JPH06329084A - 船用の可変直径型プロペラ - Google Patents
船用の可変直径型プロペラInfo
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- JPH06329084A JPH06329084A JP11827793A JP11827793A JPH06329084A JP H06329084 A JPH06329084 A JP H06329084A JP 11827793 A JP11827793 A JP 11827793A JP 11827793 A JP11827793 A JP 11827793A JP H06329084 A JPH06329084 A JP H06329084A
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- blade
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変直径型プロペラのプロペラボス内部を通
してエンジンの排ガスの水中排気を可能にする。 【構成】 プロペラボス19の外周に各複数の凹部25
及びランド部26を周方向交互に並ばせ、凹部25には
プロペラブレード31のボス31aと、それを回動可能
に支持すべくプロペラボス19の軸線と平行に配置され
るブレード軸32とを収容し、ランド部26には、それ
を軸方向に貫通して推進機本体1の排気出口13をプロ
ペラボス19の後端面に開放する排気路29を設ける。
してエンジンの排ガスの水中排気を可能にする。 【構成】 プロペラボス19の外周に各複数の凹部25
及びランド部26を周方向交互に並ばせ、凹部25には
プロペラブレード31のボス31aと、それを回動可能
に支持すべくプロペラボス19の軸線と平行に配置され
るブレード軸32とを収容し、ランド部26には、それ
を軸方向に貫通して推進機本体1の排気出口13をプロ
ペラボス19の後端面に開放する排気路29を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、推進機本体の支承され
てその後方へ突出するプロペラ軸にプロペラボスを嵌合
して連結し、このプロペラボスには、その軸線を囲み且
つその軸線と平行に配置される複数のブレード軸を介し
て複数のプロペラブレードを、これらがプロペラ直径を
最小にする閉じ位置と最大にする開き位置との間を回動
し得るように取付けた、船用の可変直径型プロペラに関
する。
てその後方へ突出するプロペラ軸にプロペラボスを嵌合
して連結し、このプロペラボスには、その軸線を囲み且
つその軸線と平行に配置される複数のブレード軸を介し
て複数のプロペラブレードを、これらがプロペラ直径を
最小にする閉じ位置と最大にする開き位置との間を回動
し得るように取付けた、船用の可変直径型プロペラに関
する。
【0002】
【従来の技術】かゝる可変直径型プロペラは、例えば米
国特許第3,565,544 号明細書に開示されているように、
既に知られている。
国特許第3,565,544 号明細書に開示されているように、
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】船用のエンジンの排気
方式は、プロペラボスを貫通する排気路を通して排ガス
を水中に放出する水中排気方式と、推進機とは関係なく
配管される排気管を通して排ガスを大気中に放出する大
気排気方式とに大別される。そして、水中排気方式は主
として船外機に適用され、大気排気方式は主として船内
機に適用される。
方式は、プロペラボスを貫通する排気路を通して排ガス
を水中に放出する水中排気方式と、推進機とは関係なく
配管される排気管を通して排ガスを大気中に放出する大
気排気方式とに大別される。そして、水中排気方式は主
として船外機に適用され、大気排気方式は主として船内
機に適用される。
【0004】ところで、従来の可変直径式プロペラは主
に船内機に用いられているため、水中排気方式について
全く考慮されていない。
に船内機に用いられているため、水中排気方式について
全く考慮されていない。
【0005】そこで、本発明は、エンジンの排ガスの水
中排気を可能にする前記可変直径型プロペラを提供する
ことを目的とする。
中排気を可能にする前記可変直径型プロペラを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プロペラボスの外周に、各複数の凹部及
びランド部とを周方向交互に並ぶように形成し、凹部に
は、それの前後方向両端壁に支承されたブレード軸に支
