JPH06328071A - 電解イオン水生成装置における電極寿命判定装置 - Google Patents
電解イオン水生成装置における電極寿命判定装置Info
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- JPH06328071A JPH06328071A JP11817293A JP11817293A JPH06328071A JP H06328071 A JPH06328071 A JP H06328071A JP 11817293 A JP11817293 A JP 11817293A JP 11817293 A JP11817293 A JP 11817293A JP H06328071 A JPH06328071 A JP H06328071A
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】電極の寿命判定が的確にでき、電解中において
寿命が近づいたときの寿命直前の状態を容易に検出でき
る寿命判定装置の提供にある。 【構成】隔膜によって分割した陰極室31と陽極室41
に各々電極3,4を挿入した電解槽1と、上記電極間に
電解電流を通電する電解電源5と、上記電極間の通電極
性を切換える極性切換器6とを設けた電解イオン水生成
装置において、上記電極間に流れる電解電流もしくは電
圧を検出する検出器9と、この検出器の検出信号を判定
する判別器12,13を設け、上記極性切換器により通
電極性を切換えたときの上記検出器による検出信号を上
記判別器によって判別し上記電極の寿命判定をするよう
にしたことを特徴とする電解イオン水生成装置における
電極寿命判定装置。
寿命が近づいたときの寿命直前の状態を容易に検出でき
る寿命判定装置の提供にある。 【構成】隔膜によって分割した陰極室31と陽極室41
に各々電極3,4を挿入した電解槽1と、上記電極間に
電解電流を通電する電解電源5と、上記電極間の通電極
性を切換える極性切換器6とを設けた電解イオン水生成
装置において、上記電極間に流れる電解電流もしくは電
圧を検出する検出器9と、この検出器の検出信号を判定
する判別器12,13を設け、上記極性切換器により通
電極性を切換えたときの上記検出器による検出信号を上
記判別器によって判別し上記電極の寿命判定をするよう
にしたことを特徴とする電解イオン水生成装置における
電極寿命判定装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水の電気分解によりイ
オン水を生成する電解イオン水生成装置の特に電極の寿
命判定に関するものである。
オン水を生成する電解イオン水生成装置の特に電極の寿
命判定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電解イオン水生成装置は、電解槽
内を隔膜によって分割し、一方を陰極室、他方を陽極室
として各々に電極を挿入し、電解槽内に供給した原水を
上記陰陽電極間の通電によって電気分解及び電気浸透作
用によって陰極室にアルカリイオン水、陽極室に酸性水
を生成するものである。
内を隔膜によって分割し、一方を陰極室、他方を陽極室
として各々に電極を挿入し、電解槽内に供給した原水を
上記陰陽電極間の通電によって電気分解及び電気浸透作
用によって陰極室にアルカリイオン水、陽極室に酸性水
を生成するものである。
【0003】このような電解イオン水を連続して利用す
る場合、陽極室の電極は陽極溶解によって消耗する。ま
た装置の使用量が多くなると陰極室の電極表面にスケー
ルが析出して堆積するようになり、このため電気分解能
力が次第に低下してくる。この電気分解によって付着す
るスケールを除去するためには電極に印加する直流電圧
の通電極性を逆転して陰極電極表面に付着したスケール
を陽極溶出させる逆洗を行うことが行われている。この
ため陰極室の電極消耗もある。
る場合、陽極室の電極は陽極溶解によって消耗する。ま
た装置の使用量が多くなると陰極室の電極表面にスケー
ルが析出して堆積するようになり、このため電気分解能
力が次第に低下してくる。この電気分解によって付着す
るスケールを除去するためには電極に印加する直流電圧
の通電極性を逆転して陰極電極表面に付着したスケール
を陽極溶出させる逆洗を行うことが行われている。この
ため陰極室の電極消耗もある。
【0004】したがって陰極室及び陽極室に挿入する電
極には耐食性の高い電極を用いる。通常この耐食性の高
い電極としては、チタンTi基板に白金Ptめっきした
電極を用いる。しかしながら、このTi基板にPtめっ
きした電極も陽極溶解し難い材料ではあっても、消耗が
皆無と言うわけではなく、少ない消耗であっても長期の
使用によって電極寿命が生じることは避けられない。
