JPH0632737Y2 - グリップクランプスティック - Google Patents
グリップクランプスティックInfo
- Publication number
- JPH0632737Y2 JPH0632737Y2 JP14706689U JP14706689U JPH0632737Y2 JP H0632737 Y2 JPH0632737 Y2 JP H0632737Y2 JP 14706689 U JP14706689 U JP 14706689U JP 14706689 U JP14706689 U JP 14706689U JP H0632737 Y2 JPH0632737 Y2 JP H0632737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- hook
- handle
- center shaft
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は高圧配電線等の間接活線工具を用いた作業に
おいて、作業者がスティックの一端を持ち、スティック
の先端に設けたフックを高所にある対象物や工具に引っ
掛けて、これらを把持するのに使用するグリップクラン
プスティックに関するもので、特に数回のハンドル操作
で先端のフックをスティックの先端内に引き込む構造と
するとともに上記フックの完全固定も可能な構造を付加
したグリップクランプスティックに関するものである。
おいて、作業者がスティックの一端を持ち、スティック
の先端に設けたフックを高所にある対象物や工具に引っ
掛けて、これらを把持するのに使用するグリップクラン
プスティックに関するもので、特に数回のハンドル操作
で先端のフックをスティックの先端内に引き込む構造と
するとともに上記フックの完全固定も可能な構造を付加
したグリップクランプスティックに関するものである。
(従来の技術) 間接活線工具として使用する従来のグリップクランプス
ティックは、先端に設けたフックを上記対象物や工具に
設けたアイリングやフック等に引っ掛け、スティックの
手元端に設けたハンドルを多数回繰返して回動させるこ
とによりスティックの中軸を後退させてスティック先端
のフックをスティック先端内に引き込み、対象物や工具
を把持している。また上記ハンドルに代えて中軸を単に
直接引き込むスライド方式のものもある。
ティックは、先端に設けたフックを上記対象物や工具に
設けたアイリングやフック等に引っ掛け、スティックの
手元端に設けたハンドルを多数回繰返して回動させるこ
とによりスティックの中軸を後退させてスティック先端
のフックをスティック先端内に引き込み、対象物や工具
を把持している。また上記ハンドルに代えて中軸を単に
直接引き込むスライド方式のものもある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来のハンドル方式のものはフックを
完全にスティック先端内に引き込むまでに多数回のハン
ドル操作を必要としていた。またこのハンドル式のもの
はフックを引き込んだ状態で固定するものはあったが、
対象物や工具の把持に対する信頼性の点で完全ではなか
った。
完全にスティック先端内に引き込むまでに多数回のハン
ドル操作を必要としていた。またこのハンドル式のもの
はフックを引き込んだ状態で固定するものはあったが、
対象物や工具の把持に対する信頼性の点で完全ではなか
った。
また上記スライド式のものは直接中軸を引っ張る操作の
ため力を要し、安定性に欠け、操作がしにくいものであ
った。
ため力を要し、安定性に欠け、操作がしにくいものであ
った。
この考案はこれらの点に鑑みて為されたものであり、数
回程のハンドル操作でフックの引き込みが完了し、さら
にこのフックを引き込んだ状態で完全固定ができるグリ
ップクランプスティックを提供することを目的としたも
のである。
回程のハンドル操作でフックの引き込みが完了し、さら
にこのフックを引き込んだ状態で完全固定ができるグリ
ップクランプスティックを提供することを目的としたも
のである。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案は長尺な外筒内に、外筒の長手方向に摺
動自在な中軸を設け、この中軸の上端には外筒の一端か
ら出入自在な鍵型のフックを回転自在に設け、この中軸
には上記フックが常時外筒の一端から突出するよう付勢
するスプリングを設け、上記フックとは反対の外筒端に
はハンドルケースを設け、このハンドルケースに一端を
