JPH06328846A - 可逆的感熱記録媒体 - Google Patents
可逆的感熱記録媒体Info
- Publication number
- JPH06328846A JPH06328846A JP5141483A JP14148393A JPH06328846A JP H06328846 A JPH06328846 A JP H06328846A JP 5141483 A JP5141483 A JP 5141483A JP 14148393 A JP14148393 A JP 14148393A JP H06328846 A JPH06328846 A JP H06328846A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron
- color
- image
- recording medium
- reversible thermosensitive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像の形成、消去の繰返しによって生じる樹
脂母材中に分散された発色剤や顕色剤等の粒子の凝集に
もとずく画像むらや発消色性の低下を来たさない可逆的
感熱記録媒体を提供すること。 【構成】 樹脂母材中に分散された電子供与性発色剤と
電子受容性顕色剤を含有する記録層を備え、加熱溶融に
より発色記録状態を形成し、発色温度よりも低い温度の
加熱により記録の消去された消色状態を形成する可逆的
感熱記録媒体において、前記樹脂母材中に分散された電
子供与性発色剤及び電子受容性顕色剤の各平均粒子径を
1μm以下とする可逆的感熱記録媒体。
脂母材中に分散された発色剤や顕色剤等の粒子の凝集に
もとずく画像むらや発消色性の低下を来たさない可逆的
感熱記録媒体を提供すること。 【構成】 樹脂母材中に分散された電子供与性発色剤と
電子受容性顕色剤を含有する記録層を備え、加熱溶融に
より発色記録状態を形成し、発色温度よりも低い温度の
加熱により記録の消去された消色状態を形成する可逆的
感熱記録媒体において、前記樹脂母材中に分散された電
子供与性発色剤及び電子受容性顕色剤の各平均粒子径を
1μm以下とする可逆的感熱記録媒体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子供与性発色剤と電
子受容性顕色剤との間の発色反応を利用した可逆的感熱
記録媒体に関する。
子受容性顕色剤との間の発色反応を利用した可逆的感熱
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子供与性発色剤(以下発色剤ともい
う)と電子受容性顕色剤(以下顕色剤ともいう)との間
の発色反応を利用した可逆的感熱記録媒体は、いくつか
知られている。本出願人は、先に、顕色剤として長鎖脂
肪族基をもつ有機リン酸やカルボキシル化合物、フェノ
ール化合物、ヒドロキシホスホン酸などの化合物を用
い、これを発色剤としてのフルオラン化合物等と組み合
わせることによって、その発色と消色を加熱のみで容易
に行なわせることができ、しかも、その発色状態と消色
状態を常温において保持することが可能で、かつ、消色
温度が発色温度よりも低く、その上、画像の形成及び消
去を、温度変化により何度も繰り返すことのできる可逆
的熱発色性組成物、及びこれを記録層に含有する可逆的
感熱記録媒体を提案した(特願平03−355078号
参照)。
う)と電子受容性顕色剤(以下顕色剤ともいう)との間
の発色反応を利用した可逆的感熱記録媒体は、いくつか
知られている。本出願人は、先に、顕色剤として長鎖脂
肪族基をもつ有機リン酸やカルボキシル化合物、フェノ
ール化合物、ヒドロキシホスホン酸などの化合物を用
い、これを発色剤としてのフルオラン化合物等と組み合
わせることによって、その発色と消色を加熱のみで容易
に行なわせることができ、しかも、その発色状態と消色
状態を常温において保持することが可能で、かつ、消色
温度が発色温度よりも低く、その上、画像の形成及び消
去を、温度変化により何度も繰り返すことのできる可逆
的熱発色性組成物、及びこれを記録層に含有する可逆的
感熱記録媒体を提案した(特願平03−355078号
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この可
逆的感熱記録媒体は上述したような優れた点を有するに
もかかわらず、サーマルヘッド等の熱と圧力が加わるよ
うな手段を用いて画像の形成、消去を繰り返すと、樹脂
母材中に分散された発色剤や顕色剤等の粒子の凝集が起
こり、画像むらや発色性、消色性の低下といった問題を
生じることが判明した。本発明の目的は電子供与性発色
剤と電子受容性顕色剤との間の反応を利用した可逆的感
熱記録媒体において、画像の形成、消去の繰返しによっ
