JPH06322630A - 整経機等のモータ駆動装置と、それを使用する停止制御装置 - Google Patents

整経機等のモータ駆動装置と、それを使用する停止制御装置

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JPH06322630A
JPH06322630A JP11190093A JP11190093A JPH06322630A JP H06322630 A JPH06322630 A JP H06322630A JP 11190093 A JP11190093 A JP 11190093A JP 11190093 A JP11190093 A JP 11190093A JP H06322630 A JPH06322630 A JP H06322630A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータMi (i=1、2…n)からの回生電
力を有効に利用する。 【構成】 モータMi のそれぞれに接続する電力回生可
能なインバータ回路IVi (i=1、2…n)と、イン
バータ回路IVi の入力側に接続するエネルギ蓄積用の
共通のコンデンサCとを設ける。回生状態にあるモータ
Mi からの回生電力は、コンデンサCに蓄積され、力行
状態にある他のモータMj (j=1、2…n、j≠i)
の力行電力として利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マルチセクション駆
動系を構成する複数のモータからの回生電力を有効に利
用するとともに、停電時においても、全体を円滑に減速
して停止させることができる整経機等のモータ駆動装置
と、それを使用する停止制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】経糸糊付機、整経機、巻返機等の経糸準
備機械(以下、単に整経機等という)は、多段に配列す
る複数のモータを介して経糸シートを走行させるから、
これらのモータは、いわゆるマルチセクション駆動系を
構成している。
【0003】かかる複数のモータMi (i=1、2…
n)は、ACモータとし、それぞれ独立のインバータ駆
動装置Di (i=1、2…n)を介して、共通の電源A
Cにより駆動するのが一般的である(図8)。
【0004】各インバータ駆動装置Di は、コンバータ
回路CVと、電力回生可能なインバータ回路IVとを縦
続してなり、インバータ回路IVの入力側には、平滑用
のコンデンサCと、抵抗Rとが配設されている。ただ
し、抵抗Rは、電圧検出器VDによって駆動されるスイ
ッチング回路SWを介してインバータ回路IVの入力側
に接続されている。電圧検出器VDは、モータMi から
の回生電力がコンデンサCに蓄積され、コンデンサCの
電圧が上昇したことを検出してスイッチング回路SWを
閉じるから、抵抗Rは、モータMi からの回生電力を消
費し、モータMiに対して発電制動をかけることができ
る。なお、電圧検出器VDは、コンデンサCの電圧が過
小になったとき、スイッチング回路SWを開き、コンデ
ンサCの電圧を適当な範囲に保つ。各インバータ駆動装
置Di のインバータ回路IVには、外部から制御信号S
i (i=1、2…n)が入力されており、インバータ回
路IVは、制御信号Si に従ってモータMi を加速さ
せ、減速させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、各モータからの回生電力は、抵抗によって消費
されるのみであり、それを他のモータの力行電力として
有効利用することができないから、全体としての電力利
用効率の面で、さらに改善の余地があるという問題があ
った。すなわち、一般に、マルチセクション駆動系を構
成する複数のモータは、その一部が力行状態にあると
き、残りが回生状態にあることが少なくない。そこで、
回生状態にあるモータからの回生電力を力行状態にある
モータに供給することができれば、全体としての電力利
用効率を大きく向上させることができるが、従来の構成
では、各インバータ駆動装置が電気的に独立になってい
るために、これが不可能であったからである。
【0006】また、停電時において、全体を所定の減速
曲線に従って滑らかに停止させようとすると、慣性が小
さい負荷に連結されているモータは、力行状態で減速さ
せなければならないから、何らかのバックアップ電源を
設けない限り、それが実現できないという問題もあっ
た。
