JPH06325426A - 光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク装置

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Publication number
JPH06325426A
JPH06325426A JP11305793A JP11305793A JPH06325426A JP H06325426 A JPH06325426 A JP H06325426A JP 11305793 A JP11305793 A JP 11305793A JP 11305793 A JP11305793 A JP 11305793A JP H06325426 A JPH06325426 A JP H06325426A
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JP
Japan
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magneto
magnetic head
optical disk
magnetic
disk
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Application number
JP11305793A
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English (en)
Inventor
Katsumi Maekawa
克己 前川
Nobuhiko Tsukahara
信彦 塚原
Takeshi Mizutani
武志 水谷
Hidekazu Seto
秀和 瀬戸
Yasuaki Kano
安章 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成の磁気ヘッドや光学ピックアップ
を使用して良好に記録などができる光磁気ディスク装置
を提供する。 【構成】 基板11と磁性膜13との間に高透磁率膜1
2が形成された光磁気ディスク10の磁性膜13側にレ
ーザ光Lを照射する光学ピックアップと、この光学ピッ
クアップからのレーザ光Lが照射される側で照射箇所の
近くに配された磁気ヘッド16とを設け、光学ピックア
ップから照射されるレーザ光Lが照射された箇所に、磁
気ヘッド16により発生された磁界を記録するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスクにデー
タを記録する光磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気ディスクにデータの記録を
行う場合には、磁性膜が形成されたディスク(光磁気デ
ィスク)を所定速度で回転させ、このディスクのデータ
記録箇所の一方の面に磁気ヘッドを配置し、この磁気ヘ
ッドで変調磁界を発生させた状態で、他方の面にレーザ
光を照射してレーザ光照射箇所の温度をキュリー点以上
に上昇させ、発生された変調磁界を磁性膜に記録するこ
とが行われている。従って、ディスクのデータ記録部の
表面にレーザ光を照射する光学ピックアップが配置さ
れ、裏面に変調磁界を発生させる磁気ヘッドが配置され
る。
【0003】図7は従来の光磁気ディスクの記録原理を
示す図で、図中、1は光磁気ディスクを示し、この光磁
気ディスク1は、ガラス等の透光性を有する材質よりな
る基板2の上に磁性膜3が形成され、更にこの磁性膜3
の表面に保護膜4が形成されている。そして、この光磁
気ディスク1の保護膜4の近くに磁気ヘッド5を配置す
る。この磁気ヘッド5は、例えば磁性材よりなるコアに
コイル6が巻かれて形成され、記録を行う際にディスク
1の保護膜4との間に所定のギャップgを設ける。ま
た、磁気ヘッド5はディスク1の半径方向に移動でき、
後述する光学ピックアップ側と一体的に移動する。
【0004】そして、この磁気ヘッド5が配された面と
は反対側の面に、レーザ光を照射する光学ピックアップ
を配置し、この光学ピックアップ内の対物レンズ7によ
りフォーカス調整が行われるレーザ光Lを、ディスク1
の磁性膜3に照射させ、照射位置の磁性膜3の温度をキ
ュリー点以上に上昇させ、磁気ヘッド5で発生された変
調磁界をこの位置に記録する。このような記録処理は、
磁界変調記録方式と称されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
磁界変調記録方式による記録が行われる光磁気ディスク
装置は、磁気ヘッドや光学ピックアップ部の構成が複雑