て生じる樹脂母材中に分散された発色剤や顕色剤等の粒
子の凝集にもとずく画像むらや発色性、消色性の低下を
来たさない可逆的感熱記録媒体を提供することにある。
逆的感熱記録媒体は上述したような優れた点を有するに
もかかわらず、サーマルヘッド等の熱と圧力が加わるよ
うな手段を用いて画像の形成、消去を繰り返すと、樹脂
母材中に分散された発色剤や顕色剤等の粒子の凝集が起
こり、画像むらや発色性、消色性の低下といった問題を
生じることが判明した。本発明の目的は電子供与性発色
剤と電子受容性顕色剤との間の反応を利用した可逆的感
熱記録媒体において、画像の形成、消去の繰返しによっ
て生じる樹脂母材中に分散された発色剤や顕色剤等の粒
子の凝集にもとずく画像むらや発色性、消色性の低下を
来たさない可逆的感熱記録媒体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、樹脂母
材中に分散された電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤
を含有する記録層を備え、加熱溶融により発色記録状態
を形成し、発色温度よりも低い温度の加熱により記録の
消去された消色状態を形成する可逆的感熱記録媒体にお
いて、前記樹脂母材中に分散された発色剤及び顕色剤の
各平均粒子径が1μm以下であることを特徴とする可逆
的感熱記録媒体が提供される。
材中に分散された電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤
を含有する記録層を備え、加熱溶融により発色記録状態
を形成し、発色温度よりも低い温度の加熱により記録の
消去された消色状態を形成する可逆的感熱記録媒体にお
いて、前記樹脂母材中に分散された発色剤及び顕色剤の
各平均粒子径が1μm以下であることを特徴とする可逆
的感熱記録媒体が提供される。
【0005】本発明の可逆的感熱記録層は、発色剤、顕
色剤および樹脂母材(以下バインダーともいう)を有機
溶剤、または水に均一に分散、もしくは溶解して、これ
を支持体上に塗布し、乾燥することによって得られる。
このようにして形成された記録層は、バインダー中に発
色剤及び顕色剤の粒子が分散された形で形成されてい
る。そして、この記録媒体に画像の形成、消去が繰り返
されると、従来のものであればバインダー中に分散され
た発色剤や顕色剤の粒子が次第に凝集して大きくなり、
画像むらや発色、消色特性の劣化を招来したが、本発明
においては、バインダー中に分散された前記粒子の平均
粒子径を1μm以下という小さな値にした記録層を形成
したことから上記劣化は抑制される。
色剤および樹脂母材(以下バインダーともいう)を有機
溶剤、または水に均一に分散、もしくは溶解して、これ
を支持体上に塗布し、乾燥することによって得られる。
このようにして形成された記録層は、バインダー中に発
色剤及び顕色剤の粒子が分散された形で形成されてい
る。そして、この記録媒体に画像の形成、消去が繰り返
されると、従来のものであればバインダー中に分散され
た発色剤や顕色剤の粒子が次第に凝集して大きくなり、
画像むらや発色、消色特性の劣化を招来したが、本発明
においては、バインダー中に分散された前記粒子の平均
粒子径を1μm以下という小さな値にした記録層を形成
したことから上記劣化は抑制される。
【0006】すなわち、可逆的感熱記録層のバインダー
中に分散された発色剤及び顕色剤粒子の各平均粒子径を
1μm以下、さらに好ましくは1μmを超える粒子径を
有する発色剤及び顕色剤は含有させないことにより前述
の画像むらや発色、消色特性の低下は抑えられ、記録媒
体の耐久性は向上する。このような記録層を得るには、
記録層塗布液中の粒子を上記粒子径にまで粉砕分散し、
これを塗布すればよい。粉砕分散の方法は特に限定され
ない。
中に分散された発色剤及び顕色剤粒子の各平均粒子径を
1μm以下、さらに好ましくは1μmを超える粒子径を
有する発色剤及び顕色剤は含有させないことにより前述
の画像むらや発色、消色特性の低下は抑えられ、記録媒
体の耐久性は向上する。このような記録層を得るには、
記録層塗布液中の粒子を上記粒子径にまで粉砕分散し、
これを塗布すればよい。粉砕分散の方法は特に限定され
ない。
【0007】本発明の可逆的感熱記録媒体は、加熱によ
り瞬時に発色し、その発色状態は常温においても安定し
て存在し、一方、発色状態にある記録層は、これを発色
温度以下の加熱により瞬時に消色し、その消色状態は常
温においても安定して存在するものである。
り瞬時に発色し、その発色状態は常温においても安定し
て存在し、一方、発色状態にある記録層は、これを発色
温度以下の加熱により瞬時に消色し、その消色状態は常
温においても安定して存在するものである。
【0008】本発明の可逆的感熱記録媒体の発色と消
