JPH0632976Y2 - 人工地盤用板材 - Google Patents

人工地盤用板材

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JPH0632976Y2
JPH0632976Y2 JP14795388U JP14795388U JPH0632976Y2 JP H0632976 Y2 JPH0632976 Y2 JP H0632976Y2 JP 14795388 U JP14795388 U JP 14795388U JP 14795388 U JP14795388 U JP 14795388U JP H0632976 Y2 JPH0632976 Y2 JP H0632976Y2
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JP
Japan
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artificial ground
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fiber
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JP14795388U
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JPH02112726U (ja
Inventor
精三 鎌田
Original Assignee
セキソ株式会社
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軟弱地盤,水面等に敷設して、その上を車
輌,人等が乗ったり、通過することができる人工地盤用
板材に関する。
〔従来の技術〕
工事現場等で、常時地面が濡れているようなところを車
輌が通過するとき、車輌の重みで地面がえぐられ、水が
溜り、いよいよ地面が軟弱化して車輌の通行が困難とな
る。そこで、このような地面に対しては、ロードマット
を敷設し、車輌の通行を容易にしている。また、干潟の
干拓作業等でクレーン,リフト等の重機械を持ち込むた
めの地盤を形成するために、同様なロードマットを敷設
している。ところが、従来のロードマットは、必要な剛
体強度を与えることから、かなりの重量を持つものとな
っている。そのため、このロードマットの取扱い,運
搬,敷設作業等が重労働となって、作業者に敬遠されが
ちなものであった。
この問題を解消するため、本考案者等は、軽量でしかも
必要とする強度をもつ人工地盤用板材を開発し、実願昭
62-70685号として出願している。この先願で提案した人
工地盤用板材は、中空円筒状又はハニカム構造をもつ複
数の繊維強化プラスチックス材を外枠の内部に林立させ
ている。この人工地盤用板材において、繊維強化プラス
チックス材の配列された方向が人工地盤用板材に加わる
力と平行な方向であるため、大きな力に対しても充分耐
えるものとなる。そのため、作業者1人でも持ち運ぶこ
とができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
外枠を構成する材料は、鋳鉄,鋼板,強化合成樹脂等で
作られている。これらの材料は、強度的には充分なもの
である。しかし、人工地盤用板材の上を車輌や人が通過
するとき、非常に滑り易い表面状態になっている。これ
を避けるためには、外枠の表面に多数の凹凸を形成する
ことが考えられる。しかし、このような凹凸の形成は、
製作コストの上昇を招き、好ましくない。
また、クレーン,リフト等の重機械が人工地盤用板材の
上を頻繁に通過するような場合、外枠の摩耗が激しく、
繊維強化プラスチックス材を配置した内部が露出するこ
とになる。
そこで、本考案は、外枠の表面にライニング層を設ける
ことによって、滑り留めや耐摩耗性を向上させた人工地
盤用板材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の人工地盤用板材は、その目的を達成するため
に、板材の外殻となる中空の外枠と、該外枠の内部に林
立させた中空円筒状又はハニカム構造をもつ複数の繊維
強化プラスチックス材と、前記外枠の表面に設けられた
ゴム,ウレタン樹脂等のライニング層からなることを特
徴とする。
繊維強化プラスチックス材は、それらの間隙に埋め込ま
れている充填材で一体化して、外枠の内部に配置しても
良い。或いは、一対の保持板で繊維強化プラスチックス
材の両端を支持して、一体化することもできる。更に
は、繊維強化プラスチックス材を外枠の内部に多段配置