である不都合があった。すなわち、磁気ヘッドと光学ピ
ックアップとは、回転駆動される光磁気ディスクを挟ん
で正確に対向する位置にする必要があり、一体的に移動
するようにしてあるが、ディスクの径があまり大きい
と、磁気ヘッドと光学ピックアップとを連結させる可動
部の機構が複雑になってしまい、装置が大型化してしま
うと共に、可動部の重量が増加してヘッドを所望の位置
に高速でアクセスさせるのが困難になってしまう。ま
た、磁気ヘッドでデータの記録や消去に必要な磁界を得
るためには、磁気ヘッドとディスクとの間のギャップg
(図7参照)を狭くする必要があり、通常はフライング
ヘッドを使用して数〜数十μmのギャップにしてある
が、このように狭いギャップで記録などを行うと、ディ
スク表面に付着したダストなどにより異常が発生する可
能性が高い。この磁気ヘッドとディスクとの間のギャッ
プを広げるためには、磁気ヘッドのコイルに流す電流を
大電流化する必要があるが、大電流化するとコイル損失
に伴う発熱が増大して、ディスクの保護膜が焼けてしま
う不都合があった。
【0006】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、簡単な構成の磁気ヘッドや光学ピックア
ップを使用して良好に記録などができる光磁気ディスク
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、基板11と磁性膜13との間に高透磁率膜
12が形成された光磁気ディスク10の磁性膜13側に
レーザ光Lを照射する光学ピックアップと、この光学ピ
ックアップからのレーザ光Lが照射される側で照射箇所
の近くに配された磁気ヘッド16とを設け、光学ピック
アップから照射されるレーザ光Lが照射された箇所に、
磁気ヘッド16により発生された磁界を記録するように
したものである。
【0008】またこの場合に、例えば図3に示すよう
に、磁気ヘッド29を、光磁気ディスク10に照射する
レーザ光のフォーカス調整を行う対物レンズ27と一体
に固定したものである。
【0009】さらにこの場合に、例えば図5に示すよう
に、磁気ヘッド49を、ディスクの回転による空気流で
ディスク表面と所定のギャップが形成されるフライング
ヘッドとしたものである。
【0010】さらにまたこの場合に、例えば図6に示す
ように、磁気ヘッド61を、対物レンズ58のフォーカ
ス調整による動きを規制するキャリッジ50の先端部5
9に固定するようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、光磁気ディスク10に高透磁
率膜12を設けたことで、外部から光磁気ディスク10
に加わる磁界を効率良く伝えることができ、光磁気ディ
スク10の片面に磁気ヘッドと光学ピックアップとを配
置することができ、光磁気ディスク装置の構成を簡単に
できると共に、磁気ヘッドにより発生する磁界を少なく
しても効率良く記録や消去ができ、磁気ヘッドに供給す
る電流を少なくできる。
【0012】また、この場合に磁気ヘッドを、光磁気デ
ィスク10に照射するレーザ光のフォーカス調整を行う
対物レンズ27と一体に固定したことで、フォーカス調
整機構による作用で、ディスクと磁気ヘッドとの距離を
常に一定に保つことができる。
【0013】さらに、この場合に磁気ヘッドを、ディス
クの回転による空気流でディスク表面と所定のギャップ
が形成されるフライングヘッドとしたことで、磁気ヘッ
ドとディスク表面との距離が短いので、磁気ヘッドによ
り発生させる磁界を非常に少なくすることができ、磁気
ヘッドに供給する電流の小電流化が顕著になる。
【0014】さらにまた、この場合に磁気ヘッドを、対
物レンズ58のフォーカス調整による動きを規制するキ
ャリッジの先端部59に固定することで、フォーカス調
整によるレンズの動きに係わらず、磁気ヘッドの配置状
態が常に一定になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図6を参照
して説明する。まず、本発明の光磁気ディスク装置によ
る記録原理を図1に示す。
【0016】図1において、10は光磁気ディスクを示
し、この光磁気ディスク10はガラスよりなる基板11
上に、CoZrアモルファスなどの高透磁率膜12が形
成され、この高透磁率膜12の上に磁性膜13が形成さ
れる。そして、この磁性膜13の表面に、保護膜14が
形成される。この場合、高透磁率膜12は例えば厚さ2
5μmとし、透磁率μs =1500,飽和磁束密度Bs
=1.5Tの特性を有する。また、少なくとも保護膜1
4だけは光透過性を有する材質とする。
