JPH06324239A - 複数個の波光導体を有する光ケーブル - Google Patents

複数個の波光導体を有する光ケーブル

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JPH06324239A
JPH06324239A JP6076058A JP7605894A JPH06324239A JP H06324239 A JPH06324239 A JP H06324239A JP 6076058 A JP6076058 A JP 6076058A JP 7605894 A JP7605894 A JP 7605894A JP H06324239 A JPH06324239 A JP H06324239A
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  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 波光導体の機械的荷重にもとずく大きすぎる
減衰増加をできるだけ十分に回避できる構成を提供す
る。 【構成】 光ケーブルは複数個の波光導体を有し、この
波光導体は、所定のストラクチャを有する少なくとも1
つの群の中に設けられている。ストラクチャST1の内
部に、異なる機械的こわれやすさを有する波光導体U1
11〜U114;E112〜E133が設けられてい
る。より小さい機械的こわれやすさを有する波光導体U
111〜U134が所定のストラクチャST1の、高め
られた機械的荷重の現われる1つまたは複数個の領域の
中に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の波光導体を有
する光ケーブルであって、該波光導体は、所定のストラ
クチャ(ST1)を有する少なくとも1つの群の中に設
けられており、個々の波光導体はストラクチャの内部で
それぞれ異なる機械的荷重を受けている形式の光ケーブ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】著しく多くの波光導体を有する光ケーブ
ルを製造することは知られており、この場合、波光導体
は群毎に所定のストラクチャとして設けられている。こ
の種の所定のストラクチャの1つの可能な構成は、いわ
ゆる室ケーブルの場合、例えば成層体内部における波光
導体帯状体の配置である。この種のストラクチャの一例
はヨーロッパ特許A1492206号公報に示されてお
り、著しく大きい密集密度を得るために、1つの群を形
成する帯状体成層体の内部において波光導体の数を、内
側から外側へ向うにつれて増加してゆく。
【0003】通常はらせん状にケーブル軸線へ走行する
ように設けられている所定のストラクチャを有するこの
種の群の場合、個々の波光導体に対してそのままでは、
機械的荷重を回避することは即ち波光導体にわずかしか
荷重を与えない位置を取らせることは、いずれにしても
できない。何故ならば波光導体は所定のストラクチャの
内部では前述の位置においては実質的に機械的に結合さ
れているからである。この種の機械的な荷重(ミクロ−
またはマクロ屈曲という名称で知られている)は実質的
に不所望の著しく強い減衰増加を生ぜさせるからであ
る。
【0004】
【発明の解決すべき課題】本発明の課題は、所定のスト
ラクチャの維持の下に、波光導体の機械的荷重にもとづ
く大きすぎる減衰増加をできるだけ十分に回避できる構
成を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は次のようにし
て解決されている、即ちストラクチャの内部に異なる機
械的こわれやすさを有する波光導体が設けられており、
より小さい機械的こわれやすさを有する波光導体が所定
のストラクチャの、高められた機械的荷重の現われる1
つまたは複数個の領域の中に設けられている。
【0006】
【発明の効果】公知の所定のストラクチャの場合(例え
ば室ケーブルにおける帯状体成層体の場合)は、ストラ
クチャすなわちこの種の成層体の内部には常に同種の波
光導体が使用されている。これに対して本発明は、スト
ラクチャ内部で同種の波光導体のこの原理から出発す
る。この場合、本発明においては、種々異なるこわれや
すさを有する波光導体が次のように使用されている。即
ち著しく大きい機械的荷重の生ずる個所ではまず第一
に、高められた機械的荷重(例えばミクロ屈曲)のため
に設計されている、即ち機械的荷重に対してほとんどこ
われやすくない波光導体が設置される即ち使用される。
ストラクチャ内部のその他の領域においては、機械的荷
重に対してより高いこわれやすさを有する波光導体が使
用できる。何故ならばここでは波光導体の機械的荷重
が、したがって減衰増加がもともとより小さいか全く生
じないからである。機械的にほとんどこわれやすくない
波光導体は通常は、伝送の減衰がより高いからである。
この伝送減衰のわずかな増加は、機械的荷重にこわれや
すい波光導体の場合の大きすぎる機械的荷重にもとづく
減衰の増加よりも数桁小さい。
【0007】本発明の種々の構成は請求項2以下に示さ
れている。
【0008】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0009】
【実施例】図1に示されている光ケーブルは中心に耐引
張性のエレメントCE1を有する。このエレメントの上
に、押し出し成形された、例えばポリエチレンから成る
プラスチック層CP1が設けられている。このプラスチ
ック層CP1の上に、断面が実質的にU字形の室素子C
A11およびCA1nが示されている。より線化過程の
際にこれらの室素子CA11〜CA1nは支持体CP1
の上をらせん状に走行するようにより線化される。完成
したケーブルにおいては当然、外装MA1と支持体CP
1との間の内室全体はn個のこの種の室素子CA1−C
Anで充てんされている。外側に外装MA1が設けられ
ている。各々の室素子の中に(CA11に示されている
様に)一群の波光導体が所定のストラクチャで設けられ
ている。この実施例では室素子CA11の場合、ストラ
クチャST1は、それぞれ4つの波光導体を含む波光導
体帯状体の成層体B11,B12,B13により構成さ
れている。所定のストラクチャST1は、それぞれ外側
に位置する波光導体に対する接続線として長方形の形状
を形成する。
【0010】室素子CA11を支持体CP1の上へより
線化する結果、波光導体はストラクチャSTの内部で種
々異なる荷重を受ける。この場合、実質的に次の荷重が
生ずる:より線化軸線(CE1の中心点)に沿っての巻
回によるねじれ荷重ならびに、らせん路の屈曲された案
内による屈曲荷重である。これらの荷重は、波光導体を
含むストラクチャST1の、半径方向および/または周
方向への伸長が大きいほど、それだけ大きくなる。この
場合、いちばん外側に位置する波光導体に特別に荷重が
加わる、何故ならばこの波光導体はねじれに関しても屈