色、すなわち画像形成と画像消去の原理を図1によって
説明する。図の縦軸は発色濃度を横軸は温度を表わして
おり、実線αは加熱により画像形成過程を、破線γは加
熱による画像消去過程を示したものである。Aは完全消
去状態における濃度であり、BはT1以上の温度に加熱
したときの完全発色状態における濃度であり、この濃度
はこのままT0の温度に下げても、実線βで示されるよ
うに変わらず完全発色状態の濃度Cであり、DはT1〜
T0間の温度で加熱消去したときの濃度を示している。
記録を行なうにはサーマルヘッドなどによりT1以上の
温度に加熱することにより発色(B)して記録画像を形
成する。この記録画像は実線βに従ってT0以下の温度
に戻しても、そのままの状態(C)を保持しており、記
録メモリー性は失わない。次に、記録画像の消去を行な
うには、形成された記録画像を発色温度よりも低いT0
〜T1間の温度で加熱することによって無色の状態
(D)になる。この状態はT0以下の温度に戻しても、
そのままの状態(A)を保持している。すなわち、記録
画像の形成過程は実線ABCの経路によりAに至り消去
状態が保持される。この記録画像の形成と消去の挙動特
性は可逆性を有し繰返し行なうことができる。図2は、
画像形成及び画像消去の一例を示した説明図であって、
支持体1上に、熱可逆的感熱記録層2がある。画像形成
工程(A)→(B)は画像形成用熱源、例えばサーマル
ヘッド4によって図1のT1以上の温度で記録印字を行
なうことによって達成される。次に画像消去工程(Bま
たはC)→(A)は画像消去熱源、例えば、加熱ローラ
ー5によってT0〜T1間の温度に加熱することにより発
色画像3(BまたはC)の消去が達成される。
色、すなわち画像形成と画像消去の原理を図1によって
説明する。図の縦軸は発色濃度を横軸は温度を表わして
おり、実線αは加熱により画像形成過程を、破線γは加
熱による画像消去過程を示したものである。Aは完全消
去状態における濃度であり、BはT1以上の温度に加熱
したときの完全発色状態における濃度であり、この濃度
はこのままT0の温度に下げても、実線βで示されるよ
うに変わらず完全発色状態の濃度Cであり、DはT1〜
T0間の温度で加熱消去したときの濃度を示している。
記録を行なうにはサーマルヘッドなどによりT1以上の
温度に加熱することにより発色(B)して記録画像を形
成する。この記録画像は実線βに従ってT0以下の温度
に戻しても、そのままの状態(C)を保持しており、記
録メモリー性は失わない。次に、記録画像の消去を行な
うには、形成された記録画像を発色温度よりも低いT0
〜T1間の温度で加熱することによって無色の状態
(D)になる。この状態はT0以下の温度に戻しても、
そのままの状態(A)を保持している。すなわち、記録
画像の形成過程は実線ABCの経路によりAに至り消去
状態が保持される。この記録画像の形成と消去の挙動特
性は可逆性を有し繰返し行なうことができる。図2は、
画像形成及び画像消去の一例を示した説明図であって、
支持体1上に、熱可逆的感熱記録層2がある。画像形成
工程(A)→(B)は画像形成用熱源、例えばサーマル
ヘッド4によって図1のT1以上の温度で記録印字を行
なうことによって達成される。次に画像消去工程(Bま
たはC)→(A)は画像消去熱源、例えば、加熱ローラ
ー5によってT0〜T1間の温度に加熱することにより発
色画像3(BまたはC)の消去が達成される。
【0009】本発明において使用される電子供与性発色
剤は、それ自体、無色、あるいは淡色の染料前駆体であ
り、例えば、トリフェニルメタンフタリド系化合物、フ
ルオラン系化合物、フェノチアジン系化合物、ロイコオ
ーラミン系化合物、インドリノフタリド系化合物等が用
いられるが、特にフルオラン系化合物が好ましく用いら
れる。電子受容性顕色剤は、長鎖脂肪族基をもつ有機リ
ン酸化合物やカルボキシル化合物、フェノール化合物、
ヒドロキシホスホン酸などが用いられるが、なかでも長
鎖アルキルホスホン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長
鎖アルキルチオリンゴ酸、長鎖アルキルマロン酸など炭
素数12以上の脂肪族基をもつ化合物が好ましく用いら
れる。なお、本発明に使用される発色剤及び顕色剤の具
体例は、前記特願平3−355078号、特願平4−1
91643号及び特願平4−207604号に詳記され
ている。
剤は、それ自体、無色、あるいは淡色の染料前駆体であ
り、例えば、トリフェニルメタンフタリド系化合物、フ
ルオラン系化合物、フェノチアジン系化合物、ロイコオ
ーラミン系化合物、インドリノフタリド系化合物等が用
いられるが、特にフルオラン系化合物が好ましく用いら
れる。電子受容性顕色剤は、長鎖脂肪族基をもつ有機リ
ン酸化合物やカルボキシル化合物、フェノール化合物、