【0017】そして、この光磁気ディスク10の保護膜
14側に、レーザ光を照射する光学ピックアップを配置
し、この光学ピックアップ内のレーザダイオードから出
力されたレーザ光Lを、対物レンズ15を介して磁性膜
13の信号記録箇所(又は消去箇所)に照射させる。そ
して、この対物レンズ15と光磁気ディスク10との間
に、全体としてほぼリング状の磁気ヘッド16を配置す
る。この磁気ヘッド16は中央にレーザ光を通過させる
ための透孔16aが設けられたリング状のコア部材16
bを有し、コア部材16bの透孔16aの周囲にリング
状のコイル17が積層されて形成されている。なお、透
孔16aはレーザ光がけられるのを防止するために、デ
ィスク側に向かうに従って開口面積が狭くなるテーパー
を有する形状になっている。また、コア部材16bは、
例えばNiZnフェライト製で、μs =50,Bs =
0.4Tの特性を有する。
【0018】そして、この磁気ヘッド16により変調磁
界を生じさせた状態で、レーザ光を照射させることで、
このレーザ光の照射箇所の磁性膜13に磁気記録が行わ
れる。
【0019】このような構成で行われる光磁気ディスク
への記録は、磁気ヘッドからの弱い磁界でも効率良く行
われる。すなわち、例えば記録時に必要な光磁気ディス
ク10の磁性膜13上での磁界として、120Oe以上
であるとした場合、従来の構成の光磁気ディスク(図7
参照)を使用したときには、起磁力5.6ATの磁気ヘ
ッドからディスクの磁性膜までの距離を100μmとし
たとき、図2に特性aで示すように、どの半径位置でも
ほぼ120Oeの磁界が得られる。これに対し、図1に
示す本例の構成の場合には、起磁力5.6ATの磁気ヘ
ッドからディスクの磁性膜までの距離を115μmとす
ると、図2に特性bで示すように、300Oe以上の磁
界が得られる。また、本例の構成の磁気ヘッドからディ
スクの磁性膜までの距離を295μmとした場合でも、
図2に特性cで示すように、120Oe以上の磁界が得
られる。なお、従来の構成の場合の特性aは、磁気ヘッ
ドを光学ピックアップとは反対側の面に配置した場合の
特性である。
【0020】このように、磁気ヘッドからディスクの磁
性膜までの距離を従来と同じにした場合には、磁性膜に
生じる磁界がほぼ3倍になり、磁気ヘッドのコイルに流
す電流をそれだけ少なくすることができ、磁気ヘッドの
発熱を抑えることができる。また、磁性膜に生じる磁界
を従来と同じにした場合には、磁気ヘッドとディスクの
磁性膜との間の間隔を広くすることができる。このた
め、磁気ヘッドをディスクから離すことができ、ディス
ク表面のダストなどによりヘッドがダメージを受ける可
能性が大幅に少なくなる。
【0021】次に、このような原理による光磁気ディス
ク装置の第1の実施例を、図3及び図4を参照して説明
する。
【0022】本例の光磁気ディスク装置は、図1で説明
した高透磁率膜12を有する光磁気ディスク10を使用
するようにしたもので、図3は本例の光学ピックアップ
と磁気ヘッドとの構成を断面で示す図で、光磁気ディス
ク10の片面に配されたキャリッジ20に光学ピックア
ップと磁気ヘッドとが取り付けられている。このキャリ
ッジ20は、図4に示すように2本のガイドシャフト3
7,38に沿ってディスクの半径方向に移動可能になっ
ている。このキャリッジ20の移動は、キャリッジ駆動
コイル(図示せず)により行われる。そして、キャリッ
ジ20の一端側には、垂直方向に透孔21が設けてあ
り、この透孔21の真下に45度ミラー22が取り付け
てあり、この45度ミラー22で後述するレーザダイオ
ード側から光磁気ディスク10の面と平行に進行するレ
ーザ光Lを90度曲げさせて、ディスクの表面に向かわ
せる。
【0023】そして、キャリッジ20の他端側23に2
枚の板バネ24,25を介して揺動自在にフォーカス調
整部26を取り付けてある。この場合、フォーカス調整
部26は内部に対物レンズ27が固定され、この対物レ
ンズ27が透孔21の真上に位置するようにしてある。
そして、フォーカス調整部26の近傍に取り付けられた
フォーカス用コイル(図示せず)により、板バネ24,
25を介して取り付けられたフォーカス調整部26の位
置が上下に調整されて、対物レンズ27によるレーザ光
のフォーカス位置が調整される。
【0024】そして、対物レンズ27の上には磁気ヘッ
ド29が取り付けられている。磁気ヘッド29はリング
状のコア部材28を有する。部材28の中央部には、レ
ーザ光を通過させるための透孔が設けられ、部材28の
上部の透孔の周囲にリング状のコイルが積層されてい
る。したがって、この磁気ヘッド29は、全体として、
中央にレーザ光を通過させるための透孔が設けられたリ