軸支したハンドルを設けたものである。
動自在な中軸を設け、この中軸の上端には外筒の一端か
ら出入自在な鍵型のフックを回転自在に設け、この中軸
には上記フックが常時外筒の一端から突出するよう付勢
するスプリングを設け、上記フックとは反対の外筒端に
はハンドルケースを設け、このハンドルケースに一端を
軸支したハンドルを設けたものである。
このハンドル機構構造は、ハンドルの中程に設けた長孔
に遊貫したピニオン軸に太径の、一方クラッチを有する
第1ピニオンギヤと小径の第2ピニオンギヤを固定し、
第2ピニオンギヤはハンドルケース内に設けた第2ラッ
クに噛合させ、第1ピニオンギヤは上記中軸に設けた第
1ラックに噛合せしめたものである。
に遊貫したピニオン軸に太径の、一方クラッチを有する
第1ピニオンギヤと小径の第2ピニオンギヤを固定し、
第2ピニオンギヤはハンドルケース内に設けた第2ラッ
クに噛合させ、第1ピニオンギヤは上記中軸に設けた第
1ラックに噛合せしめたものである。
またこの考案は上記中軸を固定するロック装置を設けた
ものであり、その一例としては、外筒に被冠し、外筒の
軸方向に摺動する摺動管に軸支したロックレバーの先端
のラチェット爪を外筒の長孔を通して中軸の一側に設け
た第3ラックに噛合させ、外筒外周に回転自在に設けた
ナットに上記摺動管外周に設けたネジ部を螺着させたも
のとしてもよい。
ものであり、その一例としては、外筒に被冠し、外筒の
軸方向に摺動する摺動管に軸支したロックレバーの先端
のラチェット爪を外筒の長孔を通して中軸の一側に設け
た第3ラックに噛合させ、外筒外周に回転自在に設けた
ナットに上記摺動管外周に設けたネジ部を螺着させたも
のとしてもよい。
(作用) 作業者は上記外筒の一端を手で持ち、先端のフックを対
象物等に引っ掛け、手元のハンドルを回すと、中軸を介
してフックが外筒上端内に引き込まれ、フックの開口部
が塞がれる。これによりフックは対象物から外れない。
象物等に引っ掛け、手元のハンドルを回すと、中軸を介
してフックが外筒上端内に引き込まれ、フックの開口部
が塞がれる。これによりフックは対象物から外れない。
さらにハンドル機構を詳述すると、ハンドルを回すと、
ハンドルの長孔を貫通したピニオン軸がハンドルととも
に後退し、このピニオンギヤ軸に固定された第2ピニオ
ンギヤはハンドルケース内の第2ラックに噛合している
ため回転し乍ら後退する。この第2ピニオンギヤと第1
ピニオンギヤとはピニオン軸を介して一体となっている
ため、第1ピニオンギヤの回転後退により中軸に設けた
第1ラックを後退させる。この第1ラックの後退により
中軸先端に持続したフックの一部は外筒内に引き込まれ
る。
ハンドルの長孔を貫通したピニオン軸がハンドルととも
に後退し、このピニオンギヤ軸に固定された第2ピニオ
ンギヤはハンドルケース内の第2ラックに噛合している
ため回転し乍ら後退する。この第2ピニオンギヤと第1
ピニオンギヤとはピニオン軸を介して一体となっている
ため、第1ピニオンギヤの回転後退により中軸に設けた
第1ラックを後退させる。この第1ラックの後退により
中軸先端に持続したフックの一部は外筒内に引き込まれ
る。
この際中軸のロック装置箇所のラチェット爪を有するロ
ックレバーは中軸に設けた第3ラックに噛合している
が、中軸の後退方向に対しては、ロックレバーのラチェ
ット爪はラックを乗り越えるため中軸の移動は可能であ
る。しかし中軸の突出方向に対してはラチェット爪がラ
ックに喰い込み、中軸は移動不能である。さらにこの中
軸を、上述の如くフックを外筒先端内に引き込んだ状態
で固定するには、上記ナットを回すと、中軸の第3ラッ
クに噛合したままロックレバー及びこれと一体な摺動管
が外筒の長手方向に移動後退し、これにより中軸を外筒
内部に引き込み、上記フックは完全に外筒先端内部に挿
入され、ロックされる。
ックレバーは中軸に設けた第3ラックに噛合している
が、中軸の後退方向に対しては、ロックレバーのラチェ
ット爪はラックを乗り越えるため中軸の移動は可能であ
る。しかし中軸の突出方向に対してはラチェット爪がラ
ックに喰い込み、中軸は移動不能である。さらにこの中
軸を、上述の如くフックを外筒先端内に引き込んだ状態
で固定するには、上記ナットを回すと、中軸の第3ラッ
クに噛合したままロックレバー及びこれと一体な摺動管
が外筒の長手方向に移動後退し、これにより中軸を外筒
内部に引き込み、上記フックは完全に外筒先端内部に挿
入され、ロックされる。
またこのフックを外筒先端に突出させるにはこのロック
