JPH06323701A - 過冷却水による製氷装置の運転方法 - Google Patents

過冷却水による製氷装置の運転方法

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JPH06323701A
JPH06323701A JP13948493A JP13948493A JPH06323701A JP H06323701 A JPH06323701 A JP H06323701A JP 13948493 A JP13948493 A JP 13948493A JP 13948493 A JP13948493 A JP 13948493A JP H06323701 A JPH06323701 A JP H06323701A
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JP
Japan
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water
ice
heat exchanger
storage tank
supercooled
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JP13948493A
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Yasutoshi Senoo
泰利 妹尾
Yasuhiro Kawakami
泰博 河上
Yoshitaka Kono
義孝 光野
Akiyoshi Itabashi
明吉 板橋
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Miura Co Ltd
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Miura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過冷却水による製氷装置の熱交換器内での凍
結防止と蓄氷タンク内の氷の充填率を高める運転方法を
提供する。 【構成】 冷凍機1、過冷却水用熱交換器2および蓄氷
タンク3からなる過冷却水による製氷装置において、前
記蓄氷タンク3の水量が少ない状態で前記冷凍機1の運
転を開始し、蓄氷タンク3内で製氷が始まり前記過冷却
水用熱交換器2に供給する水の温度が所定温度以下に降
下すると、供給する水量の1/40〜1/5の補給水を
補給水路10より供給して循環水と混合し、水を所定温
度以上に高めた後、前記過冷却水用熱交換器2に供給
し、冷水還流路7のノズル7aに所定の勾配を付し蓄氷
タンク3内の水位の上昇とともに氷の衝突点を移動させ
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、空調設備や
食品用冷却装置等に冷水を供給する蓄熱式製氷装置の運
転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄熱式製氷装置は、図4に示すよ
うに、蓄氷タンク31と過冷却水用熱交換器32との間
を循環路33で連通するとともに、前記過冷却水用熱交
換器32と冷凍機34との間も冷媒循環路35で連通し
た構成となっている。この蓄熱式製氷装置は、電力料金
の安い深夜電力を利用して蓄氷タンク31内に氷を蓄え
ておき、負荷の要求に応じ蓄氷タンク31上方より解氷
水を供給して冷水を取り出すようにしている。ところ
で、この製氷装置の駆動は、蓄氷タンク31に水を満た
した後冷凍機34を運転し、冷却媒体を熱交換器32内
を循環させるとともに、蓄氷タンク31内の被冷却水も
熱交換器32内を循環させて熱交換し、過冷却水を蓄氷
タンク31内へ供給するが、蓄氷タンク31内に製氷が
始まり循環する被冷却水の温度が1℃以下になると熱交
換器32内で凍結が起き易くなり、さらに、水温が0.
4℃以下になると短時間の運転で凍結する。そこで、従
来は、その対策として蓄氷タンク31から熱交換器32
までの間の循環路33の熱絶縁を悪くしたり、或いは、
補助熱交換器(図示省略)を設け必要に応じて熱交換器
32の入口温度を高めるとか、被冷却水の温度を高める
ため積極的に加熱する方法で対処していた。しかしなが