【0007】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、インバータ回路の入力側にエネルギ蓄
積用の共通のコンデンサを設けることによって、全体と
しての電力利用効率を大幅に向上させることができる整
経機等のモータ駆動装置を提供することにある。
【0008】また、この発明の他の目的は、減速中のモ
ータの回生電力を利用することによって、バックアップ
電源を設けることなく、停電時においても、所定の減速
曲線に従って全体を支障なく減速させ、停止させること
ができる整経機等の停止制御装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、マルチセクショ
ン駆動系を構成する複数のモータのそれぞれに対応する
電力回生可能なインバータ回路と、インバータ回路に前
置するコンバータ回路と、インバータ回路の入力側に配
設するエネルギ蓄積用の共通のコンデンサとを備えるこ
とをその要旨とする。
【0010】第2発明の構成は、第1発明に係るモータ
駆動装置と、インバータ回路を介してモータの1台を回
転制御し、マルチセクション駆動系のマスタ制御系とな
る速度制御装置とを備えてなり、速度制御装置は、停電
時において、複数のモータの回生電力の総和が力行電力
の総和を常に上まわるような停電時用の減速曲線に従っ
て制御対象のモータを減速させることをその要旨とす
る。
【0011】なお、速度制御装置は、通電時において、
停電時用の減速曲線と異なる減速曲線に従うことができ
る。
【0012】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、コンデン
サは、インバータ回路の入力側に共通に配設されている
から、複数のモータのいずれかが回生状態になれば、そ
のモータからの回生電力をエネルギとして蓄積すること
ができ、しかも、蓄積したエネルギを他のモータの力行
電力として放出することができる。すなわち、一部のモ
ータが回生状態にあるとき、他のモータは、回生状態に
あるモータからの回生電力を力行電力として有効に利用
することが可能である。
【0013】第2発明の構成によるときは、速度制御装
置は、停電時においては、停電時用の減速曲線に従って
制御対象のモータを減速制御するが、このときの減速曲
線は、回生電力の総和が力行電力の総和を常に上まわる
ように選定されているから、停電によって電源からの電
力が供給されない状態であっても、回生状態にあるモー
タからの回生電力を利用することにより、すべてのモー
タを所定の減速曲線に従って減速させ、フリーランニン
グ状態に放置することがない。すなわち、このときの速
度制御装置は、マルチセクション駆動系に含まれるすべ
てのモータを所定の相互関係に維持しながら減速し、全
体を支障なく停止させることができる。
【0014】速度制御装置が、通電時において、停電時
用の減速曲線と異なる減速曲線に従うときは、電源が確
保されている通常の停止時において、任意の減速曲線に
従い、全体を滑らかに減速させ、停止させることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0016】整経機等のモータ駆動回路は、複数のモー
タMi (i=1、2…n)のそれぞれに対応するインバ
ータ回路IVi (i=1、2…n)と、インバータ回路
IVi の入力側に接続する共通のコンデンサCとを備え
てなる(図1)。ただし、モータMi は、全体としてマ
ルチセクション駆動系を構成するものとし、インバータ
回路IVi は、それぞれ電力回生可能であるものとす
る。
【0017】インバータ回路IVi は、共通の電源AC
により、共通のコンバータ回路CVを介して給電されて
いる。また、インバータ回路IVi の入力側には、スイ
ッチング回路SWを介して共通の抵抗Rが接続されてお
り、スイッチング回路SWは、電圧検出器VDの出力に
よって開閉されるものとする。なお、各インバータ回路
IVi には、制御信号Si (i=1、2…n)が入力さ
れている。
【0018】かかるモータ駆動装置において、任意のモ
ータMi が回生状態にあると、そのモータMi において
発生する回生電力は、対応するインバータ回路IVi を
介してコンデンサCに蓄積することができる。すなわ
ち、このときのコンデンサCは、モータMi からの回生
電力を蓄積するためのエネルギ蓄積用となっている。な
お、このとき、コンデンサCの電圧が過大になると、電
圧検出器VDが作動してスイッチング回路SWを閉じる
から、抵抗Rは、余剰の回生電力を消費することができ