ング状になっている。リング状のコイルに電流を流すこ
とで磁界を発生させることができる。なお、この磁気ヘ
ッド29はフォーカス調整部26に取り付けられている
ので、対物レンズ27によるフォーカス位置の調整に連
動して、磁気ヘッド29の位置も上下する。
【0025】次に、このキャリッジ20の周辺の構成に
ついて図4を参照して説明する。この図4は光磁気ディ
スク装置の全体を示す平面図で、図中、30は光磁気デ
ィスク装置全体を示し、この光磁気ディスク装置30の
ディスク配置部の中心にスピンドルモータ31が配さ
れ、このスピンドルモータ31により光磁気ディスク1
0が回転駆動される。そして、光磁気ディスク装置30
内に固定されたレーザダイオード32から出力されるレ
ーザ光Lを、ミラー33,ビームスプリッタ34,ミラ
ー35を介してキャリッジ20に入射させる。このとき
には、キャリッジ20が光磁気ディスク10に対して平
行移動する方向に沿って入射させる。すなわち、キャリ
ッジ20は2本のガイドシャフト37,38に沿って平
行移動できるようにしてあり、どの位置に平行移動して
も、キャリッジ20へのレーザ光Lの入射位置が同じに
なるようにしてある。
【0026】そして、キャリッジ20に入射したレーザ
光Lを、上記のように45度ミラー22及び対物レンズ
46(図3参照)を介して光磁気ディスク10の片面
(図1に示す保護膜14側の面)に照射する。そして、
データの記録を行う場合には、磁気ヘッド29により所
定の磁界を発生させ、この磁界を光磁気ディスク10内
の磁性膜に記録させる。
【0027】そして再生時には、光磁気ディスク10に
照射して反射したレーザ光L(以下ディスクからの戻り
光と称する)を、対物レンズ46及び45度ミラー22
を介してキャリッジ20から出射させる。このときのデ
ィスクからの戻り光の出射する光路は、レーザダイオー
ド32側からレーザ光Lが入射するときの光路と同じで
ある。
【0028】そして、このキャリッジ20から出射した
ディスクからの戻り光を、ミラー33を介してビームス
プリッタ34に入射させ、このビームスプリッタ34で
90度曲折させて、フォトディテクタ36に入射させ
る。そして、このフォトディテクタ36へのディスクか
らの戻り光の入射状態より、光磁気ディスク10に記録
されたデータを検出する。
【0029】このように構成した光磁気ディスク装置に
よると、光磁気ディスク10に高透磁率膜12(図1参
照)があることで磁性膜に生じさせる磁界の効率が高
く、光磁気ディスク10の表面と磁気ヘッド29との間
隔を、ディスク表面のダストなどの影響を受けない程度
に十分に空けることができ、光磁気ディスク装置として
の信頼性を向上させることができる。また、ディスク1
0の片面側にレーザ光を照射する光学ピックアップと磁
気ヘッドとが配されていることで、ディスクの両面に配
する必要がある従来の光磁気ディスク装置に比べ、装置
の構成を簡単にすることが出来ると共に装置を薄型化で
きる。また、光学ピックアップや磁気ヘッドを片面側だ
けに配置する簡単な構成であることから、光学ピックア
ップや磁気ヘッドを所望の位置に高速で移動させる高速
アクセスが可能な構成とすることも容易にできる。さら
に、使用する光磁気ディスクの径を大きくした場合に
も、従来に比べ比較的簡単な構成で実現できる。
【0030】そして本例においては、磁気ヘッド29が
対物レンズ27などで構成されたフォーカス調整部26
に固定されているので、対物レンズ27によるフォーカ
ス位置の調整に連動して、磁気ヘッド29の位置も上下
する。従って、フォーカス調整が適正である場合には、
対物レンズ27から光磁気ディスク10の磁性層までの
間隔を一定に保たれ、磁気ヘッド29から光磁気ディス
ク10の磁性層までの間隔も一定になり、フォーカス制
御を利用して光磁気ディスク10との距離が均一に保た
れた状態で磁界変調をかけることができる。
【0031】次に、本発明の光磁気ディスク装置の第2
の実施例を、図5を参照して説明する。
【0032】本例においては、高透磁率膜を有する光磁
気ディスク10を使用すると共に、磁気ヘッドとしてフ
ライングヘッドを使用したものである。すなわち、図5
において、40はキャリッジを示し、このキャリッジ4
0の一端側には、垂直方向に透孔41が設けてあり、こ
の透孔41の真下に45度ミラー42が取り付けてあ
る。この45度ミラー42でレーザダイオード側から光
磁気ディスク10の面と平行に進行するレーザ光Lを、
90度曲げて、ディスク10の表面に向かわせる。
【0033】そして、キャリッジ40の他端側43に2
枚の板バネ44,45を介して揺動自在にフォーカス調