レバーを回転させて先端のラチェット爪を中軸に設けた
第3ラックから外すと、中軸はバネの付勢により前進移
動し、フックは外筒先端から突出する。
レバーを回転させて先端のラチェット爪を中軸に設けた
第3ラックから外すと、中軸はバネの付勢により前進移
動し、フックは外筒先端から突出する。
(実施例) 以下この考案の実施例を図について説明する。
絶縁材から成る長尺な外筒1の一端には太径のヘッド部
2を設け、この外筒1内に絶縁材から成る中軸3を摺動
自在に支持させ、ヘッド部2内の中軸3の端部に受座4
を固定し、この受座4は断面十字型形状とし、ヘッド部
2内の断面十字型形状の長孔5内に摺動自在に挿入され
ている。この受座4の上面一側には回転自在に鍵型のフ
ック6を軸支し、このフック6の回転支持部と反対側の
受座4上面には補助杆7を突設し、フック6が回転した
際先端部がこの補助杆7の先端と近接又は当接するよう
に構成されている。上記フック6は受座4内に設けたバ
ネ8の力により常時外筒1に対して横方向に折れるよう
に付勢されている。従って受座4をヘッド部2の長孔5
内奥部に入れるとバネ8の力に抗してフック6が当該長
孔5内に入り、フック6の先端は回転して補助杆7の先
端に近接又は当接し、フック6の開口部は閉じる。また
ヘッド部2を有する外筒1の端部内周には筒状のスペー
サー9が設けられ、このスペーサー9内に上記中軸3は
摺動自在に支持されている。
2を設け、この外筒1内に絶縁材から成る中軸3を摺動
自在に支持させ、ヘッド部2内の中軸3の端部に受座4
を固定し、この受座4は断面十字型形状とし、ヘッド部
2内の断面十字型形状の長孔5内に摺動自在に挿入され
ている。この受座4の上面一側には回転自在に鍵型のフ
ック6を軸支し、このフック6の回転支持部と反対側の
受座4上面には補助杆7を突設し、フック6が回転した
際先端部がこの補助杆7の先端と近接又は当接するよう
に構成されている。上記フック6は受座4内に設けたバ
ネ8の力により常時外筒1に対して横方向に折れるよう
に付勢されている。従って受座4をヘッド部2の長孔5
内奥部に入れるとバネ8の力に抗してフック6が当該長
孔5内に入り、フック6の先端は回転して補助杆7の先
端に近接又は当接し、フック6の開口部は閉じる。また
ヘッド部2を有する外筒1の端部内周には筒状のスペー
サー9が設けられ、このスペーサー9内に上記中軸3は
摺動自在に支持されている。
またこの外筒1の他端部にはハンドル機構部10及び絶縁
材から成る把手部11が夫々順に設けられている。また外
筒1の中程外周には絶縁材から成る安全つば12が設けら
れ、この安全つばと上記フック6との間の外筒1外周に
は、スティックフック13がバンド14により固定されてい
る。
材から成る把手部11が夫々順に設けられている。また外
筒1の中程外周には絶縁材から成る安全つば12が設けら
れ、この安全つばと上記フック6との間の外筒1外周に
は、スティックフック13がバンド14により固定されてい
る。
上記ハンドル機構部10は外筒1の端部にハンドルケース
15を設け、このハンドルケース15の底部に、略「く」の
字型のハンドル16の一端がハンドル軸17に軸支され、他
端はハンドルケース15の上端開口部18から外方へ突出し
ている。このハンドル16は上記ハンドル軸17への軸支部
が二股に分岐され、このハンドル二股部16aに夫々長孔1
9,19が穿ってある。これらの長孔19,19内にはピニオン
軸20が遊貫され、このハンドル二股部16a内に位置する
ピニオン軸20には太径の第1ピニオンギヤ21が、またハ
ンドル二股部16aの外側のピニオン軸20には小径の第2
ピニオンギヤ22,22が夫々固定されている。これら二つ
の第2ピニオンギヤ22,22はハンドルケース15内に固定
した第2ラック23,23に夫々噛合している。なお上記第
1ピニオンギヤ21には一方クラッチ21aが設けられ、一
方向にしか回転しない。また上記中軸3の後端には、中
軸3の延長線上に位置してラック側板24、ラック側板接
続体25、及びスプリング座26が順に接続固定され、これ
らは上記ハンドルケース15及び把手部11の中空孔内に摺
動自在に挿入されている。このスプリング座26と、把手
部11の後端に取付けた蓋27との間には、常に中軸3及び
ラック側板24を第1図において左側に押圧付勢する戻し
スプリング28を介在せしめている。そして上記ラック側
板24の一側には第1ラック29が設けられこの第1ラック
29に上記第1ピニオンギヤ21が噛合している。またこの