る。
【0019】一方、このとき、他の任意のモータMj
(j=1、2…n、j≠i)が力行状態にあると、この
モータMj は、モータMi からの回生電力を力行電力と
して有効に利用することができる。なお、このとき利用
できる回生電力は、コンデンサCに蓄積されているエネ
ルギと、インバータ回路IVi を介してモータMi から
回収されるエネルギとの双方が含まれる。そこで、電源
AC、コンバータCVは、モータMj が要求する力行電
力のうち、コンデンサC、モータMi が供給し切れない
不足分のみを負担すれば足りる。
【0020】かかるモータ駆動装置は、経糸糊付機に適
用することができる(図2)。
【0021】経糸糊付機は、送出ビームBM1 からの経
糸シートSHを所定の張力となるように走行させ、最終
的に巻取ビームBM5 に巻き取る。すなわち、送出ビー
ムBM1 からの経糸シートSHは、テンションローラT
R1 、プレッシャローラFR1 付きのフィードローラF
R、糊付用のサイジングローラSR、SR…、前後両側
にガイドローラGR1 、GR2 を有する乾燥用のドラム
ローラDR、DR…、テンションローラTR2 を経て、
巻取ビームBM5 に至る。なお、テンションローラTR
1 、TR2 には、張力測定用のロードセル素子LC1 、
LC2 が付設されており、サイジングローラSR、SR
…の下部には、糊材を収納するサイジングパンSR1 が
配設されている。
【0022】送出ビームBM1 、フィードローラFR、
サイジングローラSR、SR…、ドラムローラDR、D
R…、巻取ビームBM5 には、モータM1 、M2 …M5
が連結されており、これらのモータMi (i=1、2…
5)は、マルチセクション駆動系を構成している。な
お、各モータMi には、共通のコンバータ回路CVを介
し、電源ACによって給電されるインバータ回路IVi
(i=1、2…5)が接続されており、各インバータ回
路IVi の入力側には、共通のコンデンサCが接続され
ている。ただし、コンデンサCと並列に接続する回生電
力消費用の抵抗Rは、電圧検出器VD、スイッチング回
路SWとともに、その図示が省略されている。また、各
インバータ回路IVi には、制御信号Si (i=1、2
…5)を出力するコントローラCRi (i=1、2…
5)が付設されている。
【0023】コントローラCR1 、CR5 には、それぞ
れ、ロードセル素子LC1 、LC2が検出する張力T1
、T2 がフィードバックされている。また、コントロ
ーラCR2 には、モータM2 、M3 に付設するパルスジ
ェネレータPG、PGを介し、モータM2 、M3 の回転
速度n2 、n3 がフィードバックされており、コントロ
ーラCR3 には、モータM3 の回転速度n3 の他に、モ
ータM4 に付設するパルスジェネレータPGを介し、モ
ータM4 の回転速度n4 がフィードバックされている。
さらに、コントローラCR4 には、モータM4 の回転速
度n4 がフィードバックされている。
【0024】コントローラCR4 は、速度制御装置とな
っている(図3)。すなわち、コントローラCR4 は、
速度設定器11、加減速曲線発生器12、加合せ点1
3、調節器14を縦続してなり、加減速曲線発生器12
には、リレー接点RL1 、RL2 が入力されている。リ
レー接点RL1 は、経糸糊付機の運転指令信号に従って
閉じ、リレー接点RL2 は、電源ACの停電時に開くも
のとする。また、加合せ点13には、モータM4 の回転
速度n4 がフィードバックされており、調節器14の出
力は、制御信号S4 として、インバータ回路IV4 に入
力されている。
【0025】かかる経糸糊付機は、コントローラCR4
をマスタ制御系として動作することができる。
【0026】いま、電源ACが正常であるときに、運転
指令信号が発生し、リレー接点RL1 が閉じると、コン
トローラCR4 の加減速曲線発生器12は、速度設定器
11の設定値n11を目標速度とし、所定の変化率で上昇
する増速曲線K1 を発生し(図4の時刻t=0)、この
増速曲線K1 に従って上昇する速度目標値no を加合せ
点13に出力する(同図の時刻0≦t≦t1 )。そこ
で、加合せ点13は、速度偏差Δn=no −n4 を調節
器14に出力し、調節器14は、速度偏差Δnに対応す
る制御信号S4 をインバータ回路IV4 に出力すること
ができる。すなわち、インバータ回路IV4 は、制御信
号S4 に従ってモータM4 を力行制御し、増速曲線K1
に従ってモータM4 を緩起動することができる。