曲に関してもストラクチャST1の対角線のほぼ交点に
存在する(仮想の)中性軸線AX1からいちばん離れて
いるからである。
【0011】波光導体のより大きい機械的荷重(所定の
許容限界値を上回わる)は、波光導体の伝送減衰の著し
い増加を生ぜしめる。特別に荷重の加わる部分領域、例
えばストラクチャST1のいちばん外側の左角部および
右角部における波光導体のこの種の品質低下を回避する
目的で、ここに黒点として示されている、機械的に特に
こわれやすくない波光導体U111とU114が設けら
れる。このようにして、より線化過程による、またはミ
クロ屈折効果の結果による大きすぎる減衰増加が実質的
に低減される。
【0012】同じく増加される機械的荷重を受ける光導
波体として、成層体ST1のいちばん下側帯状体B13
の両方のいちばん外側光導波体U131とU134も対
象とされる。そのため好適にこの場合も、著しく低減さ
れる機械的感荷重を有する波光導体が設けられる。他
方、両方の最も内側に存在する、波光導体帯状体B13
の波光導体E132とE133は、ストラクチャST1
の中性軸線により近くに位置するため、機械的により小
さい荷重しか受けない。そのため機械的な荷重によるそ
れらの減衰は(例えばより線化過程の際の)ほとんど実
質的に増加されない。
【0013】ストラクチャの内部でより小さいこわれや
すさを有すべきである波光導体たとえばU111−U1
34の選択は、ケーブル構造およびより線化過程のその
都度のパラメータに依存する。この場合、個々のストラ
クチャをより線化する1区間の長さは、1区間の長さが
短かくなると、増加された機械的荷重が生ずるように、
処理される。さらにそれぞれのストラクチャの外径は、
ストラクチャがより大きくなると(即ちストラクチャ内
部の波光導体の本数が増加すると)、外側領域における
個々の波光導体の機械的荷重も増加するように処理され
る。1つのストラクチャの内部の光導波体のうちの何本
をそれぞれ機械的にこわれやすくない波光導体たとえば
U111−U134として設けるかは、その都度の所与
の条件とそれぞれのストラクチャに内在する配置特性に
依存する。個々のケースにおいて理論的な配慮のほか
に、ストラクチャ内部のそれぞれ特別に機械的に荷重を
受ける波光導体の数および位置は、実際の試作によって
も次のようにして簡単に求められる。即ち1つのケーブ
ル実施例において、例えばより線化過程の結果、許容限
界値を上回わる減衰増加をこうむる波光導体を測定する
ことにより、求められる。
【0014】前述の説明を明瞭にするために図2を用い
る。ここに示されている光ケーブルOC2は外装MA
2,耐引張力素子およびこの上に取り付けられたプラス
チック被覆CP2を有する。ストラクチャST2は、著
しく高い伝送容量を得る目的で、3つの異なる波光導体
帯状体B21,B22およびB23から成る。これらの
帯状体の外側から内側へ見て、それぞれ増加する本数の
波光導体を含む。ケーブル心の内室全体は所定数のこの
種のストラクチャで充てんされる。本発明の場合、図面
を簡単にするために、室素子をCA21の中に含まれる
ストラクチャST2だけが図示されており、他方、同様
に形成される別の3つのストラクチャは、外形だけが示
されている。
【0015】いちばん外側の波光導体帯状体B21は8
つの波光導体を含む。それぞれ左−および右外側に位置
する3つの波光導体U211,U212および213な
らびにU216,U217およびU218は特別に機械
的荷重を受けるため、これらを機械的荷重に対して特別
に感応させない内側構造を有する。他方、中心近くに設
けられる波光導体E214とE215は、ストラクチャ
ST2の中性軸線AX2からそれほど離れていないた
め、機械的により小さい荷重しか受けない。そのためE
214とE215のためには、それらの減衰特性に関し
て、機械的な荷重に対する特別に小さい感荷重により特
徴づけられる波光導体を用いる必要はない。
【0016】全部で6つの波光導体を有する第2の波光
導体帯状体B22の場合は、両方のそれぞれ外側の左お
よび右の波光導体がU221,U222ならびにU22
5,U226は著しく小さい感応性の波光導体として形
成されている。他方、中性軸線AX2により近くに位置
する両方の内側波光導体EP223とE224は、機械
的荷重に関してより大きいこわれやすさを有することが
できる。
【0017】全部で4つの波光導体を有するいちばん下
の波光導体帯状体LB23においては、両方の外側に位
置する波光導体U231とU234は機械的にこわれや
すくない波光導体として設けられている。他方、より内
側に位置する波光導体E232とE233は、機械的荷
重に対してより大きいこわれやすさを有することができ
る。何故ならばE232とE233は、中性軸線AX2
のより近くに位置するからである。
【0018】図1および図2のこの実施例に示されてい
る様に、ストラクチャの内部において、機械的にこわれ
やすくない波光導体U111〜U234の数と分割は、
それぞれのストラクチャST1またはST2に固有に発
生する機械的こわれやすさに応じて選定できる。この場
合、中性軸線AX1またはAX2からの間隔が大きくな
ると、機械的にこわれやすくない波光導体が用いられ
る。他方、コア領域においては中性軸線AX1ないしA
X2を中心として、機械的荷重に対するその減衰特性に
関して、より大きい機械的こわれやすさを有する波光導
体E112〜E223が設けられる。
【0019】図3による配置の場合、光ケーブルOC3
において、中心の耐引張力性のコアCE3を中心とし
て、ほぼ長方形の室CA31〜CA3nの設けられたよ
り大きいプラスチック体CP3が設けられている。この
CP3の上に−必要に応じてここに図示されていないカ
バー−および中間層の介在の下に−外装MA3が設けら
れる。ヘリカル状に走行する長方形の切欠CA31〜C
A3nの中に、波光導体を含むストラクチャがたとえば
帯状体成層体の形式で設けられる。この実施例の場合は
唯1つのストラクチャST3が示されている。その構造
および要素は図1のそれに相応する、即ち、機械的荷重
に対して特別にこわれやすくない4つの、それぞれ角部
に配置された波光導体U311〜U334が設けられて
いる。
【0020】図4はより線化素子OEを示す。これは外
側の保護スリーブSHを有し、この内部に全部で16の
波光導体から成るストラクチャST4が収容されてい
る。これらの16の波光導体は各4つの波光導体帯状体
B41−B44へ分割されている。角部にそれぞれ配置
されている波光導体U411,U414,U441とU
444は、機械的な荷重に対して特別にこわれやすくな
い波光導体として形成されている。他方、さらに内側に
存在する白丸として示されている、波光導体−ストラク
チャST4の中性軸線AX4のより近くに位置する−は
より大きい機械的こわれやすさを有する。
【0021】ミクロ屈曲に対するファイバーのこわれや
すさは刊行物たとえばBell”Syst.Tech.