ら、この加熱手段により温度を高めた被冷却水は、熱交
換器32で過冷却するため効率が悪く、それだけ性能が
低下することになる。又、蓄氷タンク31内に蓄氷する
氷の充填率も悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、前記熱交換器入口において、被冷却水の温度
を所定温度以上に高め熱交換器内での凍結を防止させる
とともに、蓄氷タンク内の氷の充填率を高める製氷装置
の運転方法を提供することを目的とするものである。
【0004】即ち、この発明は、冷凍機、過冷却水用熱
交換器および蓄氷タンクからなる過冷却水による製氷装
置において、前記蓄氷タンクの水量が少ない状態で前記
冷凍機の運転を開始し、蓄氷タンク内で製氷が始まり前
記過冷却水用熱交換器に供給する水の温度が所定温度以
下に降下すると、供給する水量の1/40〜1/5の補
給水を補給水路より供給して循環水と混合し、水を所定
の温度以上に高めた後、前記過冷却水用熱交換器に供給
することを特徴とし、請求項2は、前記過冷却水用熱交
換器の冷水還流路のノズルを、少なくとも垂直方向から
30°以上水平方向に勾配を付して配置し、ノズルより
噴出する過冷却水と前記蓄氷タンク内の水面上の氷との
衝突点を、蓄氷タンク内の水位上昇とともに移動させる
ことを特徴としている。
【0005】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明に係る過冷却水
による製氷装置の概略説明図で、この製氷装置は、冷凍
機1、過冷却水用熱交換器2(以下熱交換器という)お
よび蓄氷タンク3から構成されている。冷凍機1は、た
とえば液化した冷媒(例えばフロン)を膨張弁1aで減
圧した後、熱交換器2を介して被冷却水を冷媒の蒸発潜
熱によって直接冷却する方式を利用したものである。
【0006】熱交換器2は、図1に示すように、外管2
aを螺旋状(実施に応じては、直線状でも可能)に形成
し、その内部に内管2bを挿入した二重管構造であっ
て、外管2aと内管2bとの間に蓄氷タンク3から供給
される被冷却水が流通し、内管2b内には冷凍機1より
供給される冷媒が流通するようになっている。したがっ
て、被冷却水を内管2bの外周から冷却して過冷却水を
製造する構造となっている。
【0007】冷凍機1と熱交換器2の内管2bとは、膨
張弁1aを介して冷媒供給路4を接続するとともに冷媒
還流路5を接続して冷媒を循環させる。一方、被冷却水
は、熱交換器2の外管2aと蓄氷タンク3との間を冷水
供給路6および冷水還流路7を介して接続されており、
冷水供給路6には、冷水ポンプ8と温度センサ9を挿入
している。そして、この発明に係る補給水路10を前記
冷水供給路6の冷水ポンプ8上流側に接続し、途中に電
磁弁11を設けている。尚、前記冷水還流路7のノズル
7aは、図1に示すように、過冷却水を斜めに入れるた
め垂直方向から30°以上水平方向に所定の勾配をつけ
ている。
【0008】図中12は、解氷水路であって途中に電磁
弁13をもうけている。また、図中14は、冷水取水路
であって、途中に電磁弁15、16を設けている。そし
て、この製氷装置より得た冷水を利用して熱交換する熱
負荷装置17を蓄氷タンク3の近傍に配置している。図
中18は、前記熱負荷装置17と熱交換する冷水路であ
り、前記冷水取水路14の電磁弁15,16の間より分
岐して接続し、他端を前記解氷水路12に接続し途中に
電磁弁19を設け、この電磁弁19と熱負荷装置17と
の間より分岐した冷水循環路20を接続し他端を前記補
給水路10に接続し途中に電磁弁21を設けている。
又、図中22は、冷水取水路14に設けた給水ポンプで
あり、図中23は、熱負荷流体路である。尚、前記冷凍
機1、給水ポンプ8、22、温度センサ9および各流路
に設けた各電磁弁は、図示省略の回線を介して制御器に
連通している。
【0009】つぎに、上記構成の製氷装置の運転方法を
説明する。尚、製氷装置の各電磁弁は閉状態としてい
る。まず、前記解氷水路12の電磁弁13を開き、蓄氷
タンク3内に約20%の水を溜めた状態で電磁弁13を
閉じ、冷凍機1を運転するとともに給水ポンプ8を駆動
し過冷却水の製造を始める。そして、蓄氷タンク3内の
水が熱交換器2を介して過冷却水となり、冷水還流路7