極には耐食性の高い電極を用いる。通常この耐食性の高
い電極としては、チタンTi基板に白金Ptめっきした
電極を用いる。しかしながら、このTi基板にPtめっ
きした電極も陽極溶解し難い材料ではあっても、消耗が
皆無と言うわけではなく、少ない消耗であっても長期の
使用によって電極寿命が生じることは避けられない。
【0005】このような電極消耗を電解槽の外部から判
定して寿命がきたときに電極交換しなければならない
が、従来の電極寿命判定は図4に示すように、電解槽内
電極間の電解電圧Vを測定する方法がとられている。即
ち電解電圧Vは図5に示すように、定電流電解を続ける
と或る時間後に緩慢に電圧上昇する現象が現れる。これ
は電極を構成する基板上のPtめっき層が消耗して地の
Ti材が露出して通電抵抗が増大することにより原因し
ている。したがってこの電解電圧Vの上昇を検出して電
極寿命を判定するようにしている。
定して寿命がきたときに電極交換しなければならない
が、従来の電極寿命判定は図4に示すように、電解槽内
電極間の電解電圧Vを測定する方法がとられている。即
ち電解電圧Vは図5に示すように、定電流電解を続ける
と或る時間後に緩慢に電圧上昇する現象が現れる。これ
は電極を構成する基板上のPtめっき層が消耗して地の
Ti材が露出して通電抵抗が増大することにより原因し
ている。したがってこの電解電圧Vの上昇を検出して電
極寿命を判定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の単に電解槽の電圧上昇を検出する方法では電極の寿
命判定が正確には行えず、寿命が近づいた寿命直前の状
態も検出することができない。したがって、電極消耗に
より電解能力が低下したにもかかわらず電解を続けれ
ば、電解効率が低下するとともに、所要のPH値の電解
イオン水が得られなくなる欠点がある。
来の単に電解槽の電圧上昇を検出する方法では電極の寿
命判定が正確には行えず、寿命が近づいた寿命直前の状
態も検出することができない。したがって、電極消耗に
より電解能力が低下したにもかかわらず電解を続けれ
ば、電解効率が低下するとともに、所要のPH値の電解
イオン水が得られなくなる欠点がある。
【0007】そこで本発明は、この電極の寿命判定が的
確にでき、また電解中において寿命直前の状態を容易に
検出できる電極寿命判定装置の提供を目的とする。
確にでき、また電解中において寿命直前の状態を容易に
検出できる電極寿命判定装置の提供を目的とする。
【0008】
【問題を解決するための手段】本発明に係る電極寿命判
定装置は、隔膜によって分割した陰極室と陽極室に各々
電極を挿入した電解槽と、上記電極間に電解電流を通電
する電解電源と、上記電極間の通電極性を切換える極性
切換器とを設けた電解イオン水生成装置において、上記
電極間に流れる電解電流もしくは電圧を検出する検出器
と、この検出器の検出信号を判別する判別器を設け、上
記極性切換器により通電極性を切換えたときの上記検出
器による検出信号を上記判別器によって判別し上記電極
の寿命判定をするようにしたことを特徴とする。また上
記判別器が、検出信号の平均値を設定レベルで判別する
判別回路と、検出信号の波高値を設定レベルで判別する
判別回路と、上記両判別回路の判別信号を組合せて電極
の寿命判定をする判定回路とからなることを特徴とする
ものである。
定装置は、隔膜によって分割した陰極室と陽極室に各々
電極を挿入した電解槽と、上記電極間に電解電流を通電
する電解電源と、上記電極間の通電極性を切換える極性
切換器とを設けた電解イオン水生成装置において、上記
電極間に流れる電解電流もしくは電圧を検出する検出器
と、この検出器の検出信号を判別する判別器を設け、上
記極性切換器により通電極性を切換えたときの上記検出
器による検出信号を上記判別器によって判別し上記電極
の寿命判定をするようにしたことを特徴とする。また上
記判別器が、検出信号の平均値を設定レベルで判別する
判別回路と、検出信号の波高値を設定レベルで判別する
判別回路と、上記両判別回路の判別信号を組合せて電極
の寿命判定をする判定回路とからなることを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】本発明は、極性切換器により通電極性を切換え
たときの電解槽内の電極間に流れる電解電流もしくは電
圧を検出して、その検出信号の判別により電極の寿命判
定をする。また検出信号の平均値と波高値を判別し、両
判別信号を組合せて電極の寿命判定をする。
たときの電解槽内の電極間に流れる電解電流もしくは電
圧を検出して、その検出信号の判別により電極の寿命判
定をする。また検出信号の平均値と波高値を判別し、両
判別信号を組合せて電極の寿命判定をする。
【0010】
【実施例】以下図面の一実施例によって本発明を説明す