Journal 55、1976、937頁−955頁
に示されている。そのこわれやすさの測定は刊行物たと
えばBell”Syst.Tech.Journal
55、1976、第937−955頁に示されている。
その測定は、例えば“International W
ire and Cable Symposiom”
(IWCS)Proceedings1989、第45
0頁に示されているいわゆる“mesh wire t
est”により行なわれる。ファイバー即ち波光導体の
ミクロ屈曲こわれやすさは、例えばIWCS,Proc
eedings1989、第704−709頁に示され
ているMAC値により特徴づけることができる。次に関
連事項の説明のためにMAC値を用いる。
【0022】次の式が適用される。
【0023】MAC=MFD/λceff この式に示されている様に、モードフィールド直径MF
Dがより小さくされると、屈曲こわれやすさが減少する
(λceff=実効限界波長)。コア領域に対する第1の屈
折値および外装領域に対する第2の所定の屈折値を有す
る光案内ファイバーは、通常は約7.5であるMAC値
を有する。このMAC値7.5を例えば6.5へ低下さ
せると(例えばモードフィールド直径MFDの減少化に
より)、ミクロ屈曲こわれやすさは、2よりも大きい係
数だけ低減される。そのためこの種の波光導体は増加さ
れた機械的荷重を受ける。この場合このことにより不所
望に大きい減衰量増加が生ずることはない。より低いM
AC値(即ち例えば7.4を、有利には7.0を、最良
には6.5さえも下回わる)を有するこの種の波光導体
は、図1〜図4の波光導体U111〜U444のために
最適である。こわれやすい波光導体(E112〜E22
3)のMAC値とこわれやすくない波光導体(U111
〜U444)のMAC値との差は好適には0.2にすべ
きであり、例えば0.5よりも大きく最適には1.0よ
りも大きい値を有すべきである。前記の値はλ=130
0nmへ関係づけられている。
【0024】波光導体の所望の非こわれやすさを得る目
的で、光案内ファイバーの設計を相応に変更できる。例
えば光案内ファイバーのコアの屈折率と外装の屈折率と
の差を増加させると、ファイバーの案内特性が改善さ
れ、そのため屈曲に対するこわれやすさがより小さくな
る。光ファイバーの機械的けんろう性のこの種の改善に
より、もちろん通常は減衰がわずかに増加はするが、し
かしこの増加は、機械的な荷重が増加した場合の機械的
にこわれやすい光案内ファイバーの減衰度増加よりは著
しく小さい。
【0025】次に前述の事象を説明する関係式の導出を
簡単に説明する。
【0026】図5にミクロ屈折損失αがMAC値に依存
して、a=4〜4.3μm(a=コア半径)および△
(正規化された屈折率の差)=0.0033−0.00
39%(n1=波光導体のコアの屈折数、n2=外装屈折
率)の場合に示されている。
【0027】 Δ=(n2(1)−n2(2))/2n2(1) (2) V−パラメータ:(ストラクチャパラメータ) V=(2π/λ)α・n1・√2Δ (3) モードフィールド直径
【0028】
【数1】
【0029】レーレー散乱による減衰 αS=(0.685+66Δn)/λ4 (5) 次の屈折率の場合は次の値から出発する: Vc=2.405 λc=λceff+100nm(λc=理論上の限界波長) n1=1.451;ただしλ=1300nm (1)〜(4)により次の式が得られる。
【0030】Δ=(1/2π2)(λcVc/MAC・
λceff・n1)…0.65+1.619/(λcVc/
λ)・+・2.879/(λcVc/λ) 正規化された屈折率差△を屈折率差△nに変換してその
結果を(5)に代入すると、図6に示されている、λ
ceffの関数としての減衰αsの依存性が、種々のMAC
値の場合に得られる。曲線K1はMAC=6.5、曲線
K2はMAC=7、曲線K3はMAC=7.5の場合に
それぞれ当てはまる。
【0031】図6に示されている様にMAC=6.5の
場合でさえもキロメータ減衰(1300nmの場合)は
まだ0.4dB/kmよりも小さい。MAC=7.5の
場合の減衰値に比べて、減衰はわずか約5・10~2dB
/kmしか増加しない。しかしミクロ屈折こわれやすさ
は著しく低減している。
【0032】そのためこの種のファイバーは例えば、フ
ァイバーが著しく大きいミクロ屈折を受けるような、ケ
ーブル構造の位置に適する。
【0033】図7は、図1に示されているU形プロフィ
ルのケーブルの中に設けられている、10個のファイバ
ー帯状体を有する帯状体成層体から成る、上側、中間お
よび下側の波光導体L1−L12の減衰値αを示す。
【0034】破線は荷重の加わらない状態におけるファ
イバー帯状体の減衰値を示す。即ち全部の波光導体L1
−L12は、波長1550nmの場合にだいたい同じ減
衰度0.2dB/kmを有する。屈曲にこわれやすいフ
ァイバーが用いられると、前述の荷重の場合たとえばよ
り線化そのものの場合またはケーブルの内部温度テスト
の場合、外側帯状体のいちばん外側の両方の波光導体に
対する減衰が著しく増加し、白丸EL1およびEL12
により示されている値にある。即ち減衰増加は約1.0
dB/kmの値を有する。この場合、MAC値8.2が
定められている。他方、いちばん外側の両方の波光導体
L1とL12のために、屈曲にこわれやすくないMAC
値6.8のファイバーが用いられる時は、外側の両方の
波光導体における減衰増加は著しくわずかで、点UL1
(約0.33dB/km)と点UL12(約0.45d
B/km)により示されている値にしか達しない。
【0035】そのためストラクチャの臨界領域にほとん
ど屈曲にこわれやすくない波光導体を本発明により使用
することにより、ストラクチャの特性全体の著しい改善
が達成される。詳細には次の点が改善される:このスト
ラクチャの維持の下に全体的により小さい減衰値が得ら
れる。
【0036】所定の減衰値の場合は不利な処理パラメー
タ(より大きい屈曲、より小さい区間長さ)が許容でき
る。
【0037】処理パラメータおよび減衰が変らない場合
は、ストラクチャの内部でより多くの本数の波光導体が
設置できる。
【0038】1つの成層体の内部の1つの帯状体の内部
にわずか6つの波光導体ではなく、1つの帯状体の内部
に8つの波光導体の成層体を、許容される誤差の値を上
回わることなく、実現できる。
【0039】1つの所定のストラクチャの内部に、わず
かしか屈曲こわれやすさを有しない全部の波光導体を構
成することもできる、即ちMAC値7.4を有利に7.
