JPH06324335A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JPH06324335A
JPH06324335A JP5109524A JP10952493A JPH06324335A JP H06324335 A JPH06324335 A JP H06324335A JP 5109524 A JP5109524 A JP 5109524A JP 10952493 A JP10952493 A JP 10952493A JP H06324335 A JPH06324335 A JP H06324335A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal molecules
color
display
crystal layer
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Withdrawn
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JP5109524A
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English (en)
Inventor
Masahito Ishikawa
正仁 石川
Yuzo Hisatake
雄三 久武
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像に本来表現したい色とは別の不都合な着
色が生じることなく、広く均一な視角特性を実現するこ
とのできる液晶表示素子を提供する。 【構成】 電圧無印加時に液晶層19の液晶分子が基板
表面に対してほぼ水平姿勢を保ちつつその液晶分子の長
軸の方位が揃わないように基板上の配向膜9、15の表
面を形成することで、電圧印加時に液晶分子の起きあが
る方位がランダムになる。その結果T−V特性はどの方
位でもほぼ同一となり広く均一な視角特性を実現するこ
とができる。そして液晶層19へのカイラル剤の添加を
省略して液晶分子自体の捩れ能力によって捩れ配列を行
なわせることにより表示画像の色付きを軽減して表示品
質を向上させることができ、しかも液晶層19のしきい
値電圧が低下するため低い印加電圧でも高コントラスト
の表示を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子に係り、
特に画像の表示コントラストや表示色等の視角特性を改
善した液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、薄型軽量・低消費電力
という大きな特長を有するため、腕時計や電卓、日本語
ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等の多種多
様な製品に広く用いられている。これら液晶表示素子の
ほとんどは、捩れネマティック(Twisted Nematic ;以
下、TNと略称)型液晶、あるいはこれよりもさらに液
晶分子配列の捩れ角度を大きく設定されたSTN(Supe
r Twisted Nematic ;以下、STNと略称)型液晶が用
いられている。例えばパーソナルコンピュータに用いら
れるディスプレイとしては、画面が大きく表示容量が多
いものが一般的になってきており、表示面の大きさはA
4 サイズ以上、その画素数は横 640、縦 480画素以上
の、いわゆるVGAディスプレイ仕様が主流になってき
た。
【0003】現在主流の液晶表示素子は、アクティブマ
トリックス方式と単純マトリックス方式の 2タイプに大
別することができるが、両方式ともに上記のようなVG
Aディスプレイ仕様をほぼ満足する性能を実現すること
が可能である。単純マトリックス方式は安価にできるこ
とが最大の特長の一つであり、それは帯状の透明電極が
配列された 2枚の基板を、その透明電極どうしがマトリ
ックス状に交差するように間隙を有して対向配置し、そ
の間隙に液晶層を封入・挟持しただけのシンプルな構造
であることによる。このようなシンプルな構造の単純マ
トリックス方式でVGAディスプレイ仕様を実現するた
めには、液晶層の透過率−印加電圧(T−V)特性に急
峻性が要求される。ここで急峻性とは、液晶層に印加す
る電圧の値を変化したときにその液晶層の透過光の変化
する度合いを示す。T−V特性は液晶層の配列の総捩れ
角(以下、ツイスト角と呼ぶ)を大きくすることによっ
て急峻にすることができる。
【0004】しかしながら、実用的には単純マトリック
ス方式の液晶表示素子のツイスト角は 180度以上が必要
でありSTN型液晶が用いられることが多く、ツイスト
角がこのように大きくなると旋光分散によって表示画像
が本来表現したい画像の色とは異なる不都合な色に着色
するという問題がある。