整部46を取り付けてある。この場合、フォーカス調整
部46は内部に対物レンズ47が固定され、この対物レ
ンズ47が透孔41の真上に位置するようにしてある。
そして、フォーカス調整部46の近くに取り付けられた
フォーカス用コイル(図示せず)により、板バネ44,
45を介して揺動自在に取り付けられたフォーカス調整
部46の位置が上下に調整されて、対物レンズ47によ
るフォーカス位置が調整される。
【0034】そしてさらに、キャリッジ40の他端側4
3に支持部材48を介して磁気ヘッド49を取り付けて
ある。この磁気ヘッド49は、対物レンズ47と光磁気
ディスク10との間に位置し、中央にレーザ光を通過さ
せる透孔を有するコア部材を有し、このコア部材上の透
孔の周囲にリング状のコイルを積層させて磁界を発生さ
せることができるようにしてある。また、この磁気ヘッ
ド49は、フォーカス調整部46とは別体とされ、光磁
気ディスク10が回転していない状態ではディスク表面
に当接し、ディスクの回転に従って発生する空気の流れ
によりディスク表面から離れるフライングヘッドとなっ
ている。
【0035】その他の部分は、第1の実施例と同様に構
成する。
【0036】このように構成した光磁気ディスク装置に
よると、磁気ヘッド49が光磁気ディスク10の表面か
ら僅かな距離(数〜数十μm)だけ離れて位置するフラ
イングヘッドとして機能するので、ディスク10の表面
に近い場所に磁気ヘッド49が位置することになり、光
磁気ディスク10に高透磁率膜があることで磁性膜に生
じさせる磁界の効率が高い点と合わせて、磁気ヘッドに
より発生させる磁界を非常に少なくすることができ、磁
気ヘッドに供給する電流の小電流化を図ることができ
る。
【0037】次に、本発明の光磁気ディスク装置の第3
の実施例を、図6を参照して説明する。
【0038】本例においては、高透磁率膜を有する光磁
気ディスク10を使用すると共に、磁気ヘッドをキャリ
ッジ側に固定するようにしたものである。すなわち、図
6において50はキャリッジを示し、このキャリッジ5
0の一端側には、垂直方向に透孔51が設けてあり、こ
の透孔51の真下に45度ミラー52が取り付けてあ
る。この45度ミラー52でレーザダイオード側から光
磁気ディスク10の面と平行に進行するレーザ光Lを、
90度曲げて、ディスク10の表面に向かわせる。
【0039】そして、キャリッジ50の他端側53に2
枚の板バネ54,55を介して揺動自在にフォーカス調
整部57を取り付けてある。このフォーカス調整部57
には、対物レンズ58が固定されている。この場合、本
例のフォーカス調整部57は、キャリッジ50の一端側
の透孔51の上部に囲まれた状態で形成された空間56
内に配置される。従って、フォーカス調整のためのフォ
ーカス調整部57の動きは、この空間56の内部で行わ
れ、このフォーカス調整部57のフォーカス調整による
動きがキャリッジ50の上部の部材59で規制され、キ
ャリッジ50がディスク10の表面に近づき過ぎないよ
うにしてある。そして、この空間56の上部に位置する
部材59に、レーザ光Lを通過させるための透孔60を
設けると共に、この透孔60の周囲に磁気ヘッド61を
取り付ける。この磁気ヘッド61は、中央にレーザ光を
通過させる透孔を有し、この透孔の周囲にリング状のコ
イルを積層させて磁界を発生させることができるように
してある。
【0040】その他の部分は、第1及び第2の実施例と
同様に構成する。
【0041】このように構成した光磁気ディスク装置に
よると、光磁気ディスク10に高透磁率膜があることで
磁性膜に生じさせる磁界の効率が高く、上記の第1の実
施例の場合と同様に、光磁気ディスク10の表面と磁気
ヘッド61との距離を、ディスク表面のダストなどの影
響を受けない程度に十分に開けることができ、光磁気デ
ィスク装置としての信頼性を向上させることができると
共に、ディスク10の片面にレーザ光を照射する光学ピ
ックアップと磁気ヘッドとが配されていることで、ディ
スクの両面に配する必要がある従来の光磁気ディスク装
置に比べ、装置を薄型化できる。そして本例において
は、磁気ヘッド61がキャリッジ50に直接固定されて
いるので、フォーカス位置の調整による対物レンズ58
の動きがあっても、磁気ヘッド61の位置は上下せず、
光磁気ディスク10と磁気ヘッド61との位置関係をフ
ォーカス制御の良否に関係なく一定にすることができ
る。
【0042】なお、本発明は上記の各実施例に限らず本
発明の要旨を逸脱することなく種々の構成が取り得るこ
とは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、光磁気ディスクに高透