ラック側板24の他側が近接相対向するハンドルケース15
内壁にはラックライナー30が設けられている。
15を設け、このハンドルケース15の底部に、略「く」の
字型のハンドル16の一端がハンドル軸17に軸支され、他
端はハンドルケース15の上端開口部18から外方へ突出し
ている。このハンドル16は上記ハンドル軸17への軸支部
が二股に分岐され、このハンドル二股部16aに夫々長孔1
9,19が穿ってある。これらの長孔19,19内にはピニオン
軸20が遊貫され、このハンドル二股部16a内に位置する
ピニオン軸20には太径の第1ピニオンギヤ21が、またハ
ンドル二股部16aの外側のピニオン軸20には小径の第2
ピニオンギヤ22,22が夫々固定されている。これら二つ
の第2ピニオンギヤ22,22はハンドルケース15内に固定
した第2ラック23,23に夫々噛合している。なお上記第
1ピニオンギヤ21には一方クラッチ21aが設けられ、一
方向にしか回転しない。また上記中軸3の後端には、中
軸3の延長線上に位置してラック側板24、ラック側板接
続体25、及びスプリング座26が順に接続固定され、これ
らは上記ハンドルケース15及び把手部11の中空孔内に摺
動自在に挿入されている。このスプリング座26と、把手
部11の後端に取付けた蓋27との間には、常に中軸3及び
ラック側板24を第1図において左側に押圧付勢する戻し
スプリング28を介在せしめている。そして上記ラック側
板24の一側には第1ラック29が設けられこの第1ラック
29に上記第1ピニオンギヤ21が噛合している。またこの
ラック側板24の他側が近接相対向するハンドルケース15
内壁にはラックライナー30が設けられている。
また上記安全つば12とハンドル機構部10の間の外筒1外
周には長手方向に長孔31が設けられている。この長孔31
を被うように摺動管32が被冠され、この摺動管32の孔33
の両側に設けた二つの軸受け34間にわたしたピン35にロ
ックレバー36を軸支し、このロックレバー36の一端に設
けたラチェット爪36aは、バネ43の付勢により常時孔33
及び長孔31を通って外筒1内に入っている。またこの摺
動管32の一端には長溝32aを穿ち、外筒1に被冠固定し
た管状の固定金具37の大径開化部内周と外筒1の外周間
に設けたピン38が上記長溝32a内に挿入されている。ま
たこの摺動管32の他端の外周のネジ部にはナット39が螺
着されこのナット39の一端は、外筒1に被冠固定した管
状の固定金具40の大径開化部内に回転自在に挿入されて
いる。このナット39の一端外周には環状溝39aが設けら
れ、固定金具40の大径開化部内周から突出したピン41が
この環状溝39aに遊嵌しているので、ナット39は回転自
在に支持されており、ナット39の回転により摺動管32は
外筒1の長手方向に摺動し、その際上記摺動管32の長溝
32aにピン38が挿入されているため摺動管32は回転しな
い。
周には長手方向に長孔31が設けられている。この長孔31
を被うように摺動管32が被冠され、この摺動管32の孔33
の両側に設けた二つの軸受け34間にわたしたピン35にロ
ックレバー36を軸支し、このロックレバー36の一端に設
けたラチェット爪36aは、バネ43の付勢により常時孔33
及び長孔31を通って外筒1内に入っている。またこの摺
動管32の一端には長溝32aを穿ち、外筒1に被冠固定し
た管状の固定金具37の大径開化部内周と外筒1の外周間
に設けたピン38が上記長溝32a内に挿入されている。ま
たこの摺動管32の他端の外周のネジ部にはナット39が螺
着されこのナット39の一端は、外筒1に被冠固定した管
状の固定金具40の大径開化部内に回転自在に挿入されて
いる。このナット39の一端外周には環状溝39aが設けら
れ、固定金具40の大径開化部内周から突出したピン41が
この環状溝39aに遊嵌しているので、ナット39は回転自
在に支持されており、ナット39の回転により摺動管32は
外筒1の長手方向に摺動し、その際上記摺動管32の長溝
32aにピン38が挿入されているため摺動管32は回転しな
い。
またこの摺動管32の位置する外筒1内の中軸3には、一
側に第3ラック42が設けられ、上記ロックレバー36のラ
チェット爪36aがこの第3ラック42に噛合している。こ
のラチェット爪36aと第3ラック42との関係は、第1図
において第3ラック42が右方へ移動する場合ラチェット
爪36aは回転し、左方へ移動する場合ラチェット爪36aは
動かず、第3ラック42及び中軸3は動かない。またロッ