持されるプロペラブレードのボスを収容し、ランド部に
は、それを前後方向に貫通して推進機本体の排気出口を
プロペラボスの後端に開放する排気路を設けたことを第
1の特徴とする。
に、本発明は、プロペラボスの外周に、各複数の凹部及
びランド部とを周方向交互に並ぶように形成し、凹部に
は、それの前後方向両端壁に支承されたブレード軸に支
持されるプロペラブレードのボスを収容し、ランド部に
は、それを前後方向に貫通して推進機本体の排気出口を
プロペラボスの後端に開放する排気路を設けたことを第
1の特徴とする。
【0007】また本発明は、上記特徴に加えて、プロペ
ラボスの前端面に、前記排気出口を前記各排気路に連通
する筒状凹部を設けたことを第2の特徴とする。
ラボスの前端面に、前記排気出口を前記各排気路に連通
する筒状凹部を設けたことを第2の特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。先ず、図1において、船のトランサムに装着
される推進機本体1には、図示しないエンジンから駆動
される鉛直配置の駆動軸2と、この駆動軸2に前、後進
歯車機構3を介して連結する水平配置のプロペラ軸4と
が支承され、プロペラ軸4の、推進機本体1から後方へ
突出した部分に可変直径型のプロペラ5が装着される。
説明する。先ず、図1において、船のトランサムに装着
される推進機本体1には、図示しないエンジンから駆動
される鉛直配置の駆動軸2と、この駆動軸2に前、後進
歯車機構3を介して連結する水平配置のプロペラ軸4と
が支承され、プロペラ軸4の、推進機本体1から後方へ
突出した部分に可変直径型のプロペラ5が装着される。
【0009】前、後進歯車機構3は公知のベベルギヤ式
のもので、駆動軸2と平行な切換操作杆6の昇降によ
り、駆動軸2からプロペラ軸4を前進方向に駆動し得る
前進態様と後進方向に駆動し得る後進態様とに切換えら
れる。
のもので、駆動軸2と平行な切換操作杆6の昇降によ
り、駆動軸2からプロペラ軸4を前進方向に駆動し得る
前進態様と後進方向に駆動し得る後進態様とに切換えら
れる。
【0010】図2において、推進機本体1の後面に開口
する取付孔7には、プロペラ軸4を支承するための前後
一対のベアリング8,9を保持するベアリングホルダ1
0が嵌合されると共に、それを後方より押えるリングナ
ット11が螺着される。ベアリングホルダ10は前部の
ボールベアリング8を保持する大径筒部10aと、後部
のニードルベアリング9を保持する小径筒部10bとを
備え、両筒部10a,10bはテーパ状筒部10cを介
して一体に連結される。また小径筒部10bには、その
外周面から突出してリングナット11で押えられるフラ
ンジ10dが一体に形成されており、このフランジ10
dには、エンジンの排気ポートに推進機本体1の中空部
1aを介して連通する複数の排気出口13が設けられ
る。
する取付孔7には、プロペラ軸4を支承するための前後
一対のベアリング8,9を保持するベアリングホルダ1
0が嵌合されると共に、それを後方より押えるリングナ
ット11が螺着される。ベアリングホルダ10は前部の
ボールベアリング8を保持する大径筒部10aと、後部
のニードルベアリング9を保持する小径筒部10bとを
備え、両筒部10a,10bはテーパ状筒部10cを介
して一体に連結される。また小径筒部10bには、その
外周面から突出してリングナット11で押えられるフラ
ンジ10dが一体に形成されており、このフランジ10
dには、エンジンの排気ポートに推進機本体1の中空部
1aを介して連通する複数の排気出口13が設けられ
る。
【0011】さて、可変直径型のプロペラ5の構成につ
いて図2ないし図6により説明する。
いて図2ないし図6により説明する。
【0012】図2において、プロペラ軸4には、ベアリ
ングホルダ10の後端に隣接してスラスト板14がスプ
ライン15を介して嵌合される。そしてこのスラスト板
14はプロペラ軸4のテーパ面4aに当接して前方移動
が阻止される。またプロペラ軸4には、前端をスラスト
板14に当接させると共に後端をプロペラ軸4より後方
へ延出させる中空の延長軸16がスプライン17を介し
て着脱可能に嵌合される。この延長軸16は、プロペラ
軸4の後端外周に螺着される長軸袋ナット18の六角頭
部18aにより後端面が押えられる。
ングホルダ10の後端に隣接してスラスト板14がスプ
ライン15を介して嵌合される。そしてこのスラスト板
14はプロペラ軸4のテーパ面4aに当接して前方移動
が阻止される。またプロペラ軸4には、前端をスラスト
板14に当接させると共に後端をプロペラ軸4より後方
へ延出させる中空の延長軸16がスプライン17を介し