【0005】一方、アクティブマトリックス方式では、
各画素ごとに薄膜トランジスタ(Thin Film Transisto
r;以下、TFTと略称)などのスイッチング素子を配
置しているため、各画素の液晶層に印加する液晶印加電
圧を走査線の本数に関係なく任意の電圧比に設定するこ
とができる。それゆえ応答速度が速くテレビなどの動画
やCADなどで用いるマウスの動きにも十分な応答速度
を得ることができる。液晶層への電圧印加の制御はTF
Tなどのスイッチング素子で行なうので、単純マトリッ
クス方式のようには透過率−印加電圧特性の急峻性を高
くする必要はなく、またツイスト角を大きくする必要も
ない。したがってツイスト角が90度程度のTN型液晶が
用いられることが多い。
【0006】このようにツイスト角が90度のTN型液晶
の電気光学特性の急峻性はツイスト角がさらに大きいS
TN型液晶よりは劣るが、捩れ角が小さいので旋光分散
が小さくなり、電圧を印加しないとき明るい表示が得ら
れる偏光板配置(ノーマリーオープン)にした場合に
は、前記のような不都合な着色のほとんど目立たない画
像表示を得ることができる。従ってアクティブマトリッ
クス方式とTNセルとを組み合わせることにより、高速
で大表示容量の液晶表示素子を実現することができるの
である。これに更にカラーフィルタを組み合わせること
により、フルカラーの画像表示を行なうこともできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術による液晶表示素子においては、画面を観る
方位や角度によって表示の明暗が反転して見える、ある
いは表示画像が暗くなり見辛くなくなるという問題があ
る。あるいは表示画像が本来の画像の色とは別に不都合
に着色するという問題がある。
【0008】この問題点を改善する方法として、従来
は、一画素内に液晶分子の起き上がる方向がほぼ 180度
異なる 2つの配向領域を設けた液晶表示素子を用いて視
角依存性を改善する方法(Two Domain Twisted Nemati
c;以下、TDTNと略称。この技術は例えば特開昭64-
88520に開示されている)や、スプレイ配列を用いてT
DTNと同様の効果を得るというDomain Divided Twist
ed Nematic(以下、DDTNと略称。これは例えば Y.K
oike,et.al.,1992,SID,p798 において公開されている)
方式などが提案されている。一般に液晶表示素子の電気
光学特性は、液晶分子の起き上がる方向に対して斜めか
ら観測した透過率は正面からのそれよりも小さくなる。
また起き上がる方向とは正反対の方向からの場合には、
斜めから観測した透過率は正面からのそれよりも大きく
なる。そこで前記のDDTN方式の技術では、一画素内
を配向方向の異なる 2つの領域に分割して、その領域ご
とに斜めから観測される前記の相反する電気光学特性
を、両者の配向特性により得られる視角特性を合成して
足し合わせることにより互いに補完させて、正面方向で
観測される電気光学特性に近付けようとするものであ
る。
【0009】しかしながら、このようなDDTN方式の
液晶表示素子を製作する場合、一画素ずつを 2つの異な
る配向方向の領域に分割して形成しなければならず、製
造工程が極めて煩雑なものとなるという問題がある。そ
の結果、製造歩留まりを著しく低下させることになる。
【0010】上記のDDTNに類似した技術として、液
晶分子の基板表面から起き上がる方位を不統一にした多
数の配向領域を一画素内に設けるマルチドメインという
技術が報告されている('93 Society for Information
Display, Advance program,p.67)。このマルチドメイ
ン方式によれば、電圧印加時に液晶分子の起きあがる方
位がほぼランダム(不統一)になる。その結果、T−V
特性はどの方位でもほぼ同一となり、広く均一な視角特
性を実現することができる。
【0011】しかしながら、上記のように液晶分子の起
き上がる方向を不統一にした多数の配向領域を一画素内
に設ける場合、表示画像に色付きが生じる。このため、
カラーフィルタと組み合わせてフルカラー表示を行なう
場合などに、画像に本来表現したい色とは別の不都合な
着色が生じてしまい、表示品質が著しく低下するという
問題がある。
【0012】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたもので、その目的は、画像に本来表現したい
色とは別の不都合な着色が生じることなく、広く均一な
視角特性を実現することのできる液晶表示素子を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の液晶表示素子は、画像表示用電極を有し、
液晶分子の長軸方向を同一方向に揃える配向処理を基板
表面に施されることを避けて形成された水平配向膜を有