し、上段の繊維強化プラスチックス材と下段の繊維強化
プラスチックス材との間の位相をずらしても良い。
〔実施例〕
第1図は、本考案人工地盤用板材の基本的な形状を示
す。この人工地盤用板材1は、天板2a,底板2b及び側板
2cで構成される内部が空洞となった六面体形状の外枠2
を持っている。この外枠2の内部には、繊維強化プラス
チックス材でできた中空円筒体3が、その中空部を上下
方向に向けて、複数林立している。なお、以下の例にお
いては、外枠2に内蔵させるものとして中空円筒体3を
掲げている。しかし、中空円筒体3に代えて、同様に外
枠2の上下方向に向かって延びる多数の空洞をもつハニ
カム構造体を使用することもできる。
これら中空円筒体3の間には、第2図の一部分解断面図
で示すように、充填材4が充填されている。これによっ
て、多数の中空円筒体3が一体化される。また、中空円
筒体3の上下両端は、接着樹脂5により天板2a及び底板
2bの裏面に接着されている。
人工地盤用板材1の外枠2を構成する天板2aの表面に
は、ライニング層6が設けられている。ライニング層6
には、厚み5〜30mm程度のゴム,ウレタン樹脂等のシー
トが使用される。ライニング層6は、適宜の接着剤で張
替え可能に天板2aの表面に貼り付けられる。或いは、機
械的な係合手段により、天板2aの表面に固定することも
できる。更には、コーティング,焼付け等により、ゴ
ム,ウレタン樹脂等のライニング層を天板2aの表面に形
成することもできる。この場合、ライニング層の取替え
は、古くなったライニング層を機械的或いは化学的に除
去し、その上に新たなライニング層を形成する。
また、底板2bの表面に対しても、同様にライニング層6
を設けることができる。この場合、表裏を区別すること
なく、人工地盤用板材1を使用することができるため、
取扱いが容易になる。
このように人工地盤用板材1の表面にライニング層6を
設けることによって、天板2aに比較して摩擦係数が格段
に向上し、人工地盤用板材1の上を通過する車輌や人等
が通過するときのスリップがなくなる。また、ライニン
グ層6が摩耗した場合、新しいゴム,ウレタン樹脂等の
シートに貼り代えることによって、初期の摩擦抵抗が高
い状態に維持される。しかもこのライニング層6は、天
板2a又は底板2bの保護としても働くため、人工地盤用板
材1自体の寿命も長くなる。
中空円筒体3を一体化させる方法としては、充填材4に
代え、中空円筒体3の上下両端を一対の保持板で支持す
る方法もある。ななわち、第3図の分解斜視図で示すよ
うに、外枠2の内面に合成樹脂製の保持板7a,7bを配置
する。保持板7a,7bには、外枠2の内部に収められる複
数の中空円筒体3の両端部を嵌挿・支持するように、中
空円筒体3のサイズに対応して複数の孔8a,8bが設けら
れている。
保持板7a,7bによる中空円筒体3の両端部の支持を確実
にするためには、孔8a,8bをテーパ孔,底付き孔等に成
形したり、接着剤によって中空円筒体3の両端部を孔8
a,8bの周壁に接着したり、保持板7a,7bと天板2a及び
外の間に無孔板を配置する等の手段が採用される。保持
板7a,7bは、中空円筒体3を所定の位置関係に保持する
機能をもっておれば充分であり、人工地盤用板材1の平
面方向に沿った大きな力が加わらない。そのため、保持
板7a,7bの材料としては、安価な廃プラスチックス等を
使用することができる。しかし、安価に入手できるよう
な場合には、鉄板等に孔8a,8bを開けて使用することも
可能である。
本例の場合、外枠2を構成する天板2a及び底板2bは、周
辺に立ち上がった側縁部2d,2eを形成している。この側
縁部2d,2eには適宜の個所にボルト・ナット等の締結具
(図示せず)が設けられており、この締結具によって天
板2aと底板2bとを連結し外枠2を組み立てる。また、天
板2a及び底板2bの表面には、ライニング層6が形成され
ている。このライニング層6は、ゴム,ウレタン樹脂等
のシートを天板2a及び底板2bの表面に貼り付けたもので
あり、表面の摩擦係数を上げると共に、天板2a及び底板
2bの損耗を防ぐ保護層として働く。
外枠2に内蔵される中空円筒体は、第4図に示すように
多段に配置しても良い。この場合、天板2a及び底板2bで
区画された内部空間を厚み方向のほぼ中央部を境とし
て、中空円筒体3を上下二段に配置している。そして、
上段中空円筒体3aの両端部を保持板7a,7cで、下段中空
円筒体3bの両端部を保持板7b,7dで支持している。ま
た、上段中空円筒体3aのピッチに対して下段中空円筒体
3bのピッチを半周期だけずらせている。これにより、円
筒体3a,3bの長さが短くなり、座屈強度が向上する。ま
た、人工地盤用板材1に加わる力が上段中空円筒体3aと
下段中空円筒体3bとの間の境界で分散され、人工地盤用
板材1の全体に伝播するため、耐圧強度の大きな人工地
盤用板材1となる。この場合にも、天板2a及び底板2bの
表面にライニング層6を施し、人工地盤用板材1の摩擦
抵抗を大きくしている。
第1図〜第4図では、6面体形状の人工地盤用板材1を
示した。しかし、この種の人工地盤用板材1は、たとえ
ば干潟等の軟弱な地盤に敷設されることから、多数の人
工地盤用板材1を連続した状態で使用することが多い。
そこで、第5図(a)に示すように、人工地盤用板材1の
側面1aを丸く成形し、角部1bを切り欠いて連結具9を取
り付けたものが使用される。この連結具9は、U字型の
頭部9aと小径の脚部9bをもっている。そして、第5図
(b)に示すように複数の人工地盤用板材1を隣り合わせ
て配置したとき、連結具9相互の間に弾力性のある連結
紐10を掛け渡す。連結紐10は、頭部9aによって脚部9bか
ら抜け落ちることなく、相互の連結具9を接続してい
る。
このようにして連結された人工地盤用板材1の上を人や
車輌等が通過するとき、第5図(c)に示すように、人,
車輌等が乗っている部分に力が加わり、その部分の人工
地盤用板材1が降下する。この落下により、人工地盤用
板材1の表面が傾斜する。しかし、人工地盤用板材1の
表面に摩擦抵抗の大きなライニング層6が設けられてい
るので、人又は車輌等は、傾斜面を滑ることなく通過す
ることができる。なお、人工地盤用板材1の側面1aが丸
く成形されているため、降下した人工地盤用板材1に隣
接している人工地盤用板材1の追従性が良く、人工地盤
用板材1が急激に降下或いは上昇することがない。
以上に説明した、人工地盤用板材1は、その軽量性を活
かして水上に浮かべ、遊園地等における人工島として使
用することもできる。この場合、表面に貼られているラ
イニング層6が手掛かりとなって、たとえば水中から人
工地盤用板材1上への移動が容易に行われる。また、金
属質と異なり、ライニング層6の柔らかな感触が得られ
るので、肌が人工地盤用板材1に直接接触しても嫌われ
ることがない。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、中空円筒状
又はハニカム構造をもった繊維強化プラスチックス材を
林立させて外枠に内蔵させた軽量で且つ充分な強度をも
つ人工地盤用板材の表面にライニング層を形成している
ことによって、人工地盤用板材の上を通過する人や車輌
等がスリップを起こすことを防ぎ、また外枠自体の破損
も防止している。そのため、人工地盤用板材の用途が広
がると共に、寿命も長いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案人工地盤用板材の基本的な構造を説明す
るための図であり、第2図はその一部分解断面図、第3
図は中空円筒体の上下両端を保持板で支持した人工地盤
用板材を示し、第4図は中空円筒体を上下二段に配置し
た人工地盤用板材を示し、第5図は連結具を備えた人工
地盤用板材を示す。 1:人工地盤用板材、2:外枠 3:中空円筒体、3a:上段中空円筒体 3b:下段中空円筒体、4:充填材 6:ライニング層、7a,7b……保持板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材の外殻となる中空の外枠と、該外枠の
    内部に林立させた中空円筒状又はハニカム構造をもつ複
    数の繊維強化プラスチックス材と、前記外枠の表面に設
    けられたゴム,ウレタン樹脂等のライニング層からなる
    ことを特徴とする人工地盤用板材。
  2. 【請求項2】請求項1記載の繊維強化プラスチックス材
    が、それらの間隙に埋め込まれている充填材で一体化さ
    れていることを特徴とする人工地盤用板材。
  3. 【請求項3】請求項1記載の繊維強化プラスチックス材
    が、一対の保持板で両端を支持されていることを特徴と
    する人工地盤用板材。
  4. 【請求項4】請求項1記載の繊維強化プラスチックス材
    が、外枠の内部に多段配置されており、且つ上段の繊維
    強化プラスチックス材と下段の繊維強化プラスチックス
    材との間の位相をずらしていることを特徴とする人工地
    盤用板材。
JP14795388U 1988-11-11 1988-11-11 人工地盤用板材 Expired - Lifetime JPH0632976Y2 (ja)

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