て着脱可能に嵌合される。この延長軸16は、プロペラ
軸4の後端外周に螺着される長軸袋ナット18の六角頭
部18aにより後端面が押えられる。
【0013】延長軸16の外周面には、その略全長に亘
りプロペラボス19が相対回転可能に嵌合される。図3
にも示すように、このプロペラボス19の後半部内周面
には環状凹部20が形成されており、この環状凹部20
に臨む延長軸16外周面に焼付けた円筒状のダンパゴム
21を該凹部20に圧入することによりトルク制限装置
49が構成される。而して、ダンパゴム21は一定の摩
擦力をもってプロペラボス19と連結され、一定値以上
の回転トルクを受けるとプロペラボス19との間に滑り
を生じるようになっている。
りプロペラボス19が相対回転可能に嵌合される。図3
にも示すように、このプロペラボス19の後半部内周面
には環状凹部20が形成されており、この環状凹部20
に臨む延長軸16外周面に焼付けた円筒状のダンパゴム
21を該凹部20に圧入することによりトルク制限装置
49が構成される。而して、ダンパゴム21は一定の摩
擦力をもってプロペラボス19と連結され、一定値以上
の回転トルクを受けるとプロペラボス19との間に滑り
を生じるようになっている。
【0014】このダンパゴム21の抜止めのために、そ
の後端を押える押え環22が延長軸16後端部に嵌合さ
れると共に、この押え環22、延長軸16及び長軸袋ナ
ット18に穿設された一連のピン孔23に割ピン24が
装着される。而して、この割ピン24はプロペラ軸4に
対する長軸袋ナット18の回り止めの役割りをも果す。
の後端を押える押え環22が延長軸16後端部に嵌合さ
れると共に、この押え環22、延長軸16及び長軸袋ナ
ット18に穿設された一連のピン孔23に割ピン24が
装着される。而して、この割ピン24はプロペラ軸4に
対する長軸袋ナット18の回り止めの役割りをも果す。
【0015】図2及び図4に示すように、プロペラボス
19には、その前半部において周方向に交互に並ぶ各3
個の凹部25及びランド部26と、各凹部25の前後両
側壁に開口する一対の軸受孔27,28と、各ランド部
26内を通ってプロペラボス19を軸方向に貫通する3
本の排気路29と、プロペラボス19の前面に開口して
前記スラスト板14を収容する筒状凹部30とが設けら
れ、排気路29及び前部軸受孔27は筒状凹部30に開
口する。そして各凹部25にはプロペラブレード31の
ボス31aが配置され、このボス31aにスプライン嵌
合するブレード軸32の両端が軸受孔27,28に回転
自在に支承される。
19には、その前半部において周方向に交互に並ぶ各3
個の凹部25及びランド部26と、各凹部25の前後両
側壁に開口する一対の軸受孔27,28と、各ランド部
26内を通ってプロペラボス19を軸方向に貫通する3
本の排気路29と、プロペラボス19の前面に開口して
前記スラスト板14を収容する筒状凹部30とが設けら
れ、排気路29及び前部軸受孔27は筒状凹部30に開
口する。そして各凹部25にはプロペラブレード31の
ボス31aが配置され、このボス31aにスプライン嵌
合するブレード軸32の両端が軸受孔27,28に回転
自在に支承される。
【0016】図2及び図5に示すように、全てのブレー
ド軸32は同期装置33により相互に連結され、同期回
動するようになっている。この同期装置33は、筒状凹
部30の底面から更に凹んで各ブレード軸32の外周面
の一部を露出させる三角状凹部34において延長軸16
に回転自在に支承される三角状の同期板35と、三角状
凹部34に露出した各ブレード軸32の外周面に開口す
る横孔37に嵌合支持される同期ピン36とからなって
いる。三角状同期板35の各頂部には連結溝38が、ま
た同期ピン36の横孔37から突出した一端には円筒状
の膨大部36aがそれぞれ形成されており、この膨大部
36aが対応する連結溝38に係合される。而して、全
てのブレード軸32は、それぞれの回動時、自己の同期
ピン36及び共通の同期板35を介して互いに回動角を
規制し合うことにより、同期回動することができる。
ド軸32は同期装置33により相互に連結され、同期回
動するようになっている。この同期装置33は、筒状凹
部30の底面から更に凹んで各ブレード軸32の外周面
の一部を露出させる三角状凹部34において延長軸16
に回転自在に支承される三角状の同期板35と、三角状
凹部34に露出した各ブレード軸32の外周面に開口す
る横孔37に嵌合支持される同期ピン36とからなって
いる。三角状同期板35の各頂部には連結溝38が、ま
た同期ピン36の横孔37から突出した一端には円筒状