し、互いが間隙を有して対向配置された 2枚の基板と、
液晶分子の長軸方向が電圧無印加時に前記基板表面に対
して略水平姿勢に保持されるとともに前記略水平姿勢を
保持しつつ前記基板表面で略不統一な方位を向き、前記
基板表面に対して垂直方向には前記 2枚の基板どうしの
間隙で前記液晶分子ごとに略不統一な捩れ角に該液晶分
子が捩れ配列されるように、前記 2枚の基板どうしの間
隙に挟持された液晶層とを具備することを特徴としてい
る。
【0014】あるいは、画像表示用電極を有し、液晶分
子の長軸方向を同一方向に揃える配向処理を基板表面に
施されることを避けて形成された水平配向膜を有し、互
いが間隙を有して対向配置された 2枚の基板と、カイラ
ル剤無添加の液晶層であって、液晶分子の長軸方向が電
圧無印加時に前記基板表面に対して略水平姿勢に保持さ
れるとともに前記略水平姿勢を保持しつつ前記基板表面
で略不統一な方位を向き、前記基板表面に対して垂直方
向には前記液晶分子自体の捩れ能力によって該液晶分子
ごとに前記 2枚の基板どうしの間隙で捩れ配列するよう
に、前記 2枚の基板どうしの間隙に挟持された液晶層と
を具備し、かつ前記液晶層のリタデーション値を 200n
m乃至 650nmの範囲に調節してなることを特徴として
いる。あるいは、上記の液晶表示素子において、少なく
とも 2色以上の色セルが配列されて、前記画像表示用電
極によって形成される各画素の光路上にそれぞれ前記色
セルが配置されるように形成されたカラーフィルタを具
備し、かつ該カラーフィルタの各色ごとに前記色セルの
透過光のピーク波長λと、該色セルに対応する画素領域
の液晶層の層厚dと、該液晶層の屈折率異方性Δnと
を、0.66≦Δn・d/λ≦0.68の範囲に調節してなるこ
とを特徴としている。
【0015】あるいは、上記の液晶表示素子において、
表示デバイスとして前記液晶表示素子が用いられる際の
観測方向とほぼ同じ方向に光学的吸収軸または光学的透
過軸を合致させるように偏光板を配置してなることを特
徴としている。
【0016】なお、本発明は、前記の画像表示用電極と
して帯状の透明電極がそれぞれの基板に配列された、い
わゆる単純マトリックス型の液晶表示素子においても、
あるいは前記の画像表示用電極として一方の基板には対
向(共通)電極が形成され他方の基板には各画素ごとに
画素電極が配列された、いわゆるアクティブマトリック
ス型液晶表示素子においても適用することがてきること
は言うまでもない。
【0017】また、前記の 2枚の基板の基板表面には、
例えば材料としてポリイミドを用いた水平配向膜を形成
し、これをラビング配向等の配向処理を施すことなく用
いるようにしてもよく、あるいはその他の配向膜材料を
用いて、前記と同様に配向処理を施すことなく用いるよ
うにしてもよい。いずれにせよ、液晶分子の長軸方向を
略水平姿勢に保持することができるように基板表面を形
成して液晶分子の長軸方向を略水平姿勢に保持しつつそ
の液晶分子の長軸が基板表面で向く方位を画素内の各位
置ごとに不統一になるとともに、液晶分子自体の持つ捩
れ能力に従ってそれぞれの液晶分子ごとが捩れ配列する
ようにすればよい。これは例えば、配向膜に配向処理を
施すことを避けるとともにカイラル剤無添加の液晶層を
用いるなどすることにより実現できる。
【0018】
【作用】電圧無印加時に液晶分子が基板表面に対してほ
ぼ水平姿勢を保ちつつその液晶分子の長軸の方位が揃わ
ないように基板表面を形成することで、電圧印加時に液
晶分子の起きあがる方位がランダム(不統一)になる。
その結果T−V特性はどの方位でもほぼ同一となり、広
く均一な視角特性を実現することができる。
【0019】そしてこの場合には、液晶層へのカイラル
剤の添加を省略して液晶分子自体の捩れ能力によって捩
れ配列を行なわせることにより、表示画像の色付きを軽
減して表示品質を向上させることができ、しかも液晶層
のしきい値電圧が低下するため、低い印加電圧でも高コ
ントラストの表示を得ることができることが種々の実験
による検討の結果、判った。
【0020】従来の配向膜にラビング配向処理等を施し
て配向方位を一定方位に揃えたシングルドメイン方式の
場合には、ディスクリネーションの発生などを避けるた
めにカイラル剤が必要であったが、上記のように液晶分
子の長軸の方位が揃わないように基板表面を形成するマ
ルチドメイン方式の液晶表示素子の場合には、むしろ積
極的に液晶分子の長軸の方位を不統一のような状態にし
ているので、ディスクリネーションに関しては考慮する
必要はなくなるため、この問題に関してはカイラル剤の
添加等によるツイスト角の制御の必要性がなくなる。そ
して積極的に液晶分子のツイスト角をその液晶分子自体
の捩れ能力に基づいて液晶分子ごとに捩れ配列させて、
液晶層内での液晶分子のツイスト角の統一性をむしろ積
極的に失わせることで、液晶層を透過する光はさまざま
な位相を持つものとなり、それらの透過光の集合した表
示画像は色の偏りの少ない、すなわち白黒表示に近い色
になる。
【0021】しかも、カイラル剤の添加を省略すること
により、液晶層の液晶分子の電圧応答特性がさらに向上
するので、液晶層のしきい値電圧が低下して、低い印加
電圧でも高コントラストの表示を得ることができる。
【0022】そしてさらには、カラーフィルタなどを用
いてフルカラー表示に好適な白黒表示を行なう液晶セル
を得るために好適なリタデーション値と透過率との関係
を検討した結果、リタデーション値を 200nmから 650
nmの範囲に設定することで、表示画像の不都合な着色
を解消して、表示品質が極めて良好で視角特性の高い画
像表示が実現できることが判明した。
【0023】また、均一で良好な視野角をさらに広いも
のにするためには、液晶表示素子の画面を観るときの観
測方向(通常は画面に対して真正面の方向)に偏光板の
吸収軸またはこれに直交する透過軸を合致させるように
偏光板を配置することが望ましい。これは偏光板にも視
角依存性が存在しているからである。
【0024】また、本発明によれば配向膜へのラビング
配向処理等の煩雑な処理を省略することができ、かつカ
イラル剤の添加も省略することができるため、製造歩留
まりの向上や製造工程の簡易化をも図ることができると
いう利点もある。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る液晶表示素子の実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。 (実施例1)図1は
本発明に係る液晶表示素子の主要部の構成を模式的に示
す図である。走査線1と信号線3とがほぼ直交するよう
に配置され、その交差部ごとに走査線1および信号線3
に接続されるとともに画素電極5に接続されてこの画素
電極5への電圧印加を制御するスイッチング素子として
のTFT7が配設され、それらを被覆するように配向処
理を施されていない配向膜9が形成されたTFTアレイ
基板11と、これに対向配置される対向電極13が形成
され、その上を被覆するように配向処理を施されていな
い配向膜15が形成された対向基板17とが間隙(セル
ギャップ)を有して組み合わされ、その両基板11、1
7の間隙に液晶層19が封入・挟持されて液晶セル21
が形成されている。そしてこの液晶セル21を上下から
挟むように、偏光板23、25がガラス基板27、29
それぞれの外向きの面側に貼設されて、この液晶表示素
子の主要部は構成されている。
【0026】液晶セル21には、前記したように基板ほ
ぼ全面を被覆するように水平配向を行なう配向膜9、1
5が形成されており、これら配向膜9、15は表面にラ
ビング処理が施されておらず、積水ファインケミカル社
製の粒径 3.5μmのスペーサ(図示省略)が間隙材とし
て両基板間に介挿されてセルギャップ約 3.5μmに保た
れるとともに、基板周囲にシール材(図示省略)が塗布
されて両基板11、17が組み合わされて形成されてい
る。液晶層19としては、ZLI−4535(E.メルク社
製)を用いた。この液晶層19には、カイラル剤は全く
添加されていない。このような液晶組成物を等方相の状
態で空セルに注入し液晶層19として両基板11、17
間に封入・挟持させた。このように形成された液晶表示
素子のΔnは0.0865であり、このときリタデーション値
Δndは約 300nmであった。またその捩れピッチは、
ほぼランダムに右捩れ・左捩れが混在するとともにツイ
スト角も様々に異なるものが混在するものとなった。
【0027】偏光板23、25としては、直交ニコルの
偏光板(G1220DU 、日東電工製)を用いて、その光吸収
軸どうしが互いに直交するように配置した。
【0028】また図示は省略したが液晶セル21の電極
引き出し部には外部の液晶駆動回路から入力される走査
信号電圧および映像信号電圧が供給されて、この液晶表
示素子が駆動される。
【0029】ここで、一般にTNセルに用いられる偏光
板の配置方式としては、大別すると2通りあり、上下の
偏光板の光吸収軸を互いに平行させて配置する方式と、
上下の偏光板の光吸収軸を直交させて配置する方式とが
ある。前者の方式は、液晶セルに電圧を印加しないとき
には光が透過せず、電圧を印加したときに光の透過状態
が得られる(ノーマリークローズ)。また後者の方式
は、液晶セルに電圧を印加しないときに光が透過し、電
圧を印加したときには光が遮断される(ノーマリーオー
プン)。そして図2は従来例のTN方式のノーマリーオ
ープンとノーマリークローズの表示面法線から左右の方
向に60度まで視角を傾けたときのコントラスト比の視角
依存性を示す図であるが、これらを比較すると、ノーマ
リークローズの方がノーマリーオープンよりコントラス
ト比の視角依存性が少ないことが分かる。コントラスト
比とは、光が透過した状態(明状態)の輝度を光が遮断
された状態(暗状態)の輝度で割った値であり、コント
ラスト比は暗状態の輝度に大きく影響する。そこでノー
マリーオープンとノーマリークローズの両方式の暗状態
の輝度の左右方向における視角依存性を測定してみる
と、図3に示すような特性が得られる。同図から明らか
なように、ノーマリークローズの方がノーマリーオープ
ンより暗状態の視角依存性が小さく、その結果ノーマリ
ークローズの方がノーマリーオープンよりコントラスト
比の視角特性が良い。ノーマリーオープンとノーマリー
クローズの暗状態の違いを考察してみると、ノーマリー
オープンの場合は液晶層にしきい値以上の電圧を印加し
ており、ノーマリークローズの場合は液晶層にしきい値
以下の電圧しか印加されていない。液晶層にしきい値以
上の電圧を印加すると、液晶分子がセル厚方向に並び捩
れ配列が解かれる。このような配列状態はしきい値以下
の電圧しか印加されていない基板にほぼ水平に捩れた配
列状態と比較して配列の見え方の視角変化が大きい。従
って以上の理由により、視角を広くするにはノーマリー
クローズを用いた方が良いことが判明した。
【0030】一方、視角が広くなる技術として液晶分子
の起き上がる方位が不統一な多数の配向領域を一画素内
に設ける、いわゆるマルチドメインセル方式という技術
がある。これは液晶分子の長軸が電圧無印加時に基板表
面に対してほぼ水平な姿勢を保ち、かつ配向処理を行な
うことを避けて、液晶分子の長軸の方位が揃わないよう
にすることで、電圧印加時に液晶分子が起きあがる方位
がランダムになり、その結果、T−V特性はどの方位で
もほぼ同一となる。その一例として、ノーマリークロー
ズのTNセル(従来と同様に配向方位を統一したもの)
の場合とマルチドメインセルの場合について、入射角60
度での上下左の方位でのT−V特性をそれぞれ図4、5
に各々示す。マルチドメインセルにおいては、T−V特
性に方位角依存性がほとんど全く無いことが判る。しか
しながらマルチドメインセルを従来のTNセルと同じセ
ル条件(リタデーションおよび捩れ角の大きさ)で製作
すると、表示画像が着色するという不都合が生じる。
【0031】ここで、光吸収軸を直交させた偏光板間に
液晶セルを配置し、液晶セルのリタデーション△nd
(液晶の屈折率差△nと液晶層の厚みdとの積)を変化
したときの透過率の変化を赤、緑、青の三原色の主波長
に関してプロットした結果を図6、図7に示す。なお前
記の透過率の計算は次に述べるような式に基づいて行な
った。すなわち、 2枚の偏光板間に、捩れた液晶配列の
液晶層を有する液晶セルを挟持した場合の透過率は、
E.P.RAYNESによって次のように導かれている
(Mol.Cryst.Liq.Letters Vol.4 (6),pp159-163 ) T={cosβ・cos(θ−A+P) +sinβ・sin(θ−A+P)/(1+α2 1/2 2 +sin2 β・cos2 (θ−A−P)・α2 /(α2 +1)…(1) ここで、 T: 2枚の偏光板を平行に配置した場合の透過率に対す
る 2枚の偏光板間で捩れた液晶配列の液晶セルを挟持し
た場合の透過率の比 θ:液晶の捩れ角(rad.) A:入射光側の偏光板の吸収軸と入射光側基板表面の液
晶分子のダイレクタとのなす角(rad.) P:出射光側の偏光板の吸収軸と入射光側基板表面の液
晶分子のダイレクタとなす角(rad.) α=Δndπ/(λ・θ)、π:円周率、λ:入射光波
長(nm) β=θ・(1+α2 1/2 である。前述した´93SIDにおいてY.Tokoらに
よって提案されたいわゆるマルチドメイン方式の液晶表
示素子は、入射光側基板表面の液晶分子のダイレクタの
方位はランダムであり、(1)式におけるAの値は 0〜
180度の種々の値をとることになる。よって前述した´
93SIDにおいてY.Tokoらによって提案された液
晶表示素子の透過率を算出するには、(1)式をAにつ
いて 0から 180度まで積分し、これを 180度で除算すれ
ばよい。したがって、 2枚の偏光板どうしの主偏光軸の
なす角を90度(上記のごとく直交ニコルに配置したか
ら)とすると、(1)式は次のように変換することがで
きる。すなわち、 T={cosβ・cos(θ−π/ 2) +sinβ・sin(θ−π/ 2)/(1+α2 1/2 2 +sin2 β・α2 /{2・(α2 +1)}………(2) この式(2)に、捩れ角θ=90度を代入して、前記の透
過率を求めることができる。
【0032】図6、7の透過率曲線において、赤、緑、
青の 3つの曲線が一致するときに表示色は無着色とな
る。図6は従来と同様の90度ツイストの液晶セルの場合
を示しており、図7はカイラル剤を用いた90度ツイスト
のマルチドメイン液晶セルの場合を示している。図6の
従来の90度ツイストの液晶セルの場合には、赤、緑、青
の 3つの曲線がほぼ一致するリタデーション値(Δn
d)の範囲は 550nm±50nmであり、図7の90度ツイ
ストのマルチドメイン型液晶セルの場合には 440nm±
50nmとなる。この範囲にリタデーション値(Δnd)
を調節してマルチドメイン液晶セルを作製すれば着色の
ほとんどない白黒表示を得ることができる。これらの結
果を比較すると判るように、マルチドメイン液晶セルに
おいて白黒表示が得られるリタデーション値(Δnd)
は 440nm±50nmの範囲となるが、このような設定を
満たすように液晶セルを製造することは、製造時のセル
ギャップなどの寸法マージンが極めて小さいために製造
技術の高精度な管理が必要となり製造が困難なものとな
る。
【0033】上記の技術は、液晶層にカイラル剤を添加
されて液晶分子のツイスト角が同一方向に90度程度に統
一されたマルチドメイン方式の液晶セルの場合における
技術であるが、本発明の技術によれば液晶分子の配向方
位を不統一にすることに加えて、カイラル剤無添加の液
晶層を用いることにより、液晶分子のツイスト(ツイス
ト角とその捩れ方向)を不統一にすることができ、さら
に広範囲のリタデーション値の条件において表示の色付
きを解消することができるのである。すなわち、液晶層
19の液晶分子のツイスト角をその液晶分子自体の捩れ
能力に基づいて液晶分子ごとに異なった捩れ方向および
ツイスト角に捩れ配列させることで、液晶層19内での
液晶分子のツイスト角の統一性を積極的に消失させる。
その結果、液晶層19を透過する光はさまざまな位相を
持つものとなり、それらの透過光の集合した表示画像は
色の偏りの少ない、白黒表示に近い色の表示画像にな
る。このような本発明に係る液晶セルのリタデーション
−透過率曲線を図8に示す。フルカラー表示にさらに有
効な白黒表示を行なう液晶セルを得るために好適なリタ
デーション値と透過率との関係を検討した結果、図8の
リタデーション−透過率曲線からも読み取れるように、
リタデーション値を 200nmから 650nmの範囲に設定
することで、表示画像の不都合な着色をさらに効果的に
解消して、表示品質が極めて良好で視角特性の高い画像
表示が実現できることが判明した。
【0034】しかも、本発明によれば、カイラル剤の添
加を省略することにより液晶層19の液晶分子の電圧応
答特性がさらに向上するので、液晶層19の応答しきい
値電位がさらに低下して、低い印加電圧でも高コントラ
ストの表示を得ることができるようになる。これを図9
に示す。同図において、カイラル剤を添加してツイスト
角を90度にしたマルチドメイン方式の液晶セルのリタデ
ーション−透過率曲線をAで示し、カイラル剤を無添加
の本発明に係るマルチドメイン方式の液晶セルのリタデ
ーション−透過率曲線をBで示している。この図からも
明らかなように、カイラル剤を用いた場合では、印加電
圧を高くしても曲線Aで示される透過率は完全には 0に
なることがない。これは、カイラル剤による液晶分子の
捩れ作用によって液晶層のしきい値電圧が高くなる方向
に変化するためと考えられる。これに比べてカイラル剤
を無添加の本発明に係るマルチドメイン方式の液晶セル
の場合には、印加電圧を高くしてゆくと曲線Bで示され
る透過率はほぼ完全に 0になる。しかも曲線Bは全体的
に曲線Aよりも同一印加電圧に対しての透過率の変化の
度合いが大きなものとなっていることが分かる。
【0035】上述のような主要部の構成で、画面の大き
さが 9.5インチのTFTアクティブマトリックス型液晶
表示素子を製作し、これを駆動してテストパターンの画
像を表示させ、その画像表示品質を検証したところ、白
黒表示で視角の広い液晶表示素子が実現できることが確
認された。また中間階調表示を行なわせたところ、どの
方位から観察しても表示画像の明暗反転が生じることな
く、良好な表示を実現できることが確認された。
【0036】(実施例2)上記第1の実施例において、
スペーサ径 5μmとした他は上記実施例とほぼ同様の構
成で画面の大きさが 9.5インチのTFTアクティブマト
リックス型の液晶表示素子を作製した。この場合のリタ
デーション値は約 430nmである。
【0037】製造上、液晶層19に± 0.5μmの厚みむ
らが生じたが、上記第1の実施例と同様のテストパター
ンを表示させ、その画像表示色を検証したところ、液晶
層19の厚みむらの部分に表示色のむらが発生すること
はなかった。また、その表示品質を検証したところ、白
黒表示で視角の広い液晶表示素子が実現できることが確
認された。また、中間階調表示を行なわせたところ、ど
の方位から観察しても表示画像の明暗反転が生じること
なく、良好な表示を実現できることが確認された。
【0038】(実施例3)上記第1の実施例において、
偏光板25の吸収軸を液晶表示素子の画面を観る際の観
測方向に合致させた。すなわち液晶セル21の短辺に対
してほぼ平行になるように配置した。これに合わせて偏
光板23をその吸収軸が偏光板25の吸収軸と直交する
ように配置した。このような変更点の他は上記実施例と
ほぼ同様の構成で画面の大きさが 9.5インチのTFTア
クティブマトリックス型の液晶表示素子を作製した。こ
のような第3の実施例の液晶表示素子に上記各実施例と
同様のテストパターンを表示させ、観測方向から目視に
て画面を観察し、その表示品質を検証したところ、上記
第1の実施例の場合よりもさらに広い視角にわたって均
一なコントラストの表示が実現されていることが確認さ
れた。
【0039】(実施例4)この第4の実施例において
は、液晶セル21にカラーフィルタを組み込んで、フル
カラーの画像表示を行なう液晶表示素子に本発明を適用
した場合について述べる。図10は本実施例の液晶表示
素子の液晶セル部分を示す断面図である。なお上記第1
の実施例等と同様の部位には同一の符号を付与して示し
ている。
【0040】TFTアレイ基板11側のガラス基板27
上に赤色セル1001、緑色セル1003、青色セル1
005の 3色の色セルが配列されてカラーフィルタ10
07が形成されている。これらの各色セル1001、1
003、1005の上にそれぞれ画素電極5が形成され
ており、さらにその上を被覆するように配向膜9が形成
されている。このとき、前記の各色セルごとにその上の
配向膜上面から対向基板17側の配向膜15表面までの
間隔(セルギャップ)が、それぞれ下記の述べるような
間隔になるように、それぞれの色セルごとに異なった厚
さに設定されている。すなわち、赤色セル1001に対
応する画素領域でのセルギャップdR 、緑色セル100
3に対応する画素領域でのセルギャップdG 、青色セル
1005に対応する画素領域でのセルギャップdB がそ
れぞれ、dR = 4.8μm、dG =4.4μm、dB = 3.5
μmとなるような厚さにそれぞれの色セルが形成されて
いる。
【0041】そして配向膜9、15間に液晶層19とし
てカイラル剤が全く添加されていないZLI−4535
(E.メルク社製)が封入・挟持され、その他は上記各
実施例とほぼ同様の構成で画面の大きさが 9.5インチの
TFTアクティブマトリックス型の液晶表示素子とし
て、本実施例の液晶表示素子は形成されている。
【0042】ところで、特にノーマリクローズ( 2枚の
偏光板の吸収軸を平行して配置)の液晶セルにカラーフ
ィルタなどを用いて色純度の高いフルカラー表示を実現
するためには、例えば上記のような赤・緑・青の 3色セ
ルを各画素ごとに配置する場合では、各色の波長に対す
る透過率をほぼ等しくすることが望ましい。これを実現
するためには、それぞれの色セルごとのリタデーション
値Δndを、例えば上記の例では赤色セル1001の場
合のΔndR を約 420nm、緑色セル1003のΔnd
G を約 380nm、青色セル1005のΔndB を約 300
nmにそれぞれ設定すればよい。この設定値は図8に示
すリタデーション−透過率特性の極値を示すリタデーシ
ョン値である。このようなリタデーション値を計算によ
り解析的に導き出すと、次式のようになる。すなわち、
【数1】 この(3)式をΔnd/λに関して微分して、透過率が
極大になるときのΔnd/λの値を求めると約0.67とな
り、実用的には(4)式の範囲に適合する。
【0043】このような第4の実施例の液晶表示素子に
テストパターン画像を表示させ、その画像表示品質を検
証したところ、白黒表示で視角の広い液晶表示素子が実
現できることが確認された。また中間階調表示を行なわ
せたところ、どの方位から観察しても表示画像の明暗反
転が生じることなく、良好な表示を実現できることが確
認された。
【0044】なお、上記の実施例においては、TFTア
クティブマトリックス型液晶表示素子に本発明を適用し
た場合について述べたが、本発明の適用はこのようなT
FTアクティブマトリックス型液晶表示素子のみには限
定しない。この他にも例えばMIM素子のような 2端子
素子を用いたアクティブマトリックス型液晶表示素子
や、単純マトリックス型液晶表示素子にも適用すること
ができることは言うまでもない。
【0045】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、本発明の液晶表示素子の各部位の形成材料などの変
更が種々可能であることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、画像に本来表現したい色とは別の不都合
な着色が生じることなく、広く均一な視角特性を実現す
る液晶表示素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示素子の主要部の構成を模
式的に示す図。
【図2】TN方式のノーマリーオープンとノーマリーク
ローズの表示面法線から左右の方向に60度まで視角を傾
けたときのコントラスト比の視角依存性を示す図。
【図3】ノーマリーオープンとノーマリークローズの両
方式の暗状態の輝度の左右方向における視角依存性を示
す図。
【図4】ノーマリークローズのTNセルの入射角60度で
の上下左の方位でのT−V特性を示す図。
【図5】ノーマリークローズのマルチドメインセルの入
射角60度での上下左の方位でのT−V特性を示す図。
【図6】TN型液晶セルのリタデーション△ndを変化
したときの透過率の変化を赤、緑、青の三原色の主波長
に関してプロットした結果を示す図。
【図7】カイラル剤を用いたマルチドメイン液晶セルの
リタデーション△ndを変化したときの透過率の変化を
赤、緑、青の三原色の主波長に関してプロットした結果
を示す図。
【図8】本発明に係る液晶セルのリタデーション−透過
率曲線を示す図。
【図9】本発明に係る液晶セルの電圧応答特性を示す
図。
【図10】カラーフィルタを用いてカラー表示を行な
う、本発明に係る第4の実施例の液晶表示素子の構造を
示す図。
【符号の説明】
1…走査線、3…信号線、5…画素電極、7…TFT、
9、15…配向膜、11…TFTアレイ基板、13…対
向電極、17…対向基板、19…液晶層、21…液晶セ
ル、23、25…偏光板、27、29…ガラス基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示用電極を有し、液晶分子の長軸
    方向を同一方向に揃える配向処理を基板表面に施される
    ことを避けて形成された水平配向膜を有し、互いが間隙
    を有して対向配置された 2枚の基板と、 液晶分子の長軸方向が電圧無印加時に前記基板表面に対
    して略水平姿勢に保持されるとともに前記略水平姿勢を
    保持しつつ前記基板表面で略不統一な方位を向き、前記
    基板表面に対して垂直方向には前記 2枚の基板どうしの
    間隙で前記液晶分子ごとに略不統一な捩れ角に該液晶分
    子が捩れ配列されるように、前記 2枚の基板どうしの間
    隙に挟持された液晶層とを具備することを特徴とする液
    晶表示素子。
  2. 【請求項2】 画像表示用電極を有し、液晶分子の長軸
    方向を同一方向に揃える配向処理を基板表面に施される
    ことを避けて形成された水平配向膜を有し、互いが間隙
    を有して対向配置された 2枚の基板と、 カイラル剤無添加の液晶層であって、液晶分子の長軸方
    向が電圧無印加時に前記基板表面に対して略水平姿勢に
    保持されるとともに前記略水平姿勢を保持しつつ前記基
    板表面で略不統一な方位を向き、前記基板表面に対して
    垂直方向には前記液晶分子自体の捩れ能力によって該液
    晶分子ごとに前記 2枚の基板どうしの間隙で捩れ配列す
    るように、前記 2枚の基板どうしの間隙に挟持された液
    晶層とを具備し、 かつ前記液晶層のリタデーション値を 200nm乃至 650
    nmの範囲に調節してなることを特徴とする液晶表示素
    子。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2いずれかに記載
    の液晶表示素子において、 少なくとも 2色以上の色セルが配列されて、前記画像表
    示用電極によって形成される各画素の光路上にそれぞれ
    前記色セルが配置されるように形成されたカラーフィル
    タを具備し、 かつ該カラーフィルタの各色ごとに前記色セルの透過光
    のピーク波長λと、該色セルに対応する画素領域の液晶
    層の層厚dと、該液晶層の屈折率異方性Δnとを、0.66
    ≦Δn・d/λ≦0.68の範囲に調節してなることを特徴
    とする液晶表示素子。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2いずれかに記載
    の液晶表示素子において、 表示デバイスとして前記液晶表示素子が用いられる際の
    観測方向とほぼ同じ方向に光学的吸収軸または光学的透
    過軸を合致させるように偏光板を配置してなることを特
    徴とする液晶表示素子。
JP5109524A 1993-05-11 1993-05-11 液晶表示素子 Withdrawn JPH06324335A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720503A (ja) * 1993-06-29 1995-01-24 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置とその製造方法
KR20000065706A (ko) * 1999-04-08 2000-11-15 김순택 액정표시소자와 배향막의 표면 처리방법 및 장치

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