0を、必要に応じて6.5さえも下回わるMAC値で全
部の波光導体を構成することもできる。
【0040】実際の所与条件たとえば維持されるべき寸
法選定は、ストラクチャ内部で最も強く荷重を受ける領
域において、機械的にわずかしかこわれやすくない波光
導体を有するストラクチャを構成する場合は、必ずしも
そのまま考慮しなくてよい。そのため本発明の別の構成
の課題は、種々異なる機械的こわれやすさの波光導体を
有する所定のストラクチャを、実際の所与条件の十分な
考慮の下に、簡単に構成する手段を提供することであ
る。この課題はこの変形実施例の第1の解決手段により
次のようにして解決されている。即ちより高い機械的荷
重の領域における波光導体は、その1次コーティングの
層の厚さを、より低い機械的荷重の領域における波光導
体よりも、より大きくすることにより、解決されてい
る。
【0041】それぞれより高い機械的荷重の領域におけ
る波光導体の第1の被覆スリーブ(1次コーティング)
の厚さ増加により、波光導体の伝送特性における許容で
きないほど高い減衰増加を生ぜさせるおそれのある、こ
れらのミクロ−および/またはマクロ屈曲の影響(いわ
ゆる“ミクロ−またはマクロベンディング”)はほとん
ど受けない様になる。何故ならば1次コーティングの厚
さ増加により有利に、例えば発生し得る機械的荷重たと
えば圧縮荷重に対して付加的な減衰作用を与えるからで
ある。さらにこの種の波光導体は実際の所与条件に著し
く簡単に適合化される種々の変形可能なストラクチャ構
成を可能にする。何故ならばそれぞれの波光導体の1次
被覆の厚さを所期のように調整することにより、ストラ
クチャの例えば所定のスペース状態、値選定データ、各
々の波光導体への最大許容圧縮力等を、ストラクチャ構
成の際に著しく簡単に有利に考慮できるからである。
【0042】変形実施例の第2の解決手段によれば、前
述の課題は次のようにして解決されている。即ちそれぞ
れより高い機械的荷重の領域における波光導体が、より
低い機械的荷重の領域における波光導体よりも、その第
1の被覆のためによりソフトな材料を有することにより
解決されている。
【0043】この有利な構成によりストラクチャ内部の
より高い機械的荷重の個所における波光導体に対して
も、許容されない位に高い伝送減衰が回避される。外径
直径が同じ場合は、1次コーティング用のよりソフトな
材料を有するより強く荷重の加わる波光導体は、わずか
な荷重しか加わらない波光導体よりも、良好にクッショ
ン作用を受ける、即ち機械的に減衰される。このように
して、種々の所与条件に適合される最適化されたストラ
クチャ構成が可能になる。
【0044】より強く荷重の加わる波光導体の1次コー
ティングのために、機械的にわずかしか荷重の加わらな
い波光導体の1次コーティングのためよりも、より大き
い1次被覆の厚さ(1次コーティング)ならびに同時に
よりソフトな材料を設けることは特に有利である。この
組み合わされた構成により、種々の所与条件を、たとえ
ば値選定データ、機械的な最小荷重(けんろう性)、各
々の個々の波光導体のための許容通過減衰等を満たすス
トラクチャが著しく簡単に構成される。
【0045】荷重が生ずると、図1の帯状体成層体ST
1は実質的に、室空間における角部の4つのファイバー
U111,U114,U131,U134により実質的
に支持される。この角部の形式の減衰増加の目的で、必
要に応じて例えば温度サイクル、屈曲−または横方向圧
力検査が実施できる、即ち成層体の中で角部のファイバ
ーは最もこわれやすさが大きい。
【0046】ストラクチャの波光導体の所望の不こわれ
やすさ−例えばそれらの4つの角部領域における−は次
のようにして得られる、即ちより高い機械的荷重の個所
における光案内ファイバーの被覆の設計(コーティング
設計)は、より低い機械的荷重の領域における光案内フ
ァイバーのそれに比較して、変形されていることにより
得られる。図12は、波光導体LW1*の構造を示す。
これは例えば図1のストラクチャST1における機械的
にわずかしかこわれやすくない波光導体U111〜U1
34のために使用できる。図12の波光導体LW1*は
中心に光案内用ガラスコアCOを有する。COは外装ガ
ラス(“被覆”)CLにより囲まれている。その結果、
外径DFを有する光案内ファイバーが形成されている。
この光案内ファイバーの上に少なくとも1つの1次の内
側のプラスチック被覆(1次コーティング)PCが被着
されている。この1次コーティングPCのために例え
ば、弾性係数0.5〜2.5MPaを有するウレタンア
クリラートのようなソフトな材料が選定される。この1
次コーティングPCはさらに少なくとも1つの2次の、
さらに外側に設けられる被覆(2次コーティング)によ
り被われる。この2次コーティングSCのために1次コ
ーティング用よりも硬い材料たとえばSC、ウレタンア
クリラートまたはシリコンアクリラートエポキシダクリ
ラート−弾性係数500〜1500MPa−が、1次コ
ーティングPCの外側表面の損傷を実質的に回避する目
的で、さらにこの回避により光案内ファイバーの確実な
問題のない以後の処理を可能にする目的で、選定され
る。
【0047】より高い機械的荷重の個所における波光導
体たとえば図1のU111〜U134をそのストラクチ
ャST1の内部で、使用し得る圧力に対して機械的によ
り非感応しないようにする目的で、波光導体の被覆は次
のように形成される。即ち被覆は、小さい機械的荷重の
個所における波光導体たとえばE112〜E133より
も、大きい層の厚さを有する1次コーティングをそれぞ
れ有するように、形成される。その根拠は、“Inte
rnational Wire und Cable
Symposion Proceedings”(IW
CS)、1993、389〜390頁に示されている様
に第一に、1次コーティングPCが波光導体のミクロ屈
曲こわれやすさに影響を与えるからである。たとえばよ
り高い機械的圧力荷重の領域における波光導体U111
〜U134がより小さい機械的荷重の領域における例え
ば図1のE112〜E133のような波光導体よりも、
それぞれ1.5〜4倍たとえば2〜3倍大きい、その1
次コーティングPCの層の厚さを有する。有利には機械
的にこわれやすさのより小さい波光導体の1次コーティ
ングPCのために、層の厚さ20〜50μmたとえば3
0〜40μmが選定される。例えばソフトな1次コーテ
ィングPCの厚さ増加によりそのクッション作用すなわ
ちバッファ作用が増加する。そのため作用し得る、それ
ぞれの光案内ファイバーへの押圧荷重が減衰されて、全
体的により堅ろうな波光導体が形成される。
【0048】1次コーティングPCの設けられた、図1
2の波光導体LW1*の光案内ファイバーは例えば、図
1のE112〜E133のような機械的にこわれやすい
波光導体よりも、1.1〜1.5倍たとえば1.2〜
1.4倍大きい外径DPCを有する。例えば外径DPC
は165〜250μm、例えば170〜210μmが選
定される。より小さい機械的こわれやすさの図1の波光
導体U111〜U134の場合の2次コーティングSC
は、より小さい機械的荷重の図1の波光導体E112〜
E133の2次コーティングに比較して、ほぼ等しいか
または1.1〜2倍大きい層の厚さをそれぞれ有する。
有利には2次コーティングSCのための層の厚さは10
〜40μmたとえば20〜30μmに選定される。その
ため圧縮荷重に対して機械的にけんろうな波光導体LW
1*は、図1の機械的にこわれやすい波光導体E112
〜E133よりも、1.2〜1.8倍たとえば1.2〜
1.5倍大きい全体の外径を有する。例えば全体の外径
DLWは200〜300μmたとえば200〜250μ