の膨大部36aがそれぞれ形成されており、この膨大部
36aが対応する連結溝38に係合される。而して、全
てのブレード軸32は、それぞれの回動時、自己の同期
ピン36及び共通の同期板35を介して互いに回動角を
規制し合うことにより、同期回動することができる。
【0017】図6に示すように、ブレード軸32及び同
期板35の抜け止めのために、筒状凹部30の底面にカ
バー39がボルト40により固着される。このカバー3
9には前記3本の排気路29を閉鎖しないよう、3つの
切欠41が設けられる。
期板35の抜け止めのために、筒状凹部30の底面にカ
バー39がボルト40により固着される。このカバー3
9には前記3本の排気路29を閉鎖しないよう、3つの
切欠41が設けられる。
【0018】図4に示すように、各プロペラブレード3
1は、プロペラ直径Dを最小にする閉じ位置Aと、それ
を最大にする開き位置Bとの間をブレード軸32と共に
回動するもので、その閉じ位置Aを規制するためにプロ
ペラボス19の外周面に当接する第1ストッパ面42が
各プロペラブレード31の回転方向後端部に形成され、
またその開き位置Bを規制するために凹部25の一側面
に当接する第2ストッパ面43がブレードボス31aに
形成される。
1は、プロペラ直径Dを最小にする閉じ位置Aと、それ
を最大にする開き位置Bとの間をブレード軸32と共に
回動するもので、その閉じ位置Aを規制するためにプロ
ペラボス19の外周面に当接する第1ストッパ面42が
各プロペラブレード31の回転方向後端部に形成され、
またその開き位置Bを規制するために凹部25の一側面
に当接する第2ストッパ面43がブレードボス31aに
形成される。
【0019】また各プロペラブレード31は、その閉じ
位置Aに向ってばね付勢されるもので、そのための捩り
コイル型の戻しばね44(図2)がブレードボス31a
に装着される。
位置Aに向ってばね付勢されるもので、そのための捩り
コイル型の戻しばね44(図2)がブレードボス31a
に装着される。
【0020】さらに各プロペラブレード31には、その
回転方向後側に弾頭形の重錘45が螺着される。
回転方向後側に弾頭形の重錘45が螺着される。
【0021】この場合、図7及び図8に示すような構造
で重錘45を取付けてもよい。即ち流線形の重錘45の
前半部に設けたすり割り46にプロペラブレード31の
後縁部が嵌込まれ、プロペラブレード31の透孔47を
貫通するようにしてビス48が重錘45に螺着される。
また重錘45には、鎖線で示すような付加重錘45aを
設けてもよい。
で重錘45を取付けてもよい。即ち流線形の重錘45の
前半部に設けたすり割り46にプロペラブレード31の
後縁部が嵌込まれ、プロペラブレード31の透孔47を
貫通するようにしてビス48が重錘45に螺着される。
また重錘45には、鎖線で示すような付加重錘45aを
設けてもよい。
【0022】次にこの実施例の作用について説明する。
【0023】駆動軸2から前、後進歯車機構3を介して
プロペラ軸4が駆動されると、その駆動トルクは、スプ
ライン17、延長軸16及びダンパゴム21を順次経て
プロペラボス19へと伝達するので、このプロペラボス
19と共にプロペラブレード31群が回転して推力を発
生する。
プロペラ軸4が駆動されると、その駆動トルクは、スプ
ライン17、延長軸16及びダンパゴム21を順次経て
プロペラボス19へと伝達するので、このプロペラボス
19と共にプロペラブレード31群が回転して推力を発
生する。
【0024】而して、プロペラボス19の低速回転域で
は、各プロペラブレード31は戻しばね44の弾発力に
より閉じ位置Aに保持されて、プロペラ直径Dを最小に
しているので、発生する推力が比較的小さく、トローリ
ングを容易に行うことができる。
は、各プロペラブレード31は戻しばね44の弾発力に
より閉じ位置Aに保持されて、プロペラ直径Dを最小に
しているので、発生する推力が比較的小さく、トローリ
ングを容易に行うことができる。
【0025】その後、プロペラボス19の回転速度が一
定値を超えて上昇していくと、各プロペラブレード31
は、それ自体及び重錘45に作用する遠心力が戻しばね
44の弾発力と釣合うところまで開いていく。そして所
定の高速回転域に入ると最大の開き位置Bに達してプロ
ペラ直径Dを最大にするので、大なる推力を発生して高
速クルージングを可能にする。
定値を超えて上昇していくと、各プロペラブレード31
は、それ自体及び重錘45に作用する遠心力が戻しばね
44の弾発力と釣合うところまで開いていく。そして所
定の高速回転域に入ると最大の開き位置Bに達してプロ
ペラ直径Dを最大にするので、大なる推力を発生して高
