JPH06322975A - 炉内への足場ステージの桁材横架方法とその桁材装置 - Google Patents

炉内への足場ステージの桁材横架方法とその桁材装置

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JPH06322975A
JPH06322975A JP13690293A JP13690293A JPH06322975A JP H06322975 A JPH06322975 A JP H06322975A JP 13690293 A JP13690293 A JP 13690293A JP 13690293 A JP13690293 A JP 13690293A JP H06322975 A JPH06322975 A JP H06322975A
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Hiroshi Morisako
博 森迫
Tadashi Okazaki
正 岡崎
Kazuji Higaki
和司 檜垣
Tokimasa Fujita
時政 藤田
Taiji Tan
泰司 丹
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YONDEN ENG KK
Shikoku Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉内の底壁上に桁材を簡単容易に、かつ、手
軽な作業で特別な設備を必要とすることなく横架できる
ようにする。 【構成】 左右桁材部21,21を枢軸22で連結して
二つ折れ可能な桁材2を構成し、これを二つ折れ状で炉
1内に下方側から持ち込む一方、炉1内に上下動可能に
配設された吊り治具3の中央部に巻取装置4を搭載し、
該巻取装置4から延びる第1ワイヤ5を桁材部21,2
1の枢軸22に接続するとともに、吊り治具3の両側部
から垂下した第2ワイヤ6,6を桁材部21,21の下
方各遊端部に接続し、二つ折れ状桁材2を炉1内の所定
高さにまで持ち上げた状態で、巻取装置4による第1ワ
イヤ5の巻き戻しにより、桁材部21,21を水平状態
に拡開させて桁材2となし、適宜支持杆により底壁12
上に支持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は炉内の補修改築時など
に用いられる足場ステージ用桁材の炉内への横架方法お
よびその桁材装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炉内に足場ステージを構築する場
合、複数個に分割された桁部材や多数本の支持杆及び下
弦材等を炉内に搬入し、作業員が炉内に入って分割桁部
材を連結することにより炉底対向面間に桁材を横架状態
に組み立てる作業と並行して下弦材を同じく炉底の対向
面間に組立てる作業、及び桁材と下弦材との間を支持杆
によって連結する作業を行うことより構築している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな足場ステージの構築方法では、分割桁部材や多数本
の支持杆、下弦材を順次連結して組立てるものであるか
ら、その作業に数日を要して極めて非能率的であり、そ
の上、作業に危険性を伴うばかりでなく、精度のよい強
固な足場ステージを組み立てることが困難である等の問
題点があった。
【0004】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、足場ステージ用の桁材を炉内の底
壁上に横架させるための作業を簡単容易に、かつ、手軽
に行わせ得るとともに、桁材を横架するための特別な設
備を必要とせず、しかも、桁材を底壁上で周壁の近くに
安定よく横架させることができる足場ステージ用桁材の
横架方法およびその桁材装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の足場ステージの桁材横架方法は、左右桁材部
を二つ折れ可能に連結して構成される足場ステージの桁
材を、二つ折れ状で連結部が上向きになるように縦姿勢