る。図1は電解イオン水生成装置における電極寿命判定
装置を示し、図2はその判定表示の説明図である。電解
槽1は隔膜2によって陰極室31と陽極室41とに分割
し、各々の室内に電極3、電極4を挿入し、両電極3,
4間に電解電源5から直流電圧を通電する。電解槽1内
には給水口1aから原水が供給装置の水道蛇口とかポン
プの駆動等によって供給され、その供給水の電気分解及
び隔膜2を通しての電気浸透作用により陰極室31にア
ルカリイオン水、陽極室41に酸性水を生成し、各々吐
出口1b,1cから吐出利用する。
る。図1は電解イオン水生成装置における電極寿命判定
装置を示し、図2はその判定表示の説明図である。電解
槽1は隔膜2によって陰極室31と陽極室41とに分割
し、各々の室内に電極3、電極4を挿入し、両電極3,
4間に電解電源5から直流電圧を通電する。電解槽1内
には給水口1aから原水が供給装置の水道蛇口とかポン
プの駆動等によって供給され、その供給水の電気分解及
び隔膜2を通しての電気浸透作用により陰極室31にア
ルカリイオン水、陽極室41に酸性水を生成し、各々吐
出口1b,1cから吐出利用する。
【0011】電極3,4間に通電する電解電源5は、交
流をトランスで変圧した交流電圧を整流器によって直流
変換し、且つ平滑コンデンサで平滑した直流電圧を出力
し、電極3,4間に図示極性で通電する。通電回路には
極性切換器6を設け、これを時間制御回路7により所定
の時間間隔で正逆交互に切換え、電極3,4間の通電極
性の切換えを行う。
流をトランスで変圧した交流電圧を整流器によって直流
変換し、且つ平滑コンデンサで平滑した直流電圧を出力
し、電極3,4間に図示極性で通電する。通電回路には
極性切換器6を設け、これを時間制御回路7により所定
の時間間隔で正逆交互に切換え、電極3,4間の通電極
性の切換えを行う。
【0012】図示状態の陰極室電極3に負極、陽極室電
極4を正極とする正極性通電を行って電気分解し、各々
の室内に電解イオン水の生成をするが、電解中に電極
3,4及び隔膜2にスケールが付着したとき、それを溶
出させるために、或いはイオンコントロールしてスケー
ル付着を防止するために、所定の時間間隔で極性切換器
6によって通電極性を反転させて逆電解洗浄する。この
電解時間及び洗浄時間間隔は時間制御回路7の設定によ
り最適値に制御される。
極4を正極とする正極性通電を行って電気分解し、各々
の室内に電解イオン水の生成をするが、電解中に電極
3,4及び隔膜2にスケールが付着したとき、それを溶
出させるために、或いはイオンコントロールしてスケー
ル付着を防止するために、所定の時間間隔で極性切換器
6によって通電極性を反転させて逆電解洗浄する。この
電解時間及び洗浄時間間隔は時間制御回路7の設定によ
り最適値に制御される。
【0013】電解槽1に挿入する電極3,4には、例え
ば基材のチタンTi等の導電性板の表面に電解消耗し難
い白金Ptめっつき層を形成したものを用いる。基材に
Tiを使用することは飲料水の処理を対象として人体へ
の悪影響がないことを考慮している。またTi等として
は純金属以外にTi合金を含み、オーステナイト系ステ
ンレス鋼やバイタリウム等が利用される。またPtめっ
き層には、Pt以外に白金族系のPd,Rh,Ru,I
r,Os等の金属もしくは合金を同様に利用できる。め
っき層の形成には電気めっき,熔着,PVD,CVD,
その他の手段が利用できる。
ば基材のチタンTi等の導電性板の表面に電解消耗し難
い白金Ptめっつき層を形成したものを用いる。基材に
Tiを使用することは飲料水の処理を対象として人体へ
の悪影響がないことを考慮している。またTi等として
は純金属以外にTi合金を含み、オーステナイト系ステ
ンレス鋼やバイタリウム等が利用される。またPtめっ
き層には、Pt以外に白金族系のPd,Rh,Ru,I
r,Os等の金属もしくは合金を同様に利用できる。め
っき層の形成には電気めっき,熔着,PVD,CVD,
その他の手段が利用できる。
【0014】電極3,4間に流れる電解電流は通電回路
に挿入した例えば抵抗8の両端電圧を電圧計9によって
検出測定される。あるいはホ−ル素子を用いた電流検出
器により測定される。電圧計9の検出信号は平均値検出
回路10によってその平均値が検出され、またピーク値
検出回路11によってその波高値が検出される。平均値
検出回路10の出力は判別回路12によって判別され、
ピーク値検出回路11の出力は判別回路13によって判
別される。両判別回路12,13は時間制御回路7の逆
転、正転の極性切換信号に同期して制御され、また各々
の判別レベルは設定器14,15によってレベル設定が
行われる。そして両判別回路12,13の判別信号を判
定回路16に加えて入力する判別信号の組合わせによる
電極の寿命判定を行う。判定結果は表示装置17により
警告表示される。
に挿入した例えば抵抗8の両端電圧を電圧計9によって
検出測定される。あるいはホ−ル素子を用いた電流検出
器により測定される。電圧計9の検出信号は平均値検出
回路10によってその平均値が検出され、またピーク値
検出回路11によってその波高値が検出される。平均値
検出回路10の出力は判別回路12によって判別され、
ピーク値検出回路11の出力は判別回路13によって判
別される。両判別回路12,13は時間制御回路7の逆
転、正転の極性切換信号に同期して制御され、また各々
の判別レベルは設定器14,15によってレベル設定が
行われる。そして両判別回路12,13の判別信号を判
定回路16に加えて入力する判別信号の組合わせによる
電極の寿命判定を行う。判定結果は表示装置17により
警告表示される。
【0015】以上において、正極性通電する電解中は陽
極室電極4が正極、陰極室電極3が負極となり、陽極室
41に酸性水を陰極室31にアルカリ水を生成する。こ
の水電解中に水中のカルシュウム、マグネシュウム等の
化合物が主として陰極室電極3及び隔膜2等に析出堆積
してくる。このような化合物(スケール)が堆積すると
電解能力が低下し所要のイオン水の生成ができなくなる
から、極性切換器6を作動させて通電極性を逆極性に反
転させて洗浄する。この極性切換えによって陰極室電極
3が正極、陽極室電極4が負極の直流通電が行われる。
正極通電電極は電気分解により溶出消耗するので、正極
通電時には陽極室電極4が溶出消耗し、極性反転により
逆極性洗浄するときには陰極室電極3が溶解消耗する。
このように通電極性を反転させながら電解を続けると、
陽極室電極4及び陰極室電極3共に消耗する。
極室電極4が正極、陰極室電極3が負極となり、陽極室
41に酸性水を陰極室31にアルカリ水を生成する。こ
の水電解中に水中のカルシュウム、マグネシュウム等の
化合物が主として陰極室電極3及び隔膜2等に析出堆積
してくる。このような化合物(スケール)が堆積すると
電解能力が低下し所要のイオン水の生成ができなくなる
から、極性切換器6を作動させて通電極性を逆極性に反
転させて洗浄する。この極性切換えによって陰極室電極
3が正極、陽極室電極4が負極の直流通電が行われる。
正極通電電極は電気分解により溶出消耗するので、正極
通電時には陽極室電極4が溶出消耗し、極性反転により
逆極性洗浄するときには陰極室電極3が溶解消耗する。
このように通電極性を反転させながら電解を続けると、
陽極室電極4及び陰極室電極3共に消耗する。
【0016】電極消耗があると、電解槽1の電極3,4
間に流れる電解電流もしくは電圧に変化が現れるから、
この変化を検出して電極寿命判定をする。即ち、電解電
源5から電極3,4間への通電回路には電解電流の検出
抵抗8が挿入してあり、この端子電圧を電圧計9で検出
している。この場合にもホ−ル素子を用いた電流検出回
路により検出できる。電圧計9の検出信号には電極の消
耗状態により特異な変化が現れる。
間に流れる電解電流もしくは電圧に変化が現れるから、
この変化を検出して電極寿命判定をする。即ち、電解電
源5から電極3,4間への通電回路には電解電流の検出
抵抗8が挿入してあり、この端子電圧を電圧計9で検出
している。この場合にもホ−ル素子を用いた電流検出回
路により検出できる。電圧計9の検出信号には電極の消
耗状態により特異な変化が現れる。
【0017】図3はその変化を説明する波形図であり、
横軸が電解時間、縦軸が検出電圧の絶対値を示す。電解
条件は平均電流を1A/dm2 で、時間制御回路7に切
換時間をセットし、極性切換器6を駆動して正極性電解
2minと逆極性洗浄20secを繰返して電解したと
き、電極の正常時は設定平均電流が流れ、極性切換によ
る逆転、正転時のショクピークの上昇が小さく現れる。
しかし長時間の電解により基板表面のPtめっき層が消
耗してくると、平均電流にあまり変化はないが、極性切
換による逆転、正転時のショクピークの上昇が大きくな
る。この状態を寿命直前状態という。また電極表面のP
tめっき層が消失すると、平均電流が正常時の約1/2
程度になる。このときは極性切換による逆転、正転時の
ショクピークの上昇は寿命直前状態程度に大きい。
横軸が電解時間、縦軸が検出電圧の絶対値を示す。電解
条件は平均電流を1A/dm2 で、時間制御回路7に切
換時間をセットし、極性切換器6を駆動して正極性電解
2minと逆極性洗浄20secを繰返して電解したと
き、電極の正常時は設定平均電流が流れ、極性切換によ
る逆転、正転時のショクピークの上昇が小さく現れる。
しかし長時間の電解により基板表面のPtめっき層が消
耗してくると、平均電流にあまり変化はないが、極性切
換による逆転、正転時のショクピークの上昇が大きくな
る。この状態を寿命直前状態という。また電極表面のP
tめっき層が消失すると、平均電流が正常時の約1/2