クレバー36の一端をバネ43の力に抗して押すと、第3ラ
ック42からラチェット爪36aが離れる。
側に第3ラック42が設けられ、上記ロックレバー36のラ
チェット爪36aがこの第3ラック42に噛合している。こ
のラチェット爪36aと第3ラック42との関係は、第1図
において第3ラック42が右方へ移動する場合ラチェット
爪36aは回転し、左方へ移動する場合ラチェット爪36aは
動かず、第3ラック42及び中軸3は動かない。またロッ
クレバー36の一端をバネ43の力に抗して押すと、第3ラ
ック42からラチェット爪36aが離れる。
この実施例の場合、上記ロックレバー36を押すと、戻し
スプリング28の付勢により中軸3は第1図において左方
へ移動し、これによりフック6は外筒1のヘッド部2の
外方へ突出する。そしてフック6はバネ8の力により回
動し、外筒1の軸方向に対して略直角に折れる。この状
態で作業者は把手部11を手で持って外筒1の先端を対象
物に近づけ、対象物のアイボルト等(図示省略)にフッ
ク6を引っ掛ける。そしてハンドル16を手前に数回回動
せしめると、このハンドル16の回動によってピニオン軸
20はハンドル16とともに手前に移動し、これにより各第
2ピニオンギヤ22は各第2ラック23に噛合しているため
回転する。そしてこれらの各第2ピニオンギヤ22と一体
な第1ピニオンギヤ21も回転する。この第1ピニオンギ
ヤ21の回転により第1ラック29及び中軸3は第1図にお
いて右方へ移動し、フック6もこの中軸3に引っ張られ
てヘッド部2内に入る。なお上記ハンドル16の数回の回
動の際ハンドル16は前後に回動するが、第1ピニオンギ
ヤ21は一方クラッチ21aを有するため、逆方向には回転
しない。
スプリング28の付勢により中軸3は第1図において左方
へ移動し、これによりフック6は外筒1のヘッド部2の
外方へ突出する。そしてフック6はバネ8の力により回
動し、外筒1の軸方向に対して略直角に折れる。この状
態で作業者は把手部11を手で持って外筒1の先端を対象
物に近づけ、対象物のアイボルト等(図示省略)にフッ
ク6を引っ掛ける。そしてハンドル16を手前に数回回動
せしめると、このハンドル16の回動によってピニオン軸
20はハンドル16とともに手前に移動し、これにより各第
2ピニオンギヤ22は各第2ラック23に噛合しているため
回転する。そしてこれらの各第2ピニオンギヤ22と一体
な第1ピニオンギヤ21も回転する。この第1ピニオンギ
ヤ21の回転により第1ラック29及び中軸3は第1図にお
いて右方へ移動し、フック6もこの中軸3に引っ張られ
てヘッド部2内に入る。なお上記ハンドル16の数回の回
動の際ハンドル16は前後に回動するが、第1ピニオンギ
ヤ21は一方クラッチ21aを有するため、逆方向には回転
しない。
さらにこの状態をロックするため上記ナット39を回す。
これにより摺動管32が外筒1に沿って第1図において右
方へ移動し、この摺動管32の移動に伴ってロックレバー
36が噛合した第3ラック42及び中軸3が移動する。これ
によりフック6はさらにヘッド部2の長孔5内を移動
し、完全にフック6の先端部はヘッド部2内に入り、こ
の位置を固定される。従ってフック6は上記対象物のア
イボルト等から外れたりしない。
これにより摺動管32が外筒1に沿って第1図において右
方へ移動し、この摺動管32の移動に伴ってロックレバー
36が噛合した第3ラック42及び中軸3が移動する。これ
によりフック6はさらにヘッド部2の長孔5内を移動
し、完全にフック6の先端部はヘッド部2内に入り、こ
の位置を固定される。従ってフック6は上記対象物のア
イボルト等から外れたりしない。
なおこの考案は上記の如きホットスティック等の間接活
線工具としての用途の他、各種ロボットに於ける先端能
動工具にも適用可能であって、斯かる用途例の場合には
上記ハンドル16に対する手動駆動方式のみならず、油圧
若しくは電動等、他の機器と連係下に適宜制御自在な駆
動方式の採用により制御系全体の協調的な駆動操作機構
を構成できる。
線工具としての用途の他、各種ロボットに於ける先端能
動工具にも適用可能であって、斯かる用途例の場合には
上記ハンドル16に対する手動駆動方式のみならず、油圧
若しくは電動等、他の機器と連係下に適宜制御自在な駆
動方式の採用により制御系全体の協調的な駆動操作機構
を構成できる。
(考案の効果) この効果は以上の構成であり、ハンドルを回すと、第1
ピニオンギヤが第2ピニオンギヤよりも太径のものとし
ているため、同一の回転巾で第1ピニオンギヤと噛合し
た第1ラックを大巾に移動させることができる。従って
数回のハンドル回動操作で、フックを外筒の一端内方へ
引き込むことができ、従来のハンドル式のスティックが
多数回ハンドル操作をしなければならないのに比べ、操
作が極めて簡便である。特にこの考案が足場の悪い柱上
やスペースの小さい高所作業バケット内での作業が多い
間接活線工具の一つであるため、作業はできるだけ簡単
のものが要求される。さらにはロボットによる自動化も
要求されている。従ってこの点を鑑みるとこの考案のグ
リップクランプスティックはこの様な作業には最適なも
のである。
ピニオンギヤが第2ピニオンギヤよりも太径のものとし
ているため、同一の回転巾で第1ピニオンギヤと噛合し
た第1ラックを大巾に移動させることができる。従って
数回のハンドル回動操作で、フックを外筒の一端内方へ
引き込むことができ、従来のハンドル式のスティックが
多数回ハンドル操作をしなければならないのに比べ、操
作が極めて簡便である。特にこの考案が足場の悪い柱上
やスペースの小さい高所作業バケット内での作業が多い
間接活線工具の一つであるため、作業はできるだけ簡単
のものが要求される。さらにはロボットによる自動化も
要求されている。従ってこの点を鑑みるとこの考案のグ
リップクランプスティックはこの様な作業には最適なも
のである。
また対象物や工具のフックやアイボルト等にこの考案の
スティックの先端のフックを引っ掛けた際このフックを
外筒に引き込んだ状態でロックするには、上述の如くナ
ットを回転させて摺動管を後退させるため、小さな力で
容易に摺動管を推進できる一方ナットを回さない限り摺
動管の逆方向への移動は不可能である。従ってフックや
中軸はむやみに移動せず、フックをこの状態でロックで
きる。
スティックの先端のフックを引っ掛けた際このフックを
外筒に引き込んだ状態でロックするには、上述の如くナ
ットを回転させて摺動管を後退させるため、小さな力で
容易に摺動管を推進できる一方ナットを回さない限り摺
動管の逆方向への移動は不可能である。従ってフックや
中軸はむやみに移動せず、フックをこの状態でロックで
きる。
第1図はこの考案のグリップクランプスティックの一部
破断正面図、第2図は同側面図、第3図は同ハンドル機
構部の平面図、第4図は同ハンドル、ピニオン軸、第1
ピニオンギヤ、第2ピニオンギヤ、第1ラック、第2ラ
ック等の分解斜視図、第5図はこの考案のグリップクラ
ンプスティックの中軸のロック装置箇所の拡大断面図、
第6図は同分解斜視図である。 なお図中1は外筒、2はヘッド部、3は中軸、6はフッ
ク、10はハンドル機構部、11は把手部、15はハンドルケ
ース、16はハンドル、19は長孔、20はピニオン軸、21は
第1ピニオンギヤ、22は第2ピニオンギヤ、23は第2ラ
ック、24はラック側板、28は戻しスプリング、29は第1
ラック、32は摺動管、36はロックレバー、39はナット、
42は第3ラックである。
破断正面図、第2図は同側面図、第3図は同ハンドル機
構部の平面図、第4図は同ハンドル、ピニオン軸、第1
ピニオンギヤ、第2ピニオンギヤ、第1ラック、第2ラ
ック等の分解斜視図、第5図はこの考案のグリップクラ
ンプスティックの中軸のロック装置箇所の拡大断面図、
第6図は同分解斜視図である。 なお図中1は外筒、2はヘッド部、3は中軸、6はフッ
ク、10はハンドル機構部、11は把手部、15はハンドルケ
ース、16はハンドル、19は長孔、20はピニオン軸、21は
第1ピニオンギヤ、22は第2ピニオンギヤ、23は第2ラ
ック、24はラック側板、28は戻しスプリング、29は第1
ラック、32は摺動管、36はロックレバー、39はナット、
42は第3ラックである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 株式会社華陽電機工業所 東京都港区浜松町2丁目1番6号 (72)考案者 小幡 智男 東京都品川区荏原5丁目2番1号 株式会 社三英社製作所内 (72)考案者 田高 薫 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)考案者 猪俣 正吉 東京都港区芝浦4丁目8番33号 株式会社 関電工内 (72)考案者 吉富 慶司 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)考案者 瓜生 平三郎 東京都港区浜松町2丁目1番6号 株式会 社華陽電機工業所内 (56)参考文献 実開 昭62−74411(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】長尺な外筒内に、外筒の長手方向に摺動自
在な中軸を設け、この中軸の上端には外筒の一端から出
入自在なフックを回転自在に設け、この中軸には上記フ
ックが常時外筒の一端から突出するよう付勢するスプリ
ングを設け、上記フックとは反対の外筒端にはハンドル
ケースを設け、このハンドルケースに一端を軸支したハ
ンドルの長孔にピニオン軸を遊貫し、このピニオン軸に
固定した太径の、一方クラッチを有する第1ピニオンギ
ヤを上記中軸後部に設けた第1ラックに噛合せしめ、同
じくピニオン軸に固定した小径の第2ピニオンギヤをハ
ンドルケースに設けた第2ラックに噛合せしめ、上記中
軸を固定するロック装置を外筒に設けたことを特徴とす
る、グリップクランプスティック。 - 【請求項2】上記中軸を固定するロック装置は外筒に被
冠し、外筒の軸方向に摺動する摺動管に軸支したロック
レバーの先端のラチェット爪を外筒の長孔を通して中軸
の一側に設けた第3ラックに噛合させ、外筒外周に回転
自在に設けたナットに上記摺動管外周に設けたネジ部を
螺着させたことを特徴とする、実用新案登録請求の範囲
(1)項記載のグリップクランプスティック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14706689U JPH0632737Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | グリップクランプスティック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14706689U JPH0632737Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | グリップクランプスティック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386716U JPH0386716U (ja) | 1991-09-03 |
| JPH0632737Y2 true JPH0632737Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31693599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14706689U Expired - Lifetime JPH0632737Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | グリップクランプスティック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632737Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102021001B1 (ko) * | 2018-11-09 | 2019-09-11 | 대원전기 주식회사 | 활선 작업용 수동 기계식 다기능 절연 기어 그립퍼 플라이어 스틱 및 이를 이용한 간접 활선공법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008043476A (ja) | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Fumimaru Watabe | 手指装着具 |
| KR101658601B1 (ko) * | 2015-03-19 | 2016-09-21 | 이상철 | 손가락 교정구 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP14706689U patent/JPH0632737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102021001B1 (ko) * | 2018-11-09 | 2019-09-11 | 대원전기 주식회사 | 활선 작업용 수동 기계식 다기능 절연 기어 그립퍼 플라이어 스틱 및 이를 이용한 간접 활선공법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0386716U (ja) | 1991-09-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |