JPH06327749A - オゾン・フォガー - Google Patents

オゾン・フォガー

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JPH06327749A
JPH06327749A JP5151013A JP15101393A JPH06327749A JP H06327749 A JPH06327749 A JP H06327749A JP 5151013 A JP5151013 A JP 5151013A JP 15101393 A JP15101393 A JP 15101393A JP H06327749 A JPH06327749 A JP H06327749A
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JP
Japan
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ozone
water
ozonizer
gas
ozone water
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JP5151013A
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English (en)
Inventor
Senichi Masuda
閃一 増田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾンによる殺菌・脱臭の効果を向上する。
安全性を上げる。 【構成】 オゾナイザー34で発生したオゾン化ガスを
水に混合溶解してオゾン水をつくり、オゾン水容器48
に導入する。超音波振動子53をこの容器に設けてオゾ
ン水表面からオゾン霧を発生させる。このオゾン霧をフ
ァン56からの空気で搬送し、オゾン霧供給管57より
対象物体に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明はオゾン水の霧を発生し
て、これを食品や医療器具表面に供給して消毒したり、
冷蔵庫・保冷庫・解凍庫や冷蔵室の中に供給して食品へ
の雑菌の付着繁殖を防止したり、あるいは悪臭のひどい
室内に供給して悪臭を除去する事を可能とした新規のオ
ゾン・フォガーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来上記の目的にオゾンを用いるには専
らオゾンを含む空気が用いられ、このオゾン化空気を対
象物体に供給してその消毒や脱臭を行っている。 【0003】この場合オゾンガスはそのガスとしての特
性上、室内のあらゆる場所に到達するので、一般器物の
酸化による損傷や人体に対する安全上の配慮からオゾン
ガス濃度を数ppm以下に抑える必要が生じ、その消毒
・脱臭効果は自ずから制約され、消毒・脱臭に長い時間
が必要となっていた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、比
較的多量のオゾンを、必要とする対象のみに供給する事
により他の器物の損傷や人体対する危険性を避けつつ、
オゾンによる消毒・脱臭を短時間で有効に達成すること
である。 【0005】 【問題を解決するための手段】この発明によるオゾン・
フォガーはオゾン水の霧を生成し、オゾンガスの代わり
にこのオゾン霧を対象物体のみに供給付着させ、その表
面に限定して多量のオゾン分子を作用させる事により、
その消毒・脱臭速度を大幅に向上し、それ以外の人体や
器物への到達は、拡散の遅いオゾン霧を拡散の早いオゾ
ンガスに代わって利用した事によって防止し、上記の問
題を解決する。 【0006】すなわち本発明による新規のオゾン・フォ
ガーは、オゾン水の発生部と、これと連通し該オゾン水
発生部からのオゾン水を導入するオゾン水容器と、該オ
ゾン水容器に設けた超音波振動子と、これを駆動するた
めの超音波振動子用電源と、該オゾン水容器のオゾン水
表面よりも上方に開口したオゾン霧供給管ならびにオゾ
ン霧搬送空気送入手段を有し、該超音波振動子の作用で
該オゾン水容器のオゾン水表面からオゾン水を霧化して
オゾン霧を発生し、該搬送空気送入手段から上記オゾン
水表面に導入した搬送空気により該オゾン霧を搬送して
該オゾン霧供給管から外部に供給する事を特徴とする。 【0007】この場合、上記のオゾン水発生部は原料ガ
ス入口、オゾン化ガス出口およびオゾン発生素子を有す
るオゾナイザーと、該オゾン発生素子に接続されたオゾ
ナイザー用電源と、該原料ガス入口より該オゾナイザー
に酸素を含む加圧原料ガスを供給するための加圧原料ガ
ス供給部と、水容器と、該水容器の水中に配設したバブ
ラーと、該バブラーと該オゾナイザーのオゾン化ガス出
口を連通するオゾン化ガス導入管とで構成し、該オゾナ
イザーで発生した該オゾン化ガスを該バブラーを介して
該水容器の水中に微細な気泡として噴出し、オゾンガス
を水中に溶解してオゾン水を発生する事が出来る。 【0008】また、上記オゾン水発生部は原料ガス入
口、オゾン化ガス出口およびオゾン発生素子を有するオ
ゾナイザーと、該オゾン発生素子に接続されたオゾナイ
ザー用電源と、該原料ガス入口より該オゾナイザーに酸
素を含む原料ガスを供給するための原料ガス供給部と、
オゾン水容器と、インジェクターで構成し、該インジェ
クターの水入口を水導入管を介して該インジェクターに
水を供給するための水源に接続し、該インジェクターの
水出口をオゾン水供給管を介して該オゾン水容器に連通
し、且つ該インジェクターのガス吸引部を該オゾナイザ
ーの上記オゾン化ガス出口にオゾン化ガス導入管を介し
て連通し、該オゾナイザーで生成したオゾン化ガスを該
インジェクターの該ガス吸引部から該インジェクターを
ながれる水流中に供給して微細な気泡として分散し、水
中にオゾンガスを溶解してオゾン水を発生する事も出来
る。ここで、上記水容器にそのまま超音波振動子を設
け、これをオゾン霧発生用の該オゾン水容器として兼用
してもよい。 【0009】上記のバブラーおよびインジェクターを用
いてオゾン水を生成する場合、該水容器にそのまま超音
波振動子を設け、これをオゾン霧発生用の該オゾン水容
器として兼用してもよく、また上記水容器の一部を上部
が該容器天井まで達し下部が該容器の水面下に侵漬する
仕切り板で仕切って、この仕切られた該水容器部分に超
音波振動子を設け、これをオゾン霧発生用の該オゾン水
容器としても良い。 【0010】また、本発明に用いるオゾン発生素子とし
ては、板状のセラミック基板の表面上に少なくとも1本
のストリップ状の放電極を付設し、該セラミック基板の
少なくとも1部を介して該放電極に対向する部位ならび
にその周囲領域全体を覆う如くに面状誘導電極を配設し
て成る板状沿面放電型オゾナイザーを用い、これを駆動
するオゾナイザー用電源としては出力電圧波高値2kV
以上で出力周波数2kHz以上の高周波高電圧を発生す
る高周波高圧電源を用い、これにより該放電極の周縁よ
り該基板表面に沿って高周波沿面放電を発生させてオゾ
ンを生成する事も出来る。 【0011】更に、本発明に用いるオゾン発生素子とし
ては、円筒状のセラミック基板の内表面上にストリップ
状の放電極を付設し、該セラミック基板の少なくとも1
部を介して該放電極に対向する部位ならびにその周囲領
域全体を覆う如くに面状誘導電極を配設して成る円筒状
沿面放電型オゾナイザーを用い、該オゾナイザー用電源
としては同じく出力電圧波高値2kV以上で出力周波数
2kHz以上の高周波高電圧を発生する高周波高圧電源
を用い、該放電極の周縁より該基板の内表面に沿って高
周波沿面放電を発生させてオゾンを生成する事も可能で
ある。 【0012】この場合、原料ガスとしては酸素や乾燥空
気がもっとも好適あるが、環境からの生空気を用いる事
も出来る。しかし湿度の高い生空気を用いる場合には、
オゾンの発生が大幅に低下したり該オゾナイザー用電源
の発振が停止することがある。この場合には上記の板状
沿面放電型オゾナイザーや円筒状沿面放電型オゾナイザ
ーにおいて、該板状ないし円筒状セラミック基板を加熱
乾燥させつつ使用するのが良い。 【0013】その為には、該面状誘導電極を該板状ない
し円筒状セラミック基板の内部に埋設し、該セラミック
基板の裏面と該面状誘導電極との間のセラミック基板層
内に電熱線を埋設し、その加熱用電源を設けてこれに加
熱電流を流すことにより該セラミック基板を電気的に加
熱するのが好適である。 【0014】 【作用】オゾン水の発生部で生成したオゾン水を、オゾ
ン水容器に送入し、ここに設けられた超音波振動子によ
って霧化し、このオゾン霧を搬送空気によってオゾン霧
供給管から外部の利用域に供給する。 【0015】オゾン水発生部をオゾナイザーと、これに
接続されたオゾナイザー用電源と、該オゾナイザーの原
料ガス入口に接続された酸素を含んだ加圧原料ガスの供
給部と、水容器と、該水容器の水中に配設されたバブラ
ーと、該バブラーと該オゾナイザーのオゾン化ガス出口
を連通するオゾン化ガス導入管とで構成する時は、該オ
ゾナイザーで発生した該オゾン化ガスを該バブラーを介
して該水容器の水中に微細な気泡として噴出し、オゾン
ガスを水中に溶解してオゾン水を発生する。 【0016】また、上記オゾン水発生部をオゾナイザー
と、これに接続されたオゾナイザー用電源と、該オゾナ
イザーの原料ガス入口に接続された酸素を含んだ原料ガ
スの供給部と、オゾン水容器と、インジェクターで構成
する時は、該インジェクターの水入口を水導入管を介し
て加圧された水源に接続し、該インジェクターの水出口
をオゾン水供給管を介して該オゾン水容器に連通し、且
つ該インジェクターのガス吸引部を該オゾナイザーのオ
ゾン化ガス出口にオゾン化ガス導入管を介して連通し、
該オゾナイザーで生成したオゾン化ガスを該インジェク
ターの該ガス吸引部から該インジェクターをながれる水
流中に供給して微細な気泡として分散し、水中にオゾン
ガスを溶解してオゾン水を発生する。 【0017】オゾナイザーのオゾン発生素子として上記
の板状ないし円筒状の沿面放電型オゾナイザーを用いる
時は、該コロナ放電極の周縁より該基板表面に沿って高
周波沿面放電を発生し、その放電プラズマのプラズマ化
学作用で原料ガス中の酸素からオゾンを生成する。 【0018】この場合、該面状誘導電極を該板状ないし
円筒状セラミック基板の内部に埋設し、該セラミック基
板の裏面と該面状誘導電極との間のセラミック基板層内
に電熱線を埋設し、その加熱用電源を設けてこれに加熱
電流を流すことにより該セラミック基板を電気的に加熱
する時は、原料ガスに湿度の高い生空気を使用しても該
セラミック基板は常に乾燥状態に保持され、オゾンガス
生成量の低下、オゾナイザー用電源の発振停止によるオ
ゾン生成停止等の障害を完全に防止出来る。 【0019】 【実施例】図1はこの発明の1実施例の構成図を示す。
図には示されていない水道管等の加圧水源1に接続され
た水導入管2の手動弁3を関放したのち、主電圧配線に
接続されたメイン・スイッチ4を投入すると、フロート
式液面センサー5によって液面6が水位を連結バー7を
介して液面コントローラー8に伝達される。該液面コン
トローラー8は、該水位が所定の値に達していない時
は、その入力端子とその出力端子の接続がオンされ、該
水位が所定の値に達するとこれがオフされる機能を有す
るので、いまスタート時で水位ゼロであるので、導線9
−10および11−12を介して該液面コントローラー
8の入力端子に供給された主電圧はその出力端子から導
線13−14、15−16、17−18を介してそれぞ
れ電磁石19、20、21に供給される。これにより常
時閉型電磁弁22が直ちに開放いて水が水導入管2を介
して水容器23内に供給され、常時閉型電磁スイッチ2
4、25は開放となって導線26−27および28−2
9を介しての電圧の供給は絶たれる。 【0020】水容器23内の水面が上昇し、所定の水位
に達すると、これがフロート式液面センサー5で検知さ
れ、これに連結された液面コントローラー8の出力端子
からの導線13−14、15−16、17−18を介し
ての主電圧供給が絶たれ、これにより該常時閉型電磁弁
22が閉じて水容器23内への水の供給が停止し、同時
に常時閉式電磁スイッチ24、25が閉じて導線26−
27および28−29を介しての主電圧の供給が始ま
る。即ち導線30−31を介して空気コンプレッサー3
2に主電圧が供給され、生空気をメンブレン・フィルタ
ー33に圧入して水分を除去、乾燥空気としたのちオゾ
ナイザー34に供給する。 【0021】また入力端子35−36を介してオゾナイ
ザー用電源37に主電圧が供給され、その出力交流高電
圧が端子38−39を介して該オゾナイザー34の電極
間に印加され、その内部でオゾンが発生する。 【0022】また導線40−41を介して主電圧が電磁
石42に供給され、常時閉型電磁弁43が開いてオゾン
化空気がオゾン化ガス導入管44を経て該水容器23内
の底部付近に設けられたバブラー45から水中に多数の
微細な気泡として放出され、該気泡から水中にオゾンガ
スが溶解し、該水容器23内の水がオゾン水となり、そ
の溶存オゾン濃度が時間とともに増加する。 【0023】該水容器23の側方領域で上記バブラー4
5からの気泡が来ない部分は、天井から下方に伸びて下
端が液面内に侵漬した仕切り板46で仕切られ、その右
側部分47は本発明におけるオゾン水発生部の1構成要
素、また左側の気泡の来ない部分48は本発明における
オゾン発生部に連通したオゾン霧発生のためのオゾン水
容器を構成する。この場合このオゾン水容器48を該水
容器23と別個の容器として設け、両者を弁付きの連通
管で連通し、溶存オゾン濃度が所定の値に達した後にこ
の弁を開いてオゾン水を容器23から該オゾン水容器4
8に充填してもよい事は言うまでもない。 【0024】49は上記オゾン水発生部47の天井に開
口したオゾン・キラーで、内部に活性炭、オゾン分解触
媒、オゾン加熱分解要素などの適当なオゾン分解要素を
充填し、気泡から液面上に放出される残存オゾンを含む
空気をこれに通して残存オゾンを完全に分解、安全な空
気とした上で外気中に放出する。 【0025】50はタイマー制御の遅延スイッチで、上
記溶存オゾン濃度が所定の値に達する様に設定された時
間の後にオンして導線28−29を導線51−52に接
続、上記オゾン水容器48の底面に付着配設したを超音
波振動子53を駆動するための超音波振動子用電源54
の入力端子に主電圧を印加する。 【0026】その結果、該超音波振動子53から容器底
面を介してその上方のオゾン水中に超音波が照射され、
その水面55からオゾン水の霧が発生、このオゾン霧が
上記オゾン水容器48の天井に開口した本発明のオゾン
霧搬送空気送入手段であるファン56から送入された空
気により、オゾン霧供給管57を介して外部の目的領域
に供給される。 【0027】58はオーバーフロー管でウオーターシー
ル容器59内のシール水60の水面下に開口し、残存オ
ゾンを含む空気の漏出を該シール水60で防ぎつつ水容
器23内の水面が所定の限界を越えると水を温流させて
水管61から外部に放出し、上記オゾン霧供給管57か
らオゾン水が漏出する危険性を防止する。 【0028】オゾン霧の供給を停止するには主スイッチ
4を開放し、かつ手動弁3を閉じる。この時、すべての
電磁石、電磁弁、電磁スイッチはもとの状態に復帰する
と同時に、電磁石62への導線63−64を介しての主
電圧の供給も絶たれ、今まで閉じていた常時開型電磁弁
65が開き該水容器の底部から水が排水管66、オーバ
ーフロー管58、ウオーターシール容器59、水管61
を経て外部に放出され、水容器23は空に復帰する。 【0029】図2は本発明の別の実施例の構成図を示
す。図2の1から66までの番号の要素の名称および機
能は図1における同一番号の要素の名称・機能と同じで
あり、説明を省略する。ただし本実施例においてはオゾ
ン化ガスの水への溶解によるオゾン水の生成は、インジ
ェクター67を用いて行う。 【0030】これは下流に向かって内径が縮小する逆円
錐状の噴射管68の先端69が、下流に向かって内径が
拡大する円錐状の混合管70の上流端71の中心に開口
し、その周囲を取り巻いてガス吸引部72を設けた構造
の要素で、その水入口73から水を圧送すると上記先端
69から混合管70内に水が噴射され、この際生ずる負
圧によって該ガス吸引部72からオゾン化ガスを吸引、
これが該混合管70内で微細な気泡に分裂すると共に水
と激しく攪拌混合してオゾンが迅速に水に溶解し、オゾ
ン水となってオゾン水供給管74から水容器23内に供
給されるものである。 【0031】本実施例では図1の場合と同様に電磁弁2
2、43および電磁スイッチ25は常時閉型、また電磁
弁66は常時開型であるが、電磁スイッチ24は図1の
場合と異なり常時開放式である。そこで、手動弁3を開
放し、主スイッチ4を投入すると同時に電磁スイッチ2
4はオン状態となり、オゾナイザー34が動作し、電磁
弁43は開放され、同時に電磁弁22が開いて上記イン
ジェクター67に水が圧送される。その結果、原料ガス
吸引管75からインジェゥター67の吸引作用で酸素を
含む原料ガス、本実施例では生空気がオゾナイザー34
内に吸引されてオゾン化空気となり、電磁弁43、オゾ
ン化ガス導入管44を経て該インジェクター67のガス
吸引部72内に吸引され、生成オゾン水が上記オゾン水
供給管74から水容器23の右側部分47内に供給され
る。但し、この段階では電磁スイッチ25は開放状態に
ある。 【0032】水容器23内のオゾン水液面が所定の値に
達すると、これがフロート式液面センサー5、液面コン
トローラー8で検出されて電磁スイッチ24がオフし、
電磁弁22、43が閉じてオゾン水供給管74から水容
器23内へのオゾン水の供給が停止すると共に、電磁ス
イッチ25がオンし、超音波振動子53が動作を開始し
てオゾン霧の生成、オゾン霧供給管57からのオゾン霧
の供給が始まる。上記以外の本実施例における動作は図
1の実施例と同様であり、その説明を省略する。 【0033】図3は本発明に用いる板状沿面放電型オゾ
ン発生素子75を、原料ガス入口76とオゾン化ガス出
口77を有する長方形の金属ケース78内に、その長手
方向に装着したもの縦断面図、図4は該板状沿面放電型
オゾン発生素子75の上面図、図5はその下面図であ
る。 【0034】79は長方形の板状高純度アルミナ・セラ
ミック基板で、その表面80上にタングステンからなる
ストリップ状の1本の放電極81が配設され、該基板7
9の肉厚内の該放電極81に対向する部分とその周囲傾
域全部を覆う如くに、広幅のタングステンからなる面状
の誘導電極82が埋入配設され、更に該面状誘導電極8
2と該基板79の下面83との間の肉厚内にやはりタン
グステンからなる線状電熱線84が埋入配設され、これ
らが一体として焼結されて上記板状沿面放電型オゾン発
生素子を形成している。 【0035】上記板状沿面放電型オゾン発生素子75
は、その下面(背面)83において金属熱伝導体85を
介して該金属ケース78の長手方向の一つの金属壁86
に固定され、その上面(表面)80と、上記金属壁86
と向き合ったいま一つの長手方向の金属壁87との間の
間隙がガス通路88を形成する。 【0036】89は該基板79の下面(背面)上に設け
られた端子で、上記誘導電極82および該電熱線84の
一端に基板肉厚内で接続され、且つ該金属壁86を貫通
する絶縁ブッシング90を介して導線91によりオゾナ
イザー用電源37の接地側出力端子92に接続されると
共に、導線93を介して接地されている。 【0037】また94は該基板79の下面(背面)上
で、端子88の近傍に設けられたいまひとつの端子で、
該絶縁ブッシング89を介して導線95によりオゾナイ
ザー用電源37内に併設された加熱電流用電源の出力端
子96に接続され、端子89−94を介して電熱線84
に加熱電流が供給されて該基板79全体を均一に加熱す
る。 【0038】97aおよび97bは該ストリップ状放電
極81の両端に設けられたその接続端子で、本実施例で
は、その一方97bが金属壁86を貫通する高圧絶縁ブ
ッシング98を介して導線99によりオゾナイザー用電
源37の高圧側出力端子100に接続されている。これ
により該放電極81と該誘導電極82の間に両電極間の
アルミナ・セラミック基板層を介して高周波高電圧が印
加され、該放電極81の周縁全体から該基板上面(表
面)80に沿って高周波沿面放電が発生する。 【0039】いま原料ガス入口76から該金属ケース7
8内に酸素を含む原料ガスを供給すると、これはガス通
路88内を矢印101の方向に流動し、その間に上記高
周波沿面放電のプラズマ化学作用で酸素からオゾンを生
成してオゾン化ガスとなり、該オゾン化ガス出口77か
ら排出される。 【0040】なお、102は上記端子97a,97bの
部分を除き該放電極81の表面とその周囲の該基板表面
部分を被覆した薄い高純度アルミナの保護層で、放電に
よる放電極81の消耗を防止する。 【0041】上記高周波沿面放電が始まると、放電自体
の熱発生と基板79の誘電体損によって該基板79が自
動的に発熱するので、その過熱によるオゾン発生の低下
を防ぐため、該金属熱伝導体85を介してその熱を該金
属壁86の表面に導き、自然対流または強制通風によっ
て外気に放散冷却する。この場合、必要に応じて上記の
加熱電流をオフして、これによる基板79の加熱をも停
止する。 【0042】図6は本発明に用いる円筒状沿面放電型オ
ゾン発生素子103の縦断面図を示し、図7はその横断
面図を示す。37はオゾナイザー用電源、104は該円
筒状沿面放電型オゾン発生素子103を風冷するための
クロスフロー・ファンである。 【0043】105は円筒状の高純度アルミナ・セラミ
ック基板で、その内表面106上にタングステンからな
る4本のストリップ状の放電極群107が付設され、そ
れらの両端は環状接続導体108a,108bで接続さ
れ、且つ延長接続導体109、基板貫通導線110、端
子111、接続導線112を介して該オゾナイーザー用
電源37の高圧側出力端子100に接続されている。 【0044】また上記の放電極群107、環状接続導体
108a,108bおよび延長接続導体109を含む該
円筒状基板105の内表面106の表面領域は、薄い高
純度アルミナの保護層102で被覆され、放電による上
記放電極群等の消耗を防止している。 【0045】該円筒状基板105の肉厚内で該放電極群
107、および環状接続導体108a,108bに対向
する部分と、その周囲領域全部を覆う如くにタングステ
ンからなる面状の誘導電極113が埋入配設され、これ
が基板貫通導体114、端子115、接続導線116を
介して該オゾナイザー用電源37の接地側出力端子92
に接続され且つ導線117を介して接地されている。 【0045】なお上記放電極群107、環状接続導体1
08a,108b、延長接続導体109、誘導電極11
3、基板貫通導体110、114は、上記保護層102
ならびに円筒状アルミナ・セラミック基板105と一体
として焼結されて、上記円筒状沿面放電型オゾン発生素
子103を形成し、その一端が原料ガス入口76、内部
が原料ガス通路88、他端がオゾン化ガス出口となって
いる。 【0046】いま上記放電極107a,107b,10
7c,107dと、誘導電極113の間に該オゾナイザ
ー用電源37からの高周波高電圧が印加されるので該放
電極107a,107b,107c,107dの周縁か
ら該円筒状基板105の内表面106に沿って高周波沿
面放電を生じ、左端の原料ガス入口76から流入した酸
素を含む原料ガスは、該円筒内部を流動する際、上記放
電の作用で酸素からオゾンが生成され、オゾン化ガスと
なって右端のオゾン化ガス出口から外部に放出される。 【0047】上記円筒状沿面放電型オゾン発生素子10
3はその外面118に冷却フィン119を設け、且つ風
冷用クロスフロー・ファン104で強制通風して放電発
生時の熱を放散し、過熱によるオゾン発生の低下を防止
している。 【0048】 【発明の効果】本発明は上述の通りであるので、酸素を
含む原料をオゾナイザーによってオゾン化ガスとし、こ
れを水に溶解することによってオゾン水とした上で、こ
のオゾン水を超音波振動しを用いて霧化し、これを目的
とする対象物のみに供給する。従って本発明のオゾン・
フォガーは比較的多量のオゾン分子を微細な水滴に閉じ
こめて選択的かつ集中的に対象物表面に限定して供給出
来るの。 【0049】その結果として、オゾンによる殺菌・分解
・脱臭等の作用を極めて経済的かつ安全に行う事が可能
である。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の1実施例の構成図である。 【図2】この発明の別の実施例の構成図である。 【図3】この発明に用いる板状沿面放電型オゾナイザー
を金属ケース内に装着しもの縦断面図である。 【図4】該板状沿面放電型オゾナイザーの上面図であ
る。 【図5】該板状沿面放電型オゾナイザーの下面図であ
る。 【図6】この発明に用いる円筒状沿面放電型オゾナイザ
ーの縦断面図である。 【図7】該円筒状沿面放電型オゾナイザーの横断面図で
ある。 【符号の説明】 2 水導入管 4 主スイッチ 5 フロート式液面センサー 8 液面コントローラー 22 常時閉型電磁弁 23 水容器 24 常時閉型電磁スイッチ 25 常時閉型電磁スイッチ 32 空気コンプレッサー 33 メンブレン・フィルター 34 オゾナイザー 37 オゾナイザー用電源 43 常時閉型電磁弁 44 オゾン化ガス導入管 45 バブラー 46 仕切り板 48 オゾン水容器 49 オゾンキラー 50 遅延スイッチ 53 超音波振動子 56 ファン 57 オゾン霧供給管 58 オーバーフロー管 59 ウオーターシール容器 61 水管 65 常時開型電磁弁 66 排水管 67 インジェクター 72 ガス吸引部 74 オゾン水供給管 75 板状沿面放電型オゾン発生素子 76 原料ガス入口 77 オゾン化ガス出口 78 金属ケース 81 放電極 82 誘導電極 84 電熱線 85 金属熱伝導体 88 ガス通路 102 保護層 103 円筒状沿面放電型オゾナイザー素子 104 クロスフー・ファン 107 放電極 108a,108b 環状接続導体 109 延長接続道体 113 誘導電極 119 冷却フイン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 オゾン水発生部と、これと連通し該オ
    ゾン水発生部からのオゾン水を導入するオゾン水容器
    と、該オゾン水容器に設けた超音波振動子と、その駆動
    用の超音波振動子用電源と、該オゾン水容器のオゾン水
    表面よりも上方に開口したオゾン霧供給管ならびにオゾ
    ン霧搬送空気送入手段を有し、該超音波振動子の作用で
    該オゾン水容器のオゾン水表面からオゾン水を霧化して
    オゾン霧を発生し、該搬送空気送入手段から該オゾン水
    表面に導入した搬送空気により該オゾン霧を搬送して該
    オゾン霧供給管から外部に供給する事を特徴とするオゾ
    ン・フォガー。 【請求項2】 上記のオゾン水発生部が原料ガス入
    口、オゾン化ガス出口およびオゾン発生素子を有するオ
    ゾナイザーと、該オゾン発生素子に接続されたオゾナイ
    ザー用電源と、該原料ガス入口より該オゾナイザーに酸
    素を含む加圧原料ガスを供給するための加圧原料ガス供
    給部と、水容器と、該水容器の水中に配設したバブラー
    と、該バブラーと該オゾナイザーのオゾン化ガス出口を
    連通するオゾン化ガス導入管とより成り、該オゾナイザ
    ーで発生した該オゾン化ガスを該バブラーを介して該水
    容器の水中に微細な気泡として噴出し、オゾンガスを水
    中に溶解してオゾン水を発生する事を特徴とする請求項
    1に記載のオゾン・フォガー。 【請求項3】 上記のオゾン水発生部が原料ガス入
    口、オゾン化ガス出口およびオゾン発生素子を有するオ
    ゾナイザーと、該オゾン発生素子に接続されたオゾナイ
    ザー用電源と、該原料ガス入口より該オゾナイザーに酸
    素を含む原料ガスを供給するための原料ガス供給部と、
    オゾン水容器と、インジェクターを有し、該インジェク
    ターの水入口を水導入管を介して加圧された水を該イン
    ジェクターに供給するための加圧水水源に接続し、該イ
    ンジェクターの水出口をオゾン水供給管を介して該オゾ
    ン水容器に連通し、且つ該インジェクターのガス吸引部
    を上記オゾナイザーの該オゾン化ガス出口にオゾン化ガ
    ス導入管を介して連通し、該オゾナイザーで生成したオ
    ゾン化ガスを該インジェクターの該ガス吸引部から該イ
    ンジェクターをながれる水流中に供給して微細な気泡と
    して分散し、水中にオゾンガスを溶解してオゾン水を発
    生する事を特徴とする請求項1に記載のオゾン・フォガ
    ー。 【請求項5】 該オゾン発生素子が、板状のセラミッ
    ク基板の表面上に少なくとも1本のストリップ状の放電
    極を付設し、該セラミック基板の少なくとも1部を介し
    て、該放電極に対向する部位ならびにその周囲領域全体
    を覆う如くに面状誘導電極を配設して成る板状沿面放電
    型オゾン発生素子であって、該オゾナイザー用電源が出
    力電圧波高値2kV以上で出力周波数2kHz以上の高
    周波高電圧を発生する高周波高圧電源であり、該放電極
    の周縁より該基板表面に沿って高周波沿面放電を発生さ
    せてオゾンを生成する事を特徴とする、請求項1から4
    までのいずれか1項に記載のオゾン・フォガー。 【請求項6】 該オゾン発生素子が、円筒状のセラミ
    ック基板の内表面上に少なくとも1本のストリップ状の
    放電極を付設し、該セラミック基板の少なくとも1部を
    介して、該放電極に対向する部位ならびにその周囲領域
    全体を覆う如くに面状誘導電極を配設して成る円筒状沿
    面放電型オゾン発生素子であって、該オゾナイザー用電
    源が出力電圧波高値2kV以上で出力周波数2kHz以
    上の高周波高電圧を発生する高周波高圧電源であり、該
    放電極の周縁より該基板の内表面に沿って高周波沿面放
    電を発生させてオゾンを生成する事を特徴とする、請求
    項1より4までのいずれか1項に記載のオゾン・フォガ
    ー。 【請求項7】 該面伏誘導電極を該セラミック基板の
    内部に埋設し、該セラミック基板の裏面と該面状誘導電
    極との間のセラミック層内部に電熱線を埋設すると共
    に、該電熱線の加熱用電源を設けた事を特徴とする請求
    項5ないし6のいずれか1項に記載のオゾン・フォガ
    ー。
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Cited By (5)

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