ヒドロキシホスホン酸などが用いられるが、なかでも長
鎖アルキルホスホン酸、長鎖α−ヒドロキシ脂肪酸、長
鎖アルキルチオリンゴ酸、長鎖アルキルマロン酸など炭
素数12以上の脂肪族基をもつ化合物が好ましく用いら
れる。なお、本発明に使用される発色剤及び顕色剤の具
体例は、前記特願平3−355078号、特願平4−1
91643号及び特願平4−207604号に詳記され
ている。
【0010】バインダー樹脂は特に限定されず、公知の
バインダー樹脂はいずれも使用可能である。バインダー
樹脂を具体的に例示すれば、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、メトキシセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、酢酸セルロース、ゼ
ラチン、カゼイン、澱粉、ポリアクリル酸ソーダ、ポリ
ビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリスチレン、スチレン系共重合体、フェノキシ樹
脂、ポリエステル、芳香族ポリエステル、ポリウレタ
ン、ポリカーボネート、ポリアクリル酸エステル、ポリ
メタクリル酸エステル類、アクリル酸共重合体、マレイ
ン酸共重合体、ポリビニルアルコール、塩素化塩化ビニ
ル樹脂、これらの樹脂の混合物などが挙げられる。支持
体は使用目的により、紙、合成紙、プラスチックフィル
ムなどが用いられる。また、必要に応じて記録層上面に
保護層、記録層下面にアンダーコート層、記録層と保護
層との間に中間層を設けてもよい。記録画像の形成は、
使用目的によって熱ペン、サーマルヘッド、レーザー加
熱など、特に限定されない。同様に記録画像の消去も、
加熱ローラー、面状発熱体、恒温層、温風、サーマルヘ
ッドなど消去の温度条件が与えられるものであれば特に
限定はされない。また記録画像を消去温度に設定したサ
ーマルヘッドにより消去しながら、同時に記録温度に設
定した別のサーマルヘッドにより記録画像の形成を行な
う、所謂オーバーライトも可能である。
バインダー樹脂はいずれも使用可能である。バインダー
樹脂を具体的に例示すれば、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、メトキシセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、酢酸セルロース、ゼ
ラチン、カゼイン、澱粉、ポリアクリル酸ソーダ、ポリ
ビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリスチレン、スチレン系共重合体、フェノキシ樹
脂、ポリエステル、芳香族ポリエステル、ポリウレタ
ン、ポリカーボネート、ポリアクリル酸エステル、ポリ
メタクリル酸エステル類、アクリル酸共重合体、マレイ
ン酸共重合体、ポリビニルアルコール、塩素化塩化ビニ
ル樹脂、これらの樹脂の混合物などが挙げられる。支持
体は使用目的により、紙、合成紙、プラスチックフィル
ムなどが用いられる。また、必要に応じて記録層上面に
保護層、記録層下面にアンダーコート層、記録層と保護
層との間に中間層を設けてもよい。記録画像の形成は、
使用目的によって熱ペン、サーマルヘッド、レーザー加
熱など、特に限定されない。同様に記録画像の消去も、
加熱ローラー、面状発熱体、恒温層、温風、サーマルヘ
ッドなど消去の温度条件が与えられるものであれば特に
限定はされない。また記録画像を消去温度に設定したサ
ーマルヘッドにより消去しながら、同時に記録温度に設
定した別のサーマルヘッドにより記録画像の形成を行な
う、所謂オーバーライトも可能である。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに詳細に
説明する。なお、以下で示す「部」は重量基準である。
説明する。なお、以下で示す「部」は重量基準である。
【0012】実施例1 下記組成物をボールミルで平均粒子径が0.7μmとな
るまで粉砕、分散して記録層塗布液とした。 〔記録層塗布用組成物〕 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロフェニル)アミノフルオラン 2部 オクタデシルホスホン酸 6部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 (ユニオンカーバイド社製、VYHH) 9部 メチルエチルケトン 40部 トルエン 40部 上記のように調製した塗布液を100μm厚のポリエス
テルフィルム上にワイヤーバーで塗布し、乾燥して10
μm厚の記録層を形成した。次にこの記録層上に下記組
成の塗布液を塗布、乾燥し、紫外線を照射して膜厚4μ
mの保護層を設け可逆的感熱記録媒体とした。 〔保護層塗布用組成物〕 ウレタン−アクリレート系紫外線硬化樹脂75%酢酸ブチル溶液 (大日本インキ化学社製、ユニディックCR−157) 100部 酢酸エチル 50部
るまで粉砕、分散して記録層塗布液とした。 〔記録層塗布用組成物〕 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロフェニル)アミノフルオラン 2部 オクタデシルホスホン酸 6部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 (ユニオンカーバイド社製、VYHH) 9部 メチルエチルケトン 40部 トルエン 40部 上記のように調製した塗布液を100μm厚のポリエス
テルフィルム上にワイヤーバーで塗布し、乾燥して10
μm厚の記録層を形成した。次にこの記録層上に下記組
成の塗布液を塗布、乾燥し、紫外線を照射して膜厚4μ
mの保護層を設け可逆的感熱記録媒体とした。 〔保護層塗布用組成物〕 ウレタン−アクリレート系紫外線硬化樹脂75%酢酸ブチル溶液 (大日本インキ化学社製、ユニディックCR−157) 100部 酢酸エチル 50部
【0013】実施例2 実施例1の記録層塗布液と同じ組成物をボールミルで粉
砕分散し、平均粒子径を0.5μmとした以外は実施例
1と同様にして可逆的感熱記録媒体を作成した。
砕分散し、平均粒子径を0.5μmとした以外は実施例
1と同様にして可逆的感熱記録媒体を作成した。
【0014】実施例3 実施例1の記録層塗布液と同じ組成物を媒体撹拌型ミル
を用いて平均粒子径0.3μmで、かつ1μmを超える
粒子を含まなくなるまで粉砕し分散した以外は実施例1
と同様にして可逆的感熱記録媒体を作製した。
を用いて平均粒子径0.3μmで、かつ1μmを超える
粒子を含まなくなるまで粉砕し分散した以外は実施例1
と同様にして可逆的感熱記録媒体を作製した。
【0015】比較例1 実施例1の記録層塗布液と同じ組成物をボールミルを用
いて平均粒子径1.5μmとなるまで撹拌し分散した以
外は実施例1と同様にして可逆的感熱記録媒体を作成し
た。
いて平均粒子径1.5μmとなるまで撹拌し分散した以
外は実施例1と同様にして可逆的感熱記録媒体を作成し
た。
【0016】比較例2 実施例1の記録層塗布液と同じ組成物をボールミルを用
いて平均粒子径4μmとなるまで撹拌し分散した以外は
実施例1と同様にして可逆的感熱記録媒体を作製した。
いて平均粒子径4μmとなるまで撹拌し分散した以外は
実施例1と同様にして可逆的感熱記録媒体を作製した。
【0017】以上のようにして作成した実施例及び比較
例の可逆的感熱記録媒体を用いて8ドット/mnのサー
マルヘッドによって通常の印加条件より高エネルギー
(印加電力1.0W,印加パルス幅1.2msec)下
で印字した後、75℃のホットプレートに20秒間当て
て消色した。このような強制テストを10回繰返し、各
回の画像部(黒色部)と消色部(地肌部)の画像濃度を
マクベス反射濃度計RD−914で測定し、画像むらを
黙視で観察した。結果を表1及び図3〜図4に示す。
例の可逆的感熱記録媒体を用いて8ドット/mnのサー
マルヘッドによって通常の印加条件より高エネルギー
(印加電力1.0W,印加パルス幅1.2msec)下
で印字した後、75℃のホットプレートに20秒間当て
て消色した。このような強制テストを10回繰返し、各
回の画像部(黒色部)と消色部(地肌部)の画像濃度を
マクベス反射濃度計RD−914で測定し、画像むらを
黙視で観察した。結果を表1及び図3〜図4に示す。
【0018】
【表1】 表1及び図3〜図4から明らかなように、実施例の記録
媒体は1回目から10回目までの発色濃度及び消色濃度
の変化は小さく、殊に実施例3のものは1回目から10
回目までほとんど変化していない。一方、比較例のもの
は繰返し回数が増えるにつれて発色濃度は低下し、消色
濃度は増加する傾向がみられ、比較例1では10回目、
比較例2では5回目ではやくも画像むらが観察される。
媒体は1回目から10回目までの発色濃度及び消色濃度
の変化は小さく、殊に実施例3のものは1回目から10
回目までほとんど変化していない。一方、比較例のもの
は繰返し回数が増えるにつれて発色濃度は低下し、消色
濃度は増加する傾向がみられ、比較例1では10回目、
比較例2では5回目ではやくも画像むらが観察される。
【0019】
【発明の効果】以上のように記録層の樹脂母材中に分散
された発色剤及び顕色剤の各平均粒子径を1μm以下に
した本発明の可逆的感熱記録媒体によれば、画像の形
成、消去を繰り返しても画像むらや画像のコントラスト
の低下を小さくすることができ、さらに1μmを超える
粒子径を有する発色剤及び顕色剤を含有させないことに
よってその効果を一層向上させることができる。
された発色剤及び顕色剤の各平均粒子径を1μm以下に
した本発明の可逆的感熱記録媒体によれば、画像の形
成、消去を繰り返しても画像むらや画像のコントラスト
の低下を小さくすることができ、さらに1μmを超える
粒子径を有する発色剤及び顕色剤を含有させないことに
よってその効果を一層向上させることができる。
【図1】本発明の熱可逆的感熱記録媒体の発色濃度と温
度との関係を示す図で、発色及び消色原理の説明図であ
る。実線(A→B→C)は画像形成過程を、破線(C→
D→A)は画像消去過程を示す。
度との関係を示す図で、発色及び消色原理の説明図であ
る。実線(A→B→C)は画像形成過程を、破線(C→
D→A)は画像消去過程を示す。
【図2】画像形成工程と画像消去工程を説明する図であ
る。
る。
【図3】本発明及び比較例に係る可逆的感熱記録媒体に
おける画像の形成、消去の繰返し回数と発色濃度との関
係を示す図である。
おける画像の形成、消去の繰返し回数と発色濃度との関
係を示す図である。
【図4】本発明及び比較例に係る可逆的感熱記録媒体に
おける画像の形成、消去の繰返し回数と消色濃度との関
係を示す図である。
おける画像の形成、消去の繰返し回数と消色濃度との関
係を示す図である。
1…支持体 2…熱可逆的記録層 3…発色画像 4…サーマルヘッド 5…加熱ローラー
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂母材中に分散された電子供与性発色
剤と電子受容性顕色剤を含有する記録層を備え、加熱溶
融により発色記録状態を形成し、発色温度よりも低い温
度の加熱により記録の消去された消色状態を形成する可
逆的感熱記録媒体において、前記樹脂母材中に分散され
た電子供与性発色剤及び電子受容性顕色剤の各平均粒子
径が1μm以下であることを特徴とするとする可逆的感
熱記録媒体。 - 【請求項2】 樹脂母材中には粒子径が1μmを超える
電子供与性発色剤及び電子受容性顕色剤が含有されてい
ない請求項1の可逆的感熱記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5141483A JPH06328846A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 可逆的感熱記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5141483A JPH06328846A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 可逆的感熱記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328846A true JPH06328846A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15292958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5141483A Pending JPH06328846A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 可逆的感熱記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06328846A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5740154A (en) * | 1995-08-17 | 1998-04-14 | Fujitsu Limited | Magnetooptical record medium having adjacent header signals |
| EP2390723A1 (en) * | 2010-05-25 | 2011-11-30 | Toshiba TEC Kabushiki Kaisha | Method for erasing image |
| WO2016152088A1 (en) | 2015-03-20 | 2016-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Thermoreversible recording medium, image processing device using the same, and conveyor line system |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP5141483A patent/JPH06328846A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5740154A (en) * | 1995-08-17 | 1998-04-14 | Fujitsu Limited | Magnetooptical record medium having adjacent header signals |
| EP2390723A1 (en) * | 2010-05-25 | 2011-11-30 | Toshiba TEC Kabushiki Kaisha | Method for erasing image |
| US8541156B2 (en) | 2010-05-25 | 2013-09-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Method for erasing image |
| US9298143B2 (en) | 2010-05-25 | 2016-03-29 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Method for erasing image |
| US9671727B2 (en) | 2010-05-25 | 2017-06-06 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Method for erasing image |
| WO2016152088A1 (en) | 2015-03-20 | 2016-09-29 | Ricoh Company, Ltd. | Thermoreversible recording medium, image processing device using the same, and conveyor line system |
| JP2016175408A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 株式会社リコー | 熱可逆記録媒体、それを用いた画像処理装置、及びコンベアラインシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2981558B2 (ja) | 可逆的熱発色性組成物、それを用いた記録媒体および記録方法 | |
| JP2002006280A (ja) | 感熱性形状記憶材料を用いた熱可逆性多彩色画像記録媒体およびその画像形成方法 | |
| JPH06328846A (ja) | 可逆的感熱記録媒体 | |
| JPH0781236A (ja) | 熱消色性組成物およびそれを利用した記録媒体、インクおよび画像消去方法 | |
| JP3480529B2 (ja) | ω−フェニルアルカン酸 | |
| JP4567252B2 (ja) | 可逆性感熱発色組成物及びそれを用いた可逆性記録媒体 | |
| JP3559079B2 (ja) | 可逆性感熱記録材料および可逆性感熱記録方法 | |
| JP3506781B2 (ja) | 可逆性感熱記録媒体 | |
| JPH1016398A (ja) | 可逆性熱発色性組成物 | |
| JP3007946B2 (ja) | 可逆的感熱記録媒体 | |
| JP3610188B2 (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JP2001001644A (ja) | 可逆性感熱記録媒体および可逆性感熱記録装置 | |
| JP3559085B2 (ja) | 可逆性感熱記録材料および可逆性感熱記録方法 | |
| JP3549310B2 (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JPH06270543A (ja) | 可逆的感熱記録媒体 | |
| JP3007945B2 (ja) | 可逆的感熱記録媒体 | |
| JP3621515B2 (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JP2976408B2 (ja) | 可逆的感熱記録媒体を用いた記録装置 | |
| JPH06340177A (ja) | 可逆性感熱記録媒体の記録方法 | |
| JPH10329421A (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JPH07172051A (ja) | 可逆的感熱記録媒体 | |
| JPH06127126A (ja) | 熱可逆性感熱記録媒体 | |
| JP2002137543A (ja) | 可逆性感熱記録媒体及び該記録媒体を用いた隠し画像の形成方法 | |
| JPS6087090A (ja) | 感熱転写方法 | |
| JPH09165364A (ja) | N−(4−ヒドロキシフェニルカルボニル)−N’−n−オクタデシル尿素 |