mに選定される。
【0049】それぞれの波光導体のミクロ屈曲こわれや
すさへの1次コーティングPCの影響を説明するため
に、次のテーブルに例えば波光導体の5つの異なるコー
ティング形式T1〜T5が示されている。
【0050】これらは、例えば“Internatio
nal Wire und Cable Sympos
ium(IWCS)Proceedings、198
9、第450頁に示されている、いわゆる“メッシュワ
イヤテスト”を受ける。それぞれの光導体形式T1〜T
5に、個々にそれぞれ全体の外径DLW、光案内ファイ
バー直径DF、外径DPC、1次コーティングPCで被
覆された光案内ファイバー、ならびに1次コーティング
PCおよび2次コーティングSCに対してそれらの所属
の弾性係数が示されている。
【0051】 テーブル1 DLW DPC DF コーティング PCの弾性係数 SC [μm] [μm] [μm] 機種 [MPa] [MPa] 180 150 125 T1 1.6 1530 200 150 125 T2 1.6 1530 200 165 125 T3 1.6 1530 245 205 125 T4 2.6 690 245 190 125 T5 1.6 580 図13に例えば5つの異なるコーティングされた波光導
体T1〜T5に対してそれぞれ、ミクロ屈曲損失(減衰
損失)α*dB/kg圧縮荷重がそれぞれのいわゆるM
AC値に依存して、波長1550nmにおいてMAC領
域たとえば6.5〜8.5にわたり示されている。MA
C値は、IWCS、Proceedings1988、
第704〜709頁に示されている様に、ファイバーす
なわち波光導体のマイクロこわれやすさを特徴づける。
次に関連事項の説明のためにMAC値を用いる。この場
合、次の式が適用される: MAC=MFD/λceff この式に示されている様に、それぞれの波光導体のモー
ドフィールド直径MFDが小さくなると、屈曲こわれや
すさは減少する。図13にT1*で示されている、テー
ブル1のコーティング形式T1の場合の測定直線は、現
行のモノモード波光導体の場合のミクロ屈曲損失にもと
づく減衰比を、MAC値に依存して示す。この1次コー
ティング形式T1に比較して2次コーティング形式T2
の場合は、2次コーティングが約20μmだけ増加す
る。このことは図13の減衰ダイヤグラムにおいて、測
定直線T1をわずかに下回わる測定直線T2*を生ぜし
める。他方、伝送減衰の著しく大きい低減ないし低下
は、1次コーティング層の厚さ増加により達せられる。
このことは例えばコーティング形式T3−その測定直線
T3*は約0.05dB/kg(1測定単位)の間隔で
測定直線T2*を下回わりかつこれにほぼ平行に走行す
る。図13にさらにテーブル1のコーティング形式の場
合の測定直線T4*が示されている。この直線は測定曲
線T3*を著しく下回わりかつT3*よりも小さい傾き
で走行する。コーティング形式T4はコーティング形式
T3よりも、1次コーティングのより大きい層厚(DP
C−DF=80μm)により特徴づけられている。同時
にその2次コーティングPCの場合は、この実施例にお
いてはより小さい例えば半分よりも小さい弾性係数を有
する材料が選定されている。このコーティングT4の設
計の場合、減衰損失の一層の低減が達せられる。このこ
とは測定曲線T3*よりも小さい傾きで走行する測定直
線T4*で当該の6.5〜8.5のMAC領域において
示されている。コーティング形式T5の場合、最終的に
波光導体はMAC値領域6.5〜8.5において外側の
圧縮荷重に近似的に依存しないようにできる。このこと
は例えば、1次コーティングPCの弾性係数を形式T4
の弾性係数よりも減少させることにより、達せられる。
このことは、T4*下側を近似的に一定の形で走行する
測定曲線T5*に示されている。
【0052】1次コーティングの層の厚さの増加に付加
的にまたはこれに依存することなく、より高い機械的荷
重たとえば押圧力の個所に位置定めされている波光導体
の場合に、例えば図1のU111〜U134の場合に、
これらは必要に応じて次のようにしても圧力に一層こわ
れやすいように即ち一層けんろうにされる。即ちその1
次コーティングPCのために、図1のストラクチャST
1の内部のより小さい機械的荷重の範囲における波光導
体たとえばE112〜E133のPCのためよりも、よ
りソフトな材料が選定されていることにより、圧力に一
層こわれやすいように即ち一層けんろうにできる。その
ため有利に、より高い機械的荷重の領域における図1の
例えばU111〜U134のような波光導体は、より小
さい機械的荷重の領域における波光導体よりもできるだ
け小さい弾性係数を有するようにする。例えば図1の強
く荷重を受ける波光導体の1次コーティングPCのため
に、それぞれより小さい機械的荷重の領域における図1
の波光導体E112〜E133のための材料よりも1〜
5倍たとえば1〜2.5倍ソフトな材料が選定されてい
る。特に有利に図1のより強く荷重を受ける波光導体U
111〜U134の1次コーティングのために、より小
さい荷重の領域における波光導体のための弾性係数より
も、例えば1〜2.5倍小さい弾性係数が選定されてい
る。好適には図1の一層けんろうな光導体U111〜U
134は、弾性係数0.5〜3たとえば1〜2MPaを
有する。この構成に付加的にまたはこれに依存すること
なく、より高い圧力荷重の領域における波光導体は、必
要に応じて次のようにしても圧力に一層感応させること
ができる。即ち2次コーティングのために、より小さい
荷重を受ける光導体の材料よりもソフトな材料を選定す
ることにより、圧力に一層感応させることができる。有
利には一層けんろうな波光導体U111〜U134の2
次コーティングのための弾性係数は、機械的によりこわ
れやすい波光導体E112〜E113の場合の弾性係数
よりも1.0〜2.5倍たとえば1.0〜2.0倍大き
く選定される。例えば機械的に圧力に対してより安定し
ている波光導体U111〜U134のための2次コーテ
ィングは、弾性係数500〜1600MPaたとえば8
00〜1500MPaを有する。そのため2次コーティ
ングは有利に保護層として作用する。そのため外力は2
次コーティングSCから内側コーティング(1次コーテ
ィング)PCの面へ伝達できる。
【0053】そのため2次コーティングの弾性係数の影
響は1次コーティングの影響に比較して、実質的に無視
できる。
【0054】そのためテーブル1におけるコーティング
形式T3〜T5を有する波光導体は約6.5〜8.5の
MAC値領域において、コーティング形式T1に相応す
るように通常のように値の選定された波光導体よりも小
さいミクロ屈曲損失を有する。そのためこの種の修正さ
れた波光導体は、生じ得る押圧力の作用する、図1のス
トラクチャST1の個所に位置定めされる。図1の実施
例においてこの位置は例えば帯状体成層体における4つ
の角部の位置である。しかし特に確実に全部の帯状体B
11,B12及びB13の場合、図1の帯状体成層体に
おいて、それぞれ角部の位置においてこの種の圧力感応
性の波光導体を設けることもできる。
【0055】図8は図1のストラクチャST1の基本ユ
ニットとしての波光導体帯状体BL1を示す。この帯状
体BL1は、図1の、いちばん下に位置するB13の場
所だけを、およびまたは図1の帯状体成層体(ストラク
チャST1)のいちばん上に位置する帯状体B11の場
所だけを占める。他方その中間に取り付けられたその他
の帯状体は、それぞれ同種の波光導体を有する従来の設
計による帯状体とすることができる。しかしこれに代替
的に図1の成層体ST1において全部の帯状体をBL1