速クルージングを可能にする。
【0026】この間、全てのプロペラブレード31のブ
レード軸32は、前述のように同期装置33を介して互
いに同期回動するので各プロペラブレード31に働く遠
心力、戻しばね44の弾発力等の差や水の抵抗、その他
の外的要因による開き角度のばらつきを無くして、常に
プロペラ5の性能の安定化を図ることができる。
レード軸32は、前述のように同期装置33を介して互
いに同期回動するので各プロペラブレード31に働く遠
心力、戻しばね44の弾発力等の差や水の抵抗、その他
の外的要因による開き角度のばらつきを無くして、常に
プロペラ5の性能の安定化を図ることができる。
【0027】航行中、浮流物等の小障害物がプロペラブ
レード31に当った場合には、ダンパゴム21に捩り変
形が生じて、プロペラブレード31に加わる衝撃力を緩
和することができる。また岩等の大障害物がプロペラブ
レード31に当った場合には、ダンパゴム21とプロペ
ラボス19との嵌合面間に滑りが生じ、プロペラ軸4が
プロペラボス19に対して空転するので、プロペラブレ
ード31及び動力伝達系への過負荷を遮断することがで
きる。
レード31に当った場合には、ダンパゴム21に捩り変
形が生じて、プロペラブレード31に加わる衝撃力を緩
和することができる。また岩等の大障害物がプロペラブ
レード31に当った場合には、ダンパゴム21とプロペ
ラボス19との嵌合面間に滑りが生じ、プロペラ軸4が
プロペラボス19に対して空転するので、プロペラブレ
ード31及び動力伝達系への過負荷を遮断することがで
きる。
【0028】また図示しないエンジンの排ガスは推進機
本体1の中空部1aに排出されるもので、その排ガスは
ベアリングホルダ10の排気出口13を経てプロペラボ
ス19の筒状凹部30へ出、そこから3本の排気路29
に分流し、水中に放出される。したがって、プロペラボ
ス19の回転中と雖も、排ガスの3本の排気路29への
分配の均等化を図ることができる。しかも、各排気路2
9は、プロペラボス19の軸線と平行な3本のブレード
軸32の間を通るように形成されているので、ブレード
軸32に邪魔されることなく、しかもプロペラボス19
の大径化を伴うことなく必要且つ充分な断面積を確保す
ることができ、排ガスの均等分配と相俟って排気抵抗の
低減に寄与し得る。一方、ブレード軸32は、排気路2
9に邪魔されることなく、前後一対の軸受孔27,28
による両端支持が可能となり、プロペラブレード31を
強固に支持することができる。
本体1の中空部1aに排出されるもので、その排ガスは
ベアリングホルダ10の排気出口13を経てプロペラボ
ス19の筒状凹部30へ出、そこから3本の排気路29
に分流し、水中に放出される。したがって、プロペラボ
ス19の回転中と雖も、排ガスの3本の排気路29への
分配の均等化を図ることができる。しかも、各排気路2
9は、プロペラボス19の軸線と平行な3本のブレード
軸32の間を通るように形成されているので、ブレード
軸32に邪魔されることなく、しかもプロペラボス19
の大径化を伴うことなく必要且つ充分な断面積を確保す
ることができ、排ガスの均等分配と相俟って排気抵抗の
低減に寄与し得る。一方、ブレード軸32は、排気路2
9に邪魔されることなく、前後一対の軸受孔27,28
による両端支持が可能となり、プロペラブレード31を
強固に支持することができる。
【0029】またトルク制限装置49のダンパゴム21
は、ブレードボス31aを収容する凹部25の後方にお
いて、延長軸16とプロペラボス19との間に介装され
るので、ブレードボス31aに邪魔されることなく大容
量のダンパゴム21の採用が可能となる。しかもダンパ
ゴム21の内周面は延長軸16に焼付けられ、その外周
面はプロペラボス19の後半部内周の環状凹部20の内
周面に圧接するものであるから、プロペラブレード31
に邪魔されることなくダンパゴム21の滑り面を極力大
径に設定でき、したがってトルク容量の大なるトルク制
限装置49を容易に得ることができる。
は、ブレードボス31aを収容する凹部25の後方にお
いて、延長軸16とプロペラボス19との間に介装され
るので、ブレードボス31aに邪魔されることなく大容
量のダンパゴム21の採用が可能となる。しかもダンパ
ゴム21の内周面は延長軸16に焼付けられ、その外周
面はプロペラボス19の後半部内周の環状凹部20の内
周面に圧接するものであるから、プロペラブレード31
に邪魔されることなくダンパゴム21の滑り面を極力大
径に設定でき、したがってトルク容量の大なるトルク制
限装置49を容易に得ることができる。
【0030】尚、固定ブレードを持つ通常型のプロペラ
を必要とする場合には、延長軸16を外して、プロペラ
軸4に通常型プロペラのボスを直接スプライン嵌合し、
そのボスをスラスト板14に押しつけるようにプロペラ
軸4後端にナットを螺着するものである。
を必要とする場合には、延長軸16を外して、プロペラ
軸4に通常型プロペラのボスを直接スプライン嵌合し、
そのボスをスラスト板14に押しつけるようにプロペラ
軸4後端にナットを螺着するものである。
【0031】上記実施例においては、本発明の要旨を逸
脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、ダンパゴム21及び延長軸16からなる緩衝装置を
廃止してプロペラボス19をプロペラ軸4に直接スプラ
イン結合することもできる。
脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、ダンパゴム21及び延長軸16からなる緩衝装置を
廃止してプロペラボス19をプロペラ軸4に直接スプラ
イン結合することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、プロペラボスの外周に、各複数の凹部及びランド部
とを周方向交互に並ぶように形成し、凹部には、それの
前後方向両端壁に支承されたブレード軸に支持されるプ
ロペラブレードのボスを収容し、ランド部には、それを
前後方向に貫通して推進機本体の排気出口をプロペラボ
スの後端に開放する排気路を設けたので、ブレード軸に
邪魔されることなく、断面積の大なる排気路をプロペラ
ボスに形成することができ、したがって可変直径型プロ
ペラにおいて、抵抗の少ない水中排気を行うことができ
る一方、ブレード軸は排気路に邪魔されることなく両端
支持が可能となる。しかもプロペラブレードのボスを収
容する凹部同士の間にランド部が存在することから、プ
ロペラボスの回転抵抗の減少にも寄与し得る。
ば、プロペラボスの外周に、各複数の凹部及びランド部
とを周方向交互に並ぶように形成し、凹部には、それの
前後方向両端壁に支承されたブレード軸に支持されるプ
ロペラブレードのボスを収容し、ランド部には、それを
前後方向に貫通して推進機本体の排気出口をプロペラボ
スの後端に開放する排気路を設けたので、ブレード軸に
邪魔されることなく、断面積の大なる排気路をプロペラ
ボスに形成することができ、したがって可変直径型プロ
ペラにおいて、抵抗の少ない水中排気を行うことができ
る一方、ブレード軸は排気路に邪魔されることなく両端
支持が可能となる。しかもプロペラブレードのボスを収
容する凹部同士の間にランド部が存在することから、プ
ロペラボスの回転抵抗の減少にも寄与し得る。
【0033】また本発明の第2の特徴によれば、プロペ
ラボスの前端面に、前記排気出口を前記各排気路に連通
する筒状凹部を設けたので、推進機本体の排気出口から
排出される排ガスを筒状凹部を介して回転する複数の排
気路に均等に分配することができ、排気抵抗の更なる減
少に寄与し得る。
ラボスの前端面に、前記排気出口を前記各排気路に連通
する筒状凹部を設けたので、推進機本体の排気出口から
排出される排ガスを筒状凹部を介して回転する複数の排
気路に均等に分配することができ、排気抵抗の更なる減
少に寄与し得る。
【図1】本発明の可変直径型プロペラを備えた船用推進
機の要部の一部縦断側面図
機の要部の一部縦断側面図
【図2】図1のプロペラ部の拡大縦断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】プロペラブレードの重錘の取付構造の変形例を
示す正面図
示す正面図
【図8】図7の8−8線断面図
A 閉じ位置 B 開き位置 D プロペラ直径 1 推進機本体 4 プロペラ軸 5 プロペラ 13 排気出口 16 延長軸 19 プロペラボス 25 凹部 26 ランド部 27 軸受孔 28 軸受孔 29 排気路 30 筒状凹部 31 プロペラブレード 31 ブレードボス 32 ブレード軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】このダンパゴム21の抜止めのために、押
え環22がダンパゴム21の後端と長軸袋ナット18の
六角頭部18aとの間に介入するよう延長軸16後端部
に嵌合されると共に、この押え環22、延長軸16及び
長軸袋ナット18に穿設された一連のピン孔23に割ピ
ン24が装着される。而して、この割ピン24はプロペ
ラ軸4に対する長軸袋ナット18の回り止めの役割りを
果す。
え環22がダンパゴム21の後端と長軸袋ナット18の
六角頭部18aとの間に介入するよう延長軸16後端部
に嵌合されると共に、この押え環22、延長軸16及び
長軸袋ナット18に穿設された一連のピン孔23に割ピ
ン24が装着される。而して、この割ピン24はプロペ
ラ軸4に対する長軸袋ナット18の回り止めの役割りを
果す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (2)
- 【請求項1】 推進機本体(1)に支承されてその後方
へ突出するプロペラ軸(4)にプロペラボス(19)を
嵌合して連結し、このプロペラボス(19)には、その
軸線を囲み且つその軸線と平行に配置される複数のブレ
ード軸(32)を介して複数のプロペラブレード(3
1)を、これらがプロペラ直径(D)を最小にする閉じ
位置(A)と最大にする開き位置(B)との間を回動し
得るように取付けた、船用の可変直径型プロペラにおい
て、 プロペラボス(19)の外周に、各複数の凹部(25)
及びランド部(26)とを周方向交互に並ぶように形成
し、凹部(25)には、それの前後方向両端壁に支承さ
れたブレード軸(32)に支持されるプロペラブレード
(31)のボス(31a)を収容し、ランド部(26)
には、それを前後方向に貫通して推進機本体(1)の排
気出口(13)をプロペラボス(19)の後端に開放す
る排気路(29)を設けたことを特徴とする、船用の可
変直径型プロペラ。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、プロペラ
ボス(19)の前端面に、前記排気出口(13)を前記
各排気路(29)に連通する筒状凹部(30)を設けた
ことを特徴とする、船用の可変直径型プロペラ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11827793A JP3311080B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 船用の可変直径型プロペラ |
| CA002123947A CA2123947C (en) | 1993-05-20 | 1994-05-19 | Propeller for boat |
| US08/246,974 US5494406A (en) | 1993-05-20 | 1994-05-20 | Propeller for boat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11827793A JP3311080B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 船用の可変直径型プロペラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06329084A true JPH06329084A (ja) | 1994-11-29 |
| JP3311080B2 JP3311080B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=14732676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11827793A Expired - Fee Related JP3311080B2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 船用の可変直径型プロペラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3311080B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1049870C (zh) * | 1994-10-20 | 2000-03-01 | 本田技研工业株式会社 | 船用推进器 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP11827793A patent/JP3311080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1049870C (zh) * | 1994-10-20 | 2000-03-01 | 本田技研工业株式会社 | 船用推进器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3311080B2 (ja) | 2002-08-05 |
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