の状態で炉の底壁側に配する一方、炉内に配設された上
下動可能な吊り治具の中央部から第1の索条物を垂下し
て、その先端部を二つ折れ状桁材の連結部付近に接続
し、次いで、上記吊り治具の上動または索条物の巻取り
により桁材を縦姿勢のまま炉内の所定位置にまで持ち上
げ、次いで、上記吊り治具の両側部から垂下した第2の
索条物の先端部を二つ折れ状桁材の外方遊端部に接続し
たのち、上記第1索条物を巻き戻すことにより、桁材の
左右桁材部を第2索条物の吊り治具への接続部付近を支
点として水平状態になるまで拡開し、しかるのち、この
桁材を炉の底壁上に適宜支持手段を介して支持させるこ
とを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の足場ステージの桁材装置
は、請求項2に記載しているように、足場ステージの桁
材を左右桁材部に2分割して該左右桁材部の対向内端部
を互いに二つ折れ可能に連結し、その連結部の両側にそ
れぞれ左右内側支持杆の上端を内外方向に回動自在に枢
着すると共に上記左右桁材部の外端部に内側に向かって
屈折自在な左右外側支持杆の上端をそれぞれ内外方向に
回動自在に枢着し、これらの左右外側支持杆の下端を上
記左右内側支持杆の下端部にそれぞれ枢着し、さらに吊
り治具の中央部に配設した巻取装置の索条物を上記左右
桁材部の対向内端間を通じて上記左右外側支持杆の上記
屈折部に連結すると共に吊り治具の両端部に左右桁材部
の外端側に連結するための一定長さの第2の索条物を垂
設していることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、左右桁材部から構成される
桁材を、二つ折れ状で連結部が上向きになるように縦姿
勢としたまま炉内に持ち込み、炉内の所定高さ位置で、
左右桁材部を水平状態になるまで拡開して炉内の底壁上
に支持することにより、桁材の炉内への横架を行わせる
もので、当該横架に当たり、左右桁材部を拡開させるだ
けの極めて簡単容易な作業で、特別な設備を必要とせ
ず、しかも、桁材を底壁上で周壁の近くに安定よく横架
できるものである。
【0008】この際、左右桁材部を縦姿勢の二つ折れ状
態で炉内の所定高さ位置まで吊り上げたのち、吊り治具
の両端部から垂設している第2の索条物の下端を左右桁
材部の下端に連結したのち中央に設置している巻取装置
を作動させて第1索条物を巻戻すと、両側の第2索条物
を支持部として左右桁材部の二つ折れ状連結部が徐々に
降下し、それと連動して左右内外支持杆が左右桁材部か
ら下方に起立してこれらの支持杆の下端を炉底壁面に受
止させることにより左右桁材部が水平状態に横架した状
態で炉底壁面上に固定、支持されるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明すると、図1は本発明により構築される足場ステージ
用の桁材装置を示す要部正面図、図2は同部分平面図、
図3は図1のIII−III線断面図、図4は桁材の折り畳み
状態を示す正面図である。同図において、1は周壁11
と開口部13をもつ漏斗状の底壁12とからなる炉であ
り、2は一定幅と長さを有する左右一対の桁材部2a,
2aからなる桁材で、炉1内に複数本並列状に横架する
ことにより足場ステージとして構築されるのである。
【0010】上記左右桁材部2a,2aは、その対向内
端面に端板21,21を固設して、両端板21,21を
突き合わせ状態に対向させるとともに、両端板21,2
1の下部に軸受部22,22を形成して、当該軸受部2
2,22間に亙るように枢軸23を挿嵌しており、これ
により桁材部2a,2aが二つ折れ可能に連結されて上
記桁材2が構成される。また、上記左右桁材部2a,2
aは、伸縮可能な上部ジヤツキ24,24と、伸縮可能
な中間部ジヤツキ25,25と、下部ジヤツキ27,2
7をもつ左右内側支持杆26,26と、内側に向かって
二つ折れ状に屈折可能とした左右外側支持杆28,28
とを備えている。
【0011】上記上部ジヤツキ24,24は左右桁材部
2a,2aの外端面にそれぞれ外側方に突っ張るように
設けられており、上記中間部ジヤツキ25,25は左右
桁材部2a,2aの外端部近くに斜め下方に突出するよ
うに設けられている。また、上記左右内側支持杆26,
26はその上端部が左右桁材部2a,2aを二つ折れ自
在に連結した枢軸23の両側に夫々に内外方向に回動可能
に枢着されており、上記左右外側支持杆28,28はそ
の上端部を左右桁材部2a,2aの外端部近くに、下端
部を支持杆26,26の下端部近くにそれぞれ枢着して
いる。
【0012】さらに、該左右外側支持杆28,28の中
間部を屈折自在に連結した連結金具30,30に第1索
条物5,5の下端を連結し、これらの索条物5,5を左
右桁材部2a,2aの対向端板21,21間を通じて図
5に示す吊り治具3の中央部に配設したウインチなどの
巻取装置4に巻戻し可能に巻装してある。また、この吊
り治具3の両端部に一定長さの第2索条物11,11を
垂設してある。なお、図中29は両支持杆26,26の
下方部間に介装される突張杆である。
【0013】しかして、上記構成の桁材2を炉1内の底
壁12上に支持させることにより足場ステージを構築す
るには、まず、炉底下方の炉下端内部に桁材2を二つ折
れ状態で搬入したのち、炉内上方にワイヤ31によって
移動可能に吊られた上記吊り治具3から巻取装置4を巻
戻すことにより第1索条物5,5を吊り下ろし、その下
端を左右桁材部2a,2a間を通じて左右外側支持杆2
8,28の屈折部における連結金具30,30に結着す
る。
【0014】この状態で第1索条物5、5を巻き上げる
と、図4、図5に示すように、上記桁材2が二つ折れ状
で枢軸23が上向きになるように縦姿勢の状態で炉1の
下端内に通じる傾斜炉底壁の中央開口部13を通じて上
方に引き上げられる。こうして桁材2を傾斜炉底壁12
上まで吊り上げたのち、該底壁近くまで桁材2の下端を
移動させて作業員により吊り治具3の両側から垂下して
いる第2索条物6,6の下端を左右桁材部2a,2aの
下端(外端)に連結する。
【0015】次いで、図6に示されるように、炉底壁上
の中央部まで桁材2を吊り移動させたのち、吊り治具3
の巻取装置4を巻戻すと、図7で示されるように、左右
桁材部2a,2aの外端は一定長さの第2索条物6,6
によって支持されているので、第1索条物5が下方に引
き出されるに従って第2索条物6,6を支持部として二
つ折り状態の左右桁材部2a,2aがその枢軸部から徐
々に拡開し、ついには図8に示すように左右桁材部2
a,2aの対向内端面同士が接合して水平状態となる。
【0016】この際、左右外側支持杆28,28がその
屈折部を開きながら左右桁材部2a,2aの外端枢着部
を中心にして下方に起立状態に引き出されると共にこの
動作に連動して左右内側支持杆26,26も自動的に下
方に起立、回動し、左右桁材部2a,2aが水平状態に
まで拡開した時には左右外側支持杆28,28は直状と
なって炉底壁に沿って傾斜した状態となる一方、左右内
側支持杆26,26も左右桁材部2a,2aの内端から
斜め下方に向いた状態となる。
【0017】しかるのち、吊り治具3を降下させて桁材
2を吊り下ろすと、上下の各ジヤツキ24,24,2
5,25,27,27が炉底壁に当接状態となり、これ
らのジャッキ24,25,27を調整して炉底壁に当
接、受止させると共に、左右内側支持杆26,26の下
端部間に突張杆29を介装、連結して桁材2を炉底壁上
に横架状態に安定よく固定するものである。桁材2の架
設が終了すると、第1及び第2索条物5,6を左右桁材
部2a,2aから解き放し、次の桁材2の架設に使用す
る。このような桁材2の架設作業を繰り返し行って図2
に示すように、複数の桁材2を並設状態に設置し、足場
ステージとする。
【0018】次に、炉内の補修改築作業終了後、桁材2
を回収するには、第1索条物5,5の下端を左右桁材部
2a,2aの内端部間を通じて左右外側支持杆28,2
8の屈折部に連結したのち、該第1索条物5,5を巻取
ると、左右外側支持杆28,28が内側に屈折すると共
に左右内側支持杆26,26が外側に回動して該左右外
側支持杆28,28上に重なるように折り畳まれると同
時に左右桁材部2a,2aも二つ折れ状態となり、これ
らの左右内外支持杆26,28が左右桁材部2a,2a
の対向面に収納状態に折り畳まれる。この状態で第1索
条物5を巻き戻せば、左右桁材部2a,2aを二つ折り
状態で炉内の下方に吊り下ろすことができるものであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によるときは、左
右桁材部を二つ折れ状として炉内に持ち込み、そのの
ち、巻取装置による索状物の巻き戻しをして左右桁材部
を拡開することにより、足場ステージ用の桁材として炉
内に横架させるもので、足場ステージを構築するのため
の作業をきわめて簡単容易に、かつ、手軽に行わせ得る
とともに、桁材は炉の下方側から持ち込むものであるか
ら、構築のための大掛かりな設備を必要としないのであ
り、しかも、この桁材は炉内の底壁上で周壁近くに安定
よく支持されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により構築される足場ステージの要
部断正面、
【図2】同部分平面図、
【図3】図1のIII−III線拡大断面図、
【図4】図1の折り畳み状態正面図、
【図5】本発明方法による工程を示す概略断面図、
【図6】同概略断面図、
【図7】同概略断面図、
【図8】同概略断面図。
【符号の説明】
1 炉 11 周壁 12 底壁 2 桁材 2a 左右桁材部 3 吊り治具 4 巻取装置 5 第1索条物 6 第2索条物 21 端板 23 枢軸(桁材部の連結部) 24 上部ジヤツキ 25 中間部ジヤツキ 26 左右内側支持杆 27 下部ジヤツキ 28 左右外側支持杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 正 香川県高松市丸の内2番5号 四国電力株 式会社内 (72)発明者 檜垣 和司 香川県高松市丸の内2番5号 四国電力株 式会社内 (72)発明者 藤田 時政 香川県高松市上之町3丁目1番4号 四電 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 丹 泰司 香川県高松市上之町3丁目1番4号 四電 エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右桁材部を二つ折れ可能に連結して構
    成される足場ステージの桁材を、二つ折れ状で連結部が
    上向きになるように縦姿勢の状態で炉の底壁側に配する
    一方、炉内に配設された上下動可能な吊り治具の中央部
    から第1の索条物を垂下して、その先端部を二つ折れ状
    桁材の連結部付近に接続し、次いで、上記吊り治具の上
    動または索条物の巻取りにより桁材を縦姿勢のまま炉内
    の所定位置にまで持ち上げ、次いで、上記吊り治具の両
    側部から垂下した第2の索条物の先端部を二つ折れ状桁
    材の外方遊端部に接続したのち、上記第1索条物を巻き
    戻すことにより、桁材の左右桁材部を第2索条物の吊り
    治具への接続部付近を支点として水平状態になるまで拡
    開し、しかるのち、この桁材を炉の底壁上に適宜支持手
    段を介して支持させることを特徴とする炉内への足場ス
    テージの桁材横架方法。
  2. 【請求項2】 足場ステージの桁材を左右桁材部に2分
    割して該左右桁材部の対向内端部を互いに二つ折れ可能
    に連結し、その連結部の両側にそれぞれ左右内側支持杆
    の上端を内外方向に回動自在に枢着すると共に上記左右
    桁材部の外端部に内側に向かって屈折自在な左右外側支
    持杆の上端をそれぞれ内外方向に回動自在に枢着し、こ
    れらの左右外側支持杆の下端を上記左右内側支持杆の下
    端部にそれぞれ枢着し、さらに吊り治具の中央部に配設
    した巻取装置の索条物を上記左右桁材部の対向内端間を
    通じて上記左右外側支持杆の上記屈折部に連結すると共
    に吊り治具の両端部に左右桁材部の外端側に連結するた
    めの一定長さの第2の索条物を垂設していることを特徴
    とする炉内への足場ステージ用桁材装置。
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