の形式で即ち同じ形式で構成できる。この代替形式は、
一体的な複数式スプライス装置を使用できる利点を有す
る。
【0056】帯状体BL1はほぼ長方形の長らなプラス
チック外側被覆AH1ならびにそれぞれ少なくとも1つ
の別の付加的な波光導体LW1*,LWn*を有する波
光導体標準帯状体GBから構成される。後者はそれぞれ
標準帯状体GBの丸められた短辺に外側に長手方向に接
続手段VMを用いて外被AH1へ別個に当接されてい
る。そのためn個の波光導体LW1〜LWnは標準帯状
体GBの外被AH1の中に埋め込まれて2つの別個の波
光導体LW1*,LWn*により側面が限定され、その
結果、標準帯状体GBよりも広幅の帯状体BL1が形成
される。この場合、波光導体LW1〜LWnは仮想の直
線状の接続線に沿って外被AH1の中心に収容される。
他方、両方の波光導体LW1*,LWn*は外側の保護
被覆なしにこの仮想の接続線の両側に続く。別個の付加
的な波光導体LW1*,LWn*は図8において、標準
帯状体GBの波光導体LW1〜LWnよりも大きい直径
で示されている。このことは次のことを意味する。即ち
図8において波光導体LW1*,LWn*として前述の
様に例えば波光導体U111〜U134のために、この
種のものが設けられている。有利にこれらの両方の波光
導体LW1*,LWn*は、内側に位置するために小さ
い圧縮荷重を受ける波光導体LW1〜LWnよりも大き
い、その1次コーティングの層厚を有する(例えばテー
ブル1のコーティング形式T3に相応する波光導体)。
もちろん全部の別の前述の波光導体形式(コアおよび外
装周期に対する異なる屈折率、即ち異なるMAC値)な
らびに生じえる押圧力にほとんどこわれやすくない波光
導体LW1*,LWn*、例えば有利にテーブル1のコ
ーティング形式T3,T4,T5に相応する波光導体の
ためのコーティング設計も使用できる。波光導体LW1
*,LWn*のための接続手段VMとして例えば、接着
剤、通常の帯状体コーティングまたはその他の粘着手段
を選択できる。
【0057】図8に、標準帯状体GBを側面で限定する
波光導体LW1*,LWn*は、内側に位置する波光導
体LW1〜LWnのための側縁保護の形式で作用する。
そのためこれらはまさに、帯状体BL1の内部で、発生
し得る押圧力を最も強く受ける個所に、即ち帯状体BL
1の端部に設けられる。図1の帯状体BL1において両
方の最も外側に設けられている波光導体LW1*,LW
n*だけがそれぞれその1次コーティングの外被を有す
るため、それにもかかわらず全体として、外被AH1の
内部でn+2個の同種の波光導体を備えた標準帯状体が
有するのとほぼ同じ帯状体量が維持される。このように
して、2つの異なる種類の波光導体を有する著しくコン
パクトな帯状体BL1が形成される。外被AH1により
画定された内側領域における小形の圧力に安定な波光導
体LW1〜LWnならびに、標準帯状体GBの狭辺にお
ける、生じ得る荷重を受ける外側領域の中のこれらに対
向する少なくとも2つの圧力に一層安定な波光導体LW
1*,LWn*。そのためこの帯状体BL1は著しく高
い集約密度によりならびに著しく簡単な製造により特徴
づけられる。さらに製造の際に有利に帯状体中での一様
なファイバー位置が可能にされる。
【0058】図9の波光導体帯状体BL2の場合、図8
の帯状体BL1との相違は、両方の波光導体LW1,L
Wn*がそれぞれ外被AH1の短辺の角部位置の中に片
側で一体化されている点にある。波光導体LW1*,L
W2*はその外側輪郭が帯状体BL2のための丸められ
た短辺を形成する。(図8からそのまま取り出された部
品は図9において同じ参照記号で示されている)。波光
導体LW1*,LW2*は、帯状体の厚さに相応する外
径を有する。そのため波光導体は外被AH1の短辺のた
めの一種の閉鎖を形成する。
【0059】図9の帯状体BL2に代えて図10におい
て両方の波光導体LW1*,LWn*は完全に外被AH
2の中へ一体化されている、即ちこれらは共通に波光導
体L1〜Lnと共に完全に外被のプラスチック材料の中
に埋め込まれている。このようにして、その外被AH3
に関して実質的に一様に形成されている波光導体帯状体
BL3が構成されている。何故ならばその角部のファイ
バーもこの保護外被により囲まれているからである。
【0060】最後に図11は、図1の帯状体B11〜B
13ならびに図8〜図10のBL1〜BL3のための付
加的なまたは独立の構成を示す:それぞれの波光導体帯
状体は付加的な別の帯状体被覆(コーティング)により
囲まれている。図11においては例えば図8の帯状体B
L1は別の帯状体コーティングBCにより完全に囲まれ
ている。この場合、帯状体BL1は簡単化のためにほぼ
長方形のブロックだけで示されている。見やすくするた
めに帯状体コーティングならびに帯状体BL1の斜線も
省略されている。付加的な帯状体コーティングとして例
えば、既に設けられている帯状体外被AH1よりも1〜
5倍小さい弾性係数を有する材料が選定される。好適に
はこの付加的な帯状体コーティングは弾性係数50〜5
00N/mmを有する。
【0061】そのため別の帯状体コーティングBCは、
帯状体BL1の全体のまわりの付加的な軟かい−即ちバ
ッファ−層を形成する。必要に応じて滑り剤添加物が、
付加的な帯状体コーティングBCと帯状体BL1の外被
との間に、または付加的な帯状体コーティングそのもの
の中に設けることができる。その目的は成層体の帯状体
の間のまさつを低減させるためである。そのため成層体
中の荷重がケーブル(屈曲の際のケーブル)の中の局所
的な長さ超過/長さ不足の相殺により有利に低減され
る。図11は2層の帯状体を示す。この帯状体の付加的
な帯状体コーティング層BCは、圧縮荷重を付加的に減
衰する作用を有する。例えばこの付加的な帯状体コーテ
ィングBCの層の厚さは10〜40μmであり、例えば
20〜320μmに選定されている。次の値選定は実際
に好適である: a) 波光導体LW1*,LW2*の外径は0.245
〜0.300mm; b) 波光導体LB1〜LBnの外径は0.180〜
0.245mm; c) 帯状体の全体の厚さ(付加的な帯状体コーティン
グBCを含む)λ(全体の高さ)は0.245〜032
mm。
【0062】図14は例えば図1〜図13に示されたそ
れぞれ同じ本発明の機種の16の上下の層化された帯状
体から成る長方形の帯状体成層体の場合の減衰比を示
す。これは機械的圧縮力に対する同じ大きさのこわれや
すさのそれぞれの波光導体を有する従来の上下に層化さ
れた帯状体から成る16段の帯状体成層体と比較したも
のである。図14のダイヤグラムにはそれぞれ相対的減
衰測定値α(db/km)が、第1の、両方の中央(即
ち8番目と9番目の)のならびに最も下側および最も上
側に位置する波光導体帯状体の最後のファイバー位置の
場合に示されている。この場合、本発明により構成され
た帯状体成層体においていちばん上に位置する帯状体の
場合の相対測定値は、それぞれ書き込まれた四角形によ
り、いちばん下に位置する帯状体のための相対測定値は
記入されていない空の四角形により示されている。従来
の帯状体成層体のいちばん上に位置する帯状体の波光導
体のための相対測定値は記入された円により、ならびに
そのいちばん下に位置する帯状体のための測定値は空の
記入されていない円により示されている。本発明による
帯状体成層体の角部における減衰測定値は、即ちいちば
ん上ならびにいちばん下に位置する帯状体の1番目のな
らびに16番のファイバー位置における減衰測定値は、
従来のように構成された帯状体成層体の角部位置におけ
る波光導体の相対減衰測定値(α=8.9;α=4.
