料に浮かんでおり、振
動スクリーンの振動によって塗料が踊り出すエネルギー
をゴムチューブの弾力的な変形によって吸収するため、
塗料がスクリーンの振動と共振して槽本体の外に飛び出
すことを効果的に防止できる。
動スクリーンの振動によって塗料が踊り出すエネルギー
をゴムチューブの弾力的な変形によって吸収するため、
塗料がスクリーンの振動と共振して槽本体の外に飛び出
すことを効果的に防止できる。
また、ゴムチューブの内径は、塗料を供給するホースの
外径より稍大きくすることによりホースから流れ落ちる
塗料が濾布上の塗料に衝突して飛散することも防止でき
る。
外径より稍大きくすることによりホースから流れ落ちる
塗料が濾布上の塗料に衝突して飛散することも防止でき
る。
[考案の効果] 本考案は従来の振動スクリーンにも簡単に適用でき、次
のような諸効果が得られる。
のような諸効果が得られる。
1)塗料の槽本体外への飛散が防止され、振動スクリーン
周辺の汚れがなくなり、作業環境が改善される。
周辺の汚れがなくなり、作業環境が改善される。
2)飛散が防止できることにより、塗料ロスがなくなり、
塗料調整における歩留りが向上する。
塗料調整における歩留りが向上する。
3)飛散が防止できることにより、床面の滑りがなくな
り、危険が防止できる。
り、危険が防止できる。
4)従来の振動スクリーンのカバーに比べて槽本体面が解
放されているため、濾布のワイヤーの破損点検、該ワイ
ヤー上の残渣サンプリング、スクリーン洗浄等装置の管
理が容易となり、また濾布取り替え時の作業性が改善さ
れる。
放されているため、濾布のワイヤーの破損点検、該ワイ
ヤー上の残渣サンプリング、スクリーン洗浄等装置の管
理が容易となり、また濾布取り替え時の作業性が改善さ
れる。
5)従来のスクリーンカバーにおいて発生していた乾燥飛
沫の落下による濾布目詰まりが防止され、振動スクリー
ン能力の向上及び濾布のワイヤーの延命が図られる。
沫の落下による濾布目詰まりが防止され、振動スクリー
ン能力の向上及び濾布のワイヤーの延命が図られる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示したものであるが、つぎ
に図面を参照して本考案を具体的に説明する。尚、第1
図において第2図と同一符号は同一部材を示す。供給パ
イプ1の先端部にフレキシブルホース2が取り付けられ
ている。該フレキシブルホース2の先端は槽本体22内の
塗料面26近傍に達している。尚、ホース2は必ずしもフ
レキシブルホースに限定するものではない。
に図面を参照して本考案を具体的に説明する。尚、第1
図において第2図と同一符号は同一部材を示す。供給パ
イプ1の先端部にフレキシブルホース2が取り付けられ
ている。該フレキシブルホース2の先端は槽本体22内の
塗料面26近傍に達している。尚、ホース2は必ずしもフ
レキシブルホースに限定するものではない。
他方、前期塗料面26の上にゴムチューブ3が浮かべられ
ており、該ゴムチューブ3内部の空間に前記フレキシブ
ルホース2の先端が配置されている。
ており、該ゴムチューブ3内部の空間に前記フレキシブ
ルホース2の先端が配置されている。
前記ゴムチューブ3の形状は、槽本体22の内径をD1、
ゴムチューブ3の外径D2、ゴムチューブ3の太さdと
したとき、これらの関係はおよそ D2=1/2D1、d=1/8D1 とすることが望ましい。
ゴムチューブ3の外径D2、ゴムチューブ3の太さdと
したとき、これらの関係はおよそ D2=1/2D1、d=1/8D1 とすることが望ましい。
振動スクリーンの振動によって濾布23上に供給される塗
料は塗料面26上のゴムチューブ3の弾力的な変形によっ
て飛び出しのエネルギーが吸収されて槽本体22の外に飛
び出すのを阻止される。
料は塗料面26上のゴムチューブ3の弾力的な変形によっ
て飛び出しのエネルギーが吸収されて槽本体22の外に飛
び出すのを阻止される。
また、フレキシブルホース2先端から流れ落ちる塗料も
その回りにゴムチューブ3があるため、フレキシブルホ
ース3先端から供給される塗料が濾布23上の塗料に衝突
した際の飛散も防止できる。
その回りにゴムチューブ3があるため、フレキシブルホ
ース3先端から供給される塗料が濾布23上の塗料に衝突
した際の飛散も防止できる。
さらに、本考案は従来の振動スクリーンにも簡単に装着
でき、従来槽本体22内面に付着乾燥して落下する異物の
混入もなく、従って濾布の目詰まりが防止でき、スクリ
ーン能力の向上及び濾布ワイヤーの延命が図られる。
でき、従来槽本体22内面に付着乾燥して落下する異物の
混入もなく、従って濾布の目詰まりが防止でき、スクリ
ーン能力の向上及び濾布ワイヤーの延命が図られる。
さらに、異物の混入が激減するため。ストリーク・スク
ラッチの線状欠陥がなく、製品歩留りの向上、良紙選別
工程の能率を改善することができる。
ラッチの線状欠陥がなく、製品歩留りの向上、良紙選別
工程の能率を改善することができる。
第1図は本考案の一実施例の説明図、第2図は従来の振
動スクリーンの説明図である。 1:供給パイプ、2:フレキシブルホース、3:ゴムチ
ューブ。
動スクリーンの説明図である。 1:供給パイプ、2:フレキシブルホース、3:ゴムチ
ューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 北尾 英男 鳥取県米子市吉岡373番地 王子製紙株式 会社米子工場内 (56)参考文献 特開 昭48−18323(JP,A) 実開 昭62−13512(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】塗工紙、塗工板紙に塗布する塗料を調整す
る振動スクリーンにおいて、塗料を供給するパイプ先端
に着脱自在なホースが取り付けられており、該ホース先
端液面上のフィルター面に、前記ホース外周に位置して
空気入りゴムチューブが浮かべられていることを特徴と
する振動スクリーンの飛沫防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6362089U JPH0632218Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 振動スクリーンの飛沫防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6362089U JPH0632218Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 振動スクリーンの飛沫防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH033473U JPH033473U (ja) | 1991-01-14 |
| JPH0632218Y2 true JPH0632218Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31593835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6362089U Expired - Fee Related JPH0632218Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 振動スクリーンの飛沫防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632218Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP6362089U patent/JPH0632218Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH033473U (ja) | 1991-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |