JPH0632504Y2 - 無限循環路を持った無限直線運動用玉軸受 - Google Patents
無限循環路を持った無限直線運動用玉軸受Info
- Publication number
- JPH0632504Y2 JPH0632504Y2 JP1986193523U JP19352386U JPH0632504Y2 JP H0632504 Y2 JPH0632504 Y2 JP H0632504Y2 JP 1986193523 U JP1986193523 U JP 1986193523U JP 19352386 U JP19352386 U JP 19352386U JP H0632504 Y2 JPH0632504 Y2 JP H0632504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infinite
- circulation path
- linear motion
- groove
- ball bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本願考案は、工作機械や精密測定器などの摺動部分に用
いられる無限循環路を持った無限直線運動用玉軸受の無
限循に関するものである。
いられる無限循環路を持った無限直線運動用玉軸受の無
限循に関するものである。
・従来の技術 この考案は、断面略U字状のベッドと、このベッドと相
対的に直線運動をするテーブルと、これら2部材間に形
成された軌道溝の軌道溝間に挿入される複数の転動体と
からなる無限直線運動用玉軸受に関するもので、特には
無限循環路を上下二部材で形成した軸受に関する考案で
ある。
対的に直線運動をするテーブルと、これら2部材間に形
成された軌道溝の軌道溝間に挿入される複数の転動体と
からなる無限直線運動用玉軸受に関するもので、特には
無限循環路を上下二部材で形成した軸受に関する考案で
ある。
従来のこの種の軸受は、テーブルを形成する時、上下に
部材を結合して形成しており、上下に分割されたプレー
トのリターン孔の断面形状は、第7図に記載のようにほ
ぼ半円形であった。このため、第7図(b)に示したよ
うに上と下のプレート21、22がわずかにズレて固着
されると、一方のプレートの無限循環路用溝の先端部と
ボールが接触することになり、その部分とボールとの摺
動抵抗が増加して、軸受の走行性能を悪化させることに
なった。
部材を結合して形成しており、上下に分割されたプレー
トのリターン孔の断面形状は、第7図に記載のようにほ
ぼ半円形であった。このため、第7図(b)に示したよ
うに上と下のプレート21、22がわずかにズレて固着
されると、一方のプレートの無限循環路用溝の先端部と
ボールが接触することになり、その部分とボールとの摺
動抵抗が増加して、軸受の走行性能を悪化させることに
なった。
また、エッヂ部分の早期摩耗から軸受寿命を短かくする
などの問題があった。
などの問題があった。
・解決しようとする問題点 このように従来の二枚重ね方式のテーブルは、プレート
の寸法精度誤差や組み立て誤差に対して大きな影響が発
生するという問題を持っていた。
の寸法精度誤差や組み立て誤差に対して大きな影響が発
生するという問題を持っていた。
よって、生産時の不良率の増加や組み立て作業に時間が
かかるだけでなく、軸受の走行性能もバラッキの大きな
ものとなっていた。
かかるだけでなく、軸受の走行性能もバラッキの大きな
ものとなっていた。
・問題を解決するための手段 本願考案はこれらの問題を解決するために次の構成を有
する。
する。
(1)薄肉で断面略U字状部材の内側・両側壁面の長手
方向に軌道溝を形成したU字状ベッドと、前記軌道溝に
対応した位置に軌道溝が形成されると共に、該軌道溝を
含んでボール用の無限循環路が形成されているテーブル
と、該テーブルの両端に挿入された方向転換路の外側壁
面を有する端面ガイドと、前記テーブルおよび端面ガイ
ドの無限循環路内に挿入された多数のボールとからな
り、前記ボールが対向する軌道溝間に挿入されて無限直
線運動をする無限直線運動用玉軸受において、前記テー
ブルは中央部に無限循環路のほぼ半分の断面形状の溝が
形成されたほぼ同一形状のプレートを上下接触して固着
されており、また前記テーブルの両端には前記端面ガイ
ドが上下プレートの間に介挿固着されており、前記プレ
ートのリターン溝は溝の底から合せ面に向けて略テーパ
ー状に広がっている無限循環路を持った無限直線運動用
玉軸受路。
方向に軌道溝を形成したU字状ベッドと、前記軌道溝に
対応した位置に軌道溝が形成されると共に、該軌道溝を
含んでボール用の無限循環路が形成されているテーブル
と、該テーブルの両端に挿入された方向転換路の外側壁
面を有する端面ガイドと、前記テーブルおよび端面ガイ
ドの無限循環路内に挿入された多数のボールとからな
り、前記ボールが対向する軌道溝間に挿入されて無限直
線運動をする無限直線運動用玉軸受において、前記テー
ブルは中央部に無限循環路のほぼ半分の断面形状の溝が
形成されたほぼ同一形状のプレートを上下接触して固着
されており、また前記テーブルの両端には前記端面ガイ
ドが上下プレートの間に介挿固着されており、前記プレ
ートのリターン溝は溝の底から合せ面に向けて略テーパ
ー状に広がっている無限循環路を持った無限直線運動用
玉軸受路。
・実施例 第1図〜第6図の図面は本願考案の実施例を示すもの
で、第7図は従来技術を示すものである。第1図は本願
考案の第1の実施例を示す軸受の投影図、第2図は第1
図の正面図、第3図は上プレートを示し、(a)図は平
面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図であり、第
4図は端面ガイドを示し、(a)図は平面図、(b)図
は正面図であり、第5図はリターン孔の拡大図である。
第6図(a)は断面楕円形状に形成された本願考案の第
2の実施例を示すリターン孔で、(b)図は本願考案の
第3の実施例を示す。
で、第7図は従来技術を示すものである。第1図は本願
考案の第1の実施例を示す軸受の投影図、第2図は第1
図の正面図、第3図は上プレートを示し、(a)図は平
面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図であり、第
4図は端面ガイドを示し、(a)図は平面図、(b)図
は正面図であり、第5図はリターン孔の拡大図である。
第6図(a)は断面楕円形状に形成された本願考案の第
2の実施例を示すリターン孔で、(b)図は本願考案の
第3の実施例を示す。
第1図は本願考案の軸受の全体構造を示す投影図であ
る。薄肉鋼板製の部材を断面U字状に形成し、その内側
の壁面・長手方向に軌道溝1aを形成したU字状ベッド
1と、このU字状ベッド1に形成された軌道溝1aに対
応する両側の位置に軌道溝2aが形成され、さらにこの
軌道溝2aを含みボールの無限循環路がそれぞれ形成さ
れているテーブル2と、テーブル2の無限循環路に挿入
された多数のボール3とによって構成された無限直線運
動用玉軸受である。
る。薄肉鋼板製の部材を断面U字状に形成し、その内側
の壁面・長手方向に軌道溝1aを形成したU字状ベッド
1と、このU字状ベッド1に形成された軌道溝1aに対
応する両側の位置に軌道溝2aが形成され、さらにこの
軌道溝2aを含みボールの無限循環路がそれぞれ形成さ
れているテーブル2と、テーブル2の無限循環路に挿入
された多数のボール3とによって構成された無限直線運
動用玉軸受である。
テーブル2はボール用の無限循環路のほぼ半分の溝が形
成されている同一形状のプレート21、22を溝を重ね
合わせるように結合して一体化される。
成されている同一形状のプレート21、22を溝を重ね
合わせるように結合して一体化される。
固着された上下プレート21、22の長手方向両端には
方向転換路の一部を構成する端面ガイド4が介挿固着さ
れている。
方向転換路の一部を構成する端面ガイド4が介挿固着さ
れている。
第2図は第1図の正面図である。テーブル2に形成され
ているリターン孔2bは断面六角形状に形成されてお
り、上プレート21と下プレート22の境界線上に多角
形の頂点がくるように形成されている。
ているリターン孔2bは断面六角形状に形成されてお
り、上プレート21と下プレート22の境界線上に多角
形の頂点がくるように形成されている。
テーブル2は上下プレート21、22を重ね合わせて固
着し、その状態で軌道溝2aを研削仕上げするため、軌
道溝2aに入る砥石の形状だけ長手方向に逃がす必要が
ある。この砥石のための逃がし部分をテーブル2の両端
の方向転換路部分に形成し、その空間に蓋をしたのが端
面ガイド4である。
着し、その状態で軌道溝2aを研削仕上げするため、軌
道溝2aに入る砥石の形状だけ長手方向に逃がす必要が
ある。この砥石のための逃がし部分をテーブル2の両端
の方向転換路部分に形成し、その空間に蓋をしたのが端
面ガイド4である。
この研削仕上げのため、負荷側の軌道溝2aは上下プレ
ートの合せ目が正確に一致するが、研削できない無負荷
側の軌道溝2bは合せ目がズレることがある。
ートの合せ目が正確に一致するが、研削できない無負荷
側の軌道溝2bは合せ目がズレることがある。
第3図は上プレート21を示す図である。同一プレート
を2枚重ね合わせてボール用の無限循環路を形成するた
め、軌道溝2aに対する軌道面21a、方向転換路に対
する方向転換溝21f、リターン路に対するリターン溝
21gがそれそれ形成されている。
を2枚重ね合わせてボール用の無限循環路を形成するた
め、軌道溝2aに対する軌道面21a、方向転換路に対
する方向転換溝21f、リターン路に対するリターン溝
21gがそれそれ形成されている。
これらの溝は底から合せ面に向けて略テーパー状に広が
るように略V字状の側壁となっているため、上下プレー
ト21、22の溝を重ね合わされると多角形状の断面と
なる。
るように略V字状の側壁となっているため、上下プレー
ト21、22の溝を重ね合わされると多角形状の断面と
なる。
上プレート21の長手方向中央部は断面山形に突出して
おり、両端の方向転換溝21f付近まで続いており両端
には端面ガイド4の位置決めをする停止面21cが形成
されている。
おり、両端の方向転換溝21f付近まで続いており両端
には端面ガイド4の位置決めをする停止面21cが形成
されている。
上下プレート21、22を固着し、研削加工後にボール
3を無限循環路に組込むためのボール挿入溝21bが一
方の端面からプレートの各方向転換溝21fまで形成さ
れている。
3を無限循環路に組込むためのボール挿入溝21bが一
方の端面からプレートの各方向転換溝21fまで形成さ
れている。
第4図は端面ガイド4を示す図である。端面ガイド4は
上下プレート21、22に形成された方向転換路の外側
壁面となる案内面4aを左右に有しており、プレートの
両端に嵌合する時の位置決め用として案内面4aの境目
に停止面4cが形成されている。
上下プレート21、22に形成された方向転換路の外側
壁面となる案内面4aを左右に有しており、プレートの
両端に嵌合する時の位置決め用として案内面4aの境目
に停止面4cが形成されている。
第5図は本願考案の第1の実施例を示すリターン路部分
の拡大図である。(a)図は上プレート21と下プレー
ト22が正確に結合されている状態を示したものであ
り、(b)図はその状態から上プレート21がわずかに
ズレた状態を示す。
の拡大図である。(a)図は上プレート21と下プレー
ト22が正確に結合されている状態を示したものであ
り、(b)図はその状態から上プレート21がわずかに
ズレた状態を示す。
本願考案では、上プレート21と下プレート22がわず
かにズレて固着されたとしても無限循環路の無負荷域の
ボール3はズレないときと同様にプレートの溝の平面で
接触しながら案内されていくため、摺動抵抗の増加や異
常摩耗を発生しにくい。
かにズレて固着されたとしても無限循環路の無負荷域の
ボール3はズレないときと同様にプレートの溝の平面で
接触しながら案内されていくため、摺動抵抗の増加や異
常摩耗を発生しにくい。
第6図は本願考案の他の実施例を示すものである。
(a)図はリターン路の断面形状が楕円形となったもの
で、その長軸線上に上プレート21と下プレート22の
境目が位置している。(b)図はリターン路のに断面形
状が円と直線の結合によって形成されたものである。
(a)図はリターン路の断面形状が楕円形となったもの
で、その長軸線上に上プレート21と下プレート22の
境目が位置している。(b)図はリターン路のに断面形
状が円と直線の結合によって形成されたものである。
このように上下のプレートの境目部分が他の部分よりも
広げられているように溝の断面形状を形成することによ
り、上下の部材を固着するときのズレを吸収することが
できると共に、軸受の組み立て作業が容易となる。
広げられているように溝の断面形状を形成することによ
り、上下の部材を固着するときのズレを吸収することが
できると共に、軸受の組み立て作業が容易となる。
以上のように本願考案はテーブルを2部材重ね方式で形
成するのみでなく、ボールの無限循環路を2部材で構成
する軸受であれば、全てに本願考案を実施することがで
きる。
成するのみでなく、ボールの無限循環路を2部材で構成
する軸受であれば、全てに本願考案を実施することがで
きる。
・効果 本願考案は次の効果を有する。
テーブルの組み立て作業が容易となる。
上下プレートがいくらかズレて固着されても、それを
吸収でき、軸受性能を低下させることがない。
吸収でき、軸受性能を低下させることがない。
安価に製作することができる。
第1図〜第6図の図面は本願考案の実施例を示すもの
で、第7図は従来技術を示すものである。第1図は本願
考案の第1の実施例を示す軸受の投影図、第2図は第1
図の正面図、第3図は上プレートを示し、(a)図は平
面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図であり、第
4図は端面ガイドを示し、(a)図は平面図、(b)図
は正面図であり、第5図はリターン孔の拡大図である。
第6図(a)は断面楕円形状に形成された本願考案の第
2の実施例を示すリターン孔で、(b)図は本願考案の
第3の実施例を示す。 1:U字状ベッド 1a、2a:軌道溝 2:テーブル 2b:リターン孔 3:ボール 4:端面ガイド 4a:案内面 4b:固定用ねじ孔 4c:停止面 5:プレート用リベット 6:端面ガイド用リベット 21:上プレート 22:下プレート 21a:軌道面 21b:ボール挿入溝 21c:案内面 21d:プレート用孔 21e:端面ガイド用孔 21f:方向転換溝 21g:リターン溝
で、第7図は従来技術を示すものである。第1図は本願
考案の第1の実施例を示す軸受の投影図、第2図は第1
図の正面図、第3図は上プレートを示し、(a)図は平
面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図であり、第
4図は端面ガイドを示し、(a)図は平面図、(b)図
は正面図であり、第5図はリターン孔の拡大図である。
第6図(a)は断面楕円形状に形成された本願考案の第
2の実施例を示すリターン孔で、(b)図は本願考案の
第3の実施例を示す。 1:U字状ベッド 1a、2a:軌道溝 2:テーブル 2b:リターン孔 3:ボール 4:端面ガイド 4a:案内面 4b:固定用ねじ孔 4c:停止面 5:プレート用リベット 6:端面ガイド用リベット 21:上プレート 22:下プレート 21a:軌道面 21b:ボール挿入溝 21c:案内面 21d:プレート用孔 21e:端面ガイド用孔 21f:方向転換溝 21g:リターン溝
Claims (1)
- 【請求項1】薄肉で断面略U字状部材の両側壁面の各内
側に長手方向の軌道溝を形成したU字状ベッドと、前記
軌道溝に対応した位置に軌道溝が形成されると共に、該
軌道溝を含んでボール用の無限循環路が形成されている
テーブルと、該テーブルの両端に挿入された方向転換路
の外側壁面を有する端面ガイドと、前記テーブルおよび
端面ガイドの無限循環路内に挿入された多数のボールと
からなり、前記ボールが対向する軌道溝間に挿入されて
無限直線運動をする無限直線運動用玉軸受において、前
記テーブルは中央部に無限循環路のほぼ半分の断面形状
の溝が形成されたほぼ同一形状のプレートを上下に接触
して固着されており、また前記テーブルの両端には前記
端面ガイドが上下プレートの間に介挿固着されており、
前記プレートのリターン孔は溝の底から合せ面に向けて
略テーパー状に広がっていることを特徴とする無限循環
路を持った無限直線運動用玉軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986193523U JPH0632504Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 無限循環路を持った無限直線運動用玉軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986193523U JPH0632504Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 無限循環路を持った無限直線運動用玉軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6397722U JPS6397722U (ja) | 1988-06-24 |
| JPH0632504Y2 true JPH0632504Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31149624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986193523U Expired - Lifetime JPH0632504Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 無限循環路を持った無限直線運動用玉軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632504Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59172825U (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-19 | 寺町 博 | 直線摺動用ベアリング |
| JPS6071727U (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-21 | ソニー株式会社 | 循環転動型スライドベアリング |
| JPS61180016A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-12 | Nachi Fujikoshi Corp | 直動転がり軸受 |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP1986193523U patent/JPH0632504Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6397722U (ja) | 1988-06-24 |
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