0;α=6.2;α=5.3を比較のこと)を明らかに
下回わる。少なくともいちばん上にならびにいちばん下
に位置する帯状体の場合にそれぞれ外に、即ち少なくと
も帯状体成層体の角部位置において、それぞれ波光導体
が設けられており、この波光導体は、帯状体成層体スト
ラクチャのほとんど荷重の加わらない領域におけるより
も、生じ得る圧縮力に対して感応度が小さい。この構成
により、帯状体成層体の角部位置における波光導体の伝
送減衰の著しい低減化が達せられる。ケーブル直径が同
じ場合は、標準帯状体を有する帯状体成層体に比較して
係数2〜12だけ減衰増加が低減される。さらに図14
の減衰ダイヤグラムは、中間のファイバー位置における
波光導体のために、即ち本発明による帯状体成層体の場
合のならびに従来の帯状体成層体の場合のそれぞれの帯
状体における例えば8番目および9番目のファイバー位
置における波光導体のために、ほぼ等しい伝送減衰を有
することを明瞭に示す。この局所的ファイバー位置はス
トラクチャの内部でマイクロ屈曲なしに維持される。例
えば図1〜図11たとえば図8〜11に示されている基
本ストラクチャを有する帯状体成層体の本発明による構
成により、図1の帯状体成層体の角部位置における波光
導体に対しても、λ=1550nmの場合に0.3dB
/kmを下回わる減衰測定値が得られる。それぞれの帯
状体における中間のファイバー位置は、より大きいマイ
クロ屈曲感応度を有する波光導体により占めることがで
きる。何故ならばこれらは、生じ得る圧縮力をほとんど
受けないからである。
【0063】生じえる押圧力に対して著しくけんろうな
ストラクチャは次の場合に得られる。即ち図1の成層体
ストラクチャST1の全体の波光導体帯状体が同種の波
光導体により、図1〜図11たとえば図8〜図1の同じ
実施例の帯状体により置き換えられている場合に得られ
る。そのため機械的に感応性のない波光導体は、仮想の
長方形の外わく−これは内側に位置するその他の波光導
体をほとんど荷重の加わらない領域において囲む−の上
に位置する。
【0064】この種の、図1〜図11に例えば図8〜図
11に示されている様に構成された帯状体は、波光導体
技術における多種多様な適用に適する、例えば室内ケー
ブル(図3)Uプロフィールケーブル(図1)または束
ケーブル(図4)の室の中へ設置するために適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の光ケーブルの横断面図であ
る。
【図2】図1による実施例の変形実施例である。
【図3】図1による実施例の変形実施例である。
【図4】図1による実施例の変形実施例である。
【図5】ミクロ屈曲損失によるMAC値と減衰増加との
関係を示すダイヤグラム図である。
【図6】異なるMAC値の場合の減衰損失を限界波長に
依存して示したダイヤグラム図である。
【図7】帯状体成層体の上側、中間および下側帯状体で
ある。
【図8】図1により光ケーブルの場合の波光導体の第1
の基本ストラクチャの横断面図である。
【図9】図8の基本ストラクチャの第1の変形実施例で
ある。
【図10】図8の基本ストラクチャの第2の変形実施例
である。
【図11】図1に示された光ケーブル用の波光導体の別
の基本ストラクチャを示す。
【図12】図1〜図11によるストラクチャのための、
機械的にほとんど感荷重を有しない波光導体の構成図で
ある。
【図13】種々異なる厚さのコーティング層を有する波
光導体におけるミクロ屈曲によるMAC値と減衰増加と
の関係を示すダイヤグラムである。
【図14】図1〜図11による基本ストラクチャを有す
る光ケーブルにおける帯状体成層体の上側、中間、下側
の波光導体−帯状体における波光導体の減衰ダイヤグラ
ムである。
【符号の説明】
OC1 光ケーブル CA11〜CA1n 室エレメント CE1,CE2 耐引っ張りエレメント CP1 支持体 ST1,ST4 ストラクチャ U111〜U114,E112〜E133 波光導体 AX1,AX2,AX4 中性軸線 MA1,MA3 外被 U411,U414,U441,U444 光導波体 B41〜B44 光導波体帯状体 CA31〜CA3n 切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルデマール シュテックライン ドイツ連邦共和国 コーブルク アム シ ースシュタント 13アー (72)発明者 クレメンス ウンガー ドイツ連邦共和国 レーデンタール シュ ロスガルテン 3 (72)発明者 エルンスト オペル ドイツ連邦共和国 シュヴァルツェンバッ ハ アン デア ザーレ フェルケンロイ ト 12

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の波光導体を有する光ケーブルで
    あって、該波光導体は、所定のストラクチャ(ST1)
    を有する少なくとも1つの群の中に設けられており、個
    々の波光導体はストラクチャ(ST1)の内部でそれぞ
    れ異なる機械的荷重を受けている形式の光ケーブルにお
    いて、ストラクチャ(ST1)の内部に異なる機械的こ
    われやすさを有する波光導体(U111〜U114;E
    112〜E133)が設けられており、より小さい機械
    的こわれやすさを有する波光導体(U111〜U13
    4)が所定のストラクチャ(ST1)の、高められた機
    械的荷重の現われる1つまたは複数個の領域の中に設け
    られていることを特徴とする、複数個の波光導体を有す
    る光ケーブル。
  2. 【請求項2】 ストラクチャ(ST1)の内部において
    より小さい機械的こわれやすさを有する波光導体(U1
    11,U112)は、波光導体が、ストラクチャに配属
    されるべき中性軸線(AX1)から著しく大きい間隔を
    有する個所に設けられている、請求項1記載の光ケーブ
    ル。
  3. 【請求項3】 ストラクチャ(ST1)の中性軸線(A
    X1)から所定の最小間隔を有する波光導体が、より小
    さい機械的こわれやすさを有する波光導体(U111〜
    U134)として構成されている、請求項2記載の波光
    導体。
  4. 【請求項4】 外側に位置する波光導体の間で角部を形
    成する接続線を有するストラクチャの場合、このストラ
    クチャ(ST1)の角部の領域に位置する波光導体(U
    111〜U134)がより小さい機械的こわれやすさを
    有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の光ケ
    ーブル。
  5. 【請求項5】 より小さい機械的こわれやすさ(U11
    1〜U134)を有する波光導体が、その他の波光導体
    よりもより小さいMAC値を有し、該MACはMAC=
    MFD/λceffにより与えられており、ただしMFDは
    光案内ファイバーのモードフィールド直径であり、λ
    ceffは実効限界波長である、請求項1から4までのいず
    れか1項記載の光ケーブル。
  6. 【請求項6】 より小さい機械的こわれやすさを有する
    波光導体(U111〜U134)に対して、λ=130
    0nmの場合に、MAC値が7.4を下回わるように選
    定されている、請求項5記載の光ケーブル。
  7. 【請求項7】 こわれやすい波光導体(E112〜E1