程度になる。このときは極性切換による逆転、正転時の
ショクピークの上昇は寿命直前状態程度に大きい。
【0018】上記実験の電極寿命は約500時間で、寿
命直前の状態は約20時間程度前に現れる。このように
変化する電解電流値は電極の種類、電解条件等によって
相違するが、正常時、寿命直前、寿命時の変化状態は多
くの実験から大体相似しており、寿命直前に現れる電解
槽のこの特異現象を検出して電極の寿命判定をすること
ができる。
命直前の状態は約20時間程度前に現れる。このように
変化する電解電流値は電極の種類、電解条件等によって
相違するが、正常時、寿命直前、寿命時の変化状態は多
くの実験から大体相似しており、寿命直前に現れる電解
槽のこの特異現象を検出して電極の寿命判定をすること
ができる。
【0019】電圧計9の検出信号は平均値検出回路10
によって平均値が検出され、またピーク値検出回路11
によって波高値が検出される。平均値検出回路10の出
力は判別回路12によって判別される。判別基準値はレ
ベル設定器14によって設定されており、電解条件の電
解平均電流値を設定し、検出信号がこの設定レベル以上
であれば判別出力“1”を出力し、検出信号が設定レベ
ル以下であれば判別出力“0”を出力する。またピーク
値検出回路11の出力は判別回路13によって判別され
る。この判別基準値はレベル設定器15によって設定さ
れており、それはショックピークの正常時と寿命時の中
間値を設定してあり、検出信号がこの設定レベル以上で
あれば判別出力“1”を出力し、検出信号が設定レベル
以下であれば判別出力“0”を出力する。そしてこの両
判別出力が判定回路16に加えられ、正常、寿命の判定
が行われ、判定結果を表示装置17に表示する。
によって平均値が検出され、またピーク値検出回路11
によって波高値が検出される。平均値検出回路10の出
力は判別回路12によって判別される。判別基準値はレ
ベル設定器14によって設定されており、電解条件の電
解平均電流値を設定し、検出信号がこの設定レベル以上
であれば判別出力“1”を出力し、検出信号が設定レベ
ル以下であれば判別出力“0”を出力する。またピーク
値検出回路11の出力は判別回路13によって判別され
る。この判別基準値はレベル設定器15によって設定さ
れており、それはショックピークの正常時と寿命時の中
間値を設定してあり、検出信号がこの設定レベル以上で
あれば判別出力“1”を出力し、検出信号が設定レベル
以下であれば判別出力“0”を出力する。そしてこの両
判別出力が判定回路16に加えられ、正常、寿命の判定
が行われ、判定結果を表示装置17に表示する。
【0020】判定回路16の判定制御は図2の表に示す
ように、平均値の判別出力が“1”で、波高値の判別出
力が“0”のとき正常状態、平均値の判別出力が
“1”、波高値の判別出力が“1”のとき寿命直前、平
均値の判別出力が“0”、波高値の判別出力が“1”の
とき寿命を判別し表示をする。
ように、平均値の判別出力が“1”で、波高値の判別出
力が“0”のとき正常状態、平均値の判別出力が
“1”、波高値の判別出力が“1”のとき寿命直前、平
均値の判別出力が“0”、波高値の判別出力が“1”の
とき寿命を判別し表示をする。
【0021】このように電極消耗があると電解電流もし
くは電圧に特異な変化が現れる知見に基づいて、それを
検出し判別することにより電解槽の外側から電極寿命を
正確に判別することができ、電極交換をすることができ
る。したがって電極消耗による電解能力の低下をきたす
ことなく、常に所要のPH値の電解イオン水を安定して
効率よく生成することができる。
くは電圧に特異な変化が現れる知見に基づいて、それを
検出し判別することにより電解槽の外側から電極寿命を
正確に判別することができ、電極交換をすることができ
る。したがって電極消耗による電解能力の低下をきたす
ことなく、常に所要のPH値の電解イオン水を安定して
効率よく生成することができる。
【0022】なお以上は電極3,4間に流れる電解電流
もしくは電圧の電極消耗による特異な変化を検出し、そ
の検出信号の平均値と波高値とを各々逆転,正転の極性
切換信号に同期して判別し電極の正常時、寿命直前、寿
命時を判定する一実施例について説明したが、電解電流
もしくは電圧の検出を極性切換信号に同期して検出して
もよい。また検出,判別等の回路構成も上記実施例に限
るものではなく、図3のような検出信号の瞬時値、高周
波成分、波形の立ち上がり、立ち下がり、平均値等の特
徴を組合せて判別することができる。またその判別には
マイコン等を用い、データベース、数値テーブルの利
用、或いは知識ベース等を利用して判別し判定すること
ができる。
もしくは電圧の電極消耗による特異な変化を検出し、そ
の検出信号の平均値と波高値とを各々逆転,正転の極性
切換信号に同期して判別し電極の正常時、寿命直前、寿
命時を判定する一実施例について説明したが、電解電流
もしくは電圧の検出を極性切換信号に同期して検出して
もよい。また検出,判別等の回路構成も上記実施例に限
るものではなく、図3のような検出信号の瞬時値、高周
波成分、波形の立ち上がり、立ち下がり、平均値等の特
徴を組合せて判別することができる。またその判別には
マイコン等を用い、データベース、数値テーブルの利
用、或いは知識ベース等を利用して判別し判定すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、通電極性を切換
えたときの電解電流もしくは電圧の変化を検出し、その
検出信号を判別して電極の寿命判定をするようにしたの
で、電極寿命及び寿命直前状態を正確に判定検知するこ
とができる。したがって、この電極寿命判定に基づいて
電極交換が最適時に行え、常に所要とする電解イオン水
が安定して効率よく生成することができる。
えたときの電解電流もしくは電圧の変化を検出し、その
検出信号を判別して電極の寿命判定をするようにしたの
で、電極寿命及び寿命直前状態を正確に判定検知するこ
とができる。したがって、この電極寿命判定に基づいて
電極交換が最適時に行え、常に所要とする電解イオン水
が安定して効率よく生成することができる。
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】図1を説明する説明表。
【図3】図1の検出信号波形図。
【図4】従来の回路説明図。
【図5】図4の検出電圧波形図。
1 電解槽 2 隔膜 3 陰極電極 4 陽極電極 31陰極室 41陽極室 5 電解電源 6 極性切換器 7 時間制御回路 8 抵抗 9 電圧計 10 平均値検出回路 11 ピーク値検出回路 12,13 判別回路 14,15 設定器 16 判定回路 17 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有坂 政員 埼玉県川越市今福中台2779番地1 日本イ ンテック株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】隔膜によって分割した陰極室と陽極室に各
々電極を挿入した電解槽と、上記電極間に電解電流を通
電する電解電源と、上記電極間の通電極性を切換える極
性切換器とを設けた電解イオン水生成装置において、上
記電極間に流れる電解電流もしくは電圧を検出する検出
器と、この検出器の検出信号を判別する判別器を設け、
上記極性切換器により通電極性を切換えたときの上記検
出器による検出信号を上記判別器によって判別し上記電
極の寿命判定をするようにしたことを特徴とする電解イ
オン水生成装置における電極寿命判定装置。 - 【請求項2】検出信号の平均値を設定レベルで判別する
判別回路と、検出信号の波高値を設定レベルで判別する
判別回路と、上記両判別回路の判別信号を組合せて電極
の寿命判定をする判定回路とからなる判別器を設けた請
求項1記載の電解イオン水生成装置における電極寿命判
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11817293A JP3368436B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 電解イオン水生成装置における電極寿命判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11817293A JP3368436B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 電解イオン水生成装置における電極寿命判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328071A true JPH06328071A (ja) | 1994-11-29 |
| JP3368436B2 JP3368436B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=14729910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11817293A Expired - Fee Related JP3368436B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 電解イオン水生成装置における電極寿命判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3368436B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0970585A (ja) * | 1995-08-31 | 1997-03-18 | Samsung Electron Co Ltd | 浄水装置 |