のノズル7aにおいて水温が0℃以下となり、蓄氷タン
ク3内に氷ができ始めて暫くすると、冷水供給路6より
熱交換器2に流入する循環水の水温が約0.5℃にまで
低下する。水温が0.5℃に低下すると温度センサ9よ
りの情報により制御器(図示省略)は、前記補給水路1
0の電磁弁11を図2に示す熱交換器2へ供給する水量
と水温の計算例にしたがって開弁し、所定水温で所定水
量の被冷却水を熱交換器2へ供給する。
【0010】即ち、熱交換器2へ供給する被冷却水の温
度を熱交換器2内で凍結しない0.6℃に保つために、
蓄氷タンク3より循環する水温0℃の水に補給水を混入
するが、この混入する補給水の水量は、その水温によっ
て異るが前記蓄氷タンク3より循環する水量の1/40
以上で1/5以下となる。これは、図2の計算例に示す
ように、蓄氷タンク3内で製氷される氷mi =0.02
3 は、熱交換器2へ供給する被冷却水m3 =1.00
3 の約2%であり、一方、補給水量m2 =0.04m
3 であるから前記m3 =1.00m3 の約4%となり、
蓄氷タンク3内に増加する水量はm2 (0.04m3
−mi (0.02m3 )=mw (0.02m3 )とな
る。したがって、蓄氷タンク3内には氷と水がともに増
加し蓄積されてゆく氷と水の割合、mi /mw は、補給
水の水温と熱交換器2へ供給する被冷却水の水温および
過冷却水の温度によって変化する。
【0011】上記のようにして製氷装置を運転し所定量
の氷を蓄氷タンク3内に蓄えるが、冷水還流路7のノズ
ル7aを所定の勾配にしているので、蓄氷タンク3内の
水が少ないときには図3のAに示すように右端の方で氷
が形成され、蓄氷タンク3内の水が多いときは図3のB
に示すように左端の方で氷が形成される。したがって、
水位が上がるにつれて氷の形成位置が右から左に移ると
ともに、その間に氷筍かくずれてゆくので氷を蓄氷タン
ク3内に効率よく蓄えることができる。そして、所定量
の氷を蓄えた後運転を停止し、負荷の要求に応じ解氷水
路12の電磁弁13を開き解氷水を供給し、冷水取水路
14の電磁弁15、16を開きポンプ22を駆動して冷
水を供給する。尚、上記運転方法では、蓄氷タンク3内
の氷の充填率を高くするため、運転開始時の水量を少な
くしておくことが望ましい。
【0012】つぎに、前記運転方法にかわる運転方法に
ついて説明する。図1の蓄氷タンク3の近傍に設けた熱
交換器などの熱負荷装置17に、冷水取水路14より冷
水を供給し、熱交換後の戻り水を解氷水および補給水と
して循環使用するものである。即ち、熱負荷流体路23
内の流体は、冷水取水路14の電磁弁15を開きポンプ
22を駆動し冷水路18を介して冷水と熱負荷装置17
内で熱交換し、冷水路18の、電磁弁19と冷水路18
より分岐した戻り水路20の電磁弁21を同時に開き、
戻り水の一部を戻り水路20を介して補給水として冷水
供給路6に混入させるとともに、解氷水路12を介して
解氷水として循環使用するようにしたものである。この
運転方法も前述の運転方法と同様に熱交換器2へ供給す
る被冷却水の水温は、温度センサ9と制御器との間で調
整し所定水温の水を供給する。
【0013】つぎに、参考として、熱交換器の能力をア
ップし、補給水に対する製氷割合を高めるときの条件の
一例を示す。即ち、図2に示す計算例のうち熱交換器出
口m4 =1.00m3 のt4 =−3℃とすると、蓄氷タ
ンク3内の時間当たり製氷量mi =0.0375m3
なり製氷割合は90%を越えることになる。
【0014】
【発明の効果】この発明は、蓄氷タンクの水量が少ない
状態で製氷装置の運転を開始し、熱交換器へ還流する水
量の1/40〜1/5の補給水を供給して混合し、水を
所定温度以上に高めた後熱交換器へ供給するようにした
ので、熱交換器内で水が凍結することは少ない。したが
って、従来のように補助熱交換器で昇温する等の強制加
熱は必要なく、効率よく製氷装置を運転することができ
る。又、ノズルに勾配をつけたので、蓄氷タンク内の水
位上昇とともに氷の衝突点が自動的に移動するので、氷
の充填率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す過冷却水による製氷
装置の概略説明図である。
【図2】図1の製氷装置の熱交換器へ供給する水量と水