    33)とこわれやすくない波光導体(U111〜U13
    4)は、それらのMAC値において、少なくとも0.5
    だけ、例えば少なくとも1だけ互いに異なる、請求項5
    又は6記載の光ケーブル。
  8. 【請求項8】 完成したケーブルにおけるストラクチャ
    の配置にもとづいて許容限界値を上回わる減衰増加を生
    ぜさせ得る、ストラクチャ(ST1)の内部の波光導体
    が、より小さい機械的こわれやすさを有する波光導体
    (U111〜U134)により置き換えられている、請
    求項1から7までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  9. 【請求項9】 ストラクチャ(ST1)がU字形の室エ
    レメント(CA1)の内部に設けられており、該エレメ
    ントは他のこの種のエレメントとより線化されている、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  10. 【請求項10】 ストラクチャ(ST2)が、ほぼ台形
    状の横断面を有する室エレメント(CA21)の内部に
    収容されている、請求項1から9までのいずれか1項記
    載の光ケーブル。
  11. 【請求項11】 ストラクチャが、室状の凹欠(CA3
    1〜CA3n)の設けられたプロフィル体(CP3)の
    内部に設けられている、請求項1から9までのいずれか
    1項記載の光ケーブル。
  12. 【請求項12】 ストラクチャ(ST4)が閉鎖された
    保護外被(SH)の内部に収容されており、複数個のこ
    の種のより線エレメントが1つのケーブル心となるよう
    により線化されている、請求項1から9までのいずれか
    1項記載の光ケーブル。
  13. 【請求項13】 ストラクチャの全部の波光導体が、
    7.4を下回わる例えば7.0を下回わるMAC値を有
    する、請求項5から12までのいずれか1項記載の光ケ
    ーブル。
  14. 【請求項14】 より高い機械的荷重の領域における波
    光導体(U111〜U134)がそれぞれ、より小さい
    機械的荷重の領域における波光導体(E112〜E13
    3)よりも、それらの1次コーティング(PC)のより
    大きい層の厚さを有している、請求項1から13までの
    いずれか1項記載の光ケーブル。
  15. 【請求項15】 より高い機械的荷重の領域における波
    光導体(U111〜U134)が、より小さい機械的荷
    重の領域における波光導体(E111〜E133)より
    も、その1次コーティングの1.5〜4.5倍の例えば
    2〜3倍の層の厚さを有する、請求項14記載の光ケー
    ブル。
  16. 【請求項16】 より高い機械的荷重の領域における波
    光導体(U111〜U134)の1次コーティングが、
    0.02〜0.05mm例えば0.03〜0.04mm
    の層の厚さを有する、請求項15記載の光ケーブル。
  17. 【請求項17】 より高い機械的荷重の領域における波
    光導体(U111〜U134)がそれぞれ、より低い機
    械的荷重の領域における波光導体(E111〜E13
    3)よりも、その1次コーティング(PC)に対してよ
    りソフトな材料を有する、請求項1から16までのいず
    れか1項記載の光ケーブル。
  18. 【請求項18】 より高い機械的荷重の領域における波
    光導体(U111〜U134)に対しては、低い機械的
    荷重の領域における波光導体(E112〜E133)に
    対するよりも、その1次コーティング(PC)のために
    1〜5倍たとえば1〜2.5倍ソフトな材料が設けられ
    ている、請求項17記載の光ケーブル。
  19. 【請求項19】 より高い機械的荷重の領域における波
    光導体(U111〜U134)の1次コーティング(P
    C)のための材料として、弾性係数0.5〜2.5MP
    aを有するウレタンアクリラートが選定されている、請
    求項17又は18記載の光ケーブル。
  20. 【請求項20】 波光導体(例えばU111,E11
    2,E113,U114)が、ストラクチャを形成する
    波光導体−帯状体(例えばB11)の中に設けられてお
    り、この帯状体ストラクチャの内部で外側に位置する波
    光導体(例えばU111,U114)が、これより内側
    に位置する波光導体(例えばE112,E113)より
    も、より小さい機械的こわれやすさを有する、請求項1
    から19までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  21. 【請求項21】 複数個の波光導体帯状体が、ストラク
    チャ(ST1)を形成する成層体となるようにまとめら
    れている、請求項19記載の光ケーブル。
  22. 【請求項22】 波光導体−帯状体(例えばBL1)が
    次のような波光導体(LW1〜LWn)を有する標準帯
    状体(GB)により構成されており、即ち該帯状体の狭
    幅側に外側に、内側に位置する、該標準帯状体(GB)
    の波光導体(LW1〜LWn)よりもより小さい機械的
    こわれやすさのそれぞれ付加的に少なくとも1つの波光
    導体(例えばLW1*,LWn*)が設けられているよ
    うな波光導体を有する標準帯状体により構成されてい
    る、請求項19又は20記載の光ケーブル。
  23. 【請求項23】 付加的に側面に設けられている波光導
    体(LW1*,LWn*)がそれぞれ接続手段(VM)
    により接続されている、請求項21記載の光ケーブル。
  24. 【請求項24】 より小さい機械的こわれやすさを有す
    る波光導体(LW1*,LW2*)はそれぞれ帯状体
    (BL2)において角部の位置を占めており、ここでは
    その外被(AH2)を外側へ閉鎖する、請求項19又は
    20記載の光ケーブル。
  25. 【請求項25】 より小さい機械的こわれやすさの波光
    導体(LW1*,LW2*)が帯状体の外被(AH3)
    の内部で帯状体(BL3)の角部位置の中に埋め込まれ
    ている、請求項19又は20記載の光ケーブル。
  26. 【請求項26】 それぞれの波光導体−帯状体(例えば
    BL1,BL2またはBL3)が、それぞれ付加的な保
    護層(BC)により囲まれている、請求項19から24
    までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  27. 【請求項27】 ストラクチャ(ST1)を形成する成
    層体が、請求項19〜25による同種の波光導体帯状体
    (BL1,BL2,BL3)により構成されている、請
    求項1から26までのいずれか1項記載の光ケーブル。
  28. 【請求項28】 ストラクチャ(ST1)を形成する成
    層体はいちばん下ならびにいちばん上で、請求項19〜
    25による波光導体帯状体(BL1,BL2,BL3)
    を有する、請求項14から25までのいずれか1項記載
    の光ケーブル。
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