| US6007686A (en) * | 1994-08-26 | 1999-12-28 | Medical Discoveries, Inc. | System for elctrolyzing fluids for use as antimicrobial agents |
| US6117285A (en) * | 1994-08-26 | 2000-09-12 | Medical Discoveries, Inc. | System for carrying out sterilization of equipment |
| JP2001246380A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-11 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 電解水生成装置 |
| JP2009028598A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電解水生成装置 |
| JP2009195807A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電解水生成装置 |
| JP2014162974A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Jfe Steel Corp | 電解酸洗設備における電極寿命の評価方法及び電解酸洗設備 |
| JP2014526969A (ja) * | 2011-08-25 | 2014-10-09 | エレクトロリティック、オゾン、インコーポレイテッド | オゾン化水を生じさせて送り出す装置 |
| KR20210119816A (ko) * | 2020-03-25 | 2021-10-06 | 김광훈 | 물분자 분열 열 발생 장치 |
| CN114994159A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-09-02 | 广州腾龙健康实业股份有限公司 | 一种电极测试系统 |
| JP2024019146A (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-08 | ▲じゃん▼州松霖智能家居有限公司 | 電解水モジュール寿命監視方法及びシステム |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP11817293A patent/JP3368436B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9540259B2 (en) | 2011-08-25 | 2017-01-10 | Electrolytic Ozone, Inc. | Apparatus for producing and delivering ozonated water |
| JP2014526969A (ja) * | 2011-08-25 | 2014-10-09 | エレクトロリティック、オゾン、インコーポレイテッド | オゾン化水を生じさせて送り出す装置 |
| JP2014162974A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Jfe Steel Corp | 電解酸洗設備における電極寿命の評価方法及び電解酸洗設備 |
| KR20210119816A (ko) * | 2020-03-25 | 2021-10-06 | 김광훈 | 물분자 분열 열 발생 장치 |
| KR20220029644A (ko) * | 2020-03-25 | 2022-03-08 | 김광훈 | 물분자 분열 열 발생 장치 |
| CN114994159A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-09-02 | 广州腾龙健康实业股份有限公司 | 一种电极测试系统 |
| JP2024019146A (ja) * | 2022-07-29 | 2024-02-08 | ▲じゃん▼州松霖智能家居有限公司 | 電解水モジュール寿命監視方法及びシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3368436B2 (ja) | 2003-01-20 |
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