温の計算例を示す説明図である。
【図3】図1の蓄氷タンクの水位の変化による水筍の状
態を示す説明図である。
【図4】従来の過冷却水による製氷装置の概略説明図で
ある。
【符号の説明】
1…冷凍機 2…過冷却水用熱交換器 3…蓄氷タンク 7…冷水還流路 7a…ノズル 10…補給水路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 過冷却水による製氷装置の運転
方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、空調設備や
食品用冷却装置等に冷水を供給する蓄熱式製氷装置の運
転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄熱式製氷装置は、図4に示すよ
うに、蓄氷タンク31と過冷却水用熱交換器32との間
を循環路33で連通するとともに、前記過冷却水用熱交
換器32と冷凍機34との間も冷媒循環路35で連通し
た構成となっている。この蓄熱式製氷装置は、電力料金
の安い深夜電力を利用して蓄氷タンク31内に氷を蓄え
ておき、負荷の要求に応じ蓄氷タンク31上方より解氷
水を供給して冷水を取り出すようにしている。ところ
で、この製氷装置の駆動は、蓄氷タンク31に水を満た
した後冷凍機34を運転し、冷却媒体を熱交換器32内
を循環させるとともに、蓄氷タンク31内の被冷却水も
熱交換器32内を循環させて熱交換し、過冷却水を蓄氷
タンク31内へ供給するが、蓄氷タンク31内に製氷が
始まり循環する被冷却水の温度が1℃以下になると熱交
換器32内で凍結が起き易くなり、さらに、水温が0.
4℃以下になると短時間の運転で凍結する。そこで、従
来は、その対策として蓄氷タンク31から熱交換器32
までの間の循環路33の熱絶縁を悪くしたり、或いは、
補助熱交換器(図示省略)を設け必要に応じて熱交換器
32の入口温度を高めるとか、被冷却水の温度を高める
ため積極的に加熱する方法で対処していた。しかしなが
ら、この加熱手段により温度を高めた被冷却水は、熱交
換器32で過冷却するため効率が悪く、それだけ性能が
低下することになる。又、蓄氷タンク31内に蓄氷する
氷の充填率も悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、前記熱交換器入口において、被冷却水の温度
を所定温度以上に高め熱交換器内での凍結を防止させる
とともに、蓄氷タンク内の氷の充填率を高める製氷装置
の運転方法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 即ち、この発明は、冷凍
機、過冷却水用熱交換器および蓄氷タンクからなる過冷
却水による製氷装置において、前記蓄氷タンクの水量が
少ない状態で前記冷凍機の運転を開始し、蓄氷タンク内
で製氷が始まり前記過冷却水用熱交換器に供給する水の
温度が所定温度以下に降下すると、供給する水量の1/
40〜1/5の補給水を補給水路より供給して循環水と
混合し、水を所定の温度以上に高めた後、前記過冷却水
用熱交換器に供給することを特徴とし、請求項2は、前
記過冷却水用熱交換器の冷水還流路のノズルを、少なく
とも垂直方向から30°以上水平方向に勾配を付して配
置し、ノズルより噴出する過冷却水と前記蓄氷タンク内
の水面上の氷との衝突点を、蓄氷タンク内の水位上昇と
ともに移動させることを特徴としている。
【0005】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明に係る過冷却水
による製氷装置の概略説明図で、この製氷装置は、冷凍
機1、過冷却水用熱交換器2(以下熱交換器という)お
よび蓄氷タンク3から構成されている。冷凍機1は、た
とえば液化した冷媒(例えばフロン)を膨張弁1aで減
圧した後、熱交換器2を介して被冷却水を冷媒の蒸発潜
熱によって直接冷却する方式を利用したものである。
【0006】熱交換器2は、図1に示すように、外管2
aを螺旋状(実施に応じては、直線状でも可能)に形成
し、その内部に内管2bを挿入した二重管構造であっ
て、外管2aと内管2bとの間に蓄氷タンク3から供給
される被冷却水が流通し、内管2b内には冷凍機1より