磁率膜を設けたことで、外部から光磁気ディスクに加わ
る磁界を効率良く伝えることができ、光磁気ディスクの
片面に磁気ヘッドと光学ピックアップとを配置すること
ができ、光磁気ディスク装置の構成を簡単にできると共
に、磁気ヘッドにより発生する磁界を少なくしても効率
良く記録や消去ができ、磁気ヘッドに供給する電流を少
なくできる効果を有する。
【0044】また、この場合に磁気ヘッドを、光磁気デ
ィスクに照射するレーザ光のフォーカス調整を行う対物
レンズと一体に固定したことで、フォーカス調整機構に
よる作用で、光磁気ディスクと磁気ヘッドとの距離を常
に一定に保つことができる効果を有する。
【0045】さらに、この場合に磁気ヘッドを、ディス
クの回転による空気流でディスク表面と所定のギャップ
が形成されるフライングヘッドとしたことで、磁気ヘッ
ドとディスク表面との距離が短いので、磁気ヘッドによ
り発生させる磁界を非常に少なくすることができ、磁気
ヘッドに供給する電流の小電流化が顕著になる効果を有
する。
【0046】さらにまた、この場合に磁気ヘッドを、対
物レンズのフォーカス調整による動きを規制するキャリ
ッジの先端に固定することで、フォーカス調整によるレ
ンズの動きに係わらず、磁気ヘッドの配置状態が常に一
定になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録原理を示す断面図である。
【図2】本発明によるディスクの磁性膜での磁界発生状
態を示す特性図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す断面図である。
【図7】従来の光磁気ディスクの記録状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 光磁気ディスク 12 高透磁率膜 13 磁性膜 15 対物レンズ 16 磁気ヘッド 17 コイル 20 キャリッジ 27 対物レンズ 29 磁気ヘッド 30 光磁気ディスク装置 40 キャリッジ 47 対物レンズ 49 磁気ヘッド 50 キャリッジ 58 対物レンズ 61 磁気ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸 秀和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 加納 安章 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と磁性膜との間に高透磁率膜が形成
    された光磁気ディスクの上記磁性膜側にレーザ光を照射
    する光学ピックアップと、この光学ピックアップからの
    レーザ光が照射される側で照射箇所の近くに配された磁
    気ヘッドとを設け、 上記光学ピックアップから照射されるレーザ光が照射さ
    れた箇所に、上記磁気ヘッドにより発生された磁界を記
    録するようにした光磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記磁気ヘッドを、光磁気ディスクに照
    射されるレーザ光のフォーカス調整を行う対物レンズと
    一体に固定した請求項1記載の光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記磁気ヘッドを、光磁気ディスクの回
    転による空気流でディスク表面と所定のギャップが形成
    されるフライングヘッドとした請求項1記載の光磁気デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 上記磁気ヘッドを、対物レンズのフォー
    カス調整による動きを規制するキャリッジの先端部に固
    定するようにした請求項1記載の光磁気ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5886959A (en) * 1997-04-18 1999-03-23 Read-Rite Corporation Thin-film electro-magnetic coil design for use in a flying magneto-optical head
US5903525A (en) * 1997-04-18 1999-05-11 Read-Rite Corporation Coil for use with magneto-optical head

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