【0027】モータM4 が起動されると、その回転速度
n4 がコントローラCR3 に入力されているので、コン
トローラCR3 は、モータM3 の回転速度n3 がモータ
M4の回転速度n4 に対して所定の比率で追従するよう
に、インバータ回路IV3 を介してモータM3 を回転制
御する。一方、コントローラCR2 は、同様にして、モ
ータM2 の回転速度n2 が所定の比率でモータM3 の回
転速度n3 に追従するように、インバータ回路IV2 を
介してモータM2 を回転制御する。すなわち、コントロ
ーラCR3 、CR2 は、それぞれ、モータM4 、M3
間、モータM3 、M2 間のストレッチ比率が所定値とな
るように、モータM3 、M2 の回転速度n3 、n2 を制
御するストレッチ制御装置となっている。
【0028】一方、コントローラCR1 は、ロードセル
素子LC1 からの張力T1 をフィードバックすることに
より、インバータ回路IV1 を介し、張力T1 が所定値
となるようにモータM1 、送出ビームBM1 を回転制御
する。また、コントローラCR5 は、同様に、インバー
タ回路IV5 を介し、ロードセル素子LC2 からの張力
T2 が所定値となるように、モータM5 、巻取ビームB
M5 を回転制御する。すなわち、コントローラCR1 、
CR5 は、張力T1 、T2 を所定値に保つ張力制御装置
となっている。
【0029】以上のようにして、コントローラCR4 が
モータM4 を起動すると、他のモータMi (i=1、2
…5、i≠4)は、一斉に起動され、送出ビームBM1
からの経糸シートSHを所定の張力で走行させた上、巻
取ビームBM5 に巻き取ることができる。
【0030】モータM4 の回転速度n4 が速度設定器1
1の設定値n11に到達すると(図4の時刻t=t1 )、
以後、モータM4 は定速で運転され、他のモータMi
(i=1、2…5、i≠4)は、コントローラCRi
(i=1、2…5、i≠4)の制御下において、ほぼ定
速で運転を継続することができる。また、運転指令信号
が消滅すると(図4の時刻t=t2 )、リレー接点RL
1 が開くので、加減速曲線発生器12は、所定の減速曲
線K2 を発生して速度目標値no を減少させるから(同
図の時刻t2 ≦t≦t3 )、全体は、この減速曲線K2
に従って減速し、停止することができる(同図の時刻t
=t3 )。
【0031】なお、以上の通電時の制御において、加減
速曲線発生器12からの減速曲線K2 は、全体を滑らか
に減速させて停止させるために、適当なS字状の曲線と
してもよい(図5)。増速曲線K1 についても、同様で
ある。
【0032】経糸糊付機が運転中に停電が発生すると、
リレー接点RL2 が開く(図6の時刻t=t2a)。そこ
で、このときの加減速曲線発生器12は、通電時と異な
る停電時用の減速曲線K3 を発生する。
【0033】いま、経糸糊付機に含まれるすべてのモー
タMi を機械的に連結し、この全体系を自然停止させる
ときの仮想的な減速曲線K4 は、一般に、指数関数形と
なる(同図の時刻t2a≦t≦t2c)。そこで、このよう
な減速曲線K4 を上まわらないように、停電時用の減速
曲線K3 を定めれば、全体系に含まれる複数のモータM
i の回生電力の総和が力行電力の総和を常に上まわるよ
うにすることができる。減速曲線K4 を上まわる減速曲
線K3 を実現させるためには、モータMi を力行駆動す
ることが必要である一方、減速曲線K4 を下まわる減速
曲線K3 を実現させるためには、モータMi を回生状態
とし、モータMi に制動をかけなければならないからで
ある。したがって、減速曲線K4 を下まわる減速曲線K
3 によれば、停電時において、回生状態にあるモータM
i からの回生電力を利用することにより、何らのバック
アップ電源を設けることなく、全体を円滑に減速して停
止させることができる。
【0034】ただし、減速曲線K3 は、余りに急傾斜に
すると、コントローラCRi によるモータMi の制御が
不調になるおそれがある。そこで、減速曲線K3 として
は、停電発生時における仮想的な減速曲線K4 の接線に
一致させるのが最も好ましい。また、このような減速曲
線K3 を選定することにより、各モータMi は、その一
部が力行状態にあったとしても、他の回生状態にあるも
のからの回生電力を利用することができる。すなわち、
このときのコントローラCRi 、インバータ回路IVi
は、コントローラCR4 をマスタ制御系として、すべて
のモータMi を減速曲線K3 に従って滑らかに減速さ
せ、停止させることができ(図6の時刻t2a≦t≦t2
b)、コントローラCR4 は、その制御対象となってい
るモータM4を減速曲線K3 に従って減速させることに
より、他のすべてのモータMi (i=1、2…5、i≠
4)を追従させることができる。
【0035】なお、減速中に、各モータMi の回生電力
の総和が力行電力の総和を下まわるようなことがある
と、その時点において、各モータMi は、力行電力が不
足して減速曲線K3 を維持することができなくなるおそ
れがある。そこで、減速曲線K3 は、減速中の全ての期
間に亘って、回生電力の総和が力行電力の総和を常に上
まわるように定めるのがよい。
【0036】ただし、図6の時刻t≧t2aにおいては、
停電によって電源ACが喪失するから、この間における
コントローラCRi は、回生状態にあるモータMi から
の回生電力を利用するか、他の適当なバックアップ電源
を利用して給電するものとする。
【0037】以上の説明において、コンバータ回路C
V、コンデンサCは、n台のモータMi (i=1、2…
n)に対応して、それぞれn台のコンバータCVi (i
=1、2…n)、n台のコンデンサCi (i=1、2…
n)に分割することができる(図7)。コンバータ回路
CVi 、コンデンサCi は、それぞれ、モータMi の容
量に対応させることができ、個々の容量を小さくするこ
とが可能である。
【0038】なお、以上の説明は、経糸糊付機に限ら
ず、整経機、巻返機等の他の機械についてもそのまま適
応し得ることはいうまでもない。また、そのときのモー
タMi、コントローラCRi 、インバータ回路IVi
は、少なくとも2以上の任意の台数であればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、インバータ回路の入力側にエネルギ蓄
積用の共通のコンデンサを設けることによって、コンデ
ンサは、回生状態にあるモータからの回生電力を蓄積
し、力行状態にあるモータに供給することができるか
ら、全体としての電力利用効率を大幅に向上させること
ができるという優れた効果がある。
【0040】第2発明によれば、速度制御装置は、制御
対象のモータを所定の減速曲線に従って減速させること
により、回生状態にあるモータからの回生電力を他のモ
ータの力行電力として利用させることができるから、停
電時においても、バックアップ電源を設けることなく、
全体を所定の停電時用の減速曲線に従って滑らかに減速
させ、停止させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体ブロック系統図(1)
【図2】 全体ブロック系統図(2)
【図3】 要部ブロック系統図
【図4】 動作説明線図(1)
【図5】 動作説明線図(2)
【図6】 動作説明線図(3)
【図7】 他の実施例を示す図1相当図
【図8】 従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
Mi (i=1、2…n)…モータ IV、IVi (i=1、2…n)…インバータ回路 CV、CVi (i=1、2…n)…コンバータ回路 C、Ci (i=1、2…n)…コンデンサ K2 、K3 …減速曲線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチセクション駆動系を構成する複数
    のモータのそれぞれに対応する電力回生可能なインバー
    タ回路と、該インバータ回路に前置するコンバータ回路
    と、前記インバータ回路の入力側に配設するエネルギ蓄
    積用の共通のコンデンサとを備えてなる整経機等のモー
    タ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータ駆動装置と、前記
    インバータ回路を介して前記モータの1台を回転制御
    し、マルチセクション駆動系のマスタ制御系となる速度
    制御装置とを備えてなり、該速度制御装置は、停電時に
    おいて、前記複数のモータの回生電力の総和が力行電力
    の総和を常に上まわるような停電時用の減速曲線に従っ
    て制御対象のモータを減速させることを特徴とする整経
    機等の停止制御装置。
  3. 【請求項3】 前記速度制御装置は、通電時において、
    停電時用の減速曲線と異なる減速曲線に従うことを特徴
    とする請求項2記載の整経機等の停止制御装置。
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