供給される冷媒が流通するようになっている。したがっ
て、被冷却水を内管2bの外周から冷却して過冷却水を
製造する構造となっている。
【0007】冷凍機1と熱交換器2の内管2bとは、膨
張弁1aを介して冷媒供給路4を接続するとともに冷媒
還流路5を接続して冷媒を循環させる。一方、被冷却水
は、熱交換器2の外管2aと蓄氷タンク3との間を冷水
供給路6および冷水還流路7を介して接続されており、
冷水供給路6には、冷水ポンプ8と温度センサ9を挿入
している。そして、この発明に係る補給水路10を前
記冷水供給路6の冷水ポンプ8上流側に接続し、途中に
電磁弁11を設けている。尚、前記冷水還流路7のノズ
ル7aは、図1に示すように、過冷却水を斜めに入れる
ため垂直方向から30°以上水平方向に所定の勾配をつ
けている。
【0008】図中12は、解氷水路であって途中に電磁
弁13をけている。また、図中14は、冷水取水路で
あって、途中に電磁弁15、16を設けている。そし
て、この製氷装置より得た冷水を利用して熱交換する熱
負荷装置17を蓄氷タンク3の近傍に配置している。図
中18は、前記熱負荷装置17と熱交換する冷水路であ
り、前記冷水取水路14の電磁弁15,16の間より分
岐して接続し、他端を前記解氷水路12に接続し途中に
電磁弁19を設け、この電磁弁19と熱負荷装置17と
の間より分岐した冷水循環路20を接続し他端を前記補
給水路10に接続し途中に電磁弁21を設けている。
又、図中22は、冷水取水路14に設けた給水ポンプで
あり、図中23は、熱負荷流体路である。尚、前記冷凍
機1、給水ポンプ8、22、温度センサ9および各流路
に設けた各電磁弁は、図示省略の回線を介して制御器に
連通している。
【0009】つぎに、上記構成の製氷装置の運転方法を
説明する。尚、製氷装置の各電磁弁は閉状態としてい
る。まず、前記解氷水路12の電磁弁13を開き、蓄氷
タンク3内に約20%の水を溜めた状態で電磁弁13を
閉じ、冷凍機1を運転するとともに給水ポンプ8を駆動
し過冷却水の製造を始める。そして、蓄氷タンク3内の
水が熱交換器2を介して過冷却水となり、冷水還流路7
のノズル7aにおいて水温が0℃以下となり、蓄氷タン
ク3内に氷ができ始めて暫くすると、冷水供給路6より
熱交換器2に流入する循環水の水温が約0.5℃にまで
低下する。水温が0.5℃に低下すると温度センサ9よ
りの情報により制御器(図示省略)は、前記補給水路1
0の電磁弁11を図2に示す熱交換器2へ供給する水量
と水温の計算例にしたがって開弁し、所定水温で所定水
量の被冷却水を熱交換器2へ供給する。
【0010】即ち、熱交換器2へ供給する被冷却水の温
度を熱交換器2内で凍結しない0.6℃に保つために、
蓄氷タンク3より循環する水温0℃の水に補給水を混入
するが、この混入する補給水の水量は、その水温によっ
て異るが前記蓄氷タンク3より循環する水量の1/40
以上で1/5以下となる。これは、図2の計算例に示す
ように、蓄氷タンク3内で製氷される氷mi =0.02
3 は、熱交換器2へ供給する被冷却水m3 =1.00
3 の約2%であり、一方、補給水量m2 =0.04m
3 であるから前記m3 =1.00m3 の約4%となり、
蓄氷タンク3内に増加する水量はm2 (0.04m3
−mi (0.02m3 )=mw (0.02m3 )とな
る。したがって、蓄氷タンク3内には氷と水がともに増
加し蓄積されてゆく氷と水の割合、mi /mw は、補給
水の水温と熱交換器2へ供給する被冷却水の水温および
過冷却水の温度によって変化する。
【0011】上記のようにして製氷装置を運転し所定量
の氷を蓄氷タンク3内に蓄えるが、冷水還流路7のノズ
ル7aを所定の勾配にしているので、蓄氷タンク3内の
水が少ないときには図3のAに示すように右端の方で氷
が形成され、蓄氷タンク3内の水が多いときは図3のB
に示すように左端の方で氷が形成される。したがって、
水位が上がるにつれて氷の形成位置が右から左に移ると
ともに、その間に氷筍くずれてゆくので氷を蓄氷タン
ク3内に効率よく蓄えることができる。そして、所定量
の氷を蓄えた後運転を停止し、負荷の要求に応じ解氷水
路12の電磁弁13を開き解氷水を供給し、冷水取水路
14の電磁弁15、16を開きポンプ22を駆動して冷
水を供給する。尚、上記運転方法では、蓄氷タンク3内
の氷の充填率を高くするため、運転開始時の水量を少な
くしておくことが望ましい。
【0012】つぎに、前記運転方法にかわる運転方法に
ついて説明する。図1の蓄氷タンク3の近傍に設けた熱
交換器などの熱負荷装置17に、冷水取水路14より冷
水を供給し、熱交換後の戻り水を解氷水および補給水と
して循環使用するものである。即ち、熱負荷流体路23
内の流体は、冷水取水路14の電磁弁15を開きポンプ
22を駆動し冷水路18を介して冷水と熱負荷装置17
内で熱交換し、冷水路18の、電磁弁19と冷水路18
より分岐した戻り水路20の電磁弁21を同時に開き、
戻り水の一部を戻り水路20を介して補給水として冷水
供給路6に混入させるとともに、解氷水路12を介して
解氷水として循環使用するようにしたものである。この
運転方法も前述の運転方法と同様に熱交換器2へ供給す
る被冷却水の水温は、温度センサ9と制御器との間で調
整し所定水温の水を供給する。
【0013】つぎに、参考として、熱交換器の能力をア
ップし、補給水に対する製氷割合を高めるときの条件の
一例を示す。即ち、図2に示す計算例のうち熱交換器出
口m4 =1.00m3 のt4 =−3℃とすると、蓄氷タ
ンク3内の時間当たり製氷量mi =0.0375m3
なり製氷割合は90%を越えることになる。
【0014】
【発明の効果】この発明は、蓄氷タンクの水量が少ない
状態で製氷装置の運転を開始し、熱交換器へ還流する水
量の1/40〜1/5の補給水を供給して混合し、水を
所定温度以上に高めた後熱交換器へ供給するようにした
ので、熱交換器内で水が凍結することは少ない。したが
って、従来のように補助熱交換器で昇温する等の強制加
熱は必要なく、効率よく製氷装置を運転することができ
る。又、ノズルに勾配をつけたので、蓄氷タンク内の水
位上昇とともに氷の衝突点が自動的に移動するので、氷
の充填率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す過冷却水による製氷
装置の概略説明図である。
【図2】図1の製氷装置の熱交換器へ供給する水量と水
温の計算例を示す説明図である。
【図3】図1の蓄氷タンクの水位の変化による水筍の状
態を示す説明図である。
【図4】従来の過冷却水による製氷装置の概略説明図で
ある。
【符号の説明】 1…冷凍機 2…過冷却水用熱交換器 3…蓄氷タンク 7…冷水還流路 7a…ノズル 10…補給水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板橋 明吉 愛媛県松山市堀江町7番地 株式会社三浦 研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機1、過冷却水用熱交換器2および
    蓄氷タンク3からなる過冷却水による製氷装置におい
    て、前記蓄氷タンク3の水量が少ない状態で前記冷凍機
    1の運転を開始し、蓄氷タンク3内で製氷が始まり前記
    過冷却水用熱交換器2に供給する循環水の温度が所定温
    度以下に降下すると、供給する水量の1/40〜1/5
    の補給水を補給水路10より供給して循環と混合し、水
    を所定温度以上に高めた後、前記過冷却水用熱交換器2
    に供給することを特徴とする過冷却水による製氷装置の
    運転方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の過冷却水による製氷装置
    の運転方法において、前記過冷却水用熱交換器2の冷水
    還流路7のノズル7aを、少なくとも垂直方向から30
    °以上水平方向に勾配を付して配置し、ノズル7aより
    噴出する過冷却水と前記蓄氷タンク3内の水面上の氷と
    の衝突点を、蓄氷タンク3内の水位上昇とともに移動さ
    せることを特徴とする過冷却水による製氷装置の運転方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106288571A (zh) * 2016-10-12 2017-01-04 广州高菱能源技术有限公司 一种过冷水动态冰浆制造系统

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